JPH04138072A - 混成集積回路装置 - Google Patents
混成集積回路装置Info
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- JPH04138072A JPH04138072A JP2256835A JP25683590A JPH04138072A JP H04138072 A JPH04138072 A JP H04138072A JP 2256835 A JP2256835 A JP 2256835A JP 25683590 A JP25683590 A JP 25683590A JP H04138072 A JPH04138072 A JP H04138072A
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- Inverter Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
本発明はインバータ制御用混成集積回路装置に関し、詳
細には、そのインバータ回路の保護方式の改善に関する
。
細には、そのインバータ回路の保護方式の改善に関する
。
(ロ)従来の技術
第7図を参照して従来のインバータ制御用混成集積回路
装置を説明する。
装置を説明する。
絶縁金属基板を使用するインバータ制御用混成集積回路
装置は例えばインバータ回路とその制御回路がそれぞれ
別の絶縁金属基板に形成される。
装置は例えばインバータ回路とその制御回路がそれぞれ
別の絶縁金属基板に形成される。
第1の絶縁金属基板(70)には、インバータ回路の負
荷となるモータMの回転速度、回転方向等のデータDI
N並びに後述する過電流検出回路の信号を入力してイン
バータ制御信号を生成する制御回路(72)、この制御
回路(72)の信号出力および過電流検出回路の信号入
力のためのバッファ(74)等が実装され、第2の絶縁
金属基板(80)にはインバータ回路を形成するスイッ
チング素子Q、〜Q +s、このスイッチング素子Q
++〜Q +sをオン・オフ制御するドライバ(82)
、慣流ダイオードDIl〜D +6、過電流検出回路(
84)等が実装される。
荷となるモータMの回転速度、回転方向等のデータDI
N並びに後述する過電流検出回路の信号を入力してイン
バータ制御信号を生成する制御回路(72)、この制御
回路(72)の信号出力および過電流検出回路の信号入
力のためのバッファ(74)等が実装され、第2の絶縁
金属基板(80)にはインバータ回路を形成するスイッ
チング素子Q、〜Q +s、このスイッチング素子Q
++〜Q +sをオン・オフ制御するドライバ(82)
、慣流ダイオードDIl〜D +6、過電流検出回路(
84)等が実装される。
これら第1および第2の絶縁金属基板(70)(80)
は定められた絶縁距離を隔てて樹脂製のケースに一体化
され、その制御回路とインバータ回路は内部あるいは外
部においてホトカブラP C+。、PC,、〜pc、、
により結合される。また、制御回路とインバータ回路は
単一の絶縁金属基板に形成されることもある。
は定められた絶縁距離を隔てて樹脂製のケースに一体化
され、その制御回路とインバータ回路は内部あるいは外
部においてホトカブラP C+。、PC,、〜pc、、
により結合される。また、制御回路とインバータ回路は
単一の絶縁金属基板に形成されることもある。
次に、インバータ回路およびその制御回路の動作を簡単
に説明する。
に説明する。
マイクロコンピュータあるいはDSPにより構成される
制御回路(72)はDいとして入力される回転速度設定
信号に応じた周波数であって、それぞれ120度の位相
差を有する3つのパルス幅化正弦波とこのパルス幅化正
弦波に対してそれぞれ180度位相が遅れた3つのパル
スを生成する。
制御回路(72)はDいとして入力される回転速度設定
信号に応じた周波数であって、それぞれ120度の位相
差を有する3つのパルス幅化正弦波とこのパルス幅化正
弦波に対してそれぞれ180度位相が遅れた3つのパル
スを生成する。
それぞれ120度の位相差を有する3つのパルス幅化正
弦波はバッファ(74)、ホトカブラP C+ t〜P
C+。およびドライバ(82)を介してインバータ回
路を形成する上側アームのスイッチング素子Q ++、
Q +3、Q +sの制御電極に入力され、これらをオ
ン・オフ制御する。また、このパルス幅化正弦波に対し
