JPH04151420A - 有害物質を発生する物品を焼却、除染する装置及び方法 - Google Patents

有害物質を発生する物品を焼却、除染する装置及び方法

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JPH04151420A
JPH04151420A JP2400215A JP40021590A JPH04151420A JP H04151420 A JPH04151420 A JP H04151420A JP 2400215 A JP2400215 A JP 2400215A JP 40021590 A JP40021590 A JP 40021590A JP H04151420 A JPH04151420 A JP H04151420A
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incineration
combustion
hazardous waste
combustion chamber
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[0001]
【産業上の利用分野】
本発明は、有害廃棄物焼却装置に関する。 [0002]
【従来の技術】
本発明に関連する従来の有害廃棄物焼却装置は、一般に
、焼却すべき有害廃棄物を支持する装置を有する内側焼
却室と、焼却生成物出口装置と、内側焼却室に対し間隔
を隔てて相互連結された外側燃焼室を備えている。多く
の特許が、燃料室と燃焼室とを有する有害廃棄物焼却装
置に指向されており、以下に示すものはこのような先行
特許の代表的なもののリストである:19011901
年9月10日付許第682.313号;1930年2月
18日付の米国特許第1.141.816号;1933
年4月25日付の米国特許第1.906.623号;1
940年4月9日付の米国特許第2.196.343号
;1957年11月5日付の米国特許第2.812.2
91号;1960年11月8日付の米国特許第2.95
9.140号;1963年7月23日付の米国特許第3
.098.458号;1971年11月23日付の米国
特許第3.621.798号1980年10月28日付
の米国特許第4.230.451号1981年9月15
日付の米国特許第4.289.079号1985年1月
29日付の米国特許第4.495.873号1987年
8月25日付の米国特許第4.688.495号192
8年5月22日付のカナダ特許第280.339号19
59年8月4日付のカナダ特許第580.594号19
69年6月9日付のカナダ特許第688.561号;1
969年2月4日付のカナダ特許第805.446号;
1971年8月31日付のカナダ特許第879.446
号;1981年9月15日付のカナダ特許第1.108
.935号;1986年6月10日付のカナダ特許第1
.205.683号; [0003] 安定した化学薬品を熱分解するための方法と装置に指向
された多くの特許が発行されている。これらの特許の中
には次のものがある。:1979年2月20日付の米国
特許第4.140.066号;1984年10月30日
付の米国特許第4.479.443号;1984年4月
3日付のカナダ特許第1.164.631号;1984
年5月1日付のカナダ特許日付のカナダ特許第1.22
5.775号;及び1987年12月228付のカナダ
特許第1.230゜616号; [0004]
【発明が解決しようとする課題】
上述の背景技術の教示により多くの廃棄物処理問題が解
決されたけれども、なお多くの改良すべき点が存在する
。直接燃焼式の燃焼室を教示している上述の特許におい
ては、汚染した大量の煙道ガスが生じ、このガスを2次
燃焼室において処理しなければならない。 [0005] 大気中へ又は2次処理室への排気孔をもつ背景技術の廃
棄物燃焼室においては高濃度の望ましくない毒性の熱分
解生成物(例えば、ダイオキシン、フラン)が生じ、こ
れを更に処理しなければならなかった。 [0006] 背景技術の廃棄物燃焼室においては、焼却室内の温度が
不均一なため、焼却生成物の均一性が欠如するという結
果を生じた。 [0007]
【課題を解決するための手段】
本発明は上述の問題点を除去することを目的とする。本
発明は、2次燃焼室内で処理しなければならない汚染ガ
スの体積を著しく減少させる改良された有害廃棄物焼却
装置を提供する問題と;望ましくない有毒の熱分解生成
物(例えば、ダイオキシンやフロン)の濃度を著しく少
なくする改良された有害廃棄物燃焼室を提供する問題と
;焼却室内の温度を均一に制御できる改良された有害廃
棄物燃焼室を提供する問題とを解決する。 [0008] 本発明は、上述の問題を、非多孔性、不通気性の耐蝕性
材料で形成されるか、又は該耐蝕性材料で裏張りされ且
つ再循環用送風機を備えた内側焼却室によって;及び密
閉された関係にあって内側焼却室と連通していない外側
燃焼室によって解決する。 [0009] 一実施態様において、本発明の有害廃棄物焼却装置は:
(1)移送車上で水平移動可能で且つ昇降機構により垂
直移動可能なベースを備え、前記ベースは、非多孔性、
不通気性の耐蝕性材料で作られるか又は該耐蝕性材料で
裏張りされた逆ドーム形の断熱床と、ワーク支持パッド
とを含み;(2)持ち上げられ静止した内側焼却室を備
え、該内側焼却室は、非多孔性、不通気性の耐蝕性材料
で作られるか、又は該耐蝕性材料で裏張りされており、
前記内側焼却室は、ドーム形の屋根と、焼却を維持する
空気の入口装置(隙間)と、焼却生成物の出口装置と、
前記ドーム形屋根内に装着された再循環用送風機とを備
え、前記内側焼却室は、前記ワーク支持パッド及び前記
再循環用送風機の周りに配置され、前記内側焼却室は前
記ベースに対しシール可能な関係にあり;(3)前記内
側焼却室の周りに該焼却室から間隔を隔てて配置され断
熱された外側燃焼室を備え、前記外側燃焼室は、前記内
側焼却室に対し永久的にシールされた該焼却室との間に
燃焼領域を与え、前記外側燃焼室は、燃料入口装置と、
燃焼空気入口装置と、燃焼生成物の出口装置とを備え;
更に前記外側燃焼室は、密閉された関係にあり、前記内
側焼却室と連通していないこと、を特徴とする。 [0010] この実施態様においては、ベースに設けるシールは、冷
却材再循環装置を備えた0リングシールからなることが
好ましい。焼却維持空気は、内側燃焼室とベースとの間
に形成された隙間を通過し、その外周を0リングシール
により境界づけられるのが好ましい。焼却生成物出口装
置は、焼却室の壁と外側燃焼室の壁を通過し、燃焼生成
物出口装置と同心である。燃焼生成物出口装置は外側燃
焼室の壁を通過する。ベースは、ワーク支持パッドを明
らかに見えるようにするため内側焼却室から垂直に移動
可能であるのが好ましい。ベースは、ワーク支持パッド
に容易に接近しうるように、内側焼却室の下から水平に
移動しうるのが好ましい。 [0011] 本発明のもう一つの実施態様においては、有害廃棄物焼
