JPH04146346A - 耐火遮蔽体 - Google Patents

耐火遮蔽体

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JPH04146346A
JPH04146346A JP2269584A JP26958490A JPH04146346A JP H04146346 A JPH04146346 A JP H04146346A JP 2269584 A JP2269584 A JP 2269584A JP 26958490 A JP26958490 A JP 26958490A JP H04146346 A JPH04146346 A JP H04146346A
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JP
Japan
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fire
plywood
laminated
fireproof
core
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JP2269584A
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English (en)
Inventor
Katsunobu Sagawa
佐川 勝宣
Hikari Yoshioki
義沖 光
Koichi Nara
孝一 奈良
Kenji Yoshida
賢治 吉田
Nobuo Kobayashi
小林 暢生
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DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、隔壁材、戸、あるいは内装材として高性能で
生産性の高い耐火遮蔽体に関するものである。
(従来の技術) 従来の耐火遮蔽体、例えば、防火戸、防火壁材等の素材
は、鋼鉄性、その他無機質の不燃材料、上塗り体、ある
いはこれらの積層複合体が主として用いられた。
最近わが国の建築基準法では、使用素材の指定が削除さ
れ、例えば木質材料の使用も可能となった甲種防火戸に
木質材料を使用する場合には、JISA−1304で規
定される加熱方法で、試験体の全面がほぼ均一に1時間
加熱され、その間、裏面への燃え抜けや、裏面への煙の
漏洩が観察されてはならず、更に加熱試験終了後にも最
も脆弱と思われる部分に1mの高さから3kgの砂袋を
落下せせても破壊されない強度を保持する必要がある。
このような高度の耐火性能を木質材等有機質を主体とす
る試験体に付与するためには、(第4図)に示すように
不燃性無機材料と木質材料とを積層し、更に加熱により
膨張する性質があるガラス繊維に無機性発泡剤を塗装し
た、約2mm厚程度の断熱性ボード(例: BASF 
 ジャパン■の販売するパルゾール)を芯材と枠材の接
合部分や耐火性が脆弱な部分に溝を掘り挿入したり、接
着剤を使用して貼り合わせたり、更に(第5図)に示す
ように、表面の化粧面の下に、防火薬剤を含浸した木質
芯材層を積層し、さらに(第4図)の場合と同様に断熱
性ボードを枠材に積層する等の複雑な断面構成であるた
め、多工程で極めて生産性の低い耐火性能付与手法を必
要とした。このような複雑な切削工程を工業生産で採用
するに場合には、木質材のような天然物や天然加工品で
は、吸・吐湯による材料の伸縮や、材料の種類や部分に
よる強度の変動や、固有の隠された割れの存在や、切削
工程中に発生する可能性のある割れや、密度分布などに
よる寸法の狂いや、芯材と枠材との耐熱性の不一致や、
嵌合状態の不完全さ等により、加熱時に局部的な耐火性
能の脆弱部分が顕現化する欠点があった。
ここで、断熱性ボードを枠材に部分的に貼合せる構造は
、接着力の高いエポキシ系の樹脂をシートの両面に塗装
する必要があり、極めて生産性の低い工程であるのみな
らず、加熱中に膨張層と木質部分の層間剥離を起す恐れ
もあった。またこの断熱性ボードを芯材の全面に貼り合
わせることは、加熱時に接着剤が熱分解するため、3 
