JPH04144675A - たばこ原料の膨化方法 - Google Patents
たばこ原料の膨化方法Info
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- JPH04144675A JPH04144675A JP2265061A JP26506190A JPH04144675A JP H04144675 A JPH04144675 A JP H04144675A JP 2265061 A JP2265061 A JP 2265061A JP 26506190 A JP26506190 A JP 26506190A JP H04144675 A JPH04144675 A JP H04144675A
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A24—TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
- A24B—MANUFACTURE OR PREPARATION OF TOBACCO FOR SMOKING OR CHEWING; TOBACCO; SNUFF
- A24B3/00—Preparing tobacco in the factory
- A24B3/18—Other treatment of leaves, e.g. puffing, crimpling, cleaning
- A24B3/182—Puffing
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A24—TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
- A24B—MANUFACTURE OR PREPARATION OF TOBACCO FOR SMOKING OR CHEWING; TOBACCO; SNUFF
- A24B3/00—Preparing tobacco in the factory
- A24B3/04—Humidifying or drying tobacco bunches or cut tobacco
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S131/00—Tobacco
- Y10S131/903—Fixing the product after puffing
Landscapes
- Manufacture Of Tobacco Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は、たばこ原料を膨化させる方法に関する。さら
に特定すれば、本発明は炭酸ガス等のガスを含浸させた
のちこの炭酸ガスを膨脹させることによって膨化、乾燥
したたばこ原料を、乾燥状態で一定の時間貯蔵し、この
後にこのたばこ原料に加水して再調湿することによって
、この再調湿の際のたばこ原料の収縮を防止する方法で
ある。
に特定すれば、本発明は炭酸ガス等のガスを含浸させた
のちこの炭酸ガスを膨脹させることによって膨化、乾燥
したたばこ原料を、乾燥状態で一定の時間貯蔵し、この
後にこのたばこ原料に加水して再調湿することによって
、この再調湿の際のたばこ原料の収縮を防止する方法で
ある。
[従来の技術]
従来から、たばこ葉を刻切したたばこ原料の組織に膨化
助剤のガスを含浸させた後これを膨脹させで膨化し、こ
の膨化処理したたばこ原料を、膨化処理していないたば
こ原料すなわちベース刻みと称されるたばこ原料と所定
の割合で混合し、このような混合したたばこ原料を使用
してシガレットを製造することがなされている。
助剤のガスを含浸させた後これを膨脹させで膨化し、こ
の膨化処理したたばこ原料を、膨化処理していないたば
こ原料すなわちベース刻みと称されるたばこ原料と所定
の割合で混合し、このような混合したたばこ原料を使用
してシガレットを製造することがなされている。
このような膨化処理したたばこ原料を使用したシガレッ
トは、軽い喫煙味が得られるとともに、シガレット1本
あたりに使用されるたばこ原料の重量が少なくなり、原
料のコストが低減する効果もある。
トは、軽い喫煙味が得られるとともに、シガレット1本
あたりに使用されるたばこ原料の重量が少なくなり、原
料のコストが低減する効果もある。
ところで、上記のような膨化処理の際には、たばこ原料
中の水分が除去され、この膨化処理後のたばこ原料は乾
燥した状態にある。このような乾燥状態のたばこ原料は
、この後のシガレット製造工程の前に加水され、所定の
標準平衡水分量、たとえば12〜13重量%まて再調湿
される。しかしながら、上記の再調湿の際に、この膨化
したたばこ原料が収縮してしまい、最終的な膨化の度合
いが低くなってしまうという不具合かあった。
中の水分が除去され、この膨化処理後のたばこ原料は乾
燥した状態にある。このような乾燥状態のたばこ原料は
、この後のシガレット製造工程の前に加水され、所定の
標準平衡水分量、たとえば12〜13重量%まて再調湿
される。しかしながら、上記の再調湿の際に、この膨化
したたばこ原料が収縮してしまい、最終的な膨化の度合
いが低くなってしまうという不具合かあった。
このようなたばこ原料の調湿の際の収縮を少なくするに
は、この膨化処理したたばこ原料を所定の湿度の空気、
たとえば20” C,相対湿度60%の雰囲気中に放置
し、このたばこ原料を標準平衡水分量となるまで緩慢に
調湿することかよい。
は、この膨化処理したたばこ原料を所定の湿度の空気、
たとえば20” C,相対湿度60%の雰囲気中に放置
し、このたばこ原料を標準平衡水分量となるまで緩慢に
調湿することかよい。
しかし、このような方法では、その調湿に長い時間を必
要とし、工業的には実施することが困難である。このた
め、実際には、特公昭47−22800号公報、および
特公昭49−1879号公報に開示されているように、
乾燥直後に微細な霧状の水滴を噴霧して調湿することが
なされている。しかし、このような方法では、上述のよ
うに調湿の際のたばこ原料の収縮が大きく、最終的な膨
化度合いが低下してしまうという不具合がある。
要とし、工業的には実施することが困難である。このた
め、実際には、特公昭47−22800号公報、および
特公昭49−1879号公報に開示されているように、
乾燥直後に微細な霧状の水滴を噴霧して調湿することが
なされている。しかし、このような方法では、上述のよ
うに調湿の際のたばこ原料の収縮が大きく、最終的な膨
化度合いが低下してしまうという不具合がある。
[発明が解決しようとする課題]
本発明は以上の事情に基づいてなされたもので、たばこ