却装置は:(1)受け台上に支持されたベースと;(2
)前記ベース上に装着されたパッド支持体と、焼却維持
空気入口装置と、焼却生成物の出口装置と、再循環用送
風機とを備え;(3)非多孔性、不通気性の耐蝕性材料
で形成されるか又は該耐蝕性材料で裏張りされた内側焼
却室を備え、前記内側焼却室は、前記パッド支持体と前
記焼却維持空気人口装置と前記焼却生成物出口装置と前
記再循環用送風機とを包囲してその周りに配置され、前
記内側焼却室は前記ベースに対しシールされた関係にあ
り;(4)前記内側焼却室の周りに配置されていて前記
ベースに対しシールされた関係にある断熱された外側燃
焼室を備え、前記外側燃焼室は、燃料入口装置と、燃焼
空気入口装置と、燃焼生成物出口装置とを備え;更に前
記外側燃焼室は、密閉された関係にあり、前記内側焼却
室と連通していないこと、を特徴とする。 [0012] ベースに設けたシールは、冷却材再循環装置を備えた○
リングシールからなることが好ましい。焼却維持空気入
口装置は受け台を通過し、焼却生成物出口装置はベース
を通過するのが好ましい。内側焼却室と外側燃焼室とは
、各々、上部ドーム形屋根を有するのが好ましい。外側
燃焼室は、内側焼却室を見えるようにするためベースか
ら垂直に移動可能であるのが好ましく、内側焼却室は、
パッド支持体を露出するため垂直に移動可能である。 [0013] 本発明のなおもう一つの実施態様によれば、有害廃棄物
焼却装置は:(1)燃料入口装置と、燃焼空気入口装置
と、燃焼生成物出口装置とを備え、断熱された外側燃焼
室の形に開いた頂部を持つシェルを備え;(2)前記外
側燃焼室を支持する受け台を備え;(3)前記開いた頂
部を持つ容器の上に載って支えられ、それによって前記
開いた頂部を持つシェルを閉じる上部支持体を備え、前
記上部支持体は、非多孔性、不通気性の耐蝕性材料で形
成されるか又は該耐蝕性材料で裏張リサれた吊り下げら
れた内側焼却室を支持し、そして床を有し、前記床は、
焼却維持空気の入口装置と、焼却生成物の出口装置と、
再循環用送風機とを備え;(4)前記吊り下げられた内
側焼却室のための屋根を備え、前記屋根は、前記上部支
持体上に載り該支持耐とシール関係にある上部リムを支
持しており;更に前記外側燃焼室は、密閉された関係に
あって、前記内側焼却室と連通していないこと特開平4
−151420 (H) を特徴とする。 [0014] 上部支持体に設けたシールは、冷却材再循環装置を備え
た○リングからなるのが好ましい。焼却維持空気入口装
置は受け台を通過するのが好ましく、焼却生成物出口装
置はベースを通過するのが好ましい。内側焼却室の屋根
はドーム形とし、不通気性の耐蝕性ライナの背後で断熱
されているのが好ましい。内側焼却室の屋根は、吊り下
げられたパッドを露出するため垂直に移動しうるのが好
ましい。 [0015] 本発明のなおもう一つの実施態様によれば、有害廃棄物
焼却装置は:(1)垂直に移動しうる正面ドアを有し且
つ外側燃焼室を与える断熱された長方形の平行六面体の
シェルを備え、前記外側燃焼室は、燃料入口装置と、燃
焼空気入口装置と、燃焼生成物出口装置とを備え;(2
)非多孔性、不通気性の耐蝕性材料で形成されるが又は
該耐蝕性材料で裏張りされた内側焼却室を備え、前記内
側焼却室は、雰囲気焼却維持空気入口装置と、焼却生成
物出口装置と、再循環送風機とを備え;(3)パッド支
持体上に載る前記内側焼却室の内側に配置された仮壁を
備え、前記仮壁は複数の透孔を備え;更に、前記外側燃
焼室は、密閉されていて、前記内側焼却室と連通してい
ないこと、 を特徴とする。 [0016] 仮壁が複数のT形パッド支持体上に載り、及び/又は仮
壁が電気ヒータを隠すのが好ましい。 [0017] 本発明のもう一つの実施態様によれば、外側の熱発生領
域と、内側焼却領域内にのみ有害廃棄物が装入されるよ
うな内側焼却領域とを設ける段階と、前記内側焼却領域
を前記外側熱発生領域からの熱によって加熱する段階と
、を含む有害廃棄物焼却方法において: 前記内側焼却領域の露出された表面を非多孔性、不通気
性の耐蝕性表面として設け: 前記内側焼却領域と、前記外側の熱発生領域に対してシ
ールされ、間隔を隔てられ、且つ熱伝導関係に設け; 前記外側の熱発生領域から燃焼生成物を取出し:前記内
側焼却領域から焼却生成物を取り出し; 前記焼却生成物は、前記外側熱発生領域から取り出され
る燃焼生成物とは別で区分され、混合されないこと、 を特徴とする有害廃棄物焼却方法が提供される。 [0018] 一般的に言えば、本発明の有害廃棄物焼却装置の一つの
特定の実施態様は、第1の本質的部分として、例えば軌
道上を転がる車輪を有する移送車上で水平に移動しうる
ベースを備えている。ベースは、又、成るタイプの昇降
機構の作用によって垂直移動も可能でなる。ベースには
、不通気性、非多孔性、耐蝕性で断熱された逆ドーム形
の床を設けるか、又は非多孔性、不通気性の耐蝕性ライ
ナで裏張りされ断熱された逆ドーム形の床を設ける。ベ
ースは、ワーク支持パッドをも備えている。 [0019] このような有害廃棄物焼却装置の第2の本質的部分は、
不通気性、非多孔性、耐蝕性の持ち上げられ、静止した
内側焼却室を含むか、又は不通気性、非多孔性耐蝕性の
ライナで裏張りされ、持ち上げられ、静止した焼却室を
含む。持ち上げられた焼却室にはドーム形の屋根を設け
る。焼却室は、又、焼却を維持(支持)する空気の入口
と、焼却生成物の出口とを有する。ドーム形の屋根に取
り付けられた再循環送風機は、内側焼却室と、排出ガス
中に所望の酸素濃度を維持するような割合で補充の焼却
維持空気を内側焼却室へ流入させるように制御される入
口開口部と、焼却ガス生成物の出口開口部と、焼却の2
次段階に対しシールされた導管系と、内側焼却室の周囲
に設けた水冷されるシールと、変圧器の破片を支持する
ためのパッドとにおいて、ガスに高度の乱流運動を発生
させることができる。 [0020] このような焼却装置の第3の本質的部分は、持ち上げら
れ、断熱され、内側焼部室を包囲する静止した外側燃焼
室を含む。バーナ又は電気加熱要素が外側燃焼室と関連
づけられ、内側焼却室と外側燃焼室のとの間に形成され
た環状空間内へ急速に熱を放出するように設計されてい
る。この熱は、次いで、輻射と対流により、焼却室内の
循環ガスに伝達され、そして最終的に変圧器の破片に伝
達される。環状空間から出る全ての燃料、空気及び燃焼
ガスは別々にユニットから導出され、内側焼却室内のガ
スと混合することを妨げられる。誘導される通気(風)
は制御された負圧で作用するように内側焼却室内に誘導
され、それによって有害な又は有毒なガス状化学成分が
逃げるのを実質的に防止する。又、システムの要素への
接近と該要素の案内移動を可能にするのに必要な機構、
ケーブル、レールプーリ、歯車及びモータも設けられる
。 [0021] 作動関係にあるとき、内側焼却室はワーク支持パッドと
再循環用送風機の周りに配置され、内側焼却室はベース
に対しシールされた関係にある。 [0022]  断熱された外側燃焼室は、内側焼却室
