JPH04139270A - 耐光性イエローインキ - Google Patents

耐光性イエローインキ

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Publication number
JPH04139270A
JPH04139270A JP2262029A JP26202990A JPH04139270A JP H04139270 A JPH04139270 A JP H04139270A JP 2262029 A JP2262029 A JP 2262029A JP 26202990 A JP26202990 A JP 26202990A JP H04139270 A JPH04139270 A JP H04139270A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
pigment
resin
atom
groups
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2262029A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichiro Shimamoto
嶋本 功一朗
Hiroko Inoue
井上 広子
Hisao Kitano
尚男 北野
Kunitoshi Yamamoto
国敏 山本
Yutaka Fukushima
裕 福島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissha Printing Co Ltd
Original Assignee
Nissha Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissha Printing Co Ltd filed Critical Nissha Printing Co Ltd
Priority to JP2262029A priority Critical patent/JPH04139270A/ja
Publication of JPH04139270A publication Critical patent/JPH04139270A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、看板、ポスター、広告、のぼり、デイスプ
レーなどの各種広告材や、ンゴーウインドウ、乗り物、
建築材などを装飾する装飾材において広く用いられる耐
光性イエローインキに関する。 r従来の技術】 写真、絵画、抽象図柄、カラー文字などの天然色を有す
る物を印刷で表示する場合、まず原稿を印刷の3原色で
あるイエロー、マゼンタ、シアンに色分解して、各色ご
とに色濃度を決定し、次に各色濃度にしたがって印刷を
おこない、天然色を表示する。 一般的には、イエロー#料としてはカラーインデックス
No、ピグメントイエロー12などのジスアゾ系顔料が
あり、これらの[)と塩化ゴム系樹脂、ニトロセルロー
ス系樹脂などのバインダー樹脂とからインキが作製され
ていた。
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記のインキを用いたポスターを、カーボンア
ークフェトメーターで耐光性(JISK 5400−1
990)をテストしたところ、200時間でイエロー成
分がほとんど退色してしまい、ポスターなどに要求され
ている1000時間を満足することができず、広告の価
値を低減させていた。 この発明は、以上のような問題点を解決し、すくれた耐
光性イエローインキを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
上記のような目的を達成するために、本発明者らは多数
の実験の結果、顔料としてN−置換スルファモイル基を
有するアゾ顔料およびアゾ化合物ニッケル錯体顔料より
なる群から選ばれた少なくとも一つのアゾ顔料が用いら
れ、顔料と工□ステル結合基を有するバインダー樹脂と
の重量比が0.O1〜2.00であるように構成したイ
エローインキを発明した。 N−置換スルファモイル基を有するアゾ顔料としては、
下記−数式(1) 〔ただし、AおよびBは011基、NlIC0CHz基
、l1lICOOCII。 基、0C113基、0Cz11s基、OC,l+7基、
311基、5C113基のいずれか(AとBとは同一で
も別異でもよい)を示し、XはF、C1,Brのいずれ
かのハロゲン原子を、またDは11原子、C11,基、
Ctllsi、C:+IIt基のいずれかを示す]で表
わされる構造のものを用いる。 また、アゾ化合物ニッケル錯体顔料が下記−数式(Il
、)〜(■、) 〔ただし、EおよびFはH原子、0)基、0CHs基、
NHCOCHs基のいずれか(EとJとは同一でも別異
でもよい)を示し、GはH原子、F原子、CI原子、B
r原子のいずれかを、JはH原子、CH2基、czus
基、OCH3基、QC!FIS基、CI原子のいずれか
を示す〕で表わされる構造のものを用いる。 さて、(1)に属する化合物の具体的なものを構造式で
示すと、その代表的なものは次のとおりである。 すに2F15 (■1)〜(■、)に属する化合物の具体的なものを構
造式で示すと、その代表的なものは次のとおりである。 また、エステル結合基を有するバインダー樹脂としては
、アマニ油変性フェノール樹脂、桐油変性フェノール樹
脂、ロジン変性フェノール樹脂などの脂肪油またはロジ
ン変性フェノール系樹脂、アマニ油変性アルキッド樹脂
、桐油変性アルキンド樹脂、ロジン変性アルキッド樹脂
などの変性アルキッド系樹脂、ポリメチル(メタ)アク
リル酸エステル、ポリブチル(メタ)アクリル酸エステ
ルなどのポリアクリル酸エステル系樹脂、ポリエチレン
テレフタレート樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂
、ボリアリレート樹脂、ポリカーボネート樹脂などのポ
リ:[ステル系樹脂、エポキシアクリレート、ウレタン
