JPH04137671A - 半導体加速度センサの製造方法 - Google Patents

半導体加速度センサの製造方法

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JPH04137671A
JPH04137671A JP2259635A JP25963590A JPH04137671A JP H04137671 A JPH04137671 A JP H04137671A JP 2259635 A JP2259635 A JP 2259635A JP 25963590 A JP25963590 A JP 25963590A JP H04137671 A JPH04137671 A JP H04137671A
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JP
Japan
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semiconductor substrate
mask
layer
acceleration
pad
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Application number
JP2259635A
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English (en)
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Toshio Saito
俊夫 斎藤
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は半導体加速度センサの製造方法に関し、特に、
x、 y、 zの3軸の方向の加速度を検出可能な三次
元加速度センサに関するものである。
(従来の技術) 従来の加速度センサは、第9図に示すように、重みを与
える質量部40と、肉厚が薄いたわみ部41と、このた
わみ部41の主面に形成された拡散抵抗からなるピエゾ
抵抗素子(歪みゲージ)42を有している。
この加速度センサは、歪みゲージの形成面に垂直な方向
の加速度Gを検出するものであり、加速度Gが加わると
たわみ部21が変形し、この変形により生じるピエゾ抵
抗素子42の抵抗値の変化を検出することにより、加速
度Gを測定するものである。
このセンサを用いてx、y、zの3軸方向の加速度を検
出する場合は、第10図に示すように、鋼ブロック(台
座)44の3つの面上に1個ず−っセンサを固定して行
う。
(発明が解決しようとする課題) 上述した従来の技術は、3次元加速度センサを実現する
ためには3個のセンサを組合わせなければならず、組立
てか面倒であったり、サイズが大きく取付は場所に制限
か生したりするという問題点がある。
そこで、本願出願人は、先に、同−崖導体チツブに3軸
に感応するカンチレバーを有するワンチップ化された半
導体センサを提案している。この半導体加速度センサは
、加速度を受けて梁か弾性変形すると、この変化を梁上
に設けられたピエゾ抵抗素子の抵抗値の変化として検出
するものである。本願発明者は、この3次元半導体加速
度センサを実用化すべく種々の検討を行ったか、その結
果、以下の点が明らかとなった。
(1)3つのピエゾ抵抗素子はプレーナー技術を用いて
形成されるため、同一面上にあり、それゆえに、X、Y
軸方向の変形に関して十分な感度をとれない。
(2)弾性変形を容易とするため梁の幅(加速度方向の
肉厚)は極めて小さい。このため、梁上に形成されるピ
エゾ抵抗の横幅も狭くなり、抵抗値が実用領域よりかな
り大きくなってしまう。
本発明はこのような考察に鑑みてなされたちのてあり、
その目的は、実用に耐える3次元加速度センサを製造す
る方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明の代表的なものの概要を述べれば、下記のとおり
である。
まず、半導体基板の表面に所定の拡散(パッド引出し層
等)やパッドを形成し、かつ裏面に81、N4等からな
るエツチングパターンを形成しておく。
次に、半導体基板の表裏面をマスキングし、表面をパタ
ーニングして部分的な開口を形成し、ヒドラジンやKO
H等でエツチングして半導体基板の一部を除去し、梁を
形成する。
この後、梁の両サイドの面に拡散を施し、側面抵抗(ピ
エゾ抵抗)を形成する。この側面部の拡散層は予め形成
されていた拡散層と連結し、自動的に電気的な接続が実
現する。
上述した拡散工程においては、粱の先端部の側面にまで
拡散がなされるため、この不要領域を、今度は、予め裏
面に作り込んでおいたエツチングパターンをマスクとし
て用いたエツチングにより除去し、両サイトにピエゾ抵
抗が形成された梁を得る。
(作用) エツチングに半導体基板の一部を除去して梁を形成した
後は、チップのハンドリングや固定、レジスト塗布が難
しく、また、機械的強度も低下しているためにリンサー
ドライヤー等による乾燥ができない。したがって、梁形
成前に、後の工程で必要となるエツチングパターンを作
り込んでおく。
これにより、梁形成後のエツチングが可能となる。
また、梁の側面に形成された抵抗は、予め形成されてい
るバッドil出し層と交わって連結され、電気的な接続
が自動的に形成され、コンタクト領域の別途の形成が不
要である。
また、梁の側面はかなりの厚みを有しているため、側面
に形成された抵抗の抵抗値を実用領域にまで低下させる
ことが可能である。
また、完成した半導体センサの構造としては、梁の側面
部にピエゾ抵抗が形成されているため、ピエゾ抵抗形成
面と軸方向とが直交し、検出感度が高い。
(実施例) 次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
第1図は形成しようとする3次元加速度センサの一例の
構成を示す図である。
このセンサは、x、y、zそれぞれの方向の加速度を検
出するカンチレバー1. 2. 3を有シ、カンチレバ
ー1.2には、それぞれ梁7a、7bが形成され、カン
チレバー3には、肉厚が薄いたわみ部8が形成されてい
る。また、梁7a、7bの両側面にはピエゾ抵抗R1,
R2およびR3゜R4がそれぞれ形成され、たわみ部8
上にはピエゾ抵抗R5が形成されている。梁7a、7b
において、ピエゾ抵抗R1,R2およびR3,R4はそ
れぞれ接続層4a、4bにより接続されており、パッド
引出し層5a、5bおよび5c、5dによりポンディン
グパッド6a、  6bおよび6C16dに導出されて
