JPH0414964B2 - - Google Patents

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JPH0414964B2
JPH0414964B2 JP57137840A JP13784082A JPH0414964B2 JP H0414964 B2 JPH0414964 B2 JP H0414964B2 JP 57137840 A JP57137840 A JP 57137840A JP 13784082 A JP13784082 A JP 13784082A JP H0414964 B2 JPH0414964 B2 JP H0414964B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
underseat
backrest
customer
chair
board
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP57137840A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5928913A (ja
Inventor
Masatoshi Nakatani
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takara Belmont Corp
Original Assignee
Takara Belmont Corp
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Publication date
Application filed by Takara Belmont Corp filed Critical Takara Belmont Corp
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Publication of JPS5928913A publication Critical patent/JPS5928913A/ja
Publication of JPH0414964B2 publication Critical patent/JPH0414964B2/ja
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  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は理美容椅子に係り、特に所謂バツクシ
ヤンプー作業を行うのに適した理美容椅子に関す
る。
〔従来の技術〕
一般に、理美容室においては、背部を支えるバ
ツクレストと、腰部及び臀部を支えるアンダーシ
ートと、脚部を支えるフツトレストとを備え、バ
ツクレストとの傾倒とともにフツトレストが上昇
し、バツクレスト、アンダーシート及びフツトレ
ストが略水平状態となるような理美容椅子が使用
されており、このような理美容椅子が、姿見用の
鏡の下方に、各種理美容品、器具等を置く棚や、
出し入れ自在のシヤンプーボウルを備えた理美容
台と対向して設置されている。
このような理美容室においては、客は、上記鏡
と対面した状態で上記理美容椅子に着座し、散髪
等の理美容作業を受けるようになつており、ま
た、上記椅子が180度回転して略水平状態となる
ことで、仰臥姿勢となり、この状態でうなじ部が
上記理美容台より引き出したシヤンプーボウルの
ネツク部に載せられ、所謂バツクシヤンプー形式
の洗髪作業を受けるようになつている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、従来の理美容椅子においては、バツク
レストの下部がアンダーシートの後部に直接ヒン
ジされ、このヒンジ部を支点としてバツクレスト
が傾倒起立する形式のものであり、一方、上記バ
ツクレストに背部が支えられると共に、アンダー
シートに腰部及び臀部が支えられた状態で上記椅
子に着座した客は、上記バツクレストの傾倒起立
とともにその腰部を支点としてその上半身が傾倒
起立するものであり、上記バツクレストの傾倒動
作の支点と、客の上半身の傾倒動作の支点とが離
れているために、通常の着座姿勢においてバツク
レスト上部より突き出ている客の頭部が、バツク
レストの傾倒動作とともにバツクレスト上端部に
向けて(下方へ)移動するようになり、上記椅子
が水平状態となつた時には、客の頭部がバツクレ
スト上部より突き出ずに、バツクレスト上に載つ
た状態となつていた。
このため、上記した仰臥状態でシヤンプー作業
を行う場合には、バツクレスト上部より客の頭部
が突き出るようにしなければならず、これによ
り、仰臥状態にある客は、理美容台より引き出し
たシヤンプーボウルの方向に(椅子の後方に)そ
の身体を移動させなければならないという不都合
があつた。
また、上記したバツクレストの傾倒にともなう
客の頭部の移動、即ちバツクレストに対する客の
上半身の下方への移動(椅子全体から見れば、上
半身の前方への移動)により、客の衣服の背部が
引つ張られてしまい、これにより、衣服がめくれ
てしまうという不都合もあつた。
本発明は上記した点に鑑みてなされたもので、
着座時と傾倒時とで、バツクレストに対する客の
上半身の位置関係がほぼ変わらないようにして、
所謂バツクシヤンプー作業を容易に行うことがで
き、かつ、客においても、椅子上での衣服のめく
れ等をなくして、快適に仰臥姿勢となることので
