JPH0414604Y2 - - Google Patents

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JPH0414604Y2
JPH0414604Y2 JP1987088722U JP8872287U JPH0414604Y2 JP H0414604 Y2 JPH0414604 Y2 JP H0414604Y2 JP 1987088722 U JP1987088722 U JP 1987088722U JP 8872287 U JP8872287 U JP 8872287U JP H0414604 Y2 JPH0414604 Y2 JP H0414604Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はユニツトルームの天井構造に関する。
(従来の技術及び考案が解決しようとする問題
点) 従来より、例えばトイレルーム等のユニツトル
ームでは天井に換気口、照明器具を設けるのが一
般的な構造であつた。
しかしながら斯かる構造のユニツトルームでは
換気口が室内に露出して取付けられるために室内
の見映えが悪く、又、照明も直接照明となるで雰
囲気を出しにくいという不具合があり、近年、例
えトイレルームであつても見映えが良く、雰囲気
の良いものを望む声が増えるという傾向と相反
し、前述の如き不具合を合理的に解決し得る構造
が臨まれていた。
本考案は斯かる従来の不具合に鑑み成されたも
のであつてその目的とする処は室内の審美性に優
れ、雰囲気の良いユニツトルームを提供するにあ
る。
(問題点を解決するための手段) 前記目的を達成するため本考案は壁面、床面及
び天井により囲まれて内部に所定空間を形成する
とともに、前記天井に換気口を設けたユニツトル
ームに於いて、前記壁面上部に、前記換気口の下
方に延出する取付板を突設するとともに該取付板
上面に照明器具を配置し、前記取付板上面と天井
下面との間で前記換気口を出口とする換気路を形
成し、前記取付板を突設した壁面とは反対側の壁
面と、前記天井とのコーナー部分に曲面状の反射
板を設け、前記取付板の先端側と前記反射板との
間で換気路の入口を形成したことを特徴とする。
(作用) 天井に取付けた換気口の下方に延出する取付板
を設けるので、換気口を隠すことができ、ユニツ
トルーム内の審美性を向上させることができる。
又、前記取付板上面に照明器具を配置するととも
この照明器具の光を反射させる反射板を設けるの
で、ユニツトルーム内を間接照明することがで
き、ルーム内の雰囲気を向上させてこの面でも審
美性を向上させることができる。
(実施例) 以下に本考案の好適一実施例を添付図面に基づ
いて説明する。
第1図はユニツトルームの正面図で、本実施例
ではユニツトルームはトイレユニツトである。第
2図は同側断面図、第3図は同平断面図を示す。
トイレユニツト1は、床面3、前壁4、左右両
側壁5,7、後壁9、及び天井11等から構成さ
れ、前記床面4は合板にプラスチツクタイル貼り
したもので該床面3の略中央部には便器13を、
又前壁4と側壁5のコーナーには上から鏡、棚、
手洗器、収納棚を備えた手洗いユニツトを夫々配
設する。
前記前壁4は鋼板パネル15と、該パネル15
の外面に接着した防音材である石膏ボード17と
により2重構造になつており、斯かる前側4には
開閉自在なドア19を取付ける。
前記左右側壁5,7は同様の構造なので一方の
左側壁5のみ説明する。
第4図は左側壁5の縦断面図を示し、この図面
からも明らかなように左側壁5は基板21と、こ
の基板21に縦横に規則正しく接着した複数のタ
イル23……とから成るタイルパネル25により
構成され、このタイルパネル25はその裏面に縦
横に配置したフレーム27……により補強されて
いる。
一方、前記後壁9、天井11はともに防音材で
ある合板、石綿板等で防音パネルとして構成さ
れ、その内側には内壁32、内天井34、及びこ
れらを連結するコーナー部36が配設され、これ
ら内壁32、内天井34及びコーナー部36は一
体的に連結されている。
第5図は内壁32とコーナー部36の側面図、
第6図は第5図矢視図、第7図は第5図矢視
図、第8図は第7図−線断面図、第9図は第
7図−線断面図であり、これら第5図乃至第
9図、及び第1図からも明らかなように前記内壁
32は上部32aと下部32bとに2分割され、
上部32aは、鋼板40と、該鋼板40の裏面に
接着した防音材である石膏ボード42により2重
構造になつており、石膏ボード42の裏面には高
さ方向に所定間隔離間して木材等の補強材44…
…を取付けてこれを補強している。下部32bも
同様の構造である。
斯かる内壁32の両側縁には該両側縁に沿つて
アルミ製の縁部材45,45を取付け、この縁部
材45は第8図に示すように第1横壁45a、第
2横壁45bと、縦壁45cから成り、これらの
壁部のうち第1横壁45aが前記鋼板40に接
し、鋼板40と第2横壁45bとの間にはスペー
サー47が配設されている。又この縁部材45の
第2横壁45bと縦壁45cのコーナー部には所
定間隔離間して断面略L字状の取付片部49……
を設ける。この片部49の底面49a及び起立面
49bには夫々孔49a1,49b1を形成し、
底面49aは孔49a1及び前記縁部材45の第
2横壁45bに形成した孔45b1にリベツト
(図示せず)により固着される。
前記コーナー部36は曲面状に湾曲して形成さ
れており、そして該コーナー部36は第9図にも
示すように鋼板50と、該鋼板50の裏面に接着
した発泡ポリエチレン52から成り、発泡ポリエ
チレン52の裏面には前記補強材44と同一の補
強材54が取付けられている(第7図参照)。又
このコーナー部36の両側縁には該側縁に沿つて
アルミ製の縁部材55,55が取付けられ、この
縁部材55は前記縁部材45と同様の構成となつ
ている。即ち材質はアルミで、第1横壁55a、
