JPH04152548A - ウェーハの収納方法及び収納容器 - Google Patents
ウェーハの収納方法及び収納容器Info
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- JPH04152548A JPH04152548A JP2277264A JP27726490A JPH04152548A JP H04152548 A JPH04152548 A JP H04152548A JP 2277264 A JP2277264 A JP 2277264A JP 27726490 A JP27726490 A JP 27726490A JP H04152548 A JPH04152548 A JP H04152548A
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Landscapes
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、例えばシリコンウェーハなどのウェーハを
、その表面に結露を生じさせることなく収納できるウェ
ーハの収納方法及び収納容器に関する。
、その表面に結露を生じさせることなく収納できるウェ
ーハの収納方法及び収納容器に関する。
[従来の技術]
従来、例えばシリコンウェーハなどの半導体基板用ウェ
ーハの製造過程においては、鏡面仕上げ後のウェーハに
異物が付着することを防止するため、鏡面仕上げ後に十
分洗浄されたウェーハを、クリーンルーム内においてポ
リエチレン、ポリブロビレンアルイハナイロン等の樹脂
を素材とする収納容器に収納し、この後、収納容器を密
閉してウェーハを外部環境から隔離された状態で輸送す
ることが行われている。
ーハの製造過程においては、鏡面仕上げ後のウェーハに
異物が付着することを防止するため、鏡面仕上げ後に十
分洗浄されたウェーハを、クリーンルーム内においてポ
リエチレン、ポリブロビレンアルイハナイロン等の樹脂
を素材とする収納容器に収納し、この後、収納容器を密
閉してウェーハを外部環境から隔離された状態で輸送す
ることが行われている。
[発明が解決しようとする課題]
ところで、このような手順でウェーハを輸送する場合、
収納容器の温度は外気に左右され、また航空機輸送され
る場合も多く、外部温度の上下に応じて収納容器内の温
度も上下する。一方、収納容器の内部にはウェーハの収
納作業が行われるクリーンルーム内の空気が充填されて
おり、かかる空気は通常50%程度の湿度に管理されて
いるため、収納容器内の温度が露点温度よりも低下して
ウェーハ表面に結露が生じることがある。
収納容器の温度は外気に左右され、また航空機輸送され
る場合も多く、外部温度の上下に応じて収納容器内の温
度も上下する。一方、収納容器の内部にはウェーハの収
納作業が行われるクリーンルーム内の空気が充填されて
おり、かかる空気は通常50%程度の湿度に管理されて
いるため、収納容器内の温度が露点温度よりも低下して
ウェーハ表面に結露が生じることがある。
そして、ウェーハ表面に結露が生じると、洗浄後のウェ
ーハの表面に均一に分布していたNa。
ーハの表面に均一に分布していたNa。
Zn、Ca等の微小な異物が水滴の張力で引き寄セられ
てウェーハ表面に局部的に集中し、自然酸化膜の異常成
長などが生じ、この結果結にが解消してもこれら異物が
残されてウェーハの鏡面に局部的にくもりが発生し、ウ
ェーハの品質が劣化することがあった。
てウェーハ表面に局部的に集中し、自然酸化膜の異常成
長などが生じ、この結果結にが解消してもこれら異物が
残されてウェーハの鏡面に局部的にくもりが発生し、ウ
ェーハの品質が劣化することがあった。
かかる欠点を解消する手段として、例えば収納容器内に
乾燥空気やチッソガス等の不活性ガスを充填して結露を
防止することが考えられるが、かかる作業はクリーンベ
ンチ内で酸欠防止に注意しながら行う必要がある。また
、クリーンルーム内に保管中にクリーンルームの空気と
入れ換わるこ場合も多い。また、収納容器内に乾燥剤を
投入することも考えられるが、乾燥剤から発生するチリ
がウェーハ表面に付着するおそれがあって妥当でない。
乾燥空気やチッソガス等の不活性ガスを充填して結露を
防止することが考えられるが、かかる作業はクリーンベ
ンチ内で酸欠防止に注意しながら行う必要がある。また
、クリーンルーム内に保管中にクリーンルームの空気と
