JPH0413734Y2 - - Google Patents

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JPH0413734Y2
JPH0413734Y2 JP2778886U JP2778886U JPH0413734Y2 JP H0413734 Y2 JPH0413734 Y2 JP H0413734Y2 JP 2778886 U JP2778886 U JP 2778886U JP 2778886 U JP2778886 U JP 2778886U JP H0413734 Y2 JPH0413734 Y2 JP H0413734Y2
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JP
Japan
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card
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finger
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yen
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JP2778886U
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JPS62158572U (ja
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、カード照合装置、詳しくは例えば現
金支払機において、払い出し請求の金額の大小に
応じて指紋照合の照合結果の一致の数が設定でき
るようにしたカード照合装置に関する。
〔従来の技術〕
最近では銀行や信用金庫等で現金の支払いを受
ける時に必ずしも窓口にいかなくても現金自動支
払機に磁気カードを挿入し、予じめ銀行に届けて
ある暗唱番号をテンキーを介して入力し、入力さ
れた暗唱番号と銀行に予じめ届けられている暗唱
番号とが一致した時に、必要とする金額だけ引き
出せるようになつている。
〔解決しようとする問題点〕
ところで、上述のような磁気カードを紛失して
しまつたり、或は盗難にあつてしまつたりした場
合には次のような不都合がある。即ち、従来の暗
唱番号であると例えば4桁の数字からなつてい
て、この暗唱番号は一般にカードの使用者にとつ
て覚えていやすい番号が選ばれる。例えばこの覚
えていやすい番号としては自分の家の電話番号で
あるとか、或は自己の生年月日等が使われること
が多い。また、紛失した磁気カードから適宜の装
置を用いればそのカードに記憶されている暗唱番
号を読み出すことも不可能ではない。つまり、従
来の磁気カードの暗唱番号だけでは盗難等の場合
に対しては極めてガードが弱く、預金者にとつて
便利である反面、不安な要素をもつていた。
このような問題点に対処するために、最近では
人間の指の指紋を読み取つてこの指紋のパターン
を予じめ銀行の中央のコンピユータセンターに記
録しておき、かつ現金自動支払機に預金者の指紋
を読み取る装置を付けておき、この指紋の一致を
見て本当の預金者でなるか否かを判断し、その結
果に応じて金額を払い出すようなシステムが検討
されている。
人間の指紋は二人と同じものがないものと言わ
れ、確かに本人を確認するための方法としては優
れたものと言える。しかし、現在のところは指紋
のパターンの読み出しが100パーセント完全なも
のではなく、例えば人間の指に脂肪が付いていた
り、或は埃が付いていたりすると必ずしも正確な
指紋のパターンが読み取ることができない。その
ため5本の指で全て予じめ登録してあるデータと
一致しないと金銭の引き出しができないようなシ
ステムにしていると実用上は極めて不便なものと
なつてしまうおそれがある。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
本考案は上記問題点を解決するために、 挿入されたカードからそのカード番号を読み取
り、予じめ登録されている指紋情報の中から上記
カード番号に対応した指紋情報を読み出し、この
読み出された指紋情報を一時的に記憶しておく一
時記憶手段と、適宜のグレード数値からなる情報
を入力する手段と、上記カードの挿入と相前後し
て入力されるカードの使用者の指紋を判別する指
紋判別手段とを具備し、上記グレードに応じて設
定しうるようにしたものである。
〔実施例〕
以下、本考案を図示の一実施例に基づいて説明
する。
第1図は、本考案のカード照合装置のブロツク
図である。即ち、コンピユータ等からなる制御部
1には磁気カードの信号を読み取る磁気カードリ
ーダー2が接続されていて、この磁気カードリー
ダー2は磁気カード3が挿入されるようになつて
いる。この磁気カード3は例えば銀行の預金カー
ドであつて、この磁気カード3には暗唱番号が記
録されている。そして、上記磁気カードリーダー
2で磁気カード3の暗唱番号が読み取られると電
気信号が制御部1に送られるようになつている。
また、上記制御部1には10ケの数字を有するテ
ンキー5が接続されており、例えば1,2,3,
……というように数字が制御部1へ送られるよう
になつていて、このテンキー5の押下によつて3
万円或は10万円等の金額を入力できるようになつ
ている。
また上記制御部1にはメモリー4が接続されて
いて、このメモリー4には予じめ上記磁気カード
3を所有する預金者の例えば右手の指5本分のデ
ータがパターンデータとして登録されている。即
ち、上記メモリー4には親指、母指、中指、薬
指、小指の夫々のパターンが適宜の手段によつて
電気信号に変換されて記憶されている。
また、上記制御部1には各指の指紋を読み取る
ようになつている親指センサ7、母指センサ8、
中指センサ9、薬指センサ11、小指センサ12
が接続されていて、これらセンサは図示のように
人間の手の平の手形13の夫々の指の先端部に対
応する位置に配置されている。つまり、現金を引
き出そうとする人が上記手形13の形に合わせて
自己の指を押し付けると、上記各センサ7〜12
が夫々の指の指紋を読み取つてそれを制御部1に
送り、この制御部1で所定の信号に電気変換をす
るようになつている。
上記制御部1には選択制御部14のAポートと
Bポートとが接続されている。上記Bポートには
夫々手形13の各センサから読み込まれた指紋が
電気的信号に変換されて親指パターン、母指パタ
ーン、中指パターン、薬指パターン、小指パター
ンとして入力するようになつている。
上記選択制御部14のAポートには“1”から
“5”のグレードに応じて信号が入力されるよう
になつている。即ち、上記“1”グレードの時に
は例えば3万円までお金が引き出せるようになつ
ており、上記“2”グレードの時には例えば5万
円まで引き出せるようになつており、さらに上記
“5”グレードの時には30万円まで引き出せるよ