の周りに間隔を隔てて配置され、その間に燃焼領域を与
えている。断熱された外側燃焼室は、内側焼却室に対し
て永久的にシールされた関係にある。外側燃焼室は、燃
料入口と、燃焼用空気入口と、燃焼生成物出口とを有す
る。 [0023] ベースと内側焼却室の各々は、焼却中に形成されるガス
を通さず、少なくとも1100℃の温度に耐えることが
でき、酸性ガス特にHCIによる高温腐蝕に耐えること
のできる材料で構成されるか、又はこの材料で裏張りさ
れる。構成材料は、HAYNES ALLOY HR1
60(登録商標) 又は固体セラミック(例えば、シリ
コンカーバイド)又はセラミック被覆した耐熱合金鋼を
含むが、これに限定されるわけではない。 [0024] 有害廃棄物焼却装置の第2実施態様は、内側で断熱され
、外側がベル形の室を備え、この室は低部が開いていて
障害物がない。又、低部が開いている内側ベル形焼却室
も設けられ、この開口部の周りにシールを形成すること
ができる。そのることかでき、少なくともその内側表面
が酸性ガス、特にHCIによる高温腐蝕に耐えることの
できる材料で構成されている。構成材料は、HAYNE
S ALLOY HR160(登録商標) 又は固体セ
ラミック(例えば、シリコンカーバイド)又はセラミッ
ク被覆した耐熱合金鋼を含むが、これに限定されない。 内側ベルは、別の要素でもよく、又は外側加熱室に一体
的に取り付けてもよい。内側焼却室と、排出ガス中に所
望の酸素濃度を維持するような割合で焼却室内へ焼却維
持用の補充の空気を流すように制御される入口開口部と
、焼却ガス生成物の出口開口部と、2次段階の焼却に対
しシールされた導管系と、内側焼却室の外周に設けた水
冷式シールと、変圧器の破片を支持しするためのパッド
とにおいて、高度に乱流のガスの運動を発生させること
のできる再循環送風機を備えたペデスタル型の台も設け
られる。バーナ又は電気加熱要素が外側燃焼室と関連づ
けられ、内側焼却室と外側燃焼室との間に形成された環
状部分内に熱を急速に放出するように設計されている。 この熱は、次いで、輻射と対流により焼却室内の循環ガ
スに伝達され、遂には変圧器の破片に伝達される。環状
空間から出る全ての燃料と空気と燃焼ガスは、別々にユ
ニットから導出され、内側焼却室内のガスと混合するこ
とを防止される。誘導される通気(風)は、制御された
負圧で作用するように内側焼却室内に誘導され、それに
よって有害又は有毒なガス状の化学成分が逃げるのを実
質的に防止している。システムの種々の要素に接近し、
該要素を案内移動させるために必要な機構、ケーブル、
レール、フーリ、歯車及びモータも設けられる。 [0025] 有害廃棄物焼却装置の第3実施態様は、ベルが逆形にさ
れていること、及び中央焼却室空洞と環状加熱室とから
なる単一ユニットを形成するように一体的に取り付けら
れている点を除いて、上述の第2実施態様と同様である
。二重ベルユニットは静止して保持され、変圧器の破片
の支持パッドは、可動ふたの下で吊り下げられており、
この可動ぶたば、下降して二重ベルユニットと係合する
とき焼却室のためのシールを形成する。導管と、加熱要
素と空気取り入れ口は全て静止した構成要素と関連づけ
られている。 [0026] 有害廃棄物焼却装置の第4実施態様は、一つの端壁を除
き完全に包囲され、断熱された室からなり、この端壁ば
、完全に開いていて障害物がない。内側の不通気性ライ
ニングは、金属(例えば、HAYNES ALLOY 
HR160)又はセラミック被覆した合金鋼又はセラミ
ック(例えばシリコンカーバイド)の何れでもよく、蒸
気が逃げないように全ての継ぎ目でシールされており、
作業中に出会う内側焼却室の雰囲気に露出されても耐え
るように、高温の化学物質に十分耐えることができる。 断熱されたドアが第3要素として設けられ、このドアは
、内側表面で裏張りされ、端壁の開口部を完全に覆い、
内側焼却室の開口部の周囲に気密シールを生じさせるの
に必要なシールと与圧機構とを備え、この開口部から垂
直又は水平に案内移動させるため、ケーブルとレールと
歯車とプーリとモータを備えている。焼却室内のガスの
高度に乱流の運動を保証し、それによって加熱要素と処
理中の荷との間の高い熱伝導率を保証すると共に、荷か
ら発する燃焼性有機物質と焼却維持用空気との満足な混
合を保証するため、第4要素として再循環送風機が設け
られる。外側燃焼室の中へ延びる多数の電気加熱要素又
は煙管加熱要素が設けられる。煙管加熱要素を設けた場
合、煙管内にある燃料、空気、及び燃焼ガスはユニット
から別々に導出され、内側焼却室内のガスとの混合を防
止している。加熱要素は、壁と一体的でもよく、又は自
由に吊り下げられてもよい。更に、加熱要素は、水平に
配向されてもよく、又垂直に配向されてもよい。焼却室
内の循環ガスの径路を制御し、それによって加熱要素と
処理中の荷との間の高い熱伝達及び均一な室内温度を保
証するため、適当なバッフル、デフレクタ、及び仮の壁
と天井が設けられる。デフレクタ機構の下方部分は、又
、焼却装置への荷の装入と取り出しの間ライニングが物
理的損傷を受げないように保護する。制御された負圧で
の作動を保証し、それによって有害な又は有毒なガス状
化学成分が逃げるのを保証するため、焼却室内に通風を
誘導するための装置が設けられる。排出ガス中に所望の
酸素濃度を維持するような割合で焼却室内へ補充の空気
を流れるようにするため制御ルーバが設けられる。最後
に、残留する有害な汚染物質を完全に破壊する高温の2
次燃焼室へ焼却室からガスを輸送するため、シールされ
た熱追跡導管系が設けられる。 [0027]
【作用】
上述の技術的手段は、互いに関連づけられ、機能して課
題を解決する。 [0028] 本発明は、その広い局面において、不通気性で耐熱耐蝕
性の内側表面を、別の構成要素として又は内側焼却室の
ライナとして有する、シールされた焼却室を提供する。 これは、現存する技術に対する主な改良である。その理
由は、この焼却室は、高温で沸騰している有害成分(例
えば、PCBの成分、ダイオキシン、フラン等)が従来
のセラミンクライニングを通してその中へ拡張するとい
う通常経験する問題を排除するからである。これらの物
質が逃げると、多くの場合、周囲の環境の重大な汚染を
もたらす。 [0029] 本発明は、互いに連結されていない別々の内側焼却領域
と外側間接加熱領域とを与える。焼却は通常、汚染され
た装入物と同じ室内で燃料を直接燃焼することを暗示す
るけれども、間接的燃焼(焙焼として言及する)は、蒸
発と高温加熱に用いられるシステムに固有のものである
。然しなから、本発明により種々の顕著な利点が与えら
れる。この利点には、次のものが含まれる:直接燃焼式
と比較して、2次燃焼室で処理しなげればならない汚染
ガスの量が著しく減少すること:ロースターと比較して
、望ましくない毒性の熱分解生成物(例えば、ダイオキ
シンやフラン)の数量と濃度が著しく減少すること;従
来の方法の何れと比較しても、焼却室内の温度の均一性
が改善されること、環状空間から出る燃料、空気及び燃