原料を膨化処理した後の再調湿の際の収縮量を低減し、
このたばこ原料の最終的な膨化度合いを大きくすること
ができるたばこ原料の膨化方法を提供するものである。
原料を膨化処理した後の再調湿の際の収縮量を低減し、
このたばこ原料の最終的な膨化度合いを大きくすること
ができるたばこ原料の膨化方法を提供するものである。
[課題を解決するための手段とその作用]本発明は、膨
化処理したたばこ原料を、水分含有量が10重量%未満
の低水分状態で7日間以上の期間にわたって蔵置し、こ
の蔵置の後にこのたばこ原料に加水して水分含有量を最
終的に標準平衡水分量、たとえば12重量%以上とする
ものである。
化処理したたばこ原料を、水分含有量が10重量%未満
の低水分状態で7日間以上の期間にわたって蔵置し、こ
の蔵置の後にこのたばこ原料に加水して水分含有量を最
終的に標準平衡水分量、たとえば12重量%以上とする
ものである。
このように、膨化処理したたばこ原料を低水分状態で所
定の期間貯蔵したものは、膨化処理の直後に加水調湿し
た従来の場合に比較してこの調湿の際の収縮が少なくな
る。したがって、このように低い水分含有量の状態で貯
蔵した後に加水することにより、最終的なたばこ原料の
膨化度合いが大きくなる。
定の期間貯蔵したものは、膨化処理の直後に加水調湿し
た従来の場合に比較してこの調湿の際の収縮が少なくな
る。したがって、このように低い水分含有量の状態で貯
蔵した後に加水することにより、最終的なたばこ原料の
膨化度合いが大きくなる。
上記の蔵置中の水分含有量および蔵置期間と、最終的な
膨化度合いとの間には相関関係がある。
膨化度合いとの間には相関関係がある。
すなわち、上記の水分含有量が少ない程、また上記の蔵
置期間が長い程、最終的な膨化度合いは大きくなる。し
たがって、この蔵置中の水分含有量を12重量%以上に
すると、従来の方法と同様で膨化度合いの向上の効果が
得られない。また、蔵置期間が数日程度の場合には、十
分な効果が達成できず、蔵置期間が7日以上とならない
と十分な効果が達成できない。したがって、従来の方法
と比較して膨化度合いの向上の効果を実用上十分に達成
するには、少なくとも標準平衡水分量以下、好ましくは
10重量%未満の水分含有量で7日以上の期間蔵置する
必要がある。
置期間が長い程、最終的な膨化度合いは大きくなる。し
たがって、この蔵置中の水分含有量を12重量%以上に
すると、従来の方法と同様で膨化度合いの向上の効果が
得られない。また、蔵置期間が数日程度の場合には、十
分な効果が達成できず、蔵置期間が7日以上とならない
と十分な効果が達成できない。したがって、従来の方法
と比較して膨化度合いの向上の効果を実用上十分に達成
するには、少なくとも標準平衡水分量以下、好ましくは
10重量%未満の水分含有量で7日以上の期間蔵置する
必要がある。
また、上記の蔵置後の再調湿の際の加水方法によっても
最終的な膨化度合いに差が生じる。
最終的な膨化度合いに差が生じる。
最終的な膨化度合いが最も大きいのは、蔵置後のたばこ
原料を所定の湿度の空気、たとえば20℃、相対湿度6
0%の空気中に放置し、緩慢に水分を吸収させ、この雰
囲気に対して平衡水分に達するように加湿させた場合で
ある。
原料を所定の湿度の空気、たとえば20℃、相対湿度6
0%の空気中に放置し、緩慢に水分を吸収させ、この雰
囲気に対して平衡水分に達するように加湿させた場合で
ある。
しかし、上記のような方法は、平衡水分に達するまでに
数日〜10日の期間を必要とする。したがって、効率的
に処理するには、蔵置後のたばこ葉に微細な霧状の水滴
を噴霧して加水することが有効である。このような噴霧
による加水の場合には、最終的な膨化度合いが上記の場
合と比較してやや低下するが、実用的には十分な膨化度
合いを得ることができる。
数日〜10日の期間を必要とする。したがって、効率的
に処理するには、蔵置後のたばこ葉に微細な霧状の水滴
を噴霧して加水することが有効である。このような噴霧
による加水の場合には、最終的な膨化度合いが上記の場
合と比較してやや低下するが、実用的には十分な膨化度
合いを得ることができる。
さらに、蔵置後のたばこ原料の調湿は、この原料を膨化
処理していないたばこ原料すなわちベース刻みと称され
るたばこ原料と混合することによっておこなってもよい
。このベース刻みは、一般に12重量%程度の水分含有
量であり、混合した後にこのベース刻みに含有される水
分が膨化処理したたばこ原料に移行し、調湿がなされ、
全体として11〜12重量%程度の水分含有量となる。
処理していないたばこ原料すなわちベース刻みと称され
るたばこ原料と混合することによっておこなってもよい
。このベース刻みは、一般に12重量%程度の水分含有
量であり、混合した後にこのベース刻みに含有される水
分が膨化処理したたばこ原料に移行し、調湿がなされ、
全体として11〜12重量%程度の水分含有量となる。
このような方法は、膨化処理したたばこ原料の再調湿が
省略できる利点があり、また水滴の噴霧による調湿より
緩慢に調湿がなされるので、最終的な膨化の度合いが大
きくなる利点がある。しかし、この加水処理をしていな
いたばこ原料は、取扱いの際に破砕しやすく、また混合
後の全体の水分含有量が従来のもと比較して少なくなり
、喫煙味の低下を招く二とがある。このような不具合を
防止するには、蔵置期間中の水分含有量を5重量%以上
とすることが好ましい。
省略できる利点があり、また水滴の噴霧による調湿より
緩慢に調湿がなされるので、最終的な膨化の度合いが大
きくなる利点がある。しかし、この加水処理をしていな
いたばこ原料は、取扱いの際に破砕しやすく、また混合
後の全体の水分含有量が従来のもと比較して少なくなり
、喫煙味の低下を招く二とがある。このような不具合を
防止するには、蔵置期間中の水分含有量を5重量%以上
とすることが好ましい。
[実施例]
以下、本発明の詳細な説明する。第1図は、本発明の第
1の実施例の工程を示す工程図である。
1の実施例の工程を示す工程図である。
すなわち、図中の1は膨化工程を示す。この膨化工程1
では、たばこ葉を刻切したたばこ原料を膨脹させるもの
である。この膨化工程1では、たばこ原料にガス、たと
えば高圧、低温の雰囲気で液化炭酸ガスを接触させ、こ
の炭酸ガスをたばこ葉の組織中に含浸させた後、減圧す
るとともに加熱し、このたばこ葉の組織中に含浸させた
炭酸ガスを膨脹させ、これによってこのたばこ葉の組織
を膨脹させることによってこのたばこ原料の膨化をなす
ものである。
では、たばこ葉を刻切したたばこ原料を膨脹させるもの
である。この膨化工程1では、たばこ原料にガス、たと
えば高圧、低温の雰囲気で液化炭酸ガスを接触させ、こ
