JPH04138017U - 立方体状物体の搬送装置 - Google Patents

立方体状物体の搬送装置

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JPH04138017U
JPH04138017U JP4626391U JP4626391U JPH04138017U JP H04138017 U JPH04138017 U JP H04138017U JP 4626391 U JP4626391 U JP 4626391U JP 4626391 U JP4626391 U JP 4626391U JP H04138017 U JPH04138017 U JP H04138017U
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JP
Japan
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horizontal
guide plate
ice
cube
transported
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Pending
Application number
JP4626391U
Other languages
English (en)
Inventor
隆志 渡邊
Original Assignee
ホシザキ電機株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、立方体形状をなす被搬送物体が水平
搬送部において常に規則的な姿勢になるように整列する
構成を有する搬送装置を提供する。 【構成】本考案によれば、一対のチェーン1と、所定の
間隔をおいてチェーン間に架設された複数の横バー2と
から搬送部材4が構成され、被搬送物体bに接触して案
内する固定の水平案内板8aを搬送部材4の水平移動経
路に沿って延設すると共に、水平案内板8aと横バー2
の水平移動軌跡2aとの間の距離を、被搬送物体bの稜
長の1/2〜2/3に設定している。水平案内板8aと
横バー2との間隔が上述のように設定されると、被搬送
物体bを整列姿勢へ動かそうとする回転モーメントが発
生する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、立方体形状をなす角氷等の物体を搬送する搬送装置に関し、特に該 立方体状物体を搬送装置に整列して積載するのに好適な構造に関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
比較的小形で、立方体又はこれに近い形状の氷(以下角氷という)は、種々の 分野で巾広く使用されている。この角氷は、一般に自動製氷機で製造されるが、 自動製氷機では、角氷は、連続的に製造され、貯氷庫に貯えられ、必要に応じて 搬送装置によって放出口へ運ばれる。
【0003】 図4は、従来の搬送装置の1例を示す。図において、駆動プーリ20によって 回転させられる無端ベルト21の外面側には、フィン状の突起22が間隔をおい て形成され、かかる無端ベルト21を貯氷庫のホッパー状出口23の下方に配置 する。そして、無端ベルト21は、駆動プーリ20により矢印aの方向へ動かさ れ、出口23から出る立方体状の角氷bを矢印cの方向へ搬送する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ホッパー状出口23の大きさは、小さすぎると角氷bが出にくく、一般に図示 された相対的寸法関係の大きさになるが、この場合、種々の姿勢で角氷bは、走 行するベルト21上に落ち、そのままの姿勢で運ばれることとなる。このような 状態で搬送されると、角氷の上端が高くなるので、大きな搬送用空間を必要とし たり、搬送通路の終着部である放出口(図示せず)から、不規則に角氷が出るこ とになるので、放出角氷数のコントロールが困難となる。
【0005】 以上は、角氷等の搬送装置における問題点として説明したが、被搬送物数を細 かく制御する必要のある他の立方体状物体を運ぶ搬送装置においても、前述のよ うな問題が生じやすい。
【0006】 従って、本考案の目的は、立方体形状をなす物体を搬送する装置において、被 搬送物体が常に規則的な姿勢になるように整列する構成を有する搬送装置を提供 することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本考案の搬送装置によれば、一対の無端循環部 材と、所定の間隔をおいて前記循環部材の間に架設された複数の横バーとから搬 送部材が構成され、被搬送物体に接触して案内する固定の水平案内板を搬送部材 の水平移動経路に沿って延設している。更に本考案によれば、水平案内板と横バ ーの水平移動軌跡との間の距離を、立方体形状をなす被搬送物体の稜長の1/2 〜2/3に設定している。
【0008】
【作用】
前述した本考案の構成によれば、立方体形状の被搬送物体は、横バー間に受け 入れられ、横バーに押されて固定の水平案内板上を摺動して搬送される。被搬送 物体のとり得る姿勢は、一面が全部水平案内板に接する整列姿勢と、いずれかの 一つの稜線が固定支持板に接する非整列姿勢とがある。後者の場合、固定の水平 案内板と横バーとの間隔が稜長Hの1/2〜2/3の範囲であると、横バーによ る押力の作用点と、固定の水平案内板に対し摩擦力が作用する稜と、重心との関 係から被搬送物体を整列姿勢へ動かそうとする回転モーメントが発生し、被搬送 物体がいかに乱雑に搬送部材上に落下しても、常に整列状態の姿勢に転回される 。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図示の垂直搬送装置について説明する。尚、同一又は 相当部分には同一符号が付されている。
【0010】 図1は、本考案による垂直搬送装置の全体構成を示す図であり、この垂直搬送 装置は、下部の水平搬氷部Aと、同水平搬氷部Aから上方に垂直(直角である必 要はない)に延びる垂直搬氷部Bと、若干上向きに傾斜していてよい放出部Cと を有する。被搬送物体である立方体状の氷は、水平搬送部Aにおいて垂直搬送装 置上に積載され、垂直搬送部Bで上方に運び上げられ、放出部Cにおいて垂直搬 送装置から放出される。この実施例では、水平搬送部Aは垂直搬送部Bと一体に 構成されているが、水平搬送部Aは垂直搬送部Bと別体に構成してもよい。
