JPH04150607A - リーキーsaw共振子 - Google Patents

リーキーsaw共振子

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JPH04150607A
JPH04150607A JP27590590A JP27590590A JPH04150607A JP H04150607 A JPH04150607 A JP H04150607A JP 27590590 A JP27590590 A JP 27590590A JP 27590590 A JP27590590 A JP 27590590A JP H04150607 A JPH04150607 A JP H04150607A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
idt
resonator
electrode
leaky saw
saw resonator
Prior art date
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Pending
Application number
JP27590590A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Morita
孝夫 森田
Yoshitaka Watanabe
渡辺 吉隆
Yuji Ogawa
祐史 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Communication Equipment Co Ltd
Original Assignee
Toyo Communication Equipment Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Communication Equipment Co Ltd filed Critical Toyo Communication Equipment Co Ltd
Priority to JP27590590A priority Critical patent/JPH04150607A/ja
Publication of JPH04150607A publication Critical patent/JPH04150607A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野)本発明はSAW共振共振子法帯域
の周波数可変幅を持つ電圧制御発振器(VCO>などに
用いる容量比の小さいリーキ−SAW共振子に関する。
(従来技術)従来、VHFの高周波領域に於けるvCO
用振動子として温度特性の優れたA丁カット水晶振動子
が広く用いられてきた。
しかしながら、ATカット水晶振動子では基本波振動を
用いたとしてもその容量比(γ)が約230と大きく、
広い8波数可変幅を得ることはできなかったのみならず
、一般のATカット水晶振動子の基本波共振周波数は高
々40MH2程度が実用上の限界であった。
従って高W8′aで広い周波数可変幅を得るには結合係
数の大きい圧電材料を用いたSAW共振子が適しており
、最近36°Yカシト、X伝搬L i T a OI基
板上f) ’) −キー S A W共振子が用いられ
るようになった。 このリーキ−SAW共振子は容量比
を約20と小さくでき、250〜400 M H、(7
) V COi= 用イテ約1%の周波数可変幅が得ら
れている。
ところが最近、シンセサイザ方式ページャに於いては周
波数可変幅が2〜3%と更に広いVCOが要求されてき
ており、これを実現するには結合係数がに大きく、容量
比の一層小さいSAW共振子が必要である。
容量比の小さい共振子としては清水らが発明したラブ波
共振子があり[文献:儒学技法、US86−37 (1
986)、特開昭63−260213]これは結合係数
的30%、容量比は約3である。
しかしながら、このラブ波共振子はIDTにAu電極を
用いる必要があるため、エツチングによる電極の微細加
工が難しくウェハー内の周波数バラツキが通常のAI2
電極を用いるSAW共振子に比べて1桁以上大きくなる
と云う欠点があった。 一方、上述のラブ波共振子に容
量比で劣るとは云え、結合係数が11%程度であり実用
上充分小さな容量比が得られる可能性の高い圧電基板と
その表面に励起し得る波動として、築山らは64°Yカ
ツトL i N b Os基板のX方向に沿ってリーキ
−SAWを励起せしめる組合わせが存在することを理論
的に発見している[文献:J、Appl、Phys、、
N。
