JP3342093B2 - ネットワークシステム - Google Patents

ネットワークシステム

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JP3342093B2
JP3342093B2 JP09774193A JP9774193A JP3342093B2 JP 3342093 B2 JP3342093 B2 JP 3342093B2 JP 09774193 A JP09774193 A JP 09774193A JP 9774193 A JP9774193 A JP 9774193A JP 3342093 B2 JP3342093 B2 JP 3342093B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はネットワークシステムに
用いる端末装置及びネットワークシステムにかかわり、
さらに詳しくは、複数の波長の光を用いて、端末間の情
報伝送を行う端末装置及びネットワークシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のネットワークシステム
は、図5の如く構成されていた。図5において、符号3
4は、複数の波長の光信号を伝送するためのリング型光
伝送路であるところの光ファイバーである。符号35は
リング型光伝送路に接続された複数の端末である。符号
36は分岐器であり、光ファイバー34を伝送する光信
号をチューナブルフィルター38と、合流器37に分岐
する。符号37は合流器であり、分岐器36から出射さ
れる光信号と、チューナブルレーザ39から出射される
光信号を合流し、光ファイバー34上に出射する働きを
する。符号38は、電流注入による屈折率変化を用いた
チューナブルフィルターであり、分岐器から出射される
複数の波長の光信号の中から、制御部の指示に従って特
定の波長のみを透過する働きをする。
【0003】符号39は、電流注入による屈折率変化を
用いたチューナブルレーザーであり、制御部41の指示
に従って、送信信号を特定の波長の光信号に変換して合
流器37に出力する。符号41は、制御部であり、制御
通信部42から出力されるサーバの指示に従って、チュ
ーナブルフィルター38の透過波長及び、チューナブル
レーザー39の発振波長を制御する。符号42は制御通
信部であり、サーバ43への伝送許可要求や、サーバ4
3からの割り当て波長指示等の制御信号の通信を行う。
符号43はサーバであり、各端末から送られる伝送許可
要求と、ネットワーク上で使用されている波長から、伝
送許可/不許可及び、伝送許可の場合の使用波長を決定
し、各端末に指示する。
【0004】各端末は、サーバによって指定された波長
を用いる如く、チューナブルフィルター38及びチュー
ナブルレーザー39を制御して所望の通信を行うべく動
作する。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
述従来例の如く構成されていたネットワークシステムに
おいては、送受信を行う1組の端末が使用する波長は、
その時のネットワークシステムにおける非使用波長の中
から、サーバによって割り当てられるため、ネットワー
クシステムの稼動状況に応じて、毎回異なる波長が用い
られることになる。そのため、全ての端末間での通信を
実現するためには、全ての端末は、ネットワークシステ
ムにおいて使用される全ての波長の送受信機能を必要と
されるため、送受信部の構成が複雑となり、コストが高
くなるという欠点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を鑑
みなされたものであり、各端末装置がネットワークで使
用される全波長の中の1つの波長の送信機能、受信機能
を持つだけで、ネットワークで使用される波長数よりも
多くの端末装置を収容できるようにすることを目的と
し、この目的を達成するために本発明は、複数N個の波
長を多重して伝送する伝送路にM個(N<M)の端末装
置を接続するネットワークシステムにおいて、前記各端
末装置は、前記伝送路を伝送される複数N個の波長の内
の予め前記各端末装置に割り当てられた1つの波長のみ
を分波することができ、該分波した波長で送られてきた
信号を、受信すると共に前記伝送路から遮断するか、も
しくは透過させるかを選択的に行い、分波できない波長
は透過させ、前記伝送路に信号を送信する場合は、予め
前記各端末装置に割り当てられた1つの波長でのみ送信
でき、前記端末装置が端末装置間で通信する場合は、通
信前に決められた特定の端末装置において、信号が伝送
される波長を変更しながら行われることを特徴とするネ
ットワークシステムを提供する。
【0007】
【実施例】(実施例1)図1は、本発明の第1の実施例
を示す図であり、3つの波長を用いたリング型光伝送路
と6つの端末(端末I、II…VI)から成る動画像ネ
ットワークシステムが示されている。
【0008】図1中符号1、2、3はそれぞれ端末I、
II、VIであり、その内部構成は、同様であるため、
端末Iの内部構成のみが示されている。さらに端末II
I、IV、Vは図面の簡略化のために省略されている。
各端末は、3つの波長(λ1=1.40μm、λ2=1.
