JPH0413902Y2 - - Google Patents

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JPH0413902Y2
JPH0413902Y2 JP1986128524U JP12852486U JPH0413902Y2 JP H0413902 Y2 JPH0413902 Y2 JP H0413902Y2 JP 1986128524 U JP1986128524 U JP 1986128524U JP 12852486 U JP12852486 U JP 12852486U JP H0413902 Y2 JPH0413902 Y2 JP H0413902Y2
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light
electrical equipment
operating
optical
optical path
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は電気機器の操作装置、より詳しくは光
フアイバからなる光路を伝送する光信号により電
気機器を制御するための操作装置に関する。
〈従来の技術〉 従来、爆発危険区域内に防爆電気機器、例えば
防爆形照明器具、防爆形分電盤、防爆形コンビネ
ーシヨンスタータなどを設け、且つ操作スイツチ
を本体から離れた場所に設置する場合、一般には
本体と操作スイツチを結ぶケーブル並びに操作ス
イツチを防爆構造にする必要があつた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 上述のように、機器を防爆構造にすると、構造
が大掛かりになり、このためコストが高くなると
いう欠点があつた。
本考案の目的は、光信号を用いて防爆構造とす
る必要がなく、しかも1本の光路で複数の電気機
器を制御できるようにした電気機器の操作装置を
提供することである。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、光路を伝送する光信号により電気機
器を制御する電気機器の操作装置において、操作
に応じて可動であり波長或が互いに異なるフイル
タを有する複数の操作手段と、この操作手段のフ
イルタを透過した光を反射して光路へ戻す反射部
材と、光路を経て送られる反射光の波長に対応し
た制御信号を出力する信号出力手段とを備える。
〈作用〉 本考案に係る電気機器の操作装置は、複数の操
作手段を選択的に操作し、この操作手段のフイル
タを透過した反射光を受けてこの反射光の波長に
対応して電気機器を選択的に制御する。
〈実施例〉 第1図は本実施例の電気機器の操作装置の概念
的な構成を示す。1は3個の操作器、2は反射部
材、3は光フアイバ、4は電気機器である。3個
の操作器1a,1b,1cは、各々透過波長域が
異なつたフイルタ6a,6b,6cをそれぞれ備
える。電気機器4は、光合波分波部7、発光部
8、受光部9並びに3個のスイツチング素子10
a,10b,10cを備える。
3個の操作器1a,1b,1cは、1本の光フ
アイバ3の光の出射端3aと反射部材2との間の
出射端3aに続く光路に沿つて並んで配置され
る。この操作器1a,1b,1cは、それぞれ光
路の方向と直交する方向に図中上下動可能であ
る。操作器1a,1b,1cは、操作部5の下部
にフイルタ6a,6b,6cがそれぞれ固設され
る。そして、操作器1a,1b,1cがそれぞれ
押し下げられた状態で、フイルタ6a,6b,6
cが光路と交差する。反射部材2は、光路上で光
路と直交する方向に固定配置される。この反射部
材2は、光フアイバ3から出た光を反射して光フ
アイバ3へ戻す。
電気機器4の光合波分波部7は、発光部8から
出力される3種類の波長の光を重畳して光フアイ
バ3へ送る。受光部9は、論理演算回路(図示せ
ず)を有し、光合波分波部7が出力した光の波長
に応じて3個のスイツチング素子10a,10
b,10cを選択的にオン状態にする信号を出力
する。スイツチング素子10a,10b,10c
は、例えば3個のモータ(図示せず)への給電を
制御する。
以下、動作の手順を説明する。
発光部8は、3種類の波長域の赤外光を常時出
力する。これらの赤外光は、光合波分波部7にて
合成されて光フアイバ3へ導かれる。そして、光
フアイバ3の出射端3aから、この合成された赤
外光が常時出射される。
いま、操作器1cが図中矢印Aの方向へ押し下
げられた状態では、光フアイバ3の出射端3aか
ら出た赤外光は、フイルタ6cを透過する。この
場合、赤外光は、フイルタ6cにおいて特定の波
長域の光だけが透過する。この透過光は、反射部
材2にて反射し、フイルタ6cを経て光フアイバ
3へ戻る。光フアイバ3を通つた特定波長域の光
は、光合波分波部7にて分波され、受光部9へ導
