JPH04141457A - 画像表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は高解像度、大容量の情報の表示、ハードコピー
のような表示を利用し得る画像表示装置に関するもので
ある。

［従来の技術］ 従来、この種の画像表示装置として例えば特開昭５８−
９８７４６号公報に提案されているように透明な導電シ
ート」二に光導電層を備えた感光体ベルトの感光体面側
に担持体上のトナーを接触させ導電シートとトナー間に
電圧を印加しつつ、透明導電シート面から画像をレーザ
ー光を掃引させながら露光することにより感光体面にト
ナー像を得るもがあった。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、上記の構成ではトナー像を形成する支持
体が感光体と透明導電層から構成されているのでコスト
が高く、長期安定性に欠ける欠点があった。また露光に
レーザー光、スキャナー、ｆθレンズ、ミラー等を必要
とし構造が複雑で装置が高価になるという欠点があった
。

本発明は上述した問題点を解決するためになされたもの
であり、その目的とするところは長期安定性に優れ、構
造が簡単で安価な画像表示装置を提供することにある。

［課題を解決するための手段］ 本発明の画像表示装置は、絶縁体の層を挟んで片面に連
続した導電層を備える基準電極と、もう一方の面に互い
に絶縁された複数の導電層を備える制御電極とから構成
され、その制御電極の各導電層毎に３層を貫いて少なく
も１列のアパチャーを有しているアパチャー電極体と、
画像情報に応じて前記制御電極に基準電極との間に選択
的に電位を与える手段と、帯電トナーを前記基準電極の
アパチャー近傍に供給する手段と、前記アパチャー電極
体と支持体の間に帯電トナーを支持体方向に導く電界を
形成する手段と、支持体とアパチャー電極体が相対的に
移動し支持体を粒子流路中に位置決めする手段と、支持
体上の像を表示する手段と、支持体上のトナーを除去す
るクリーニング手段とを備えた構成とした。

［作用コ 上記の構成を有する本発明によれば、画像情報に応じて
制御電極と基準電極に印加された電圧により基準電極ア
パチャー近傍に供給された帯電トナーはその電圧に応じ
てアパチャーの通過を制御される。アパチャーを通過し
たトナーは支持体とアパチャー電極体間の電界により支
持体上に担持される。相対的にアパチャー電極体と支持
体が移動しながら上記作用が繰り返され、支持体上に画
像が形成され、形成された画像は表示部分で表示される
。表示を終えた支持体上のトナー像はクリーング手段に
より支持体上より除去される。

［実施例］ 以下、本発明をトナージェット式画像表示装置に具体化
して説明する。

第１図は本発明を具体化したトナージェット式画像表示
装置の断面図である。装置のケース３０の前面に透明カ
バー３１が装着され、透明カバーの内側に背面電極ロー
ラー１１、駆動ローラー３２、バックアップローラー３
３に巻装された支持体１０が透明カバーに面して配設さ
れ表示部Ａを形成している。背面電極ローラー１１、駆
動ローラー３２、バックアップローラー３３は支持体を
矢印の方向に送るよう回動可能に固設されている。

背面電極ローラー１１と支持体１０を挟んで反対側に像
形成部Ｃが配置され、バックアップローラー３３の支持
体１ｏを挟んで反対側にクリーニング部Ｂが配設されて
いる。

像形成部Ｃは支持体１ｏと微少な間隙をもって配置され
たアパチャー電極体１とトナー供給源とから形成されて
いる。アパチャー電極体１は第２図に詳細に示すように
絶縁層２のトナー供給源側に基準電極３、支持体１０側
に制御電極４を有し、基準電極３、絶縁層２、制御電極
４を貫くアパチャー６が多数−列に支持体１０の幅分形
成されている。各制御電極４は画像信号入力部２６から
信号処理部２７を経る画像信号によって電圧を発生する
制御電圧駆動回路８にそれぞれ接続されている。

