JPH04145226A - Ａｌメッキされたすべり軸受 - Google Patents
Ａｌメッキされたすべり軸受Info
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- JPH04145226A JPH04145226A JP27001690A JP27001690A JPH04145226A JP H04145226 A JPH04145226 A JP H04145226A JP 27001690 A JP27001690 A JP 27001690A JP 27001690 A JP27001690 A JP 27001690A JP H04145226 A JPH04145226 A JP H04145226A
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- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 title abstract 2
- 238000007747 plating Methods 0.000 claims abstract description 32
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はＡｌメッキされたすべり軸受に係り、詳しくは
、Ａｌメッキを軸受台金を支持する鋼裏金背面に形成し
、高速高出力で運転される軸受に燻付等がなく、また、
軸受裏金に防錆性を付与することができるＡｌメッキさ
れたすべり軸受に係る。
、Ａｌメッキを軸受台金を支持する鋼裏金背面に形成し
、高速高出力で運転される軸受に燻付等がなく、また、
軸受裏金に防錆性を付与することができるＡｌメッキさ
れたすべり軸受に係る。
従 来 の 技 術
近年の内燃機関エンジンの高速高出力化が進み、例えば
、自動車等のエンジンとして排気量２００ｃｃクラスで
１００馬力、５００ｒｌ）ｍ程度のものが使用されてい
たが、２００馬力、６４００ｒｌ）ｍという程度のもの
が使用されるようになった。
、自動車等のエンジンとして排気量２００ｃｃクラスで
１００馬力、５００ｒｌ）ｍ程度のものが使用されてい
たが、２００馬力、６４００ｒｌ）ｍという程度のもの
が使用されるようになった。
従来から、軸受材は軸受台金を支持する裏金として鋼板
を使用しているため、裏金の防錆対策としてＰｂのよう
な軟質金属をメッキする方法が行なわれている。
を使用しているため、裏金の防錆対策としてＰｂのよう
な軟質金属をメッキする方法が行なわれている。
しかしながら、自動車エンジン等の内燃機関に組み込ま
れた軸受は運転中内燃機関内の温度が上がるため、防錆
対策として裏金背面に施したＰｂのような軟質金属のメ
ッキでは軟質金属が軟化し流動化を起こすという問題が
あった。
れた軸受は運転中内燃機関内の温度が上がるため、防錆
対策として裏金背面に施したＰｂのような軟質金属のメ
ッキでは軟質金属が軟化し流動化を起こすという問題が
あった。
このｐｂの流動化現象は第２図に示すように軸受ハウジ
ングの変形、軸受内面発生熱の高温化が進むため、軸受
ハウジング７と軸受裏金面ではｐｂメツ主の溶Ｍ温度に
達し、この温度上昇によって融解したｐｂは軸受背面の
１部に集中して凝集され、固まりとなり、更に、ハウジ
ングの締付は力により第３図に示すように内部にへこみ
状態で流動蓄積物６ａが蓄積される。
ングの変形、軸受内面発生熱の高温化が進むため、軸受
ハウジング７と軸受裏金面ではｐｂメツ主の溶Ｍ温度に
達し、この温度上昇によって融解したｐｂは軸受背面の
１部に集中して凝集され、固まりとなり、更に、ハウジ
ングの締付は力により第３図に示すように内部にへこみ
状態で流動蓄積物６ａが蓄積される。
へこみは軸受台金２の表面に影響を与え、第３図のよう
に運転中に軸受合金２にフクレ部６を生じ、このフクレ
部６が軸受内面に強い当りが生じて、極部摩擦を起こし
、焼付を生ずる。また、溶融凝固したｐｂはハウジング
と軸受背面に隙間ができ、放熱性に影響を与え焼付易す
