JPH04147959A - 溶射皮膜の耐摩耗性向上方法 - Google Patents

溶射皮膜の耐摩耗性向上方法

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JPH04147959A
JPH04147959A JP27170290A JP27170290A JPH04147959A JP H04147959 A JPH04147959 A JP H04147959A JP 27170290 A JP27170290 A JP 27170290A JP 27170290 A JP27170290 A JP 27170290A JP H04147959 A JPH04147959 A JP H04147959A
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wear resistance
ions
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film
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Yuji Fukuda
祐治 福田
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Mitsubishi Power Ltd
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Babcock Hitachi KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、母材表面に耐摩耗性に優れた皮膜を形成させ
る方法に関するものである。
〔従来の技術〕
ガスタービン回転軸受けやシール部、ディーゼルエンジ
ンのバルブやガイドまたは化学蒸着装置の回転部等では
高温雰囲気での耐摩耗性が要求されており、特にガスタ
ービン部品では近年使用最高温度の上昇とともに各種回
転部品の高温での耐摩耗性が重要となっている。
上記摺動部材の摺動特性を向上させる手法としては摺動
部材そのものの耐摩耗性を向上させる方法、潤滑剤を用
いる方法、耐摩耗性を表面処理により摺動部材表面に形
成する方法が知られている。
潤滑剤では、油等の液体潤滑剤を用いる方法、金(Au
)、銀(Ag)、鉛(pb)、すず(Sn)等の軟金属
を用いる方法、グラファイト(C)、二硫化モリブデン
(MoS2)、窒化ホウ素(B N)、フッ化カルシウ
ム(Ca F2)等の固体潤滑剤を使用する方法が知ら
れている(NSK Technical Jo−urn
al No、648)。
特に、600℃以上の高温雰囲気下では金属材料同士で
製作したロッド及びブツシュは酸化等により容易に焼き
付き、かじり現象を起こす元になる。特開昭58−11
3628号公報などに提案されている60o℃以上で耐
えうるセラミックス等で製作された軸受けは熱膨張差、
緩衝材等を考慮しなくてはならない上に製作に膨大な費
用がかかる。
液体潤滑剤は高温では気化または焼失により高温での使
用は不可能である。軟金属を使用しても鉛、すずは低融
点であり、溶融・酸化または拡散により高温での使用は
困難である。グラファイト、二硫化モリブデンも600
℃以上の高温では酸化劣化により長時間の使用に耐えら
れない。600℃以上の高温で使用可能な固体潤滑剤と
しては金、銀の軟金属、フッ化カルシウム、フッ化バリ
ウムのフッ化物がある。しかし、金や銀は高価であり、
多量に使用する場合には経済性の面で問題があることか
ら、フッ化カルシウム、フッ化バリウムを固体潤滑剤と
して使用するのが好適である。
耐摩耗性材料の表面処理法の具体的な方法としては、ア
ーク、プラズマまたはガスにより棒状あるいは粉末状の
材料を肉盛り溶接する方法、メツキ、スパッタリングあ
るいはイオンプレーテング(PVD) 、化学蒸着(c
vD)などの蒸着法、ガスまたはプラズマによる溶射法
などがあげられる。これらの表面処理方法で、皮膜の材
料の多様性及び自ストの面で優れた方法はガスまたはプ
ラズマによる溶射法である。溶射法で皮膜形成が可能な
