JPH04140296A - エレベータの制御装置 - Google Patents

エレベータの制御装置

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JPH04140296A
JPH04140296A JP25697790A JP25697790A JPH04140296A JP H04140296 A JPH04140296 A JP H04140296A JP 25697790 A JP25697790 A JP 25697790A JP 25697790 A JP25697790 A JP 25697790A JP H04140296 A JPH04140296 A JP H04140296A
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JP
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door
elevator
motor
speed
control
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JP25697790A
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Inventor
Kimimoto Mizuno
公元 水野
Terumi Hirabayashi
平林 輝美
Masanori Tawada
多和田 正典
Toshiyuki Kodera
利幸 小寺
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、エレベータの制御装置に関し、特にエレベ
ータの巻上機を駆動する電動機と、ドアを開閉動作する
電動機を1つのインバータ装置で駆動制御するエレベー
タの制御装置に関するものである。
[従来の技術] 第15図は従来のエレベータの制御装置を示す構成図で
ある。図において、(1)は建屋側にあるエレベータの
機械室、(2)はエレベータの巻上機、(3)はこの巻
上I!(2)を停止保持させるためのブレーキ装置、(
4)は巻上機(2)を駆動する昇降用電動機、(5)は
この昇降用電動機(4)を駆動する昇降用インバータ装
置、(6)は昇降用電動機(4)の回転速度、位置を検
出するためのエンコーダ、(7)はそらせ車であって、
これら(2)〜(7)が機械室(1)に収納されている
。〈8)は巻上機(2)及びそらせ車(7)に巻回され
たケーブル、(9)はこのケーブル(8)の一端に接続
されたカウンタウェイト、(10)はケーブル(8)の
他端に吊された篭室、(11)は篭室(10)の上に設
置されたドア用電動機、〈12)は篭室(10)の上に
設置され、ドア用電動機(11)を駆動するドア用イン
バータ装置、(13)はエレベータのドア、(14)は
機械室(1)にある昇降用インバータ装置(5)と篭室
(10)の上にあるドア用インバータ装置(12)等、
或は篭室内機器への電源や信号線を接続するためのエレ
ベータケーブルである。
第16図は従来のエレベータの制御装置に於ける昇降用
インバータ装置(5)とドア用インバータ装置(12)
の主な信号の授受を表した図である。図から明らかなよ
うに、昇降用インバータ装置(5)からドア用インバー
タ装置(12)には篭電源<14A)、ドア開閉信号「
戸開」(14B)、r戸閉J  (14C)が供給され
る。又、ドア用インバータ装置 (12)から昇降用イ
ンバータ装置(5)へはドア(13)に取り付けられた
セーフティセンサ(19)が動作した場合に出力するr
T5開要求J信号(14D)、ドアが完全に閉じている
ことを示すr戸閉状態J  (CLT)(14E)等が
出力される。即ち昇降用インバータ装置く5)はドア(
13)が完全に閉じたことを検出してエレベータの昇降
動作を行い、定位置に停止したことを検出して、ドア(
13)の開閉指令をドア用インバータ装置く12)へ出
力する。この信号を受けてドア用電動機〈11)を駆動
しドア(13)を開閉する。
