JPH04137571U - ２部材ビデオカセツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案はテープとつなぎ綱との間に留め具を
必要としない自己支持つなぎ綱組立体を備えたビデオカ
セットを提供する。 【構成】 ビデオカートリッジ１０をビデオカセット型
式に変換するアダプター１２は、テープ１４をカートリ
ッジ１０から引出し、テープ１４をアダプター１２内部
の巻取りリール１８にテープ経路６１を横切って案内す
るのに用いられるつなぎ帯８を含んでいる。つなぎ帯８
は自己支持片持ち梁構造であって、テープ１４とつなぎ
綱引出し部２１との間に積極的なロック用留め具の連結
部を必要としないようになっている。つなぎ綱連結具２
３とテープ連結具２５とによって形成された単一軸線３
９の相互連結部が、テープ１４をつなぎ綱引出し部２１
に連結するのに用いられる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案はビデオカセットのアダプターと共に用いるためのビデオカートリッジ からなる２部材ビデオカセットに関する。作動時、このテープカートリッジはカ セットアダプターの中に挿入される。アダプターへのカートリッジの挿入は、テ ープをアダプター内部に位置するつなぎ綱組立体に連結する。次に、使用者は機 械的巻取り機構を作動させつなぎ綱組立体と取付けられたテープとを供給リール から巻取りリールへと動かす。このようにして、テープは巻取りリールに向って 前進されこの巻取りリール上に巻かれる。これらの工程後、アダプターは適当に 配置され２部材ビデオカセットが工業標準ビデオカセットを受け容れるようにな っている公知のビデオテープ装置において用いられる。

【０００２】

【従来の技術】

１つのカセット型式に供給される磁気記録媒体を用いることが普通となってき た。この普通のカセット型式は供給リールと巻取りリールとを含んでいる。テー プは供給リール上で供給される。このテープの一端が永続的にこの供給リールに 取付けられテープの他端が永続的に巻取りリールに取付けられる。カセットにお いて、供給リールと巻取りリールは同一のハウジングを共有しそして使用時テー プは２つのリールの間に移送される。この包装方式は容器の中に空のリールを包 含しているためテープの貯蔵にとって不十分である。このようなビデオカメラの 使用において、このカセット型式の採用は使用できるテープの量を減少させまた カセットアダプターに対し特定化されたカセットの開発を必要としている。

【０００３】 例えば、１つのカセット型式を他のカセット型式に、変換するアダプターが広 く知られており、Ｈ．Ｏgataへの米国特許第４，５４４，９７０号によって示さ れるように用いられているが、この特許は小型ビデオテープカセットを標準ＶＨ Ｓ型式に変換するアダプター又は担持体を教示している。この型の装置は消費者 ビデオカメラにＶＨＳ再生能力を提供するために用いられる。

【０００４】 磁気記録媒体をよりコンパクトで空間効率のよいカートリッジ型式で供給する ことが提案された。このカートリッジ型式では、ハウジングがテープを貯蔵する ため単一の供給リールを収容している。テープの“自由”端はうねって進まねば ならず、さもなければ離れた巻取りリールに取付けなければならない。

【０００５】 様々の型式のテープカートリッジがＪ．Ａ．Ｓmithへの米国特許第４，８２６ ，１０１号によって明らかなように磁気テープを貯蔵するために普通に用いられ ているが、この特許は磁気テープを貯蔵するため単一のリール供給カートリッジ を教示している。この型式のカートリッジはコンピュータ産業において用いられ ている。

【０００６】 カートリッジ型式をカセット型式に変換するためアダプターと結合された単一 のリールカートリッジが、発明者であるＲ．Ｌ．Ｄavisへの英国特許第２，２１ ７，６８４号によって明らかなようにまた公知である。

【０００７】 カセットアダプターに対するこのようなカートリッジの他の例はＮovakへの米 国特許第４，９２０，４３６号から公知である。Ｎovak特許は、とりわけ、ビデ オテープカートリッジを工業標準ビデオカセット型式に適応させるために用いら れる担持体又はアダプターを教示している。