てそれぞれ180度位相が遅れたパルスは同様に下側ア
ームのスイッチング素子Q +2、Q +4、Q +e
をオン・オフ制御する。
弦波はバッファ(74)、ホトカブラP C+ t〜P
C+。およびドライバ(82)を介してインバータ回
路を形成する上側アームのスイッチング素子Q ++、
Q +3、Q +sの制御電極に入力され、これらをオ
ン・オフ制御する。また、このパルス幅化正弦波に対し
てそれぞれ180度位相が遅れたパルスは同様に下側ア
ームのスイッチング素子Q +2、Q +4、Q +e
をオン・オフ制御する。
従って、それぞれ120度の位相差を有する3つのパル
ス幅化正弦波とこのパルス幅化正弦波に対してそれぞれ
180度位相が遅れた3つのパルスによりオン・オフ制
御されるインバータ回路の出力端子、即ちスイッチング
素子Q + +とQ +2、スイッチング素子Q、3と
Q +a、スイッチング素子Q +s、Q +8の接続
点には3相のパルス幅化正弦波電圧が得られ、モータM
に流れる負荷電流は正弦波に近似したものとなる。
ス幅化正弦波とこのパルス幅化正弦波に対してそれぞれ
180度位相が遅れた3つのパルスによりオン・オフ制
御されるインバータ回路の出力端子、即ちスイッチング
素子Q + +とQ +2、スイッチング素子Q、3と
Q +a、スイッチング素子Q +s、Q +8の接続
点には3相のパルス幅化正弦波電圧が得られ、モータM
に流れる負荷電流は正弦波に近似したものとなる。
モータの過負荷、直列スイッチング素子の同時導通、そ
の他に起因する過電流は抵抗R1+および過電流検出回
路(84)により検出され、ホトカブラPC,。、バッ
ファ(74)を介して制御回路(72)に入力される。
の他に起因する過電流は抵抗R1+および過電流検出回
路(84)により検出され、ホトカブラPC,。、バッ
ファ(74)を介して制御回路(72)に入力される。
制御回路(72)はこの過電流検出信号に基づいて一定
期間パルス出力を停止する等の保護動作を行う。
期間パルス出力を停止する等の保護動作を行う。
(ハ)発明が解決しようとする課題
上記構造、回路構成のインバータ制御用混成集積回路装
置では、DCラインに押入された電流検出抵抗R1、に
より過負荷、あるいは直列スイッチング素子の同時導通
(アーム短絡)、その他に起因する過電流を検出するこ
とができるものの、電流検出抵抗R1+を通らない過電
流を検出できない欠点を有している。
置では、DCラインに押入された電流検出抵抗R1、に
より過負荷、あるいは直列スイッチング素子の同時導通
(アーム短絡)、その他に起因する過電流を検出するこ
とができるものの、電流検出抵抗R1+を通らない過電
流を検出できない欠点を有している。
また、許容損失の大きいスイッチング素子を使用する必
要があるため高集積度が達成できない欠点を有する。
要があるため高集積度が達成できない欠点を有する。
(ニ)課題を解決するための手段
本発明は上述した課題に鑑みて為されたものであり、集
積回路基板上に、スイッチング素子、このスイッチング
素子の被制御電極間電圧を検出する過電圧検出回路、こ
の過電圧検出回路出力に基づいて前記スイッチング素子
を制御する保護回路等を実装して混成集積回路装置とし
て実現したインバータ回路において、過電圧検出回路に
人力される前記被制御電極間電圧のレベルを過電圧検出
回路の電源電圧より常時低くなるように変更することに
より、広範囲の過電圧検出を可能にし、混成集積回路装
置並びにそのスイッチング素子の高速、確実な保護を図
るものである。
積回路基板上に、スイッチング素子、このスイッチング
素子の被制御電極間電圧を検出する過電圧検出回路、こ
の過電圧検出回路出力に基づいて前記スイッチング素子
を制御する保護回路等を実装して混成集積回路装置とし
て実現したインバータ回路において、過電圧検出回路に
人力される前記被制御電極間電圧のレベルを過電圧検出
回路の電源電圧より常時低くなるように変更することに
より、広範囲の過電圧検出を可能にし、混成集積回路装
置並びにそのスイッチング素子の高速、確実な保護を図
るものである。
(ネ)作用
スイッチング素子の被制御電極間電圧を検出し、この検
出出力によりスイッチング素子の制御電極へのパルス入
力を直接制御するため、内部電力損失が最も大きくなる
大電流、かつ高電圧状態を検出することができると共に
瞬時の、確実な保護が可能となる。
出出力によりスイッチング素子の制御電極へのパルス入
