JPH04149515A - 複数光ビームのパワー補正方法 - Google Patents

複数光ビームのパワー補正方法

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JPH04149515A
JPH04149515A JP27475590A JP27475590A JPH04149515A JP H04149515 A JPH04149515 A JP H04149515A JP 27475590 A JP27475590 A JP 27475590A JP 27475590 A JP27475590 A JP 27475590A JP H04149515 A JPH04149515 A JP H04149515A
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JP
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light beams
power
plural
light beam
laser beam
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Hidetoshi Shinada
英俊 品田
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数光ビームのパワー補正方法にかかり、特
に入射された光ビームを入射された超音波の周波数に応
じて複数に分割するマルチ周波数音響光学素子を用いて
複数の光ビームを発生させ、複数の光ビームを同時に走
査して記録材料へ露光する走査光学系の複数光ビームの
パワー補正を行う複数光ビームのパワー補正方法に関す
る。
〔従来技術〕
従来より、マルチ周波数音響光学素子(AOM)を備え
た光学変調装置を用いて複数本のレーザビームを形成す
ることにより安定かつ高速に読取り或いは記録できる光
ビーム走査装置が提案されている(特公昭63−574
1号公報、特開昭545455号公報、特開昭57−4
1618公報、特公昭53−9856号公報等)。
かかるマルチ周波数音響光学素子を用いて画像を記録す
るレーザビーム記録装置等の光ビーム走査装置では、異
なる周波数の信号を各々出力する複数の発振器と、発振
器の出力端の各々に接続されかつ発振器から出力された
信号の振幅を制御する複数の振幅制御器と、複数の振幅
制御器から出力された信号の各々を混合して音響光学素
子に入力する混合手段とを備え、入射されたレーザビー
ムを複数に分割すると共に、この複数レーザビームを同
時に感光面へ照射し、レーザビームを回転多面鏡(ポリ
ゴンミラー)及びガルバノミラ−等で構成される走査光
学系により、主走査及び副走査を行って、2次元の平面
走査を行っている。
すなわち、複数本のレーザビームは、高速で回転するポ
リゴンミラーの反射面で反射されることにより複数本の
主走査が同時になされる。その後この反射されたレーザ
ビームは、所定速度で回転されるガルバノミラ−で反射
されることにより、副走査がなされる。この副走査によ
り複数本のレーザビームから成るレーザビーム群の端部
が隙間無く繋げられることにより、2次元平面に画像が
形成される。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来の光ビームの走査装置では、音響光
学素子の周波数応答性がフラットではなくかつ個体差が
あるために、交換及び組立等の時には、各々の光ビーム
のパワー調整を行わなければならない。また、経時によ
る光ビームの音響光学素子への入射位置のズレにより、
ブラッグ角が変化すると共に回折効率が落ち、各々の光
ビームのパワーが異なってしまう。また、複数の発振器
から出力される信号を混合しているため、各発振器から
出力される信号の振幅が異なると光ビームのパワーが異
なってしまう。これにより、画像に濃度差が生ずること
がある、という問題点がある。
口課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するために本発明は、複数光ビームのパ
ワー補正方法において、異なる周波数の信号を各々出力
する複数の発振器と、前記発振器の出力端の各々に接続
されかつ前記発振器から出力された信号の振幅を制御す
る複数の振幅制御器と、前記複数の振幅制御器から出力
