JPH04145213A - 搬送ローラの軸受 - Google Patents

搬送ローラの軸受

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JPH04145213A
JPH04145213A JP27030890A JP27030890A JPH04145213A JP H04145213 A JPH04145213 A JP H04145213A JP 27030890 A JP27030890 A JP 27030890A JP 27030890 A JP27030890 A JP 27030890A JP H04145213 A JPH04145213 A JP H04145213A
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JP
Japan
Prior art keywords
bearing
photosensitive material
driving
shaft
carrier
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Pending
Application number
JP27030890A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoi Suzuki
基 鈴木
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、感光材料を搬送する搬送ローラの回転軸を軸
支する軸受に係り、特に感光材料を自動搬送し、感光材
料の現像、定着及び水洗等の処理を行う自動現像機の処
理ラックに備えられる搬送ローラの軸受に関する。
〔従来技術〕
自動現像機には、搬送ローラが備えられ、感光材料を自
動搬送して、現像槽、定着槽、水洗槽等へ順次案内して
、各々処理を自動的に行うようになっている。
この搬送ローラは、対向又は千鳥状に配置され、各処理
槽に配設される処理ラックに取り付けられた軸受に保持
されている。軸受の外周にはニップスプリングが巻付け
られ、このニップスプリングの付勢力によって、対向す
る搬送ローラは、感光材料を挟持する力を付与されてい
る。
さらに、搬送ローラの回転軸の端部には駆動ギアが固着
されており、駆動手段から駆動力が搬送ローラへ伝達さ
れるようになっている。
ところで、処理ラックに取り付けられる従来の軸受はナ
イロンで製造されている。このナイロン製の軸受は、回
転軸(通常ステンレスで製造されている)との摩擦によ
る耐磨耗性は優れているが、搬送ローラ軸との摩擦抵抗
が大きいため、搬送ローラへ駆動力を付与する駆動手段
に大きな負荷を与えていた。
さらに、処理液中へナイロン製の軸受が配設されると、
感光材料の感光層の剥離物や処理液成分中の析出物がナ
イロン製の軸受と回転軸との間へ付着するため、逆に処
理液中に配設された方が摩擦抵抗が大きくなるという欠
点があだ。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は上記事実を考慮し、耐磨耗性に優れ、搬送ロー
ラ軸との摩擦抵抗が小さく、かつ処理液成分中の析出物
等が付着し難い軸受を提供し、搬送ローラを駆動させる
駆動手段の負荷を低減させ、感光材料を安定して搬送さ
せることを目的とする。
〔課題を解決するた約の手段〕
本発明に係る搬送ローラの軸受は、高分子量ポリオレフ
ィンからなっていることを特徴とする。
〔作用〕
自動現像機において感光材料を自動搬送する搬送ローラ
の回転軸は軸受に回転自在に軸支されている。この回転
軸の外周面と軸受との接触面では、回転軸の回転によっ
て摩擦力を生じる。この摩擦力の大きさは摩擦係数に比
例して大きくなり、軸受を磨耗させる。しかし、高分子
量のポリエチレンで製造された軸受は軸との摩擦係数が
小さいので、搬送ローラの駆動力を低下させることがな
く、また耐磨耗性も大きいので、軸受のライフサイクル
が長くなる。さらに、処理液中の析出物はポリエチレン
製の軸受には付着しにくい性質を有しているので、付着
物によって摩擦抵抗が大きくなることもなく、洗浄等の
メンテナンスを頻繁に行う必要がない。
〔実施例〕
第1図には、本実施例に係る搬送ローラの軸受が備えら
れた自動現像機10の概略構造図が示されている。
自動現像機10の挿入口14近傍には水平状に配置され
た感光材料挿入台11が設けられ、この感光材料挿入台
11から露光済みの感光材料12(例えばフィルム)を
挿入するように構成されている。
自動現像機10には、感光材料挿入台11から挿入され
た感光材料12の処理順序に従って現像槽16、定着槽
18、水洗槽20、乾燥部22及びフィルム受箱24が
配置されている。
現像槽16には現像液が蓄えられており、浸漬された感
光材料12が現像されるようになっている。
また、定着槽18には定着液が蓄えられており、現像さ
れた感光材料12が定着液に浸漬されて定着されるよう
になっている。
さらに水洗槽20には、水洗水が蓄えられており、定着
された感光材料12が水洗水に浸漬されて水洗いされる
ようになっている。
乾燥部22には、感光材料12を乾燥する乾燥室26が
備えられており、この乾燥部22において、水洗槽20
で水洗処理されて濡れた状態の感光材料12が乾燥風に