k g/rrr程度の重量を支えられず、脱落する欠点
を有していた。
また発泡性防火塗装剤を、耐火遮蔽体の表面に塗装する
方法も試みられてきたが、高度の耐火性能を得るために
は多量の塗装量が必要であり、この場合には、塗装量の
増加に応じて美観が低下したり、塗装膜のひび割れの発
生による経年劣化の可能性や、断熱層の熱気流による脱
落を生じる欠点があった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、 イ) 木質の芯材と、桟材が接合し/あるいは桟材がな
い枠材とを接合した基板に、極めて簡単で、生産性が高
く、少ない工程で、製造できる信頼性の高い耐火性遮蔽
体の提供 口) 上積イ)の基板に芯材、枠材及び桟材の部位ごと
の区別をせず、まだ化粧突板、化粧紙、化粧板のいずれ
か(以下化粧層という)を積層していない基板と枠材と
を、同時に一括して耐火処理して、耐火性能を付与する
ことによる、加熱時に減量、そり、収縮等の変形が少な
く密閉性を失いにくい耐火遮蔽体の提供 ハ) 外気への暴露や、季節変動によっても、長期間外
観や品位が劣化しない、美観の優れた耐火遮蔽体の提供 二) 乾燥した材料を使用すれば、工程で加熱処理を必
ずしも必要としない耐火遮蔽体の提供ホ) 特に木質材
のような天然物や天然物加工品が有する吸・吐湯による
材料の伸縮や、材料の種類や部分による強度の変動や、
固有の隠された割れの存在や、切削工程中に発生する可
能性のある割れや、密度分布などによる寸法の狂いや、
芯材と枠材との耐熱性の不一致や、ある程度は避けられ
ない、嵌合状態の不完全さによる加熱時の局部的耐火性
能の低下を防止できる耐火遮蔽体の提供 へ) まず、耐火性能が、高度で均一な基板の製法を確
定してさえおけば、その上に平滑で凹凸のない化粧層を
積層してもよ(、またその上にモール、縦、横、斜め方
向等の桟、彫刻を施した飾りとなる部品を取り付けても
よく、また更にこのような飾りを予め含む化粧層を積層
してもよいなど、同一の耐火遮蔽体の基板の化粧表面の
加工が自由であり、外観が異なっても、単に化粧層の変
更だけで多種類の製品の生産が可能な高生産性の耐火遮
蔽体の提供等を目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、 (1) 木質材料か、木質材料と他の有機質材料及び/
あるいは無機質材料よりなる芯材の周囲に枠材を接合し
、更にその枠材に桟材が接合している場合にも、切断さ
れているこの芯材が桟材にも接合して収まっている板状
基板の使用状態での外面の一部か、好ましくは全面に、
即ち、例えば壁材の場合には、表面と側面に、防火戸の
場合は、鍵穴、のぞき窓等開口部分以外は、全面に発泡
性防火塗料と、無機質乃至は非溶融性繊維織物とからな
る層とを、交互に二層以上、好ましくは三層積層し、更
にその上に、接着剤を塗装して化粧層を積層してなる耐
火遮蔽体を製造すること、(2) 上記(1)項で、有
機質の芯材が、直行合板、平行合板、ランバーコア合板
、ファイバーボードコア合板、ペーパーコアサンドイッ
チ合板、発泡性合成樹脂コア合板、天然木、パーチティ
クルボードコア合板のいずれか、あるいは、これらの積
層材、あるいは、これら木質材料と、無機質か無機質と
有機質との混合物や、金属性材料との複合物で、好まし
くは、厚みが25〜60mmの範囲であること、 (3) 上記(1)項で、枠材や桟材が天然木材、集成
材、平行合板、鉄のいずれか、あるいはこれらの複合体
よりなり、好ましくは、比重が0.6以上の材料である
こと、 (4) 上記(1)項で、芯材と枠材あるいは/及び桟
材との接合方法が、組接ぎ、留接接ぎ、ほぞ接ぎ、さね
接ぎ、腰欠、欠入打抜ほぞ納差し、合欠け、腰掛け欠け
入り、腰欠け、欠け入り打ち抜きほぞ差し、蟻落とし、
箱台持ち千切留め、複輪、平ほぞ、重ねほぞ、小根ほぞ
、目違いほぞ、二枚ほぞ、欠け接ぎ、相欠け接ぎのいず
れか、あるいは、この組み合わせ方式等の嵌合、あるい
は波釘や千切法で補強された芋接ぎ、ダボ接ぎ、木ねじ
接ぎその他類似の接合方式等の組合わせであること、 (5) 上記(1)項で、接合部分の片方または双方に