【０００８】

【考案が解決しようとする課題】

しかし従来技術に比べて、本考案はテープとつなぎ綱との間に留め具又は他の 積極的な固定用連結具の必要をなくした自己支持つなぎ綱組立体の利用を教示す るものである。

【０００９】

【課題を解決するための手段】

アダプターの前部がテープ経路とテープ経路の平面を区画形成するテープ通路 を有している。つなぎ帯が、このテープ通路の中に位置し、この通路の壁とテー プ出し入れドアの後側表面との間に形成された通路によって捕えられる。つなぎ 帯は、相互に連結されこの帯が１つの平面上では屈撓可能であるが直角な平面上 では屈撓不可能なようになっている蝶着されたリンクからなっている。これらの 蝶着されたリンクはテープの平面上で回動され、また帯の蝶着構造は直角な平面 上では帯が屈撓しないようにする。

【００１０】 自己支持つなぎ帯は図面に示される単一軸相互連結具構造の使用を可能にする 。テープ連結具とつなぎ綱連結具とは、実質的に単一軸の相互連結部をもたらす ようなその軸線に沿って交差することのできる、実質的に同一の渦巻き形状のチ ューブである。この相互連結工程は、相互連結具を変形させることなく行われ本 質的に何らの力も連結を行うのに必要としないようにすることができる。これは 、テープ連結具とつなぎ綱連結具とにおける摩耗を減少させるので、非常に望ま しいことである。これら連結具間の係合は、これら連結具を相互に整列させる斜 めの整列領域によって容易となる。使用時、つなぎ帯は、これがテープ経路に沿 って巻取りリール上を動かされるにしたがって相互連結部を案内しかつ支持する 。この関節接合された帯は巻取りリールのハブの周囲と実質的に等しい長さを有 している。巻取り工程は、テープを受け容れるため巻取り表面を形成するつなぎ 綱前端の上に帯をハブ上に巻きつけるようにする。

【００１１】

【実施例】

図面を通して同一符号は同一の構造要素を示す。 作 動 の 概 要

【００１２】 一般に、図１及び図２を参照すると、使用者はカートリッジ１０を、複合２部 材構造を形成するアダプター１２の中に挿入する。この複合構造は普通に入手可 能なビデオテープ機械に用いられた時標準Ｔ−１２０ＶＨＳビデオカセットの作 用に似るようにしている。

【００１３】 カートリッジ１０の、アダプター１２のカートリッジ空洞９への挿入の工程は 、カートリッジの中のテープ１４をアダプター１２の中に位置するつなぎ綱組立 体１６に自動的に連結する。このつなぎ綱組立体１６は、テープ１４をカートリ ッジ１０から引き出し、これをテープ経路６１を横切って案内し、テープ１４を 巻取りリール１８に供給するために用いる。

【００１４】 図３において、カートリッジ１０がアダプター１２のカートリッジ空洞９の内 部に完全に設置されて示されている。カートリッジ１０がアダプター１２の中に あると、使用者は巻取り機構を用い、つなぎ綱組立体１６をカートリッジ空洞９ に近い“休息”位置から“走行待機”位置へと前進させ、ここでテープ１４はカ ートリッジ１０の外に導かれテープ連結具２５とつなぎ綱連結具２３が巻取りリ ール１８に供給される。この巻取り機構は、巻取りリール１８と供給リール１９ のうちのいずれかと選択的に係合するクラッパー歯車組立体２６を駆動する。

【００１５】 図１及び図３において、つなぎ綱組立体１６はその“休息”位置で示されてい る。この“休息”位置では、つなぎ綱連結具２３が、カートリッジ１０の担持さ れた共働テープ連結具２５と相互に係合するよう配置される。

【００１６】 図４において、つなぎ綱組立体１６は“走行待機”位置で示されている。この “走行待機”位置で、つなぎ綱組立体１６は、テープ１４を貯蔵するため巻取り 表面１５を形成する巻取りリール１８上に巻かれる。

