JPH04140301A - 舗装方法 - Google Patents

舗装方法

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JPH04140301A
JPH04140301A JP26271790A JP26271790A JPH04140301A JP H04140301 A JPH04140301 A JP H04140301A JP 26271790 A JP26271790 A JP 26271790A JP 26271790 A JP26271790 A JP 26271790A JP H04140301 A JPH04140301 A JP H04140301A
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佐藤 厳
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清 高木
Kazuo Ohashi
和夫 大橋
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PATEINE SHOKAI KK
SORITON KOMU KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は、主として積雪寒冷地の舗装道路等の舗装方
法に関する。
(従来の技術) 舗装道路には一般的にアスファルト舗装とコンクリート
舗装とがあるが、通常、アスファルト舗装は路床の上に
路盤を設け、この路盤上に基層を介してアスファルト混
合物からなる表層を形成し、またコンクリート舗装は路
床の上に路盤を設け、この路盤上にセメントコンクリー
ト版を形成している。そして、いずれの舗装においても
、路面を含む表層部の施工に当たっては、舗装材料を敷
きならしたのち、路面が平坦で、かつ滑りにくく、また
摩耗や流動による変形、亀裂等が発生しないように、所
定の基準密度になるまで振動または転圧、締固めを行っ
て舗装面を造成している。
前記アスファルト混合物としては、通常、砕石、砂等の
骨材とアスファルト等の結合材やフィラーを混合したも
のが用いられている。また、コンクリート舗装の表層部
を形成するコンクリート舗装材料としては、骨材、セメ
ント、水や、必要に応じてAE剤、減水剤、促進剤ある
いは遅延剤等の混和材料を混合したものが用いられてい
る。そして、一般的に路面は、平坦であっても車両が走
行しやすく、しかもタイヤがスリップしにくい粗面構造
となっている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、積雪寒冷地においては、路面に積雪したり、
路面が凍結することが多く、このような場合、車両の制
動距離が長くなり、また横滑りも起きやすい。そのため
、積雪、凍結路面を走行する車両は、通常、タイヤチェ
ーンやスパイクタイヤを装着しているが、チェーンやス
パイクタイヤを装着した車両が走行すると、路面が著し
く摩耗するという問題がある。路面に表示した白線の剥
離は勿論のこと、摩耗のために路面に大きな轍掘れが発
生し、車両の走行に支障を来たすとともに、粉塵が発生
して公害問題にもなっている。
スパイクタイヤやチェーンによる路面の摩耗を防止する
ため、アスファルト舗装においては、アスファルト混合
物として、密粒度アスファルトコンクリート、細粒度ア
スファルトコンクリート、細粒度ギャップアスファルト
コンクリート、密粒度ギャップアスファルトコンクリー
ト、ブースアスファルト、ロールドアスファルト等が用
いられることがある。しかし、これらのアスファルト混
合物による舗装は、耐摩耗性に限度があり、充分な耐摩
耗効果をあげていない。
また、アスファルト舗装において、ゴム入りの改質アス
ファルトを用いるものも知られている。しかし、このゴ
ム入りの改質アスファルトは、タフネス・テナシティ等
の増加に重点をおいたもので、ゴムは液状またはゲル状
で用いられ、耐摩耗性を高めるものではない。
この発明は、前記事情に着目してなされたもので、その
目的とするところは、アスファルト舗装、コンクリート
舗装において、耐摩耗性が優れ、チェーンやスパイクタ
イヤを装着した車両の走行によっても路面の摩耗が少な
く、補修費用の大幅な節減を図ることができる舗装方法
を提供することにある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段及び作用)この発明は、前
述した目的を達成するために、路床に舗装される舗装体
の表層部に、舗装材料全量に対して1〜30重量%のゴ
ムチップを混入した流動性のある加熱アスファルト舗装
材料またはコンクリート舗装材料を転圧を加えないで敷
設し、路表面にゴムチップを露出状態に散在させること
を特徴とする舗装方法にある。
この発明では、舗装材料、特に結合材の硬化の過程で転
圧、締固めを行わないので、舗装材料に混入したゴムチ
ップが膨張収縮して結合材の密度が低下したり舗装強度
を悪化させることがなく、またゴムチップが路表面に露
出しているので、このゴムチップがチェーンやスパイク
タイヤのビンとの緩衝材としての役目を果たす。
この発明で用いるゴムチップとしては、例えば廃タイヤ
、タイヤ形成時に発生するパリ等を用いることができる
。その大きさは、好ましくは直径0.5〜2.0−程度
さらに好ましくは直径1■±0.21程度、長さ1〜2
0■さらに好ましくは5〜10■前後のもので、その混
合量は、舗装材料全量に対して1〜30重量%、好まし
くは2〜20重量%さらに好ましくは4〜10重量%で
ある。ゴムチップの大きさがあまり小さいと耐摩耗性の
効果が生ぜず、またあまり大きいと舗装強度が悪化する
。また、ゴムチップの配合量があまり小さいと充分な耐
摩耗性が生ぜず、あまり多量に用いると舗装強度が低下
する原因となり、前述の範囲が望ましい。
この発明の加熱アスファルト舗装材料又はコンクリート
舗装材料は、ゴムチップ以外は公知のものを用いること
が出来る。例えば、アスファルト舗装材料の場合、骨材
、アスファルト、アスファルト乳剤、フィラー等を所定
の仕様書により用いることが出来る。しかし、この発明
では硬化の過程で転圧、締固めを行わないので。
流動性のある舗装材料を用いるのが好ましい。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は第1の実施例のアスファルト舗装方法を示すも
