JPH041540A - 力覚センサ - Google Patents

力覚センサ

Info

Publication number
JPH041540A
JPH041540A JP2165752A JP16575290A JPH041540A JP H041540 A JPH041540 A JP H041540A JP 2165752 A JP2165752 A JP 2165752A JP 16575290 A JP16575290 A JP 16575290A JP H041540 A JPH041540 A JP H041540A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elastic
elastic beam
load
axis
axis direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2165752A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Fukuda
敏男 福田
Katsumichi Kamiyanagi
勝道 上柳
Mitsuo Kobayashi
光男 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP2165752A priority Critical patent/JPH041540A/ja
Publication of JPH041540A publication Critical patent/JPH041540A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、力覚センサに関し、詳しくは、ロボット等に
装着して加えられた力を互いに直交する3方向の分力お
よびその3方向の軸の周りのモーメントを分解して検出
可能な力覚センサに関する。
〔従来の技術〕
従来のこのような力覚センサとして、特殊な構造体に複
数の歪ゲージを配設し、構造体に力が加えられたときに
生じる歪を歪ゲージの抵抗変化に伴う電圧変化として検
出するようにしたものが知られている。第11図はこの
ような力覚センサの一例を示す0本例の力覚センサは、
図示のような上部リング21と下部リング22との組合
せによって構成されるもので、それぞれに、複数の歪ゲ
ージ23が設けられており、上部リング21を介して力
覚センサに加えられた力をこれらの歪ゲージ23の抵抗
変化に伴う電圧変化として検出するものである。
このように構成された力覚センサにおいては、例えば、
Z軸方向の荷重が加わると、上部リング21が同方向に
変形することにより上部リング21に装着された歪ゲー
ジ23を介してその力が検出される。また、Z軸の周り
のモーメント力が加わると下部リング22が同方向に変
形することにより下部リング22に装着された歪ゲージ
23を介してそのモーメント力が検出される。か(して
、互いに直交するx、y、zの3軸方向の力(i”x、
 pyおよびFz)と各軸の周りのモーメント(MX、
 MYおよびMz)を検出することができる。
第12図は力覚センサの他の従来例で、1つのリング部
材24に図示のように配設された歪ゲージ23により6
軸の力を検出することができる。
すなわち、本例の原理は、第13A図および13B図に
示すように1方向の力Fを検出する検出要素25と、1
方向のモーメントMを検出する検出要素26とを組み合
わせて、前例と同様に3軸方向の力とその周りのモーメ
ントを検出するようにしだものである。ここで、1方向
の力Fを検出する検出要素25は、ある方向の力Fに対
しては弾性変形部(以下で弾性部という)27を介して
大きく変形し、それ以外の方向の力とモーメントに対し
ては剛性を持った構造であり、また1方向のモーメント
Mを検出する検出要素26は、ある方向のモーメントM
に対しては弾性変形部(以下で弾性部という)28を介
して大きく変形し、それ以外の方向のモーメントと力に
対しては剛性を持った。
このような構造の検出要素においては、検出すべき力ま
たはモーメントが加わったときに大きく変形する弾性部
27や28に歪ゲージ23を貼付し、それらの歪ゲージ
23でホイートストンブリッジ回路を構成し、検出すべ
き力またはモーメントが加わった時に歪ゲージ23の抵
抗値が変化して、ホイートストンブリッジ回路の出力電
圧が変化することから、検出すべき力またはモーメント
の大きさを検出することができる。