の炭酸ガスをたばこ葉の組織中に含浸させた後、減圧す
るとともに加熱し、このたばこ葉の組織中に含浸させた
炭酸ガスを膨脹させ、これによってこのたばこ葉の組織
を膨脹させることによってこのたばこ原料の膨化をなす
ものである。
なお、この膨化工程1では、このたばこ葉中の水分が除
去され、この膨化処理がなされたたばこ原料は、たとえ
ば3重量%程度の水分含有量のほぼ絶乾状態となる。
去され、この膨化処理がなされたたばこ原料は、たとえ
ば3重量%程度の水分含有量のほぼ絶乾状態となる。
次に、この膨化処理されたたばこ原料は、前調湿工程2
において加水され、所定の水分含有量に調湿される。こ
の前調湿工程2は、たばこ原料に微細な霧状の水粒子を
噴霧することによって所定の水分含有量に調整される。
において加水され、所定の水分含有量に調湿される。こ
の前調湿工程2は、たばこ原料に微細な霧状の水粒子を
噴霧することによって所定の水分含有量に調整される。
この前調湿工程2は、これ以降の工程において、主とし
てたばこ葉の破砕を防止するためになされるものである
。すなわち、上記の膨化処理工程1において絶乾状態に
なったたばこ原料は、脆い状態であり、この後の移送、
その他の取扱いの際に細片に破砕されやすい。このよう
に破砕されたたばこ原料は、シガレットに巻かれる際に
各種の不具合を生じる。したがって、このようなたばこ
原料の破砕を防止するためには、一般には水分含有量を
5重量%以上にすることが好ましい。もちろん、これ以
降の工程で後述する後調湿までの工程におけるたばこ原
料の取扱いに考慮を払うことにより、たばこ原料の破砕
を防止すれば、この前調湿工程2における水分含有量を
5重量%未満としてもよく、またこの前調湿工程2を省
略してもよい。また、このたばこ原料がベース刻みと配
合される前には、加水によってその水分含有量を12重
量%程度となるように調湿する。したがって、この蔵置
時の水分含有量を12重量%以上とすると、上記のよう
な加水による調湿が不可能となる。
てたばこ葉の破砕を防止するためになされるものである
。すなわち、上記の膨化処理工程1において絶乾状態に
なったたばこ原料は、脆い状態であり、この後の移送、
その他の取扱いの際に細片に破砕されやすい。このよう
に破砕されたたばこ原料は、シガレットに巻かれる際に
各種の不具合を生じる。したがって、このようなたばこ
原料の破砕を防止するためには、一般には水分含有量を
5重量%以上にすることが好ましい。もちろん、これ以
降の工程で後述する後調湿までの工程におけるたばこ原
料の取扱いに考慮を払うことにより、たばこ原料の破砕
を防止すれば、この前調湿工程2における水分含有量を
5重量%未満としてもよく、またこの前調湿工程2を省
略してもよい。また、このたばこ原料がベース刻みと配
合される前には、加水によってその水分含有量を12重
量%程度となるように調湿する。したがって、この蔵置
時の水分含有量を12重量%以上とすると、上記のよう
な加水による調湿が不可能となる。
したがって、上記のようなたばこ原料の取扱いの点から
は、上記の蔵置工程3の際の水分含有量は5〜12重量
%の範囲が好ましい。
は、上記の蔵置工程3の際の水分含有量は5〜12重量
%の範囲が好ましい。
しかし、前述したように、この蔵置時のたばこ原料の水
分含有量は少ない程最終的な膨化度合いの向上の効果は
大きい。したがって、この蔵置によって少なくとも従来
の方法より膨化度合いの向上を達成するには、この蔵置
時のたばこ原料の水分含有量を10重量%未満とする必
要がある。
分含有量は少ない程最終的な膨化度合いの向上の効果は
大きい。したがって、この蔵置によって少なくとも従来
の方法より膨化度合いの向上を達成するには、この蔵置
時のたばこ原料の水分含有量を10重量%未満とする必
要がある。
したがって、膨化度合いの向上を達成し、かつたばこ原
料の取扱いの容易さを考慮すれば、この蔵置時のたばこ
原料の水分含有量は5〜10重量%の範囲が好ましい。
料の取扱いの容易さを考慮すれば、この蔵置時のたばこ
原料の水分含有量は5〜10重量%の範囲が好ましい。
次に、この前調湿工程2が終了したたばこ原料は、蔵置
工程3で所定の期間そのまま貯蔵される。
工程3で所定の期間そのまま貯蔵される。
この蔵置工程3における蔵置期間は、7〜30日程度で
ある。たばこ原料は、この蔵置期間の間に膨脹状態のま
ま維持され、かつたばこ葉の組織が膨脹状態のまま安定
化され、後にシガレットに製造される前の後調湿の際の
収縮量が低減される。
ある。たばこ原料は、この蔵置期間の間に膨脹状態のま
ま維持され、かつたばこ葉の組織が膨脹状態のまま安定
化され、後にシガレットに製造される前の後調湿の際の
収縮量が低減される。
なお、この蔵置工程3におけるたばこ原料の水分含有量
が小さい程、また蔵置期間が長い程、このたばこ葉組織
の安定化が促進され、後調湿工程での収縮量が低減され
る。しかし、上述したように、この蔵置工程3における
たばこ原料の取扱い、あるいはこれ以降の工程における
たばこ原料の取扱いの際に、このたばこ原料の破砕を防
止するために、この実施例ではこの蔵置工程におけるた
ばこ原料の水分含有量は5〜10重量%である。また、
蔵置期間は、これかあまり長いとその分だけこのたばこ
原料の在庫期間が長くなり、コストの増加を招く。また
、この蔵置期間があまり短いと上記のような効果が十分
でない。したがって、この実施例では、この蔵置期間は
7〜30日である。
が小さい程、また蔵置期間が長い程、このたばこ葉組織
の安定化が促進され、後調湿工程での収縮量が低減され
る。しかし、上述したように、この蔵置工程3における
たばこ原料の取扱い、あるいはこれ以降の工程における
たばこ原料の取扱いの際に、このたばこ原料の破砕を防
止するために、この実施例ではこの蔵置工程におけるた
ばこ原料の水分含有量は5〜10重量%である。また、
蔵置期間は、これかあまり長いとその分だけこのたばこ
原料の在庫期間が長くなり、コストの増加を招く。また
、この蔵置期間があまり短いと上記のような効果が十分
でない。したがって、この実施例では、この蔵置期間は
7〜30日である。
また、第4図には、この蔵置工程3においてたばこ原料
を貯蔵しておく蔵置容器を示す。この蔵置容器は、容器
本体10および蓋体11を備えている。この容器本体1
0は、−辺が約1mの略立方体の形状をなしている。ま
た、この容器本体10の内部には防湿バッグ14が収容
される。この防湿バッグ14は、合成樹脂フィルム等か
らなる防湿性の材料で形成され、この内部に上記のたば
こ原料が収納される。また、この防湿バッグ】4の上部
には結束バンド15が取り付けられ、この防湿バッグ1
4の上端縁部を折り重ねた状態でこれら結束バンド15
