JPH04146400A - シールドトンネルの覆工方法 - Google Patents

シールドトンネルの覆工方法

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JPH04146400A
JPH04146400A JP2267891A JP26789190A JPH04146400A JP H04146400 A JPH04146400 A JP H04146400A JP 2267891 A JP2267891 A JP 2267891A JP 26789190 A JP26789190 A JP 26789190A JP H04146400 A JPH04146400 A JP H04146400A
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ground
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tunnel
wall
lining
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JP2267891A
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Makoto Kito
誠 鬼頭
Mitsuhiro Suenaga
末永 充弘
Yuzo Kajiwara
梶原 雄三
Tadashi Koyama
小山 忠
Masaharu Saito
斎藤 雅春
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NIPPON TETSUDO KENSETSU KODAN
Tekken Corp
Original Assignee
NIPPON TETSUDO KENSETSU KODAN
Tekken Corp
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  • Lining And Supports For Tunnels (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、シールドトンネルの覆工方法に関する。
従来の技術 従来シールドトンネルの覆工方法としては、シールドマ
シンでトンネルを掘削した後、シールドマシンの後方に
既製のセグメントを組立てて、このセグメントにより覆
工を形成するセグメント工法がある。
発明が解決しようとする課題 ところでこのようなセグメント工法にあっては、地盤が
悪い場合であって、構造物の下方に設けられる場合には
、セグメントの組立完了後時間の経過により、地盤に悪
影響が出るため、これを防止するために予め地上から防
護材を注入するか、またセグメント坑内からセグメント
外に向けて裏込め充填剤を注入するかする必要があり、
それらはいずれも厄介な作業を伴い、施工の長期化をも
たらすという問題がある。
第7図に示すようにセグメント20で構成された並列し
た2つのトンネル21.22を連結するに際しては、両
トンネルに土圧と水圧とが作用するので、これを押える
ために防護上を施す必要がある。そしてその防護上とし
ては、両トンネル21.22の中間の地盤23を凍結工
法、地盤薬液注入工法、またはバイブルーフ24を設置
するバイブルーフ工法等をあげることができ、このよう
な防護上を施した後に切り拡げ構造物25を設置すると
いう複雑で厄介な作業を必要とするという問題がある。
そこで第1発明の目的は、前記のような従来の覆工方法
のもつ問題を解消し、地盤が悪くて構造物の下方に設け
られる場合でも、予め地上から防護材を注入したり、さ
らにセグメントの裏込め充填剤を注入したりするような
地盤改良工法を行う必要がなく、したがって施工期間が
短くてすみ安価な覆工方法を提供するにある。
そして第2発明の目的は、前記のような複数トンネルの
連結を、前記の連結方法のような問題を生ずることなく
、防護上を必要としないで実現できる覆工方法を提供す
るにある。
課題を解決するための手段 第1発明は前記のような目的を達成するために、シール
ドマシンでトンネルを掘削し、シールドマシンの後部付
近に配置された第1型枠と地山との間に形成される間隙
に地盤改良材を打設して、仮覆工型地盤改良壁を形成し
、所定時間養生してこの地盤改良壁が地山を保持できる
強度となったところで、第1型枠を脱型して第2型枠を
建込み、この第2型枠と地盤改良壁との間に覆工コンク
リートを打設することを特徴とするものである。