焼ガスはユニットから別々に導出され、従って焼却室内
のガスと混合することはない;及び誘導される通風は、
制御された負圧で作動するように焼却室内に誘導され、
それによって有害又は有毒なガス状の化学成分が逃げる
のを実質的に防止する。 [0030] かくして、本発明は、有害な有機物質の固体と液体を封
じ込め、焼却するための方法と装置を提供する。本発明
のもう一つの特殊な適用は、絶縁油とPCBで汚染され
た電気変圧器やコンデンサの除染である。 [0031]
【実施例】
第1図にみるように、下方ベース部分120と上方燃焼
区域150とを含む本発明の好ましい第1実施態様の有
害廃棄物焼却装置100が、はぼ長方形の平行六面体の
開放枠組み110内に取り付けられている。下方ベース
部分120は、外側床124を有する頂部の開いた室1
22を備え、外側床124はその上に逆ドーム形断熱材
126を有し、この断熱材126の上部露出表面は、不
通気性で非多孔性の耐蝕性ライナ127で覆われている
。下方ベース部分120は、レール116上を転がる車
輪114を有する移送車112上に取り付けられている
。移送車112は昇降機118により係合され、開放枠
組み110の垂直柱に垂直に移動しうるように取り付け
られている[0032] 頂部の開いた室122は、焼却すべき荷130を支持す
るワーク支持パッド128を備えている。開いた頂部を
持つ室122のリム132上の露出された周囲上側表面
は液体で冷却される○リングシール134を備え、この
シール134には、入口管136と出口管とを経て循環
する液体冷却剤が供給される。 [0033] 上部燃焼室150は静止していて、持ち上げられている
。この上部燃焼室150の内側の焼却室151は、不通
気性、非多孔性の耐蝕性材料で形成されているか又は該
材料で裏張りされ露出された内側表面153を有する。 内側焼却室151はドーム形の屋根152を備えている
。ドーム形屋根152のシールされた透孔154を通っ
て再循環用送風機156が下降しており、この送風機1
56は、焼却生成物を上向き矢印で示すように中心孔の
中を上方に誘導し、下向き矢印で示すように側壁に沿っ
て下方に排出する。内側焼却室151内から出る焼却生
成物は、煙道即ち出口158を通って排出される。 [0034] 内側焼却室151は、耐火材料で裏張りされた鋼で形成
され断熱された外側燃焼室により取り囲まれている。外
側燃焼室160は、内側焼却室151に対し永久的にシ
ールされた関係に設けられ、その間に燃焼領域162を
与える。外側燃焼室160は、その周りに配列された適
当なバーナ164を備え、そのバーナ164は、燃料油
166を通ってガスを供給されるガスバーナであるか、
その何れでもよい。燃料はバーナ164において燃焼空
気と混合される。燃焼領域162内で生じた比較的きれ
いな燃焼生成物は、焼却室煙道158と同心の燃焼室煙
道170を通って排出される。 [0035] 上方燃焼室150の下方周囲リム172は、人口管17
6と出口管178を経て循環する液体冷却剤を供給され
るOリングシール134を備えている。 [0036] 作動位置において、リム132と172は、Oリングシ
ール134を介して互いにシール接触し、焼却用空気が
焼却室151に入る隙間を形成する。 [0037] 第2図に見るように、有害廃棄物焼却装置200は、円
形のベース台202上に支持され、ベース台202は、
地面206上に支持された中空の円筒形量は台204の
頂部に位置決めされている。 [0038] 内側焼却室212の環状リム210は、内側の液体冷却
されるOリングシール208とシール係合して支持され
、内側焼却室212は、本発明の詳細な説明中で前述し
たように、非多孔性、不通気性の耐蝕性材料で形成され
るか、及び/又は該材料で裏張りすることができる。内
側焼却室212は、ドーム形屋根216を備え、当業者
に周知の手段(図示せず)によって内側焼却室212を
(二重矢印で示すように)上昇下降させることができる
ようにするため、ドーム形屋根216の上に目穴218
を取り付げである。 [0039] パッド支持体222は、内側焼却室212内で中空の円
筒形の排気口付き支持体220上に載っている。中空円
筒形の排気口付き支持体220内には再循環送風機(図
示せず)があり、この送風機は、入口導管224を通し
て焼却維持空気を取り入れ、排出導管225を通して焼
却生成物を2次燃焼室(図示せず)へ排出する。2次燃
焼室は公知の構造のものであって、本発明の一部を構成
しない。 [0040] 1h開平、1−151420 (19)外側燃焼室23
0の環状ベース228は、外側の液体冷却される○リン
グシール226と係合して支持され、外側燃焼室230
は、包囲する燃焼領域232により内側焼却室から間隔
を隔てられている。外側燃焼室230は、前述したよう
に断熱材234を備えている。外側燃焼室230はドー
ム形屋根236備え、その上に巨大が取り付けられ、従
って当業者に周知の手段(図示せず)によって外側燃焼
室230を(二重矢印で示すように)上昇下降させる。 [0041] 外側燃焼室230はバーナ240を備え、このバーナ2
40は、燃料入口管242を通って燃料油を供給される
燃料油バーナであるか、又は燃料入口管242を通って
ガスを供給されるガスバーナである。バーナには、空気
入口管244を通って燃焼空気が供給される。燃焼領域
232内で生じた比較的きれいな燃焼生成物は、煙道ガ
ス出口導管246を通って排出される。 [0042] ○リングシール208.226は、ベース台202と入
口管248と出口管250を通って循環する液体冷却剤
で冷却される。 [0043] 内側焼却室212の環状リング210と外側燃焼室23
0の環状ベース228とを、両方の室と永久的なシール
係合するように取り付けられた単一の共通のリングで置
き換えることにより、外側燃焼室230と内側焼却室2
13とを組み合わせて一体化な構成要素にすることがで
きる。 [0044] 第3図に見られるように、有害廃棄物焼却装置300は
、下方円形ベース台302を有する外側、燃焼室330
を備え、このベース台302は、地面306上で支持さ
れた中空円筒形の受け台304の頂部に位置決めされて
いる。 [0045] 外側燃焼室330には、上述したように断熱材334が
設けられている。 [0046] 外側燃焼室330もまたバーナ340を備え、このバー
ナ340は、燃料入口管342を通して燃料油を供給さ
れる燃料油バーナであるか、又は燃料入口管342を通
してガスを供給されるガスバーナの何れかである。バー
ナには、を気入口管344を通して燃焼用空気も供給さ
れる。燃焼領域332で生じた比較的きれいな燃焼生成
物は、煙道ガス出口導管を通って排出される。 [0047] 内側焼却室312は、外側燃焼室330の上部リム32
7に固定された環状リム310により外側燃焼室330
に固定され、がよ外側燃焼室330内で吊り下げられて
いる。内側焼却室312は、耐熱性であり、非多孔性、