発泡性防火塗料を塗装すること、(6) 上記(1)項
で、無機質乃至は非溶融性繊維織物が50〜300 g
/rrrのガラス繊維織物であること、 (7) 上記(1)項で、使用する発泡性防火塗料が、 イ) アミノ樹脂、好ましくはメラミン樹脂、3−(シ
アル牛ルホスホノアルキレンアミド(但しアル牛ル基の
炭素数は3以下でアルキレン基の炭素数は4以下)ある
いはこのメチロール化物を必須成分とする水溶性処方、 口)  ポリりん酸アンモニウム、好ましくは合成樹脂
でマイクロカプセル化されて水不溶性のもの、メラミン
またはメラミン樹脂、ペンタエリスリトールまたはこの
縮合物、重合性合成樹脂のエマルジョンを必須成分とす
る水分散性処方、ハ) メラミン樹脂とりん酸の反応に
よって得られる酸コロイド処方、 二) ホスホン酸誘導体、フェノール樹脂類のみか、こ
れとポリアミド樹脂類かエポキシ樹脂との混合物、メラ
ミンかメラミン樹脂を必須成分とする水溶性処方か水分
散性処方のいずれか、ホ)  ポリウレタン、及び/あ
るいはポリウレイドよりなるエラストマー ポリりん酸
アンモニウムの粉末、メラミン、及び/あるいは炭素数
6以下のアルコールでエーテル化されたメチロールメラ
ミンを必須成分とする有機溶剤処方 等容処方のいずれかか、またはこの組合わせであること
、 (8) 上記(1)項で、芯材と枠材と桟材の厚さが同
一で、凹凸のない平板であること、(9) 上記(1)
項で、基板に化粧層を積層すする際に、エチレンの含有
量が15〜25%の範囲にある酢酸ビニールとエチレン
の乳化共重合物を接着剤として使用すること 等9項目の条件を全て満たすことにより、本発明の目的
が理想的に達成されるが、上記(1)項を満たし、他項
を満たさない場合でも、高度の耐火性能を有する遮蔽体
を得ることも可能である。
ここで更に、課題をより効果的に達成するために、上記
の9項目を選択した理由を説明する。
1) 有機材料、とくに木質材料を使用した、遮蔽体の
耐火性能は、芯材、枠材、桟材、及び化粧層は、それぞ
れ異なる材料や、形状であるため、加熱される前に各部
分が高度の耐火性能を付与されていても、そして火災時
に仮に均一な高温で加熱されたとしても、各部分の受け
るそりや変形の程度が異なり、接合部分に間隙を生じる
ことが避けられず、この間隙部分が遮蔽体の耐火性能の
最も脆弱な部分となる。そこで、耐火遮蔽体の加熱時の
そりが特に大きい場合には、枠材だけではなく、枠内に
桟材も入れる構造として、芯材とこれらを好ましくは、
嵌合法で接合し基板を作るが、この時これらを同じ厚み
にして高低差の無い一枚板とする方法が、生産効率と、
耐火性能上脆弱部分を少なくする上で重要な条件である
。しかし、高低差のある形状の基板にも、本発明の方法
を適用することも可能である。
目的とする耐火遮蔽体が、防火戸の場合はその6面全体
に、防火壁の場合は使用時表面に出ない裏面を除く5面
に発泡性防火塗料と無機質乃至は非溶融性繊維織物を交
互に二層以上、好ましくは、三層積層する。この工程に
より、 (第4図)や、(第5図)に示したような、熱
膨張性の無機性シートの脆弱部分への詰め込みのように
工程が複雑で、低生産性の構造とする必要がなくなり、
化粧層を極めて容易に、かつ平滑に高低差無く貼り合わ
せることができる。
2) 芯材に上記の木質材を主として選択したのは、木
質材料の優れた、比強度、無機質材料では得られない耐
衝撃性、鉄片では得られぬ低熱伝導性を有するためであ
る。
3) 枠材や桟材に、上記の木質材を主として選択した
のも2)項と同じ理由による。鉄枠を使用する場合は、
木質基板の加熱下のそりが特に大きい材料の時に、これ
を防止する効果が比較的太い性質を活かすためである。
4) 芯材と枠材や桟材との接合方法は、公知の種々の
方法が使用できるが、接合部分が最も耐火性能が脆弱と
なるので、なるべく嵌合方式を採用することが望ましい
5) 接合部分の片面または両面に発泡性防火塗料を塗
装しておくことにより、かなりの程度まで、接合部分の
耐火性能の低下を防止することができる。
6) ここで使用する織物の材料は、炭素繊維炭化繊維
素繊維、アクリル系炭化繊維、金属繊維アラミド繊維等