尚、第16図において、く11A)はドア用電動機(1
1)の速度、位置を検出するエンコーダ、(15)は電
源入力のノーヒユーズブレーカ、(16)は篭への電源
供給ラインのヒユーズ、(16A)は昇降用インバータ
装置(5)に使用されるベクトル制御インバータ回路、
(16B)はドア用インバータ装置(12)に使用され
るベクトル制御インバータ装置、(17)は昇降用電動
機(4)j\流れる電流を検出するDCCT、〈18)
はドア用電動機(11)へ流れる電流を検出するDCC
T、(19)はドア(13)の端に取り付けられ、人等
がドア(13)に接触していること等を検出するセーフ
ティセンサ、(20)はドア開状態を示すrOLTJセ
ンサ、(21)はドア閉状態を示すrCLTJセンサ、
(22)はセンサく20)、(21)用の検出板、23
はドア(13)を駆動するプーリー、(24)はドア(
13〉を吊すドアハンガー、(24A)はエレベータの
篭室(lO)に搭載されている機器、(57A)は昇降
用ブレーキ装置(3)が動作したとき開となるコンタク
タ接点である。
第17図は昇降用インバータ装置(5)、ドア用インバ
ータ装置(12)で使用されているベクトル制御インバ
ータ回路を示す構成図で、ベクトル制御インバータ回路
(16A)と(]−6B )とは実質的に同一であるの
でここでは代表的にベクトル制御インバータ回路(16
A)のみを示す。
以下、第17図によりベクトル制御インバータ回路の原
理を説明する。電源入力としての例えば200V又は2
20Vの3相交流又は単相交流をダイオードブリッジ(
26)で整流し、かつ平滑コンデンサ(27)により平
滑することにより直流電圧を発生させる。この直流電圧
を図示しないトランジスタ、FET等のスイッチング素
子で構成されたインバータ(28)により、正弦波状の
電動機電流に変換する。その際インバータ(28)のス
イッチング素子は、パルス幅変調(P W M 、)部
(2つ)、三角波キャリア発生器(30)によってパル
ス幅変調される。このようにして昇降用電動機(4)を
制御する。
昇降用電動機(4)の速度は電動機軸に取り付けられた
エンコーダ(6)によって検出される。
このようにして検出された速度ωγ*と速度指令発生部
(31)より発生された速度指令ωrとは第1の加算器
(32)にて加算され、速度偏差△ωrが求められる。
この速度偏差△ωrが入力されると、速度アンプ(33
)は速度指令ωrに追従するように昇降用電動1(4)
に必要なトルクを計算してトルク指令、例えばトルク分
電流iqを発生し、このトルク分を流iq及び定トルク
領域では通常一定値である励磁分電流指令idが入力さ
れると、スベリ計算部(34)はスベリ周波数ωSを発
生する。このスベリ周波数ωSと検出された速度ωr*
とは第2の加算器(35)にて加算された後に、積分器
としての位相カウンタ(36)において昇降用電動機(
4)の磁界回転角θr=S(ωr*±ω5)dtが計算
される。この磁界の回転角θrと、トルク分電流19と
励磁分を流指令idから位相角計算部(37)によって
計算される位相角θi (jan−’i q/i d)
とが第3の加算器(38)にて加算され、実電流位相θ
−θr+θlが求められる。この位相角と電流振幅計算
部(39)により発生される電流振幅I 1−(id’
+1q2)”’により電流指令発生部(40)によりU
相電流指令Iu=lIsinθ、V相電流指令■v=;
■(5in(θ+2/3π)を発生させる。これらの電
流指令とU相モータ電流、V相モータ電流を検出するD
CCT(17)により検出された実モータ電流1u*、
Iv水とを電流アンプ(41)により偏差△工u、△I
v、ΔIw−−△Iu−△Ivを求め、その値に見合っ
た3相PWM電圧指令をPWM部(29)から発生させ
る。そのパルス列をインバータ(28)に供給してその
スイッチング素子を作動させ、これにより昇降用電動機
(4)の電流、電圧、周波数等を所定値に制御する。こ
のような一連の動作により、昇降用電動機(4)の回転
速度、トルクは制御されている。又、回生制動時には電
動機側が発電機となるため、そのエネルギーがインバー
