JPH04142632A - 二重化データ保持装置におけるロギング方式 - Google Patents

二重化データ保持装置におけるロギング方式

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JPH04142632A
JPH04142632A JP2265886A JP26588690A JPH04142632A JP H04142632 A JPH04142632 A JP H04142632A JP 2265886 A JP2265886 A JP 2265886A JP 26588690 A JP26588690 A JP 26588690A JP H04142632 A JPH04142632 A JP H04142632A
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JP
Japan
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Application number
JP2265886A
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Hiroshi Takahashi
弘 高橋
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 二重化データ保持装置における障害診断のためのロギン
グデータを保持する方式に関し、障害時の診断のための
ロギングデータの保持を少ないハードウェアで行うよう
にすることを目的とし、 共通に入力データを保持する複数のデータ保持部を備え
た二重化データ保持装置における複数のデータ保持部の
1つを主データ保持部とし、他の1つを従データ保持部
とし、複数のデータ保持部に入力データを共通に保持す
る通常動作モードとロギング処理を行う時のロギングモ
ードを選択する動作モード選択部を設け、ロギング動作
モードが選択されている場合において、主データ保持部
は、主データ保持部に入力データが入力される際、それ
まで主データ保持に保持していたデータを従データ保持
部に転送して、従データ保持部に保持し、障害診断のた
めのロギングデータとする構成を持つ。
(産業上の利用分野〕 本発明は、二重化データ保持装置における障害診断のロ
ギング方式に関する。
二重化データ保持装置はLSI化されているため、障害
発生時における内部状態の把握が困難である。そのため
、内部に、障害発生時に入力されたデータより一つ前の
入力データを保持する診断回路を設けその保持データを
確認することにより障害発生時の内部状態を調査するロ
ギング方式が取られている(以後、このような障害発生
時の内部状態を診断することをロギングという)。
従来のロギング方式においては、入力データを共通に保
持するデータ保持回路と同じデータ保持回路を、診断の
ために別途設ける必要があるため、ハードウェア量が増
大し、ロギングのための回路を含めて二重化データ保持
装置をLSI化することは困難なことであった。
本発明は、二重化データ保持装置におけるロギングを少
ないハードウェアで行うことのできるロギング方式を提
供することを目的とする。
〔従来の技術〕
第3図に従来の二重化データ保持装置におけるロギング
方式を説明する。
図において、20は二重化データ保持装置、21.22
はデータ保持部であって、入力データを共通に保持する
レジスタにより構成され、保持データの出力要求信号に
応じて保持データを出力するもの、23はデータ保持部
21と22が正常に動作しているかを監視する監視部で
あって、パリティチエツク等を行うもの、24は監視部
23の指示に従ってデータ保持部21と22のいずれか
を選択して保持データを出力させる出力データ選択部、
25は診断部であって、二重化データ保持装置20に障
害が発生したときの診断を行うためのもの、26はロギ
ングデータ保持部であって、レジスタにより構成され、
データ保持部21もしくは22から出力されるデータを
一時保持するものである。
従来の二重化データ保持装置におけるロギング方式の動
作を説明する。
データ保持部21と22は例えば、プログラム命令等を
実行するためのプログラムカウンタであって、アドレス
等の入力データがデータ保持部21と22に共通に入力
されるものである。
そして、データ保持部21と22に共通に保持された入
力データは、データ出力要求信号に応じて出力され、次
のデータが入力される。
監視部23は、データ保持部21と22の入力データの
パリティ等をチエツクして、その動作の正常性を監視す
る。
データ保持部21と22には優先順位が定められていて
、そのいずれも正常なことを監視部23が判定した場合
には、出力データ選択部24は例えば、データ保持部2
1の優先順位が高いとすると、データ保持部21のデー
タを出力するようにする。
データ保持部21が障害を起こしたことを、監視部23
が判定すると監視部23は出力データ選択部24にその
通知をし、出力データ選択部24はデータ保持部22を
選択するようにする。そして、データ保持部22の保持
データが出力される。
一方、データ保持部21もしくは22から出力されたデ
ータは、データの要求先に送られるだけでなく、診断部
25にも送られ、診断部25におけるロギングデータ保
持部26に一時格納される。
ところで、データ保持部21.22がプログラムカウン
タであるような場合には、障害を起こした時に保持され
ているデータがどのようなものであるかより、1つ前に
保持していたデータがどのようなものであったかを知る
必要がある。
例えば、アドレス1000番地からジャンプ命令で20
00番地に跳んだ時に障害が発生したすると、データ保
持部21.22にはジャンプした先の2000番地のア
ドレスがデータとして保持すしているが、障害診断のた
めには20001i地に跳ぶ前のアドレスが1000番
地であったことを知る必要がある。
そのアドレスは、ロギングデータ保持部26に保持され
ているので、二重化データ保持装置に障害が発生すると
、診断部25は、装置外部からの要求に応じて、障害発
生時にロギングデータ保持部26に保持されてデータ(
上記の例においてはアドレス1000番地)を装置外部
に出力する。
装置外部では、ロギングデータ保持部26から取り出し
たデータにより、障害の発生状況を把握することができ
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の二重化データ保持装置においては、ロギングデー
タ保持部26は、データ保持部21.22と同じデータ
保持容量で構成されているものであり、ハードウェア量
の多いものであった。
そのため、LSI化された二重化データ保持装置の高密
度化にともない、二重化データ保持装置内部にロギング
データ保持部を含めてLSI化することは、困難になっ
てきた。
本発明は、二重化データ保持装置におけるロギングを少