3、pp、856−862 (1972)]しかしなが
ら上述した築山らのリーキ−SAW共振子については現
実に共振子を試作したものは存在せず、その特性は未知
数であった。
(発明の目的)本発明は上述の如き従来未知数であった
64°YカツトX方向伝搬LiNbO3基板を用いたリ
ーキ−SAW共振子の特性を実験によって明らかにする
過程で周波数可変幅が充分に大きくしかもスプリアスの
発生が少ない共振子の電極構成を見出したことに基づき
これを通用したリーキ−SAW共振子を提供せんとする
ものである。
(発明の概要)上述の目的を達成するため、本発明に於
いては電極対数70〜110対、交叉長をlO〜25λ
、電極膜圧をλの0.3〜2%としたIDTを64′ 
YカットL i Nb01基板のX軸に沿って配置する
構成をとる。
(発明の実施例)以下、本発明を図面に示した実施例に
基づいて詳細に説明する。
実施例の説明に先立って本発明の理解を助ける為、築山
らの発見した646YカツトX方向伝搬LiNb0.基
板に通常一般に用いられている反射器を有するl D 
’r電極を付した共振子の特性を実験によって調べた結
果について説明する。
第2図fa)は646YカツトL i N b Oa基
板上のX方向に沿って対数Nが30、交叉長Wが18λ
(λはリーキ−SAWの波長 )のIDT2を形成しそ
の両側に夫々80本の反射器3.3°を付したものであ
り電極、反射器ともAし膜圧をλの1%とした共振1i
lfll数86MH,のリーキ−SAW共振子である。
この共振子゛の特性は同図(b)に示す如く共振周波数
の低域側に反射器の影響と考えられるスプリアスが現れ
ている。
ところで、広い帯域(共振子の容量比の2倍の逆数が共
振及び反共振周波数間の幅となり、その約5分の1以上
の帯域)のvcoは周知の如く通常伸長コイルを用いこ
れを直列に接続すれば共振子の共振周波数の近傍及び低
域側を。
又、これを並列に接続すれば反共振周波数及び低域側を
可食範囲とするのでこの領域にスプリアスがあると周波
数のジャンプやC/N特性の劣化が起こり実用に耐え難
いものとなる。 この問題を解決する為本臘発明者は第
1図(a)に示す如く前記反射器3.3′を除去すると
共に反射器の除去による振動エネルギの調波を補償する
為IDT2の対数を75対とした共振子を試作しその特
性を調べたところ同図(b)に示す如き結果を得た。
即ち1反射器を除去することによって共振周波数の近傍
及び低域側のスプリアスの発生は大幅に減少し■COに
遺した特性を有することが理解されよう。
上記実験に使用した2種の共振子、即ち反射器を有する
タイプとこれを除去したタイプ夫々についての他の特性
値の比較を以下の表にまとめてホす。
上表よ り反射器を除去 し た タ イブの共振子は 反射器を有するそれに比べて容量比γが小さいから広帯
域の周波数可変を要求されるvCOに用いる共振子とし
て有利であることは明らかである。
従って、64′YカツトL i N b Oa基板に従
来から一般に用いられている反射器付IDT電極ではな
く、IDTのみで構成する多対IDT型電極電極用する
ことにより、スプリアスが小さく、且つ容量比が小さい
VCoに適したリーキ−SAW共振子が得られる。
さてこのリーキ−SAW共振子の電極パラメータには当
然最適値があることが予想される。
そこでIDT対数Nと容量比γ及び群遅延時間歪との関
係を実験的に検討したところ第3図に示す如き結果を得
た。
即ち、IDT対数Nが70以下では容量比γが大きくな
る上IDT内でのエネルギ閉じこめが不十分である為、
図示は省略したが基板端面からの反射波の影響を受けて
スプリアスが現われ、これにより群遅延時間歪も太き(
なることが判明した。 又この共振子を用いて発振器を
構成したときにC/Nの値を実用上問題とならない程度
(70〜75db)とするにはスプリアスによる群遅延
時間歪を10nsec以下とする必要があるが、この要
求を満たす上でもIDT対数Nは70対以上とすればよ
いことが判る。
一方、Nを多くしていくと容量比γも群遅延時間歪も共
に小さくなっていくが、N=110付近で飽和する。従
ってチップサイズを小さくする為にIDT対数Nは11
0以下で充分である。 以上の結果よりよりTの対数N
は70〜110の闇で適宜選択すればよい。
次にIDTの交叉長Wが容量比γに与える影響を検討す
るに、共振周波数f=86MH。
IDT対数N=75.膜圧H=1%λに固定した共振子
に於ける実験の結果(第4図)、Wが太き(なるに従い
γは小さくなるがW=25λ以上では飽和することが判
明した。 又、実験結果の図示は省略したがW=25λ