力を直接制御するため、内部電力損失が最も大きくなる
大電流、かつ高電圧状態を検出することができると共に
瞬時の、確実な保護が可能となる。
また、過電圧検出回路に入力されるスイッチング素子の
被制御電極間電圧のレベルを過電圧検出回路の電源電圧
より常時低くなるようにしたため、過電圧検出回路の不
感帯がなくなり、過電圧検出レベルを任意に設定するこ
とができる。
被制御電極間電圧のレベルを過電圧検出回路の電源電圧
より常時低くなるようにしたため、過電圧検出回路の不
感帯がなくなり、過電圧検出レベルを任意に設定するこ
とができる。
さらにまた、許容損失の大きいスイッチング素子を使用
する必要がなくなり、混成集積回路装置の高集積化が達
成される。
する必要がなくなり、混成集積回路装置の高集積化が達
成される。
(へ)実施例
以下、第1図乃至第6図を参照して3相のインバータ制
御回路に適用した本発明の一実施例を説明する。
御回路に適用した本発明の一実施例を説明する。
本発明のインバータ制御用混成集積回路装置は、第1図
のブロック図に示されるように、スイッチング素子Q
ml、Qa2〜Q @IN Qe2、これらスイッチン
グ素子Q a +、Q、2〜Q01、Q ozに並列接
続される慣流ダイオードDal、 Da2〜Da+、D
+12、スイッチング素子Q a +、Q、、〜Q a
t、Q 62の被制御電極に並列接続され、被制御電極
間電圧を検出する過電圧検出・保護回路(12,)〜(
12゜)および(14,)〜(14゜)、スイッチング
素子Q、I、Q。2〜Q 61、Q。2の制御電極を制
御するドライバ(18)、過電流検出回路(16)を実
装した第1の絶縁金属基板(IO)と制御回路(24)
およびその出力のバッファ(22)を実装した第2の絶
縁金属基板(20)、並びに第1および第2の絶縁金属
基板(20)(10)に形成した回路を結合するホトカ
ブラPC〜PChから構成される。前記した第1および
第2の絶縁金属基板(10)(20)はそれぞれ個別に
ケーシングされるか、所定の絶縁距離を隔てて単一のケ
ースに固着、一体止される。なお、以上の回路は単一の
絶縁金属基板上に形成することも可能である。
のブロック図に示されるように、スイッチング素子Q
ml、Qa2〜Q @IN Qe2、これらスイッチン
グ素子Q a +、Q、2〜Q01、Q ozに並列接
続される慣流ダイオードDal、 Da2〜Da+、D
+12、スイッチング素子Q a +、Q、、〜Q a
t、Q 62の被制御電極に並列接続され、被制御電極
間電圧を検出する過電圧検出・保護回路(12,)〜(
12゜)および(14,)〜(14゜)、スイッチング
素子Q、I、Q。2〜Q 61、Q。2の制御電極を制
御するドライバ(18)、過電流検出回路(16)を実
装した第1の絶縁金属基板(IO)と制御回路(24)
およびその出力のバッファ(22)を実装した第2の絶
縁金属基板(20)、並びに第1および第2の絶縁金属
基板(20)(10)に形成した回路を結合するホトカ
ブラPC〜PChから構成される。前記した第1および
第2の絶縁金属基板(10)(20)はそれぞれ個別に
ケーシングされるか、所定の絶縁距離を隔てて単一のケ
ースに固着、一体止される。なお、以上の回路は単一の
絶縁金属基板上に形成することも可能である。
スイッチング素子Q al、Ql12〜Q e+には、
同図には一例としてバイポーラトランジスタの記号が使
用されているが、その他、パワーMOSあるいはIGB
T等任意の高速スイッチング素子が使用でき、第1の絶
縁金属基板(]0)上にチップ形状で実装される。また
、このスイッチング素子Q1、Q 112〜Q 61と
そのスイッチング素子に並列接続される慣流ダイオード
Dal、D1□〜D 0+、D、、2には混成集積回路
装置に特に高集積度が求められる場合には、それらを一
体形成した複合素子が使用される。
同図には一例としてバイポーラトランジスタの記号が使
用されているが、その他、パワーMOSあるいはIGB
T等任意の高速スイッチング素子が使用でき、第1の絶
縁金属基板(]0)上にチップ形状で実装される。また
、このスイッチング素子Q1、Q 112〜Q 61と
そのスイッチング素子に並列接続される慣流ダイオード
Dal、D1□〜D 0+、D、、2には混成集積回路
装置に特に高集積度が求められる場合には、それらを一
体形成した複合素子が使用される。