入れ換わるこ場合も多い。また、収納容器内に乾燥剤を
投入することも考えられるが、乾燥剤から発生するチリ
がウェーハ表面に付着するおそれがあって妥当でない。
この発明は、このような背景の下になされたもので、ウ
ェーハ表面の結露を防止できるウェーハの収納方法及び
収納容器を提供することを目的とする。
ェーハ表面の結露を防止できるウェーハの収納方法及び
収納容器を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
上記課題を解決するために、この発明のウェーハの収納
方法では、素材に絶乾した樹脂材料を用いた収納容器内
にウェーハを収納し、この後、収納容器を密閉してウェ
ーハを収納することとした。
方法では、素材に絶乾した樹脂材料を用いた収納容器内
にウェーハを収納し、この後、収納容器を密閉してウェ
ーハを収納することとした。
そして、かかる収納方法に用いて好適な収納容器として
、素材に絶乾したポリカーボネイトを用いた収納容器を
発明した。
、素材に絶乾したポリカーボネイトを用いた収納容器を
発明した。
[作用]
上記構成の収納方法によれば、絶乾した樹脂材料からな
る収納容器内にウェーハを収納しているから、収納容器
自体に水分を吸収する余地が残されている。従って、容
器を密閉した段階で容器内に充填される空気中の水分は
、まず収納容器自身に吸水され、これにより容器内の湿
度が低下してウェーハ表面の結露が抑制される。
る収納容器内にウェーハを収納しているから、収納容器
自体に水分を吸収する余地が残されている。従って、容
器を密閉した段階で容器内に充填される空気中の水分は
、まず収納容器自身に吸水され、これにより容器内の湿
度が低下してウェーハ表面の結露が抑制される。
また、上記構成の収納容器によれば、素材として用いら
れるポリカーボネイトの吸水率が、従来の収納容器の素
材に用いられていたポリエチレン等に比して著しく大き
いので、収納容器に吸水される水分量が大きくなり、そ
の分、容器内の湿度が一層低下してウェーハが結露する
おそれがなくなる。
れるポリカーボネイトの吸水率が、従来の収納容器の素
材に用いられていたポリエチレン等に比して著しく大き
いので、収納容器に吸水される水分量が大きくなり、そ
の分、容器内の湿度が一層低下してウェーハが結露する
おそれがなくなる。
[実施例]
以下、図面を蓼照して、本発明の一実施例を説明する。
図において符号1はウェーハカセットである。
このウェーハカセット1は、鏡面加工後のつ:L −ハ
Wをその軸線方向に適当な間隔をおいて保持するための
もので、その形状は」一方に開口する箱形容器状を呈し
ている。また、ウェーハカセット1の内部には、上記ウ
ェーハWを一枚ずつ収納するための収納溝2・・が多数
形成されている。
Wをその軸線方向に適当な間隔をおいて保持するための
もので、その形状は」一方に開口する箱形容器状を呈し
ている。また、ウェーハカセット1の内部には、上記ウ
ェーハWを一枚ずつ収納するための収納溝2・・が多数
形成されている。
一方、符号3は収納容器である。この収納容器3は、上
記ウェーハ表面y l’ 1を収納する容器本体4と、
この容器本体4の上部に装着されるN5とからなるもの
である。容器本体4は上方に向かって開口する略直方体
形状をなし、その内部が上記ウェーハカセット1を収納
する収納部とされている。
記ウェーハ表面y l’ 1を収納する容器本体4と、
この容器本体4の上部に装着されるN5とからなるもの
である。容器本体4は上方に向かって開口する略直方体
形状をなし、その内部が上記ウェーハカセット1を収納
する収納部とされている。
また、容器本体4の上部には、M5のフランジ5aと密
着するフランジ4aが形成されている。
着するフランジ4aが形成されている。
さらに、蓋5の裏側には容器本体4の一ヒ端縁4bと嵌
合する溝部(図示略)が形成され、これら溝部及び上端
縁4 b及び上記各フランジ4a、5aとによって、容
器本体4の内部を密閉する密閉部が構成されている。
合する溝部(図示略)が形成され、これら溝部及び上端
縁4 b及び上記各フランジ4a、5aとによって、容
器本体4の内部を密閉する密閉部が構成されている。
そして、これら容器本体4及び蓋5は、それぞれ全体が
ポリカーボネートを素材として一体成形されており、成
形後に所定の乾燥処理が施されることによって内部水分
