JPH0414706Y2 - - Google Patents

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JPH0414706Y2
JPH0414706Y2 JP2706287U JP2706287U JPH0414706Y2 JP H0414706 Y2 JPH0414706 Y2 JP H0414706Y2 JP 2706287 U JP2706287 U JP 2706287U JP 2706287 U JP2706287 U JP 2706287U JP H0414706 Y2 JPH0414706 Y2 JP H0414706Y2
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JP
Japan
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cleaning
protrusion
port
pipe
rising bend
Prior art date
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Expired
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JP2706287U
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JPS63133694U (ja
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  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、掃除口から立ち下げられた管体と排
水継手とを接続するための排水継手用立上りベン
ドに関する。
〔従来の技術〕
宅地内に埋設された家庭用雑排水の排水管で
は、管路の途中にパイプインバードと呼ばれる排
水継手を介在し、この排水継手に接続した立上り
べンドの上端接続口に地面の掃除口から立ち下げ
られた管体を接続してある。上記掃除口は主に排
水管の管路内の清掃を行うときの掃除棒の挿入口
として利用されるが、管路の清掃以外にも、例え
ば管路内の水の溜まり具合を調べるときにフレキ
シブル棒の先端に鏡を取り付けた内視鏡の挿入口
としても役立つ。一方、上記掃除口を管路の勾配
検査や点検に利用したいときもある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、掃除口に管体を介して接続されてい
る上記立上りベンドは、掃除口から管路へ掃除棒
を挿入しやすくすることのためにその内部通路が
斜めになつていることが多く、しかも、上記管体
は排水継手の埋設深さを調節するために介在され
るものであつてその長さが一定ではない。そのた
めに上記管路の勾配を算出するのに必要な地面か
らインバート座(排水継手の最下位部分)までの
深さをスケール等を用いて直接測定することが困
難であり、管路の勾配検査や点検に不便を極めて
いた。
本考案は、上記立上りベンドの両端部相互間の
垂直長さ及び排水継手の内径が当初より明らかで
ある点に着目し、立上りベンドの上端部分と地面
に設けられる掃除口との間の垂直長さを容易に実
測できるようにすることによつて、地面から上記
インバート座までの垂直長さを簡単に割り出すこ
とが可能な立上りベンドを提供することを目的と
する。
〔問題点を解決するための手段〕
以上の目的を達成するために講じた手段は、立
上りベンドの上端接続口の近傍の内面にレベル測
定ポイントとなる表示が施されていることであ
る。
〔作用〕
排水継手から立ち上げられた立上りベンドの上
端接続口に掃除口から立ち下げられた管体を接続
してある場合、地面からインバート座までの垂直
長さLは、立上りベンドに施されたレベル測定ポ
イントの表示位置から排水継手と立上りベンドと
の接続部分までの垂直長さl1と、排水継手の内径
dと、上記レベル測定ポイントの表示位置から掃
除口までの長さl2の総和l1+d+l2により表され
る。ここで、l1とdは当初より明らかであり、l2
は掃除口より挿入したスケール等の測長具により
容易に測定できるから、地面からインバート座ま
での垂直長さL=l1+d+l2が割り出される。
〔実施例〕
第1図は本考案の実施例による立上りベンド1
の使用状態を示している。立上りベンド1は垂直
な軸線を有する下端接続口11が排水継手2の管
壁上部に具備された接続口21に接続されている
と共に、同じく垂直軸線を有する上端接続口12
が、掃除口3から垂直に立ち下げられた管体4に
接続されている。また、立上りベンド1は斜めの
内部通路13を備え、その内部通路13の上端部
内面、即ち上記上端接続口12の近傍の内面に突
起14を具備している。5,6は排水継手2によ
つて接続された排水管であり、これらの排水管
5,6及び排水継手2によつて形成される管路に
は水の流れ勾配θが付与されている。
ここで、地面Gからインバート座Sまでの垂直
長さLは、突起14から排水継手2と立上りベン
ド1との接続部分端までの垂直長さl1と、排水継