第14図は更に他の従来例である。この例は検出用構造
部材30の中心部31から外周部32に4本の弾性梁3
3が十字状に突設されており、これら4本の弾性梁33
の表面に貼付された歪ゲージ23がホイートストンブリ
ッジ回路に組込まれていて、検出部材30に、外部から
力またはモーメントが加わった時に、4本の弾性梁33
にそれぞれの力またはモーメントに応じた変形が生じ、
各歪ゲージ23における出力電圧が変化するのをブリッ
ジ回路を介して検出するようにしたものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述したような従来の力覚センサでは、
歪を検出するために歪ゲージを特定の部分に正確に貼付
する必要があるが、貼付作業は人手によるものであるた
め正確性に欠ける。また、歪ゲージに位置ずれが生じた
場合、6軸の力が干渉して検出される慣れがありセンサ
の信頼性を低下させる原因となる。
また、歪ゲージの抵抗値変化量は非常に小さいため、力
覚センサを使用する環境によっては歪ゲージや配線等か
ら電気的ノイズを拾う場合があり、センサのS/N比の
低下をもたらす。
さらに、配電線のがいし交換などの活線作業にみられる
特殊な作業では、ロボットマニュピユレータ先端と、人
間が遠隔操作する操作部との間を電気的に絶縁しなけれ
ばならない。ところが従来の力覚センサでは、歪ゲージ
に電圧を供給したり、ホイートストンブリッジ出力を取
り出すために、電気配線が不可欠であり、ロボットマニ
ュピユレータ先端と、人間が遠隔操作する操作部との間
を電気的に完全に絶縁することができないという問題点
があった。
本発明の目的は、かかる問題点を解決するために、歪ゲ
ージに代えて光ファイバのマイクロベンディング損失を
検出原理として採用することにより、使用環境や検出素
子の装着位置精度等によって測定結果が左右されず、温
度の影響が歪ゲージよりはるかに少な(常に安定して6
軸の力が検出可能な力覚センサを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
光ファイバは、第15図に示すように、コア41とクラ
ッド42との間で光が全反射しながら伝達されるもので
あるが、光ファイバに曲がりがあると図示のように漏洩
光が生じ、漏洩量は光ファイバの曲率半径に関係する(
これを光ファイバのマイクロベンディング損失という)
そこで、本発明では、荷重により光ファイバにマイクロ
ベンディングを与えると、光フアイバ内の伝達光のモー
ド変換、漏洩等によって出力光量が変化するのを利用し
、光ファイバをばね構造体に関連して適切に配置するこ
とにより6軸の力を検出可能とする。
すなわち、本発明は、受圧部を介して加えられた荷重に
応じて限定された範囲で変形が可能な弾性部を有するば
ね構造体と、該ばね構造体の前記弾性部に関連する複数
の検出位置に所定の曲率半径を保った状態で接触する複
数の光ファイバとを具え、前記弾性部の変形により前記
複数の光ファイバから得られる出力光量が変化するのを
測定することにより前記荷重を検出するようにしたこと
を特徴とするものである。
〔作 用〕
本発明によれば、荷重が加えられると、ばね構造体の複
数の弾性部が荷重の方向によって限定された範囲でそれ
ぞれ変形し、その変形によって弾性部と関連する位置に
設けられ所定の曲率半径を保って曲げられた光ファイバ
の少なくとも1つ以上の曲率が変化するので、それらの
光ファイバからの出力光量が変化する。その変化を電気
的に測定することにより、3軸方向の力およびその各軸
の周りのモーメントを演算検出することが可能となり、
しかも従来の歪ゲージを検出素子としたものに比べて使
用環境やゲージ設置位置の精度に検出結果が影響される
ようなことがない。
〔実施例〕
以下に、図面に基づいて本発明の実施例を詳細かつ具体
的に説明する。
第1図および第2図は本発明の力覚センサの基本的な構
成に係わる実施例を示し、ここで、1はその上面から荷
重が作用する受圧板であり、例えばロボットに使用され
る場合はこの部分にロボットハンド等が取付けられる。
2はその中央の支持性(突起部) 2Aで受圧板1を支
持し、突起部2人の周囲に薄肉の十字形ばね2Bが形成
された構造体(ばね構造体)であり、紙面とは鉛直のX
軸、紙面に平行なY軸まわりに回転自在に保持されると
共に2軸方向の移動の自由度を有する。
すなわち、構造体2の十字形ばね2Bの更に外側は第2
図(B)(第2図(A)のA−A線断面図)に示すよう