タに帰還されコンバータ電圧■Dcが上昇する。その場
合、回生制御回1(42)にて、コンバータ電圧と基準
電圧とをヒステリシスコンパレータ(図示せず)で比較
し、コンバータ電圧■ゎ。が基準電圧以上になったなら
ば回生トランジスタ(44)を導通させ、回生エネルギ
ーを抵抗器(43)で消費させる。このようなベクトル
制御インバータ回路では、通常、第17図に点線で囲っ
た部分(45)は、一般にマイクロコンピュータにより
構成されている。又、PWM部(29)及び三角波キャ
リア発生器(30)は通常、演算速度が非常に高速のた
め、専用のハードウェアにより構成されている。
[発明が解決しようとする課題] 従来のエレベータの制御装置は以上のように、昇降用電
動機(4)及びドア用電動fi(11)の駆動として各
々、建屋側、篭上にインバータ装置<5)、(12)を
持っているという構成になっていたので、次の3つの問
題点があった。
■篭室(10)上にドア用インバータ装置(12)があ
るため、保守が難しい。
り昇降用インバータ装置(5)とドア用インバータ装置
(12)とではコンバータ回路、制御回路等共通部分が
多くニジベータシステム全体として無駄が発生していた
0昇降動作とドアの開閉動作の高度な同期制御による工
しベータ全体の効率運転を一¥施す2.為には、昇降用
インバータ装置(5)とドア用インバータ装f(12)
の間にて各々の高速の位置情報の交換が必要となり昇降
用インバータ装置(5)とドア用インバータ装置t(1
2)が分かれていると制御が難しい。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、建屋側に設けられたインバータ装置により昇
降用電動機とドア用電動機を同時2軸制御するようにな
し、保守が簡単で、エレベータシステム全体として無駄
がなく、しかも高速制御が容易なエレベータの制御装置
を得ることを目的とする。
[y顕を解決するための手段] この発明に係るエレベータの制御装置は、建屋側に設置
されたエレベータの巻上機を駆動する昇降用電動機と、
該昇降用電動機の速度を検出する速度検出器と、上記エ
レベータの篭上に設置さ!t、ドアを開閉するドア用電
動機と、建屋側に設置され、マイクロコンピュータ(二
より制御さ!するインバータ装置とシ備7〕、二でイニ
バーや装置が交流電圧を直流電圧に変換するコンバータ
回路と、上記昇降用電動機に供給するための電圧、周波
数を制御する第1のインバータスイッチング素子と、上
記ドア用電動機に供給するための電圧、周波数を制御す
る第2のインバータスイッチング素子とを含むものであ
る。
[作用〕 この発明においては、ドア駆動制御機能付昇降用インバ
ータ装置にて昇降用電動機とドア用電動機を同時2軸制
御を行うため、エレベータシステムの価格が安価になる
と共にドアの制御を建屋側で行うため、保守が容易とな
り、2軸向期運転によるエレベータ輸送効率のアップが
容易に可能となる。
[実施例] 以r、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図はこの発明の一実施例を示す構成図であり、(2)〜
(4)、(6)〜(11)、(13)〜(15)、〈1
9)、(22)〜(25)、(57A)は前述と同様の
ものである。(5A)はドア駆動制御機能付昇降用イン
バータ装置、(5C)はこのインバータ装置(5A)内
に設けられたインバータ主回路である。本実施例では第
16図からドア用インバータ装置(12)を除去し、建
屋側に設置された1つのドア駆動制御機能付昇降用イン
バータ装置(5A)にて、昇降用電動機(4)、ドア用
電動機(11)を同時2軸制御するようにしたものであ
る。又、エンコーダ(11A)を除去し、3ビツトの位
置センサPHA(2OA)、PHA(20B)、PHA
(20C)を設けている。
第2図は第1図に示したドア駆動制御機能付昇降用イン
バータ装置(5A)のインバータ主回路(5C)を詳細
に示した構成図であり、昇降制御はベクトル制御を行い
、ドア制御はエンコーダフィードバンクを取りやめ、3
ビツトの位置センサPHA (20A) 、PHA (