された信号の各々を混合して音響光学素子に人力する混
合手段とを備え、入射された光ビームを複数に分割する
と共に分割されたレーザビームを同時に走査露光する走
査露光系の複数ビームのパワー補正を行うにあたり、前
記複数の光ビームの各々をセンサーによって検出し、検
出値と予め設定された基準値との偏差量に応じて複数光
ビーム各々のパワーを補正することを特徴としている。
また、走査光路上にシャッタを設け、シャッタの光ビー
ム入射側にセンサーを取付けて複数光ビームのパワーを
補正することもできる。
なお、非記録時に複数光ビームのパワー補正をすること
もできる。
〔作用〕
本発明によれば、複数の発振器が異なる周波数の信号を
各々出力し、複数の発振器の出力端の各々に接続された
振幅制御器により発振器から出力された信号の振幅が制
御される。この複数の振幅制御器から出力された信号の
各々が混合されて音響光学素子に入力されることにより
、音響光学素子に入射された光ビームが複数に分割され
る。この分割された複数の光ビームが走査露光系により
同時に走査露光される。この分割された複数の光ビーム
の各々がセンサーによって検出される。そして、検出値
と予め設定された基準値との偏差量に応じて複数光ビー
ム各々のパワーが補正される。
このように、光ビームの各々のパワーが全て等しくなり
音響光学素子の個体差や音響光学素子交換時の光ビーム
のパワー調整が不要になると共に経時によるパワー変動
を少なくすることができ、また濃度差が発生するのが防
止される。
上記センサーは、走査光路上設けられたシャッタの光ビ
ーム入射側に取付けることができる。このようにするこ
とにより、シャッタが閉じているときにセンサーによっ
て光ビームのパワーが検出されるので、画像記録に影響
を及ぼすことなくパワーの補正ができる。
なお、本発明では、非記録時に複数の光ビームの各々の
光ビームのパワーを検出して、複数光ビ−ムのパワー補
正をすることが好ましい。
光ビームで感光面に露光する場合に、複数光ビーム各々
のパワーの各々を補正しているため、音響光学素子の特
性が異なっていても光ビームのパワーを一定にすること
ができると共に、経時による光ビームのパワー変動を少
なくでき、更に、記録画像に濃度むらが少なくすること
ができる、という効果が得られる。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
第3図は、本実施例の複数光ビームのパワー補正方法が
適用されたレーザビーム記録装置を示すものである。こ
のレーデビーム記録装置は、電源14が接続されたHe
−Neレーザ12を備えている。このHe−Neレーザ
に代えて他の気体レーザ或いは半導体レーザ等を用いて
もよい。
He−Neレーザ12のレーザビーム射出側には、レン
ズ16、AOM (音響光学素子)18、及びレンズ2
4が順に配列されている。AOM18は音響光学効果を
生ずる音響光学媒質21を備えている。音響光学媒質2
1の対向する面には、人力された高周波信号に応じた超
音波を出力するトランスデユーサ17と音響光学媒質2
1を伝播した超音波を吸収する吸音体19とが貼着され
ている。
トランスデユーサ17は、A、 OMを駆動するA○M
ドライバ20に接続され、AOMドライバ2Dは制御回
路22に接続されている。このAOMI8から出力され
るレーザビームは、本実施例では、8本のレーザビーム
に分割される。レンズ24のレーザビーム射出側には、
ミラー26、ダイクロイックミラー25、ポリゴンミラ
ー(回転多面鏡)28、レンズ29、ダイクロイックミ
ラー32が順に配列されている。ダイクロイックミラー
25に、レンズ27を介して参照用レーザビームが入射
されるように半導体レーザ13が配置されている。半導
体レーザ13には、半導体レーザドライバ15が接続さ
れている。ポリゴンミラー28には、ポリゴンミラー2
8を高速回転するポリゴンドライバ30が接続されてい
る。また、ダイクロイックミラー32を透過した参照用
レーザビームが受光可能な位置にリニヤエンコーダ33
および光電変換器31が順に配列されている。このた約
、ポリゴンミラー28で反射された参照用レーザビーム
はダイクロイックミラー32を透過し、リニヤエンコー
ダ33上に走査される。リニヤエンコーダ33は、透明
部と不透明部とが主走査方向に一定ピッチで交互に多数
縞状に配置された平面板で構成され、このリニヤエンコ
