JPH04137790A - プリント基板におけるスタンドオフピン - Google Patents
プリント基板におけるスタンドオフピンInfo
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- H05K1/141—One or more single auxiliary printed circuits mounted on a main printed circuit, e.g. modules, adapters
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
した一方のプリント基板を他方のプリント基板に対して
組付けるためのプリント基板におけるスタンドオフピン
に関するものである。
基板に対して位置決め固定すると同時に、両基板間の間
隔を一定に保持するために、棒状体の両側に円板状の鍔
を有する複数のスタンドオフピンが使用されている。そ
して、スタンドオフピンの一方の端部を一方の基板のス
ルーホールに挿入し、鍔を基板に当接させるとともに、
スタンドオフピンの他方の端部を他方の基板のスルーホ
ールに挿入し、鍔を他方の基板に当接させることにより
、一方の基板を他方の基板に対して組付けることができ
るようになっている。
で基板のスルーホールを覆う大きさとなっているため、
スルーホールに対して半田付けを施す際に、鍔がスルー
ホール内の空気の抜けを遮ることとなり、従って半田が
スルーホール内に入らず、スルーホール内の半田付けが
十分に行われないという問題点があった。
きるとともに、スルーホール内の半田付けを速く、確実
に行うことができるプリント基板におけるスタンドオフ
ピンを提供することにある。
側に一対の鍔を有し、電子部品を搭載した一方のプリン
ト基板と同プリント基板を組付ける他方のプリント基板
間に介装され、一端が前記一方の基板のスルーホールに
挿入され、この一端側に設けられた鍔が基板に当接する
とともに、他端が他方の基板のスルーホールに挿入され
、他端側に設けられた鍔が同基板に当接することによっ
て、両基板間の間隔を一定に保持するスタンドオフピン
であって、前記鍔はスタンドオフピンが基板間に介装さ
れたとき、鍔の外周縁の少なくとも一部とスルーホール
の周壁との間に隙間を形成可能な形状であることを特徴
とするプリント基板におけるスタンドオフピンをその要
旨としている。
端が一方の基板のスルーホールに挿入され、一端側の鍔
が同基板のスルーホール外周部に当接するとともに、ス
タンドオフピンの他端が他方の基板のスルーホールに挿
入され、他端側の鍔が同基板のスルーホール外周部に当
接することにより、一方の基板が他方の基板に対し所定
の位置に固定されるとともに、両基板間は一定の間隔に
保持される。そして、各基板のスルーホールに半田付け
を施す場合、このスタンドオフピンは鍔の外周縁の少な
くとも一部とスルーホールの周壁との間に隙間が形成さ
れているので、スルーホール内の空気がその隙間からス
ルーホール外へ抜け、その結果スルーホール内に半田付
けが施される。
いて説明する。
タンドオフピン1は金属製で、円柱形状を有する棒状体
2の両端側に平面楕円形状の一対の鍔3a、3bが一体
的に形成されている。同鍔3a、3bは、円板状に形成
されたものを相対向する両側から押圧することによって
形成されている。
ル等の電子部品8を搭載した基板4の四隅の位置のスル
ーホール6には、上記スタンドオフピン1が装着され、
これらスタンドオフピン1が他方の基板5のスルーホー
ル7に挿入されることによって、両基板4,5の間隔を
一定に保持できるようになっている。本発明におけるス
タンドオフピン1とは、一方の基板4を他方の基板5に
確実に位置決めして固定でき、両基板4,5間に一定の
間隔をもたせて放熱性、絶縁性等を確保するための部材
をいう。
2と、鍔3a、3b゛と、スルーホール6゜7との大き
さの関係は、スルーホール6.7の直径が0.9 mm
、棒状体2の直径がそれより小さい0゜6mm、鍔3a
、3bの長径が1.1mmでスルーホール6.7の直径
よりも大きく、鍔3a、3bの短径がスルーホール6.