種々挙げられるが、好ましい結果を示したものは、50
〜300 g/m2のガラス繊維織物で、特に平織の1
00 g/d前後の織物のの場合非常に好ましい次のよ
うな利点が観察された。
■ 上記の発泡性防火塗料と積層する時に、その接着力
で、常温硬化でも接着剤を使用せずに完全に接着し、吸
湿による剥離を起こさず、かつJIS  A−1304
による1時間の加熱試験を実施した場合にも、最終的に
耐火遮蔽体が燃え抜けを生じるまで発泡層に密着してお
り、熱気流による脱落を防止し、遮蔽体の加熱の全面と
、防火戸の場合には、外枠との間隙を完全にふさぎ、熱
や煙が反対面に漏洩するのを長時間効率的に防止した。
■ 木質の化粧層は、初期火災時の着火性を防ぐため、
公知の種々の方法で防火処理されることが多いが、この
場合には加熱により形成する炭素含有率の多い硬い炭化
層が、また防火処理されていなくても形成する比較的柔
らかい炭が、防火塗装膜の発泡を押し潰し、耐火性能を
低下させる傾向が大きいが、二層以上、好ましくは三層
の上記の積層によって、発泡の厚さが場合によっては1
0cm以上にも達し、この欠点が完全に克服された。
■ 基板上に上側のような防火塗料を塗装した後、直ち
にガラス繊維織物を積層すると、この織物は、濡れや防
火塗料との密着性が極めてよいので部分的剥離がなく、
空気が巻き込まれないので接着層に膨れの発生がなく、
経・緯糸間の目ずれによるバイアス方向への変形が自由
であるため多少の凹凸や、接合部分の小さい溝や、枠材
の表面と側面との折り曲げ部分等への形状追従性がよく
、また織物自体の伸度が少ないので、張力のかからない
、基板表面とのすぐれたなじみ性により、基板から側面
への折り曲げ部分や裏面へも自由に密着させることがで
き、乾燥後の接着力も良好であり、手貼り(ハンドレイ
アップ)9機械貼りとも作業能率は極めて優れていた。
■ 通常異種の防火塗料を塗り重ねると、乾燥後に層間
剥離を起こし易いが、ガラス繊維織物が中間に介在する
とこの剥離が完全に防止でき、かつ、塗装した防火塗料
の上に積層したガラス繊維織物の上に殆ど滲み出さず、
未乾燥の防火塗料の上の′ガラス繊維織物に他種の防火
塗料を塗装した更に、ガラス繊維織物を積層し、乾燥せ
ずに接着剤を塗装し、最後に化粧層の貼合せた後、圧締
し、常温乾燥を実施しても、各工程毎に乾燥して各層間
の防火塗料や接着剤を高温乾燥しても、耐火性能や外観
に大差がないことを認め、本発明の方法の生産性が極め
て大きい事が判明した。
■ 防火塗料は、この織物表面への滲み出しがほとんど
ないが、防火塗料の乾燥や硬化に、ガラス繊維の有する
毛細管現象のため、この織物の積層により防火塗料の乾
燥が著しく促進するので、防火塗料の完全な乾燥や硬化
を待たずに次工程の積層が可能であるため生産性が高か
った。
■ ガラス繊維織物は、炭素繊維織物と異なり、上記の
ような含りん系の防火塗料と加熱すると、高温加熱下に
急速に強度低下や重量現象を起こしながらも、1000
℃以上でも溶融せずに網目状の形状を維持して、部分的
に切断を起こしながらも存在し、加熱全面の発泡層の保
護に最後まで寄与した。これに反し、炭素繊維織物や金
属繊維織物を使用する場合にも、かなりの遮蔽体の耐火
性能の向上効果を認められたが、強度低下が少ないので
、連続的加熱時に発生する木質基板の僅かなそりや、変
形、減量にも追随できず、加熱の途中で脱落するので、
ガラス繊維織物よりも耐火性能の点で、やや劣る結果を
示した。
■ ガラス繊維織物の介在により、木質基板の有する吸
・吐湯を防火塗装膜が遮断するのを物理的に防止し、木
質材料の最大の価値である調湿機能を維持するのに貢献
した。
7) 本発明で、発泡性防火塗料として、特に上記のイ
)〜ホ)を選択した理由は、これらはいずれも、上記の
断熱性ボードであるパルゾールのごとく、無機質の発泡
性断熱材を使用した場合と比較して、乾燥あるいは/及
び硬化した状態で、水中での成分の溶出がないか、極め
て少ないために耐火遮蔽体の吸湿による経年劣化を半永
久的に防止できると予想できる促進試験結果によった。
これら防火塗装剤は、固型分濃度を40%以上、好まし
くは60〜70%で使用する事が望ましい〇8) 基板