不通気性の耐蝕性ライナ314で形成されるか、又は該
ライナ314を裏張りされる。外側燃焼室330の断熱
材334まで内側焼却室312を取り囲む領域は、燃焼
領域332を与える。 [0048] 内側焼却室312のドーム形屋根316の環状ベース3
28は、環状リム310上の液体冷却されるOリングシ
ール326とシール係合して支持されている。ドーム形
屋根316は、非多孔性、不通気性の耐蝕性ライナ31
9により内側焼却室の雰囲気から絶縁された断熱材31
7を備えている。屋根316を(二重矢印で示すように
)上昇下降させるため、ドーム形屋根316の外表面に
巨人318を取り付けである。 [0049] 排気口付き支持体320が内側焼却室312のベース上
に載って支えられ、該支持体320内に再循環用送風機
(図示せず)があり、この送風機は、入口導管324を
通して焼却維持用空気を引き入れ、排気導管325を通
して焼却生成物を2次燃焼焼室(図示せず)(本発明の
一部を構成しない公知のもの)へ排出する。 [0050] パッド支持体322は、複数の吊り下げロッド323に
よってドーム形屋根316の内側から吊り下げられてい
る。 [0051] Oリングシール326は、入口管348と出口管350
を経て環状リング310を通って循環する液体冷却剤で
冷却される。 [0052] 第4図に見るように、有害廃棄物焼却装置400は、は
ぼ長方形の平行六面体410の形をしていて、(二重矢
印で示すように)垂直に摺動するドア412を備えた1
N開平4−151420 (21) 開放正面411を有し、ドア412は、開放正面にある
垂直スロット413と摺動しながらシール係合する。焼
却室の内壁に断熱材434を設けて外側燃焼室430を
与えている。 [0053] 非多孔性、不通気性の不燃性材料415で形成されるか
又は該材料を備えた内側焼却室414が、平行六面体4
10の屋根416の内側から吊り下げられている。内側
焼却室414は、外側燃焼室430から間隔を隔てられ
て、その間に燃焼領域432を与えている。燃焼させる
ため、入口管442を通して燃料/空気混合物を供給さ
れる複数のバーナ440が設けられてる。変形例として
、燃焼領域を形成するため、垂直に配列された電気加熱
式の複数の煙管熱交換器を設けてもよい。燃焼生成物は
、出口管446により煙突へ引き出される。 [0054] 内側焼却室414内には、複数の透孔419を備えた仮
壁(偽壁)417がある。仮壁の底部421は、一対の
水平に配置されたT形ビーム423上に載り、パッド支
持体422を与えている。 [0055] 再循環用送風機420が外側屋根416の上に設けられ
、この送風機420は、焼却維持用空気としての雰囲気
を循環させるのに役立ち、焼却生成物を排気導管425
を通して2次燃焼室へ排出する。 [0056]
【発明の効果】
システムが、与えられた作動条件下で確実に機能し、コ
ストに見合う方法で金属の除染と再利用を所望のレベル
で達成することを確認する証拠を得るため、バッチ式の
変圧器除染炉に予備的、理論的、及び/又は実、験的な
テストを行った。 以下に記載のものが特に関係があることが判明した。:
即ち、炉のための適当な金属又は内側ライニング材料は
、有害な蒸気排出物の拡散に対し不通気性であり高温の
腐蝕性化学物質の攻撃に耐えることができ、使用中に通
常遭遇する程度の乱用(誤用)に十分に耐えるように選
択されなければならないこと;外側で熱せられる熱交換
器と変圧器構成要素との間に効率的な熱伝達を保証し、
変圧器のカーカス(carcass)から来る種々の主
な有機成分と熱分解生成物を燃焼させるのに必要な酸素
を与える焼却空気再循環システムを設けなければならな
いこと:及びコアの最も遠い内部領域の温度を所望のレ
ベルまで上昇させるのに必要な最少時間と、変圧器の構
成要素から有毒の有機物質を完全に除去するのに必要な
時間と温度を正確に求めなげればならないこと:である
。 [0057] バッチ式キルンを用いて行ったこの方法の有効性の実5
験的評価は、許容しうる温度水準で且つ合理的な時間で
変圧器コアの破片を適切に除染しうろことを証明した。 この評価の結果と、中心コアの温度の応答の実験的に証
明された数学的モデルを以下に与える。 [0058] 一連の実験が工場敷地でフォノ ロール キルンを用い
て行われた。このキルンは、2 ppm未満の残留PC
B汚染水準を達成するのに必要な炉温度と処理時間を決
定するために、提案された変圧器の除染設備をシミュレ
ートすべく定置方式で作動された。(スペックは、除染
された変圧器の埋設処理のための大部分の政治的管轄区
域において許容される濃度である50ppmよりも相当
に低いことに留意すべきである。然しなから、回収され
た金属を再利用することが意図されているので、この残
留物は、回収物の将来の購入者により受け入れうるもの
と考えられることが重要である。)これらの実験は、又
、コアの性質及び寸法と、コア内の最も遠い位置で特定
の温度を達成するのに必要な時間と間に、理論的に基礎
づけられ且つ経、験から得られる相互関係を確立するよ
うに設計された。この相互関係は、既知の性質と寸法の
任意のコア セグメントに要求される処理時間の信頼性
ある推定を可能にするような形に構成されなければなら
ない。 [0059]
【実験手順】
A)第1の目的に関して、種々の大きさの多数の変圧器
コアが液体を抜き取った変圧器ケーシングから取り出さ
れ、二つに分けられ、90分〜180分の範囲の時間の
間キルン内で処理された、コアから得られた試料は、処
理前と処理後の両方に率を求めた。 [0060] PCB除去の速さと程度に関するこれらの実、験から得
られた結果を表1に示す[0061]
【表1】 [0062] これらの結果は、次のことを示している。:(1)重量
が4kg〜30kgの範囲のコア セグメントについて
は、約1000℃の温度に90分間以上露出すれば、最
初のPCB濃度の如何に関わらず、PCB濃度を所定の
水準まで減少させるのに十分であること;及び(2)熱
処理後の残留汚染度は、最初のPCB濃度よりもコア 
セグメントの形状により大きく左右されるように思われ
ること、である。従って、処理されたグループのうち最
も小さいものの一つであるセグメン) No、 87−
3078は、恐らく密集した構造の結果として、最大の
残存PCB汚染を示している。 [0063] B)動的な熱応答モデルを開発するのに必要なデータを
入手するため、コア セグメントの中心に据えつけな熱
電対を用い、最初に27℃の温度であったセグメントを
予熱したキルン内へ挿入し、それによって約965℃の
温度まで雰囲気の温度を段階的に変化させたときの温度
の推移を測定した。 [0064] 熱電対を備えたコア セグメントの中心で記録された幾
分異常な双峰温度応答が第5図に示されている。最初の
急傾斜の温度上昇と第1の極太値:よ、多分、紙の積層
物と、比較的低い発火温度の有機物質の液体とが急速に
燃焼するなめである。余り強力でなく吸着され7’、:
 P CBの大部分がこの段階で蒸発するものと期待す