材料としては、Ti、Ni−Crなどのメタル系材料、
Al□01+ A 1203  T 1021 Crz
○、、Zr02−Y2O2等の酸化物系材料、Cr5C
2−NiCr、Cr23C,−NiCr等のサーメット
系材料があるが、高温での耐摩耗性を向上させるために
は上記材料のうちで、高硬度の皮膜が得られる酸化物系
またはサーメット系が有効である。
〔発明が解決しようとする課題〕
固体潤滑剤の使用方法としては、摺動部材表面に固体潤
滑剤を塗布し、薄膜を形成させる方法がとられるが、薄
膜は摩耗により徐々に消失するため長時間にわたり連続
使用ができないという問題がある。
溶射皮膜の問題点としては、焼結で作製したセラミック
スに比べて、皮膜を構成する粒子同士の結合力が小さく
、同じ材質でも耐摩耗性が劣ることである。
これを改善するためにシー・デラコルテ(C,De−1
1acorte)はCr3C2−Co N i粉末に固
体潤滑剤であるAg粉末、Ca F2− B、a F2
共品物粉末を混合した粉末をNi−Cr合金(Inco
nel X−750)の表面にプラズマ溶射し、Cr3
C2−CoN1m射皮膜に射入膜耐摩耗性が改善された
ことを報告している(Surface and Coa
ting Technology 36(198g)8
7−97)。Ag、CaF2及びB a F2は固体潤
滑剤として、摺動部の摩擦係数を低減させることのでき
る物質で、900〜1000℃程度までは熱的、化学的
に安定な材料である。しかし、発明者らの実験によると
、1000℃以上の高温となる溶射炎中にCaF2.B
aFz粒子を投入すると、これらの粒子は分解したり、
酸化する。その結果、形成された溶射皮膜中にはCaF
2.BaF2として存在しない可能性が高く、団体潤滑
剤としての性能を十分発揮しない恐れがある。
本発明の目的は、上述した従来技術の欠点を解消し、安
価に高温で使用可能な耐摩耗性に優れた溶射皮膜を提供
することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記問題点を解決する方法としては、溶射により該母材
表面に耐摩耗性に優れた材料からなる皮膜を形成した後
に、CaFl、BaF2またはこれらの混合物をアルコ
ール等の誘起溶剤に混合、懸濁させたコロイド液として
含浸させ、乾燥することによって、皮膜の気孔中にCa
F2.BaF2粒子を介在させる方法がある。しかし、
この方法では小さな気孔まで均一に粒子を浸透させるの
は困難である。そのためには、サブミクロン以下の微粒
子を使用する必要があるが、微粒子は高価であり、経済
性に問題がある。
そこで、この問題を克服することを探究した結果、溶射
皮膜を形成した部材をカルシウムイオン、バリウムイオ
ンのうちいずれか一つ以上を含む溶液に浸せきさせ、皮
膜の気孔中に該溶液を浸透させた後に、フッソイオンを
含む溶液を添加する方法、またはカルシウムイオン、バ
リウムイオンのうちいずれか一つ以上を含む溶液とフッ
ソイオンを含む溶液を混合させた溶液を作成し、該溶液
のpHを3以下とし、その後、溶射皮膜を形成させた部
材を該溶液に浸せきさせ、皮膜の気孔中しこ該溶液を浸
透させた後に、溶液を中性にする方法番こよって、皮膜
の気孔中にフン化カルシウム、フン化バリウムを単独ま
たは混在させて析出させることができることが判明した
カルシウムイオン、バリウムイオンの供給源としては、
溶解度の大きいCaCl2.BaC1□の塩化物が好適
であり、フッソイオンの供給源としては、やはり溶解度
の高いNaF、KFが好適である。ここで各溶解度は、
CaC1□ニア4.5g/100CC(20℃) 、B
aC1□: 36g/100CC(20’C)、KF 
: 92.3g/100CC,NaF : 4.03g
/100CC1CaF2: o、0016g/100C
C(18℃)、BaF2:0.164g/100CC(
18℃)である。
〔作用〕
溶射皮膜に上記処理を施すことにより、皮膜中に存在す
る気孔中に、固体潤滑剤であるフッ化カルシウム、フッ
化バリウムが単独または混在して析出することになる。
従って、本処理を行った部材を摺動部に使用した場合、
