JPH0415042Y2 - - Google Patents

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JPH0415042Y2
JPH0415042Y2 JP14468789U JP14468789U JPH0415042Y2 JP H0415042 Y2 JPH0415042 Y2 JP H0415042Y2 JP 14468789 U JP14468789 U JP 14468789U JP 14468789 U JP14468789 U JP 14468789U JP H0415042 Y2 JPH0415042 Y2 JP H0415042Y2
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JP
Japan
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sole
foot
toe
outer sole
base
Prior art date
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JP14468789U
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JPH0385905U (ja
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、営業用のミシンに使用するミシン用
靴に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、営業用ミシンの足踏みに際しては市販さ
れているスニーカ、運動靴が使用されていた。
その運動靴は軟質弾性部材で形成され、靴底面
に凹凸を有する外底と、外底の内周縁に周縁部が
接着され、スポンジと織皮からなる中皮との複合
材で形成された中底と、外皮の外周縁に吊込部が
接着された胛被とで構成されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
このような従来の運動靴を使用し、営業用のミ
シンに対して立つた状態で足踏むを行うことが縫
製作業現場では作業能率の向上の見地から通例と
されている。このミシンの足踏板は上下に動くも
のと、傾斜状態から水平状態に回動するものとが
ある。
しかし、従来、市販の運動靴を使用してミシン
の足踏みを作業者が立つた状態でミシンの足踏板
の足踏み操作を長時間に亘つて行う場合、体のバ
ランスをとつて行うために上下に動く足踏板の場
合には足の指付け根部分に対して爪先部分を曲げ
て足踏みし、また回動する足踏板の場合には足の
踵を接着させ、指付け根部分から爪先部分へと力
を移動させ、最後には爪先部分を曲げて足踏みす
るが、従来の運動靴では外底は軟質弾性部材形成
され、肉厚が厚いため爪先部が指付け根部付近で
曲がらず、足踏み操作に必要以上の力を要し、ま
た中底はスポンジを有するものの足裏接触面部の
表面は略平面状であるために足が運動靴の中で爪
先側へと滑るために、足の指付け根部分に大きな
力がかかり、長時間に亘つて作業をしていると、
足の一部だけ使うために疲れ安く、また長期に亘
ると足の指付け根部分にタコができてしまうとい
う問題が生じていた。
本考案はかかる問題を解決するためになされた
もので、営業用のミシンに対して立つた状態で足
踏み作業を長時間に亘つて行つても疲れず、長期
に亘つてもタコができないようにしたミシンの足
踏みに最適なミシン用靴を得ることを目的とする
ものである。
〔課題を解決するための手段〕 本考案にかかるミシン用靴は軟質弾性部材で形
成され、爪先部が立ち上がるよう傾斜した外底
と、外底の内周縁に周縁部が接着された可撓性と
弾力性を有する中底と、外底の内周縁に接合され
た胛被とからなり、外底の靴底面の指付け根部に
足幅方向に切欠し、外底が折曲可能な切欠部を設
け、外底の靴底面の切欠部より爪先側に足幅方向
に延びる複数の横溝を設け、外底の靴底面の切欠
部より踵側に足長さ方向に延びる複数の縦溝を設
け、中底の足裏接触面部の表面を足裏に密着する
凹凸形状として構成されている。
〔作用〕
本考案においては、軟質弾性部材で形成された
外底は爪先部が立ち上がるように傾斜し、その靴
底面の指付け根部に足幅方向に切欠し、外底が折
曲可能な切欠部を設けているから、ミシンの足踏
み板の足踏み操作を行う場合に、外底の爪先部が
切欠部を境界として容易に曲げることができ、不