第2の絶縁金属基板(20)上に実装される制御回路(
24)はマイクロコンピュータにより構成され、特に高
速性が要求される位置制御等の用途にはディジタル・シ
グナル・プロセッサ(DSP)が使用される。
24)はマイクロコンピュータにより構成され、特に高
速性が要求される位置制御等の用途にはディジタル・シ
グナル・プロセッサ(DSP)が使用される。
次に、実施例の動作を説明する。
制御回路(24)はDlNとして入力される設定回転速
度信号に応じた周波数であって、それぞれ120度の位
相差を有する3つのパルス幅化正弦波CP、l〜CP。
度信号に応じた周波数であって、それぞれ120度の位
相差を有する3つのパルス幅化正弦波CP、l〜CP。
、とこのパルス幅化正弦波CP、、〜CP、Iに対して
それぞれ180度位相が遅れた3つの矩形パルスCP−
2〜CP、tを出力する。なお、パルス幅化正弦波に換
えて単なる矩形波、あるいはパルス幅化矩形波も使用可
能である。
それぞれ180度位相が遅れた3つの矩形パルスCP−
2〜CP、tを出力する。なお、パルス幅化正弦波に換
えて単なる矩形波、あるいはパルス幅化矩形波も使用可
能である。
それぞれ120度の位相差を有する3つのパルス幅化正
弦波cp、、〜CP −+はバッファ(22)、ホトカ
プラPC,〜PC,、ドライバ(18)、さらには過電
圧検出・保護回路(12,)〜(12゜)を介してイン
バータ回路を形成する上側アームのスイッチング素子Q
1、Qb+bQo+の制御電極に入力され、これらをオ
ン・オフ制御する。また、このパルス幅化正弦波に対し
てそれぞれ180度位相が遅れた矩形パルスCP−2〜
CP、2は同様に下側アームのスイッチング素子Q1゜
、Q bz、Q e2をオン・オフ制御する。
弦波cp、、〜CP −+はバッファ(22)、ホトカ
プラPC,〜PC,、ドライバ(18)、さらには過電
圧検出・保護回路(12,)〜(12゜)を介してイン
バータ回路を形成する上側アームのスイッチング素子Q
1、Qb+bQo+の制御電極に入力され、これらをオ
ン・オフ制御する。また、このパルス幅化正弦波に対し
てそれぞれ180度位相が遅れた矩形パルスCP−2〜
CP、2は同様に下側アームのスイッチング素子Q1゜
、Q bz、Q e2をオン・オフ制御する。
第2図および第3図を参照して実施例の過電圧検出・保
護回路(12,)〜(12゜)、(14,)〜(14゜
)およびその動作を詳細に説明する。なお、過電圧検出
−保護回路(12,)〜(12゜)、(14,)〜(1
4゜)は同−回路構成であり、−例として示したスイッ
チング素子Q 112に並列接続される過電圧検出・保
護回路(14,)は第2図の破線内に示される。
護回路(12,)〜(12゜)、(14,)〜(14゜
)およびその動作を詳細に説明する。なお、過電圧検出
−保護回路(12,)〜(12゜)、(14,)〜(1
4゜)は同−回路構成であり、−例として示したスイッ
チング素子Q 112に並列接続される過電圧検出・保
護回路(14,)は第2図の破線内に示される。
第2図に示されるように、過電圧検出・保護回路(14
,)はスイッチング素子Q、2の被制御電極間に設定抵
抗R,2を介して接続される定電圧ダイオードZDと抵
抗R,との直列回路、比較回路(32)、矩形パルスC
P、2を入力してその立ち上がりからコンデンサCによ
り定まる一定期間ローレベルを出力するデイレイ回路(
30)、このデイレイ回路(30)の出力と前記比較回
路(32)の出力を入力するナンド回路(34)、この
ナンド回路(34)の出力および過電流検出回路(I6
)の出力に基づいてスイッチング素子Q R2の制御電
極に入力される矩形パルスcp、2を制御する3人力ア
ンド回路(36)から構成される。なお、スイッチング
素子を高速動作させるための制御電極電荷放電回路は省
略されている。
,)はスイッチング素子Q、2の被制御電極間に設定抵
抗R,2を介して接続される定電圧ダイオードZDと抵
抗R,との直列回路、比較回路(32)、矩形パルスC
P、2を入力してその立ち上がりからコンデンサCによ
り定まる一定期間ローレベルを出力するデイレイ回路(
30)、このデイレイ回路(30)の出力と前記比較回
路(32)の出力を入力するナンド回路(34)、この
ナンド回路(34)の出力および過電流検出回路(I6
)の出力に基づいてスイッチング素子Q R2の制御電
極に入力される矩形パルスcp、2を制御する3人力ア
