JP3395127B2 - 光交換機 - Google Patents
光交換機Info
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- JP3395127B2 JP3395127B2 JP18715998A JP18715998A JP3395127B2 JP 3395127 B2 JP3395127 B2 JP 3395127B2 JP 18715998 A JP18715998 A JP 18715998A JP 18715998 A JP18715998 A JP 18715998A JP 3395127 B2 JP3395127 B2 JP 3395127B2
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- optical switch
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- Optical Integrated Circuits (AREA)
- Optical Modulation, Optical Deflection, Nonlinear Optics, Optical Demodulation, Optical Logic Elements (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は光ファイバまた光
導波路より成る加入者光線路間を切り換え接続する光交
換機に関し、光信号を電気信号に変換して電子的に交換
するのでなく、光信号のまま交換するようにしたもので
ある。
導波路より成る加入者光線路間を切り換え接続する光交
換機に関し、光信号を電気信号に変換して電子的に交換
するのでなく、光信号のまま交換するようにしたもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】従来の技術では、図２に示すように光フ
ァイバまたは光導波路より成る加入者線路Ａ1 〜Ａm 及
びＡm+1 〜Ａm+n の任意の線路間を切り換え接続する場
合、加入者線路Ａ1 〜Ａm 及びＡm+1 〜Ａm+n の交換機
側の端部に光電交換装置１及び２をそれぞれ設けて光信
号を電気信号に変換し、加入者線路Ａ1 〜Ａm ，Ａm+1
〜Ａm+n に対応する電気配線ａ1 〜ａm ，ａm+1 〜ａ
m+n の任意の配線間を電子交換機２により切り換え接続
するものであった。
ァイバまたは光導波路より成る加入者線路Ａ1 〜Ａm 及
びＡm+1 〜Ａm+n の任意の線路間を切り換え接続する場
合、加入者線路Ａ1 〜Ａm 及びＡm+1 〜Ａm+n の交換機
側の端部に光電交換装置１及び２をそれぞれ設けて光信
号を電気信号に変換し、加入者線路Ａ1 〜Ａm ，Ａm+1
〜Ａm+n に対応する電気配線ａ1 〜ａm ，ａm+1 〜ａ
m+n の任意の配線間を電子交換機２により切り換え接続
するものであった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】 従来の技術では、
加入者光線路Ａｉとして光ファイバまたは光導波路を用
いることによって、伝送周波数帯域、従って伝送可能な
情報量が飛躍的に拡大したにもかかわらず、各加入者光
線路の光信号を光電変換して、電子交換機２により交換
を行っており、交換機２内の接続経路を含む電気的経路
の伝送周波数帯域、従って伝送可能な情報量は、光伝送
路に比較して極めて小さいため、結果として、加入者間
で大量の情報の伝送ができないと言う問題があった。 各加入者線路Ａｉごとに交換機側端末部に光電変換
回路を設ける必要があり、それだけ交換システムが複雑
となる問題があった。
加入者光線路Ａｉとして光ファイバまたは光導波路を用
いることによって、伝送周波数帯域、従って伝送可能な
情報量が飛躍的に拡大したにもかかわらず、各加入者光
線路の光信号を光電変換して、電子交換機２により交換
を行っており、交換機２内の接続経路を含む電気的経路
の伝送周波数帯域、従って伝送可能な情報量は、光伝送
路に比較して極めて小さいため、結果として、加入者間
で大量の情報の伝送ができないと言う問題があった。 各加入者線路Ａｉごとに交換機側端末部に光電変換
回路を設ける必要があり、それだけ交換システムが複雑
となる問題があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】（１） 請求項１の発明
は、光ファイバまたは光導波路より成る加入者光線路間
を切り換え接続する光交換機に関する。請求項１では特
に、光の焦点の移動経路に沿って、加入者光線路間に光
導波路を形成したり、その光導波路を消滅させる接続材
料ブロックと、レーザ光源と、そのレーザ光源の光を収