50μm、λ3=1.60μm)の中の特定の波長λr
透過又は取り込みし、取り込んだ光信号を受信するとと
もに、この波長λr以外の光信号を透過して、次の端末
に送るとともに、送信すべき信号を波長λsで送信す
る。この波長λrと波長λsは表1の如く各端末に割り当
てられている。符号4は端末I、II…VI間を接続す
るところの3波長多重リング型伝送路であるところの光
ファイバーである。符号5は、光ファイバー4を伝送さ
れる3つの波長の中の表1に示される1つの波長λr
光SW7に分波し、他の2波長を合波器6に出力するた
めの分波器であり、その内部構成は図2に示されてい
る。
【0009】符号6は、分波器5から分波された光信号
と、光SW7から出力される波長λrの光信号、送信部
9から出力される波長λsの光信号を合波し、光ファイ
バー4に出射するための合波器6である。符号7は、制
御部10からの指示に従って、分波器5から出力される
波長λrの光信号の出力先を合波器6又は受信部8に切
り替えるための光SWである。透過取り込み手段は分波
器5、合波器6、光SW7から構成されており、分波器
5において各端末に受信波長として割り当てられた波長
の光信号は全量が光SW7側に出力されるが、サーバか
らの指示により光SW7を制御して、受信する必要のな
い信号は光SW7より受信部側に取り込まれずに合波器
6へ出力され透過される。受信する必要がある光信号は
光SW7より受信部側に取り込まれるので、そこで遮断
され下流のノードに出力されることはない。符号8は、
光SW7から出力される波長λrの光を受光し、電気信
号に変換したのち、制御部10からの指示に応じて、電
気信号の出力先を復号部11又は送信部9にきりかえる
働きをするところの受信部である。光信号から電気信号
への変換には、PINダイオードが用いられている。符
号9は、受信部8又は符号部12から出力される電気信
号を所定の波長λrの光信号に変換し、出力するための
送信部である。電気信号から光信号へ変換し、半導体レ
ーザダイオードが用いられる。符号10は制御部であ
り、制御通信部15から出力される、サーバからの指示
に従って、光SW7の波長λrの光出力の出力先と、受
信部8の出力電気信号の出力先、送信部9の動作のo
n、off、復号部11、符号部12のon、offを
制御する。符号11は復号部であり、制御部10からの
指示により、動作がon、offの制御がされ、受信部
8から出力される電気信号を復号し、ディスプレイ13
に出力する。符号12は符号部であり、テレビカメラ1
4から出力されるビデオ信号を符号化し、送信部9に出
力する。符号部12の動作は、制御部10の指示により
on、offの制御がされることである。符号13はデ
ィスプレイであり、復号部11から出力されるビデオ電
気信号を表示する。符号14は、ネットワーク上を伝送
すべきビデオ信号の発生源となるところのテレビカメラ
である。符号15は、制御通信部であり、各端末で発生
した伝送要求をサーバに伝えるとともに、サーバからの
指示を受信し制御部に伝える働きをする。16はサーバ
であり、各端末と制御通信用の専用のネットワークで接
続されており、各端末から送信されるビデオ信号の伝送
要求と、サーバ内で管理されている各端末の動作管理表
をもとに、伝送の許可/不許可を判断し、各端末に指示
を送る働きをする。17はユーザI/F部であり、各端
末の操作者からのビデオ信号の送/受等の指示を受けつ
ける働きをする。
【0010】図2は、本発明第1の実施例の分波器5の
詳細図であり、回折格子型の分波器を示している。図中
符号18は回折格子付きロッドレンズである。符号19
は回折格子である。符号20、21、22は出力用の光
ファイバーである。光伝送路を形成する光ファイバー4
から3つの波長λ1 、λ2 、λ3 の光信号が入射すると
回折格子で反射され、波長ごとに異なる位置に分離さ
れ、光ファイバー20にはλ3 が、光ファイバー21に
はλ2 が、光ファイバー22にはλ1 が出力される。各
光ファイバーの接続先は表1に基づいて、λr を伝送す
る光ファイバーが、光SWにそれ以外の光ファイバー
は、合波器に設定されている。
【0011】図3は、本発明第1の実施例の光SWの実
施例であり、符号23、24、25は光ファイバーであ
る。符号26はプリズムであり、図示しない可動手段に
よって、位置b、又は位置aに移動する。光ファイバー
24には、分波器5からの光信号が伝送されており、プ
リズムが位置bにある場合は、プリズム26内で反射さ
れ、光ファイバー25内に入射し、受信部8で受信され
る。プリズム26がaの位置にある場合は、光ファイバ
ー24を伝送して来た光信号は、プリズム内で反射さ