くなる。
に運転中に軸受合金２にフクレ部６を生じ、このフクレ
部６が軸受内面に強い当りが生じて、極部摩擦を起こし
、焼付を生ずる。また、溶融凝固したｐｂはハウジング
と軸受背面に隙間ができ、放熱性に影響を与え焼付易す
くなる。
また、Ｐｂのような低い温度で軟化流動するＰｂ（融点
３２７．４°Ｃ）メッキに代えてＡｚ（ｉ１）点６６０
Ｃ）メッキすればＰｔ）のような低温で溶融し流動す
ることはないが、第１図の半円筒形状の状態で裏金背面
のみにＡｌメッキすることは、従来のＡｌメッキ方法で
ある溶融浸漬によるメッキ法では困難であり、がっ、軸
受台金にも熱影響を受け、前記合金組織が変化するとい
う問題がある。
３２７．４°Ｃ）メッキに代えてＡｚ（ｉ１）点６６０
Ｃ）メッキすればＰｔ）のような低温で溶融し流動す
ることはないが、第１図の半円筒形状の状態で裏金背面
のみにＡｌメッキすることは、従来のＡｌメッキ方法で
ある溶融浸漬によるメッキ法では困難であり、がっ、軸
受台金にも熱影響を受け、前記合金組織が変化するとい
う問題がある。
発明が解決しようとする課題
本発明はこのような上記問題を解決することを目的とし
、具体的には、軸受の鋼裏金背面に気相メッキ法により
Ａｌをメッキし、軸受を高速高出力運転しても焼付等が
なく、また、軸受裏金の防錆性を付与できるＡｌメッキ
されたすべり軸受を提案することを目的とする。
、具体的には、軸受の鋼裏金背面に気相メッキ法により
Ａｌをメッキし、軸受を高速高出力運転しても焼付等が
なく、また、軸受裏金の防錆性を付与できるＡｌメッキ
されたすべり軸受を提案することを目的とする。
課題を解決するための
手段ならびにその作用
すなわち、本発明は、気相メッキ法によりＡ／メッキを
すベリ軸受の鋼裏金背面に形成してなることを特徴とす
る。
すベリ軸受の鋼裏金背面に形成してなることを特徴とす
る。
以下、本発明の手段たる構成ならびにその作用について
説明すると、次の通りである。
説明すると、次の通りである。
本発明者等は半円筒形状の状態で軸受材の裏金背面のみ
をＡ／メッキする方法について検討したところ、真空蒸
着、スパッタリングならひにイオンプレーティングのよ
うな気相メッキ方法によりメッキすればよいという知見
を得、更に進んで研究開発を行ない、本発明はこの研究
に基づいて成立したものである。
をＡ／メッキする方法について検討したところ、真空蒸
着、スパッタリングならひにイオンプレーティングのよ
うな気相メッキ方法によりメッキすればよいという知見
を得、更に進んで研究開発を行ない、本発明はこの研究
に基づいて成立したものである。
以下、本発明に適用される気相メッキ法についＣ説明す
る。
る。
真空蒸着法は堆積速度が早く生産性が良いが、密着力に
劣るが、本発明の防錆上の目的には特別な予備処理なし
でも十分である。
劣るが、本発明の防錆上の目的には特別な予備処理なし
でも十分である。
−万、スパッタリングはアルゴン雰囲気中で気体放電を
起こさせ、このアルゴンイオンを電解によりＡ／固体を
有するターゲットに衝突させ、ターゲットより被膜生成
原子を飛びださせ（スパッタ）電界より裏金表面に付着
させる方法である。この方法は比較的密着力は良い。し
かし、成膜速度が遅いため、生産性は劣る。イオンプレ
ーティングは雰囲気ガス（アルゴンガス）中で気体放電
を起こさせ、蒸発粒子をイオン化させ活性にし、電界に
よりこの粒子を堆積成膜する方法である。このイオンプ
レーティングは成膜速度が早く、また、密着性も良い。
起こさせ、このアルゴンイオンを電解によりＡ／固体を
有するターゲットに衝突させ、ターゲットより被膜生成
原子を飛びださせ（スパッタ）電界より裏金表面に付着
させる方法である。この方法は比較的密着力は良い。し
かし、成膜速度が遅いため、生産性は劣る。イオンプレ
ーティングは雰囲気ガス（アルゴンガス）中で気体放電
を起こさせ、蒸発粒子をイオン化させ活性にし、電界に
よりこの粒子を堆積成膜する方法である。このイオンプ
レーティングは成膜速度が早く、また、密着性も良い。
いずれの場合にも半円筒軸受であれば、台板の上に半円