20B)、PHA (20C)にてオーブンループF/
V一定制街を行ったものである。(28B>は制御回路
であって、その詳細な制御ブロック図を第5図に示し、
後述する。
第3図はこの発明の他の実施例を示す構成図であって、
第1図と対応する部分には同一符号を付し、その詳細説
明は省略する。本実施例ではドア用電動機(11)に取
り付けられたエンコーダ〈11A)の出力信号をエレベ
ータケーブル(14)を通して建屋側に設置されたドア
駆動制御機能付昇降用インバータ装!(5A)のインバ
ータ主回路(5C−)に入力し、昇降用電動機(4)、
ドア用電動機(11)ともベクトル制御するようにした
ものである。
第4図は第3図に示した建屋側に設置されたドア駆動制
御機能付昇降用インバータ装置(5A)のインバータ主
回路(5C−)を詳細に示す構成図である。(28C)
は制御回路であって、詳細な制御ブロック図を第6図に
示し、後述する。
この発明は、第2図、第4図に示したようにインバータ
主回路のコンバータ部分、回生制御部分を昇降用とドア
用に共用しているが、インバータ(28)、(28A>
のスイッチング素子部は昇陸用、ドア用と別々に構成さ
れているため、エレベータが昇降動作中、即ち昇降用電
動1(4)が作動中の場合にも、ドア用電動I!(11
)を作動させ、機械的ブレーキを使用しなくとも戸閉押
し付はトルクを発生させたり、昇降動作が完全に停止し
ない内にドアの開動作を行う、ランディングオーブンが
容易に可能となる。
次に第5図〜第9図を参照してこの発明の具体的動作を
昇降用インバータ制御にベクトル制卸、ドア用制御にV
/F=一定制御を応用した例について説明する。エレベ
ータの全体の制御はシーケンス制御部(54)で実施し
ている。即ち、乗場或は基円からのr呼び」動作により
、昇降用電動fi(4)を動作させて、エレベータを所
定階に移動させる。その時の昇降速度パターンは昇降速
度指令部(31)からベクトル制御部(55)に入力さ
れる。その時、ドア用電動1(11)は固定の所定電圧
、周波数にてドア閉側押し付はモードに同時に制御され
ている。昇降用ベクトル制御部(55)の動作は前述し
たので省略する。エレベータが所定階に到着したならば
ブレーキ類W(3)を作動させ、コンタクト接点(57
A)を遮断する。その後ドア用電動機(11)を作動さ
せてドアの開閉制御をする。尚、第6図において、(5
5A)は昇降用ベクトル制御部(55)と全く同一の構
成をなすドア用ベクトル制御部であって、この場合ドア
速度指令発生部(48)の出力は第1の加算器(32)
に供給される。又、ωr**はエンコーダ<IIA)(
第4区)がら供給される。
次にドアの制御に使用されているV/F制御について説
明する。シーケンス制御部(54)によりドア開閉の信
号がドア速度指令発生部(48)に供給されると、ドア
速度指令発生部(48)より運転速度指令パターンが発
生される。その発生さhか速度指令、即ち周波数f、こ
の周波数fに見合った電動機電圧VをV/fパターン発
生回路(49)にて発生させる。周波数fは位相カウン
タ(53)、正弦波発生部(52)により正弦波5in
(2πft)を発生させる。そして電圧指令発生部(5
1)にて、V/fパターン発生回路(49)から発生さ
れた電圧■と正弦波発生部(52)により発生された正
弦波5in(2πft>を乗算することにより3相電圧
指令 Vu=V−s i n (2’rf t)Vv=V−s
 i n (2’rf t+2/3− yr)Vw=V
−s i n (2yrf t−2/3− yr)を発
生させる。その3相基準電圧はPWM部(29A)に入
力される。PWM部<29A)では3相基準電圧に見合
ったパルス幅変調(PWM)パルス列を発生させ、イン
バータ(28)のスイッチング素子部を動作させる。以
上のようにして発生されたV/f=一定制御された電圧
、周波数を基本波としてもつ電動機供給電圧をインバー
タ(28A)のスイッチング素子部により発生させ、ド
ア用電動機(11)に給電する。このようにしてドア用
電動機(11)の戸開閉速度指令は第1図では3ビツト