アクリレートなどのアクリレートモノマー、オリゴマー
を含有する紫外線または電子線で硬化する放射線硬化型
エステル結合基含有樹脂などがある。 顔料と、エステル結合基を有するバインダー樹脂との重
量比は、0.01〜2.00がよい、これは、重量比が
0.01未満では顔料の色がほとんどなく、また逆に2
.00を越えるといわゆるチョーキング現象が発生し、
塗布膜をこすると顔料が離脱するために不適当であるこ
とが認められたからである。 また、インキ中に分散剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤な
どの添加剤を加えてもよい。
【作用] 顔料の有するイミド結合基または水酸基の水素とバインダー樹脂のエステル結合基の酸素゛との水素結合、配位結合、ファンデアワルツ力などの相関作用により、要求される耐光性が満足される。 【実施例】
実施例1 イエローインキとして、スルファモイル基をニするアゾ
顔料とアゾ化合物ニンヶル錯体顔料と・重量比で1:2
で混合した顔料と、アマニ油変ずアルキッド樹脂とが重
量比1;1.5のイエローオフセットインキを作製した
。 このインキを用い、オフセント印刷法でマン印刷したポ
リエチレンテレフタレート樹脂液の−に、印刷図柄を印
刷して、危険防止サインの耐)性表示シートを作製した
。 また、比較例1として、イエ[+−インキのl1JI寥
としてカラーインデックスNo、ピグメントイエロー1
2を選び、同様にして表示ソートを作製した。 カーボンアークフェードメーターで、耐光性ラストの結
果、実施例1は1100時間でほとんど退ゼしなかった
が、比較例1のイエロー成分は、200時間でほとんど
退色していた。 実施例2 イエローインキの顔料として下記構造の顔料を用い、ト
ルエンとメチルエチルケトンが7:3の混合溶液に溶解
したポリエチレンテレフタレート樹脂液に#i#1を混
合し、さらにレベリング剤、消泡側を加えてペイントシ
ェーカーで混練して顔料と樹脂の重量比l:3のグラビ
アインキを作製した。 このインキを用いて、コロナ処理したポリエステル基板
上に印刷し、案内用の耐光性表示板を得た。 イエロー顔料 AとBを重量比1: 1として使用する。 また、比較例2として、バインダー樹脂を塩化ゴムに変
えて同様にして表示板を作製した。 カーボンアークフェードメーターで、耐光性テストした
結果、実施例2は、1050時間でほとんど退色しなか
ったが、比較例2はかなり変退色していた。 実施例3 イエローインキの顔料として下記構造め顔料を用い、顔
料とポリメチルメタアクリル酸エステルとの重量比1:
1のスクリーンインキを作製した次に前処理したガラス
板にこのインキをスクリーン印刷した。その上に、柴外
線吸収剤を含有するポリメチルメタアクリル酸エステル
のスクリーンインキをスクリーン印刷して、黄色フィル
ターを得た。 イエロー顔料 0(、:2f15 ^とBを重量比1:lに混合して使用。 比較例3として、比較例1と同じ顔料を用いて同様にし
て黄色フィルターを作製した。 カーボンアークフェードメーターで、耐光性テストした
結果、実施例3は、1300時間でほとんど退色しなか
ったが、比較例3は300時間でがなり変退色していた
。 【発明の効果] 本願発明のイエローインキは、N−置換スルファモイル
基を有するアゾ顔料および/またはニアケルアゾ錯塩頗
料とエステル結合基を有するバインダー樹脂との重量比
が0,01〜2.00であるように構成したので、優れ
た耐光性を有するようになり、ポスターなどに使用する
ことにより長時間広告の価値を持続できるようになった
。 特許出願人 日本写真印刷株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 N−置換スルファモイル基を有するアゾ顔料および
    アゾ化合物ニッケル錯体顔料よりなる群から選ばれた少
    なくとも一つのアゾ顔料と、エステル結合基を有するバ
    インダー樹脂との重量比が0.01〜2.00であるこ
    とを特徴とする耐光性イエローインキ。 2 N−置換スルファモイル基を有するアゾ顔料が下記
    一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔ただし、AおよびBはOH基、NHCOCH_3基、
    NHCOOCH_3基、OCH_3基、OC_2H_5
    基、OC_3H_7基、SH基、SCH_3基のいずれ
    か(AとBとは同一でも別異でもよい)を示し、XはF
    、Cl、Brのいずれかのハロゲン原子を、またDはH
    原子、CH_3基、C_2H_5基、C_3H_7基の
    いずれかを示す〕で表わされる構造である請求項1記載
    の耐光性イエローインキ。 3 アゾ化合物ニッケル錯体顔料が下記一般式(II_1
    )〜(II_3) ▲数式、化学式、表等があります▼(II_1) ▲数式、化学式、表等があります▼(II_2) ▲数式、化学式、表等があります▼(II_3) 〔ただし、EおよびFはH原子、OH基、OCH_3基
    、NHCOCH_3基のいずれか(EとJとは同一でも
    別異でもよい)を示し、GはH原子、F原子、Cl原子
    、Br原子のいずれかを、JはH原子、CH_3基、C
    _2H_5基、OCH_3基、OC_2H_5基、Cl
    原子のいずれかを示す〕で表わされる構造である請求項
    1記載の耐光性イエローインキ。 4 バインダー樹脂が変性フェノール系樹脂、変性アル
    キッド系樹脂、ポリアクリル酸エステル系樹脂、ポリエ
    ステル系樹脂、放射線硬化型エステル結合基含有樹脂か
    らなる群より選ばれた少なくとも一つの樹脂である請求
    項1記載の耐光性イエローインキ。
JP2262029A 1990-09-29 1990-09-29 耐光性イエローインキ Pending JPH04139270A (ja)

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