に方形の剛体部2Cに変形されていて、剛体部2Cの更
に外側には四方に突部2Dが突設され、これらの突部2
Dが外部ケース3の光フアイバ保持部3Aに軽く当接し
ている。
また、4は構造体2の下面と外部ケース3の底面との間
に設けられた4本の支持軸であり、撓み自在なように弾
性を有し、構造体2の下面および外部ケースの底面にそ
れぞれインローで固定されている。
そこで5ばね構造体2のX軸およびY軸方向の移動は十
字型ばね2Bのつっばりと、上述した突部2Dが光フア
イバ保持部3Aに当接していることとによって拘束され
ているが、その方向の力を光フアイバ保持部3Aに伝達
することが可能であり、同時にX軸およびY軸のまわり
の揺動動作を許容する。更にまたZ軸のまわりの回動動
作は拘束されるが、支持軸4の撓みによって2軸方向の
移動を許容する。
また、構造体2には光フアイバ保持部2Eが4個所に設
けられていて、保持部2Eの上面に受圧板lの突部IA
が接触を保っている。5および6はそれぞれ180°に
折曲げられた湾曲部5AJよび6A(荷重検出部)を有
する光ファイバであり、これらの荷重検出部5Aおよび
6Aでは後述する構造体2の動作に従って、その湾曲形
状が変化する。7は光ファイバ5の突部2Dに対する押
付は力を調整するための調整ねじである。
そこで、このように構成した力覚センサにおける6軸の
力検出の原理を第1図および第2図をモデル化した第3
A図および第3B図に従って説明する。なお以下で「ば
ね」はそのばね方向の変位が可能な状態を示すものであ
る。
ここで、PO〜P3はZ方向のばね、P4.P5. P
8. P9はX方向のばね、P6. P7. PIO,
pHはY方向のばねを表わす、 doはPO〜P3のば
ねからX軸又はY軸までの距離、dlはばねP6.P7
.PIO,pHからY軸までおよびP4.P5.P8.
P9からX軸までの距離を、また、Lo、L+は図に示
した距離を表わす。
そこで、受圧板lに矢印で示すよりな力F(F工、F、
、F、)が加わったとしくu、 v)を力の作用点のX
、Y座標とする(但し、f、ばばねPIlの発生する力
)と、 ■ Z方向の力のつり合いから F!=  (f@+f慕十 ft+fs)    ・・
・ (1)■ Y軸まわりのモーメントのつり合いから
uFx=do(fo+f+−fa−fs)  ・=(2
)■ X軸まわりのモーメントのつり合いからvFx 
= do (−fo+ L −fオ+fs)  ・・・
(3)よって よって また定義より Mx”VFt =do (−fo+f+  fz+ f
m) ”・(U1i1y=−uFi = −do (f
o+f+−fa−fs) −(9)さらに原点よりZ方
向にLoの点まわりのモーメントのつり合いより LoFy=do (−fo+ f+ −ft+ fx)
+L+ (fs+fy−f+o +f++)  川(1
0)また LoFx= do (fa+ f+  fz  fs)
+ Ll (f4 + fs  ta + fo)よっ
て(10)より ・・・(11) さらにZ軸まわりのモーメントは L=d+(f4−fs+fe−f、+fa  fs+f
+。−fl、)・・・(14) 以上の式から F=Cf ・・・(15) ここに よって、(15)式から1が分かればFを求めることが
できる。なおここで、fは光ファイバの変形量から求め
られるものである。
第4図は光ファイバに入射させたレーザ光がマイクロベ
ンディングによって変化し、出力光量が低下するのを確
認するための実験装置を示す。光ファイバにHe−Ne
レーザ発振器から入射させたレーザ光が、ファイバに加
えられた荷重によって、マイクロベンディングを受は変
化するのを受光装置(フォトダイオード)で受光し、そ
の出力を増幅器およびA/D変換器で増幅およびA/D
変換してCPUに取込み、その光の変化量から荷重の各
成分を演算した。
第5図はX軸方向にのみ荷重を加えたときのF8の計測
結果であるが、この図から分かるように、F8以外の力
成分が干渉して出力されている。そこでこのような各成
分間の干渉を除くために、先に(16)式で定義される
行列Cを用いて実験を行った結果、第6図に示すように
干渉の度合を抑制することができた。
第7A図および第7B図は本発明の具体的な構成に係わ
る第2実施例を示す。ここで、5−5〜5−12は構造
体2の剛体部2CにX軸方向およびY軸方向から接する
所定の曲率半径で180°に折曲げられた各光ファイバ
5の湾曲部(荷重検出部)であり、6−1〜6−4は構
造体2の剛体部2Cに2軸方向から同様にして接する光