で結束固定し、この防湿バッグ14を密封する。また、
この容器本体10の底部にはパレット12が一体に取り
付けられ、この蔵置容器をフォークリフト等で容易に搬
送できるように構成されている。また、上記の蓋体11
の隅部には係合凸部16が形成され、これらの蔵置容器
を積み重ねた場合の安定を確保するように構成されてい
る。
を貯蔵しておく蔵置容器を示す。この蔵置容器は、容器
本体10および蓋体11を備えている。この容器本体1
0は、−辺が約1mの略立方体の形状をなしている。ま
た、この容器本体10の内部には防湿バッグ14が収容
される。この防湿バッグ14は、合成樹脂フィルム等か
らなる防湿性の材料で形成され、この内部に上記のたば
こ原料が収納される。また、この防湿バッグ】4の上部
には結束バンド15が取り付けられ、この防湿バッグ1
4の上端縁部を折り重ねた状態でこれら結束バンド15
で結束固定し、この防湿バッグ14を密封する。また、
この容器本体10の底部にはパレット12が一体に取り
付けられ、この蔵置容器をフォークリフト等で容易に搬
送できるように構成されている。また、上記の蓋体11
の隅部には係合凸部16が形成され、これらの蔵置容器
を積み重ねた場合の安定を確保するように構成されてい
る。
このような蔵置容器は、このたばこ原料の輸送等の期間
を蔵置期間として利用し、このたばこ葉の在庫期間の延
長を防止するものである。すなわち、上記のたばこ原料
の膨化工程1を実施する装置、特に炭酸ガスを使用して
膨化処理する装置は、極めて大規模な設備となり、コス
ト低減のため大量のたばこ原料を処理するように設計さ
れている場合がある。したがって、1箇所の工場で膨化
処理したたばこ原料を各地にある工場に輸送し、各工場
でシガレットに製造ことかなされる。このような場合に
、この膨化処理したたばこ原料を上記のような蔵置容器
内に収容し、この蔵置容器を輸送用の容器として使用す
ることにより、輸送等に要する期間を蔵置期間の一部と
して使用できる。
を蔵置期間として利用し、このたばこ葉の在庫期間の延
長を防止するものである。すなわち、上記のたばこ原料
の膨化工程1を実施する装置、特に炭酸ガスを使用して
膨化処理する装置は、極めて大規模な設備となり、コス
ト低減のため大量のたばこ原料を処理するように設計さ
れている場合がある。したがって、1箇所の工場で膨化
処理したたばこ原料を各地にある工場に輸送し、各工場
でシガレットに製造ことかなされる。このような場合に
、この膨化処理したたばこ原料を上記のような蔵置容器
内に収容し、この蔵置容器を輸送用の容器として使用す
ることにより、輸送等に要する期間を蔵置期間の一部と
して使用できる。
したがって、上記のような蔵置工程によるたばこ原料の
在庫期間の延長を低減することができる。
在庫期間の延長を低減することができる。
次に、このようにして所定の期間蔵置されたたばこ原料
は、後調湿工程4に送られる。この後調湿工程4では、
蔵置したたばこ原料に加水して水分含有量を標準平衡水
分量、たとえば12重量%程度とする。なお、この後調
湿工程4での加水の方法は、たばこ原料に微細な霧状の
水粒子を噴霧することによって調湿かなされる。
は、後調湿工程4に送られる。この後調湿工程4では、
蔵置したたばこ原料に加水して水分含有量を標準平衡水
分量、たとえば12重量%程度とする。なお、この後調
湿工程4での加水の方法は、たばこ原料に微細な霧状の
水粒子を噴霧することによって調湿かなされる。
このように所定の期間、低水分で蔵置したたばこ原料は
、このような後調湿工程4で調湿する際に、その収縮量
が低減され、最終的なこのたばこ原料の膨化度合いが従
来より大きくなる。
、このような後調湿工程4で調湿する際に、その収縮量
が低減され、最終的なこのたばこ原料の膨化度合いが従
来より大きくなる。
次に、このように後調湿されたたばこ原料は、混合工程
5に送られ、膨化処理をしていないたばこ原料すなわち
ベース刻みと称されるたばこ原料と所定の割合、たとえ
ばこの膨化処理されたたばこ原料の割合が20重量%の
割合で配合される。
5に送られ、膨化処理をしていないたばこ原料すなわち
ベース刻みと称されるたばこ原料と所定の割合、たとえ
ばこの膨化処理されたたばこ原料の割合が20重量%の
割合で配合される。
そして、このように配合されたたばこ原料は、従来と同
様の工程でシガレットに製造される。
様の工程でシガレットに製造される。
次に、上記のような本発明の作用について各種の試験デ
ータに基づいて説明する。
ータに基づいて説明する。
なお、たばこ葉は農産物であり、注意深く標準品を選定
しても各試料ごとに多少の品質のばらつきがあるため、
各試験データにはこの品質のばらつきによる多少の誤差
が含まれている。
しても各試料ごとに多少の品質のばらつきがあるため、
各試験データにはこの品質のばらつきによる多少の誤差
が含まれている。
まず、標準的な葉組品、すなわち複数品種のたば二葉を
所定の割合で配合したたばこ原料に、炭酸ガスによる前
述のような膨化処理を施した。この膨化処理を施したた
ばこ原料は、その水分含有量が3重量%の略絶乾状態に
ある。そして、この絶乾状態のたばこ原料に加水しない
もの、およびこのたばこ原料に微細な霧状の水滴を噴霧
して加水し、その水分含有量を6重量%、12重量%と
した3種類の試料を製造した。そして、これらの試料を
蔵置した後、さらに微細な霧状の水滴を噴霧して加湿し
、最終的に水分含有量を各試料とも12重量%とした。
所定の割合で配合したたばこ原料に、炭酸ガスによる前
述のような膨化処理を施した。この膨化処理を施したた
ばこ原料は、その水分含有量が3重量%の略絶乾状態に
ある。そして、この絶乾状態のたばこ原料に加水しない
もの、およびこのたばこ原料に微細な霧状の水滴を噴霧
して加水し、その水分含有量を6重量%、12重量%と
した3種類の試料を製造した。そして、これらの試料を
蔵置した後、さらに微細な霧状の水滴を噴霧して加湿し
、最終的に水分含有量を各試料とも12重量%とした。
そして、これらの各試料の見掛は密度ρを測定し、これ
を基準試料すなわち膨化処理の後に直ちに20°C1相
対湿度60%の空気雰囲気中で約10日間放置し、緩慢
に平衡水分まで加湿した基準試料の見掛は密度ρ。と比
較し、このρ。/ρの値を求めた結果を第1表に示す。
を基準試料すなわち膨化処理の後に直ちに20°C1相
対湿度60%の空気雰囲気中で約10日間放置し、緩慢
に平衡水分まで加湿した基準試料の見掛は密度ρ。と比
較し、このρ。/ρの値を求めた結果を第1表に示す。
また、この結果に基づいて作成したグラフを第5図に示
す。この見掛は密度とは、試料のたばこ原料を一定容積