より乾燥されるようになっている。
最後に、乾燥部22で乾燥処理された感光材料12が順
次フィルム受箱24へ収容され、現像処理が完了するよ
うになっている。
この自動現像機10には、感光材料12の処理ラインに
沿ってラック28に軸支された複数の搬送ローラ32が
配置されており、挿入口14から自動現像機10内へ挿
入された感光材料12は搬送ローラ32によって自動的
に搬送されながら順次現像槽16、定着槽18、水洗槽
20に送られて各処理を受けた後、乾燥部22を経てフ
ィルム受箱2に送られるようになっている。
乾燥部22は、縦長の箱体で形成され、その上面に感光
材料12の搬入口34が設けられている。
乾燥室26内には縦方向に複数の搬送ローラ32が千鳥
状に配設されている。
第2図に示されるように、ラック28には、ステー36
によって平行に配置された一対の側板38.40が備え
られている。この側板38.40の間には、複数の搬送
ローラ対32が軸支されるようになっている(第2図で
は一部の搬送ローラ対32を示している)。
側板38.40には、搬送ローラ対32の回転軸42を
保持する軸受44を取り付けるた約の一対の矩形孔46
が鉛直方向及び水平方向に間隔を置いて形成されている
矩形孔46に嵌合される軸受44は略立方形で、この矩
形孔46に嵌合される軸受44の反対側の外周部は円形
に加工され、円形部44Aとなっている。この円形部4
4Aへは、スプリング50が壮き掛けられ、互いに接近
する方向へ付勢されるようになっている。これによって
搬送ローラ対32へ感光材料12を挟持する力が付与さ
れている。
この軸受44の中央部には軸心方向へ向かって軸孔44
Bが形成され、搬送ローラ32の回転軸42が挿通され
軸支されるようになっている。側板38に配置される軸
受44の軸孔44Bへ挿通され軸孔44Bから突出した
回転軸42の先端部には、駆動ギア54が固着され、軸
方向へズレないように、止め輪56が取り付けである。
なお、側板40の搬送ローラ対32の回転軸42も軸受
44に軸支されるようになっている。
また、本実施例の軸受44は、高分子量ポリオレフィン
の中から高分子量ポリエチレン(例えば商品名リュブマ
ー)を材料として、射出成形によって製造されているが
、ポリエチレンの分子量としては少なくとも20万以上
のものが好ましい。
ここで、この軸受44に、ポリエチレンの分子量が80
万のものを材質として使用した場合について見てみると
、回転軸42(ステンレス製)との摩擦係数は、従来の
ナイロン(例え−ば12ナイロン)製の軸受の摩擦係数
に比べると第3図から確認されるように極めて小さくな
っている。
すなわち、第3図には、本実施例に係る軸受44と12
ナイロン製の軸受を組み込んだ処理ラックを使って、感
光材料12を処理した稼働時間と処理ラックに配設され
た搬送ローラ32のトルク(kgf−cm)との関係が
示されている。
この実施例では感光材料12として幅455mm、長さ
588mmの印刷用写真感光材料を用い、現像槽16に
は現像液、定着槽18には定着液、水洗槽20には水洗
水を満した状態で感光材料12を連続して処理し、処理
途中で稼働を停止して搬送ローラ32を起動するトルク
が測定されている。
この結果、1080時間経過後の軸受44のトルクは、
12ナイロン製の軸受に比べ、現像ラックにおいて3.
5kg f −cm/9.  Okg f −cmで約
40%の減少、定着ラックでは2.5kgf・cm/ 
8. 5 k g f−cmで約30%の減少、水洗ラ
ックでは6. 5kgf −cm/9. 0kgf −
cmで約70%の減少を示し、本実施例の高分子量ポリ
エチレン製の軸受44の摩擦係数が12ナイロン製軸受
に比して小さいことが確認される。
次に、第4区間)は、本実施例に係る軸受44を設置し
たラック28を組み込んだ自動現像機10と12ナイロ
ン製軸受を設置したラック28を組み込んだ自動現像機
10とについて連続して感光材料12を処理させた後、
処理液中に配置された軸受の内径を測定することによっ
て軸受の磨耗量を比較したものである。
會 その結果は第4図(1)に示すとおりで、30日経過後
において従来の12ナイロン製軸受に比べ本実施例に係
る軸受44の内径の減少量は、現像ラックにおいて0.
 081mm/ 0. 19mmで約40%、定着ラッ
クにおいて0.08証10.23m[11で約20%、
水洗ラックにおいて(1,10+nm10.25mmで
約40%磨耗量が少なくなっている。
すなわち、軸受の耐磨耗性においても、本実施例に係る
高分子量ポリエチレン製の軸受44の方が、12ナイロ
ン製軸受よりも優れていることが確S忍される。
一方、第4図(2)に示すとおり、本実施例の高分子量
ポリエチレン製の軸受を処理液外に設置した場合、従来
の12ナイロン製の軸受の磨耗量と殆ど差はない。従っ
て、本実施例に係る高分子量ポリエチレン製の軸受は現
像、定着、水洗等の処理槽中に組み付けるラック28の
現像液、定着液、水洗液等に浸漬する部分に設置する軸
受として用いる場合に適している。
さらに、高分子量ポリエチレンの性質として、非粘着性
を有するので、感光材料の感光層の剥離物や処理液成分
中の析出物が、軸受44と回転軸42との間へ付着する
ことを防止できる。
なお、本実施例では、略立方形の軸受44を採用したが
、他の形状であっても高分子量ポリエチレン製の軸受4