必要な力をいれることなく足踏板に対して足踏み
を行うことができる。また、外底の内周縁に周縁
部が接着された可撓性と弾力性を有する中底はそ
の足裏接触面部の表面を足裏に密着する凹凸形状
としているから、足踏板に載せた足を指付け根部
分から爪先部分へと力を移動させたときに足が靴
の中で爪先側へと滑ることがなく、足の指付け根
部分だけに大きな力をかけることなく、足の裏全
体を利用して足踏板を踏むことができる。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例を示す一部を破断し
た正面図、第2図は同実施例の平面図、第3図は
同実施例の底面図、第4図は同実施例の右側面
図、第5図は中底の平面図、第6図は第5図の
−線断面図である。
図において、本実施例のミシン用靴は靴底とな
る外底1と、外底1の内周縁に周縁部が接着さ
れ、足裏が接触する中底2と、外底1の外周縁に
接着され、足の胛を被う胛被3とから構成されて
いる。
外底1は例えばエチレン−ビニルアセテート共
重合体の発泡体、軟質合成ゴム等の軟質弾性材で
形成され、爪先部1aが傾斜して約10mm立ち上げ
られている。4は外底1の爪先部1aを除いた周
縁に設けられ、靴底面にいくに従い次第に拡げら
れたスカート部である。5は外底1の指付け根部
1bの靴底面にその肉厚の3分の1程が足幅方向
に切欠された切欠部、6は外底1の靴底面の切欠
部5より爪先部1a側に形成された足幅方向に延
びる複数の横溝、7は外底1の靴底面の切欠部5
より踵部1c側に形成された足長さ方向に延びる
複数の縦溝で、横溝6と共に断面が三角形状に形
成されている。
中底2は可撓性と弾力性を有するようにスポン
ジ8と織布9とで形成されている。その中底2の
足裏接触面部2aは人の足裏の土踏まず部分と指
付け根部分とが密着するように表面が凹凸状に構
成されている。
胛被3は例えば天然皮革材、ナイロン繊維或い
は綿繊維を織り込んだ織布材で形成されている。
以上のように構成されたミシン用靴を履いて営
業用のミシンの足踏みを立つた状態で行うと、上
下に動く足踏み板の場合には外底1の爪先部1a
が傾斜して立ち上げられているから、足の指付け
根部分に対して始めから若干爪先部分が曲がつて
おり、その状態で上下に足踏み操作をすればよ
く、しかも外底1の踵部1cを少しあげて指付け
根部分に力を入れるときには外底1の指付け根部
1bに切欠部5が設けられているから、その切欠
部5を境界として外底1が左程力を入れなくとも
折れ曲がり、足踏み操作に必要以上の力を要しな
いため、長時間に亘つて作業しても疲れが生じに
くく、長期に亘つて使用しても力の入れ具合を調
節できるため、足の指付け根部分だけに力を入れ
るのではないから足の指付け根部分にタコが生じ
ることもない。
また、回動する足踏み板の場合には外底1の踵
部1cを接地させ、爪先部1aを傾斜した足踏み
板に載せ、足の指付け根部分から爪先部分へと力
を移動させ、最後に爪先部分を指付け根部分に対
して曲げて足踏み操作を行うが、外底1の爪先部
1aが傾斜して立ち上げられているから、足踏み
板への足の爪先部分のセツトが容易に行われ、足
の踏み込み時に足の指付け根部分と爪先部分とが
平らになるように力を入れたときには、外底1の
指付け根部1bに切欠部5が設けられているか
ら、その切欠部5を境界として外底1の爪先部1
aと踵部1cとが平らになるように折れ曲がり、
足踏み操作に必要以上の力を要しない。しかも、
中底2の足裏接触面部2aは人の足裏の土踏まず
部分と指付け根部分とが密着するように表面が凹
凸状に形成されているから、足の指付け根部分と
爪先部分とが平らになるように力を入れても足が
靴の中で爪先側へと滑ることがなくなり、足の裏
全体に力を入れることができ、足踏み操作に必要
以上の力を要しないため、長時間に亘つて作業し
ても疲れが生じにくく、長期に亘つて使用しても
力の入れ具合を調節できるため、足の指付け根部
分だけに力を入れるのでないから、足の指付け根
部分にタコが生じることもない。なお、外底1の
爪先部1aを除いた周縁に靴底面にいくに従い次
第に拡げられたスカート部4を設けたのは足裏よ
り靴底面積を拡げて足裏の一部にかかる荷重負担
を少なくし、足裏にタコができるのをできるだけ
防ぐためである。また、外底1の靴底面の爪先部
1a側に横溝6を設けたのは営業用のミシンの足
踏み板に対する滑りを防止し、外底1の靴底面の
踵部1c側に縦溝7を設けたのは接地している踵
部1cの足幅方向のズレをなくして爪先部1aが
足踏み板から横に外れるのをなくするためであ