ので、1は路床である。この路床1の上には、舗装体2
として路盤3、基層4及び表層部5としての表層が設け
られ、表層部5の上面は路表面6を構成している。路盤
3、基層4は公知の施工方法によって施工されており、
路盤3は表層部5から伝播された交通荷重を分散して路
床1へ伝播するなどの役割をし、また基層4は表層部5
からの荷重を均一に路盤3に伝達するなどの役割をして
いる。
前記表層部5は、240〜270℃に加熱した砕石39
重量%および砂23重量%と、80〜150℃に加熱し
たフィラー24重量%と、200℃に加熱した針入度2
0〜40のストレートアスファルト6重量%と、流動材
として180℃に加熱した精製トリニダットアスファル
ト2重量%とを混合し、この流動性混合物に廃タイヤや
タイヤ成形時に発生するパリ等を破砕して得た直径1鵬
、長さが約8−のゴムチップ7を6重量%加え、練り上
がり温度が200℃程度になるように加熱混練して得た
アスファルト舗装材料を敷きならして舗設しである。す
なわち、表層部5は、前記のようにして得たアスファル
ト舗装材料を、アスファルトフィニシッシャにて、前記
基層4の上層に所定の厚さに転圧を加えないで敷きなら
し、路表面6に前記ゴムチップ7・・・の外面が露出し
た状態で散在するように舗設しである。表層部5にはゴ
ムチップ7・・・がはメ均一に混在しており、その最上
層に位置するゴムチップ7・・・は路表面6に露出して
いる。
このように施工されたアスファルト舗装面は、積雪寒冷
地においては、チェーンやスパイクタイヤを装着した車
両が走行しても、チェーンの衝撃力を前記ゴムチップ7
・・・で吸収して緩和することができ、スパイクタイヤ
のピンの切削力もゴムチップ7・・・が吸収する。その
結果、舗装面の摩耗を減少することができる。
なお、第1の実施例においては、ゴムチップの混合量は
、舗装材料全量に対して6重量%とじたが、1〜30重
量%、殊に2〜20重量%の範囲であれば、強度を損じ
ないで耐摩耗性の効果を十分に発揮できる。
また、第1の実施例においては、表層のみをこの発明の
舗装方法で舗設したが、この発明の舗装方法による舗装
厚は具体的な道路条件、交通量等により適宜加減するこ
とができ、必要に応じ、この発明の舗装方法を表層の上
層部分にとどめたり、あるいは表層に限らず基層の全部
または一部にも用いることが8来る。
第2図は第2の実施例のコンクリート舗装方法を示すも
ので、8は路床である。この路床8の上には舗装体9と
して路盤10および表層部11としてのコンクリート版
が設けられ、コンクリート版の上面は路表面12を構成
している。路盤IOは公知の施工方法によって施工され
ており、第1の実施例と同様に路盤10は表層部11か
ら伝播された交通荷重を分散して路床8へ伝播するなど
の役割をしている。
表層部11は、セメントコンクリートからなる舗装材料
に廃タイヤやタイヤ成形時に発生するパリ等を破砕して
得た直径1■、長さ約8mのゴムチップ13を舗装材料
全量に対し8重量%加えたコンクリート舗装材料であり
、前記路*10の上層に、所定の厚さに転圧を加えない
で路表面12に前記ゴムチップ13・・・が露出状態に
散在するように敷設しである。つまり、表層部11には
ゴムチップ13・・・がはゾ均一に混在し、その最上層
に位置するゴムチップ13・・・の外面は路表面12に
露出している。
このように施工されたコンクリート舗装面は、アスファ
ルト舗装面と同様に、積雪寒冷地においては、チェーン
やスパイクタイヤを装着した車両が走行しても、チェー
ンの衝撃力を前記ゴムチップ13・・・が吸収して緩和
することができ、スパイクタイヤのピンの切削力もゴム
チップ13・・・が吸収する。この結果、舗装°面の摩
耗を減少することができる。
なお、第1及び第2の実施例においては、車道の舗装に
ついて説明したが、この発明は歩道や駐車場、滑走路な
ど車両の走行する場所の舗装にも適用できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、路床に舗装さ
れる舗装体の表層部に、舗装材料金量に対して1〜30
重量%のゴムチップを混入した流動性のある加熱アスフ
ァルト舗装材料またはコンクリート舗装材料を転圧を加
えないで敷設し、路表面にゴムチップを露出状態に散在
させて舗設するので、ゴムチップがチェーンやスパイク
タイヤのピンとの緩衝材としての役目を果たし、舗装面
の摩耗が少なく、補修費用の大幅な節減を図ることがで
きるとともに、粉塵が飛散することも少ない。また、降
雪初期や氷結初期には露出したゴムチップが車両の走行
によって収縮し5雪氷の路面付着を防止でき、積雪寒冷
地における道路の舗装に好適する。
さらに、降雨時にはゴムチップにより路面の乱反射が減
少するため、車両走行の安全性を向上することができ、
交通事故の減少が図れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の実施例を示す道路の断面図、
第2図はこの発明の第2の実施例を示す道路の断面図で
ある。 1.8・・・路 床  2,9・・・舗装体5、II・
・・表層部  6,12・・・路表面7.13・・・ゴ
ムチップ 呂願人代理人

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  路床に舗装される舗装体の表層部に、舗装材料全量に
    対して1〜30重量%のゴムチップを混入した流動性の
    ある加熱アスファルト舗装材料またはコンクリート舗装
    材料を転圧を加えないで敷設し、路表面にゴムチップを
    露出状態に散在させて舗設することを特徴とする舗装方
    法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014206008A (ja) * 2013-04-12 2014-10-30 オサダ技研株式会社 舗装面の補修方法
JP2017180006A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 住友大阪セメント株式会社 コンクリート舗装及びその施工方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014206008A (ja) * 2013-04-12 2014-10-30 オサダ技研株式会社 舗装面の補修方法
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