筒軸受をアーチ状に連続して載せ、裏金面を露出する形
で気相メッキさせると、軸受台金側にはほとんどメッキ
されずにＡｌメッキを数μｍメッキすることができる。
筒軸受をアーチ状に連続して載せ、裏金面を露出する形
で気相メッキさせると、軸受台金側にはほとんどメッキ
されずにＡｌメッキを数μｍメッキすることができる。
以下、図面に従って更に本発明の詳細な説明する。
第１図（ａｌならびに（ｂｌはそれぞれ本発明の一つの
実施例を示し、（ａ）は斜視図、［ｂ）は（ａ）の１Ａ
ｉｌｉｌｉ断面図であり、第２図は従来例の軸受装置の
運転状態を説明する縦断面図であり、第３図は第２図の
軸受材の流動蓄積物の蓄積状態を説明する縦断面図であ
る。
実施例を示し、（ａ）は斜視図、［ｂ）は（ａ）の１Ａ
ｉｌｉｌｉ断面図であり、第２図は従来例の軸受装置の
運転状態を説明する縦断面図であり、第３図は第２図の
軸受材の流動蓄積物の蓄積状態を説明する縦断面図であ
る。
まず、第１図（ａ）ならびに＜ｂ）に示すように本発明
のすベリ軸受１は、一般に軟鋼を裏金材とした裏金３に
３ｎ基、ｐｂ基、Ａ／基、Ｃｕ基等から選ばれた１樽の
軸受台金をライーングする一方、裏金３の背面にＡ／メ
ッキ４を気相メッキ法により施した平軸受から構成され
る。なお、本発明はＣＬＪ基合金平軸受に好適に適用さ
れる。このように裏金３の背面にＡｌを真空Ｍ着法、ス
パッタリング法ならびにイオンプレーティング法等によ
る気相メッキ法によりＭすと、均一にしかち密着性のよ
いＡｔ薄膜が形成できる。これらの気相メッキ法の中で
はイオンプレーティング法が成膜速度が速く、密着性も
よいため好ましい。
のすベリ軸受１は、一般に軟鋼を裏金材とした裏金３に
３ｎ基、ｐｂ基、Ａ／基、Ｃｕ基等から選ばれた１樽の
軸受台金をライーングする一方、裏金３の背面にＡ／メ
ッキ４を気相メッキ法により施した平軸受から構成され
る。なお、本発明はＣＬＪ基合金平軸受に好適に適用さ
れる。このように裏金３の背面にＡｌを真空Ｍ着法、ス
パッタリング法ならびにイオンプレーティング法等によ
る気相メッキ法によりＭすと、均一にしかち密着性のよ
いＡｔ薄膜が形成できる。これらの気相メッキ法の中で
はイオンプレーティング法が成膜速度が速く、密着性も
よいため好ましい。
以上説明したように裏金３の背面にＡ／メッキ４を気相
メッキした平軸受を第２図の軸受装置１０内に組付け、
高速高出力でエンジン等の内燃機関を運転すると、第３
図に示すような流動蓄積物６ａｔｆ！積されず、焼付写
生ずる恐れはない。また、裏金３の防錆性もＡｌメッキ
により付与することができる。
メッキした平軸受を第２図の軸受装置１０内に組付け、
高速高出力でエンジン等の内燃機関を運転すると、第３
図に示すような流動蓄積物６ａｔｆ！積されず、焼付写
生ずる恐れはない。また、裏金３の防錆性もＡｌメッキ
により付与することができる。
〈発明の効果〕
以上詳しく説明したように、本発明は、気相メッキ法に
よりＡｌメッキをすべり軸受の鋼裏金背面に形成してな
ることを特徴とする。
よりＡｌメッキをすべり軸受の鋼裏金背面に形成してな
ることを特徴とする。
本発明によれば、軸受材の裏金背面を気相法によりＡｌ
メッキしたため、高速高出力でエンジン等の内燃機関を
運転してもＡｌメッキが溶融することなく焼付等を防止
することができ、また、防錆性を付与することができる
。
メッキしたため、高速高出力でエンジン等の内燃機関を
運転してもＡｌメッキが溶融することなく焼付等を防止
することができ、また、防錆性を付与することができる
。
第１図（ａ）ならびに（ｂ）はそれぞれ本発明の一つの
寅施例を小し、＋ａ）は斜視図、（ｂｌは（ａ）のへ−
Ａ＠ｌｉ断面図、第２図は従来例の軸受装置の運転状態
を説明する縦断面図、第３図は第２図の軸受材の流ｖＪ
蓄積物の蓄積状態を説明する縦断面図である。 符号１・・・・・・すべり軸受 ２・・・・・・軸受
合金３・・・・・・裏金 ４・・・・・・Ａｌ
メッキ５・・・・・・軸受材 ６・・・・・・フ
クレ部６ａ・・・・・・流動蓄積物 ７・・・・・・ハ