【００１７】 図５において、つなぎ綱組立体１６は、“休息”位置と“走行待機”位置との 間のテープ経路に沿う中ほどの中間位置で示されている。

【００１８】 アダプターがテープを“走行待機”位置に置いた時、アダプターとカートリッ ジは使用の準備が完了する。しかし、つなぎ綱連結具が“休息”位置又は図５に 示されるいずれかの中間位置にある間は、アダプターをビデオテープ機械に使用 する試みはビデオテープ機械に損傷を与えるものとなる。

【００１９】 いくつかの連動構造及び機能がアダプターの早まった又は不適当な使用を防止 するために考えられている。多数のこれらの構造は、アダプターを備えたカート リッジの故障のない使用を容易にする。

【００２０】 図１を参照すると、カートリッジロック組立体２０が示されており、このロッ ク組立体２０はカートリッジ１０と共働して、テープ１４がカートリッジ１０の 外にある間にカートリッジ１０がアダプター１２から偶然に取外されないのを保 証するようにしている。

【００２１】 つなぎ綱連結具保持器組立体２２がまたアダプター１２に設けられつなぎ綱組 立体１６をカートリッジ空洞９の近くの所定の“休息”位置に保持しかつ位置さ せるようにする。このつなぎ綱連結具保持器組立体２２は、“休息”位置を画定 し、またテープ連結具２５とつなぎ綱連結具２３との間の連結を容易にするのに 用いられる。

【００２２】 テープ連結具保持器組立体２４がさらにカートリッジ１０に設けられ、図２に 示されるようにカートリッジ１０がアダプター１２の外にある間テープ連結具２ ５をカートリッジハウジング１１の内部に保持するようにしている。

【００２３】 一般には、カートリッジ１０はアダプター１２の中に挿入される。カートリッ ジの挿入は多数のカートリッジとアダプター構造の逐次的な作動をもたらす。例 えばテープ連結具２５とつなぎ綱連結具２３とが交差し、カートリッジ１０をア ダプター１２内にしっかりと据えつけるのに先だって相互に係合するのが好まし い。さらにカートリッジ１０がカートリッジロック組立体２０により解放される より前に、カートリッジ１０がアダプター１２の中に完全に据えつけられるのが 好ましい。

【００２４】 カートリッジ１０自体が、アダプター１２の中に完全に据えつけられるように なるにしたがって、つなぎ綱連結具保持器組立体２２を自動的に解放するのが好 ましい。

【００２５】 カートリッジが完全に据えつけられると、アダプターハウジング１３の内部に 位置する機械的巻取り機構が用いられ、つなぎ綱組立体１６を“休息”位置と“ 走行待機”位置との間で移送する。アダプターの中に設けられた手で作動される 巻取り器が、巻取りリール１８上の歯車形成フランジ２８と供給リール１９上の 歯車形成フランジ３０とを駆動するのに用いられる。これに代え、巻取りリール ハブ１７と供給リールハブとを駆動する外側巻取り器を用い、巻取りリール１８ と供給リール１９とを動かすようにすることができる。手動巻取り器はクラッパ 歯車組立体２６を含むことができる。クラッパ歯車２９は巻取りリール１８と供 給リール１９のいずれかを駆動するよう配置される。例えば、クラッパ歯車２９ は図４及び５に示されるように、巻取りリールの下部歯車形成フランジ２８と係 合される。送り歯車３１によって分配された動力がつなぎ綱組立体を“走行待機 ”位置に前進させる。同様な方法で、クラッパ歯車組立体２６が、図３に示され るように供給リール１９の下部歯車形成フランジ３０と係合するよう動かされ、 また送り歯車３１により与えられた動力がつなぎ綱組立体１６を“休息”位置に 向って駆動するよう用いられる。手で作動される巻取り器の残り部分は図面を明 瞭にしかつ簡単にするために図示されていない。

【００２６】 作動の終りに当り、つなぎ綱組立体１６は再び巻かれてつなぎ綱連結具２３を 図１及び図３に示す“休息”位置に戻す。テープ連結具２５のカートリッジ１０ への再度の進入はカートリッジロック組立体２０を解放する。この時点で、カー トリッジ１０はアダプター１２から取出される。普通には、使用者によりカート リッジに与えられた力はカートリッジをカートリッジ空洞９の外に回転させ、し たがってつなぎ綱連結具２３をつなぎ綱連結具保持器組立体２２によって取り返 し、そしてテープ連結具２５をカートリッジ１０内部に位置するテープ連結具保 持器組立体２４によって取り返すようにする。この時、使用者はカートリッジを アダプターから取出すことができる。