ーダ33をポリゴンミラー28で反射された参照用レー
ザビームで走査すると、参照用レーザビームが透明部を
透過するた約光電変換器31からパルス信号が出力され
る。この光電変換器31からのパルス信号は、ガルバノ
メータミラーの角度を制御するガルバノメータミラード
ライバに入力されている。ダイクロイックミラー32の
反射側には、ミラー34、ガルバノメータミラー36、
ミラー38が順に配列されている。ミラー38で反射さ
れたレーザビームはレンズ40を通してステージ42に
照射される。ミラー38とレンズ40との間には、非記
録時(例えば、あるコマから他のコマへ記録を変更する
とき、あるフィッシュから他のフィッシュへ記録を変更
するとき等)にレーザビームを遮断するように閉じられ
るシャッター61が配置されている。このシャッター6
1のレーザビーム入射側の面には光電変換器60が取り
付けられている。ステージ42には、マイクロフィルム
等の記録材料44が配置されている。この記録材料44
は、それぞれリール46及びリール48に層状に巻付け
られている。
第4図に示すように、AOM18のし°−ザビーム射出
側の上記で説明した位置に配置されかつ受光したレーザ
ビームのパワーに応じた大きさの電圧を出力する光電変
換器60は、発振回路(第5図)から出力される信号の
各々の振幅を制御するための信号を出力する信号発生回
路58に接続されている。信号発生回路58はAOMド
ライバ20に接続されている。
信号発生回路58は、第1図に示すように、CPU(中
央演算処理装置)80、ADC(アナログ−デジタル変
換器)82、データを一時的に記憶するレジスタ84A
、84B、84C,84D、84E、84F、84G、
84H,DAC(デジタル−アナログ変換器)86A、
86B、86C186D、86E、86F、86G、8
6Hを備えている。光電変換器60は、AOMlgによ
り8本に分割されたレーザビームを受光する位置に配置
されると共に受光したレーザビームのパワーに応じた電
圧を出力し、この光電変換器60は、入力される電圧(
アナログ値)をこの電圧に応じたデジタル値に変換し出
力するADC82に接続されている。CPU80とAD
C82とレジスタ84A〜84Hは相互間のデータおよ
びコマンドの人出力が行えるデータバスライン等によっ
て各々が相互に接続されている。レジスタ84A〜84
Hの各々には、人力されたデジタル値をこのデジタル値
に応じた電圧(アナログ値)に変換して出力するDAC
86A〜86Hの各々が接続され、このDAC86A〜
86Hの各々は、AOMドライバ20の発振回路(第5
図)から圧力される信号の各々の振幅を制御するための
ローカルレベル制御回路64A〜64Hの各々に接続さ
れている。
制御回路22は、画像データを一時的に記憶するレジス
タ50とレジスタ50に接続されたデータ変換器52を
備えている。この画像データは8ビツトのパラレル信号
で与えられている。データ変換器52は、レジスタ50
から入力される8ピツトの信号のオンの個数に応じた4
ビツトのパラレル信号を出力する。データ変換器52に
はDAC54が接続されている。DAC54は、データ
変換器52から出力される4ビツトのパラレル信号を、
アナログ信号に変換してAOMドライバ20に出力する
。このアナログ信号のレベルは、第7図に示すように、
信号のオンの数が多くなるに従って高くなる。また、画
像データは遅延回路56で所定時間遅延された後AOM
ドライバ20に入力される。
AOMドライバ20は、第5図に示すように、各々周波
数がf1〜f8の発振回路62A、62B、62C16
2D、62E、62F、62G、62H、ローカルレベ
ル制御回路64A、64B、64C164D、64E、
64F、64G、64H、スイッチ回路66A、66B
、66C,66D、66E、66F、66G、66Hを
備えている。ローカルレベル制御回路64A〜64Hの
各々は発振回路62A〜62Hの出力端の各々に接続さ
れ、ローカルレベル制御回路64A〜64Hの出力端に
はスイッチ回路66A〜66Hが各々接続されている。
ローカルレベル制御回路としては、ダブルバランスドミ
キサーやピンダイオードアッテネータを使用することが
できる。また、ローカルレベル制御[164A〜64H
のレベル制御端の各々には、信号発生回路58が接続さ
れている。そして、スイッチ回路66A〜66Hの制御
端の各々には、遅延回路56から出力される画像データ