れ、光ファイバー23に入射し、合波器6に出力され
る。
【0012】以下図1、図2、図3および表1を参照し
ながら、本発明の実施例の動作について、端末IIから
端末VIへのビデオ信号の送信、端末IVから端末Iへ
のビデオ信号の送信、端末Iから端末IIIへのビデオ
信号の送信が同時に行われる場合について説明する。
【0013】全ての端末でビデオ信号の送受信が行われ
ていない場合において、端末IIのユーザI/F部17
から、操作者の端末VIへの伝送要求が入力されると、
ユーザI/F部17は、伝送要求を制御通信部15に出
力する。制御通信部は、制御通信用伝送路を介してサー
バ16にこの伝送要求を送信する。サーバ16は、表1
に示される各端末の送受信可能波長を参考に、端末II
から端末VIへの伝送経路を見出し、端末IIに送信許
可を、端末IIIに対して送信不許可を、端末IVに対
してλr の透過を、端末Vに対して、λr の受信及びλ
s での送信を、端末VIに対して受信許可を指示するべ
く、制御通信路を用いて、各端末に各指示を伝送すると
ともに、管理表にこれらの指示を書き込む。
【0014】サーバからの指示を受けて、端末IIにお
いては、制御部10は符号部12の動作をonとし、送
信部9のデータの入力を符号部12に設定する。
【0015】この設定により、テレビカメラ19からの
ビデオ信号は、符号部12で符号化され、送信部9に出
力される。送信部9では、半導体レーザダイオードによ
って、波長λ2 =1.50μmの光信号に変換され、合
波器6を介して、光ファイバー4上に送出される。光フ
ァイバー4上に送出されたλ2 =1.50μmの光信号
は、端末IIIの分波器6に出射され、さらに光ファイ
バー4上に送出される。続いて、端末IVにおいては、
前述の如くサーバ16からλr =λ2 =1.50μmの
波長の透過が指示されているので、制御部10は光SW
7のプリズム26をaの位置に設定する如く制御する。
従って、端末IVの分波器5に入射したλ2 =1.50
μmの光信号は、光SW7の光ファイバー24に入射し
たのち、プリズム26で反射され、光ファイバー23に
入射し、合波器6を介して再び光ファイバー4に出射さ
れる。
【0016】さらに、端末Vにおいては、前述の如く、
サーバ16からλr の受信、λs での送信が指示されて
いるので、制御部10は光SW7のプリズム26をbの
位置になるように制御するとともに、受信部8の出力を
送信部9に出力されるように制御する。端末Vの分波器
5に入射した波長λ2 =1.50μmの光は光SW7の
光ファイバー24に入射したのち、プリズム26で反射
され、光ファイバー25に出射され、受信部8に入射
し、P1Nフォトダイオードによって、電気信号に変換
され、送信部9に出力される。送信部9では、半導体ダ
イオードによって、λ3 =1.60μmの光信号に変換
され、合波器6を介して、光ファイバー4に出射され
る。
【0017】一方、端末VIにおいては、前述の如く、
サーバ16から受信許可が指示されているので、制御部
10は光SW7のプリズム26をbの位置に設定するべ
く制御するとともに、受信部8の出力先を復号部11と
し、復号部11の動作をonとする。端末VIの分波器
5に入射した波長λ3 =1.60μmの光信号は、光S
W7の光ファイバー24に入射し、プリズム26で反射
され、光ファイバー25を伝送したのち、受信部8のP
2Nフォトダイオードで電気信号に変換される。このよ
うにして、受信部8で電気信号に変換された、端末Iか
らのビデオ信号は、復号部11で所定の復号がなされた
のち、ディスプレイ13上に出力される。
【0018】このように、端末IIから端末VIへのビ
デオ信号の伝送が行われている状態で、端末IVの操作
者から、端末Iへのビデオ信号の送信の要求が発生する
と、端末IVのユーザI/F部17は、この伝送要求を
制御通信部15に出力する。制御通信部は、制御通信用
伝送路を介して、サーバ16にこの伝送要求を送信す
る。サーバ16は、表1に示される各端末の送受信可能
波長と、管理表に示された各端末の動作状況を用いて、
端末IVから端末Iへの伝送経路を見出し、端末IVに
送信許可を、端末VIに送信不許可を、端末Iに受信許
可を指示すべく、制御通信用伝送路を用いて、各端末に
所定の指示を伝送するとともに、管理表にこれらの指示
を追加記入する。
【0019】サーバからの指示を受けて、端末IVにお
いては、制御部10は符号部12の動作をonとし、送
信部9のデータ入力を符号部12に設定する。この設定
により、テレビカメラ19からのビデオ信号は、符号部
12で符号化され、送信部9に出力される。送信部9で
は、半導体レーザダイオードによって、波長λ1 =1.