の芯材と、枠材と桟材の厚みを同一とする理由は、防火
塗料の塗装と、上記織物との積層が当然均一に行われる
ため工程が簡単となり、耐火性能も均一となる利点があ
るのみならず、かつ化粧層の貼合せも同様に容易となる
ことである。
そして化粧層の上に、装飾性を付与するための、飾り桟
や、モール、凹凸や彫刻のある化粧面を化粧層の上に貼
り合わせたり、化粧層に溝付き合板を使用するなどの変
形が自由に行える利点がある。
9) 化粧紙や、化粧板を積層する際に、エチレンの含
有量が15〜25%の範囲にある酢酸ビニールとエチレ
ンの乳化共重合物を接着剤として特に使用する理由は、
アクリル酸エステル類と酢酸ビニールとの共重合物や、
アクリル酸エステル系乳化共重合物などと比較して、高
温での加熱下に速やかに熱分解し、かつ上記したような
防火塗料の耐火性能を低下させないこと、水性でありな
がら耐水性が優れ、弱い圧締でも速やかに接着できるた
め、ガラス繊維織物と防火塗料を交互に2〜4層積層し
、更に接着剤を塗装した場合に当然多少の凹凸の生成が
避けられないが、その形成する皮膜の柔軟性と乾燥前の
流動性により、形状追従性が優れ極めて平滑で、経時的
に変形や段差等が現れにくい接着が行われる。この接着
剤は、固型分濃度50〜60%程度で使用することが望
ましい。この接着剤以外のポリウレタン系接着剤等やゴ
ム糊類の使用も適している。
(実施例) 次に本発明の特徴を実施例と参考例によって説明する。
尚、例中の%は重量基準である。
参考例1 22mm厚のパーティクルボードの両面に、第二層とし
て、6.0mm厚の不燃繊維板を貼合せ、その両面に第
三層として3.0mm厚のベニアを貼合せ、更にその両
面に第四層として、0.6mmの天然木突板を貼合せた
、約42mm厚の表面板の側面に(第4図)のごとく、
約20mm厚の断熱性ボード(上記のパルゾール)をエ
ポキシ樹脂接着剤を塗布して貼合せ、更にその上に、高
比重の(アビトン)を枠材として貼合せた構造の木質系
の防火戸が、西独のWestag&Get−alic 
 AGから発売されている。この防火戸の耐火性は不燃
繊維板と断熱ボードで内部のチップボードが隙間なく覆
われていることにより得られるが、本発明者が幅820
mm、高さ1800mm、堅木枠材の幅20mm厚の同
一構造品を試験の目的で試作したところ、隙間のない構
造となるよう各部分を切削加工するのが容易でなく、か
つ枠材部分は全く耐火処理されていないため、火災時に
枠材部分がある程度燃えると、外枠との結合部分の蝶番
が外れる欠点が予想されたが、事実JIS  A130
4法に準拠した加熱試験を行うと、裏面まで燃え抜ける
時間は、約35〜40分の範囲にあり、蝶番を取り付け
て試験した場合も35分程度で外れが観察された。
参考例2 第5図に示すごとく、西独の会社から、厚さ38mmの
パーティクルボードに、同じ厚さの堅木をフィンガージ
ヨイント方式で接合し、その両面に第二層として、りん
酸アンモニウム系の難燃剤を含浸した10mm厚のパー
ティクルボードを貼合せ、さらに両面に第三層として2
.5mm厚の突板貼り合板を張り合わせた、63mmの
表面板の側面に(参考例2)と同様に断熱ボード(パル
ゾール)を貼合せ、更に17mm厚のアビトンを枠材と
して貼合せ、この枠材と表面板とがさね加工で嵌合され
ている構造の木質の防火戸が発売されている。本発明者
らが同一構造で(参考例1)と厚み以外は同じ大きさの
試験体を試作したが、工程が多く、加工が繁雑で生産性
が低く、かつ防火戸本体が約50 k g/m2と重量
が過大であることが明らかであった。JIS  A13
04の加熱試験を実施したところ、裏面への燃え抜けま
での時間は65分であった。
実施例1 (第1図)に示す防火戸の部分断面図、(第2図)にそ
の部分断面構成図で示したように、幅と厚みが35mm
の堅木(アビトン)よりなり、二枚組接ぎで接合できる
枠材に、35mm厚、比重0.75のパーティクルボー
ドとをさね加工で接合した幅900mm、長さく高さ)
1920mmノ基板をポリプロピレンフィルム貼りの作
業台の上に乗せ、先ずその片面に、3−(デメチルホス
ホノ)プロピオンアミドの70%水溶液を30%。