量がOとなる絶乾状態に保持されている。また、これら
容器本体4の外表面及び蓋5の上面側はアルミラミネー
ト等によって覆われており、容器3の外部から内部への
水分の侵入が阻止される構造とされている。なお、図に
おいて符号7はストッパであり、蓋5を容器本体4に装
着した場合においてウェーハW及びウェーハカセット1
と当接してこれらの遊動を阻止する機能を担っている。
ポリカーボネートを素材として一体成形されており、成
形後に所定の乾燥処理が施されることによって内部水分
量がOとなる絶乾状態に保持されている。また、これら
容器本体4の外表面及び蓋5の上面側はアルミラミネー
ト等によって覆われており、容器3の外部から内部への
水分の侵入が阻止される構造とされている。なお、図に
おいて符号7はストッパであり、蓋5を容器本体4に装
着した場合においてウェーハW及びウェーハカセット1
と当接してこれらの遊動を阻止する機能を担っている。
しかして、以上の構成からなる収納容器3を用いてウェ
ーハWを収納するには、まずクリーンルーム内において
所定枚数のウェーハWをウェーハカセット1に挿入し、
続いてウェーハWをウェーハカセットlごと容器本体4
の内部に収納し、この後、容器本体4の上部にM5を装
着して収納容器3の内部を密閉する。
ーハWを収納するには、まずクリーンルーム内において
所定枚数のウェーハWをウェーハカセット1に挿入し、
続いてウェーハWをウェーハカセットlごと容器本体4
の内部に収納し、この後、容器本体4の上部にM5を装
着して収納容器3の内部を密閉する。
このようにウェーハWを収納する場合、収納容器3全体
が絶乾されたポリカーボネイトから成形されているから
、収納容器3自体に容器内の水分が吸収される余地があ
る。このため、容器密閉後においては、収納容器3内に
充填される空気中の水分が収納容器3に吸水されて容器
内の湿度が低下し、これにより容器内の露点温度が低下
してウェーハWの表面の結露が抑制される。従って、ウ
ェーハWの表面に局部的なくもりが生じることもなく、
ウェーハWの品質を一定に維持できる。
が絶乾されたポリカーボネイトから成形されているから
、収納容器3自体に容器内の水分が吸収される余地があ
る。このため、容器密閉後においては、収納容器3内に
充填される空気中の水分が収納容器3に吸水されて容器
内の湿度が低下し、これにより容器内の露点温度が低下
してウェーハWの表面の結露が抑制される。従って、ウ
ェーハWの表面に局部的なくもりが生じることもなく、
ウェーハWの品質を一定に維持できる。
また、本実施例では、収納容器3の素材に絶乾したポリ
カーボネイトが用いられているため、従来用いられてい
たポリエチレン等で収納容器3を成形した場合に比して
収納容器3自体の吸水能力が高く、従って、ウェーハW
表面の結露がより一層抑制される。ちなみに、温度20
℃、湿度75%の環境下に24時間放置した場合におけ
るポリエチレンの吸水率が体積の0.015%以下に止
どまるのに対して、同一条件におけるポリカーボネイト
の吸水率は0.23〜0.26%に達するため、収納容
器3の全体をポリカーボネイトによって製造すれば、従
来の15倍以上の水分を収納容器3自体が吸水できるこ
とになる。
カーボネイトが用いられているため、従来用いられてい
たポリエチレン等で収納容器3を成形した場合に比して
収納容器3自体の吸水能力が高く、従って、ウェーハW
表面の結露がより一層抑制される。ちなみに、温度20
℃、湿度75%の環境下に24時間放置した場合におけ
るポリエチレンの吸水率が体積の0.015%以下に止
どまるのに対して、同一条件におけるポリカーボネイト
の吸水率は0.23〜0.26%に達するため、収納容
器3の全体をポリカーボネイトによって製造すれば、従
来の15倍以上の水分を収納容器3自体が吸水できるこ
とになる。
なお、本実施例では収納容器3の全体をポリカーボネイ
トで成形しているが、本発明はこれに限るものではな(
、容器自体の吸水能力がその内部に充填される空気の水
分量に比して十分に余裕があれば、例えば蓋5を別材料
とする等、一部に異なる材料を用いても良い。
トで成形しているが、本発明はこれに限るものではな(
、容器自体の吸水能力がその内部に充填される空気の水
分量に比して十分に余裕があれば、例えば蓋5を別材料
とする等、一部に異なる材料を用いても良い。
他方、収納容器3の吸水能力が容器内の水分量に対して