そして第2発明は前記のような目的を達成するために、
シールドマシンでトンネルを掘削し、シールドマシンの
後部付近に配置された第1型枠と地山との間に形成され
る間隙に地盤改良材を打設して、仮覆工型地盤改良壁を
形成し、所定時間養生してこの地盤改良壁が地山を保持
できる強度となったところで、第1型枠を脱型して第2
型枠を建込み、この第2型枠と地盤改良壁との間に覆工
コンクリートを打設して先行シールドトンネルを覆工し
、ついでシールドマシンでこれに隣接し、力りつ先行シ
ールドトンネルの地盤改良壁の一部を含んで後行トンネ
ルを掘削し、シールドマシンの後部付近に配置された第
1型枠と地山との間に形成される間隙に地盤改良材を打
設して、仮覆工型地盤改良壁を形成し、所定時間養生し
てこの地盤改良壁が地山を保持できる強度となったとこ
ろで、第1型枠を脱型して第2型枠を建込み、この第2
型枠と地盤改良壁との間に覆工コンクリートを打設して
後行シールドトンネルを覆工することを特徴とするもの
である。
実施例 第1.2図に示す第1発明の第1実施例において、1は
通常のシールドマシンを示し、このシールドマシン1は
密閉型シールド、または開放型シールドのいずれでもよ
い。
このようなシールドマシンlのシールドテール部のシー
ルドスキンプレート2の内側に妻枠3が設置され、この
妻枠3の内側に所望個数の第1型枠4が配置され、シー
ルド掘削と同時に第1型枠4と地山6との間の間隙に、
打設管7によって供給される地盤改良材が打設されて、
地盤改良壁8が形成される。
この地盤改良壁8は仮設的に地山6を保持する役目をも
つので、土圧、水圧に応じてそれに適応した材質の材料
を用いて所望の覆工厚とするようにし、打設後は地山6
に密着して良質の地盤改良壁8を形成するため、その打
設圧力を所定の圧力とし、所定の養生時間を経て、地山
を保持できる強度がえられたところで第1型枠4が脱枠
される。
その後地盤改良壁8の内側に第2型枠9を設置し、この
第2型枠9により本設の覆工コンクリート10が形成さ
れる。
第3,4図には第1発明の第2実施例が示されており、
これと第1実施例との相違点は、地盤改良壁8に加えて
これと違う材料で強度を大きくすることのできるもので
、もう−層他の地盤改良壁8′を設けた点にあり、これ
は地盤の具合によって選択されることとなる。
例えば地盤が洪積層の粘性土等のように良質な地盤の場
合には、地盤改良ゾーンを高強度の材料で構成する必要
がないので、覆工コンクリート10を打設するまでの間
、地山がら土圧、及び水圧からトンネルを保護する仮覆
エコンクリートの役目をする内側地盤改良壁8′を強度
の大きい材料で形成し、それ以外の後記する切り拡げの
ための地盤改良ゾーンの役目をする外側地盤改良壁8を
貧配合のコンクリート、モルタル等の強度の小さい材料
を使用して経費を節約することとなる。
第5図には第2発明の第1実施例が示されており、第1
実施例と全く同様にして形成された先行トンネル11に
隣接して後行トンネル12を掘削し、この際先行トンネ
ル11の地盤改良壁8の一部がシールドマシンによって
掘削され、この掘削部は後行トンネル12の覆工時に打
設される地盤改良壁13によって充填される。
このようにして2つのトンネル11.12は、地盤改良
壁8,13の一部によって連結され、この連結部を利用
してここに切り拡げ構造物14が設置されることとなり
、前記連結部はその構築のための防護壁を構成すること
となる。
第6図に示す第2発明の第2実施例にあっては、トンネ
ル11.12の中間に地盤改良壁〕6を有するトンネル
15を配置し、このトンネル15とトンネルII、 1
2とをそれぞれ第1実施例と同様にして切り拡げ構造物
14によって連結したものであり、したがってその詳細
な説明は省略する。
前記の場合、一部を第1発明により、他部を第2発明に
よって覆工を行うというように、2つの発明を組合わせ
て施行してもよく、例えば地下鉄において駅間のトンネ
ルは第1発明によって互いに離れた個別のトンネルを並
列させ、駅部では両トンネルを接近させ、その切り拡げ
部にプラットホームを形成させる等のことをし、このよ
うにして全体のトンネルをこの発行の実施によって構成
することができる。
発明の効果 この第1発明は前記のようであって、シールドマシンの
後部付近に配置された第1型枠と地山との間に地盤改良
材を打設して、仮覆工地盤改良壁を形成し、第1型枠を
脱型して第2型枠を配置し、地盤改良壁と第2型枠との
間に覆工コンクリートを打設したので、地盤が悪くて構
造物の下方であっても従来のセグメント工法のように、