ファイバ6の湾曲部(荷重検出部)である。
このような構造において、外部ケース3をロボットアー
ム側に取り付けると、受圧板1を介してロボットハンド
に加えられた力に応じて十字ばね2Bおよび4本の支持
軸4がそれぞれ変形しやすい方向に大きく変形する。そ
の結果、受圧板1および十字ばね2Bを支持する剛体部
2Cが、それらに接触している12個の荷重検出部6−
1〜6−4および5−5〜5−12におけるファイバ6
.5の曲率半径を変化させ、マイクロベンディング損失
により荷重検出部6−1〜6−4および5−5〜5−1
2を経由する出力光量の変化から各荷重検圧部にかかる
力を知ることができる。
いま各荷重検出部にかかる力をf(n) (ここでnは
荷重検出部5−16−の−〇を表す)とすると、加えら
れた荷重の6方向成分は以下のように計算できる。
F(xl = K+ R(7)十f(8−f(11)−
f(12))F(yl=に、(f(SL+f(6−f(
9)−f(10)F(z  =Ks(f(1)+f(2
)+f(31+f(4)M(x) = K4(f(3)
+f(4)−f(1)−f(2)M(y  =Ks(f
(2)÷f(31−f(1)−f(4)M(z)=Kg
(f(5)+f(7+f(9)+f(11)−f(6)
−f(8)−f(10)−f(12))ここでに1〜に
、は比例定数を示す。
また、各方向の力とモーメントの最大および最小検出量
は、十字形ばね2Bにおけるばねの厚さおよび幅を変え
ることによる十字形ばねのばね定数、および4本の支持
軸4の直径を変えることによる円柱梁の弾性の変更によ
り、任意に設定することができるのはいうまでもない。
第8A図および第8B図は本発明の第3実施例を示す、
なお、第8A図では第8Bから受圧板を除いた状態が示
されている。これらの図において、12はばね構造体、
12Aはその中央の突起部(支持軸)、12Bはその突
起部12Aの下端部から放射状に四方に突設した4本の
第1の弾性梁、12Cは第1の弾性梁12Bの端部から
突起部12Aに沿って立上った第2の弾性梁、12Dは
更に第2の弾性梁12Cの各上端と周囲の剛体部12E
との間を連結している第3の梁である。また15−1〜
15−4.16−5〜8.17−9〜12はある曲率半
径をもって180度曲げられた光ファイバからなる12
個の荷重検出部である。
このような構造において、外部ケース3をロボットアー
ム側に取り付けると、それぞれ4本の第1の梁12B 
、第2の梁12Cおよび第3の梁12Dからなる弾性変
形部が、ロボットハンドに加わる力に応じて変形する。
その結果、それぞれ4本の第1の梁12B 、第2の梁
12Gおよび第3の120が、それらと接触している1
2個の荷重検出部の光ファイバの曲率半径を変化させ、
マイクロベンディング損失により荷重検出部を経由する
出力光量を変化させるので、各荷重検出部にかかる力を
知ることができる。
いま各荷重検出部にかかる力をF(n) (ここでnは
荷重検出部15−.16−.17−の−nを表す)とす
ると、加えられた荷重の6方向成分は以下のように計算
できる。
F(x)=に、′(f(3Df(9)−[1)−f(1
1))F(y)=に*’ (f(2)+f(12)−f
(4)−f(10))F(z)=に+’ (f(5)+
f(6)+f(7)+f(8)JM(x =に4’ (
f(7)−f(5))M(y)=Ks′(f(6)−f
(8))M(z =に、′(f(9)÷f(10)+f
(11)+f(12)ここにに、′〜Ks′は比例定数
を示す。
また、各方向の力とモーメントの最大および最小検出量
は、それぞれ4本の第1の梁12Bと第2の梁12Gと
第3の梁120の、幅と厚さとを変えることによる弾性
の変更により、任意の大きさに設定することができるの
はいうまでもない。
第9A図および第9B図は本発明の第3実施例の変形例
を示す、なお、第9A図は第9B図から受圧板を除いた
状態を示している。
本変形例と、第3実施例との差異は、弾性変形部を構成
しているそれぞれ4本の第1の梁22Bと第2の梁22
Cと第3の梁220の間の、相対的な位置関係の違いの
みであり、それ以外の構成および機能は前記の第8A図
および第8B図で説明したものと同一であるので説明を
省略する。
第10A図〜第1Oc図は本発明の第4実施例で、第1
0C図は本実施例の要部であるばわ構造体32の斜視図
である。また、第10A図は第10B図がら受圧板lを
除いた状態を示している。
これらの図において、1は力を受ける受圧板、32Aは