の各々が入力されるように接続されている。
スイッチ回路66A、66Bの各出力端は、2つの信号
を1:1の割合で混合するコンバイナ68ABの入力端
に各々接続されている。同様に、スイッチ回路66C1
66Dの各出力端はコンバイナ68CDの入力端に接続
され、スイッチ回路66E、66Fの各出力端はコンバ
イナ68EFの入力端に接続され、スイッチ回路66G
、66Hの各出力端はコンバイナ68GHの入力端に接
続されている。
コンバイナ68ABの出力端はトータルレベル制御回路
70ABを介して増幅回路72ABに接続されているλ
同様に、コンバイナ68CDの出力端はトータルレベル
制御回路70CDを介して増幅回路?2CDに接続され
、コンバイナ68EFの出力端はトータルレベル制御回
路70EFを介して増幅回路72EFに接続され、コン
バイナGHの出力端はトータルレベル制御回路70GH
を介して増幅回路72GHに接続されている。増幅回路
72AB、72CDの各出力端はコンバイナ74の入力
端に接続され、増幅回路72EF。
72GHの各出力端はコンバイナ76の入力端に接続さ
れている。コンバイナ74.76の出力端はコンバイナ
78に接続され、コンバイナ78の出力端はトランスデ
ユーサ17に接続されている。
トータルレベル制御回路は、ローカルレベル制御回路と
同様にダブルバランスドミキサーやピンダイオードアッ
テネータで構成され、各々のレベル制御端には制御回路
22のDAC54の出力端が接続されている。
以下本実施例の作用を説明する。ホストコンピューター
等から供給される8ビツトの画像データはレジスタ50
と遅延回路56に供給される。データ変換器52は、レ
ジスタ50から人力された信号のオンの個数に応じたデ
ジタル信号を出力し、DAC54はこのデジタル信号に
応じた第7図に示すアナログ信号を出力する。このアナ
ログ信号は、トータルレベル制御回路70AB〜70G
Hの制御端の各々に人力される。また、遅延回路56に
よって所定時間遅延された画像データは、A○Mドライ
バ20のスイッチ回路66A〜66Hの各々に入力され
る。各発振回路62A〜62Hから出力された信号は、
ローカルレベル制御回路64A〜64Hによって振幅が
調節された後スイッチ回路66A〜66H1コンバイナ
68AB〜68GH,トータルレベル制御回路70AB
〜70GH,増幅回路72AB〜72GF(、コンバイ
ナ74.76、コンバイナ78を介してAOMI8のト
ランスデユーサ17に供給される。トランスデユーサ1
7は、人力された信号を人力された信号の周波数及び振
幅に応じた超音波信号に変換する。この超音波信号は、
音響光学媒質21を伝播して吸音体19に吸音される。
このとき、HeNeレーザ12からレーザビームが発振
されていると、このレーザビームは、音響光学媒質21
によって超音波信号の振幅に応じたパワーでかつ周波数
に応じた方向に分割される。AOM18で分割されたマ
ルチレーザビームは、ポリゴンミラー28によって主走
査方向に走査され、ガルバノメータミラー36によって
副走査方向に走査される。
第9図は、ガルバノメータミラー36のミラーの角度を
経過時間に応じて示したものである。第1駒の記録が開
始される前の非記録期間において、第1駒の画像データ
が準備されると共に記録材料が1il1分搬送されて記
録材料の位置決めが行われる。このとき、シャッタは閉
じられている。なお、記録が開始されると、シャッタが
開かれガルバノメータミラー36のミラー角度が記録終
了角度になるまでに第1駒のデータが転送されて第1駒
の画像記録が行われる。また、この非記録期間のうちの
チエツク期間においては、各発振回路62A〜62Hか
ら出力される信号の振幅調整、すなわちレベル調整が行
われる。レベルの調整について第1図に示されるブロッ
ク図および第2図に示される制御ルーチンを参照し説明
する。AOMから射出されたレーザビームは、閉じられ
たシャッタに取付けられた光電変換器60に入射される
。このレベル調整においては、トータルレベル制御回路
70ΔB〜70GHのレベル制御端へ一定の電圧を印加
し、各発振回路62A〜62M毎に、すなわちレーザビ
ーム1本毎に次のようにしてレベル調節が行われる。す
なわち、ステップ100において、本制御ルーチンにN
の初期値が1に設定され、ステップ110では、8本の
レーザビームの第1番目のAOMドライバ20のスイッ