【００２７】 つなぎ帯の詳細な説明 つなぎ綱組立体１６はいくつかの作用を実施する。つなぎ綱組立体１６のつな ぎ帯８の部分が、テープ連結具２５とつなぎ綱連結具２３とをテープ通路６１に 沿ってこれらが動くとき支持しかつ案内する。

【００２８】 上記のように、つなぎ綱連結具２３が、カートリッジ１０のアダプター１２へ の挿入時にテープ連結具２５と相互に係合し、単一軸線３９の相互連結部を形成 する。つなぎ帯８のこの片持ち梁特性は、テープ連結具２５とつなぎ綱連結具２ ３との間の相互連結部がテープ経路６１に沿って移動するときに分離するのを防 止する。つなぎ帯８は巻取りリールハブ１７の周囲に実質的に等しい長さを有し 、またそのため、つなぎ帯８は、テープ１４を貯蔵するためのテープ巻取り表面 １５を形成する巻取りリールハブ１７の周りに完全に巻きつく。これは、つなぎ 綱引出し部２１の長さについて比較的低い公差を可能にする。

【００２９】 つなぎ綱組立体１６は、巻取りリールハブ１７からつなぎ綱連結具２３へと延 びかつつなぎ綱連結具２３を含む構造の全てを含んでいる。したがって、この組 立体はつなぎ帯８とつなぎ綱引出し部２１とを含んでいる。

【００３０】 図８はつなぎ綱引出し部２１の巻取りリールハブ１７への取付け部を示してい る。典型的には、つなぎ綱引出し部２１は公知のビデオカセットに用いられる一 定の光学的センサと共に作動するため透明なプラスチックフィルムから形成され る。つなぎ綱引出し部２１は特定のつなぎ綱取付けリンク５０に連結される。こ のつなぎ綱取付けリンク５０は経路リンク５２と共に、自己支持の片持ち梁つな ぎ帯８を形成する。最後のリンクはつなぎ綱連結具２３を保持するつなぎ綱連結 具リンク５４である。

【００３１】 図９はテープ１４とつなぎ綱組立体１６とを相互に係合するための対応テープ 供給カートリッジ１０の構造を示す。テープ１４の一端は供給リール１９のハブ に固定されている。テープの他端は透明テープ引出し部６に連結される。テープ 連結具２５はテープ連結具リンク５８とテープ取付けリンク５６とを介してテー プ引出し部６に連結される。テープ取付けリンク５６とつなぎ綱取付けリンク５ ０とは、これらリンクをテープ引出し部６とつなぎ綱引出し部２１とに取付ける ため同一の取付けクリップ構造５９で終っている。この取付けクリップ構造５９ は図８に示され、テープ引出し部６とつなぎ綱引出し部２１とを通過し、他の取 付け手段を採用してもよいが２重連結部を形成する止め棒を含んでいる。

【００３２】 再び図６と図７を参照して、各経路リンク５２は蝶番ピン５３を用いてその隣 のリンクに蝶着される。自動化された組立てを助けるため、図示のように各リン クに２つの蝶番ピンを用いるのが好ましい。この構造においては、つなぎ帯８は 蝶番ピンの軸線を含む平面上で自由に屈撓することができる。しかし、これらの 蝶番の公差は蝶番ピンに直角な平面上では最低限度の曲げだけが可能なようにな っている。経路リンク５２が巻取りリール１８の巻取りリールハブ１７の周りに 巻かれた時、これらリンクはテープ１４を受け取るため区分されているが実質的 には円筒形の巻取り表面１５を形成する。この構造の１つの利点は、自由な状態 にあるつなぎ帯８の長さだけが、適当な巻取り表面１５の形成を保証するため高 度の精密さに制御されるのを必要とするにすぎないことである。このつなぎ綱引 出し部２１の長さはこれほど重要ではなく、そのため他に許されるよりも高い公 差を有することができる。