かれる。受光部9は、この光の波長域に応じた論
理演算により3個のスイツチング素子10a,1
0b,10cの中のスイツチング素子10cに対
して信号を出力する。ここで、スイツチング素子
10cはオン状態になり、このスイツチング素子
10cのオンによつて3台のモータの中の1台に
給電される。
受光部9は、1つの波長の光が入射した場合だ
け、この波長に対応したスイツチング素子をオン
状態にする信号を出力する。従つて、操作器1c
が引き上げられると、受光部9へは3つの波長域
の光が入射するので、スイツチング素子10cは
オフ状態になり、スイツチング素子10a,10
bはオフ状態のままである。
次に、操作器1bを押し下げると、光フアイバ
3を出た赤外光はフイルタ6bを透過する。透過
した赤外光は、フイルタ6bにより定まる特定の
波長をもつ。この透過光は、反射部材2にて反射
し、フイルタ6b、光フアイバ3、光合波分波部
7を経て受光部9に導かれる。受光部9は、この
光の波長に応じてスイツチング素子10bに対し
て信号を出力する。そして、スイツチング素子1
0bはオン状態になり、前回とは別のモータへ給
電される。
同様の方法で、操作器1aが押し下げられる
と、フイルタ6aにより定まる特定波長域の赤外
光が受光部9に導かれ、スイツチング素子10a
がオン状態になる。そして、第3のモータへ給電
される。
2つ以上の操作器が同時に押し下げられたとき
には、受光部9へは全く光が入射しないので、3
つのスイツチング素子10a,10b,10cは
オフ状態になる。
以上は、フイルタ6a,6b,6cが特定波長
域の光を透過させる場合であるが、フイルタ6
a,6b,6cが特定波長域の光だけを吸収する
場合には、受光部9にて入射しない波長の光に対
応したスイツチング素子をオン状態とする。した
がつて、全ての操作器1a,1b,1cを押した
ときには、全てのスイツチング素子10a,10
b,10cがオン状態になる。
第2図はこの操作装置を防爆電気機器の制御に
適用したシステムの構成を示す。操作器1a,1
b,1c、反射部材2、光フアイバ3並びに防爆
電気機器11は、引火による爆発の危険がある区
域内に配設される。
動作は上述の実施例と同様であり、操作器1a
を押し下げると、フイルタ6aにより定まる特定
波長域の赤外光が受光部9に入射しあるいは入射
しなくなり、スイツチング素子10aがオン状態
になる。同様の方法で、操作器1bを押し下げる
とスイツチング素子10bがオン状態になり、操
作器1cを押し下げるとスイツチング素子10c
がオン状態になる。
この場合、電気機器11以外の操作器1a,1
b,1c、反射部材2並びに光フアイバ3は防爆
構造とする必要がない。
〈考案の効果〉 以上説明したように、本考案においては、光フ
アイバと反射部材との間の複数のフイルタを選択
的に操作し、選択されたフイルタを透過した特定
波長域の光を反射し元の光路を経て受光部へ導
き、この光の波長域に対応して電気機器を選択的
に制御するようにしたので、爆発の危険がある区
域内にて使用する場合に信号経路と操作装置の防
爆構造が不要となり、且つ1本の光路で複数の電
気機器を制御できることから、構成の簡単化と低
コスト化が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の構成を示す図、第2図
は本考案を防爆電気機器の制御に適用したシステ
ムの構成を示す図である。 1a,1b,1c……操作器、2……反射部
材、3……光フアイバ、4……電気機器、6a,
6b,6c……フイルタ、7……光合波分波部、
9……受光部、10a,10b,10c……スイ
ツチング素子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 光路を伝送する光信号により電気機器を制御す
    る電気機器の操作装置において、操作に応じて可
    動であり波長域が互いに異なるフイルタを有する
    複数の操作手段と、この操作手段のフイルタを透
    過した光を反射して上記光路へ戻す反射部材と、
    上記光路を経て送られる反射光の波長に対応した
    制御信号を出力する信号出力手段とを備え、上記
    信号出力手段からの信号に応じて複数の電気機器
    を選択的に制御することを特徴とする電気機器の
    操作装置。
JP1986128524U 1986-08-22 1986-08-22 Expired JPH0413902Y2 (ja)

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JPS6335389U JPS6335389U (ja) 1988-03-07
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