チ回路のみがオンにされる。すなわち、発振回路62A
〜62Hから信号を出力した状態で、スイッチ回路66
Aだけオン状態とする。ステップ120において、基準
値となる設定値L1および光電変換器60から得られる
8本のレーザビームの第1番目のレーザビームのパワー
の出力がADC82によりデジタル値に変換された出力
値P1を取り込み、ステップ130に進む。ステップ1
30では、設定値L1とPl値の偏差Xを演算すると共
に、この演算結果に応じて設定値L1とP1値とが等し
ければステップ140へ進み、ローカルレベル制御回路
64Aの制御端に印加する電圧値としてPl値がその値
のまま記憶され、ステップ150へ進む。設定値L1と
Pl値とが等しくなければステップ142へ進み、ロー
カルレベル制御回路64の制御端に印加する電圧値とし
てPl値に偏差Xが加算された値が記憶され、ステップ
150へ進む。ステップ150では、第1番目のレーザ
ビーム(1:) パワーを制御するローカルレベル制6
回路64Aに対応するレジスタ84Aに出力される。
これにより、ローカルレベル制御回路64Aには、レジ
スタに記憶されている値がDAC86Aによりアナログ
電圧値に変換されて入力される。すなわち、人力された
信号のレベルが基準値より大きいときはローカルレベル
制御回路64Aの制御端に印加する電圧を低下して信号
の振幅が小さくなるように制御され、人力された信号の
レベルが基準値より小さいときはローカルレベル制御回
路64Aの制御端に印加する電圧を上昇させて信号の振
幅が大きくなるように制御される。このように、発振回
路62Aから出力された信号は、ローカルレベル制御回
路64A、スイッチ回路66A、コンバイナ68AB、
トータルレベル制御回路70AB、増幅回路72AB等
を介してトランスデユーサ17に供給される。これによ
り、AOM18からは、発振回路62Aから出力された
信号の振幅がローカルレベル制御回路64Aに入力され
た信号発生回路58の出力レベルで制御され、ローカル
レベル制御回路64. Aからの出力の振幅に応じたパ
ワーのレーザビームが射出される。AOM18から射出
されたレーザビームは、光電変換器60て受光され、光
電変換器60から受光したレーザビームのパワーに応じ
た電圧が出力される。
この結果、AOMから射出された第1番目のレーザビー
ムのパワーが目標値に調整される。
ステップ160においてN22か否かを判断することに
より、レベル調整を行うレーザビームの残り本数を判断
し、未だレベル調整するレーザビームが有るときには、
ステップ162へ進み、Nが1インクリメントされ、ス
テップ110に進み、次のレーザビームのレベル調整を
行う。これにより、スイッチ回路66B〜66Hを順に
オンして上記と同様にして、発振回路62B、・・・6
2Hについてレベル調整が行われ、このチエツク期間で
は発振回路62A〜62Hの全てについてのレベル調整
が個々に行われる。全てのレーザビームのレベル調整が
終了した場合には、この制御ルーチンを終了する。また
、画像記録中は、信号発生回路58にレベル調整が行わ
れた後のレーザビームのパワーが出力されるように、上
記のレジスタ84A〜84Hの各々に電圧値P1〜P8
が記憶されている。
また、第n@のデータを記録しているときには、レジス
タ50、データ変換器52及びDAC54によってトー
タルレベル制御回路70AB、70CD、70EF、7
0GHの各々に、第7図に示す画像データのオンの数に
比例したアナログ信号が供給され、トータルレベル制御
回路はこのアナログ信号に応じてコンバイナ68AB〜
68GHから出力された信号の振幅を制御する。これに
よって、AOM18から出力されるレーザビームの各々
のパワーは第8図に示すように信号のオンの数に拘らず
一定になり、画像データのオンの個数による画像濃度む
らが防止される。なお、信号のオンの個数によって振幅
を制御しないときは、AOMから射出される1つのレー
ザビームのパワーは、同時に射出されるレーザビームの
個数、すなわち画像データのオンの個数に応じて第6図
に示−ザビームで感光面に露光する場合に、音響光学素
子の特性が異なっていても光ビームのパワーを一定にす
ることができると共に、経時による光ビームのパワー変
動を少なくでき、複数レーザビーム各々のパワーの変化
が防止され、記録画像に濃度むらが少なくすることがで
きる、という効果が得られる。
