JPH04152162A - ラベルプリンタ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はラベルロールから引き出した印字用紙に所定フ
ォーマットで印字して発行するラベルプリンク装置に関
するものである。

従来の技術 ラベルプリンタ装置の印字用紙走行経路は第３図に示す
ように構成されている。ラベルロール１には剥離台紙付
きの帯状の印字用紙２が倦装されており、この印字用紙
は引き出されてガイド板３゜プラテン４とサーマルヘッ
ド５の間、カッター装置６の順に掛は渡されている。プ
ラテン４を矢印Ａ方向に駆動すると、このプラテン４と
サーマルヘッド５とで挟持されている印字用紙２はラベ
ルロール１から引き出されてカッター装置６に向けて矢
印Ｂ方向に送られる。サーマルヘッド５はプラテン４の
駆動に同期して所定の印字内容に基づいて駆動され、印
字用紙２に感熱印字される。必要長さの送りが完了した
時点にカッター装置６が運転されて、印字用紙２から印
字済み部分が切り離されてラベルとして発行される。第
４図と第５図ではカッター装置６による切断実行位置が
破線Ｃで表されている。

発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、ラベル１枚の長さについて
は印字用紙２の送り長さとカッター装置６の動作の時期
を調節することによって対応できるが、第４図（ａ）に
示すような幅Ｗ１の第１のラベル７１を発行中のラベル
プリンタ装置で、第５図（ａ）に示すような幅Ｗ２（≠
Ｗｌ）の第２のラベル７゜を発行するためには、ラベル
ロール１を第４図（ｂ）に示すように幅Ｗ１の印字用紙
２が倦装されたものから、第５図（ｂ）に示すように幅
Ｗ２の印字用紙２が倦装されたものに掛は替える作業が
必要であり、この掛は替えに伴って印字用紙２の両縁に
当接して蛇行走行を防止している規制板８の位置なども
修正することが必要である。

本発明はラベルロール１の掛は替えなどを行わなくても
任意な幅のラベルを発行できるラベルプリンタ装置を提
供することを目的とする。

課題を解決するための手段 請求項１記載のラベルプリンタ装置は、ラベルロールか
ら引き出した印字用紙に所定フォーマットで印字して発
行するラベルプリンタ装置において、印字用紙に印字用
紙走行方向に沿ってスリットを入れるとともに印字用紙
幅方向に位置変更可能なスリッタ装置を設けたことを特
徴とする請求項２記載のラベルプリンタ装置は、ラベル
ロールから引き出した印字用紙に所定フォーマットで印
字して発行するラベルプリンタ装置において、印字用紙
幅方向に配列され印字用紙に印字用紙走行方向に沿って
スリットを入れる複数台のスリッタ装置を設けたことを
特徴とする。

作用 請求項１の構成によると、目的のラベルの幅に応じてス
リッタ装置の位置を変更すると、印字用紙には目的のラ
ベル幅で長手方向にスリットが形成される。このスリッ
ト付きのラベルは、発行後に利用者が前記スリットで分
けられる必要部分だけを剥離台紙から剥がして使用する
。

請求項２の構成によると、複数台のスリッタ装置の内の
目的のラベルの幅に応じた位置のスリッタ装置だけを運
転すると、印字用紙には目的のラベル幅で長手方向にス
リットが形成される。このスリット付きのラベルは、発
行後に利用者が前記スリットで分けられる必要部分だけ
を剥離台紙から剥がして使用する。

実施例 以下、本発明の実施例を第１図と第２図に基づいて説明
する。なお、従来例を示す第３図と第４図と同様の作用
をなすものには、同一の符号を付けて説明する。

請求項１記載のラベルプリンタ装置は、第１図に示すよ
うにプラテン４とカッター装置６の間に一台のスリッタ
装置９が設けられている。このスリッタ装置９は第２図
（ａ）に示すように受側ロールＩＯとロータリー刃１１
で構成されており、ここでは受側ロールＩＯとロータリ
ー刃１１は図示されていない動力源によってそれぞれ矢
印り、Ｅ方向に駆動されている。

ロータリー刃１１は印字用紙幅方向〔矢印Ｗ方向〕に実
線位置Ｆと破線位置Ｇとに位置変更可能に構成されてい
る。印字用紙２は受側ロール１０とロータリー刃１１の
間に通されており、ロータリー刃１１は所定の付勢力で
剥離台紙付きの印字用紙２に押し付けられている。