メチル化メチロールメラミンの70%水溶液を35%、
メチロール化度1.5のレゾール型フェノール樹脂の7
0%メタノール樹脂30%、p−トルエンスルホン酸の
40%水溶液5%よりなる発泡性防火塗料を、16o 
g/mの割合になるようハンドロールで塗装し、その上
に、110 g/rrrの190cm幅のロール状の平
織のガラス繊維織物をハンドロールで押さえながら密着
状に貼合せ、乾燥を待たず同様に枠の側面、裏面、反対
側の枠の側面と上面及び下面の順に発泡性防火塗料を塗
装し、ガラス繊維織物を積層した。ここで表面、裏面と
両側面は、ガラス繊維織物を切断せず、基板を回転する
事により貼合せを行った。また枠の上面と下面にガラス
繊維織物を積層するために、各面の4隅にハサミで切れ
目を入れて積層し、木質部分が防火塗装剤とガラス繊維
織物で全面を覆われてしまうようにした。この場合ガラ
ス繊維織物のバイアス方向への変形がかなり大きいので
、この作業は極めて容易であり、防火塗料のガラス繊維
織物の上への滲み出しは極めて僅かであった。
次いで第1層の乾燥を待たずに、アクリル酸1%、エチ
ルエステル15%、酢酸ビニール84%、とを界面活性
剤を使用して乳化共重合した濃度50%のエマルジョン
樹脂を300 g、メラミン樹脂でマイクロカプセル化
した水不溶性のポリりん酸メラミン150 g、  ジ
ペンタエリスリトール150g1 メラミン100 g
、非イオン系乳化剤40g、水210gの割゛合で混合
し、分散撹拌ミキサーで均一に混和し、100メツシユ
の金網を使用して濾過したものに、80%の50gのト
リメチル化メチロールメラミンを50gを添加した発泡
性防火塗料を、400 g/rrrの割合で第2層とし
て塗装し、第1層と同様の方法で連続的にガラス繊維織
物を積層した後で、プラスチックの台の上で12時間放
置し、第1層と第2層の塗料を共に常温で硬化乾燥させ
た。第三工程として、ガラス織物の各表面に、15%の
エチレンと85%の酢酸ビニールを共重合させた濃度5
0%のエマルジョンを150g塗装し、その上から、0
. 3mmの楢の突板を貼った2、5mmのラワン合板
を、表面と裏面に化粧層として順次貼合せ、8〜10k
 g/ldの圧力で、常温で12時間圧締し接着を完了
させた後、基板の側面には、同じ仕様で樫の突板を貼り
合わせた2、5mmのラワン合板を同様に王手貼り方式
で貼り合わせた。この防火戸本体の厚さは約47mmで
、本体全体の平均の重量は、約35 k 110rで、
 (参考例2)の場合よりも約30%も軽量で、厚みが
薄く、かつ生産が容易であった。JIS  A1304
による加熱試験で裏面への燃え抜は時間は、3回の試験
で、69分、69分及び72分であった。この試験時に
加熱炉の側面からの目視観察を行ったが、まず加熱開始
の約5分〜6分後に表面の化粧層が着火脱落するが、そ
の時点では、厚みが40〜60mm程度のガラス繊維織
物に保護された発泡層が、全面にもれな(生成し、最終
的に燃え抜けを起こすまで熱気流により破壊されること
なく存在した。また固定用鉄枠から加熱後の試験体を取
り外した時に、加熱方向に対し、凹面にそりが観察され
、その程度は、上枠と下枠で約5cmのそり上がりが発
生していた。
実施例2 枠の材料によく乾燥したカブールを使用し、パーティク
ルボードの代わりに、2枚貼合せて同じ厚さで、比重0
.58のJAS  l類合板合板を使用する以外は、(
実施例1)と同一仕様で防火戸用の耐火遮蔽体を作成し
た。JIS  A1304法による加熱試験を“実施し
たところ、燃え抜けまでに要する時間は、68分と73
分であり、耐火遮蔽体の平均重量は約27kg/n?で
あり、(実施例1)と同程度の耐火性能で、かつ更に重
量が低減され、かつ(実施例1)の場合よりもそり上が
りが、約3cmに低下していた。
実施例3 (第3図)に基板の枠材と桟材の接合形態水したごとく
、(実施例2)の基板の中央部に幅100mm、厚みは
合板と枠材とが同一のカブール材の桟材に本さね加工を
施して、横方向に接合し、合板部分も同様に横方向に2
分割した形で、枠材と、桟材とに嵌合して基板として、
(実施例2)と同様の加工方式で、防火戸用の遮蔽体を
作成した。
