JP2539468B2 - 加入者線光遠隔多重伝送方式 - Google Patents

加入者線光遠隔多重伝送方式

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JP2539468B2
JP2539468B2 JP62283272A JP28327287A JP2539468B2 JP 2539468 B2 JP2539468 B2 JP 2539468B2 JP 62283272 A JP62283272 A JP 62283272A JP 28327287 A JP28327287 A JP 28327287A JP 2539468 B2 JP2539468 B2 JP 2539468B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は局と光加入者間のデイジタル信号伝送を遠隔
装置を経由して行う加入者線光遠隔多重伝送方式に関す
る。
〔従来の技術〕
近年、光フアイバ伝送によるISDN(統合サービス・デ
イジタル網)計画が世界各国で盛んに検討されている。
第2図はその一例である(特開昭61−45699)。すな
わち、局内装置1より伝送されてきた波長λの光時分
割多重化信号を遠隔装置3で光信号のまま多重分離して
各加入者装置51〜5nに供給するに際し、遠隔装置3にお
いて局内装置1からの光時分割多重化信号を電気信号に
変換し、その変換出力によりフレーム同期をとり、光多
重分離のための光スイツチ12を制御し、各加入者装置51
〜5nへ分配を行い、逆に各加入者装置51〜5nから局内装
置1への送信信号は各加入者固有のPNパターン(PN1〜P
Nn)でスペクトラム拡散した後、波長λの光信号に変
換し、遠隔装置3のn対1のスターカプラ26で各加入者
装置51〜5nからの光信号を合波して局内装置1送出し、
局内装置1で光信号(波長λ)を電気信号に変換し、
スペクトラム拡散復調する方法である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
第2図に示す上記従来技術においては、各加入者から
送信される光信号を全て同一波長λに固定し、かつ安
定に保つことは極めて難しく、それぞれの光信号が独立
に変動する可能性が大きい。このように個々の加入者装
置の送信波長を同一値に、かつ長期的に安定に保つこと
が困難になつてくると、局内装置1のスペクトラム拡散
復調器の符号の同期確立時間が長くかかる、信号対雑音
比S/Nの劣化による伝送品質の低下、等の問題が生じて
くる。また上記波長変動範囲が大きい場合には同期はず
れによる通信不能を招いてしまう。
本発明の目的は上記従来の問題点を解決する方法を提
供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は各加入者送信光信号にそれぞれ異なるn個
の波長λ21〜λ2nを割り当てることにより達成される。
すなわち、各加入者装置はそれぞれ各加入者に割り当て
られた波長λ21〜λ2nの光送信回路を備え、前記光送信
回路より各加入者に割れ当てられた波長(λ21〜λ2n
内にいずれか1波長)の光信号を遠隔装置へ送る。遠隔
装置では各加入者より送られてきた光信号をn対1光ス
ターカプラで合波してそのまま局内装置へ送る。局内装
置では、合波して遠隔装置より送られてきた加入者送信
光信号を光分波器により各加入者送信光信号に分波し、
それぞれ各加入者に対応する受信回路で光信号を電気信
号に変換する。
局内装置から加入者に送られる光信号は従来技術のま
まで可能なので記載を略す。
〔作用〕
本発明の方法では、各加入者送信光信号はそれぞれ割
り当てられた別個の波長に分割して遠隔装置に送られ、
遠隔装置のスターカプラで前記光信号は合波・波長多重
化されて局内装置に送られ、局内装置の分波器で各加入
者送信光信号に分波されて電気信号に変換される。した
がつて従来のスペクトラム拡散伝送方式で問題になつた
各加入者送信装置の波長の不均一性や不安定性による障
害(同期確立時間が長くなる、S/N劣化を招く等)が起
こらない。また、各加入者装置に必要な光源の波長同一
性を確保するための光源の選別、遠隔装置に設ける各加
入者送信光信号用のアイソレータ、あるいはスペクトラ
ム拡散変復調装置を必要としないのでコスト低減が図れ
る。
〔実施例〕
以下、第1図に示す本発明の一実施例を説明する。従
来例と同じように1個の局内装置1と遠隔装置3が1本
の光フアイバ伝送路2で接続され、遠隔装置3にはn個
の加入者装置5-1〜5-nがそれぞれの光フアイバ伝送路4
-1〜4-nを介して接続される。加入者装置は5-1〜5-n
示す装置と同様の構成である。
まず、局内装置1から各加入者装置5-1〜5-nへ送られ
る信号伝送について説明する。光送信回路8から送信さ
れる波長λの光信号は分波器9,光フアイバ伝送路2を
介して遠隔装置3へ送られる。遠隔装置3にある分波器
10により局内装置1から送られてきた波長λの多重化
信号は時分割光スイツチ部31に入力される。この時分割
光スイツチ部31は従来例と同じ様に波長λの光信号を
受信回路で電気信号に変換復調し、その復調出力からフ
レーム同期回路で光多重分離のための同期信号をとり出
し、その同期信号で時分割光スイツチ駆動制御回路を制
御する。こうして制御された時分割光スイツチにより入
