JPH04154510A - 卵の選別包装装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は計量された卵をその重量に基づき包装する卵の
選別包装装置に関する。

（従来の技術） 卵は農林水産省取引規格の重量区分、ＳＳ（４０ｇ以上
〜４６ｇ未満）、Ｓ（４６ｇ〜５２ｇ未満）、ＭＳ（５
２ｇ〜５８ｇ未満）、Ｍ（５８ｇ〜６４ｇ未満）、Ｌ（
６４８〜７０ｇ未満）、２　Ｌ（７０ｇ　〜７６ｇ未満
）、及び規格外（７６ｇ〜）に基づき例えば１０個毎に
プラスチック製の容器で包装されて販売されている。こ
の種の選別包装装置は数多くあり、その処理能力も年々
増加している。

これら従来の卵の選別包装装置は、複数列で搬送されて
きた卵を計量後、単列搬送させ卵の重量に基づきその搬
送途上に設けられた包装装置に投入するもの、及び複数
列で搬送されてきた卵を単列に変更した後、計量してそ
の卵の重量に基づき包装するものである。

（発明が解決しようとする課題） 前記従来の卵の選別包装装置はいずれも包装する手段と
しての包装コンベアに待機した包装容器に、搬送されて
きた卵を順次投入するようにしたものである。

例えば、十個詰め包装容器としての身部３４ａ及びフタ
部３４ｂを有する鶏卵バック３４（第３図参照）におい
ては、−列に五個詰めで、二列の収容部３４ｃが形成し
である。よって、第４図に示すように一列目に五個投入
した後、−列目の５個目イから、二列目の一個目口に投
入する際には、卵の投入位置ａに対して、二列目の収容
部３４ｅを位置付けるべく、ｐ歩進分の鶏卵バック３４
の移動が実施される。また、二列目の５個目ハの収容部
に卵が投入されると、次の鶏卵バック３４の一列目の一
個目二に投入すべく、３ｐ歩進分の鶏卵バック３４の移
動が実施されるに のように次の卵が搬送されてくるまでに、ｐ歩進分の鶏
卵バック３４の移動、あるいは３ｐ歩進分の鶏卵バック
３４の移動を実施しなければならない。しかし卵の搬送
速度は当然３ｐ歩進分の移動速度に制限されており、ま
た３ｐ歩進分の移動速度は鶏卵バック３４に収容された
卵を不安定にするものであってはならないにのことは卵
の処理能力を高める上で、妨げとなっていた、（課題を
解決するための手段） そこて本発明は、鶏卵バックの移動速度に制限されず卵
の処理能力を高めるために、供給される卵を順次計量し
、計量後の卵を順次搬送させるとともに、卵の搬送途上
に設けられた放出場所に待機した包装容器に、所定の重
量区分別に分配する卵の選別包装装置において、前記放
出場所に待機した包装容器の一包装単位の個数を記憶す
る手段と、計量された卵の重量区分に基づき包装すべく
、前記記憶する手段で配憶された包装単位に対して最後
の一個に該当する卵の次に搬送する卵が、同一重量区分
における一個目の卵であるかどうかを判断する手段とを
設け、前記同一重量区分における一個目の卵である場合
に、別途設けられた放出場所で放出する卵の選別包装装
置を提供したもめである。