4であれば、摩擦抵抗が小さく、耐磨耗性に優れ、非粘
着性という上述した効果を発揮できる。
次に上記の如く構成された本発明に係る実施例の作用を
説明する。
感光材料挿入台11から自動現像機10内へ挿入された
感光材料12は、現像槽16、定着槽18、水洗槽20
内にそれぞれ配置されたラック28の搬送ローラ32に
よってこれらの処理槽内を順次搬送されて浸漬された後
に、乾燥部22で乾燥されて、フィルム受箱24へと集
積される。
このように感光材料12を自動搬送する搬送ローラ32
は、第2図に示されるように搬送ローラ32の回転軸4
2の先端部に固定された駆動ギア54が、図示しない駆
動手段から、駆動力を伝達され、搬送ローラ32を搬送
方向へ回転させる。
このとき、回転軸42は軸受44に回転自在に軸支され
ているが、回転軸42の外周面と軸受44の軸孔44B
との接触面で摩擦力を生じる。この摩擦力は摩擦係数に
比例して大きくなり、軸受44を磨耗させる。しかし、
本実施例に係る高分子量のポリエチレンで製造された軸
受44は、回転軸42との摩擦係数が小さく、耐磨耗性
も大きいので、搬送ローラ32の駆動力を低下させるこ
とがなく、軸受44のライフサイクルも長い。
さらに、高分子量ポリエチレンは12ナイロンよりも安
価であり、また処理液中の析出物も付着しにくいので、
洗浄等のメンテナンスを頻繁に行う必要がない。なお、
軸受44の材料として高分子量ポリオレフィンの中で高
分子量ポリエチレンを使用した実施例を取り上げたが高
分子量ポリプロピレン等の他の高分子量ポリオレフィン
を軸受に用いてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明に係る搬送用ローラの軸受は
、高分子量ポリオレフィンからなっているので、耐磨耗
性に優れ、搬送ローラの回転軸との摩擦抵抗が小さく、
かつ処理液成分中の析出物等が付着し難い。これによっ
て、搬送ローラを駆動させる駆動手段の負荷を低減でき
、感光材料を安定して搬送させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動現像機の概略構造図、第2図は本実施例に
係る軸受が取付けられる状態を示した分解斜視図、第3
図は本実施例に係る高分子量ポリエチレン製軸受と従来
の12ナイロン製軸受を設置した搬送ローラの稼働時間
に対するトルクの推移を示した特性図、第4図(1)は
ラックに設置された本実施例に係る高分子量ポリエチレ
ン製軸受と従来の12ナイロン製軸受のうち処理液中に
配置された軸受の稼働日数に対する磨耗量の推移を示し
た特性図、第4図(2)はラックに設置された本実施例
に係る高分子量ポリエチレン製軸受と従来の12ナイロ
ン製軸受のうち処理液外に配置された軸受の稼働日数に
対する磨耗量の推移を示した特性図である。 44・・・・軸受。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 感光材料を搬送する搬送ローラの回転軸を軸支する高分
    子量ポリオレフィンからなる搬送ローラの軸受。
JP27030890A 1990-10-08 1990-10-08 搬送ローラの軸受 Pending JPH04145213A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27030890A JPH04145213A (ja) 1990-10-08 1990-10-08 搬送ローラの軸受

Applications Claiming Priority (1)

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JP27030890A JPH04145213A (ja) 1990-10-08 1990-10-08 搬送ローラの軸受

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JPH04145213A true JPH04145213A (ja) 1992-05-19

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ID=17484467

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JP27030890A Pending JPH04145213A (ja) 1990-10-08 1990-10-08 搬送ローラの軸受

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JP (1) JPH04145213A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6145620B2 (ja) * 1978-05-25 1986-10-08 Microbial Chem Res Found

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6145620B2 (ja) * 1978-05-25 1986-10-08 Microbial Chem Res Found

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