ウジング８・・・・・・オイルクリアランス ９・・・・・・回転軸 ］０・・・・・・軸受装
置￥ｊ許出出願人工ヌデ〜シー株式会社 代 理 人 弁理士 松 下 義 勝弁
護士 副 島 文 雄 第 図 （ａ／） （ｂ） 第２図 第３図
寅施例を小し、＋ａ）は斜視図、（ｂｌは（ａ）のへ−
Ａ＠ｌｉ断面図、第２図は従来例の軸受装置の運転状態
を説明する縦断面図、第３図は第２図の軸受材の流ｖＪ
蓄積物の蓄積状態を説明する縦断面図である。 符号１・・・・・・すべり軸受 ２・・・・・・軸受
合金３・・・・・・裏金 ４・・・・・・Ａｌ
メッキ５・・・・・・軸受材 ６・・・・・・フ
クレ部６ａ・・・・・・流動蓄積物 ７・・・・・・ハ
ウジング８・・・・・・オイルクリアランス ９・・・・・・回転軸 ］０・・・・・・軸受装
置￥ｊ許出出願人工ヌデ〜シー株式会社 代 理 人 弁理士 松 下 義 勝弁
護士 副 島 文 雄 第 図 （ａ／） （ｂ） 第２図 第３図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １）気相メッキ法によりＡｌメッキをすべり軸受の鋼裏
金背面に形成してなることを特徴とするＡｌメッキされ
たすべり軸受。 ２）前記気相メッキ法がイオンプレーティング若しくは
スパッタリングである請求項１記載のＡｌメッキされた
すべり軸受。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27001690A JPH04145226A (ja) | 1990-10-08 | 1990-10-08 | Ａｌメッキされたすべり軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27001690A JPH04145226A (ja) | 1990-10-08 | 1990-10-08 | Ａｌメッキされたすべり軸受 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04145226A true JPH04145226A (ja) | 1992-05-19 |
Family
ID=17480372
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27001690A Pending JPH04145226A (ja) | 1990-10-08 | 1990-10-08 | Ａｌメッキされたすべり軸受 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04145226A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06108229A (ja) * | 1992-09-28 | 1994-04-19 | Daido Metal Co Ltd | 非焼付性に優れたオーバーレイを有するすべり軸受材料 |
| JP2013524020A (ja) * | 2010-04-15 | 2013-06-17 | ミーバ グライトラガー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 腐食防止層 |
-
1990
- 1990-10-08 JP JP27001690A patent/JPH04145226A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06108229A (ja) * | 1992-09-28 | 1994-04-19 | Daido Metal Co Ltd | 非焼付性に優れたオーバーレイを有するすべり軸受材料 |
| JP2013524020A (ja) * | 2010-04-15 | 2013-06-17 | ミーバ グライトラガー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 腐食防止層 |
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