不足気味であれば、収納容器3の内部に吸水板等を設け
ることによって容器の体積を増大させ、これにより吸水
能力を増大させることも可能である。
不足気味であれば、収納容器3の内部に吸水板等を設け
ることによって容器の体積を増大させ、これにより吸水
能力を増大させることも可能である。
ここで、収納容器3の素材として用いたポリカーボネイ
トの具体的な吸水能力と収納容器3の内部に充填される
空気の水分量との関係を定量的に検討して、本発明の効
果を明らかにする。
トの具体的な吸水能力と収納容器3の内部に充填される
空気の水分量との関係を定量的に検討して、本発明の効
果を明らかにする。
■まず容器内に充填される空気中の水蒸気fftw。
を算出する。
ウェーハの収納作業が行われるクリーンルームが、温度
23℃、湿度50%とすると、容器内の絶対湿度x0は
、 xo−0,0087Kg/Kg 比容積Vは、 v=0.85 m’/Kgである。
23℃、湿度50%とすると、容器内の絶対湿度x0は
、 xo−0,0087Kg/Kg 比容積Vは、 v=0.85 m’/Kgである。
一方、収納容器内部の寸法を170mmX170#ll
X l 70msとすれば、収納容器の内容積すなわち
容器内に充填される空気の体積■。は、V、=0.17
3#0.005s3 従って、容器内の乾き空気11W+は、WI−VO/V
=5.88X10− Kgよって容器内の水蒸気!!
woは、 w、、−w、Xxo=5.1 2X 1 0−
Kg■次に、ポリカーボネイト材料の吸水量を算出す
る。
X l 70msとすれば、収納容器の内容積すなわち
容器内に充填される空気の体積■。は、V、=0.17
3#0.005s3 従って、容器内の乾き空気11W+は、WI−VO/V
=5.88X10− Kgよって容器内の水蒸気!!
woは、 w、、−w、Xxo=5.1 2X 1 0−
Kg■次に、ポリカーボネイト材料の吸水量を算出す
る。
絶乾したポリカーボネイトにより直径150 am。
厚さ11の円板状の試料を成形したと仮定すると、試料
の重fiMは、 M=0.0247 Kg となる。
の重fiMは、 M=0.0247 Kg となる。
ここで、ポリカーボネイトの平衡吸水率を02%とすれ
ば、試料の吸水ILmは、 m=MX0.2/100=4.95X 10−Jgとな
る。
ば、試料の吸水ILmは、 m=MX0.2/100=4.95X 10−Jgとな
る。
0次に、■の試料を■の容器内に収納した場合において
、容器内の水蒸気が試料のみに吸水されて容器自体は一
切水蒸気を吸水しないと仮定すれば、容器内の残存水蒸
気量Wは、 w=w、−m=0.17X10− Kg従って、吸水
後の容器内の絶対湿度X、は、X l−W/W+= 0
.000289(ζ0〜2%) となり、このときの露点温度tは、 t≦−20℃ となる。
、容器内の水蒸気が試料のみに吸水されて容器自体は一
切水蒸気を吸水しないと仮定すれば、容器内の残存水蒸
気量Wは、 w=w、−m=0.17X10− Kg従って、吸水
後の容器内の絶対湿度X、は、X l−W/W+= 0
.000289(ζ0〜2%) となり、このときの露点温度tは、 t≦−20℃ となる。
従って、容器内の温度が一20°Cを下回らない限りウ
ェーハ表面に結露が生じることはない。
ェーハ表面に結露が生じることはない。
以上のように、収納容器よりも遥かに体積が小さい試料
のみでも容器内の露点温度を十分に低下させてウェーハ
表面の結露を防止できることが判明した。従って、収納
容器の全体を絶乾したポリカーボネイトで成形した場合
には、ウェーハ表面に結露が生じるおそれが全くないこ
とが明らかである。さらに、必ずしも収納容器の全体を
ポリカーボネイトで成形しなくとも足りることも実証さ
れた。
のみでも容器内の露点温度を十分に低下させてウェーハ
表面の結露を防止できることが判明した。従って、収納
容器の全体を絶乾したポリカーボネイトで成形した場合
には、ウェーハ表面に結露が生じるおそれが全くないこ
とが明らかである。さらに、必ずしも収納容器の全体を
ポリカーボネイトで成形しなくとも足りることも実証さ
れた。
なお、本実施例で示した収納容器3の具体的形状はあく
まで一例を示すものであり、容器の密閉構造やウェーハ
Wの収納枚数等は必要に応じて適宜設計変更されるもの
である。
まで一例を示すものであり、容器の密閉構造やウェーハ
Wの収納枚数等は必要に応じて適宜設計変更されるもの
である。