束させて接続材料ブロック内に焦点を結ぶレンズと、
レーザ光源及びレンズを動かし、接続材料ブロック内に
前記焦点を連続的に移動させる光学系可動機構と、レー
ザ光源の光量を変化させて光導波路を消滅させる光量制
御手段とを具備するものである。 （２） 請求項２の発明は、前記（１）において、接続
材料ブロックが、フォトリフラクティブ効果（非線形光
学効果の一種で、光の照射により屈折率が変化する現
象）をもつ材料より成るものである。 （３） 請求項３の発明は、前記（２）において、フォ
トリフラクティブ効果を持つ材料としてニオブ酸リチウ
ム（ＬｉＮｂＯ3 ）を用いるものである。 （４） 請求項４の発明は、前記（１）において、接続
材料ブロックが相変化材料より成るものである。 （５） 請求項５の発明は、前記（４）において、相変
化材料としてＧｅＳｂＴｅ，ＩｎＳｅＴｌ，ＴｅＧｅＳ
ｎＡｕまたはＳｂＳｅＢｉを用いるものである。
は、光ファイバまたは光導波路より成る加入者光線路間
を切り換え接続する光交換機に関する。請求項１では特
に、光の焦点の移動経路に沿って、加入者光線路間に光
導波路を形成したり、その光導波路を消滅させる接続材
料ブロックと、レーザ光源と、そのレーザ光源の光を収
束させて接続材料ブロック内に焦点を結ぶレンズと、
レーザ光源及びレンズを動かし、接続材料ブロック内に
前記焦点を連続的に移動させる光学系可動機構と、レー
ザ光源の光量を変化させて光導波路を消滅させる光量制
御手段とを具備するものである。 （２） 請求項２の発明は、前記（１）において、接続
材料ブロックが、フォトリフラクティブ効果（非線形光
学効果の一種で、光の照射により屈折率が変化する現
象）をもつ材料より成るものである。 （３） 請求項３の発明は、前記（２）において、フォ
トリフラクティブ効果を持つ材料としてニオブ酸リチウ
ム（ＬｉＮｂＯ3 ）を用いるものである。 （４） 請求項４の発明は、前記（１）において、接続
材料ブロックが相変化材料より成るものである。 （５） 請求項５の発明は、前記（４）において、相変
化材料としてＧｅＳｂＴｅ，ＩｎＳｅＴｌ，ＴｅＧｅＳ
ｎＡｕまたはＳｂＳｅＢｉを用いるものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】この発明の実施例を図１に、図２
と対応する部分に同じ符号を付けて示す。この発明の光
交換機１０は、光の焦点の移動経路に沿って、加入者光
線路Ａ1 〜Ａ m+ｎ 間に光導波路１１を形成したり、そ
の光導波路１１を消滅させる接続材料ブロック１２と、
レーザ光源１３と、そのレーザ光源１３の光Ｌを収束さ
せて接続材料ブロック１２内に焦点Ｐを結ぶレンズ１４
と、レーザ光源１３及びレンズ１４を動かし、接続材料
ブロック１２内に焦点Ｐを連続的に移動させる光学系可
動機構１５と、レーザ光源１３の光量を変化させて光導
波路１１を消滅させる光量制御手段１６とより構成され
る。
と対応する部分に同じ符号を付けて示す。この発明の光
交換機１０は、光の焦点の移動経路に沿って、加入者光
線路Ａ1 〜Ａ m+ｎ 間に光導波路１１を形成したり、そ
の光導波路１１を消滅させる接続材料ブロック１２と、
レーザ光源１３と、そのレーザ光源１３の光Ｌを収束さ
せて接続材料ブロック１２内に焦点Ｐを結ぶレンズ１４
と、レーザ光源１３及びレンズ１４を動かし、接続材料
ブロック１２内に焦点Ｐを連続的に移動させる光学系可
動機構１５と、レーザ光源１３の光量を変化させて光導
波路１１を消滅させる光量制御手段１６とより構成され
る。
【０００６】光導波路１１を消滅させるには、焦点Ｐを
光導波路１１に沿って移動させながら、光量を次第に弱
めたり、急激に強めたりする動作を繰り返す。接続材料
ブロック１２として、ニオブ酸リチウム（ＬｉＮｂ
Ｏ3 ）のようなフォトリフラクティブ効果（非線形光学
効果の一種であり、光の照射により屈折率が変化する現
象）を持つ材料を用いることができる。また他の方法と
してＧｅＳｂＴｅ，ＩｎＳｅＴｌ，ＴｅＧｅＳｎＡｕ，
ＳｂＳｅＢｉのような相変化材料を用いることができ
る。
光導波路１１に沿って移動させながら、光量を次第に弱
めたり、急激に強めたりする動作を繰り返す。接続材料
ブロック１２として、ニオブ酸リチウム（ＬｉＮｂ
Ｏ3 ）のようなフォトリフラクティブ効果（非線形光学
効果の一種であり、光の照射により屈折率が変化する現
象）を持つ材料を用いることができる。また他の方法と
してＧｅＳｂＴｅ，ＩｎＳｅＴｌ，ＴｅＧｅＳｎＡｕ，
ＳｂＳｅＢｉのような相変化材料を用いることができ
る。
【０００７】
【発明の効果】 従来の技術では各加入者光線路Ａｉ
の光信号を光電変換して、電子交換機２により交換して
いたのに対して、この発明では、光信号のまま交換する
ようにしたので、加入者間の伝送可能な情報量を大幅に