ンド回路(36)から構成される。なお、スイッチング
素子を高速動作させるための制御電極電荷放電回路は省
略されている。
設定抵抗Ra2は過電圧検出・保護回路(22,)〜(
12゜)、(14,)〜(14゜)がモノリシック集積
回路化される場合に、検出レベルの設定のために付加さ
れるものである。この設定抵抗R82の抵抗値の変更に
より、過電圧検出回路人力が常時その電源電圧より低く
なるように設定される。この結果、例えばスイッチング
素子のホット側の被制御電極にバイアスされたダイオー
ドを接続し、このダイオードのオン・オフ検出によりス
イッチング素子の被制御電極電位を検出する方式に比較
して、本発明の過電圧検出回路は広範囲の被制御電極電
位に応動すると共に過電圧検出動作が電源電圧変動の影
響を受けない利点を有することとなる。
12゜)、(14,)〜(14゜)がモノリシック集積
回路化される場合に、検出レベルの設定のために付加さ
れるものである。この設定抵抗R82の抵抗値の変更に
より、過電圧検出回路人力が常時その電源電圧より低く
なるように設定される。この結果、例えばスイッチング
素子のホット側の被制御電極にバイアスされたダイオー
ドを接続し、このダイオードのオン・オフ検出によりス
イッチング素子の被制御電極電位を検出する方式に比較
して、本発明の過電圧検出回路は広範囲の被制御電極電
位に応動すると共に過電圧検出動作が電源電圧変動の影
響を受けない利点を有することとなる。
スイッチング素子の動作領域および安全動作領域を説明
する第3図を参照すると、通常、スイッチング素子Q
al、Q、、2〜Q ol、Q 62はその制御電極電
圧がローレベルであるとき図の(B)に動作点があり、
ハイレベルであるとき図の(A)に動作点がある。同図
より明らかなように、V(41、積で表されるスイッチ
ング素子Qa+、Q 112〜Q ol、Q 62の内
部電力損失は(A)(B)動作点の変化によっては大き
く変化しないに対して、ノイズ等によりバイアスされて
、スイッチング素子の被制御電極電圧■。l!が例えば
V8Dとなるときに内部電力損失が著しく増加する。前
記したように本発明ではこの■8oを任意に設定するこ
とができる。
する第3図を参照すると、通常、スイッチング素子Q
al、Q、、2〜Q ol、Q 62はその制御電極電
圧がローレベルであるとき図の(B)に動作点があり、
ハイレベルであるとき図の(A)に動作点がある。同図
より明らかなように、V(41、積で表されるスイッチ
ング素子Qa+、Q 112〜Q ol、Q 62の内
部電力損失は(A)(B)動作点の変化によっては大き
く変化しないに対して、ノイズ等によりバイアスされて
、スイッチング素子の被制御電極電圧■。l!が例えば
V8Dとなるときに内部電力損失が著しく増加する。前
記したように本発明ではこの■8oを任意に設定するこ
とができる。
本実“施例の他の特徴は、デイレイ回路(3o)により
、スイッチング素子の被制御電極電圧検出をスイッチン
グ素子Q al、Q、2〜Q ol、Q 112の制御
電極に入力されるパルス幅化正弦波CP、、〜cp、、
、あるいは矩形パルスcp、、の立ち上がりから14時
間後に行って、遷移期間の検出を排除した点にある。即
ち、第2図にて6で示され、コンデンサCにより設定さ
れる遅延時間はインバータ回路の高速化に伴って短くな
り、ノイズによる誤動作が顕著となる。このため、実施
例の混成集積回路装置は絶縁金属基板上に形成されるの
が好ましい。
、スイッチング素子の被制御電極電圧検出をスイッチン
グ素子Q al、Q、2〜Q ol、Q 112の制御
電極に入力されるパルス幅化正弦波CP、、〜cp、、
、あるいは矩形パルスcp、、の立ち上がりから14時
間後に行って、遷移期間の検出を排除した点にある。即
ち、第2図にて6で示され、コンデンサCにより設定さ
れる遅延時間はインバータ回路の高速化に伴って短くな
り、ノイズによる誤動作が顕著となる。このため、実施
例の混成集積回路装置は絶縁金属基板上に形成されるの
が好ましい。
続いて、第4図を参照して過電圧検出・保護回路の変形
例を説明する。
例を説明する。
第4図に示す過電圧検出・保護回路は停電圧ダイオード
ZD、、ZD2、抵抗R7、R2、比較回路(42)、
反転出力比較回路(43)およびアンド回路(46)か
らなる周知のウィンドコンパレータとこのウィンドコン
パレータの出力が所定期間継続するときローレベルを出