の容器内に収容し、この容器内に水銀等、たばこ葉に対
して濡れ性を有しない液体を充填してこの液体の容積か
らこのたばこ葉だけの体積を算出するとともに重量を求
め、このたばこ葉の単位体積当たりの重量を求めたもの
である。なお、この第1表で蔵置水分12重量%、蔵置
日数0日のものは、従来の方法で処理したもの、すなわ
ち蔵置なしで直ちに12重量%まで水滴の噴霧により調
湿したものにほぼ対応する。
す。この見掛は密度とは、試料のたばこ原料を一定容積
の容器内に収容し、この容器内に水銀等、たばこ葉に対
して濡れ性を有しない液体を充填してこの液体の容積か
らこのたばこ葉だけの体積を算出するとともに重量を求
め、このたばこ葉の単位体積当たりの重量を求めたもの
である。なお、この第1表で蔵置水分12重量%、蔵置
日数0日のものは、従来の方法で処理したもの、すなわ
ち蔵置なしで直ちに12重量%まで水滴の噴霧により調
湿したものにほぼ対応する。
第 1 表
この第1表および第5図から明らかなように、本発明の
ような蔵置処理を施したものは、各載置時水分の場合全
てについて、従来の方法より見掛は密度が小さくなる効
果が認められる。しかし、このたばこ原料は、最終的に
シガレットに製造された場合の水分含有量を所定の値に
維持するため、シガレットに製造される前に加水により
12〜13重量%の水分含有量に調湿される。したがっ
て、この蔵置水分を12重量%以上とすることは、この
加水による調湿が不可能となるとともに、第5図から明
らかなように、載置時水分を高くする程見掛は密度が小
さくなる効果が少なくなる。よって、この蔵置時の水分
は、12重量%以下とする必要がある。
ような蔵置処理を施したものは、各載置時水分の場合全
てについて、従来の方法より見掛は密度が小さくなる効
果が認められる。しかし、このたばこ原料は、最終的に
シガレットに製造された場合の水分含有量を所定の値に
維持するため、シガレットに製造される前に加水により
12〜13重量%の水分含有量に調湿される。したがっ
て、この蔵置水分を12重量%以上とすることは、この
加水による調湿が不可能となるとともに、第5図から明
らかなように、載置時水分を高くする程見掛は密度が小
さくなる効果が少なくなる。よって、この蔵置時の水分
は、12重量%以下とする必要がある。
また、第5図に示すように、載置時水分が少ない程、ま
た蔵置期間が長い程、見掛は密度は小さくなる。特に、
載置時水分が3重量%、蔵置期間が30日のものは、ρ
。/ρが1以上となり、理想的な状態で緩慢に調湿した
基準試料より見掛は密度が小さくなっている。しかし、
前述したように、この載置時水分が小さい程、取扱い時
のたばこ原料の破砕が大きくなる。したがって、実用的
には、蔵置時の水分をある程度高くして破砕を防止し、
その代わりに蔵置期間を長くして見掛は密度を小さくす
ることが良い。この場合、第5図に示すように、蔵置期
間が長くなる程曲線の傾斜が大きくなっており、したが
って貯蔵期間が長くなる程、見掛は密度が小さくなる効
果が加速度的に増大していることが示されている。この
曲線の傾斜は、蔵置期間が数日程度ではあまり大きくな
いが、蔵置期間が7日以上ではこの曲線の傾斜が急に大
きくなっている。したがって、実用的に十分な効果を得
るためには、この蔵置期間を7日以上とする必要がある
。
た蔵置期間が長い程、見掛は密度は小さくなる。特に、
載置時水分が3重量%、蔵置期間が30日のものは、ρ
。/ρが1以上となり、理想的な状態で緩慢に調湿した
基準試料より見掛は密度が小さくなっている。しかし、
前述したように、この載置時水分が小さい程、取扱い時
のたばこ原料の破砕が大きくなる。したがって、実用的
には、蔵置時の水分をある程度高くして破砕を防止し、
その代わりに蔵置期間を長くして見掛は密度を小さくす
ることが良い。この場合、第5図に示すように、蔵置期
間が長くなる程曲線の傾斜が大きくなっており、したが
って貯蔵期間が長くなる程、見掛は密度が小さくなる効
果が加速度的に増大していることが示されている。この
曲線の傾斜は、蔵置期間が数日程度ではあまり大きくな
いが、蔵置期間が7日以上ではこの曲線の傾斜が急に大
きくなっている。したがって、実用的に十分な効果を得
るためには、この蔵置期間を7日以上とする必要がある
。
なお、上記の試験は、たばこ原料のたばこ葉自体の見掛
は密度を測定したものであるが、実際の製品では、当然
ながらこのたばこ原料は刻切されたたばこ葉の間に空間
が存在する状態でシガレットに製造される。したがって
、1本のシガレットに使用されるたばこ原料の量を減少
させるという最終的な目的を考慮すれば、このたばこ原
料か実際にシガレットに巻かれた場合の嵩たか性を考慮
する必要かある。この特性は、膨こう性と称されており
、単位重量、たとえば1kgのたばこ原料を使用して標
準的なシガレットが何本製造できるかで表される。
は密度を測定したものであるが、実際の製品では、当然
ながらこのたばこ原料は刻切されたたばこ葉の間に空間
が存在する状態でシガレットに製造される。したがって
、1本のシガレットに使用されるたばこ原料の量を減少
させるという最終的な目的を考慮すれば、このたばこ原
料か実際にシガレットに巻かれた場合の嵩たか性を考慮
する必要かある。この特性は、膨こう性と称されており
、単位重量、たとえば1kgのたばこ原料を使用して標
準的なシガレットが何本製造できるかで表される。
第2表は、上記と同様の試験をおこなったたばこ原料に
ついて、その膨こう性を示したものである。なお、この
第2表の上段の数字は膨こう性を示す巻き上げられたシ
ガレットの本数であり、また、下段の数字は載置時水分
12.1重量%の場合の膨こう性の平均値2397本を
1.000とした場合の比率を示す。また、この第2表
の結果に基づいて作成したグラフを第6図に示す。
ついて、その膨こう性を示したものである。なお、この
第2表の上段の数字は膨こう性を示す巻き上げられたシ
ガレットの本数であり、また、下段の数字は載置時水分
12.1重量%の場合の膨こう性の平均値2397本を
1.000とした場合の比率を示す。また、この第2表
の結果に基づいて作成したグラフを第6図に示す。
第
つ
表
二の第2表および第6図から明らかなように、この膨こ
う性についての特性も上記の密度の特性と同様であり、
しかもこの膨こう性の特徴は、上記の密度の特性より顕
著に表れている。なお、蔵置時水分か12.1重量%の
ものは、蔵置期間か長くても膨こう性の向上の効果があ
まり現れておらず、このデータからも蔵置時の水分含有
量は標準平衡水分量である12重量%以下とする必要が
あることか示され、さらに従来と比較して膨こう性の向
上を実用的に十分に達成するには蔵置時の水分を10重