本部材と相手材は固体潤滑剤を介して接触するようにな
る。その結果、本部材と相手材の摺動特性が向上する。
また、フッ化カルシウム、フッ化バリウムは皮膜中に均
一に分布しているため、本部材が摩耗減肉しても、常に
本部材と相手材は固体潤滑剤を介して接触しており、長
時間安定した摺動特性が得られる。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図を参照しながら説明する。
第1図に示されるように、材料3の表面に耐摩耗性に優
れた材料の粉末を溶射し、溶射皮膜1を形成させた後、
材料3をカルシウムイオン、バリウムイオンのうちいず
れか1つ以上を含む溶液とフッソイオンを含む溶液の混
合溶液中に浸せきし、溶射皮膜の気孔部2及び溶射粒子
の境界5に微細なフッ化カルシウム(CaF2)または
フッ化バリウム(B a F 2 )を単独または共存
させて生成させるように構成されている。処理方法とし
てはカルシウムイオン、バリウムイオンのうちいずれか
一つ以上を含む溶液に材料3を浸せきさせ、皮膜の気孔
中に溶液を浸透させた後に、フッソイオンを含む溶液を
添加する方法、またはカルシウムイオン、バリウムイオ
ンのうちいずれか一つ以上を含む溶液とフッソイオンを
含む溶液を混合させた溶液を作成し、溶液のpHを1以
下とし、その後、溶射皮膜を形成させた部材を溶液に浸
せきさせ、皮膜の気孔中に溶液を浸透させた後に、溶液
を中性にする方法でも良い。
第2図はCa Cl 2− N a F溶液中の溶解F
−イオン濃度とpHの関係を示したものであるが、溶液
中のF−濃度はpHが1以上になると急激に低下し、フ
ッ化物(例えば、CaF2)として析出しだす。pHが
3以上では溶液中のF−濃度はOであり、はぼ100%
がCaF2として析出している。本発明はこの反応を利
用したもので、例えば、溶射施工した製品をフッソイオ
ン、カルシウムイオン及びバリウムイオンを含む溶液に
浸せきさせることによって、溶射皮膜の気孔中に上記イ
オンを含む溶液が浸透する。その後、例えば、溶液のp
Hを1以上に調整することによって、溶液中のフッソイ
オンとカルシウムイオン及びバリウムイオンは次式の反
応によりCaF2.BaF2が気孔部または溶射粒子境
界に析出するようになる。
Ca”  +2F−−*  CaF2 Ba”  +2F”−→ BaF2 以下に、本発明の実施例を挙げ具体的に説明する。
〔実施例1〕 プラズマ溶射により厚さ200μmのA1203−13
%TiO□溶射皮膜を形成した溶射部材を10%CaC
l2溶液に浸せきした。次に10%NaF溶液を添加・
混合させた。1時間後、溶射部材を本溶液から取り出し
、乾燥した。第3図に、上記溶射部材を切断研磨し、気
孔部2及び溶射部1をEDX(Energy Disp
ersive X−Ray Analyzer)で分析
した結果を示す。EDXでは原子番号がNa以上の元素
しか検出できないため、Fの分析はできていないが、図
から明らかなように、気孔部2からは多量のCaが検出
されている。また溶射部1からも若干のCaが検出され
ている。溶射部lからCaが検出されたのは、第1図に
示したように溶射部1は溶射粒子3が積層された構造と
なっているが、溶射粒子と溶射粒子の境界5にも微小な
空隙が存在し、この空隙にも溶液が浸透し、CaF2が
析出したためで、本処理において、気孔部2及び溶射粒
子境界5にCaF2が析出している事が明らかである。
本実施例において、CaC1□の代わりにBaCl2を
使用すれば、B a F2が析出するし、CaC1□と
BaC1□の両方を使用すれば、CaF2、B a F
2の両方を同時に析出させることができる。
本発明による処理が可能な皮膜としては実施例で述べた
Al□○、−Tie2皮膜以外に、ZrO2゜Cr2O
,等の酸化物やNi−Cr、Ti等のメタル系、WC−
Co、TiC−Ni、CrzCzNiCr等のサーメッ
ト系のいずれでもよく、特に皮膜の材質を規定するもの
ではない。
本発明は溶液を皮膜の気孔中に含浸させ、その後粒子を
析出させるため、気孔率の小さい皮膜に対しても適用可
能であり、特に皮膜中の気孔サイズや気孔率を限定する