【００３３】 テープ通路６０は図５に示されるテープ出し入れドア７の後側表面と図１０の 斜面図に示されるアダプターの前部との間に形成される通路である。自由状態の つなぎ帯８はテープ１４を案内するためこのテープ通路６０と共働する。テープ 通路６０は巻取り側案内支柱３２から供給側案内支柱３４へと延びている。テー プ経路平面は平面部分３６及び平面部分３８と巻取り側案内支柱３２と供給側案 内支柱３４とによって区画形成される。テープ通路６０は図１０に見られるよう に、壁部分４０、壁部分４１、壁部分４２及び壁部分４３によって一部が区画形 成されている。テープ通路６０はつなぎ綱組立体１６と共働し、つなぎ綱連結具 ２３とテープ連結具２５との間に形成された相互連結部を図１０のテープ経路の 支持されていない部分４４，４５及び４６を横切って案内する。

【００３４】 端縁４７が第１の平面部３８の前縁を区画形成する。つなぎ綱組立体１６が“ 休息”位置にある時、帯の大きな部分がつなぎ綱連結具保持器組立体２２から端 縁４７まで延びている。経路リンク５２の少なくとも一部がテープ通路６０の内 部にありそれにより壁４２と４３がつなぎ帯８の端縁を位置ぎめし拘束するよう にすることが望ましい。一般に、つなぎ帯８の最小の長さは巻取りリールハブ１ ７の周囲により決定される。

【００３５】 相互連結具構造の詳細な説明 本考案において、つなぎ綱連結具２３とテープ連結具２５の相補的な渦巻き形 状の管構造は実質的に零の力で相互に係合し摩耗することが少ない単一軸線３９ の相互連結部を形成する。

【００３６】 このテープ連結具２５は斜めの表面３３を有し、そしてつなぎ綱連結具２３も また斜めの表面３５を有している。これらの特徴構造は、相互に作用し管状部材 を軸方向に整列させる進入領域を形成する。この案内作用は周囲の管状部材が交 差する限り確実な連結部を形成することを可能にする。これは有利な整列の必要 条件を大きく減少させる。作動時、第１の渦巻形管状のテープ連結具２５は軸線 ３９に沿って動かされ又は変位され第２の渦巻き形管状のつなぎ綱連結具２３と 相互に係合することができる。この方法において、これら２つの連結具は重なり 合い、１つの軸線３９だけを有し案内支柱３２その他の周りを通過するのを容易 にする実質的に管状の相互連結具を形成する。これら連結具が相互に抜け落ちる のを防止するため、図６に見られるようなテープ連結具２５の一部を形成する、 栓３７で示されるような１つの連結具を作動ピン２７に押し込むことが望ましい 。

【図面の簡単な説明】

【図１】対応のカートリッジなしの、アダプターを示す
概略平面図である。

【図２】対応のアダプターなしの、カートリッジの概略
平面図である。

【図３】カートリッジとアダプターとの組合せを形成す
るアダプターに挿入されたカートリッジの、つなぎ綱組
立体が“休息”位置にあるところを示す、概略平面図で
ある。

【図４】カートリッジとアダプターとの組合せの、つな
ぎ綱組立体が“走行待機”位置にあるところを示す、概
略平面図である。

【図５】カートリッジとアダプターとの組合せの、つな
ぎ綱組立体が“休息”位置と“走行待機”位置との間の
中間の位置で通路に沿っているところを示す、概略平面
図である。

【図６】つなぎ綱組立体の側面図である。

【図７】つなぎ綱組立体の正面図である。

【図８】巻取りリール組立体の斜面図である。

【図９】供給リール組立体の斜面図である。

【図１０】アダプターハウジングに形成されたテープ通
路を示すアダプターの斜面図である。

【符号の説明】

８…つなぎ帯 １０…カートリッジ １２…アダプター １４…テープ １５…供給リール １６…つなぎ綱組立体 １８…巻取りリール １９…供給リール ２３…つなぎ綱連結具 ２５…テープ連結具 ６０…テープ通路 ６１…テープ経路