40μmの光信号に変換され、合波器6を介して、光フ
ァイバー4上に送出される。続いて、端末Vにおいて
は、表1から判るとおり、λ1 =1.40μmの光信号
は、分波器5に入射後、直接合波器6に出射され、光フ
ァイバー4に入射する。又、端末VIにおいては、前述
の如く、サーバ16から送信不許可が指示されているの
で、分波器5から入射したλ1 =1.40μmの光信号
は、ただちに合波器に出射され、光ファイバー4に入射
する。続いて、端末Iにおいては、前述の如く、サーバ
16から受信許可が指示されているので、制御部10
は、光SW7のプリズム26をbの位置に設定するべく
制御するとともに、受信部8の出力先を復号部11と
し、復号部11の動作をonとする。端末Iの分波器5
に入射した波長λ1 =1.40μmの光信号は、光SW
7の光ファイバー24に入射し、プリズム26で反射さ
れ、光ファイバー25を伝送したのち、受信部8のP1
Nフォトダイオードで電気信号に変換される。このよう
にして、受信部8で電気信号に変換された端末IVから
のビデオ信号は、復号部11で所定の復号がなされたの
ち、ディスプレイ13上に出力される。
【0020】このように、端末IIから端末VIへのビ
デオ信号の伝送と、端末IVから端末Iへのビデオ信号
の伝送が行われている状態で、さらに端末Iの操作者か
ら、端末IIIへのビデオ信号の送信の要求が発生する
と、端末IのユーザI/F部17は、この伝送要求を制
御通信I/O15に出力する。制御通信部15は、制御
通信用伝送路を介して、サーバ16にこの伝送要求を送
信する。サーバ16は、表1に示される各端末の送受信
可能波長と、管理表に示された各端末の動作状況を用い
て、端末Iから端末IIIへの伝送が可能であることを
見出し、端末Iに送信許可を、端末IIIに受信許可を
指示すべく、制御通信用伝送路を用いて各端末に所定の
指示を伝送するとともに、管理表にこれらの指示を追加
記入する。
【0021】サーバからの指示を受けて、端末Iにおい
ては、制御部10は符号部12の動作をonとし、送信
部9のデータ入力を符号部12に設定する。この設定に
より、テレビカメラ19からのビデオ信号は符号部12
で符号化され、送信部9に出力される。送信部9では、
半導体レーザダイオードによって、波長λ3 =1.60
μmの光信号に変換され、合波器6を介して、光ファイ
バー4上に送出される。続いて、端末IIにおいては、
表1から判るとおり、λ3 =1.60μmの光信号は、
分波器5に入射後、直接後合波器6に出射され、光ファ
イバー4に入射する。
【0022】続いて、端末IIIにおいては、前述の如
くサーバ16から受信許可が指示されているので、制御
部10は光SW7のプリズム26をbの位置に設定する
べく制御するとともに、受信部8の出力先を復号部11
とし、復号部11の動作をonとする。端末Iの分波器
5に入射した波長λ3 =1.60μmの光信号は、光S
W7の光ファイバー24に入射し、プリズム26で反射
され、光ファイバー25を伝送したのち、受信部8のP
INフォトダイオードで電気信号に変換される。このよ
うにして、受信部8で電気信号に変換された。端末Iか
らのビデオ信号は、復号部11で所定の復号がなされた
のち、ディスプレイ13上に出力される。
【0023】このように、各端末の操作者から、ビデオ
信号の伝送要求が入力されると、サーバは表1の各端末
の送受信波長の割り当てと、管理表に示された各端末の
動作状況に応じて、伝送経路を見出し、各端末に所定の
指示を行う。又、各端末の動作状況から伝送経路がふさ
がっており、伝送が不可能な場合は、伝送要求を出した
端末に対して、伝送不許可を指示する。
【0024】(実施例2) 図4は本発明の第2の実施例を示す図であり、複数の波
長を多重するリング型光伝送路に接続する一端末内の、
伝送される複数の波長の内の所定の波長を透過または取
り込む透過取り込み手段の構成が示されている。本構成
を有する端末により、本発明のネットワークシステムを
実現することができる。
【0025】図4中、符号27は光ファイバー型の分岐
器であり、光ファイバー4を伝送される光信号を4つに
分岐し、フィルターA28、フィルターB29、フィル
ターC30、フィルターC33に出射する。符号28、
29はフィルターであり、誘電体多層膜を用いることに
より、特定の波長のみを透過する機能を有している。た
とえば、前述第1の実施例の端末Iにおいては、フィル
ターA28は、λ2=1.50μm、フィルターBはλ3
=0.60μmの波長の光のみを透過する。符号30及
び符号33も誘電体多層膜を用いたフィルターであり、