力情報信号IN1〜INnはそれぞれの加入者用光フアイバ4
-1〜4-nに順次分波伝送され、それぞれの加入者装置5-1
〜5-nへ送られ、各加入者装置5-1〜5-nに設けた光受信
回路で変換復調する。
次に各加入者装置5-1〜5-nから局内装置1へ送られる
信号伝送について説明する。各加入者装置5-1〜5-nに割
り当てた波長λ21〜λ2nを発振光信号波長とする送信回
路24-1〜24-nによりそれぞれの加入者入力情報信号I
N1′〜INn′がそぞれ対応する波長λ21〜λ2nに変換さ
れ、それぞれの分波器18-1〜18-nと加入者用光フアイバ
4-1〜4-nを介して遠隔装置3へ送られる。遠隔装置3で
は、波長λ21〜λ2nの光信号がそれぞれ対応する分波器
17-1〜17-nを介して1対n光スターカプラ26で合波され
る。ここで従来例のように分波器17-1〜17-nと1対n光
スターカプラ26との間にそれぞれアイソレータを挿入す
ることは必要ない。なぜならば、各分波器はそれぞれに
割り当てられた波長の光信号のみに通過させるバンドパ
スフイルタとして作用しているため、各分波器に割り当
てられた以外の波長の光信号は分波器でカツトされ各加
入者装置への他の加入者入力情報信号がもれこむことが
ない。これは本発明の方式の特徴の一つである。合波さ
れた各加入者入力情報信号IN1′〜INn′は光フアイバ伝
送路2を通つて局内装置1へ送られ、局内装置1の分波
器9でそれぞれの加入者入力情報信号に分波され、それ
ぞれ加入者に対応する光受信回路271〜27nで電気信号に
変換復調される。
以上のようにして局−光加入者間は遠隔装置を経由し
て双方向伝送を行う。
なお各加入者装置から送信する光源には半導体レーザ
の発振波長を選別して用いることができるが、発光ダイ
オードや例えば白色光源等の光信号をフイルタで切り出
して用いることも可能である。
ここで、局から加入者装置へ送る光信号の波長λ
各加入者装置から局へ送る光信号の波長λ21〜λ2nの関
係と局内装置の分波器9の構成について述べる。第3図
(a),(b)に本実施例で適用を考えている波長λ
とλ21〜λ2nの関係を示すスペクトラム同図(c)に分
波器9の構成の概略図を示す。第3図(a),(b)か
らわかるように波長λに対し波長λ21〜λ2nを1グル
ープとして扱えるような波長スペクトラムの関係を作
る。前記のようなスペクトラムの関係より分波器9とし
て(c)に示す構成を考えることができる。方向性結合
器やグレーテイング素子等で構成可能な合分波器33を介
して局送信の光時分割多重化信号λは光フアイバ伝送
路2へ送られ、光フアイバ伝送路2を経由して送られて
くる加入者入力情報光信号λ21〜λ2nは分波器32へ送ら
れる。分波器32はマツハツエンダ型干渉計やチユーナブ
ル光フイルタで構成されており、これにより波長多重化
されて送られてきた加入者入力情報光信号λ21〜λ2n
それぞれ光信号に分波され、各受信回路271〜27nへ送ら
れる。
〔発明の効果〕 本発明によれば、局内から各加入者装置内への光伝送
には従来技術をそのまま用い、各加入者装置内から局内
への光伝送を行うに際し、各加入者装置に対応するそれ
ぞれ波長の異なる光信号を割り当て、従来技術で用いる
光フアイバ伝送路を用いて局内へ伝送後、各加入者から
の光信号に分波して双方向伝送を行うもので、その結
果、同期確立時間が不要となり、かつ高S/Nを図ること
ができる。
さらに、実施例(第1図)でも述べたように、従来技
術では必要となる遠隔装置内のアイソレータが不要とな
るのでコスト低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例になる加入者線光遠隔多重伝
送方式のブロツク図、第2図は従来の加入者線光遠隔多
重伝送方式の概略ブロツク図、第3図(a),(b)は
局入力光時分割多重化信号と加入者入力情報光信号の波
長スペクトラム図、同図(c)は分波器9の構成の概略
ブロツク図である。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−62750(JP,A) 特開 昭61−61596(JP,A) 特開 昭61−203750(JP,A) 特開 昭62−206997(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】局内装置の光送信回路より波長λの光時
    分割多重化信号を遠隔装置に送り、遠隔装置では時分割
    光スイツチにより前記光時分割多重化信号を各加入者に
    分配伝送し、各加入者装置受信部で前記遠隔装置から分
    配された波長λの光信号を電気信号に変換し、逆に各
    加入者装置送信部では各加入者に割り当てた個別の波長
    λ21〜λ2nの光信号を用いて遠隔装置に送り、遠隔装置
    では前記波長λ21〜λ2nの加入者送信信号をn対1スタ
    ーカプラーで合波し局内装置へ伝送し、局内装置では合
    波された加入者送信々号を分波し、各加入者に割り当て
    た光受信回路で前記各加入者送信信号を電気信号に変換
    し、双方向伝送を行うことを特徴とする加入者線光遠隔
    多重伝送方式。
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