トナー供給源としてアパチャー電極体１の基準電極３側
にブラシローラー２０と、ブラシローラー２０と平行に
配置された供給ローラー２３がトナー２２を蓄えたトナ
ーケース２１内に配設されている。ブラシローラー２０
のブラシと供給ローラー２３は互いに接触している。ブ
ラシローラー２０にはアパチャー面に回転する手前の位
置にブラシ掻きブレード２４が接している。このブラシ
掻きブレード２４の掻き位置から基準電極アパチャー近
傍にトナー２２を誘導するガイド板２５がアパチャー１
近傍に延びて固設されている。

クリーニング部Ｂではスクレイバ−３４がバックアップ
ローラー上にある支持体に圧接するよう配設しである。

上述のような構成においてその作用を以下に詳述する。

ブラシローラー２０と供給ローラー２３の回転によりト
ナー２２はブラシとの摩擦によって正に帯電させられブ
ラシに担持される。トナー２２はブラシローラー２０の
回転によってブラシ掻きブレード２４付近に向かって搬
送される。ここでブラシ掻きブレード２４にはじかれた
ブラシ上のトナー２２はブラシの弾性ではねあげられク
ラウド状になって基準電極３近傍にガイド板に従って供
給される。このとき画像信号入力部２６より入力され信
号処理部２７を経た画像信号に応じて制御電極４に負の
電圧を印加すると、印加された制御電極４のもつアパチ
ャー６にはアパチャー６の裏面から表面に向かう電気力
線が形成され、正に帯電しているトナー２２はアパチャ
ーの裏面から表面に引き出され、さらには背面電極１１
によって形成されている飛翔電界によって支持体１０上
に飛翔、保持され画像部を形成する。非画像部に対応す
るアパチャー６の制御電極４には基準電極８と同電位か
正電圧を印加することにより、背面電極による飛翔電界
をシールドするかもしくはアパチャー６内に表面から裏
面の基準電極３に向かう電気力線を形成することにより
トナー２２のアパチャー通過を抑える。このプロセスを
駆動ローラー３２を回転させることにより支持体１ｏを
搬送させながら繰り返すことにより、支持体１０にトナ
ー像が形成される。形成された支持体１０上のトナー像
は支持体１０とともに表示部Ａに送られ、透明カバー３
１を通して見ることができる。表示を終えた支持体１０
上の像形成トナーは駆動ローラー３２の回転で支持体１
０とともに搬送され、バックアップローラー３３の位置
でスクレイバ−３４によってかき取られトナーケース２
１に回収される。上記作用を繰り返すことにより表示画
像の更新を行ないトナー２２による高解像度でハードコ
ピーに近い表示が可能な表示装置を実現している。

上記実施例において支持体１０が導電性であると支持体
１０の不用帯電の影響がなく好適である。

［発明の効果］ 以上詳述したことから明らかなように本発明によれば、
高解像度の画像を得ることができ、しかも構造が簡単で
安価な画像表示装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を具体化した一実施例を示すトナージェ
ット式画像表示装置の構成図であり、第２図はアパチャ
ー電極体の詳細を示す斜視図である。 図中、１はアパチャー電極体、２は絶縁層、３は基準電
極、４は制御電極、６はアパチャー、８は制御電圧駆動
回路、１０は支持体、１１は背面電極、２０はブラシロ
ーラー、２２はトナー、２３は供給ローラー、２４はブ
ラシ掻きブレード、３２は駆動ローラーである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、絶縁体の層を挟んで片面に連続した導電層を備える
   基準電極と、もう一方の面に互いに絶縁された複数の導
   電層を備える制御電極とから構成され、その制御電極の
   各導電層毎に３層を貫いて少なくも１列のアパチャーを
   有しているアパチャー電極体と、 画像情報に応じて前記制御電極に基準電極との間に選択
   的に電位を与える手段と、 帯電トナーを前記基準電極のアパチャー近傍に供給する
   手段と、 前記アパチャー電極体と支持体の間に帯電トナーを支持
   体方向に導く電界を形成する手段と、支持体とアパチャ
   ー電極体が相対的に移動し支持体を粒子流路中に位置決
   めする手段と、 支持体上の像を表示する手段と、 支持体上のトナーを除去するクリーニング手段と を備えたことを特徴とする画像表示装置。 ２、支持体が導電性であることを特徴とする請求項１記
   載の画像表示装置