きる理美容椅子を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明に係る理美容
椅子は、基枠とアンダーシート基板とを連結し、
このアンダーシート基板を後述するバツクレスト
側斜め上方に平行移動させる平行リンク機構と、
上記基枠の前部に基部が枢支されると共に、上記
アンダーシート基板の下部に先端部が枢着された
油圧シリンダーと、上記アンダーシート基板上に
装着されたアンダーシートと、このアンダーシー
トの前部に枢着されたフツトレストと、上記基枠
の後部に枢着されたバツクレストと、一端が上記
アンダーシート基板に装着されたアームレストの
後部に枢着されると共に、他端が上記バツクレス
トに固着された連結杆と、一端が上記基枠とバツ
クレストとの枢着部に枢着されると共に、他端が
上記フツトレストの下部に枢着された作動板とか
らなることを特徴とするものである。
〔作用〕
本発明によれば、油圧シリンダーの伸長により
平行リンク機構を介してアンダーシート基板がバ
ツクレスト側斜め上方に平行移動することで、バ
ツクレストの傾倒とともにアンダーシートがバツ
クレスト側斜め上方に移動し、アンダーシートの
移動とともに客の腰部及び臀部が移動すること
で、腰部を支点として傾倒する客の上半身が椅子
の後方に移動するようになり、これにより、客の
上半身とバツクレストとの位置関係が着座時と傾
倒時とでほぼ変わらないようになるものである。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を添付図面について詳
細に説明する。
1は基枠、2は基枠用油圧シリンダーのプラン
ジヤー、3はアンダーシート基板、4はアンダー
シート基板3に装着されたアームレスト、5はア
ンダーシート、6はアンダーシート5に対し回動
可能に設けられたフツトレスト、7はアンダーシ
ート基板用油圧シリンダー、7aはこの油圧シリ
ンダー7のプランジヤーが示されている。
アンダーシート基板用油圧シリンダー7は、少
しく後方へ上傾した状態において、その基部が基
枠1の前部に軸8を介して回動可能に設けられ、
プランジヤー7aの先端がアンダーシート基板3
の下部に固着された突片3aに軸9を介して回動
可能に設けられている。10は複数のリンク板を
示し、このリンク板10の下部が軸11を介して
基枠1に回動可能に設けられると共に、上部が軸
12を介してアンダーシート基板3の下部に固着
された突片3bに回動可能に設けられている。
上記した構成において、アンダーシート基板用
シリンダー7のプランジヤー7aを進出させるこ
とにより、アンダーシート5は上昇、かつ、椅子
全体から見て後退し、バツクレスト13は起立位
から倒れてシヤンプー位となり、また、フツトレ
スト6は上方に回動する(即ち、第3図の実線位
置より仮想線位置となる)。また、プランジヤー
7aを後退させることにより、前記と反対に作用
するものである。
前記の作用を詳記すれば次のようである。
プランジヤー7aの進出に従い、油圧シリン
ダー7は軸8を支点として、第1図において時
計方向に少しく回動して、最終的には第2図の
ような状態となり(プランジヤー7aの進出長
により)、また、アームレスト4も第1図の状
態より第2図の状態となる。
油圧シリンダー7が前記のように回動し、ま
た、プランジヤー7aの進出によりアンダーシ
ート5は、アンダーシート基板3を介して上
昇、かつ、後退し、また、複数のリンク板10
により支承される。
アンダーシート基板3及びアームレスト4が
上昇しながら後退するに従い、アームレスト4
に固着された軸受4aを介して連結杆17は軸
15を介して第1図において反時計方向に回動
すると共に、バツクレスト13が固着された回
動板14も軸15を介して同じく反時計方向に
回動して、最終的には第1図の状態より第2図
の状態となる。
アンダーシート5が上昇、かつ、後退するに
従い、作動板16は軸15を支点として上方に
回動し、この回動に伴い垂下状態にあつたフツ
トレスト6は上方に回動して第2図の状態とな
る。
プランジヤー7aを後退させることにより、
前記〜と反対に作動して旧位に復する。ま
た、基枠用油圧シリンダーのプランジヤー2の
上下動により、座高差を吸収するものである。
本発明は上記したように成るから、バツクレス
ト13の傾倒とともにフツトレスト6を上昇させ
るときに、油圧シリンダー7及びリンク板10で
アンダーシート5がバツクレスト13側斜め上方
に(椅子全体から見ると後方に)移動し、アンダ
ーシート5の移動とともに、椅子に着座した客が
仰臥姿勢となりつつその腰部及び臀部がバツクレ
ス13側に移動することで、腰部を支点として傾
倒する客の上半身が椅子の後方に移動するように
なり、これにより、客の上半身とバツクレスト1
3との位置関係が着座時と傾倒時とでほぼ変わら
ないようになる。
このため、着座姿勢においてバツクレスト13
上部より突き出ている客の頭部が、バツクレスト
13の傾倒後もバツクレスト13の上部より突き
出るようになり、この突き出た頭部のうなじ部を
理美容台より引き出したシヤンプーボウルのネツ
ク部の載せれば、客のシヤンプーボウル方向への
椅子上での移動等客にとつて不快な位置調整作業
を伴うことなく、ただちに所謂バツクシヤンプー
作業を行うことができる。
また、上記したバツクレスト13に対する客の
上半身の位置関係がほぼ変わらないので、従来の
ようなバツクレスト13の傾倒に伴う上半身の椅
子前方への移動がなくなり、これにより、客の衣
服の背部が引つ張られて衣服がめくれてしまうと
いう不都合を防ぐことができ、客は極めて快適に
