JPH04138091U - 電動ホイスト - Google Patents

電動ホイスト

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Publication number
JPH04138091U
JPH04138091U JP4448991U JP4448991U JPH04138091U JP H04138091 U JPH04138091 U JP H04138091U JP 4448991 U JP4448991 U JP 4448991U JP 4448991 U JP4448991 U JP 4448991U JP H04138091 U JPH04138091 U JP H04138091U
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JP
Japan
Prior art keywords
hoist
electric
hook
attached
hoists
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4448991U
Other languages
English (en)
Inventor
達哉 須藤
鉄之助 小久保
Original Assignee
株式会社明電舎
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Publication date
Application filed by 株式会社明電舎 filed Critical 株式会社明電舎
Priority to JP4448991U priority Critical patent/JPH04138091U/ja
Publication of JPH04138091U publication Critical patent/JPH04138091U/ja
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  • Control And Safety Of Cranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電動ホイストによって長尺物を安定して搬送
する。 【構成】 電動ホイストにおいて、並設された一対の第
1ホイスト11と第2ホイスト21との各巻上げ電動機
17,27によって回転する回転ドラム14,24の回
転軸19,29を連結軸31によって一体回転可能に駆
動連結し、各ホイスト11,21を同調して駆動させ、
荷を巻上げ巻下げする各フック18,28が上下の位置
ずれをおこすことなく同期して移動させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電動機を用いてドラムを減速回転させることによって荷を巻上げ及び 巻き下げする電動ホイストに関する。
【0002】
【従来の技術】
図8に従来のダブルレール形電動ホイストを示す。同図に示すように、電動ホ イスト101は、駆動輪102と従動輪103とが装着された台車104と、こ の台車104を走行レール105に沿って走行させる走行装置106と、先端に フック107を有するワイヤロープ108を巻取るドラム109と、ドラム10 9を駆動する電動機110とを備えている。
【0003】 而して、ホイスト101は走行装置106によって走行レール105に沿って 移動し、所定の位置にて電動機110を駆動してワイヤロープを巻上げ、また、 巻下げてフック107に支持された荷を搬送する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
電動ホイストを用いて長尺物を搬送したい場合、上述した従来の電動ホイスト ではフック107が一つしかないためにこの長尺物を支持することができない。 そこで、電動ホイストによって長尺物を支持するために2つの電動ホイストを走 行レール上に移動自在に支持すると共に両者の台車を連結部材で一体に連結し、 各電動ホイストの2つのフックによって長尺物を支持できるようにしたものが考 えられている。
【0005】 ところが、長尺物を支持できるように2つの電動ホイストの台車を連結部材で 一体に連結してもフックを上下動させる電動機はそれぞれ独立して駆動するため 、各電動ホイストにおけるフックの位置がずれて荷重のアンバランスが生じ、長 尺物を確実に支持できないという問題がある。そして、各フックの位置をその都 度調整することは作業を煩雑としてしまう。
【0006】 また、1つの電動ホイストに2つのフックを設けることも考えられるが、1つ の電動機で2つのフックを上下動しなければならず、構造が複雑となるばかりで なく、各フックの間隔に限界があり、汎用性にかけるという問題がある。
【0007】 本考案はこのような問題を解決するものであって、長尺物を安定して搬送する ことのできる電動ホイストを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するための本考案の電動ホイストは、並設された一対のホイ ストの各巻上げ電動機の回転軸を連結軸によって一体回転可能に駆動連結したこ とを特徴とするものである。
【0009】
【作用】
走行レールに沿って移動自在な一対のホイストの各巻上げ電動機の回転軸を連 結軸によって一体回転可能に駆動連結したことで、各ホイストは同調して作動し 、フックの位置ずれをおこすことがない。
【0010】
【実施例】
以下、図面に基づいて本考案の実施例を詳細に説明する。
【0011】 図1及び図2に本考案の一実施例に係る電動ホイスト、図3に一対のホイスト の連結部を示す。
【0012】 図1及び図2に示すように、本実施例の電動ホイストは懸架据置タイプのロー ヘッド形であって、並設された一対のホイストの各巻上げ電動機の回転軸を連結 軸によって一体回転可能に駆動連結してある。
【0013】 第1ホイスト11はフレーム12が所定の位置に固設され、このフレーム12 に外周にワイヤロープ13が巻装された回転ドラム14が回転自在に取付けられ ている。そして、フレーム12の一端(図1において左端)に減速機15及びブ レーキ16が取付けられ、フレーム12の他端(図1において右端)に電動機1 7が取付けられている。また、ワイヤロープ13の端部にはフック18が装着さ れている。従って、電動機17によって回転ドラム14を駆動回転させてフック 18を上下動させることができるようになっている。
【0014】 一方、第2ホイスト21も第1ホイスト11とほぼ同様の構造をなし、所定の 位置に固設されたフレーム22にワイヤロープ23が巻装された回転ドラム24 が回転自在に取付けられ、フレーム22の一端(図1において左端)に減速機2 5が、他端(図1において右端)にブレーキ26及び電動機27がそれぞれ取付 けられている。そして、ワイヤロープ23の端部にはフック28が装着されてい る。従って、電動機27によって回転ドラム24を駆動回転させてフック28を 上下動させることができるようになっている。