予め地上から防護材を注入するか、またはセグメントの
外周に裏込め充填剤を注入するような必要がなくて、そ
のための作業を省略でき、したがって短い工期で安価に
施工できるという効果がある。
つぎに第2発明は前記のようであって、第1発明により
覆工を完了した先行トンネルに並列して同様に後行トン
ネルを掘削し、その際先行トンネルの地盤改良壁の一部
を掘削して、この部分にこれに代えて後行トンネルの地
盤改良壁を形成したうえ、第1発明におけると同様にし
て覆工コンクリートを打設するようになっているので、
先後間トンネルの覆工に際しては第1発明におけると全
く同様の効果をもつのに加えて、両トンネルを切り拡げ
構造物で連結するに際しては、該連結部の地盤改良工を
行うことや、パイプルーフ工法等を施す必要がなく、さ
らに地盤改良壁はこの連結部構築作業中防護壁となると
いうような効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1発明の第1実施例の縦断正面図、第2図は
同上の線2−2による断面図、第3図は第1発明の第2
実施例の縦断正面図、第4図は同上の線4−4による断
面図、第5図(A)は第2発明の第1実施例の工程途中
における断面図、同(B)は同上の完成時における断面
図、第6図は第2発明の第2実施例の断面図、第7図は
第5図に示すトンネルと同様の従来のトンネルの断面図
である。 1・・・シールドマシン 3・・・妻枠 6・・・地山 8.8′・・・地盤改良壁 10・・・覆工コンクリート 13・・・地盤改良壁 2・・・スキンプレート 4・・・第1型枠 7・・・打設管 9・・・第2型枠 11.12・・・トンネル 14・・・切り拡げ構造物 ′W51 図 冷2図 馬3図 馬4面 (A) (B)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、シールドマシンでトンネルを掘削し、シールドマシ
    ンの後部付近に配置された第1型枠と地山との間に形成
    される間隙に地盤改良材を打設して、仮覆工型地盤改良
    壁を形成し、所定時間養生してこの地盤改良壁が地山を
    保持できる強度となったところで、第1型枠を脱型して
    第2型枠を建込み、この第2型枠と地盤改良壁との間に
    覆工コンクリートを打設することを特徴とするシールド
    トンネルの覆工方法。 2、シールドマシンでトンネルを掘削し、シールドマシ
    ンの後部付近に配置された第1型枠と地山との間に形成
    される間隙に地盤改良材を打設して、仮覆工型地盤改良
    壁を形成し、所定時間養生してこの地盤改良壁が地山を
    保持できる強度となったところで、第1型枠を脱型して
    第2型枠を連込み、この第2型枠と地盤改良壁との間に
    覆工コンクリートを打設して先行シールドトンネルを覆
    工し、ついでシールドマシンでこれに隣接し、かつシー
    ルドトンネルの地盤改良壁の一部を含んで後行トンネル
    を掘削し、シールドマシンの後部付近に配置された第1
    型枠と地山との間に形成される間隙に地盤改良材を打設
    して、仮覆工型地盤改良壁を形成し、所定時間養生して
    この地盤改良壁が地山を保持できる強度となったところ
    で、第1型枠を脱型して第2型枠を連込み、この第2型
    枠と地盤改良壁との間に覆工コンクリートを打設して後
    行シールドトンネルを覆工することを特徴とするシール
    ドトンネルの覆工方法。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01154995A (ja) * 1987-12-14 1989-06-16 Nit Co Ltd 地中坑の掘削方法とその装置
JPH02210197A (ja) * 1989-02-09 1990-08-21 Taisei Corp シールド工法及びその装置

Patent Citations (2)

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JPH01154995A (ja) * 1987-12-14 1989-06-16 Nit Co Ltd 地中坑の掘削方法とその装置
JPH02210197A (ja) * 1989-02-09 1990-08-21 Taisei Corp シールド工法及びその装置

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