7の直径よりも小さく形成されている。
.7の周壁との間には、わ・ずかの隙間Sが形成され、
スルーホール6.7内とその外部とが連通している。こ
のように、鍔3a、3bの形状としては、平面楕円形状
のようにその両側に隙間Sが形成されるようなものが好
ましい。なお、上記鍔3a、3bの大きさは、鍔3a、
3bの長径がスルーホール6.7の直径より大きく、鍔
3a、3bの短径がスルーホール6.7の直径より小さ
い大きさであればよい。
オフピン1の両鍔3a、3bより先端部が挿入されるよ
うになっており、従ってこれら鍔3a、3bと棒状体2
の先端部との距離は各基板4.5の厚さにほぼ等しい長
さとなっている。そして、スタンドオフピンlを基板4
,5のスルーホール6.7に挿入した状態で、半田槽に
浸漬することにより、スルーホール6.7内に半田付け
を施し、半田層9を形成することができるようになって
いる。
タンドオフピンl以外の多数の図示しないピンが突出し
ており、これらのピンは前記のような鍔3a、3bを有
しておらず他方の基板5の図示しないスルーホールに挿
入されるようになっている。
オフピンlについて、作用及び効果を説明する。
電子部品8を搭載した一方の基板4の四隅に形成された
スルーホール6には、スタンドオフピン1の一方の端部
か挿入される。そして、同端部に近い鍔3aが同基板4
のスルーホール6外周部に当接する。この状態で半田槽
に浸漬すると、半田はスルーホール6の鍔3aとは反対
側から浸入する。
に形成され、その短径側の両側部分とスルーホール6の
周壁との間には隙間Sがあるため、スルーホール6内の
空気はその隙間Sから逃げる。
押し出され、半田はスルーホール6内に速やかに浸入し
てゆく(半田上がりが良い)。そして、スルーホール6
内に半田付けが施されて半田層9が形成されるとともに
、スタンドオフピンlが固定される。
の基板4は、他方の基板5の上方に配置され、各スタン
ドオフピン1の他方の先端部が他方の基板5のスルーホ
ール7内に挿入される。そして、さらにスタンドオフピ
ン1を挿入してゆくと、同先端部に近い鍔3bがスルー
ホール7外周部の基板5に当接する。この状態で、上記
と同様にして基板5を半田槽に浸漬することにより、ス
ルーホール7内に半田が速やかに浸入し、スルーホール
7内の半田付けが確実に行われる。また、スタンドオフ
ピン1の両鍔3a、3bによって、両基板4,5間の間
隔が一定に保持されるとともに、スタンドオフピン1が
基板4,5内に必要以上に深(入り込むのが防止される
。
3a、3bを有していないため、これらのピンが挿入さ
れたスルーホール内には、半田付は時に半田によってス
ルーホール内の空気が抜けるので、半田付けを容易に行
うことができる。
オフピン1は、棒状体2に一体的に形成された鍔3a、
3bが平面楕円形状に形成され、その鍔3a、3bの両
側部においてスルーホール6.7内と外部が連通可能と
なっているので、基板4,5を半田槽に浸漬してスルー
ホール6.7内の半田付けを行うに際し、スルーホール
6.7内の空気を速やかに抜くことができ、従ってスル
ーホール6.7内の半田付けを速やかに、しかも確実に
行うことができる。
4,5が所定間隔に保持されるので、方の基板4の電子
部品8等から発生する熱が十分に放散されるとともに、
両基板4,5間の絶縁性が確保される。
趣旨から逸脱しない範囲で例えば以下のように構成する
こともできる。
a、3bの形状としては、前記実施例の平面楕円形状以
外に、平面円形状の一部を押し潰して形成した半円に近
い形状であってもよい。この場合、鍔3a、3bとスル
ーホール6.7との間には、鍔3a、3bの押し潰され
た部分において隙間Sが形成され、スルーホール6.7
に半田付けをする際、その隙間Sがら空気が抜けること
になる。
の鍔3a、3bの形状として、平面矩形状に形成するこ
ともできる。この形状の鍔3a。
し潰すことによって形成される。この場合には、前記実
施例と同様に、その両側において隙間Sが形成され、そ
こから空気が抜けることになる。
方の基板4の四隅に四角形状に配置したが、第8図に示
すように、基板4の各辺の中央部に菱形状にスルーホー
ル6を透設して、同スルーホール6にスタンドオフピン
1を挿着したり、対角線位置に配置したりすることもで
きる。
リント基板のスルーホール内の空気を速やかに抜くこと
ができ、従ってスルーホール内の半田付けを速やかにか
つ確実に行うことかできるという優れた効果を奏する。
は両基板間にスタンドオフピンを介装した状態を示す要
部断面図、第2図はスタンドオフピンが挿着された一方
の基板か他方の基板に取付けられる状態を示す要部断面
図、第3図はスタンドオフピンの部分斜視図、第4図は
スタンドオフピンの鍔とスルーホールの大きさの関係を
示す平面図、第5図は一方の基板にスタンドオフピンを
挿着するためのスルーホールの配置状態を示す平面図、
第6図及び第7図は本発明の別例であってスタンドオフ
ピンの鍔の形状を示す平面図、第8図は同じく本発明の
別例であって一方の基板にスタンドオフピンを挿着する
ためのスルーホールの配置状態を示す平面図である。 l・・・スタンドオフピン、2・・・棒状体、3a、3
b・・・鍔、4・・・プリント基板としての一方の基板
、5・・・プリント基板としての他方の基板、6,7・
・・スルーホール、8・・・電子部品
Claims (1)
- 1.棒状体(2)の両端側に一対の鍔(3a,3b)を
有し、電子部品(8)を搭載した一方のプリント基板(
4)と同プリント基板(4)を組付ける他方のプリント
基板(5)間に介装され、一端が前記一方の基板(4)
のスルーホール(6)に挿入され、この一端側に設けら
れた鍔(3a)が基板(4)に当接するとともに、他端
が他方の基板(5)のスルーホール(7)に挿入され、
他端側に設けられた鍔(3b)が同基板(5)に当接す
ることによって、両基板(4,5)間の間隔を一定に保
持するスタンドオフピン(1)であって、前記鍔(3a
,3b)はスタンドオフピン(1)が基板(4,5)間
に介装されたとき、鍔(3a,3b)の外周縁の少なく
とも一部とスルーホール(6,7)の周壁との間に隙間
(S)を形成可能な形状であることを特徴とするプリン
ト基板におけるスタンドオフピン。
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1990
- 1990-09-28 JP JP02261643A patent/JP3026830B2/ja not_active Expired - Lifetime
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