いる。また、抵抗R5の両端はポンディングパッド6e
、6fに接続されている。
なお、このセンサは、固定面10(斜線がほどこされて
いる)により台座に固定される。
第2図はX方向の加速度を検出するカンチレバ1に形成
される加速度センサの等価回路図である。パッド5a、
  6bにはブリッジ回路および出力アンプが接続され
る。
次に、X方向の加速度を検出する第3図〜第8図を用い
てカンチレバー1の製造方法を説明する。
第3図 まず、Si半導体基板20の表面に通常のフォトリソグ
ラフィー技術を用いてパッド引出し用拡散層5a、5b
と、接続用拡散層4aと、ポンディングパッド5a、 
 6bを形成する。次に、裏面にシリコン窒化膜(S 
j3N4 )22を形成した後にパターニングし、基板
エツチング用開口23を設ける。
第4図 半導体基板表裏面にCVD法により5in2膜(マスク
層)を形成し、所定形状にパターニングし、シリコン表
面の一部を露出させパターニング部26を形成する。
第5図および第7図 次に、ヒドラジンやKOHにより半導体基板をエツチン
グし、加速度センサの片持ち柔構造を形成する。次に、
表裏面の5i02膜を拡散マスクとしても用いて梁の側
壁に拡散を行い、側面抵抗31a、31b  (ピエゾ
抵抗R1,R2)を形成する。
図中、不純物の拡散がなされた領域には×印が付されて
いる。側面抵抗31a、31bは、パッド引出し用拡散
層5a、5bと接続部30て接続され、一方、接続部3
2て接続用拡散層4aと自動的に接続される。第5図の
アーア線に沿う断面構造は第7図のようになっている。
第6図および第8図 次に、表裏面の5in2膜24.25を除去し、基板表
面に、新たに5102膜40を形成する。次に、裏面の
513N4膜22をマスクとしてヒドラジンあるいはK
OHによりエツチングし、開口23からエツチング液を
浸透させ、梁の先端部分(パッド位置の反対の部分)2
4を除去する。これにより、側面抵抗3La  (R1
)は側面抵抗31.b(R2)と低抵抗値の接続用拡散
層4aによってのみ接続される。第6図のイーイ線に沿
う断面構造は第8図のようになっている。
このようにして、X方向の加速度を検出するセンサが製
造される。Y軸方向のセンサについても同様である。ま
た、Z方向については、たわみ部(ダイアフラム)8を
形成する工程(裏面エツチング工程)が必要であるが、
一連のフォトリソ工程において、ワンチップ3次元セン
サが形成される。
(発明の効果) 以上説明したように本発明は、必要なエツチングパター
ン、拡散層、パッド等をあらかじめ形成しておき、梁を
形成した後、側面抵抗を形成し、その後、作り込んであ
ったエッチグパターンを用いて梁の先端部を除去し、側
壁に拡散された部分とそうでない部分とを選択的につく
って電気的に分離することにより、通常のフォトリング
ラフィ−技術を用いて、実用に耐える3次元加速度セン
サを製造できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は形成しようとする3次元加速度センサの一例の
構成を示す図、 @2図はX方向の加速度を検出するカンチレバー1に形
成される加速度センサの等価回路図、第3図〜第6図は
それぞれ、梁構造形成のための主要な工程を示す斜視断
面図、 第7図は第5図のアーア線に沿う断面構造を示す図、 第8図は第6図のイーイ線に沿う断面構造を示す図、 第9図および第10図は従来例の構成を示す図である。 1.2.3・・カンチレバ 4a、4b・・・接続用拡散層 5a〜5d・・・パッド引出し用拡散層6a〜6e・・
・ボンディングバンド 20・・・Si基板 21・・・表面酸化膜 22・・Si3N4膜 23・・・基板エッチンク用開口 24・・エッチンク除去部 26・・・パターニング部 30、32・・接続部 31a、31b・・側面抵抗(ピエゾ抵抗RR2) 特許出願人 横 河 電 機 株 式 第 図 第 図 b 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  半導体基板の主面に外部接続用のパッド(6)と、該
    パッドに連接するパッド引出し用の拡散層(5)と、検
    出しようとする加速度の方向に延在する、抵抗接続用拡
    散層(4)とを形成する工程と、 半導体基板の裏面に、所定箇所に開口(23)を有する
    エッチングマスクパターン(22)を形成する工程と、 上記工程を経た半導体基板の表裏面の全面にマスク層(
    24,25)を形成し、その後、表面のマスク層をパタ
    ーニングして所定形状のマスクを形成する工程と、 前記マスクをエッチングマスクとして使用して半導体基
    板の一部を除去し、加速度方向に弾性変形する梁(7)
    を形成する工程と、 前記マスクを拡散マスクとして使用して前記梁の両側面
    部に不純物を拡散し、加速度検出用の抵抗層(31a,
    31b)を形成する工程と、半導体基板の表裏面に存在
    する前記マスクを除去し、その後、半導体基板表面にの
    み新たなマスク層(40)を形成する工程と、 半導体基板の裏面に形成されている前記エッチングマス
    クパターン(22)を使用して裏面からの半導体基板の
    エッチングを行い、前記梁の先端部の一部を除去する工
    程とを有し、 前記梁の両側面部に不純物を拡散して加速度検出用の抵
    抗層(31b,31b)を形成したときに、該加速度検
    出用の抵抗層(31b,31b)と、前記パッド引出し
    用の拡散層(5)および抵抗接続用拡散層(4)とがそ
    れぞれ接続されることを特徴とする半導体加速度センサ
    の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012515348A (ja) * 2009-01-13 2012-07-05 ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング 圧電抵抗器および加速度計を有するデバイスを形成する方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012515348A (ja) * 2009-01-13 2012-07-05 ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング 圧電抵抗器および加速度計を有するデバイスを形成する方法

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