波長λrに対応した光のみを透過する。符号31はシャ
ッターであり、フィルターC30を透過した光信号を透
過又は遮断する。符号32は、合流器であり、フィルタ
ーA28、フィルターB29、フィルター31を透過し
た光信号及び送信部9から出力される波長λsの光信号
を合流し、光ファイバー4に出射する。すなわち本実施
例においては分岐器27、フィルタA〜C28,29,
30,33、シャッター31、及び合流器32によって
透過取り込み手段が構成されている。
【0026】本第2の実施例においては、サーバから受
信が指示されると、制御部はシャッター31を遮断す
る。又、サーバから透過が指示されると、制御部はシャ
ッター31を透過に設定する。本実施例においては、シ
ャッター31の応答が早いため、前述第1の実施例の光
SWを用いた構成よりも、よりすみやかに伝送路の設定
が行える。
【0027】(他の実施例)前記第1及び第2の実施例
では、全ての端末において、受信波長と送信波長を異な
らせるとしたが、一部の端末において受信波長と送信波
長を同一なものとしても構成可能である。波長の割当て
方も表1に限るものではない。
【0028】また、第1及び第2の実施例では、制御信
号伝送路は別に設けることとしたが、制御信号用に別の
波長を割当て、その波長を分波受信とする手段と、送信
手段を設けることによって主伝送路上に多重して制御信
号を送る構成も可能である。
【0029】
【表1】
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、各端末装置がネットワ
ークで使用される全波長の中の1つの波長の送信機能、
受信機能を持てばよいので、装置構成の簡略化、低コス
ト化を実現しつつも、ネットワークに収容できる端末装
置数を全波長数よりも多くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の構成図。
【図2】本発明の第1の実施例の分波器の構成図。
【図3】本発明の第1の実施例の光SWの構成図。
【図4】透過/分岐手段の第2の構成図。
【図5】従来例を示す図。
【符号の説明】
1、2、3 端末 4 光ファイバー 5 分波器 6 合波器 7 光スイッチ 8 受信部 9 送信部 16 サーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 14/00 H04B 10/20 H04J 14/02 H04L 12/42

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数N個の波長を多重して伝送する伝送
    路にM個(N<M)の端末装置を接続するネットワーク
    システムにおいて、 前記各端末装置は、 前記伝送路を伝送される複数N個の波長の内の予め前記
    各端末装置に割り当てられた1つの波長のみを分波する
    ことができ、該分波できる波長を透過するか、もしくは
    該分波した波長で送られてきた信号を受信すると共に前
    記伝送路から遮断するかを選択的に行い、分波できない
    波長は透過させ、 前記伝送路に信号を送信する場合は、予め前記各端末装
    置に割り当てられた1つの波長でのみ送信でき、 前記端末装置が端末装置間で通信する場合は、通信前に
    決められた特定の端末装置において、信号が伝送される
    波長を変更しながら行われることを特徴とするネットワ
    ークシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記分波できる波長と前記送信できる波長は異なる波長
    であることを特徴とするネットワークシステム。
JP09774193A 1993-04-23 1993-04-23 ネットワークシステム Expired - Fee Related JP3342093B2 (ja)

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JP09774193A JP3342093B2 (ja) 1993-04-23 1993-04-23 ネットワークシステム
EP94302907A EP0621700B1 (en) 1993-04-23 1994-04-22 Wavelength multiplexing network
AT94302907T ATE220834T1 (de) 1993-04-23 1994-04-22 Netzwerk mit wellenlängenmultiplex
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