（実施例） 本発明を図面に示す好ましい一具体例に基づき説明する
。

第１図は本発明の奸才しい一具体例の概略図であり、計
量器１はＡ方向から搬送装置又は手作業により供給され
る卵２の重量を順次計量する。本具体例では、計量器１
は、左列で並列に供給される卵２を計量するため六個設
けられているが、本発明はこれに限定されず、−列で供
給される卵の場合には、−個でよい、計量器１で計量さ
れた卵２は、第２図に示されるように、搬送装置３の把
持部４に順次把持されてＢ方向に一列で搬送される。こ
の把持部４としては、特開昭５７−１３０２４号に開示
されるような構成を有するものが用いられる。計量器１
で計量された卵２の各重量は、第５図に示されるような
マイクロコンピュータ等からなる制御装置５の制御下で
卵２の搬送順と同順で記憶装置６に記憶される。搬送装
置３には前述の把持部４が取り付けられており、この把
持部４をＢ方向に移動させる無端チェーン７及びこの無
端チェーン７を走行させるモータ８等からなり、モータ
８には、無端チェーン７の走行量、換言すれば把持部４
の走行量を検出するエンコーダ９が連結されており、エ
ンコーダ９により検出される走行量は、制御装置５に供
給されている。制御装置５は第６図に示すフローチャー
トで示すプログラムを実行し、実行結果に基づいて搬送
装置３の搬送途上に設けられた包装ライン１０〜１６及
び別途設けられた包装ライン１７に対応して設けられた
開放機構１８〜２５及び駆動機構２６〜３３を各々作動
させるとともに、計量器１がらの重量の信号を読み込み
、そうして記憶装置６に対して卵重の記憶等を命令する
。また、このとき記憶装置６には包装容器の一包装単位
の個数を記憶しており、読み込まれた卵重の卵が一包装
単位に対して何個目であるかを記憶している。ところで
開放機構１８〜２５においても特開昭５７−１３０２４
号に開示されるような構成を有するものが用いられる。

ｒＭ放機楕１８〜２５は各々、制御装置５からの開放命
令により開放機構に対応する包装ライン上の放出場所に
到来した卵２を把持部４がら開放する１、開放された卵
２は包装ライン上に載置された包装用の容器、例えば１
０個詰め可能なプラスチック製の容器３４に投入される
。駆動機構２６〜３３の各々は、制御装Ｗ５からのｐ歩
進又は３ｐ歩進命令により包装ライン１０〜１７の各々
のベルトコンベアをｐ歩進又は３ｐ歩進させる。

制御装置５からのｐ歩進命令では、容器３４の一列側の
卵の投入が完了し、他方の列側に対する卵の投入がおこ
なわれるべく、容器３４の約半分程度の移動がベルトコ
ンベアにより実行され、３ｐ歩進命令では、容器３４の
二列に対して卵の投入が完了し、次ぎの容器に対する卵
の投入が行なわれるべく、容器３４のフタ部３４ｂ程度
の移動がベルトコンベアにより実行される。なお、本具
体例では、各列に五個の合計＋側の卵を包装し得る容器
３４が用いられるが、本発明はこれに限定されない。包
装ライン１０では、重量区分における規格外に対する卵
の包装が、包装ライン１１では、重量区分ＳＳに対する
卵の包装が、包装ライン１２では、重量区分Ｓに対する
卵の包装が、包装ライン１３では、重量区分２Ｌに対す
る卵の包装が、包装ライン１４では、重量区分しに対す
る卵の包装が、包装ライン１５では、重量区分Ｍに対す
る卵の包装が、包装ライン】６ては、重量区分ＭＳに対
する卵の包装が、各々行なわれ、包装ライン１７では、
包装ライン１０〜１６のいずれかの包装ラインに対応し
た開放機構１８〜２４へ送られるべき開放信号が制御装
置５により切り換えられることにより、開放機構２５へ
送られ、包装ライン１７で対象の卵の包装が行なわれる
。