尚ここで本ざね加工を施した部分には、80%トリメチ
ル化メチロールメラミンにオルソりん酸を、1.4モル
の割合で混合し約3時間常温で反応させた酸コロイド型
の発泡性防火剤を、さね加工の凹凸部分の表面に、それ
ぞれ約100 g/rrrの割合で塗装し、その硬化を
待たずに接合した。この遮蔽体に、JIS  A  1
304の耐火試験を実施したところ、裏面への燃え抜は
時間は69分であり、(実施例1)と(実施例2)で発
生した加熱面のそり上がりが発生しなかった。
実施例4 裏面は耐火処理を行わないが、その他の処理は(実施例
2)と同様の方法で作成した防火隔壁材の表面の化粧層
に、ポリウレタン樹脂エラストマーを20%、分子量約
8万のポリりん酸アンモニウムの微粉末を15%、ブチ
ル化メチロールメラミンを8%、トルエンを57%を混
和してなる防火塗装剤を、220 g/rrfの割合で
塗装し、乾燥した。この耐火隔壁材は艶消かつ、透明な
塗装膜を形成し、JIS  A1304法による加熱開
始後速やかに発泡層を形成した。初期着火を抑制し約8
分で化粧層が炭化層となり脱落し、加熱開始から67分
後に、燃え抜けを生じた。
実施例5 (実施例3)の耐火隔壁体の基板の枠部分に貼り合わせ
る突板合板の表面に、(実施例4)の突板合板の表面層
に使用したポリウレタン系の防火塗装剤を使用し、表面
にカシ材の幅100mm、0゜3mm厚の飾り板を垂直
に貼り付け、更にステンレス製の鍵を桟材に定法の如く
取り付け、枠材に3ケ所の蝶番を、ネジで取り付けて防
火戸に加工し、これを、鉄製のドア枠に上下者3mmの
間隔を開け、自由に開閉できるようにした試験体に対し
て、JIS  A1304法による加熱試験を行ったと
ころ、裏面への燃え抜は時間は、69分であったが、急
速に生成する断熱層の間隙遮蔽効果により、ドア枠と防
火戸との間隙から、加熱面の裏面への煙の漏洩は試験中
殆ど観察されなかった。
(発明の効果) 本発明は、 イ) 木質の芯材と、桟材が接合し/あるいは桟材がな
い枠材とを接合した基板に、極めて簡単で、生産性が高
く、少ない工程で、製造できる信頼性の高い耐火性遮蔽
体 口) 上項イ)の基板に芯材、枠材及び桟材の部位ごと
の区別をせず、また化粧突板、化粧紙、化粧板のいずれ
かく以下化粧層という)を積層していない基板と枠材と
を、同時に一括して耐火処理して、耐火性能を付与する
ことによる、加熱時に減量、そり、収縮等の変形が少な
く密閉性を失いにくい耐火遮蔽体 ハ) 外気への暴露や、季節変動によっても、長期間外
観や品位が劣化しない、美観の優れた耐火遮蔽体 ニ) 乾燥した材料を使用すれば、工程で加熱処理を必
ずしも必要としない耐火遮蔽体ホ) 特に木質材のよう
な天然物や天然物加工品が有する吸・吐湯による材料の
伸縮や、材料の種類や部分による強度の変動や、固有の
隠された割れの存在や、切削工程中に発生する可能性の
ある割れや、密度分布などによる寸法の狂いや、芯材と
枠材との耐熱性の不一致や、ある程度は避けられない、
嵌合状態の不完全さによる加熱時の局部的耐火性能の低
下を防止できる耐火遮蔽体へ) 耐火性能が、高度で均
一な基板の製法を確定してさえおけば、その上に平滑で
凹凸のない化粧層を積層してもよく、またその上にモー
ル、縦、横、斜め方向等の桟、彫刻を施した飾りとなる
部品を取り付けてもよく、また更にこのような飾りを予
め含む化粧層を積層してもよいなど、同一の耐火遮蔽体
の基板の化粧表面の加工が自由であり、外観が異なって
も、単に化粧層の変更だけで多種類の製品の生産が可能
な高生産性の耐火遮蔽体が提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は防火戸の部分断面図であり、第2図は本発明の
防火戸の部分断面展開図であり、第3図は防火戸での桟
材の状態を示す部分図であり、第4図はWestag&
  Getalic  AG社の防火戸の部分断面展開
図であり、また第5図は西ドイツ社の防火戸の部分断面
展開図である。 代 理 人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、木質材料か、木質材料と他の有機質材料及び/ある