力する周知のデイレイ回路(48)により構成され、先
の実施例の過電圧検出・保護回路と同様に検出レベル設
定抵抗RR2およびコンデンサCを除いて容易にモノリ
シック集積回路化される。
ZD、、ZD2、抵抗R7、R2、比較回路(42)、
反転出力比較回路(43)およびアンド回路(46)か
らなる周知のウィンドコンパレータとこのウィンドコン
パレータの出力が所定期間継続するときローレベルを出
力する周知のデイレイ回路(48)により構成され、先
の実施例の過電圧検出・保護回路と同様に検出レベル設
定抵抗RR2およびコンデンサCを除いて容易にモノリ
シック集積回路化される。
最後に、第5図および第6図を参照して本発明の混成集
積回路装置の構造を説明する。
積回路装置の構造を説明する。
第5図の断面図に示されるように、本発明の混成集積回
路は概ね、陽極酸化処理を施したアルミニウムが好適で
ある絶縁金属基板(60)、この絶縁金属基板(60)
の−主面に絶縁性接着剤(62)により接着した銅箔を
エツチングして所定パターンに形成した導電路(64)
、この導電路(64)上にAgベースト(図示しない)
等を介して、さらにはヒートシンク(66)を介して固
着したスイッチング素子(68)、集積回路素子(69
)からなる断面構造を有する。
路は概ね、陽極酸化処理を施したアルミニウムが好適で
ある絶縁金属基板(60)、この絶縁金属基板(60)
の−主面に絶縁性接着剤(62)により接着した銅箔を
エツチングして所定パターンに形成した導電路(64)
、この導電路(64)上にAgベースト(図示しない)
等を介して、さらにはヒートシンク(66)を介して固
着したスイッチング素子(68)、集積回路素子(69
)からなる断面構造を有する。
また、第6図に示されるように、所定パターンに形成し
た導電路(64)上にヒートシンク(66)を介して固
着したスイッチング素子Q ml、Q a2〜Qゎ8、
Q 62、慣流ダイオードD Ml、D、2〜D。1、
Do2、モノリシック集積回路化された過電圧検出・保
護回路(12,)〜(12゜)、(14,)〜(14゜
)およびレベル設定のためのチップ抵抗R81〜Rat
、タイミング設定のためのチップコンデンサCで表され
る平面構造を有する。
た導電路(64)上にヒートシンク(66)を介して固
着したスイッチング素子Q ml、Q a2〜Qゎ8、
Q 62、慣流ダイオードD Ml、D、2〜D。1、
Do2、モノリシック集積回路化された過電圧検出・保
護回路(12,)〜(12゜)、(14,)〜(14゜
)およびレベル設定のためのチップ抵抗R81〜Rat
、タイミング設定のためのチップコンデンサCで表され
る平面構造を有する。
(ト)発明の効果
以上に述べたように本発明に依れば、
(1)スイッチング素子の被制御電極間電圧を検出し、
この検出出力によりスイッチング素子の制御電極へのパ
ルス入力を直接制御するため、内部電力損失が最も大き
くなる大電流、高電圧状態を検出することができると共
に瞬時の、確実な保護が可能となる。
この検出出力によりスイッチング素子の制御電極へのパ
ルス入力を直接制御するため、内部電力損失が最も大き
くなる大電流、高電圧状態を検出することができると共
に瞬時の、確実な保護が可能となる。
(2)過電圧検出回路の被検出入力をその電源電圧より
常時低くなるように変更するため、広範囲の被制御電極
間電圧に応動すると共に電源電圧変動の影響を受けない
。
常時低くなるように変更するため、広範囲の被制御電極
間電圧に応動すると共に電源電圧変動の影響を受けない
。
(3)許容損失の大きいスイッチング素子を使用する必
要がないため混成集積回路装置の高集積化が達成される
。
要がないため混成集積回路装置の高集積化が達成される
。
(4)ノイズによる誤動作が防止され、微少なタイミン
グ設定が可能となるため、インバータ回路の高速動作が
阻害されない。
グ設定が可能となるため、インバータ回路の高速動作が
阻害されない。
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図は実施
例の過電圧検出・保護回路を説明するブロック図、第3
図はスイッチング素子の動作点および安全動作領域を説
明する図、第4図は過電圧検出・保護回路の変形例を説
明するブロック図、第5図は本発明の断面図、第6図は
本発明の一実施例の平面図、第7図は従来例のブロック