Claims (7)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 カートリッジ（１０）をカートリッジア
   ダプター（１２）の中に挿入することにより形成される
   型式の２部材ビデオカセットであって、前記カートリッ
   ジ（１０）が長いテープ（１４）を貯蔵するためのテー
   プ供給リール（１９）を有し、前記長いテープ（１４）
   が第１及び第２の端部を有し、前記第１のテープ端部が
   供給リール（１５）に取付けられ、前記第２のテープ端
   部がテープ連結具（２５）に取付けられ、前記アダプタ
   ー（１２）が前記カートリッジ（１０）を受け入れるよ
   うになっているカートリッジ収容空洞（９）を有し、前
   記アダプター（１２）がテープ経路（６１）を区画形成
   するテープ通路（６０）を有し、前記アダプター（１
   ２）が、前記アダプター（１２）の内部に配設されかつ
   前記アダプター（１２）の内部で回転するよう取付けら
   れた巻取りリール（１８）を有し、前記アダプター（１
   ２）が、前記テープ連結具（２５）と相互に係合するよ
   うになっているつなぎ綱連結具（２３）を有し、前記つ
   なぎ綱連結具（２３）と前記テープ連結具（２５）とが
   相互連結部を形成している、２部材ビデオカセットにお
   いて、前記アダプターが、つなぎ帯（８）を含むつなぎ
   綱組立体（１６）を有し、前記つなぎ綱組立体（１６）
   が第１及び第２の端部を有し、前記第１の端部が前記つ
   なぎ綱連結具（２３）に連結され前記第２の端部が前記
   巻取りリール（１８）に連結され、前記相互連結部分を
   前記テープ通路（６０）に沿って案内しかつ支持するよ
   うになっており、前記つなぎ帯（８）が、前記テープ経
   路（６１）に平行な第１の平面上で屈撓可能で前記第１
   の平面と直角な平面上では屈撓不可能である、ことを特
   徴とする２部材ビデオカセット。
2. 【請求項２】 前記つなぎ帯（８）が、自己支持片持梁
   組立体を形成する、相互に蝶着（５３）された複数の関
   節接合リンク（５２）を具備している請求項１に記載の
   ２部材ビデオカセット。
3. 【請求項３】 前記相互連結部が、軸線（３９）を有
   し、前記テープ（１４）に取付けられている、第１の管
   状渦巻き形テープ連結具（２５）と、軸線（３９）を有
   し、前記つなぎ帯（８）に連結されている、第２の管状
   渦巻き形つなぎ綱連結具（２３）、とを具備し、前記第
   １及び第２の管状相互連結部が、前記管状連結具（２
   ３，２５）が重なり合うまで前記管状連結具を前記軸線
   （３９）に沿って変位させ単一の軸線（３９）を有する
   連結部を形成することにより、相互に係合するようにな
   っている、請求項１に記載の２部材ビデオカセット。
4. 【請求項４】 前記第１の渦巻き形連結具（２５）が栓
   （３７）を含み、前記連結具が相互に係合するよう動か
   された時前記第１の渦巻き形連結具（２５）が前記第２
   の渦巻き形連結具（２３）を通って動くのを防止するよ
   うにしている請求項３に記載の２部材ビデオカセット。
5. 【請求項５】 前記第１の渦巻き形連結具（２５）が斜
   めの表面（３３）を有し、前記第２の渦巻き形連結具
   （２３）が斜めの表面（３５）を有し、前記斜めの表面
   （３３，３５）が、相互に係合するための、第１及び第
   ２の連結具（２３，２５）を整列させる手段を形成して
   いる請求項２に記載の２部材ビデオカセット。
6. 【請求項６】 前記つなぎ帯（８）が前記巻取りリール
   ハブ（１７）の周囲に実質的に等しい長さを有している
   請求項１に記載の２部材ビデオカセット。
7. 【請求項７】 前記つなぎ帯（８）が、前記巻取りリー
   ルハブ（１７）上に巻かれる時実質的に円筒形の巻取り
   表面（６２）を区画形成する一組の関節接合された通路
   リンク（５２）を具備している請求項３に記載の２部材
   ビデオカセット。