ることができる。 [0065] コア セグメントの金属のばら荷の熱応答は、約10分
の経過時間を越えて右に延びる曲線の領域により最も正
確に記載されており、この曲線はもどの方へ左方へ連続
的に下降する仕方で外挿することができる。 [0066] 第5図から引き出された簡略化されたデータに基づいて
、全く経験的な関係を発展させることが可能であり、こ
の経7験的関係は、大きさ及び形状の差で僅かであると
いう条件で、類似のコア セグメントの応答を予測する
のに有用である。 より満足すべき方法は、理論的考察に基づいて予測モデ
ルを開発することでありこの予測モデルは、測定された
応答と比較して評価することができる。この後者の方法
が選択されなので、以下にこれを説明する。 [0067] もしも熱伝達に対する表面抵抗が小さいものと仮定すれ
ば、基礎的フーリエ式から導かれる過渡的熱伝達に対す
る一般的微分式は、熱バランスと組み合わせてコア セ
グメントの形状方法に適用するとき、無限板状物(コア
の厚さに対する熱伝達面積が非常に大きいことを特徴と
する)からなるものとじて適切に記述することができ、
この微分式を解いて急速に収束する無限級数の形を数式
1のように作ることができる。 [0068]
【数1】 [0069] 上記の数式において、 t =コア セグメントの中間点における瞬間的温度、
t、=この中間点における最終温度(外挿曲線に基づい
て750る) ℃であると仮定す 1、 =最初のコア セグメント温度(27℃)θ=コ
コアセグメントをキルン内へ挿入してからの時間、[0
070] 但し、 熱伝導率 密度 =比熱 熱伝達表面か の距! (1イ らコアの中間点ま ンチ) で [0071] もしも、熱伝達に対する抵抗が主として銅製コイル間の
積層物内にあり、この積層物が主として最初の燃焼段階
の後の木炭の薄片からなるものと合理的に仮定されるな
らば、熱拡散係数は木炭の次の性質に基づいて近似する
ことができる:ρ=15 1bs/ft’ であるので、 熱拡散係数は数式2のようになる。 [0072] [0073] 既知のパラメータを代入すると、前述の数式1を次の数
式3の形に約分することができる。 [0074]
【数3】 [0075] コアの中間点の温度と経過時間との関係は、第6図に打
点されており、 この関 係は、 特に関心のある時間にわたり、 実際の応答と理論的に予測される応答との間に顕著な相
互関係があることを立証している。 [0076] この数学的モデルの有効性が確認されたので、この式を
数式4の形に再構成す ることか望ましい。 [0077]
【数4】 数式4において、 であり、この数式を用′−)で、厚さ2Xのコア セグ
メントの中間点におし)で全体的温度上昇の所望の小部
分を達成するのに必要な時間を計算することができる。 [0079] 便宜上、この関係は第7図で示すように、選択された小
部分の温度上昇で打点することができる。 [0080] 複雑なコア格子の熱拡散係数が、正確に粉末木炭の熱拡
散係数であるとは考えられないけれども、この外見上の
正確さがあるのは驚くべきことである。然しなから、こ
の実際上の観点から、この相互関係の有用性は偶然であ
る。予期された応答曲線と実際の応答曲線の形状の優れ
た一致の見地から、数学的モデルの形は適切であるよう
に思われ、熱拡散係数αは、純粋に経験的に導かれた係
数と考えることができる。 [0081] 本発明の装置の使用方法は次の通りである:焼却装置へ
変圧器を装入するための準備として、ケーシングがらコ
アを除去することにより変圧器を分解する。有機成分(
例えば、PCB、鉱物油、紙積層物等)の熱伝達と流出
と酸化を容易にするために、大きいコアは2分されるが
又は更に大きさを小さくするのがよい。 [0082] 変圧器のゲージングと種々のコアの破片とは、次に、パ
ッド上に装填され、そして採用された焼却装置の構成に
依存して、ワークリフ))ラックその他の適当な輸送機
溝によって、ワーク支持パッド上に置かれるが、又は受
:す台(pedestal)上に置かれるか、又は長方
形の焼却装置の中へ挿入される。次いで、焼却室が閉じ
らフ1−;)。これは、(第1図に示す)昇降装置を用
いて、ベースを上方へ動がLで上方静止ベル及び燃焼室
部分とシール係合させること:こよ:′っj孔3 ’3
 iするっこれは(第2図に示す)ベル形システムを用
いて、内側ベル及び゛夕誰[ンくルを受;す台とシール
係計状態に置くことにより達成される。ニア″Lは(第
3図:二示す)逆ベル形システムを用いて、ドーム形屋
根を下降させて焼却室の環状リムとシール係合させるこ
とにより達成される。(第4図に示すような)長方形の
焼却室は、ドアを閉じてシールすることにより固定され
る。加熱要素が活性化され、再循環用送風機が運転され
る。炉の温度は、加熱要素へのニネルギ入力を操作する
ことにより制御され、装入物中の金属成分の溶融点(例
えば1000℃未満)より低い温度に維持される。焼却
室を通る燃焼空気の流量は、2字燃焼室へ排出される流
出物中に所望の酸素濃度を維持するように制御される。 乱流混合をさせるため、この空気を非常に効率的に循環
させなければならない。適当な流量は、約100立方フ
イート(2,832立方米)の容積の焼却室に対し、1
0.000〜20.000立方フイート(283,2〜
566、4立方米)毎分である。焼却室から出る排気ガ
スの酸素含有量は、体積で5%〜15%であるのが望ま
しい。 [0083] 変圧器の構成部品は、事実上完全な破壊及び/又は全て
の有機成分の除去を行なうのに必要な中心コア温度をう
るのに十分な長さの時間、焼却室内に維持される。必要
とされる時間は、コアの大きさと形状及び望まれる中心
コア温度に左右される力へ一般に90分から240分ま
での範囲にある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の有害廃棄物焼却装置の第1実施態様の中心縦断
面図である。
【図2】 本発明の有害廃棄物焼却装置の第2実施態様の中心縦断
面図である。
【図31 本発明の有害廃棄物焼却装置の第3実施態様の中心縦断
面図である【図41 本発明の有害廃棄物焼却装置の第4実施態様の正面等角
投影図である。 【図5】 縦軸に摂氏温度をとり、横軸に経過時間(分)をとって
示した、コア セグメントの熱応答データのグラフであ
る。
【図6】 縦軸に摂氏温度、横軸に経過時間(分)をとって示しな
、コア セグメントの熱応答シミュレーションのグラフ
である。
【図7】 縦軸として時間対温度の関係(時間) 横軸とじて中心
距離な、時間対温度に対する中心距離の関係を示すグラ
フである。
【符号の説明】
100、200.300.400   有害廃棄物焼却
装置128、222.322.422   有害廃棄物
支持装置158、225.325.425   焼却生
成物出口装置151、212.312.411   内
側焼却室154、242.244.342.344.4
40.442   燃焼空気入口装置170、246.