量%未満とする必要かある。
う性についての特性も上記の密度の特性と同様であり、
しかもこの膨こう性の特徴は、上記の密度の特性より顕
著に表れている。なお、蔵置時水分か12.1重量%の
ものは、蔵置期間か長くても膨こう性の向上の効果があ
まり現れておらず、このデータからも蔵置時の水分含有
量は標準平衡水分量である12重量%以下とする必要が
あることか示され、さらに従来と比較して膨こう性の向
上を実用的に十分に達成するには蔵置時の水分を10重
量%未満とする必要かある。
次に、蔵置処理したたばこ原料を最終的に標準平衡水分
量たとえば12重量%に調湿する方法が相違する場合の
特性について試験した結果を第3表ないし第5表に示す
。
量たとえば12重量%に調湿する方法が相違する場合の
特性について試験した結果を第3表ないし第5表に示す
。
第
表
第
表
第
表
この試験は、低水分で蔵置したたばこ葉を調湿する場合
、20’ C,相対湿度60%の空気によって緩慢に調
湿した場合と、前記のように微細な霧状の水滴の噴霧に
よって調湿した場合の膨こう性の相違を測定したもので
ある。第3表は蔵置時水分が3.0重量%、第4表は蔵
置時水分が4.4重量%、第5表は蔵置時水分が5.7
重量%の場合の結果である。これらの表から明らかなよ
うに、蔵置後の調湿は、相対湿度60%の空気によって
緩慢に調湿した場合の方が高い膨こう性が得られる。こ
の結果から、蔵置後の調湿はできるだけ緩慢に行う方が
高い膨こう性が得られることが明らかである。しかし、
このような空気による緩慢な調湿は処理に長い時間を必
要とするので、実用的には水滴の噴霧による調湿の方が
適している。
、20’ C,相対湿度60%の空気によって緩慢に調
湿した場合と、前記のように微細な霧状の水滴の噴霧に
よって調湿した場合の膨こう性の相違を測定したもので
ある。第3表は蔵置時水分が3.0重量%、第4表は蔵
置時水分が4.4重量%、第5表は蔵置時水分が5.7
重量%の場合の結果である。これらの表から明らかなよ
うに、蔵置後の調湿は、相対湿度60%の空気によって
緩慢に調湿した場合の方が高い膨こう性が得られる。こ
の結果から、蔵置後の調湿はできるだけ緩慢に行う方が
高い膨こう性が得られることが明らかである。しかし、
このような空気による緩慢な調湿は処理に長い時間を必
要とするので、実用的には水滴の噴霧による調湿の方が
適している。
また、上記のような試験を品種の相違するたばこ原料に
ついて行った結果を第6表および第7表に示す。第6表
は、黄色BL2品種のたばこ葉の単葉品、すなわち単一
品種のたばこ葉のみを使用したたばこ原料の場合、第7
表は、バーレLB4品種のたばこ葉の単葉品のたばこ原
料の場合である。いずれの場合も、緩慢に調湿した方が
高い膨こう性が得られることが明らかである。
ついて行った結果を第6表および第7表に示す。第6表
は、黄色BL2品種のたばこ葉の単葉品、すなわち単一
品種のたばこ葉のみを使用したたばこ原料の場合、第7
表は、バーレLB4品種のたばこ葉の単葉品のたばこ原
料の場合である。いずれの場合も、緩慢に調湿した方が
高い膨こう性が得られることが明らかである。
第
表
第
表
また、第2図には、本発明の第2の実施例の方法の工程
を示す。この第2の実施例の方法は、前記第1の実施例
の後調湿工程4を省略し、蔵置処理したたばこ原料をそ
のままベース刻みと混合し、このベース刻みが含有して
いる水分を蔵置処理したたばこ原料中に移行させること
によって調湿を行うものである。
を示す。この第2の実施例の方法は、前記第1の実施例
の後調湿工程4を省略し、蔵置処理したたばこ原料をそ
のままベース刻みと混合し、このベース刻みが含有して
いる水分を蔵置処理したたばこ原料中に移行させること
によって調湿を行うものである。
この第2の実施例の方法は、後調湿工程を省略できる点
で効果的である。また、水滴の噴霧にょる調湿よりも緩
慢に調湿がなされるので、膨こう性がある程度向上する
ことも期待てきる。しかし、たばこ原料の種類によって
は調湿し°ていない低水分状態のたばこ原料かそのまま
供給機、混合機を通過するので、この際にたばこ原料か
破砕して粒度が悪化し、この粒度の悪化によって膨こう
性が低下したり、シガレットの巻き上げ特性に悪影響が
与えられ、また低水分蔵置による香喫味の変化および低
水分状態のたばこ原料がそのままベース刻みと配合され
ることにより、最終的にシガレットに巻かれた製品の水
分含有量が低下し、喫煙味を損なう不具合が生しる場合
も考えられる。このような不具合を防止するには、この
第2の実施例では前調湿によって蔵置時の水分を好まし
くは5重量%以上に維持すること、およびベース刻みの
水分を配合後に約12重量%になるように、低水分の蔵
置原料に合わせて調整することが必要になる。
で効果的である。また、水滴の噴霧にょる調湿よりも緩
慢に調湿がなされるので、膨こう性がある程度向上する
ことも期待てきる。しかし、たばこ原料の種類によって
は調湿し°ていない低水分状態のたばこ原料かそのまま
供給機、混合機を通過するので、この際にたばこ原料か
破砕して粒度が悪化し、この粒度の悪化によって膨こう
性が低下したり、シガレットの巻き上げ特性に悪影響が
与えられ、また低水分蔵置による香喫味の変化および低
水分状態のたばこ原料がそのままベース刻みと配合され
ることにより、最終的にシガレットに巻かれた製品の水
分含有量が低下し、喫煙味を損なう不具合が生しる場合
も考えられる。このような不具合を防止するには、この
第2の実施例では前調湿によって蔵置時の水分を好まし
くは5重量%以上に維持すること、およびベース刻みの
水分を配合後に約12重量%になるように、低水分の蔵
置原料に合わせて調整することが必要になる。
以下、この第2実施例の作用を試験データに基づいて説
明する。
明する。
第8表は、蔵置時水分の相違する各たばこ原料をそのま
ま原料供給機、混合機を通過させ、これらを通過させる
前後のたばこ原料の特性を比較した結果である。これら
の試料を1.5mm角の網目によってふるい分けした場
合、この1.5mmの網目を通過したたばこ原料の割合
は、蔵置時の水分が低くなるにしたがって大きくなって
おり、蔵置時の水分が低い程、蔵置時、およびその後の
取扱い時にたばこ原料の破砕の度合いが大きくなってい
ることか示されている。また、このように原料供給機、
混合機等を通過した後のたばこ原料は、破砕による粒度
の悪化によって膨こう性も低下していることが示されて
いる。しかし、いずれの場合にも、蔵置時の水分が低い
ほど最終的な膨こう性が大きく、この点だけを考慮すれ
ば、この第2の実施例の方法の場合でも蔵置時の水分は
低い方が良い。
ま原料供給機、混合機を通過させ、これらを通過させる