ものではない。
〔実施例2〕 10%Ca C1□溶液に、10%塩酸を添加し、溶液
のpHを1以下とした。この溶液に10%N a F溶
液を添加後、再度10%塩酸を添加し。
溶液のpHを1以下とした。本溶液に実施例1で示した
プラズマ溶射により厚さ200μmのA1□O,−13
%T i O2溶射皮膜を形成した溶射部材を授精した
。次に溶液のpHが3以上になるまでN a OHを添
加し、1時間放置した。処理終了後、溶射部材を溶液か
ら取り出し、乾燥した。
溶射部材を浸せきする溶液の初期のpHは、第2図に示
したように3以上でほとんどF−イオンは溶解しないた
め、3以下、望ましくは1以下にする必要がある。
本実施例はCa++イオンとF−イオンを気孔中に共存
させた後、CaF2を気孔中に析出させる反応であるた
め、析出量を溶液のpHで調節することが可能であると
いう特徴を有する。
〔発明の効果〕
以上、詳細に説明したように、溶射皮膜を形成した後に
本発明に係る処理を施すことにより、高温まで使用可能
な固体潤滑剤であるCaF2、B a F2が単独また
は共存して、皮膜中に均一に分布する溶射皮膜の形成が
可能となり、従来の技術と比較して数段優れた摺動特性
、耐摩耗性を示す摺動部材を得ることができ、製品の耐
用時間を延長させる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の溶射皮膜断面を模式的に示
す図、第2図は溶液のpHと溶液中のF−の関係を示す
図、第3図は本発明の一実施例による溶射皮膜の断面の
EDXによる分析結果を示す図である。 1・・・溶射部、2・・・気孔部、3・・・材料、4・
・・溶射粒子、5・・・溶射粒子境界、6−CaF2又
はB a F2粒子。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.溶射皮膜を形成した被加工物をカルシウムイオン(
    Ca^+^+)またはバリウムイオン(Ba^+^+)
    を単独または複合して含む溶液及びフッソイオン(F^
    −)を含む溶液に浸せきさせることにより、皮膜中にフ
    ッ化カルシウム(CaF_2)及びフッ化バリウム(B
    aF_2)を単独または複合させて析出させることを特
    徴とする溶射皮膜の耐摩耗性向上方法。
  2. 2.請求項1において、フッソイオン、カルシウムイオ
    ン及びバリウムイオンを含む溶液をpH3以下の酸性溶
    液とし、該溶液に溶射皮膜を形成した被加工物を浸せき
    し、その後、溶液を中性にする工程を含み、皮膜中にフ
    ッ化カルシウム(CaF_2)、フッ化バリウム(Ba
    F_2)を単独または複合させて析出させることを特徴
    とする溶射皮膜の耐摩耗性向上方法。
  3. 3.請求項1又は2において、フッソイオンの供給原料
    をNaFまたはKF、カルシウムイオンの供給原料をC
    aCl_2、バリウムイオンの供給原料をBaCl_2
    とすることを特徴とする溶射皮膜の耐摩耗性向上方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007308800A (ja) * 2006-05-18 2007-11-29 Hamilton Sundstrand Corp コーティングの形成方法およびベアリングコーティング
JP2008545065A (ja) * 2005-07-04 2008-12-11 コリア インスティテュート オブ サイエンス アンド テクノロジー 耐熱、耐摩耗、低摩擦特性を有するコーティング剤及びそのコーティング方法

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JP2008545065A (ja) * 2005-07-04 2008-12-11 コリア インスティテュート オブ サイエンス アンド テクノロジー 耐熱、耐摩耗、低摩擦特性を有するコーティング剤及びそのコーティング方法
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