JPS5937769Y2 - 分岐型光スイツチ - Google Patents
分岐型光スイツチInfo
- Publication number
- JPS5937769Y2 JPS5937769Y2 JP5049679U JP5049679U JPS5937769Y2 JP S5937769 Y2 JPS5937769 Y2 JP S5937769Y2 JP 5049679 U JP5049679 U JP 5049679U JP 5049679 U JP5049679 U JP 5049679U JP S5937769 Y2 JPS5937769 Y2 JP S5937769Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical
- optical fiber
- switch
- light
- photochromic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は光信号がON、OFFできる分岐型光スイッチ
に関するものである。
に関するものである。
従来のこの稲光スイッチとしては、電気または磁気など
によりスイッチング素子の光学的特性を変化させるタイ
プのものが種々提供されているが、この従来例の場合に
は改善の余地が多分に残されている。
によりスイッチング素子の光学的特性を変化させるタイ
プのものが種々提供されているが、この従来例の場合に
は改善の余地が多分に残されている。
例えば、電圧により誘起される屈折率の異方性によって
、伝播する光の偏波面を変化させ、これによりスイッチ
ングさせるようにしたタイプでは、スイッチングされる
光信号はある一定の偏波方向を有しでいなければならず
、どのようなモードの光信号でもスイッチングできるも
のではない。
、伝播する光の偏波面を変化させ、これによりスイッチ
ングさせるようにしたタイプでは、スイッチングされる
光信号はある一定の偏波方向を有しでいなければならず
、どのようなモードの光信号でもスイッチングできるも
のではない。
従ってこのような光スィッチを光ファイバに結合する場
合では、モード変換を効率よく行なわせる素子が必要に
なると共に当該スイッチ機構部への電気配線も必要とな
り、この結果、光伝送路としての光ファイバ、光ケーブ
ル等へ当該スイッチを組みこむのが面倒になると共にそ
の構造も複雑化して嵩張るようになり、特に信号の発信
地、受信地、中継地などからみた遠方の箇所にスイッチ
を設けるような場合、電気配線までを要する構造のもの
は光通信用としての実用面から適切でない。
合では、モード変換を効率よく行なわせる素子が必要に
なると共に当該スイッチ機構部への電気配線も必要とな
り、この結果、光伝送路としての光ファイバ、光ケーブ
ル等へ当該スイッチを組みこむのが面倒になると共にそ
の構造も複雑化して嵩張るようになり、特に信号の発信
地、受信地、中継地などからみた遠方の箇所にスイッチ
を設けるような場合、電気配線までを要する構造のもの
は光通信用としての実用面から適切でない。
本考案は上記の問題点に鑑み、格別のモード変換素子を
用いずとも光スィッチを光ファイバや光ケーブル等へ直
接装着した状態で各種モードの光信号がスイッチ制御で
きるようにすると共に電気配線などの無、駄も省略し、
以ってこの稲光スイッチの組つけ操作の簡易化、構造の
簡潔化および小型化などを計るようにしたもので、以下
その構成を図示の実施例により説明する。
用いずとも光スィッチを光ファイバや光ケーブル等へ直
接装着した状態で各種モードの光信号がスイッチ制御で
きるようにすると共に電気配線などの無、駄も省略し、
以ってこの稲光スイッチの組つけ操作の簡易化、構造の
簡潔化および小型化などを計るようにしたもので、以下
その構成を図示の実施例により説明する。
第1図において、1. 2. 3は何れも光ファイバで
あり、このうち、光ファイバ1は光信号伝送用、光ファ
イバ2は紫外光線の伝送用となっていると共にこれら両
光ファイバ1,2はそれぞれの両端に分岐端部1a、2
aと結合端部1b、2bを有した通常の光ファイバより
なっている。
あり、このうち、光ファイバ1は光信号伝送用、光ファ
イバ2は紫外光線の伝送用となっていると共にこれら両
光ファイバ1,2はそれぞれの両端に分岐端部1a、2
aと結合端部1b、2bを有した通常の光ファイバより
なっている。
一方、残る光ファイバ3は一端に光入射端部3a、他端
に光出射端部3bを有したフォトクロミック型となって
お゛す、この光ファイバ3はそのクラッドが5iOz、
An203. B2O3,Na2Oなどによる多成分
ガラスにより形成されていると共にコアは上記多成分ガ
ラスにAgCρがドープされたガラス組成物によりフォ
トクロミック型に形成され、そしてこの光ファイバ3の
場合、そのコアに紫外光線を照射したとき、これが変色
して赤外光線または可視光線の光信号の透過が遮断でき
ると共に紫外光線の照射を止めたときは光信号が透過で
きるようになっている。
に光出射端部3bを有したフォトクロミック型となって
お゛す、この光ファイバ3はそのクラッドが5iOz、
An203. B2O3,Na2Oなどによる多成分
ガラスにより形成されていると共にコアは上記多成分ガ
ラスにAgCρがドープされたガラス組成物によりフォ
トクロミック型に形成され、そしてこの光ファイバ3の
場合、そのコアに紫外光線を照射したとき、これが変色
して赤外光線または可視光線の光信号の透過が遮断でき
ると共に紫外光線の照射を止めたときは光信号が透過で
きるようになっている。
これらの各光ファイバ1. 2. 3は、第1図のごと
く、熱融着か接着剤などによる接着手段を介して結合端
部1b、2bと光入射端部3aとが光学的に相対接続さ
れ、これにより光スィッチが槽底されたものである。
く、熱融着か接着剤などによる接着手段を介して結合端
部1b、2bと光入射端部3aとが光学的に相対接続さ
れ、これにより光スィッチが槽底されたものである。
本考案の光スィッチが上記の実施例からなる場合、光フ
ァイバ、光ケーブル等よりなる各光伝送線A、 B、
Cを光ファイバ1の分岐端部1a、光ファイバ2の
分岐端部2a、光ファイバ3の光出射端部3bにそれぞ
れ接続し、通常の信号伝送時にはHe−Neランプによ
り得られる波長0.63μm程度の光信号を、光伝送線