増加させることができる。 従来、各加入者光線路Ａｉごとに設けていた光電変
換回路Ｃｉが不要となり、交換システムを簡単化でき
る。
の光信号を光電変換して、電子交換機２により交換して
いたのに対して、この発明では、光信号のまま交換する
ようにしたので、加入者間の伝送可能な情報量を大幅に
増加させることができる。 従来、各加入者光線路Ａｉごとに設けていた光電変
換回路Ｃｉが不要となり、交換システムを簡単化でき
る。
【図１】この発明の実施例を示す原理的なブロック図。
【図２】従来の加入者光線路を用いた交換システムのブ
ロック図。
ロック図。
Claims (5)
- 【請求項１】 光ファイバまたは光導波路より成る加入
者光線波路間を切り換え接続する光交換機において、 光の焦点の移動経路に沿って、前記加入者光線路間に光
導波路を形成したり、その光導波路を消滅させる接続材
料ブロックと、 レーザ光源と、 そのレーザ光源の光を収束させて前記接続材料ブロック
内に焦点を結ぶレンズと、 前記レーザ光源及びレンズを動かし、前記接続材料ブロ
ック内に前記焦点を連続的に移動させる光学系可動機構
と、 前記レーザ光源の光量を変化させて前記光導波路を消滅
させる光量制御手段とを具備することを特徴とする光交
換機。 - 【請求項２】 請求項１において、前記接続材料ブロッ
クが、フォトリフラクティブ効果（非線形光学効果の一
種で、光の照射により屈折率が変化する現象）をもつ材
料より成ることを特徴とする光交換機。 - 【請求項３】 請求項２において、前記フォトリフラク
ティブ効果を持つ材料としてニオブ酸リチウム（ＬｉＮ
ｂＯ3 ）を用いることを特徴とする光交換機。 - 【請求項４】 請求項１において、前記接続材料ブロッ
クが相変化材料より成ることを特徴とする光交換機。 - 【請求項５】 請求項４において、前記相変化材料とし
てＧｅＳｂＴｅ，ＩｎＳｅＴｌ，ＴｅＧｅＳｎＡｕまた
はＳｂＳｅＢｉを用いることを特徴とする光交換機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18715998A JP3395127B2 (ja) | 1998-07-02 | 1998-07-02 | 光交換機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18715998A JP3395127B2 (ja) | 1998-07-02 | 1998-07-02 | 光交換機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000019571A JP2000019571A (ja) | 2000-01-21 |
| JP3395127B2 true JP3395127B2 (ja) | 2003-04-07 |
Family
ID=16201168
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18715998A Expired - Fee Related JP3395127B2 (ja) | 1998-07-02 | 1998-07-02 | 光交換機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3395127B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6438295B1 (en) | 1999-10-05 | 2002-08-20 | Nortel Networks Limited | Adaptive optical waveguide router |
| US6785439B2 (en) * | 2002-01-29 | 2004-08-31 | Agilent Technologies, Inc. | Switching using three-dimensional rewriteable waveguide in photosensitive media |
| JP4534448B2 (ja) * | 2003-08-21 | 2010-09-01 | 横河電機株式会社 | マトリックス光スイッチ |
-
1998
- 1998-07-02 JP JP18715998A patent/JP3395127B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2000019571A (ja) | 2000-01-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20021224 |
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