【0011】 上述の各部A、B、Cに沿って循環走行する無端循環部材即ちチェーン1、1 は、搬送すべき氷の形状寸法を考慮して定めた所定間隔の多数の横バー2により 連結されている。これ等のチェーン1及び横バー2からなる無端搬送部材4は、 カバーを兼ねたフレーム9で囲まれ、同フレーム9の適所に支持されたガイドス プロケット5や、駆動歯車10a、10bにより駆動されるスプロケット(図示 せず)等や、その他のガイドスプロケットや、適宜なレール、ガイド板8a(水 平案内板)、8b(垂直案内板)等により周回自在に支承されている。駆動モー タ11が駆動歯車10a、10bを回転せしめ、これによりチェーン1及び横バ ー2が上述の各部を周回して氷を搬送する。また、チェーン1、1の内側には、 横バー2を両側から挟んで側方案内板7が向き合って巾Wで設けられている。
【0012】 ほぼL字状に屈曲した1対のフレーム9は、垂直搬送部Bにおいて、上述の幅 Wよりも若干広い間隔で互いに離間しながら側方案内板7と協働して、往路にあ る、即ち上動するチェーン1及び横バー2の端部を囲んでおり、また、ガイド板 8bと協働して、復路にある、即ち下動するチェーン1及び横バー2の全体を囲 んでいる。尚、水平搬送部Aも上述のような構造とすることができ、その場合、 水平搬送部Aのチェーン1は、レール(図示せず)のような手段で下方から支持 するのが好ましい。勿論、垂直搬送部Bにおいてもチェーン1をレール等の手段 で側方から支持してもよい。
【0013】 図1のII−II線に沿った断面を概略的に示す図2に最も良く示すように、チェ ーン1、1のガイドスプロケット12は、搬送部材4の進行方向を反転させるが 、ガイド板8aはこれに先端を臨まして延設されている。立方体形状の角氷bの 稜長Hに対し、横バー2の水平移動軌跡2aの中心からガイド板8aの上面まで の距離hは、1/2H〜2/3Hに設定されている。
【0014】 このような構成において、角氷bが符号b’で示す姿勢で横バー2の間に入る と、一つの稜が点Pで示すようにガイド板8a上に接し、横バー2から横力Fを 受ける。距離hが前述のような幾何学的関係にあると、横力Fの作用点が常に角 氷bの重心より上にあり、回転モーメントMが点P回りに発生し、符号bで示す 安定整列姿勢に変わり、その姿勢で矢印dの方向へ搬送される。勿論角氷が、初 めから符号bに示す姿勢で横バー2の間に入れば、回転モーメントMは発生しな いが、そのままの姿勢で搬送される。
【0015】 尚、前述の説明では、角氷を水平方向に搬送する場合について述べたが、角氷 の搬送方向が水平方向から連続して鉛直上方方向へ変わっても、角氷の重心が、 横バー2と、固定の垂直案内板8b(鉛直方向にのびる)との間に保持されるの で落下することなく、搬送される。
【0016】 また、上述の実施例では、水平搬送部Aにおいて角氷を積載し、上向きの垂直 搬送部Bで上方へ搬送しているが、本考案は、垂直搬送部Bが下向きの搬送装置 にも勿論適用できる。その場合、角氷が水平搬送部Aから下向きの垂直搬送部に 移行する際にスムーズに搬送されるように、図3に示すように、水平搬送部A及 び下向き垂直搬送部間にカバー13が設けられ、角氷bの搬送通路の一辺を画定 する。
【0017】
【考案の効果】
前述したように、角氷のような立方体形状の被搬送物体が、循環搬送部材の横 バー間に非整列の傾いた姿勢で落下して入り込んでも、安定整列状態に戻るよう な回転モーメントが発生するので、被搬送物体は確実に整列され、安定して搬送 される。
【0018】 また、下向きの垂直搬送部を有する搬送装置に本考案を適用した場合には、水 平搬送部及び垂直搬送部間のカバーを低く設計しても、搬送中の角氷はカバー内 に整然と入っていくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例にかかる氷垂直搬送装置を示す
斜視図。
【図2】図1のII−II線に沿って本考案の実施例の要部
を示す部分側断面図。
【図3】本考案の変形実施例を示す、図2に相当する部
分側断面図。
【図4】従来の搬送装置の部分側断面図。
【符号の説明】
1 無端循環部材(チェーン) 2 横バー 2a 水平移動軌跡 4 搬送部材 8a 固定の水平案内板(ガイド板) b 被搬送物体(角氷) b’ 被搬送物体(角氷)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の無端循環部材と、所定の間隔をおい
    て前記循環部材の間に架設された複数の横バーとから搬
    送部材が構成され、同搬送部材の水平移動経路に沿って
    延設され被搬送物体を支持する固定の水平案内板を有す
    る搬送装置において、前記水平案内板と前記横バーの水
    平移動軌跡との間の距離を、立方体形状をなす前記被搬
    送物体の稜長の1/2〜2/3に設定してなることを特
    徴とする立方体状物体の搬送装置。
JP4626391U 1991-06-19 1991-06-19 立方体状物体の搬送装置 Pending JPH04138017U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4626391U JPH04138017U (ja) 1991-06-19 1991-06-19 立方体状物体の搬送装置

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JP4626391U JPH04138017U (ja) 1991-06-19 1991-06-19 立方体状物体の搬送装置

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JPH04138017U true JPH04138017U (ja) 1992-12-24

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ID=31925828

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JP4626391U Pending JPH04138017U (ja) 1991-06-19 1991-06-19 立方体状物体の搬送装置

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JP (1) JPH04138017U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50573A (ja) * 1973-04-10 1975-01-07
JPS5536411U (ja) * 1978-08-28 1980-03-08

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50573A (ja) * 1973-04-10 1975-01-07
JPS5536411U (ja) * 1978-08-28 1980-03-08

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