上記実施例では、レーザビームのパワー検出を行うセン
サーをレーザビームの記録走査光路上に設けられたシャ
ッタに設けた例について説明したが、AOMの下流側に
透過率の低いミラーを配置し、このミラーの裏側にセン
サーを配置してもよい。また、シャッター上に反射ミラ
ーを設け、その反射光を受光可能な位置にセンサーを設
けてレーザビームのパワーを検出してもよい。
なお上記では、2つの信号を混合するコンバイナ68A
B〜68GHの後段にトータルレベル制列回路を接続し
た例について説明したが、コンバイナ74.76の後段
またはコンバイナ78の後段にトータルレベル制御回路
を接続してもよい。
また、上記では光変調器として音響光学素子を用いた例
について説明したが、光導波路形変調器を用いてもよい
なお、上記実施例では、レーザビームのパワー補正をl
餉毎の非記録時に行う例について説明したが、少なくと
も1以上の主走査毎、少なくとも1以上の画像毎または
少なくとも1以上のフィッシュ毎に行ってもよく、また
これらの組合せた時期に行ってもよい。
また、上記では光ビームとしてレーザビームを用いた光
ビーム走査装置の例について説明したが、LEDの光を
光ビームとして用いる走査装置でもよく、また、他の光
源を用いて光ビームにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の複数光ビームのパワー補正方
法を示すブロック図、第2図は信号発生回路のレーザビ
ームのパワー補正制御ルーチンの流れ図、第3図は本発
明が適用されたレーザビーム記録装置を示す概略図、第
4図はAOMの制御回路を示すブロック図、第5図はA
OMドライバーを示すブロック図、第6図は画像データ
のオンの数とレーザビーl、のパワーとの関係を示す線
図、第7図は画像データのオンの数とDACから出力さ
れるアナログ信号のレベルとの関係を示す線図、第8図
は画像データのオンの数とレーザビームのパワーとの関
係を示す線図、第9図はガルバノメータミラーの角度に
対するチエツク期間、非記録期間及び記録期間の関係を
示す線図である。 12・・・He−Ne 18・・・八〇M 58・・・信号発生回路 82・・・ADC 86・・・DAC 62A〜62H・・・発振回路 64A〜64H・・・ローカルレベル制a 回u68A
B〜68GH。 74. 76、 ・コンバイナ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)異なる周波数の信号を各々出力する複数の発振器
    と、前記発振器の出力端の各々に接続されかつ前記発振
    器から出力された信号の振幅を制御する複数の振幅制御
    器と、前記複数の振幅制御器から出力された信号の各々
    を混合して音響光学素子に入力する混合手段とを備え、
    入射された光ビームを複数に分割すると共に分割された
    光ビームを同時に走査露光する走査露光系の複数ビーム
    のパワー補正を行うにあたり、前記複数の光ビームの各
    々をセンサーによって検出し、検出値と予め設定された
    基準値との偏差量に応じて複数光ビーム各々のパワーを
    補正する複数光ビームのパワー補正方法。
  2. (2)走査光路上にシャッタを設け、シャッタの光ビー
    ム入射側に前記センサーを取付けた請求項(1)記載の
    複数光ビームのパワー補正方法。
  3. (3)非記録時に前記補正を行う請求項(1)記載の複
    数光ビームのパワー補正方法。
JP27475590A 1990-10-12 1990-10-12 複数光ビームのパワー補正方法 Pending JPH04149515A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS548422A (en) * 1977-06-22 1979-01-22 Ricoh Co Ltd Multiple beam modulation system
JPS54150151A (en) * 1978-05-18 1979-11-26 Ricoh Co Ltd Adjusting method of optical parts of multibeam scanning optical system

Patent Citations (2)

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