構造体32の中心に突設した支持軸、32Bは支持軸3
2AからX軸およびY軸方向に突出された十字型ばね、
32Gは第10C図に示すようにY軸、Z軸に平行な板
ばね部、32DはX軸およびZ軸に平行な板ばね部であ
る。また、15−1〜15−4および16−5はある曲
率半径をもって180度曲げられた光ファイバからなる
5個の荷重検出部、3Aは外部ケース3のロボットアー
ムへの取付部である。
このような構造において、取付部3Aをロボットアーム
側に取り付けると、X軸に垂直な方向の2枚の板ばね3
2CとY軸に垂直な2枚の板ばね32DとXI!llお
よびY軸方向に延在された十字形ばね32Bからなる弾
性変形部が、ロボットハンドに加わる力に応じて太き(
変形する。その結果、X軸に垂直な方向の2枚の板ばね
32CとY軸に垂直な方向の2枚の板ばね32DとX軸
およびY軸方向に延在された十字形ばね32Bが、それ
らに接触している5個の荷重検出部15−1〜15−4
.16−5の光ファイバの曲率半径を変化させ、マイク
ロベンディング損失により荷重検出部を経由する出力光
量を変化させるので、各荷重検出部にかかる力を知るこ
とができる。
いま各荷重検出部にかかる力をf(n) (ここでnは
荷重検出部15−.16−の−nを表す)とすると、加
えられた荷重の成分は以下のように計算できる。
F(x)=に+″ (f (2) −t (4) )F
(y)=に、″ (f(1)−f(3))F(z)=K
s″ Xf(5) ここにに1″〜Kg″は比例定数を表す。
なお、本実施例では光ファイバによる荷重検出部の数を
5個にして、3軸方向の力成分(F8゜F、、 F工)
を検出する場合について説明したが、検出する力の数は
3つに限られるものではなく、弾性変形部の構造は同一
であっても荷重検出部の数を増すことにより、加えられ
た荷重の6方向成分(3方向成分、 F、、F、、F、
、および3方向モ一メント成分;M工、M、、Mよ)の
全て、またはその一部を測定することが可能であること
はいうまでもない。
〔発明の効果〕
以上説明してきたように、本発明によれば、ばね構造体
の弾性部と関連する複数の検出位置に所定の曲率半径を
保ちつつ接して配設された複数の光ファイバを具え、ば
ね構造体に受圧部を介して荷重が加えられると弾性部が
変形するのに応じて複数の光ファイバのうち少なくとも
1つの曲率半径が変化することによりその出力光量が変
化するのを検出することにより、前記荷重の6軸方向の
力の一部ないし全ての検出を可能とするもので、使用環
境や回りの電気ノイズ等に影響されることなく加えられ
た荷重を正確に検出することができるようになった。
また、従来例のように歪ゲームを検出部に貼付けるとい
う複雑で再現性に欠ける作業工程をなくすことができる
ので信頼性の高い力覚センサを提供することができる。
更にまた、ロボットマニュピユレータ先端と遠隔操作部
との間が完全に絶縁されるので、配電線のがいし交換な
どの活線作業にみられる特殊な作業における人間の安全
性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例であって基本的構成を示す
断面図、 第2図は本発明にがかるばね構造体の平面図および断面
図、 第3A図および第3B図は本発明の詳細な説明のために
模式的に示すそれぞれ側面図および平面図、 第4図は本発明にかかる光ファイバの光量検出用実験装
置の構成図、 第5図および第6図は本発明力覚センサによる実験結果
のそれぞれデータを示す図、 第7A図および第7B図は本発明の第2実施例の構成を
示す断面図および平面図、 第8A図および第8B図は本発明の第3実施例の構成を
示す断面図および平面図、 第9A図および第9B図は本発明の第3実施例の変形例
の構成を示す断面図および平面図、第10A図および第
10B図は本発明の第4実施例の構成を示す断面図およ
び平面図、 第10C図は第4実施例にがかるばね構造体の斜視図、 第11図および第12図は2つの従来例の構成をそれぞ
れ示す斜視図、 第13A図および第13B図は第12図に示す従来例の
原理的説明図、 第14図は更に他の従来例の構成図、 第15図は光ファイバにおける漏洩光発生の説明図であ
る。 l・・・受圧板、 2.12.22.32・・・(ばね)構造体、2B、 
12B、 228.32B・・・十字形ばね、3・・・
外部ケース、 3A・・・取付部、 4・・・支持軸、 5.6・・・光ファイバ、 5A、6A、 5−5〜5−12.6−1〜6−4. 