第2横壁55b、縦壁55cから成り、第1横壁
55aに前記鋼板50が接し、鋼板50と第2横
壁55a間にスペーサー58を配設している。
又、この縁部材55には前記縁部材45同様に所
定間隔をおいて取付片部59……を取付け、この
取付片部59の構造は前記取付片部49と同様で
ある。更にこのコーナー部36の鋼板50の上端
部には上方へ起立する取付フランジ50bを形成
する。
斯かるコーナー部36の内面側は白色に塗装さ
れ、このコーナー部36は後述する蛍光灯74の
反射板として構成される。
以上の内壁32、コーナー部36は、夫々の縁
部材45,55に設けた取付片部49……,59
……を左右側壁5,7に固着することによりトイ
レユニツト内に固定される。
一方、内天井34は第10図に示すように鋼板
60とこの上面に接着した防音材である石膏ボー
ド62により前壁4同様2重構造になつており、
鋼板60の両端は上方へ起立してフランジ部60
a,60bを形成している。斯かる内天井34の
略中央部には換気口35を設ける(第2図参照)。
第11図は第2図A部分の拡大図であり、この
図からも明らかなようにコーナー部36の上端と
内天井34の一端部とは夫々の鋼板50,60の
端部に形成したフランジ部50b,60bを座金
63,64を介してボルト65にて締付け固着し
ている。又、この内天井34の他端部は鋼板60
のフランジ部60aを前壁4にボルト結合して固
着している。
以上の内壁32、内天井34の内側面もコーナ
ー部36同様に白色に塗装される。
69は前記前壁4からコーナー部36近傍まで
延出して設けた取付板であり、この取付板69と
内天井34との間で換気路80を形成し、取付板
69先端とコーナー部36との間で入口80aを
形成する。第12図はこの取付板69の側面図を
示し、この図からも明らかなように取付板69は
鋼板70と、該鋼板70上面に接着した石膏ボー
ド72から成り、石膏ボード72上面には基台7
3を固設してこの基台73上に蛍光灯74を取付
ける。そしてこの取付板69の鋼板70の両端を
起立させてフランジ部70a,70bを形成し、
このうちフランジ部70aを前記前壁4にボルト
等により固着して該取付板69を前壁4に取付け
る。
而して蛍光灯74の光は前記反射板36に反射
され、ユニツトルーム内を間接照明することにな
り、又、前記換気口35は前記取付板69により
その下方が覆われ、内部に入つた人の視界から隠
れることになる。
(考案の効果) 以上述べたように本考案によれば、天井に取付
けた換気口の下方に延出する取付板を設けるの
で、換気口を隠すことができ、ユニツトルーム内
の審美性を向上させることができる。又、取付板
を突設した側壁とは反対側の側壁と天井との間に
曲面状の反射板を設け、この反射板で取付板上面
に配置した照明器具の光を反射させてユニツトル
ーム内を照明するので、ルーム内を間接照明する
ことができ、ルーム内の雰囲気を向上させてこの
面でも審美性を向上させることができる。又、本
考案によれば取付板69上面と天井34下面との
間に換気路80を形成するので、反射板36の内
面側に沿つて流れる空気を入口80aから入れて
この換気路80を介して換気口35から排出する
ことができ、ユニツトルーム内の換気性を向上さ
せることができる。
又、本願考案の構造によれば、取付板69で換
気口35を覆うので、換気口35に生ずる結露水
がルーム内に落下するのを防止することもでき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はユニツトルームの正断面図、第2図は
同側断面図、第3図は同平断面図、第4図は左側
壁の縦断面図、第5図は内壁及びコーナー部の側
面図、第6図は第5図矢視図の正面図、第7図
は第5図矢視図、第8図は第7図−線断面
図、第9図は第7図−線断面図、第10図は
内天井の縦断面図、第11図は第2図A部分の拡
大図、第12図は取付板の側面図を示す。 尚、図面中、3は床面、4,5,7,9は壁
面、11は天井、35は換気口、69は取付板、
74は蛍光灯である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 壁面、床面及び天井により囲まれて内部に所定
    空間を形成するとともに、前記天井に換気口を設
    けたユニツトルームに於いて、 前記壁面上部に、前記換気口の下方に延出する
    取付板を突設するとともに該取付板上面に照明器
    具を配置し、 前記取付板上面と天井下面との間で前記換気口
    を出口とする換気路を形成し、 前記取付板を突設した壁面とは反対側の壁面
    と、前記天井とのコーナー部分に曲面状の反射板
    を設け、 前記取付板の先端側と前記反射板との間で換気
    路の入口を形成したことを特徴とするユニツトル
    ームの天井構造。
JP1987088722U 1987-06-09 1987-06-09 Expired JPH0414604Y2 (ja)

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JPS63200052U JPS63200052U (ja) 1988-12-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2508718Y2 (ja) * 1989-09-29 1996-08-28 株式会社イトーキクレビオ 間仕切装置における照明反射装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5926155B2 (ja) * 1982-05-21 1984-06-25 大東木工株式会社 テレビ受像機用外枠の製造方法

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