JPH04137962A - 通信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、音声情報、データなどの通信に用いる通信装
置に関するものである。

従来の技術 従来、この種の通信装置は、自動車電話、家庭用コード
レス電話に見られるように、各々独自の通信機能を備え
ている。その通信に際しては、通常、用途に応じて備え
ている機能（単一機能）による運用が実行される。

発明が解決しようとする課題 しかし、以上のような従来の構成では、通信路が限定さ
れているため、経済性や環境などの状況に応じて通信路
を選択して利用することができないという問題があった
。

本発明は、上記のような従来の問題を解決するものであ
り、経済性や電波の伝達状況などの環境に応じて通信路
を選択することが可能な通信装置を提供することを目的
とするものである。

課題を解決するための手段 本発明は、上記目的を達成するために、データ、音声な
どを個別に扱う複数の通信用機器の各通信方式に対応し
て設けられる複数の通信部と、この通信部をあらかじめ
設定した優先順位に応じて選択する制御手段とを備えた
ものである。

作用 したがって、本発明によれば、家庭用コードレス親機、
構内コードレス親機、自動車電話基地局などの通信用機
器の１つを優先順位に応じて自動的に選択する。その結
果、経済性や電波の伝達状況などの環境に応じて通信路
が選択される。すなわち、最もローコストの通信路を選
択することができると共に、電波のチャネル（周波数）
の有効利用が可能になる。

実施例 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。

まず、本発明の第１の実施例について説明する。

第１図は本発明の第１の実施例における通信装置および
その周辺装置を示す概略構成図である。

第１図に示すように、交換機１（または通信回線ａ）に
は発信側の家庭用コードレス親機２、構内コードレス親
機３および自動車電話基地局４などが接続され、着信側
の家庭用コードレス親機５、構内コードレス親機６およ
び自動車電話基地局７などか接続されている。発信側の
各機器の通信を制御するために通信装置８（または端末
装置）が設けられ、着信側の各機器の通信を制御するた
めに通信装置（または端末装置）９が設けられている。

通信装置８および９は同一構成および機能を備えたもの
であるが、ここでは一方を発信側にし、他方を着信側に
している。

通信装置８を例にとると、家庭用コードレス親機２に対
する通信部１１、構内コードレス親機３に対する通信部
１２、自動車電話基地局４に対する通信部１３およびこ
れらを選択して通信に必要な各種制御を行うための制御
部１０を備えている。

そして、通信部１１．１２．１３には優先順位が設定さ
れている（優先順位は通信コストなどを考慮して決めら
れるが、ここでは通信部１１を優先順位１、通信部１２
を優先順位２、通信部１３を優先順位３に設定している
。）。

次に、通信装置８と通信装置９の間で通信を行う手順に
ついて説明する（ここでは、複数の優先順位の内、少な
くとも１つが使用可能な通信路であると仮定している。

）。

通信制御８の制御部１０の制御によって、優先順位１の
通信部１１と家庭用コードレス親機２の間で通信テスト
が行われ、通信の可能性が確かめられると、以後、その
通信路を使用する。一方、通信テストに用いた通信路が
使用不可であった場合、優先順位２の通信部１２と構内
コードレス親機３の間で通信テストを行い、通信が可能
であった場合にはその通信路を使用する。更に、この通
信路が使用不可であった場合には、優先順位３の通信部
１３と自動車電話基地局４の間で通信テストを行い、通
信が可能であった場合にはその通信路を使用する。

以上のようにして通信路が確保されると、この通信路を
使用して通信装置８は交換機１に対し、通信装置９との
接続を要求する。交換機１は、通信装置９に対して通信
装置８から接続要求のあったことを連絡する。その連絡
方法は、例えば次のようにする。

（１）通信装置９から交換機１に対し、使用可能な通道
路を常時連絡し、これを交換機１で管理する。

（２）通信製ｆ８から接続要求があった時点で交換機１
側からすべての通信路について順次（または同時に）情
報を送信する。

（３）現行のポケットベルのメツセージとして連絡する
。

（４）現行の自動車電話の方式で接続して連絡する。

交換機１からの信号を受信した通信装置９は、上記した
通信装置８の手順と同様にして通信装置９と交換機１と
の間の通信路を選択する。この通信路を用いて通信装置
９は、交換機１に対して通信装置８との接続を要求し、
これに基づいて交換機１は通信装置８と通信装置９の間
の通信路を接続する。

以上により通信装置８と通信装置９との間の通信が可能
になり、通信装置間で可能な限り有利な通信路を用いて
の通信が可能になる。

次に、本発明の第２の実施例について説明する。

第２図は本発明の第２の実施例における通信装置を示す
構成図である。

上記第１の実施例が交換機１の両方の通信路に無線によ
る通信機器（家庭用コードレス親機２など）を接続して
いたのに対し、本実施例においては、家庭用コードレス
親機２、構内コードレス親機３、自動車電話基地局４お
よび通信装置８に代えて有線の通信装置１４を接続した
ところに特徴がある。

なお、無線による通信装置１５（第１図の通信装置９か
ら通信部１１を省いた構成）側では、家庭用コードレス
親機５を除去した構成を示すと共に、通信装置１５がト
ンネル、建物などの障害物１６に電波が遮られる環境に
設置されている。そこで、障害物１６の空間内に構内コ
ードレス親機６を設置し、通信部１２と構内コードレス
親機６の間で通信を行うことができるようにしている。

第２図の構成においては、交換機１を介しての通信装置
１４と通信装置１５間の通信は、上記第１の実施例と同
様であり、ここでは説明を省略する。

発明の詳細 な説明したように本発明によれば、データ、音声などを
個別に扱う複数の通信用機器の各通信方式に対応して設
けられる複数の通信部と、この通信部をあらかじめ設定
した優先順位に応じて選択する制御手段とを備えている
ので、通信路および通信方式が複数の通信部の中から自
動的に選択され、最もローコストの通信路を選択するこ
とができると共に、電波のチャンネル（周波数）の有効
利用が可能になる。また、電波障害を減らし、電波を出
力するためのエネルギーの節約が可能になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例における通信装置および
その周辺装置を示ず概略構成図、第２図は本発明の第２
の実施例を示す概略構成図である。 ｌ・・・交換機、２．５・・・家庭用コードレス親機、
３．６・・・構内コードレス親機、４．７・・・自動車
電話基地局、８．９．１５・・・通信装置、１０・・・
制御部、１１．１２．１３・・・通信部、１４・・・通
信装置、１６・・・障害物。 代理人の氏名　弁、理士小奮；治　明　ほか２名菓 図 家庭用コートシス親機

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. データ、音声などを個別に扱う複数の通信用機器の各通
   信方式に対応して設けられる複数の通信部と、この通信
   部をあらかじめ設定した優先順位に応じて選択する制御
   手段とを備えた通信装置。