このように構成したため、プラテン４を駆動して印字用
紙２を送ると、印字用紙２には第４図（ｂ）に示すよう
にスリット１２．が形成される。カッター装置θを運転
して切断を実施すると、スリブ）　１２．が入った必要
長さの印字済み印字用紙２１が発行される。この発行さ
れた印字用紙２１は、利用者がスリブ）１２□の部分で
分割されている必要部分のラベル１３（第２図（Ｃ）参
照〕だけを剥離台紙から剥がして使用する。

ラベル１３よりも幅が狭いラベル１４を希望する場合に
は、実線位置Ｆに位置しているロータリー刃１１を印字
用紙２から一旦持ち上げて破線位置Ｇに移動させて印字
用紙２に押し当てることによって、印字用紙２を送ると
、印字用紙２には第４図（ｂ）に下すようにスリット１
２□が形成される。カッター装置６を運転して切断を実
施すると、スリット１２□が入った必要長さの印字済み
印字用紙２１が発行される。この発行された印字用紙２
１は、利用者がスリブ）１２□の部分で分割されている
必要部分のラベル１４（第２図（ｄ）参照〕だけを剥離
台紙から剥がして使用する。

第２図（Ｃ）と（ｅ）に示すように長さがＬ□とＬ２で
異なる場合については、印字用紙２の送り長さとカッタ
ー装置６の動作の時期を調節することによって対応でき
る。

このようにラベルロール１を掛は替えなくても幅の広い
ラベル１３でも幅の狭いラベル１４でも発行することが
できる。

上記の実施例では単一のカッター装置６を実線位置Ｆと
破線位置Ｇとにわたって印字用紙２の幅方向に移動可能
に構成したが、これは印字用紙幅方向に複数台のスリッ
タ装置を配設し、目的のラベル幅に応じた位置にあるス
リッタ装置を選択して使用するように構成することによ
っても、同様の効果を実現できる。

上記の第１図に示す実施例のスリッタ装置９の印字用紙
幅方向の位置変更、スリッタ装置が複数台設けた場合の
使用するスリッタ装置の選択動作を、印字フォーマット
の変更操作に連動して実施する制御部を設けることによ
って、−層の操作性の向上を期待できる。

上記の各実施例ではプラテン４とカッター装置６の間に
スリッタ装置９を設けたが、これはラベルロール１とプ
ラテン４の間、具体的にはガイド板３とプラテン４の間
に配置することもできる。

上記の各実施例ではスリッタ装置９は直線状のスリッタ
１２．　、１２゜を印字用紙２に形成する形状のロータ
リー刃１１を使用していたが、ミシン目状のスリッタが
形成されるようにロータリー刃１１の刃の部分の形状を
凹凸状に形成しても同様である。

発明の効果 以上のように各請求項に記載の構成によれば、印字用紙
に印字用紙走行方向に沿ってスリットを入れるとともに
印字用紙幅方向に位置変更可能なスリッタ装置、または
印字用紙幅方向に配列され印字用紙に印字用紙走行方向
に沿ってスリットを入れる複数台のスリッタ装置を設け
たため、ラベルロールを印字用紙幅が異なるものに掛は
替えるようなことを実施せずとも、目的とする幅のラベ
ルの発行を受けることができ、操作性の大幅な向上が期
待できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のラベルプリンタ装置の一実施例の印字
用紙走行経路の説明図、第２図は同装置の要部の断面矢
視図と平面図、第３図は従来のラベルプリンタ装置の印
字用紙走行経路の説明図、第４図と第５図はラベル幅が
異なる場合の同装置の要部の平面図である。 １・・・ラベルロール、２・・・印字用紙、３・・・ガ
イド板、４・・・プラテン、５・・・サーマルヘッド、
６・・・カッター装置、９・・・スリッタ装置、１０・
・・受側ロール、１１・・・ロータリー刃、１２！、１
２・・・スリット、１３・・・幅の広いラベル、１４・
・・幅の狭いラベル、Ｂ・・・印字用紙走行方向、Ｗ・
・・印字用紙幅方向。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ラベルロールから引き出した印字用紙に所定フォー
   マットで印字して発行するラベルプリンタ装置において
   、印字用紙に印字用紙走行方向に沿ってスリットを入れ
   るとともに印字用紙幅方向に位置変更可能なスリッタ装
   置を設けたラベルプリンタ装置。 ２、ラベルロールから引き出した印字用紙に所定フォー
   マットで印字して発行するラベルプリンタ装置において
   、印字用紙幅方向に配列され印字用紙に印字用紙走行方
   向に沿ってスリットを入れる複数台のスリッタ装置を設
   けたラベルプリンタ装置。