手の内径dと、突起14から掃除口3までの長さ
l2の総和l1+d+l2により表される。ここで、l1
dは当初より明らかであるが、l2は管体4の長さ
によつて異なる。しかし、l2は掃除口より挿入し
たスケール等の測長具により容易に実測できるか
ら、地面からインバート座までの垂直長さLは、
l2の実測値にd+l2を加えた長さになる。このよ
うにして地面Gからインバート座Sまでの垂直長
さLを割り出せば、その長さLから管路の水の流
れ勾配θが適性か否かを点検したり検査したりす
ることが可能になる。
以上より明らかなように、上記突起14はl2
実測するときのレベル測定ポイントとなる表示と
しての役目を持つている。従つて、この突起14
を設ける高さ位置は、掃除口3からスケール等の
測長具を挿入してl2を実測するときに、掃除口3
から見える個所であつて掃除口3と突起14との
垂直長さを測定できる個所とする必要がある。図
示例の立上りベンド1においてはそのような個所
として斜めの内部通路13の上端部分が該当す
る。しかし、内部通路13の上端部分であれば、
その周方向のどの位置に設けてもよい。第1図と
第2図は内部通路13の上端前部に突起14を設
けた例を示し、第3図は内部通路13の上端後部
に突起14を設けた例を示している。
以上の説明ではレベル測定ポイントとなる表示
を突起14により構成したものを説明したが、そ
の表示は突起14に限られない。例えば第4図に
示すような凹所15であつてもよい。また、円弧
状或いはリング状の凸条であつても、単に着色を
施しただけのものでもよい。しかし、表示を設け
るに当たつては、上述した掃除棒や内視鏡を挿入
するときの便宜を考慮し、それらを挿入しにくく
ならないように留意することが望ましく、そのよ
うな観点からすると、表示を突起14によつて構
成する場合には第3図の位置に設けることが好ま
しい。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案の立上りベンドを用
いると、その立上りベンドの内部通路が斜めにな
つており、しかも、排水継手の埋設深さを調節す
るための管体が掃除口から立ち下げられているた
めに地面からインバート座までの垂直長さを直接
測定できない場合でも、立上りベンドの上端接続
口の近傍の内面に設けられたレベル測定ポイント
となる表示から掃除口までの垂直長さを実測する
ことによつて地面からインバート座までの垂直長
さを割り出すことができる。これにより管路の勾
配検査や点検を掃除口を利用して簡単にできるよ
うになる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例による立上りベンドの
使用状態を示す断面図、第2図は第1図のA−A
線に沿う拡大断面図、第3図は突起を第2図のも
のとは異なる個所に設けた例を示す横断平面図、
第4図は表示を凹所によつて構成した例を示す断
面図である。 1……立上りベンド、2……排水継手、3……
掃除口、4……管体、12……上端接続口、14
……突起(表示の一例)、15……凹所(表示の
他の例)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 排水継手に立ち上げられ、かつ、上端接続口が
    掃除口から立ち下げられた管体に接続される排水
    継手用立上りベンドであつて、 上記上端上接続口の近傍の内面にレベル測定ポ
    イントとなる表示が施されていることを特徴とす
    る排水継手用立上りベンド。
JP2706287U 1987-02-24 1987-02-24 Expired JPH0414706Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2706287U JPH0414706Y2 (ja) 1987-02-24 1987-02-24

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2706287U JPH0414706Y2 (ja) 1987-02-24 1987-02-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63133694U JPS63133694U (ja) 1988-09-01
JPH0414706Y2 true JPH0414706Y2 (ja) 1992-04-02

Family

ID=30828740

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2706287U Expired JPH0414706Y2 (ja) 1987-02-24 1987-02-24

Country Status (1)

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JP (1) JPH0414706Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63133694U (ja) 1988-09-01

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