る。
〔考案の効果〕
本考案は以上説明したように、軟質弾性部材で
形成された外底は爪先部が立ち上がるように傾斜
し、その靴底面の指付け根部に足幅方向に切欠
し、外底が折曲可能な切欠部を設けているので、
営業用のミシンの足踏み操作を行う場合に、当初
の足踏み板に接触する外底の爪先部のセツトが容
易に行え、足踏み込み時における足の指付け根部
分に対する爪先部分の曲げが外底がその切欠部を
境界として折れ曲がることにより、不必要な力を
入れることもなく折れ曲がり、足裏全体に力を入
れることができるため、長時間に亘つて使用して
も疲れが生じにくく、長期に亘つて使用しても足
の指付け根部分にタコが生じることがないという
効果を有する。また、外底の内周縁に周縁部が接
着された可撓性と弾力性を有する中底はその足裏
接触面部の表面を足裏に密着する凹凸形状として
いるので、足踏み操作において足踏み板に載せた
足の指付け根部分から爪先部分へと力を移動させ
たとしても足が靴の中で爪先側へと滑ることがな
く、足の指付け根部分だけに大きな力をかけず、
足の裏全体を利用して足踏み板を踏むことができ
るため、この点からも足の疲れや足の指付け根部
分にタコを生じさせないという効果がある。更
に、外底の靴表面の切欠部より爪先側に足幅方向
に横溝を設け、靴表面の切欠部より踵側に縦溝を
設けているから、ミシンの足踏み板に対して足踏
み操作時に靴がズレないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す一部を破断し
た正面図、第2図は同実施例の平面図、第3図は
同実施例の底面図、第4図は同実施例の右側面
図、第5図は中底の平面図、第6図は第5図の
−線断面図である。 1……外底、1a……爪先部、1b……指付け
根部、2……中底、2a……足裏接触面部、3…
…胛被、5……切欠部、6……横溝、7……縦
溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軟質弾性部材で形成され、爪先部が立ち上がる
    よう傾斜した外底と、外底の内周縁に周縁部が接
    着された可撓性と弾力性を有する中底と、外底の
    内周縁に接合された胛被とからなり、外底の靴底
    面の指付け根部に足幅方向に切欠し、外底が折曲
    可能な切欠部を設け、外底の靴底面の切欠部より
    爪先側に足幅方向に延びる複数の横溝を設け、外
    底の靴底面の切欠部より踵側に足長さ方向に延び
    る複数の縦溝を設け、中底の足裏接触面部の表面
    を足裏に密着する凹凸形状としたことを特徴とす
    るミシン用靴。
JP14468789U 1989-12-15 1989-12-15 Expired JPH0415042Y2 (ja)

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JP14468789U JPH0415042Y2 (ja) 1989-12-15 1989-12-15

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14468789U JPH0415042Y2 (ja) 1989-12-15 1989-12-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0385905U JPH0385905U (ja) 1991-08-30
JPH0415042Y2 true JPH0415042Y2 (ja) 1992-04-06

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JP14468789U Expired JPH0415042Y2 (ja) 1989-12-15 1989-12-15

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US10070688B2 (en) * 2015-08-14 2018-09-11 Nike, Inc. Sole structures with regionally applied auxetic openings and siping

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JPH0385905U (ja) 1991-08-30

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