    いは無機質材料とよりなる芯材の周囲にかまち(以下、
    枠材という)を接合し、更にその枠材に桟材が接合して
    いる場合にも、切断されているこの芯材が桟材にも接合
    して収まっている板状基板の外面の全面か一部に、発泡
    性防火塗料と、無機質乃至は非溶融性繊維織物とからな
    る層とを、二層以上積層し、更にその上に、化粧突板、
    化粧紙、化粧板のいずれかを積層してなる耐火遮蔽体。 2、芯材が、直行合板、平行合板、ランバーコア合板、
    ファイバーボードコア合板、ペーパーコアサンドイッチ
    合板、発泡性合成樹脂コア合板、天然木、パーチティク
    ルボードコア合板あるいはこれらの積層材、又は、木質
    材料と無機質材料か無機質材料及び有機質材料の混合物
    との複合物である事を特徴とする請求項1記載の耐火遮
    蔽体。 3、枠材及び桟材が天然木材、集成材、合板類、金属の
    いずれか、あるいはこれらの複合体よりなることを特徴
    とする請求項1記載の耐火遮蔽体。 4、芯材と芯材若しくは芯材と枠材との接合方法が、組
    接ぎ、留接接ぎ、ほぞ接ぎ、さね接ぎ、腰欠、欠入打抜
    ほぞ納差し、合欠け、腰掛け欠け入り、腰欠け、欠け入
    り打ち抜きほぞ差し、蟻落とし、箱台持ち、千切留め、
    襟輪、平ほぞ、重ねほぞ、小根ほぞ、目違いほぞ、二枚
    ほぞ、フィンガージョイント、欠け接ぎ、相欠け接ぎの
    いずれか、あるいは、この組み合わせ方式等の嵌合、あ
    るいは波釘や千切法で補強された芋接ぎ、ダボ接ぎ、木
    ねじ接ぎその他類似の接合方式等の組合わせである請求
    項1記載の耐火遮蔽体。 5、接合部分の片方または双方に発泡性防火塗料を塗装
    した請求項第1項記載の耐火遮蔽体。 6、無機質乃至は非溶融性繊維織物が、50〜300g
    /m^2のガラス繊維織物である請求項1記載の耐火遮
    蔽体。 7、使用する発泡性防火塗料が、 イ)アミノ樹脂、3−(ジアルキルホスホ ノ)アルキレンアミド(但しアルキル基の炭素数は3以
    下でアルキレン基の炭素数は4以下)、あるいはこのメ
    チロール化物を必須成分とする水溶性処方 ロ)ポリりん酸アンモニウム、メラミンまたはメラミン
    樹脂、ペンタエリスリトールまたはこの縮合物、重合性
    合成樹脂のエマルジョンを必須成分とする水分散性処方 ハ)メラミン樹脂とりん酸の反応によって得られる酸コ
    ロイド処方 ニ)ホスホン酸誘導体、フェノール樹脂類のみかこれと
    ポリアミド樹脂類、エポキシ樹脂との混合物、メラミン
    かメラミン樹脂を必須成分とする水溶性乃至は水分散性
    処方 ホ)ポリウレタン、及び/あるいはポリウレイドよりな
    るエラストマー、ポリりん酸アンモニウムの粉末、メラ
    ミン、及び/あるいは炭素数6以下のアルコールでエー
    テル化されたメチロールメラミンを必須成分とする有機
    溶剤処方 等処方のいずれか、またはこの組合わせを2回以上、無
    機質乃至は非溶融性繊維織物との重ね塗りで積層するこ
    とを特徴とする請求項1記載の耐火遮蔽体。 8、基板の芯材と枠材と桟材の厚さが同一の平板である
    ことを特徴とする請求項1記載の耐火遮蔽体。 9、突板、化粧紙または化粧板を積層する際に、エチレ
    ンの含有量が15〜25重量%の範囲にある酢酸ビニー
    ルとエチレンの乳化共重合物を接着剤として使用する請
    求項1記載の耐火遮蔽体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0640283U (ja) * 1992-11-04 1994-05-27 大建工業株式会社 木質系ドアパネル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0640283U (ja) * 1992-11-04 1994-05-27 大建工業株式会社 木質系ドアパネル

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