JPH04146880A

JPH04146880A - 電動車

Info

Publication number: JPH04146880A
Application number: JP2271251A
Authority: JP
Inventors: Yasuo Hirose; 康夫広瀬; Yuji Suga; 祐司菅
Original assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Current assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Priority date: 1990-10-08
Filing date: 1990-10-08
Publication date: 1992-05-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）　産業上の利用分野本発明は電動三輪車等の電動車に関する。

（ロ）　従来の技術従来、この種電動車は、走行用電動機、電動機の電源と
なるバッテリ、電動機の制御部品を適宜に配設していた
が、配置が悪いと車両が大型化し、重心位置が悪くなり
容易に転倒する虞があると共に、乗用の電動車において
は、操縦者の乗り場所の確保に支障を来す虞があった。

（ハ）　発明が解決しようとする課題本発明は上記欠点に鑑みなされたもので、各種電気部品
を最適に配置し得る電動車を提供することを課題とする
。

（ニ）　　課題を解決するための手段本発明は、複数の車輪によって支持されたフレームと、
車輪を回転駆動する電動機と、下部を前記フレームの電
動機近傍に支持し、上部にシートを支持した箱形フレー
ムと、箱形フレーム両側に配設された電動機用電源とな
るバッテリと、箱形フレームで囲まれる空間に配設され
る電動機の制御部品と、箱形フレーム上に支持されるバ
ッテリ充電用部品と、電動機、箱形フレーム、バッテリ
及び充電用部品等を被うカバ一体とを備えたことを特徴
とする。

（ホ）　作用本発明の構成によれば、電動機、箱形フレーム、バッテ
リ及び充電用部品等はシート下方の余空間に、小さなス
ペースで配設される。

（へ）　実施例本発明の一実施例を図に示す電動三輪車に基づき以下に
詳述する。

１は鋼鉄製角材２、該角材２上に溶接固定された鉄板３
等からなるフレームで、前車輪４及び後車輪５により地
面から浮かせた状態に支持されている。６はハンドルで
、操舵軸７により前記前車輪４に連結され、ハンドル６
の操作により前車輪４を操舵するようになっている。

８は前記後車輪５を支持する駆動軸で、前記フレーム１
の角材２に回転自在に支持されている。

９は前記角材２の後方側開放端から内部に挿入される固
定金具で、両端を折曲して略コ字状に形成されており、
一対の透孔１０を穿設して、その透孔１０に対向してナ
ツト１１を固着している。前記固定金具９は一方の折曲
片９ａを角材２内に挿入し得る長さに形成し、他方の折
曲片９ｂを角材２の開放端を閉成し得る長さに形成して
、一方の折曲片９ａ側から角材２内に挿入し、他方の折
曲片９ｂにて角材２の開放端を閉成するようになってお
り、この状態で固定金具９の透孔１０が角材２に形成さ
れた透孔１２と対向するようになっている。

１３は前記駆動軸８外周に巻回されるクツション材１４
を介して駆動軸８を角材２に固定する保持金具で、ネジ
１５を前記保持金具１３、角材２及び固定金具９を貫通
させてナツト１１に螺合し、駆動軸８を固定すると共に
、固定金具９により角材２を補強するようになっている
。

１６は電動機、１７は前記電動機１６の回転を駆動軸８
に伝達するギアケースで、前記電動機１６及びギアケー
ス１７は後述する箱形フレーム２０に固定される支持金
具１８によって回り止めされている。

１９は前記角材２間に架設される４本のＬ字状支持レー
ルで、中央に配設される一対の支持レール１９間に箱形
フレーム２０が固着されており、該箱形フレーム２０内
の空間には前記電動機１６を制御する制御回路部品収納
ケース２１が挿脱自在に収納されている。

２２は前記箱形フレーム２０両側の支持レール１９上に
着脱自在に載置されるバッテリで、前記電動機１６に給
電するようになっている。

２３は前記箱形フレーム２０上に固定された円筒状の支
持筒で、シート２４の支柱が挿入されるようになってい
る。

２５は前記箱形フレーム２０上に固定されたバッテリ２
２充電用トランス、２６は前記トランス２５上に配設さ
れた充電用コードリールである。

２７は前記電動機１６、ギアケース１７、箱形フレーム
２０、トランス２５等を被う合成樹脂製のカバ一体で、
後車輪５上方を被う泥除部２８を一体形成し、カバ一体
２７の前方開口部を蓋体２９にて開閉自在に閉成するよ
うになっており、蓋体２９を開放して、前記カバ一体２
７内の制御回路部品、バッテリ２２等のメンテナンスを
行うようになっている。

而して、駆動軸８を角材２上に載置し、駆動軸８に保持
金具１３を被せた状態で、ネジ１５を保持金具１３、角
材２及び固定金具９に貫通させ、ナツト１１に螺合して
駆動軸８を固定する。駆動軸８の固定作業は上方から行
うことができ、組立作業性を向上することができる。

また、角材２の開放端は固定金具９の他方の折曲片９ａ
により閉成されるので、角材２内へのゴミや水等の侵入
を阻止でき、角材２の腐食等を解消されると共に、角材
２は固定金具９により補強され、変形等が防止される。

シート２４下方の余空間に電動機１６、バッテリ２２及
び回路部品等を収納でき、各部品の収納スペースを減少
することができる。

また、バッテリ２２等の重量物をシート２４下方の前車
輪４と後車輪５との間に配設しているので、重量バラン
スを向上することができると共に、バッテリ２２を載置
するための支持レール１９及び制御回路部品収納ケース
２１を収納する箱形フレーム２０がフレーム２の補強と
して使用できる。

（ト）　発明の効果以上の如く本発明によれば、電動機、バッテリ等の各部
品を、シート下方の余空間を利用して小さなスペースに
配置することができる等の効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

図面はいずれも本発明の一実施例を示し、第１図は要部
斜視図、第２図は要部拡大断面図、第３図は要部分解斜
視図、第４図はカバ一体及びシートを取り外した上面図
、第５図はカバ一体を取り外した側面図、第６図は外観
側面図である。１・・・・フレーム、４・・・・前車輪、５・・・・後
車輪、１６・・・・電動機、２０・・・・箱形フレーム
、２２・・・・バッテリ、２４・・・・シート、２５・
・・・トランス、２６・・・・コードリール、２７・・
・・カバ一体。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）複数の車輪によって支持されたフレームと、前記
車輪を回転駆動する電動機と、下部を前記フレームの電
動機近傍に支持し、上部にシートを支持した箱形フレー
ムと、前記箱形フレーム両側に配設された電動機用電源
となるバッテリと、前記箱形フレームで囲まれる空間に
配設される電動機の制御部品と、前記箱形フレーム上に
支持されるバッテリ充電用部品と、前記電動機、箱形フ
レーム、バッテリ及び充電用部品等を被うカバー体とを
備えたことを特徴とする電動車。