図。 (10)・・・第1の絶縁金属基板、(12,)〜(1
2゜)(14,)〜(14゜)・・・過電圧検出・保護
回路、 (16)・・・過電流検出回路、(18)・・
・ドライバ、Q a +〜Q ol、Q 62〜Q 0
2・・・スイッチング素子、D 6+、 Do2〜Da
2・・−慣流ダイオード、第2の絶縁金属基板、 (2
2)・・・バッファ、・・・制御回路。 D a1〜 (20)・・
例の過電圧検出・保護回路を説明するブロック図、第3
図はスイッチング素子の動作点および安全動作領域を説
明する図、第4図は過電圧検出・保護回路の変形例を説
明するブロック図、第5図は本発明の断面図、第6図は
本発明の一実施例の平面図、第7図は従来例のブロック
図。 (10)・・・第1の絶縁金属基板、(12,)〜(1
2゜)(14,)〜(14゜)・・・過電圧検出・保護
回路、 (16)・・・過電流検出回路、(18)・・
・ドライバ、Q a +〜Q ol、Q 62〜Q 0
2・・・スイッチング素子、D 6+、 Do2〜Da
2・・−慣流ダイオード、第2の絶縁金属基板、 (2
2)・・・バッファ、・・・制御回路。 D a1〜 (20)・・
Claims (6)
- (1)集積回路基板上に、ブリッジ接続される複数のス
イッチング素子、それぞれのスイッチング素子の被制御
電極間電圧を検出する過電圧検出回路、この過電圧検出
回路出力を直接入力して前記スイッチング素子の制御電
極へのパルス入力を制御する保護回路を実装した混成集
積回路装置において、 前記過電圧検出回路に入力される前記被制御電極間電圧
のレベルを過電圧検出回路の電源電圧より常時低くなる
ように変更したことを特徴とする混成集積回路装置。 - (2)前記過電圧検出回路によりスイッチング素子の所
定のタイミングの被制御電極間電圧を検出することを特
徴とする請求項1記載の混成集積回路装置。 - (3)前記集積回路基板上に、過電圧検出回路の検出タ
イミングを設定するチップコンデンサを実装したことを
特徴とする請求項2記載の混成集積回路装置。 - (4)前記過電圧検出回路により、スイッチング素子の
被制御電極間の所定電圧を検出することを特徴とする請
求項1記載の混成集積回路装置。 - (5)前記スイッチング素子に単一の半導体基板上に慣
流ダイオードを同時形成した複合素子を用いたことを特
徴とする請求項1記載の混成集積回路装置。 - (6)前記スイッチング素子にパワーMOSあるいはI
GBTを用いたことを特徴とする請求項1記載の混成集
積回路装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2256835A JP2719438B2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | 混成集積回路装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2256835A JP2719438B2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | 混成集積回路装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04138072A true JPH04138072A (ja) | 1992-05-12 |
JP2719438B2 JP2719438B2 (ja) | 1998-02-25 |
Family
ID=17298089
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2256835A Expired - Fee Related JP2719438B2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | 混成集積回路装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2719438B2 (ja) |
-
1990
- 1990-09-28 JP JP2256835A patent/JP2719438B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2719438B2 (ja) | 1998-02-25 |
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