【0015】 図1及び図3に示すように、第1ホイスト11の電動機17の駆動軸19と第 2ホイスト21の減速機25の回転軸29との間には連結軸31が介在し、それ ぞれ対向する端部が連結部材32,33によって連結されている。また、連結軸 31にはカバー34が取付けられている。従って、第1ホイスト11の駆動軸1 9と第2ホイスト21の回転軸29とは一体回転可能に駆動連結される。
【0016】 而して、第1ホイスト11の駆動軸19と第2ホイスト21の回転軸29とは 一体に駆動連結されることとなり、第1及び第2ホイスト11,21の各回転ド ラム14,24は同期して回転駆動することができる。従って、各フック18, 28は互いに上下の位置ずれをおこすことなく、同期して移動することができる 。また、第1ホイスト11の駆動軸19と第2ホイスト21の回転軸29とは連 結軸31によって連結されているので、吊り荷に合わせてこの連結軸31を長さ の異なるものと交換するだけで各フック52,72の間隔を調整することができ る。
【0017】 図4及び図5に本考案の他の実施例に係る電動ホイスト、図3に一対のホイス トの連結部、図7に電気ケーブルの取付状態を示す。
【0018】 図1及び図2に示すように、本実施例の電動ホイストは横行タイプであって、 第1ホイスト41はフレーム42に駆動輪43と従動輪44が装着され、走行装 置45によって走行レール46に沿って走行できるようになっている。そして、 フレーム42にはワイヤロープ47が巻装された回転ドラム48が回転自在に取 付けられている。そして、、回転ドラム48の一端(図4において左端)に電動 機49及びブレーキ50が、他端(図4において右端)に減速機51が取付けら れている。また、ワイヤロープ47の端部にはフック52が装着されている。
【0019】 一方、第2ホイスト61も第1ホイスト31とほぼ同様の構造をなし、フレー ム62に駆動輪63と従動輪64が装着され、走行装置65によって走行レール 46に沿って走行できるようになっている。そして、フレーム62にはワイヤロ ープ67が巻装された回転ドラム68が回転自在に取付けられている。そして、 回転ドラム68の一端(図4において左端)に電動機69が、他端(図1におい て右端)にブレーキ70及び減速機71が取付けられている。また、ワイヤロー プ67の端部にはフック72が装着されている。
【0020】 図4及び図6に示すように、第1ホイスト51の減速機51の回転軸53と第 2ホイスト61の電動機69の駆動軸73との間には連結軸81が介在し、それ ぞれ対向する端部がスプライン係合し、連結部材82によって連結されている。 そして、連結軸81にはカバー84が取付けられている。また、第1ホイスト5 1のフレーム42と第2ホイスト61のフレーム62とは断面がL字形をなす連 結ブラケット85によって連結されている。そして、図7に示すように、各電動 機49と69との電気ケーブル86が載置され、ケーブルクランプ87によって 固定されている。従って、第1ホイスト41の回転軸53と第2ホイスト61の 駆動軸73とは一体回転可能に駆動連結される。
【0021】 而して、第1ホイスト41の回転軸53と第2ホイスト61の駆動軸73とは 一体に駆動連結されることとなり、第1及び第2ホイスト41,61の各回転ド ラム48,68は同期して回転駆動することができる。従って、各フック52, 72は互いに上下の位置ずれをおこすことなく、同期して移動することができる 。また、第1ホイスト51の回転軸53及び第2ホイスト61の駆動軸73と連 結軸81とは対向する端部がスプライン係合しているので、吊り荷に合わせて各 フック52,72の間隔を調整することができる。
【0022】
【考案の効果】
以上、実施例を挙げて詳細に説明したように本考案の電動ホイストによれば、 並設された一対のホイストの各巻上げ電動機の回転軸を連結軸によって一体回転 可能に駆動連結したので、一対のホイストを同調して駆動させることができ、荷 を巻上げ巻下げする各フックは互いに上下の位置ずれをおこすことなく同期して 移動することができる。その結果、長尺物を安定して搬送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る電動ホイストの正面図
である。
【図2】その電動ホイストの側面図である。
【図3】一対のホイストの連結部の断面図である。
【図4】本考案の他の実施例に係る電動ホイストの正面
図である。
【図5】その電動ホイストの側面図である。
【図6】一対のホイストの連結部の詳細図である。
【図7】電気ケーブルの取付状態を示す斜視図である。
【図8】従来のダブルレール形電動ホイストの斜視図で
ある。
【符号の説明】
11,41 第1ホイスト 14,24,48,68 回転ドラム 15,25,51,71 減速機 16,26,50,70 ブレーキ 17,27,49,69 電動機 18,28,52,72 フック 19,73 駆動軸 29,53 回転軸 31,81 連結軸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並設された一対のホイストの各巻上げ電
    動機の回転軸を連結軸によって一体回転可能に駆動連結
    したことを特徴とする電動ホイスト。
JP4448991U 1991-06-13 1991-06-13 電動ホイスト Withdrawn JPH04138091U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4448991U JPH04138091U (ja) 1991-06-13 1991-06-13 電動ホイスト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4448991U JPH04138091U (ja) 1991-06-13 1991-06-13 電動ホイスト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04138091U true JPH04138091U (ja) 1992-12-24

Family

ID=31924613

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4448991U Withdrawn JPH04138091U (ja) 1991-06-13 1991-06-13 電動ホイスト

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JP (1) JPH04138091U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180089335A (ko) * 2018-07-03 2018-08-08 주식회사 케이씨피하이텍 Program LogilControl을 이용한 호이스트 제어장치

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19950907