ないハードウェアで行うことのできるロギング方式を提
供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、二重化データ保持装置においては、複数のデ
ータ保持部のうちの一つを主データ保持部とし、他の一
つを従データ保持部とする。そして、ロギングを行う時
は、入力データは主データ保持部にのみ保持するように
し、主データ保持部に保持されたデータの出力要求があ
ったときは、要求先に転送するだけでなく、従データ保
持部にも転送して保持させるようにし、ロギングデータ
とするようにした。
第1図に本発明の基本構成を示す。
図において、10は二重化データ保持装置、11は入力
データを保持する主データ保持部、12は従データ保持
部であって、入力データを主データ保持部11と共通に
保持する通常の動作モードにおいては入力データを保持
し、ロギングを行う時は主データ保持部11が出力する
データを入力してロギングデータとして保持するもので
ある。
13は監視部、14は動作モード選択部であって、二重
化データ保持装置10の動作状態を、通常動作モードも
しくはロギング動作モードに選択するもの、15は従デ
ータ保持部12への入力データを主データ保持部11に
入力されるデータと共通に保持する入力データとするか
、あるいはロギング動作モードにおいて、主データ保持
部11からの出力データを入力して保持させてロギング
データとするか選択する従データ保持部入力選択部であ
る。
16は通常動作モードにおいて、出力データを主データ
保持部11に保持されていたデータとするか、ロギング
動作モードにおいて、従データ保持部12に保持されて
いたデータとするか出力データを選択する出力データ選
択部である。
〔作用〕
第1図の基本構成における動作を説明する。
上部装置からの指示により、動作モード選択部14が通
常動作モードを選択している場合には、従来通り、主デ
ータ保持部11および従データ保持部12に入力データ
が共通に入力され、保持される。そして、監視部13は
それぞれのデータのパリティ等のチエツクを行い、主デ
ータ保持部11が正常動作していることを判定すると、
出力データ選択部16は主データ保持部11のデータを
選択して外部に出力する。また、主データ保持部11の
データのパリティ等に異常が発生し、一方、従データ保
持部12のデータが正常である場合には出力データ選択
部16は従データ保持部12のデータを選択して出力す
る。
そして、二重化データ保持装置1110に障害が発生し
て、装置の診断が必要な場合には、上位装置に指示され
て、動作モード選択部14はロギング動作モードを選択
する。
その結果、従データ保持部入力選択部15は従データ保
持部12への入力データを主データ保持部11からの出
力データとするようにし、従データ保持部12にロギン
グデータとして保持されるようにする。
そこで、試験のためプログラムが実行されると、障害を
起こした時のデータは、主データ保持部11に保持され
るが、その1つ前に、主データ保持部11が出力したデ
ータは従データ保持部12に保持さる。
そのため、外部では、その時従データ保持部12に保持
されているデータをロギングデータとして取り出し、障
害の状況を把握することが可能になる。
〔実施例〕
第2図により本発明の詳細な説明する。
必要に応じて、第1図を参照する。
図(a)は主データ保持部11がプログラム命令を実行
するプログラムカウンタである場合の格納データを示す
図(a)において、アドレス1000番地は、条件が成
立するならアドレス2000番地に跳ぶジャンプ命令で
ある。
そこで、プログラム命令が実行され、条件成立でアドレ
ス2000番地に跳んだところで、障害が発生したとす
る。
図ら)は主データ保持部11と従データ保持部12にお
ける障害発生前と障害発生時における主および従データ
保持部(11,12)における格納データである。
障害発生前においては、主データ保持部11にはプログ
ラム命令を実行するために、アドレス1000番地が格
納される。そして、主記憶装置(図示せず)上のアドレ
ス1000番地のプログラム命令が実行され、次に実行
すべきジャンプした先のアドレス2000番地が主デー
タ保持部11には格納される。そして、1つ前に実行し
た、アドレス1000番地が従データ保持部に格納され
る。
そこで、障害が発生すると、プログラムの進行は停止し
、主データ保持部11にはアドレス2000番地のデー
タが保持され、従データ保持部12にはアドレス100
0番地のデータが保持される。
そこで、外部では、従データ保持部12に格納されてい
るデータをとり出し、アドレス1000番地から200
0番地に跳んだところで障害発生したことを確認するこ
とができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、障害の診断のために専用のロギングデ
ータ保持部を設けることなく、簡単な選択回路を設ける
だけで、ロギング可能な二重化データ保持装置を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の基本構成を示す図である。 第2図は、本発明における実施例を示す図である。 第3図は、従来の二重化データ保持装置におけるロギン
グ方式を示す図である。 図面において、 10:二重化データ保持装置、 11:主データ保持部、 12:従データ保持部、 13:監視部、 14:動作モード選択部、 15:従データ保持部入力選択部 16:出力データ選択部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 共通に入力データを保持する複数のデータ保持部(11
    、12)を備えた二重化データ保持装置における障害発
    生時に上記複数のデータ保持部(11、12)に共通に
    保持されたデータより1つ前にデータ保持部に入力され
    たデータを確認することにより障害の原因を診断するロ
    ギング方式において、 複数のデータ保持部(11、12)の1つを主データ保
    持部(11)、他の1つを従データ保持部(12)とし
    、 複数のデータ保持部(11、12)に入力データを共通
    に保持する通常動作モードとロギング処理を行う時のロ
    ギングモードを選択する動作モード選択部(14)を設
    け、 ロギング動作モードが選択されている場合において、主
    データ保持部(11)は、主データ保持部(11)に入
    力データが入力される際、それまで保持していたデータ
    を従データ保持部(12)に転送して、従データ保持部
    (12)に保持し、障害診断のためのロギングデータと
    することを特徴とする二重化データ保持装置におけるロ
    ギング方式。
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