Aから光ファイバ1、さらに光ファイバ3から光伝送線
Cへと伝送するのであり、この光信号伝送状態を遮断す
る場合には、Hgランプにより得られる波長300〜4
80μm程度のコントロール光線(紫外光線)を、光伝
送線Bから光ファイバ2へと送り、さらに光ファイバ3
へと到達させるのである。
ァイバ、光ケーブル等よりなる各光伝送線A、 B、
Cを光ファイバ1の分岐端部1a、光ファイバ2の
分岐端部2a、光ファイバ3の光出射端部3bにそれぞ
れ接続し、通常の信号伝送時にはHe−Neランプによ
り得られる波長0.63μm程度の光信号を、光伝送線
Aから光ファイバ1、さらに光ファイバ3から光伝送線
Cへと伝送するのであり、この光信号伝送状態を遮断す
る場合には、Hgランプにより得られる波長300〜4
80μm程度のコントロール光線(紫外光線)を、光伝
送線Bから光ファイバ2へと送り、さらに光ファイバ3
へと到達させるのである。
この場合、紫外光線よりなるコントロール光線を受けた
フォトクロミック型の光ファイバ3は該紫外光線により
変色して光信号の透過を阻止するようになり、従って光
信号はここで遮断されることになる。
フォトクロミック型の光ファイバ3は該紫外光線により
変色して光信号の透過を阻止するようになり、従って光
信号はここで遮断されることになる。
また、光フアイバ2側からのコントロール光線(紫外光
線)の伝送を止めると、上記光ファイバ3は元の状態に
復帰し、光信号を所定方向へ透過させるようになる。
線)の伝送を止めると、上記光ファイバ3は元の状態に
復帰し、光信号を所定方向へ透過させるようになる。
第2図は上記におけるコントロール光線により光信号が
0N−OFF制御される状態を経時的に示したものであ
り、この図で明らかなごとく、光信号は数秒でOFFさ
れ、また、数秒でONされるようになる。
0N−OFF制御される状態を経時的に示したものであ
り、この図で明らかなごとく、光信号は数秒でOFFさ
れ、また、数秒でONされるようになる。
上記の通り本考案によるときは、通常の光ファイバとフ
ォトクロミック型の光ファイバとを光学的に三本組合せ
るだけで光スィッチが槽底でき、従って構造が簡単で嵩
張りのない小型化が計れるといった低次元のメリットだ
けでなく、格別なモード変換素子を用いずども直接光伝
送路に装着して各種モードの光信号をスイッチ制御でき
るといった高度の効果が得られ、また、コントロール光
線用として光ケーブル中の光ファイバを活用できるので
電気配線するごとき面倒がないと共に遠方からのコント
ロールも簡易に行え、さらに各構成部材がガラス材を主
体としているので長期にわたる安定性能も確保できる。
ォトクロミック型の光ファイバとを光学的に三本組合せ
るだけで光スィッチが槽底でき、従って構造が簡単で嵩
張りのない小型化が計れるといった低次元のメリットだ
けでなく、格別なモード変換素子を用いずども直接光伝
送路に装着して各種モードの光信号をスイッチ制御でき
るといった高度の効果が得られ、また、コントロール光
線用として光ケーブル中の光ファイバを活用できるので
電気配線するごとき面倒がないと共に遠方からのコント
ロールも簡易に行え、さらに各構成部材がガラス材を主
体としているので長期にわたる安定性能も確保できる。
第1図は本考案光スィッチのl実施例を示した説明図、
第2図は同スイッチの制御特性図である。 1・・・・・・光信号伝送用の光ファイバ、1a・・・
・・・分岐端部、1b・・・・・・結合端部、2・・・
・・・紫外光線用の光ファイバ、2a・・・・・・分岐
端部、2b・・・・・・結合端部、3・・・・・・フォ
トクロミック型光ファイバ、3a・・・・・・光入射端
部、3b・・・・・・光出射端部。
第2図は同スイッチの制御特性図である。 1・・・・・・光信号伝送用の光ファイバ、1a・・・
・・・分岐端部、1b・・・・・・結合端部、2・・・
・・・紫外光線用の光ファイバ、2a・・・・・・分岐
端部、2b・・・・・・結合端部、3・・・・・・フォ
トクロミック型光ファイバ、3a・・・・・・光入射端
部、3b・・・・・・光出射端部。
Claims (1)
- 分岐端部と結合端部とを有した光信号伝送用の光ファイ
バ、同じく分岐端部と結合端部とを有した紫外光線用の
光ファイバ、ならびに光入射端部と光出射端部とを有し
たフォトクロミック型の光ファイバよりなり、光信号伝
送用および紫外光線用の両光ファイバにおける結合端部
と、フォトクロミック型光ファイバの光入射端部とを光
学的に接続してなる分岐型光スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5049679U JPS5937769Y2 (ja) | 1979-04-16 | 1979-04-16 | 分岐型光スイツチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5049679U JPS5937769Y2 (ja) | 1979-04-16 | 1979-04-16 | 分岐型光スイツチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55149705U JPS55149705U (ja) | 1980-10-28 |
JPS5937769Y2 true JPS5937769Y2 (ja) | 1984-10-19 |
Family
ID=28938072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5049679U Expired JPS5937769Y2 (ja) | 1979-04-16 | 1979-04-16 | 分岐型光スイツチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5937769Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-04-16 JP JP5049679U patent/JPS5937769Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55149705U (ja) | 1980-10-28 |
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