以上になると基板端面からの反射波によるスプリアスの
影響を受は易くなることが判った。 従ってWがlOλ
以下ではγが大きく、25λ以上ではスプリアスレベル
が大きくなることから交叉長Wは10〜25λの範囲で
適宜選択すべきことが判った。
尚、電極膜圧Hは従来の知見よりλの2%以下とすべき
である。 電極膜圧はこれ以上に厚くすると基板内部へ
のエネルギー放射量が多くなり、且つ反射波に変換され
る割合も増えるため、スプリアスレベルが大きくなるこ
とが知られている。
逆に電極膜圧が過小であると電極抵抗が大きくなりQの
低下を招くことも周知である。従って電極膜圧Hは03
〜2%λが適当である。
以上述べてきたように、リーキ−SAW共振子のγを小
さくシ、且つスプリアスレベルを小さくして広帯域可変
のvCoを実現する為には電極パターンのIDT対数を
70〜110対交叉長を10〜25λ、膜厚を03〜2
%λとする必要があることが明らかとなった。
尚、 上述した如く本発明に係る共振子はB耐難を除去
したので反射器かちの反射に基づくスプリアスは解消し
たが圧電基板端面からのB射によるスプリアスは多少な
りとも残存する。
これをも除去しスプリアスの一層少ない共括子を得る為
には例えば第5図(8)及び(b)に示す如く圧電基板
1表面のリーキ−5AW6搬方向と直交するエツジ4.
4゛を斜めに削り該部で反射するリーキ−SAW反射波
の反距方向を偏見せしめるようにすれば効果的であシ(
発明の効果)本発明は以上説明したように構成するので
、リーキ−SAW共振子の容量はを小さくし広い周波数
可変幅を得ることができしかもスプリアスレベルも小さ
いので■COに適用すればC/Nの大きい■COを得る
上でましい効果がある。
【図面の簡単な説明】
ji!1図(a)及び(b+は夫々本発明に係るリーキ
−SAW共振子の電極構成図及びその振幅特性、群遅延
時間特性を示す日1、第2図(a)及び(b)は夫々6
4゛YカツトLiNbO3基板に反射器付IDT電極を
付したリーキ−SAW共振子の構成図及びその振幅特性
、群遅延特性を示す図、第3図は本発明に係るり一キS
AW共振子に於いてIDT対数の容量比γ及び群遅延特
性に及ぼす影1を検討した実験結果の図、第4図は本発
明に係るリーキ−SAW共振子に於いてIDT交叉長W
の容量比γに与える影響を検討した実験結果の図、第5
図(a)及び(b)は夫々本発明の他の実施例を示す平
面図及び側面図である。 l・・・64°YカツトL i N b Os基板2 
・  ・  ・  IDT 3.3゛ ・・・反射器 砺 IDTM較 、〜′ 回 Jθ A (z)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)結合係数の大きい64゜YカットLiNbO_2
    基板上にリーキ−SAWを励振するためのインクデジタ
    ルトランスジューサ(IDT)電極をX軸に沿って置き
    、該IDTの電極対数を70〜110対、交叉長を10
    〜25λ(λはリーキ−SAWの波長)、電極膜厚をλ
    の0.3〜2%としたことを特徴とするリーキ−SAW
    共振子。
JP27590590A 1990-10-15 1990-10-15 リーキーsaw共振子 Pending JPH04150607A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5424602A (en) * 1991-02-12 1995-06-13 Fujitsu Limited Piezoelectric transformer showing a reduced input impedance and step-up/step-down operation for a wide range of load resistance
JPH09331233A (ja) * 1996-06-12 1997-12-22 Toyo Commun Equip Co Ltd 弾性表面波フィルタ

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US5424602A (en) * 1991-02-12 1995-06-13 Fujitsu Limited Piezoelectric transformer showing a reduced input impedance and step-up/step-down operation for a wide range of load resistance
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