前後のたばこ原料の特性を比較した結果である。これら
の試料を1.5mm角の網目によってふるい分けした場
合、この1.5mmの網目を通過したたばこ原料の割合
は、蔵置時の水分が低くなるにしたがって大きくなって
おり、蔵置時の水分が低い程、蔵置時、およびその後の
取扱い時にたばこ原料の破砕の度合いが大きくなってい
ることか示されている。また、このように原料供給機、
混合機等を通過した後のたばこ原料は、破砕による粒度
の悪化によって膨こう性も低下していることが示されて
いる。しかし、いずれの場合にも、蔵置時の水分が低い
ほど最終的な膨こう性が大きく、この点だけを考慮すれ
ば、この第2の実施例の方法の場合でも蔵置時の水分は
低い方が良い。
第 8 表
しかし、実際のシガレット製造工程では、上記したよう
に、実際の巻き上げ特性、および喫煙味の評価の点につ
いて考慮する必要がある。第9表は、これらの点につい
ておこなった試験の結果を示す。この第9表の試験は、
上記のような蔵置時の水分の相違するたばこ原料を、標
準的なベース刻みに標準的な配合で混合したもの、すな
わち膨化処理していない配合後の水分含有量が12重量
96となるように水分調整されたベース刻みに試料たば
こ原料を乾物重量基準で20重量%の割合で配合したも
のを実際のシガレット巻き上げ機でシガレットに巻き上
げるとともに、製造した製品の喫煙味を、10名の専門
評価パネルで所定の基準にしたがって10点評価で評価
したものである。
に、実際の巻き上げ特性、および喫煙味の評価の点につ
いて考慮する必要がある。第9表は、これらの点につい
ておこなった試験の結果を示す。この第9表の試験は、
上記のような蔵置時の水分の相違するたばこ原料を、標
準的なベース刻みに標準的な配合で混合したもの、すな
わち膨化処理していない配合後の水分含有量が12重量
96となるように水分調整されたベース刻みに試料たば
こ原料を乾物重量基準で20重量%の割合で配合したも
のを実際のシガレット巻き上げ機でシガレットに巻き上
げるとともに、製造した製品の喫煙味を、10名の専門
評価パネルで所定の基準にしたがって10点評価で評価
したものである。
この第9表から明らかなように、蔵置時の水分が低いほ
ど、巻き上げの際に発生するくずの量、すなわち出くず
量が大きく、また巻き上げ不良により排除されるシガレ
ットの本数も多い。また、喫煙味評価においても水分4
.8重量%のものは評価8.0となっている。一般に、
実際に販売される製品では、喫煙味評価が8以上である
ことが要求されている。
ど、巻き上げの際に発生するくずの量、すなわち出くず
量が大きく、また巻き上げ不良により排除されるシガレ
ットの本数も多い。また、喫煙味評価においても水分4
.8重量%のものは評価8.0となっている。一般に、
実際に販売される製品では、喫煙味評価が8以上である
ことが要求されている。
このような試験の結果をグラフで表示したものを第7図
に示す。この第7図からも明らかなように、蔵置時水分
が4.5重量%未満の領域では、喫煙味の評価が8以下
となると予想され、また粒度が悪化している。したがっ
て、この第2の実施例では、蔵置時の水分を好ましくは
5重量%程度以上とすることが必要である。なお、この
蔵置時の水分の上限は、前記の第1の実施例の場合と同
様に12重量%未満である。
に示す。この第7図からも明らかなように、蔵置時水分
が4.5重量%未満の領域では、喫煙味の評価が8以下
となると予想され、また粒度が悪化している。したがっ
て、この第2の実施例では、蔵置時の水分を好ましくは
5重量%程度以上とすることが必要である。なお、この
蔵置時の水分の上限は、前記の第1の実施例の場合と同
様に12重量%未満である。
また、第3図(a)および第3図(b)には本発明の第
3および第4の実施例の方法の工程を示す。
3および第4の実施例の方法の工程を示す。
これら第3および第4の実施例は、膨化工程1の後の前
調湿工程2b、2cにおいて、この膨化処理したたばこ
原料に所定の割合でベース刻みのたばこ原料を混合し、
このベース刻みに含有されている水分を膨化処理したた
ばこ原料に移行させ、このたばこ原料を所定の蔵置時水
分に調湿するものである。なお、これら第3および第4
の実施例では、混合工程5,5aにおいて混合されるベ
ース刻みの量は、前調湿工程2b、2cて混合されたベ
ース刻みの量だけ少なく設定されることはもちろんであ
る。なお、この第3および第4の実施例は、上記の点以
外は前記の第1および第2の実施例と同様である。
調湿工程2b、2cにおいて、この膨化処理したたばこ
原料に所定の割合でベース刻みのたばこ原料を混合し、
このベース刻みに含有されている水分を膨化処理したた
ばこ原料に移行させ、このたばこ原料を所定の蔵置時水
分に調湿するものである。なお、これら第3および第4
の実施例では、混合工程5,5aにおいて混合されるベ
ース刻みの量は、前調湿工程2b、2cて混合されたベ
ース刻みの量だけ少なく設定されることはもちろんであ
る。なお、この第3および第4の実施例は、上記の点以
外は前記の第1および第2の実施例と同様である。
これら第3および第4の実施例のものは、ベース刻みを
混合するだけで前調湿を行うことができ、この前調湿工
程が簡略化される。
混合するだけで前調湿を行うことができ、この前調湿工
程が簡略化される。
なお、本発明は上記の実施例には限定されず、各種の変
形か可能である。たとえば、膨化工程は必ずしも炭酸ガ
スを使用するものでなくてもよい。
形か可能である。たとえば、膨化工程は必ずしも炭酸ガ
スを使用するものでなくてもよい。
また、上記の実施例では、蔵置時の水分は5重量%以上
が好ましいが、蔵置時、およびその後の取扱いに考慮を
払えば、5重量%未満の水分含有量で蔵置することもで
きる。この場合、前調湿工程は省略することができる。
が好ましいが、蔵置時、およびその後の取扱いに考慮を
払えば、5重量%未満の水分含有量で蔵置することもで
きる。この場合、前調湿工程は省略することができる。
[発明の効果]
上述の如く本発明は、たばこ原料を低水分の状態で所定
の期間蔵置するだけで、その後の調湿の際のたばこ原料
の収縮量を低減し、このたばこ原料の最終的な密度、膨
こう性等の膨化度合いを大きくすることができる。した
がって、製造されたシガレットの喫煙味をより軽くする
ことができ、しかも使用するたばこ原料の量も節約する
ことができるのでコストも低くすることができる等、そ
の効果は大である。
の期間蔵置するだけで、その後の調湿の際のたばこ原料
の収縮量を低減し、このたばこ原料の最終的な密度、膨
こう性等の膨化度合いを大きくすることができる。した
がって、製造されたシガレットの喫煙味をより軽くする