楕成になってドア(13)に取り付けられている位置セ
ンサPHA (2OA)、PHB (20B)、PHC
(20C)の出力信号をドア(13〉の稼働部に取り付
けられているコード板(22Nにより符号化し、発生さ
せる。その様子を第7図、第8図に示す。位置センサP
HA(2OA) 、PHB (20B)、PHC(20
C)により発生された位置コード000.001.01
0.011.100.101.110.111の8点に
従って、速度指令パターン 0→HI→J K−LM−
N P−4QR→ST→UV→Wを発生させる。各位置
対応の速度指令では位置の分解能が悪く、図示したよう
に、階段状の速度指令となるため前述したエンコーダ等
を利用しない方式では位置対応の速度指令の階段状を滑
らかにするために一般に第8図のように位置によりステ
ップ状に変化しないように滑らかに時定数を持たせ速度
指令を発生している。また、第8図では位置コード00
0を戸開終端OLT信号として、位置コード111を戸
閉終端CLT信号として割り当てである。
第9図に以上説明したドア駆動制mts能付昇降用イン
バータ装置(5A)のマイクロコンビュー夕の一例を示
す。このマイクロコンピュータにより昇降用電動機(4
)、ドア用電動機(11)の同時2軸制御がなされてい
る。第9図において、(61)はcpu、(62)はプ
ログラムを格納するためのROM、(63)はデータを
格納するためのRAM、(64)は周波数の異なる2つ
のサンプリング周波数パルス列ITI、ITSの割り込
みを処理する割り込み処理回路である。高速パルス列r
TIの割り込みは主として電流制御ループの処理プログ
ラム、及びドア制卸の電圧指令の発生の起動に、低速パ
ルス列ITSの割り込みは主として昇降用速度ループ演
算、ベクトル制御演算、ドア制御のV/fパターンの発
生に使用される。(65)は電動機電流をマイクロコン
ピュータに取り込む為のA/Dコンバータ、(66)は
電動i電流Iu*、Iv*のA/Dコンバータの入力を
切り換えるためのアナログマルチプレクサである。(2
9)は昇降用PWMパルスを発生するPWM部であって
、通常3相分のPWMパルス列を発生させ、昇降用主回
路のインバータ(28)のスイッチング素子部をオンオ
フさせる。(29A)はドア用PWMパルスを発生する
PWM部であって、通常3相分のPWMパルス列を発生
させ、ドア用主回路のインバータ(28A)のスイッチ
ング素子部をオンオフさせる。(67)は昇降用エンコ
ーダ(6)がらのフィードバックパルス列から昇降用電
動機(4)のロータの位置、電動機速度を検出するため
のカウンタ、(68)はマイクロコンピュータからの入
出力を実行するIOボートであって、昇降用ブレーキ出
力、コンタクタMCI出力、或はドアの位置センサ出力
等が入力される。(69)はマイクロコンピュータのデ
ータ、アドレスバス、(7o)は電動機にPWM電圧を
発生させる為の三角波キャリア発振器であって、通常電
流制御ループのサンプリング周波数■TIは三角波キャ
リア周波数の整数倍に選ばられるため、三角波キャリア
発振器(7o)がら出力される。(71)は速度ループ
他演算用の低速サンプリングパルス列TTSを発生させ
る為の1/N分周器、く72)は三角波キャリアを発生
する為の原発振器である。
第1UjJ、第2図、第5図ではこの発明の一例として
、ドア用制御回路にオーブンループ制御のV/f=一定
制御を述べているが、第3図、第4図、第6図に示した
ように、ドア用エンコーダ(11A)の出力ωr**を
ケーブル(14)を経由して昇降用インバータ装置(5
A)に入力し、がっドア用電動機(11)の電流Iu*
*  Iv**をDCCT<17B)で帰還すればドア
の制御にも昇降制御と同様にベクトル制卸方式で行うこ
とも出来る。
ドアの制御にもエンコーダを使用すれば、位置検出器は
ドアの開終端センサOLT (20) 、閉終端センサ
CLT(21)の2つあればその間の位置は速度検出用
エンコーダ<IIA)にて共用出来る。以上述べた昇降
用電動機(4)の制御、ドア用電動機(11)の制御と
もベクトル制御で実施するマイクロコンピュータの回路