仰臥姿勢となり、また、起立姿勢となることがで
きる。
さらに、バツクレスト13の傾倒に伴つて、客
の頭部が理美容台より引き出したシヤンプーボウ
ルから離れるようなことがないので、傾倒時のバ
ツクレスト13上端部と引き出したシヤンプーボ
ウルとの距離をある程度離すことができ、これに
より、シヤンプー作業時以外の理美容椅子と理美
容台との距離をある程度大きくすることができ、
理美容椅子と理美容台回りの技術者の作業動線が
緩やかになると共に、散髪時等客が理美容台と対
面している状態で受ける圧迫感等を和らげること
ができる。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明に係る理美容椅子は、
油圧シリンダーの伸長により平行リンク機構を介
してアンダーシート基板がバツクレスト側斜め上
方に平行移動することで、バツクレストの傾倒と
ともにアンダーシートがバツクレスト側斜め上方
に移動するので、アンダーシートの移動とともに
客の腰部及び臀部が移動することで、腰部を支点
として傾倒する客の上半身が椅子の後方に移動す
るようになり、これにより、客の上半身とバツク
レストとの位置関係が着座時と傾倒時とでほぼ変
わらないようになり、所謂バツクシヤンプー作業
を容易に行うことができ、かつ、客においても、
椅子上での衣服のめくれ等をなくして、快適に仰
臥姿勢となることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る理美容椅子の一例を示し、
第1図は平常位の側面図、第2図はシヤンプー作
業位の側面図、第3図は平常位とシヤンプー作業
位を実線と仮想線とで現した側面図である。 1……基枠、3……アンダーシート基板、4…
…アームレスト、5……アンダーシート、6……
フツトレスト、7……アンダーシート基板用油圧
シリンダー、7a……プランジヤー、13……バ
ツクレスト、14……回動板、16……作動板、
17……連結板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 基枠とアンダーシート基板とを連結し、この
    アンダーシート基板を後述するバツクレスト側斜
    め上方に平行移動させる平行リンク機構と、上記
    基枠の前部に基部が枢支されると共に、上記アン
    ダーシート基板の下部に先端部が枢着された油圧
    シリンダーと、上記アンダーシート基板上に装着
    されたアンダーシートと、このアンダーシートの
    前部に枢着されたフツトレストと、上記基枠の後
    部に枢着されたバツクレストと、一端が上記アン
    ダーシート基板に装着されたアームレストの後部
    に枢着されると共に、他端が上記バツクレストに
    固着された連結杆と、一端が上記基枠とバツクレ
    ストとの枢着部に枢着されると共に、他端が上記
    フツトレストの下部に枢着された作動板とからな
    ることを特徴とする理美容椅子。
JP13784082A 1982-08-10 1982-08-10 理美容椅子 Granted JPS5928913A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13784082A JPS5928913A (ja) 1982-08-10 1982-08-10 理美容椅子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13784082A JPS5928913A (ja) 1982-08-10 1982-08-10 理美容椅子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5928913A JPS5928913A (ja) 1984-02-15
JPH0414964B2 true JPH0414964B2 (ja) 1992-03-16

Family

ID=15208044

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JP13784082A Granted JPS5928913A (ja) 1982-08-10 1982-08-10 理美容椅子

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62107746U (ja) * 1985-12-24 1987-07-09
JPH0199256U (ja) * 1987-12-25 1989-07-03

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5312865A (en) * 1976-07-16 1978-02-04 Otsuka Chem Co Ltd Preparation of 3-oxy-4h-pyran-4-ones

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5312865A (en) * 1976-07-16 1978-02-04 Otsuka Chem Co Ltd Preparation of 3-oxy-4h-pyran-4-ones

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JPS5928913A (ja) 1984-02-15

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