346.446   燃焼生成物出口装置162、23
2.332.432   外側燃焼室153、216.
323.417   耐蝕性材料156   再循環用
送風機 112   移送車 118   昇降機溝 120   ベース、パッド支持体 127   耐蝕性材料 126    ドーム形の断熱床 128   支持パッド 152    ドーム形の屋根 160、330   外側燃焼室 166、242.342.442   燃料入口装置1
64、244.344   燃焼空気人口装置204 
  受け台 202、208   ベース 222、422   パッド支持体 224   焼却維持用空気入口装置 225   焼却生成物出口装置 214、314   耐蝕性材料 (インチ) 誹 −1 τホし 212   内側焼却室 230   外側燃焼室 304   受げ台 310   上部支持体 316   屋根 328    リム 412   正面ドア 410   シェル 417   仮壁(偽壁) 419   透孔 176、178.248.250.348.350  
 再循環冷却剤装置134、208.326  0リン
グシール319   耐蝕性ライナ 216、236.319.316   上部ドーム形の
屋根326   共通リング 122   支持パッド
【書類名】
図面
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】焼却すべき有害廃棄物を支持するための装
    置(128、222、322、422)と焼却生成物出
    口装置(158、225、325、425)とを含む内
    側焼却室(151、212、312、411)と、前記
    内側焼却室(151、212、312、411)に対し
    間隔を隔てて配置され、燃焼空気入口装置(154、2
    42及び244、342及び344、440及び442
    )と燃焼生成物出口装置(170、246、346、4
    46)とを含む外側燃焼室(162、232、332、
    432)と、を備えた有害廃棄物焼却装置(100、2
    00、300、400)において:前記内側焼却室(1
    51、212、312、411)は、非多孔性、不通気
    性の耐蝕性材料(153、216、323、417)で
    形成されるか又は該耐蝕性材料で裏張りされたシールさ
    れた室により構成され、且つ再循環送風機(156)を
    備えていることを特徴とし;更に前記外側燃焼室(16
    2、232、332、432)は、密閉されていて前記
    内側焼却室(151、212、312、411)と連通
    していないこと、を特徴とする有害廃棄物焼却装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の有害廃棄物焼却装置にお
    いて、前記焼却装置は: (1)移送車(112)上で水平移動可能で且つ昇降機
    構(118)により垂直移動可能なベース(120)を
    備え、前記ベース(120)は、非多孔性、不通気性の
    耐蝕性材料(127)で作られるか又は該耐蝕性材料で
    裏張りされた逆ドーム形の断熱床(126)と、ワーク
    支持パッド(128)とを含み; (2)持ち上げられ静止した内側焼却室(151)を備
    え、該内側焼却室は、非多孔性、不通気性の耐蝕性材料
    (153)で作られるか、又は該耐蝕性材料で裏張りさ
    れており、前記内側焼却室は、ドーム形の屋根(152
    )と、焼却を維持する空気の入口装置(隙間134)と
    、焼却生成物の出口装置(158)と、前記ドーム形屋
    根(152)内に装着された再循環用送風機(156)
    とを備え、前記内側焼却室(151)は、前記ワーク支
    持パッド(128)及び前記再循環送風機(156)の
    周りに配置され、前記内側焼却室(151)は前記ベー
    ス(120)に対しシール可能な関係にあり;(3)前
    記内側焼却室(151)の周りに該焼却室(151)か
    ら間隔を隔てて配置された断熱された外側燃焼室(16
    0)を備え、前記外側燃焼室(160)は、前記内側焼
    却室(151)に対し永久的にシールされて該焼却室(
    151)との間に燃焼領域(162)を与え、前記外側
    燃焼室(160)は、燃料入口装置(166)と、燃焼
    空気入口装置(164)と、燃焼生成物の出口装置(1
    70)とを備え;更に前記外側燃焼室(160)は、密
    閉された関係にあり前記内側焼却室(151)と連通し
    ていないこと、を特徴とする有害廃棄物焼却装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の有害廃棄物焼却装置にお
    いて、前記焼却装置は: (1)受け台(204)上に支持されたベース(202
    )と;(2)前記ベース(202)上に装着されたパッ
    ド支持体(222)と、焼却維持空気入口装置(224
    )と、焼却生成物の出口装置(225)と、再循環用送
    風機と、を備え;(3)非多孔性、不通気性の耐蝕性材
    料(214)で形成されるか又は該耐蝕性材料で裏張り
    された内側焼却室(212)を備え、前記内側焼却室(
    212)は、前記パッド支持体(222)と前記焼却維
    持用空気入口装置(224)と前記焼却生成物出口装置
    (225)と前記再循環用送風機とを包囲して、その周
    りに配置され、前記内側焼却室(212)は前記ベース
    (210、208)に対し、シールされた関係にあり;
    (4)前記内側焼却室(212)の周りに配置されてい
    て前記ベース(202)に対しシールされた関係にある
    断熱された外側燃焼室(230)を備え、前記外側燃焼
    室(230)は、燃料入口装置(242)と、燃焼空気
    入口装置(244)と、燃焼生成物出口装置(246)
    とを備え;更に前記外側燃焼室(232)は、密閉され
    た関係にあり、前記内側焼却室(212)と連通してい
    ないこと、を特徴とする有害廃棄物焼却装置。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の有害廃棄物焼却装置にお
    いて、前記燃焼装置は: (1)燃料入口装置(342)と、燃焼空気入口装置(
    344)と、燃焼生成物出口装置(346)とを備え、
    断熱された外側燃焼室(330)の形の開いた頂部を持
    つシェルを備え; (2)前記外側燃焼室(330)を支持する受け台(3
    04)を備え;(3)前記開いた頂部を持つ容器の上に
    載って支えられ、それによって前記開いた頂部を持つシ
    ェルを閉じる上部支持体(310)を備え、前記上部支
    持体(310)は、非多孔性、不通気性の耐蝕性材料(