の一例を第10図に示す。ハードウェアでは、上述した
第9図にドア用エンコーダ入カカウンタ(67A)を設
けると共にドア用DCCT<17B)で検出した電動8
!電流Iu**、Iv**入カのアナログマルチプレク
サ(66)のチャンネル数を増加させた以外は基本的に
第9図と同じである。
このマイクロコンピュータの割り込みによるプログラム
のタイムチャートを第11図に示す。第11図に示した
ように、ITIの割り込みにより、C1部にて昇降側f
流指令の発生、電流制御の演算、C2部にてドア側電流
指令の発生、電流制御の演算、f/V制御の場合は、指
令電圧の発生演算が実施されている。又、ITSの割り
込みにより、C1,C2演算ノ空き時間のsl、sl、
S3、S4により昇降側ベクトル制御、速度制御、位置
制御が、S5、s6、sl、s8によリトア側ベクトル
制御、速度制御、位置制御が、f/V制御の場合はf/
Vパターン発生、速度指令発生、位置制御等の演算が実
行される。又、ドア用制御方式としては上述したオーブ
ンループのf/V=一定制御、エンコーダフィードバッ
クによるベクトル制御の他、電動機定数、電動i電圧、
電動機電流等から電動機の実速度等をマイクロコンピュ
ータにより計算し、等価的クローズトループを構成する
方法、いわゆる速度センサレスベクトル制御方式を適用
することが可能である。
又、従来のようにドア用インバータ装置(12)が篭室
(10)上に配置されており、昇降用インバータ装置(
5)と完全に分離していた場合にはエレベータケーブル
(14)を経由して昇降側の位置とドアの開閉位置を相
互に高速転送しなければ不可能であった昇降動作と、ド
アの開閉動作とをお互いの動作終了の位置残量により同
期運転をすることが容易に可能となる。このことを第1
2図〜第14図を参照して説明する。例えば、第12図
に示すように、昇降動作の目標位置までの残距離がLl
になったならば、ドアが開動作を開始し、ドアの速度を
Vd=(CI−Ll) ・kl(但しCI、klは定数
)で制御したり、又第13図で示したように、ドアの閉
側終端センサ(CLT)までの残距離がL2になったな
らば、昇降動作を開始し 昇降の速度をVc−(C2−
L2)  k2(但しC2、k2は定数)で制御を行い
、昇降動作と、ドア動作の高度な同期運転による高効率
運転等も第14図に示した制御ブロック図で容易に実現
することが出来る。この第14図の制御ブロック図は上
述したこの発明のドア制御機能付インバータ装置のマイ
クロコンピュータプログラムにより容易に実現が可能と
なる。又、第12図において、Ll−0の場合のドアの
速度はVd1(CI) klとなる。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、建屋側に設置されたエ
レベータの巻上機を駆動する昇降用電動機と、該昇降用
電動機の速度を検出する速度検出器と、上記エレベータ
の篭上に設置され、ドアを開閉するドア用電動機と、建
屋側に設置され、マイクロコンピュータにより制御され
るインバータ装置とを備え、該インバータ装置が交流電
圧を直流電圧に変換するコンバータ回路と、上記昇降用
電動機に供給するための電圧、周波数を制御する第1の
インバータスイッチング素子と、上記ドア用電動機に供
給するための電圧、周波数を制御する第2のインバータ
スイッチング素子とを含むようにしたので、装置の簡略
化、低廉化、更には制御の高度化によるエレベータ輸送
効率のアップを図ることが出来るエレベータの制御装置
が得られる効果がある。又、この発明によれば昇降方向
の所定の停止位置までの残量を関数とする速度指令或は
位置指令をドアの開動作の開始、立ち上がり時の位置指
令、或は速度指令とするが又はドアが閉方向の戸閉め完
了位置までの残量を関数とする速度指令或は位置指令を
昇降方向動作開始、立ち上がり時の位置指令或は速度指
令とするようにしたので、昇降動作と、ドア動作の高度
な同期運転による高効率運転が可能となるエレベータの
制御装置が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す構成図、第2図は第