ことができ、しかも使用するたばこ原料の量も節約する
ことができるのでコストも低くすることができる等、そ
の効果は大である。
第1図は本発明の第1の実施例の工程図である。
第2図は本発明の第2の実施例の工程図である。
第3図(a)および第3図(b)はそれぞれ本発明の第
3および第4の実施例の工程図である。第4図は本発明
の蔵置工程に使用される蔵置容器の分解斜視図である。 第5図は蔵置時の水分および蔵置期間と見掛は密度の関
係を示す線図、第6図は蔵置時の水分および蔵置期間と
膨張こう性の関係を示す線図、第7図は蔵置時の水分と
粒度および喫煙味の評価度合いとの関係を示す線図であ
る。 1・・・膨化工程、2,2b、2c・・・前調湿工程、
3・・・蔵置工程、4・・・後調湿工程、5,5a・・
・混合工程、10・・・容器本体、11・・・蓋体、1
4・・・防湿バッグ
3および第4の実施例の工程図である。第4図は本発明
の蔵置工程に使用される蔵置容器の分解斜視図である。 第5図は蔵置時の水分および蔵置期間と見掛は密度の関
係を示す線図、第6図は蔵置時の水分および蔵置期間と
膨張こう性の関係を示す線図、第7図は蔵置時の水分と
粒度および喫煙味の評価度合いとの関係を示す線図であ
る。 1・・・膨化工程、2,2b、2c・・・前調湿工程、
3・・・蔵置工程、4・・・後調湿工程、5,5a・・
・混合工程、10・・・容器本体、11・・・蓋体、1
4・・・防湿バッグ
Claims (3)
- (1)たばこ葉を刻切したたばこ原料の組織中にガスを
含浸させた後、この含浸したガスを膨脹させてこのたば
こ原料を膨化する工程と、この膨化したたばこ原料を水
分含有量が10重量%未満の状態で7日間以上の期間に
わたって貯蔵する蔵置工程と、 この蔵置した後にこのたばこ原料に加水して水分含有量
を標準平衡水分まで調湿する調湿工程とを具備したこと
を特徴とするたばこ原料の膨化方法。 - (2)前記の調湿工程は、前記の蔵置したたばこ原料に
微細な霧状の水滴を噴霧するものであることを特徴とす
る請求項1記載のたばこ原料の膨化方法。 - (3)前記の調湿工程は、前記の蔵置したたばこ原料を
、膨化、乾燥処理をしていないたばこ原料と混合し、こ
の膨化、乾燥処理を施していないたばこ原料中の水分を
前記の蔵置したたばこ原料に移行させるものであること
を特徴とする請求項1記載のたばこ原料の膨化方法。
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---|---|---|---|
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CN91110836.XA CN1025817C (zh) | 1990-10-04 | 1991-10-04 | 膨胀烟草的方法 |
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JPS585028A (ja) * | 1981-06-30 | 1983-01-12 | Fujitsu Ltd | レベル変換回路 |
GB2142519B (en) * | 1983-06-10 | 1986-12-10 | British American Tobacco Co | Improvements relating to the reordering of tobacco |
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- 1990-10-04 JP JP02265061A patent/JP3109043B2/ja not_active Expired - Fee Related
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1991
- 1991-10-03 US US07/770,351 patent/US5251648A/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-10-04 CN CN91110836.XA patent/CN1025817C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1991-10-04 DE DE69103603T patent/DE69103603T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-10-04 EP EP91116979A patent/EP0479313B1/en not_active Expired - Lifetime
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WO2012127615A1 (ja) * | 2011-03-22 | 2012-09-27 | 日本たばこ産業株式会社 | 膨こう性測定方法 |
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JPWO2012128280A1 (ja) * | 2011-03-22 | 2014-07-24 | 日本たばこ産業株式会社 | 膨こう性測定方法 |
JP5617032B2 (ja) * | 2011-03-22 | 2014-10-29 | 日本たばこ産業株式会社 | 膨こう性測定方法 |
JP2014211444A (ja) * | 2011-03-22 | 2014-11-13 | 日本たばこ産業株式会社 | 膨こう性測定方法 |
US9759650B2 (en) | 2011-03-22 | 2017-09-12 | Japan Tobacco Inc. | Filling-capacity measuring method |
WO2012132006A1 (ja) * | 2011-03-31 | 2012-10-04 | 日本たばこ産業株式会社 | たばこ原料の膨化方法およびその装置 |
JP5719924B2 (ja) * | 2011-03-31 | 2015-05-20 | 日本たばこ産業株式会社 | たばこ原料の膨化装置 |
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EP0479313A1 (en) | 1992-04-08 |
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DE69103603T2 (de) | 1995-04-20 |
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