次にこのように構成された卵の選別包装装置５０の動作
をフローチャートと共に説明する。制御装置５では、ま
ずステップ５１で、制御装置５による開放機構１８〜２
５への開放命令の送出、駆動機構２６〜３３へのｐ歩進
命令又は３ｐ歩進命令の送出、計量機１から一つの卵重
の読み込み及びこの読み込んだ卵重の重量区分ＳＳ〜規
格外への割り当てと記憶装置６への記憶、および該当す
る開放機構１８〜２４への開放信号の割り当て、並びに
エンコーダ９からの走行量の読み込みが行なわれる。ス
テップ５２では、読み込んだ卵重の卵は、容器３４の包
装単位に対して最後の一個、すなわち九個目に該当する
卵重（第４図参照）の次に続いて搬送する卵であり、同
一重量区分における一個目の卵重に該当する卵であるか
を判断するために、まず今読み込んだ卵重の卵が一包装
単位としての一個目の卵であるか否かが検査され、−個
目の卵でない場合はステイップ５１へ戻る。−個目の卵
である場合にはステップ５３において、その卵は続いて
同一包装ラインに投入すべく割り当てられた卵であるか
否かが検査され、続いて同一包装ラインに投入される卵
でない場合にはステップ５１へ戻る。続いて同一包装ラ
インに投入すべく割り当てられた卵である場合にはステ
ップ５４において、包装ライン１７に投入すべく開放機
構２５への開放信号へ切り換えられる。すなわち、例え
ばステップ５１で読み込まれた卵重が重量区分Ｍに該当
し、Ｍの包装ライン１５に待機した容器３４の一列目の
１個目に投入すべく割り当てられると、ステップ５３に
おいて該卵重の前に読み込んだ卵重が同じく重量区分Ｍ
に対する卵である場合に、制御装置５から開放機構２３
に対して送るべく割り当てられていた開放命令を開放機
構２５へ送るべく切り換えられる。よって、包装ライン
１５上に待機中の容器３４に投入されるべきＭサイズの
卵は、包装ライン１５を通り越して包装ライン１７上に
待機した容器３４に投入される。

他の実施例として、エンコーダ９からの走行量の読み込
みの結果、把持部４が一単位距離すなわち把持部４間の
距離　進む速度が、３ｐ歩進移動する速度に比較して速
い場合に、包装ライン１７に投入すべく切り換え、開放
機構２５に対して開放命令を送出するようにしてもよい
。

また把持部４が一単位距離すなわち把持部４間の距離　
を移動する時間が、新たな容器を投入位置ａに位置付け
る移動時間よりも短い卵の選別包装装置であってもよい
、この場合、実際には原料となる卵は各サイズが平均的
に分布しているのが通常であり、分配コンベアによって
搬送されている一包装単位の最後の卵とその卵の継ぎの
卵が同一重量区分である確率は低く（−包装単位の数量
に影響される。）、特に既述したような別途の包装ライ
ンを設備することなく、包装せずに持ち越し、単に分配
コンベア最終部に於いて各サイズまとめて強制放出させ
てもよい。

その他、別途設ける包装ラインは各重量区分毎に設けて
もよい。

（発明の効果） 既述したように、本発明によって卵の包装容器の移動速
度とは関係なく卵の搬送速度を上げることができ、その
結果卵の処理能力を上げることができた。

また包装ラインを別途設ける必要もなく、安価で高速処
理の卵の選別包装装置を提供することが可能となった。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の好ましい一具体例の概略図、第２図は
第１図に示す具体例の部分詳細図、第３図は容器の斜視
図、第４図は第１図に示す具体例の電気関係ブロック図
、第５図は第１図に示す具体例で実行されるプログラム
のフローチャートである １　　、計量器　　　５．　　制御装置６、　　記憶装
置 １０〜１７　、包装ライン １８〜２５．　、　ＩｆＦｌ放機楕 ３４１．容器

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　供給される卵を順次計量し、計量後の卵を順次搬送さ
   せるとともに、卵の搬送途上に設けられた放出場所に待
   機した包装容器に、所定の重量区分別に分配する卵の選
   別包装装置において、 前記放出場所に待機した包装容器の一包装単位の個数を
   記憶する手段と、 計量された卵の重量区分に基づき包装すべく、前記記憶
   する手段で記憶された包装単位に対して最後の一個に該
   当する卵の次に搬送する卵が、同一重量区分における一
   個目の卵であるかどうかを判断する手段とを設け、 前記同一重量区分における一個目の卵である場合に、別
   途設けられた放出場所で放出することを特徴とする卵の
   選別包装装置。