l5−1〜15−4゜エロー5〜16−8.17−9〜
12 ・・・湾曲部(荷重検出部)、 32C,32I)・・・板ばね。 本y翅f3++5H61丁内備魯−A千の平面口めよび
t面図第2図 主1t11@の原理的腕!弓のFめの平面図第38図 」\翌日月の原丁!的1δIs月のRめの^賀□1図第
3A図 5−T。 卆Y明の一2!粗梗1の工面図 第7B図 杢梵明の第11−例のIrl′r薗別 第7A図 本号−日月の%3讐1覧搾)の5F−盃+9杢斃B8Φ
甥3x友14デjのn+狛圃第8A図 不!明のv541Ti号1の平面図 第108図 木登I3目の葛4W肩碕畜1のFtffe+じσ第10
A図 321〕−m−h悸 岑UfB月の儒4芙雁竹’l +−tI’汀沙Iま′の
遺より不Φ廿□■図第1OC図 第12図ω原理的でと明圓 晃12図の原定的貌明回 第13A図 第138図 更1爲!の引り来碍゛1の犠へ図 第14図 光フッ41\1:i1丁)沸戸!フt、v’tの−1q
tin第15図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)受圧部を介して加えられた荷重に応じて限定された
    範囲で変形が可能な弾性部を有するばね構造体と、該ば
    ね構造体の前記弾性部に関連する複数の検出位置に所定
    の曲率半径を保った状態で接触する複数の光ファイバと
    を具え、 前記弾性部の変形により前記複数の光ファイバから得ら
    れる出力光量が変化するのを測定することにより前記荷
    重を検出するようにしたことを特徴とする力覚センサ。 2)検出される前記荷重は互いに直交する3軸方向の力
    および該3軸の周りのモーメントであることを特徴とす
    る請求項1に記載の力覚センサ。 3)前記ばね構造体は前記受圧部を中心で支持する支持
    柱と、該支持柱から当該支持柱の受圧方向(Z軸方向)
    とは互いに直交する2軸方向に(X軸方向およびY軸方
    向)に延在された第1の弾性梁と、 該第1の弾性梁の各々の延在端部から前記Z軸方向に延
    在された第2の弾性梁と、 該第2の弾性梁の延在端部から更に前記X軸方向および
    Y軸方向にそれぞれ延在された第3の弾性梁と を有し、前記第1の弾性梁、第2の弾性梁および第3の
    弾性梁で前記弾性部が構成されることを特徴とする請求
    項2に記載の力覚センサ。 4)前記ばね構造体は前記受圧部を中心で支持する支持
    柱と、該支持柱から前記X軸方向およびY軸方向に延在
    された第1の弾性梁と、該第1の弾性梁の延在された端
    部に関連して互いに独立して設けられ、前記X軸に鉛直
    な面を有する2枚の第2板ばねおよび前記Y軸に鉛直な
    面を有する2枚の第3板ばねと を有し、前記第1の弾性梁と、第2板ばねおよび第3板
    ばねとにより前記弾性部が構成されることを特徴とする
    請求項2に記載の力覚センサ。
JP2165752A 1990-04-12 1990-06-26 力覚センサ Pending JPH041540A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2165752A JPH041540A (ja) 1990-04-12 1990-06-26 力覚センサ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2-97014 1990-04-12
JP9701490 1990-04-12
JP2165752A JPH041540A (ja) 1990-04-12 1990-06-26 力覚センサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH041540A true JPH041540A (ja) 1992-01-07

Family

ID=26438172

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2165752A Pending JPH041540A (ja) 1990-04-12 1990-06-26 力覚センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH041540A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003284699A (ja) * 2002-03-28 2003-10-07 Foundation For Nara Institute Of Science & Technology 力検出装置
JP2004301731A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Wacoh Corp 力検出装置
JP2011106966A (ja) * 2009-11-17 2011-06-02 Tokyo Sokki Kenkyusho Co Ltd 応力センサ、応力検知方法、応力検知システム及び応力検出部の施工方法
WO2019044653A1 (ja) * 2017-08-30 2019-03-07 キヤノン株式会社 力センサ、トルクセンサ、力覚センサ、指先力センサ、およびその製造方法
JP2019518215A (ja) * 2016-06-14 2019-06-27 南京▲りつ▼航倣生産業研究院有限公司Nanjing Li−Hang Industry Institute Of Bionic Technology Limited Company 新型の6軸力センサおよびトルクセンサ

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6128835A (ja) * 1984-07-20 1986-02-08 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 多分力検出器
JPS61162727A (ja) * 1985-01-11 1986-07-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 力覚センサ−