1図の要部を示す構成図、第3図はこの発明の他の実施
例を示す構成図、第4図は第3区の要部を示す構成図、
第5図は第2図の制御回路を示す構成図、第6図は第4
図の制御回路を示す構成図、第7図は位置センサ3ビツ
トによるドアの速度指令パターンの一例を示す図、第8
図は第7図のドアの速度指令パターンに時定数を持たせ
滑らかにした速度指令パターンの一例を示す図、第9図
は第5図の制御回路の機能を実現するためのマイクロコ
ンピュータの一例を示す構成図、第10図は第6図の制
御回路の機能を実現するためのマイクロコンピュータの
一例を示す構成図、第11図は第5図及び第6図の制御
回路をマイクロコンピュータで実現するためのプログラ
ムのタイムチャート、第12図はこの発明により容易に
実現することが可能になった昇降動作の位置残量により
ドアの開動作を開始する同期運転の一例を示す図、第1
3図はドアの閉側位置残量により昇降動作を開始する同
期運転の一例を示す図、第14図は昇降動作と、ドア動
作の高度な同期運転による高効率運転を実現するための
構成図、第15図は従来のエレベータの制御装置を示す
構成図、第16図は第15図を具体的に示す構成図、第
17図は第16図のベクトル制御インバータ回路を示す
構成ばである。 図において、(2)は巻上機、(4)は昇降用電動機、
(5A)はドア駆動制御機能付昇降用インバータ装置、
(6)はエンコーダ、(11)はドア用電動機、(26
)はダイオードブリッジ、(28)、(28A)はイン
バータである。 尚、図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)建屋側に設置されたエレベータの巻上機を駆動す
    る昇降用電動機と、 該昇降用電動機の速度を検出する速度検出器と、上記エ
    レベータの篭上に設置され、ドアを開閉するドア用電動
    機と、 建屋側に設置され、マイクロコンピュータにより制御さ
    れるインバータ装置と を備え、該インバータ装置が交流電圧を直流電圧に変換
    するコンバータ回路と、上記昇降用電動機に供給するた
    めの電圧、周波数を制御する第1のインバータスイッチ
    ング素子と、上記ドア用電動機に供給するための電圧、
    周波数を制御する第2のインバータスイッチング素子と
    を含むことを特徴とするエレベータの制御装置。
  2. (2)上記昇降用電動機と上記ドア用電動機の制御を少
    なくとも1個のマイクロコンピュータにより同時に実行
    するようにしたことを特徴とする請求項1記載のエレベ
    ータの制御装置。
  3. (3)建屋側に設置されたエレベータの巻上機を駆動す
    る昇降用電動機と、 該昇降用電動機の速度を検出する速度検出器と、上記エ
    レベータの篭上に設置され、ドアを開閉するドア用電動
    機と、 建屋側に設置され、マイクロコンピュータにより制御さ
    れるインバータ装置と を備え、昇降方向の所定の停止位置までの残量を関数と
    する速度指令或は位置指令をドアの開動作の開始、立ち
    上がり時の位置指令、或は速度指令とすることを特徴と
    するエレベータの制御装置。
  4. (4)建屋側に設置されたエレベータの巻上機を駆動す
    る昇降用電動機と、 該昇降用電動機の速度を検出する速度検出器と、上記エ
    レベータの篭上に設置され、ドアを開閉するドア用電動
    機と、 建屋側に設置され、マイクロコンピュータにより制御さ
    れるインバータ装置と を備え、上記ドアが閉方向の戸閉め完了位置までの残量
    を関数とする速度指令或は位置指令を昇降方向動作開始
    、立ち上がり時の位置指令或は速度指令とすることを特
    徴とするエレベータの制御装置。
JP25697790A 1990-09-28 1990-09-28 エレベータの制御装置 Pending JPH04140296A (ja)

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