[発明の効果コ
以上説明したように、この発明のウェーハの収納方法に
よれば、収納容器内に充填された空気中の水分が収納容
器自体に吸水されて容器内の湿度が低下するので、容器
内の露点温度を低下させてウェーハ表面の結露を抑制で
きるという優れた効果が得られる。
よれば、収納容器内に充填された空気中の水分が収納容
器自体に吸水されて容器内の湿度が低下するので、容器
内の露点温度を低下させてウェーハ表面の結露を抑制で
きるという優れた効果が得られる。
また、この発明のウェーハの収納容器によれば、ポリカ
ーボネイトの吸水率が従来の素材に比して遥かに太きい
ために、収納容器の吸水量が大幅に増加して容器内の湿
度が一層低下するので、ウェーハ表面への結露をより確
実に防止できる。
ーボネイトの吸水率が従来の素材に比して遥かに太きい
ために、収納容器の吸水量が大幅に増加して容器内の湿
度が一層低下するので、ウェーハ表面への結露をより確
実に防止できる。
添付図は、ウェーハを収納する収納容器と、この収納容
器内に収納されるウェーハカセットの概略構成を示す斜
視図である。 3・・・・・・収納容器、4・・・・・・容器本体、5
・・・・・・蓋、W・・・・・・ウェーハ。
器内に収納されるウェーハカセットの概略構成を示す斜
視図である。 3・・・・・・収納容器、4・・・・・・容器本体、5
・・・・・・蓋、W・・・・・・ウェーハ。
Claims (2)
- (1)素材に絶乾した樹脂材料を用いた収納容器内にウ
ェーハを収納し、この後、上記収納容器を密閉するウェ
ーハの収納方法。 - (2)ウェーハを収納する収納部と、該収納部を密閉す
る密閉部とを備えてなるウェーハの収納容器であって、
素材に絶乾したポリカーボネートが用いられていること
を特徴とするウェーハの収納容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27726490A JP2638671B2 (ja) | 1990-10-16 | 1990-10-16 | ウェーハの収納方法及び収納容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27726490A JP2638671B2 (ja) | 1990-10-16 | 1990-10-16 | ウェーハの収納方法及び収納容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04152548A true JPH04152548A (ja) | 1992-05-26 |
JP2638671B2 JP2638671B2 (ja) | 1997-08-06 |
Family
ID=17581100
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27726490A Expired - Lifetime JP2638671B2 (ja) | 1990-10-16 | 1990-10-16 | ウェーハの収納方法及び収納容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2638671B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007136023A1 (ja) * | 2006-05-24 | 2007-11-29 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | ウエハ保持体とその製造方法及び半導体製造装置 |
-
1990
- 1990-10-16 JP JP27726490A patent/JP2638671B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007136023A1 (ja) * | 2006-05-24 | 2007-11-29 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | ウエハ保持体とその製造方法及び半導体製造装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2638671B2 (ja) | 1997-08-06 |
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