うになつている。
さらに、上記制御部1には一時記憶部6が接続
されていて、この一時記憶部6は上記メモリー4
から磁気カードの使用者の5本分の指のパターン
データを読み取つてきて一時的に記憶するように
なつている。そしてこの一時記憶部6の出力端か
ら親指パターンデータと母指パターンデータと中
指パターンデータと薬指パターンデータと小指パ
ターンデータとが夫々出力されるようになつてい
て、上記選択制御部14のCポートに入力するよ
うになつている。
次に、以上のように構成されているカード照合
装置の使い方を第2図に示すフローチヤートに基
づいて説明する。
先ず現金を引き出そうと思う人がその人の磁気
カード3を磁気カードリーダー2に挿入する。す
ると、磁気カードリーダー2は磁気カード3に磁
気的に記憶されているその人の登録番号を読み出
してその番号を制御部1へと送出する。するとこ
の登録番号に応じたその人の個人別指紋パターン
データがメモリー4から読み出され、その人のパ
ターンデータは一時記憶部6に記憶される。即
ち、この時点においてはその人の5本の指のデー
タが一時記憶部6に記憶されていることになる。
次いでお金を引き出す人が30000円のデータを
テンキー5に入力すると、このデータが制御部1
へ送られる。なお、30000円まではグレード“1”
であり、50000円までがグレード“2”であり、
100000円までがグレード“3”であり、200000円
までがグレード“4”であり、さらに300000円ま
でがグレード“5”であるとする。
上述の場合はグレード“1”なのでA1ポート
に所定の信号が送出される。この時には手形13
から入つてきた各指のパターンと、一時記憶部6
から入つてきた各指のパターンのうち少なくとも
1本が一致すれば選択制御部14の出力ポート
D1から信号が出力され、このD1信号によつて
30000円までお金を出すようになつている。
また預金者が50000円まで引き出そうとしてテ
ンキー5を操作した場合には、手形13からの指
パターンデータと一時記憶部6からの指パターン
データ等のうち少なくとも2本が一致すれば選択
制御部14の出力ポートD2から所定の信号が出
力され、この出力ポートD2からの信号によつて
50000円までの金額が支払われる。同様に100000
円まで出す時にはグレード“3”であつてこの時
には手形13と一時記憶部6とから夫々の指パタ
ーンデータが少なくとも3本一致すれば良い。
同様に200000円まで引き出す場合には手形13
からの指パターンデータと一時記憶部6からの指
パターンデータとが少なくとも4本だけ一致すれ
ば良いし、300000円まで引き出す場合には手形1
3からの指パターンデータと一時記憶部6からの
指パターンデータとが5本とも一致する必要があ
る。なお、これらの場合は夫々出力ポートD4
はD5から出力信号が送出される。
このように、金額が少ない場合には5本の指の
うちいずれか1本だけ一致すれば現金の支払いを
可能とし、金額が徐々に増えるにつれて一致する
指の数を増やし、現金支払機の最大限である
300000円まで支払う時には5本の指全てが一致し
なければならないようになつている。
なお、上述のように金額の大小に応じて一致す
る指の数の多少を設定することも可能であるが、
その他の使い方としては例えば1分間とか3分間
とか言うように磁気カードの使い方としては比較
的異常な使い方がなされる場合に対処するには次
のようにすればよい。
即ち、カードが使われる時間を予じめ記憶して
おき、一定の時間以内に繰り返し使われるような
らば段々と一致する指の本数を増やしていき、よ
り厳しい条件でないと現金を引き出せないように
しておくことも可能である。
〔効果〕
本考案によれば、入力される情報の重要さ(グ
レード)に応じて一致する指紋の数を増加するこ
とができるので、カード照合装置をスムーズに運
用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すカード照合装
置のブロツク図、第2図は上記第1図に示すカー
ド照合装置の動作を示すフローチヤートである。 1……制御部、3……磁気カード、4……メモ
リー、5……テンキー、6……一時記憶部、7〜
12……指センサ、13……手形、14……選択
制御部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 挿入されたカードからそのカード番号を読み取
    り、予じめ登録されている指紋情報の中から上記
    カード番号に対応した指紋情報を読み出し、この
    読み出された指紋情報を一時的に記憶しておく一
    時記憶手段と、 適宜のグレード数値からなる情報を入力する手
    段と、 上記カードの挿入と相前後して入力されるカー
    ドの使用者の指紋を判別する指紋判別手段と、 を具備し、一時的に読み出された指紋情報と新た
    に入力された指紋情報との一致の度合を上記グレ
    ードに応じて設定しうるようにしたことを特徴と
    するカード照合装置。
JP2778886U 1986-02-27 1986-02-27 Expired JPH0413734Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2778886U JPH0413734Y2 (ja) 1986-02-27 1986-02-27

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2778886U JPH0413734Y2 (ja) 1986-02-27 1986-02-27

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JPS62158572U JPS62158572U (ja) 1987-10-08
JPH0413734Y2 true JPH0413734Y2 (ja) 1992-03-30

Family

ID=30830148

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JP2778886U Expired JPH0413734Y2 (ja) 1986-02-27 1986-02-27

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JP4640932B2 (ja) * 2004-12-10 2011-03-02 富士通株式会社 自動取引制御方法、自動取引装置及びそのプログラム
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JP2007140631A (ja) * 2005-11-15 2007-06-07 Toshiba Tec Corp 商品販売データ処理装置及びコンピュータプログラム

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