JPS61256224A (ja) * 1985-05-09 1986-11-13 Sumitomo Electric Ind Ltd 光フアイバセンサ−
JPS61258131A (ja) * 1985-05-10 1986-11-15 Sumitomo Electric Ind Ltd 光フアイバセンサ−
JPS61284627A (ja) * 1985-06-12 1986-12-15 Mitsubishi Electric Corp 光フアイバセンサ

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6128835A (ja) * 1984-07-20 1986-02-08 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 多分力検出器
JPS61162727A (ja) * 1985-01-11 1986-07-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 力覚センサ−
JPS61256224A (ja) * 1985-05-09 1986-11-13 Sumitomo Electric Ind Ltd 光フアイバセンサ−
JPS61258131A (ja) * 1985-05-10 1986-11-15 Sumitomo Electric Ind Ltd 光フアイバセンサ−
JPS61284627A (ja) * 1985-06-12 1986-12-15 Mitsubishi Electric Corp 光フアイバセンサ

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003284699A (ja) * 2002-03-28 2003-10-07 Foundation For Nara Institute Of Science & Technology 力検出装置
JP2004301731A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Wacoh Corp 力検出装置
JP2011106966A (ja) * 2009-11-17 2011-06-02 Tokyo Sokki Kenkyusho Co Ltd 応力センサ、応力検知方法、応力検知システム及び応力検出部の施工方法
JP2019518215A (ja) * 2016-06-14 2019-06-27 南京▲りつ▼航倣生産業研究院有限公司Nanjing Li−Hang Industry Institute Of Bionic Technology Limited Company 新型の6軸力センサおよびトルクセンサ
WO2019044653A1 (ja) * 2017-08-30 2019-03-07 キヤノン株式会社 力センサ、トルクセンサ、力覚センサ、指先力センサ、およびその製造方法
JP2019045216A (ja) * 2017-08-30 2019-03-22 キヤノン株式会社 力センサ、トルクセンサ、力覚センサ、指先力センサ、およびその製造方法
US11220010B2 (en) 2017-08-30 2022-01-11 Canon Kabushiki Kaisha Force sensor, torque sensor, force-sense sensor, fingertip-force sensor, and method of manufacturing the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110050179B (zh) 多轴力传感器
US9200969B2 (en) Force sensor
US4811608A (en) Force and torque converter
US4676002A (en) Mechanisms to determine position and orientation in space
US5222400A (en) Force and torque converter
US9186797B2 (en) Force sensing apparatus and robot arm including the same
CN110542495B (zh) 位移检测方式的力传感器
JPH0511255B2 (ja)
CN110779651B (zh) 一种基于光纤光栅的双十字梁式三维力传感器
Payo et al. Six-axis column-type force and moment sensor for robotic applications
EP3699568B1 (en) Force sensor
WO2010079660A1 (ja) 力覚センサ
US5509211A (en) Multi-coordinate probe
CN1328020C (zh) 三维力和转矩转换器
US5548902A (en) Multi-coordinate probe
CN116577000A (zh) 使用耦合载荷和较少应变计的扭矩传感器
JPH041540A (ja) 力覚センサ
CN107351102B (zh) 光纤光栅力触觉传感器、机器人及其机械手指尖
CA1054824A (en) Multi-axis load cell
EP0227432B1 (en) Force and torque converter
CN114001856B (zh) 一种六维力传感器
US20050120809A1 (en) Robotic force sensing device
EP4089384A1 (en) Force sensor and robot including same
JPH0323842B2 (ja)
US20070273893A1 (en) Measuring device for determining the relative offset between two components