    314)で形成されるか、又は該耐蝕性材料(314)
    で裏張りされた、吊り下げられた内側焼却室(312)
    を支持し、そして床を有し、前記床は、焼却維持空気の
    入口装置(324)と、焼却生成物の出口装置(325
    )と、再循環用送風機とを備え;(4)前記吊り下げら
    れた内側焼却室のための屋根(316)を備え、前記屋
    根(316)は、前記上部支持体(310)上に載り該
    支持体とシール関係にある上部リム(328)を支持し
    ており;更に 前記外側燃焼室(332)は、密閉された関係にあって
    、前記内側焼却室(312)と連通していないこと、を
    特徴とする有害廃棄物焼却装置。
  5. 【請求項5】請求項1に記載の有害廃棄物焼却装置にお
    いて、前記焼却装置は: (1)垂直に移動しうる正面ドア(412)を有し且つ
    外側燃焼室(430)を与える断熱された長方形の平行
    六面体のシェル(410)を備え、前記外側燃焼室(4
    30)は、燃料入口装置(442)と、燃焼空気入口装
    置(442)と、燃焼生成物出口装置(446)とを備
    え; (2)非多孔性、不通気性の耐蝕性材料(415)で形
    成されるか又は該耐蝕性材料(415)で裏張りされた
    内側焼却室(414)を備え、前記内側焼却室(414
    )は、雰囲気焼却維持空気入口装置と、焼却生成物出口
    装置(425)と、再循環用送風機(420)とを備え
    ; (3)パッド支持体(422)上に載る前記内側焼却室
    (414)の内側に配置された仮壁(417)を備え、
    前記仮壁(417)は複数の透孔(419)を備え;更
    に、前記外側燃焼室(432)は、密閉されていて、前
    記内側焼却室(411)と連通していないこと、を特徴
    とする有害廃棄物焼却装置。
  6. 【請求項6】請求項2乃至4の何れか1項に記載の有害
    廃棄物焼却装置において、前記ベース(120、202
    )に設けた前記シールは、再循環冷却剤装置(176と
    178、248と250)を備えたOリングシール(1
    34、208)であるか;又は前記上部支持体に設けた
    前記シールは、再循環冷却剤装置(348、350)を
    備えたOリングシール(326)からなること、を特徴
    とする有害廃棄物焼却装置。
  7. 【請求項7】請求項2又は6に記載の有害廃棄物焼却装
    置において、前記焼却維持空気入口装置は、前記内側焼
    却室(151)と前記ベース(120)との間に形成さ
    れ且つOリングシール(134)により外周を境界づけ
    られた隙間を通過するか;又は前記燃焼空気入口装置が
    前記受け台(204、304)を通過すること、を特徴
    とする有害廃棄物焼却装置。
  8. 【請求項8】請求項2、6又は7に記載の有害廃棄物焼
    却装置において、焼却生成物出口装置(158)は、前
    記内側焼却室(151)の壁を通過し、外側燃焼室(1
    60)の壁を通過し、燃焼生成物出口装置(170)と
    同心であるか;又は前記焼却生成物出口装置(225、
    325)が前記ベース(202、302)を通過するこ
    と、を特徴とする有害廃棄物焼却装置。
  9. 【請求項9】請求項2、6、7又は8に記載の有害廃棄
    物焼却装置において、燃焼生成物出口装置(246、3
    46)は、前記外側燃焼室(234、334)の壁を通
    過し、環状の燃焼ガスダクト(246、346)を形成
    していること、を特徴とする有害廃棄物焼却装置。
  10. 【請求項10】請求項2〜4、6〜9のいずれか一項に
    記載の有害廃棄物焼却装置において、前記内側焼却室(
    151、212、312)は、ドーム形(152、21
    6、319)の屋根を有し、該屋根は非多孔性、不通気
    性の耐蝕性ライナ(319)の背後で断熱(317)さ
    れているか;又は前記内側焼却室(212、312)と
    前記外側燃焼室(234、334)の各々が上部ドーム
    形屋根(216と236、319と316)を有するか
    ;又は前記内側焼却室(151)が前記パッド支持体(
    120)を露出すべく垂直に移動可能であり、そして前
    記外側燃焼室(160)が、前記内側焼却室(151)
    を見えるようにするため前記ベース(120)から垂直
    に移動可能であるか;又は前記内側焼却室(212)が
    、パッド支持体(222)を露出すべく垂直に移動可能
    な屋根(216)を有するか;又は前記内側焼却室(3
    12)の前記環状リング及び前記外側燃焼室の前記環状
    ベースを、前記両方の室と永久的なシール係合状態に取
    り付けられた単一の共通リング(326)で置き換える
    ことにより、前記内側焼却室(312)と前記外側燃焼
    室とを一体化した構成要素に組み合わせたこと、 を特徴とする有害廃棄物焼却装置。
  11. 【請求項11】請求項2、6〜10の何れか一項に記載
    の有害廃棄物焼却装置において、前記ベース(120)
    は、前記ワーク支持パッド(122)を見えるようにす
    るため前記内側焼却室(151)から垂直に移動可能で
    あるか;又は前記ベース(120)は、ワーク支持パッ
    ド(122)に容易に接近できるように、内側焼却室(
    151)の下から垂直に移動多能であること、 を特徴とする有害廃棄物焼却装置。
  12. 【請求項12】請求項5に記載の有害廃棄物焼却装置に
    おいて、前記外側燃焼室(430)は前記仮壁(417
    )の背後に電気ヒータ(443)を備えており;及び/
    又は前記仮壁(417)が複数のT形のパッド支持体(
    423)上に載っていること、 を特徴とする有害廃棄物焼却装置。
  13. 【請求項13】外側の熱発生領域と、内側焼却領域内に
    のみ有害廃棄物が装入されるような内側焼却領域とを設
    ける段階と、前記内側焼却領域を前記外側熱発生領域か
    らの熱によって加熱する段階と、を含む有害廃棄物焼却
    方法において前記内側焼却領域の露出された表面を非多
    孔性、不通気性の耐蝕性表面として設け;前記内側焼却
    領域を、前記外側の熱発生領域に対してシールされ、間
    隔を隔てられ、且つ熱伝導関係に設け; 前記外側の熱発生領域から燃焼生成物を取り出し;前記
    内側焼却領域から焼却生成物を取り出し;前記焼却生成
    物は、前記外側熱発生領域から取り出される燃焼生成物
    とは別で区分され、混合されないこと、 を特徴とする有害廃棄物焼却方法。
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