JPH04136883A - 画像記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子写真方式を利用した画像記録装置の改良に
関する。

〔従来の技術〕

第３図は特開平２−９１６６２号公報等に示された従来
の画像記録装置の要部を示すもので、図中、（１）は搬
送される用紙、（２）はこの用紙（１）を直上に位置す
る回動可能のピンチローラ（３）との間に挟持する搬送
ローラで、この搬送ローラ（２）は回転して用紙（１）
を図示左方向の下流に搬送する機能を有している。（４
）は搬送ローラ（２）から搬送されてきた用紙（１）を
真下の転写器（５）との間に挾持する回動可能の感光ド
ラムで、この感光ドラム（４）は時計方向に回転して用
紙（１）を下流の定着機（６）に搬送する機能を有して
いる。（７）は感光ドラム（４）の下流側の上部外周面
に対向させた帯電器、（８）　は感光ドラム（４）の下
流側外周面に対向させた除電光源、（９）は感光ドラム
（４）の直上のミラーに反射して感光ドラム（４）の上
部に照射される露光光、そして（ｌＯ）は感光ドラム（
４）の上流側の外周面に隣接配置した現像器で、この現
像器（ｌＯ）はトナー（１１）を貯蔵している。

従って、用紙（１）は搬送ローラ（２）とピンチローラ
（３）とに挾持され、これらローラ（２）・（３）の回
転に基づき下流の感光ドラム（４）と転写器（５）との
間に搬送される。そして用紙（１）は、その後端が搬送
ローラ（２）を通過した後は、静電気による感光ドラム
（４）への貼着力と感光ドラム（４）の回転に基づき搬
送される。また、回転する感光ドラム（４）は帯電器（
７）により一様に帯電され、露光光（９）に基づく光の
照射部分と非照射部分により静ＮＪｒ像が形成され、こ
の静電潜像は現像器（１０）のトナー（１１）により可
視像とされる。然して用紙（１）は感光ドラム（４）の
回転により感光ドラム（４）と転写器（５）との間を通
過して搬送されるが、この搬送時に感光ドラム（４）上
のトナー像は、転写器（５）の作用により用紙（１）に
引き付けられて転写され、その後下流の定着機（６）に
より用紙（１）に定着される。そして感光ドラム（４）
は転写後に除電光源（８）の光で除電され、再び次のサ
イクルに入る。このようにして記録動作が継続され、所
定の画像が記録される。

（発明が解決しようとする課題） 従来の画像記録装置は以上のように構成され、用紙（１
）の後端が搬送ローラ（２）を通過した後は感光ドラム
（４）への貼着力のみにより用紙（１）を搬送していた
のであるが、この貼着力は環境条件や用紙（１）の影響
を受けやすく、極めて不安定であるため安定した用紙（
１）の搬送が得られず、画質が劣化するという問題点が
あった。

本発明は上記に鑑みなされたもので、用紙全域に亘って
画質を劣化させることなく記録できる画像記録装置を提
供することを目的としている。

〔課題を解決するだめの手段〕

本発明においては上述の目的を達成するため、ピンチロ
ーラとの間に挾持した用紙を回転して下流に搬送する回
動可能の搬送ローラと、この搬送ローラから転写器との
間に搬送されてきた用紙を回転して定着機に搬送する回
動可能の感光ドラムとを備え、しかも、感光ドラムの少
なくとも一方の側部外周面に高摩擦層を形成するととも
に、この高摩擦層に向けて用紙の側部を押圧する押圧手
段を備えたことを特徴としている。

〔作用〕

本発明によれば、感光トラムの少なくとも一方の側部外
周面に高摩擦層を形成するとともに、この高摩擦層に向
けて用紙の側部な押圧する押圧ローラからなる押圧手段
を備えているので、用紙を感光ドラムの回転により確実
に搬送できる。

〔実施例〕

以下、第１図及び第２図に示す一実施例に基づき本発明
を詳述すると、図中、（４）は搬送ローラ（２）から搬
送されてきた用紙（１）を真下の転写器（５）との間に
挟持する回動可能の感光ドラムで、この感光ドラム（４
）　は時計方向に回転して用紙（１）を下流の定着機（
６）に搬送する機能を有している。また、感光ドラム（
４）の両側の外周面には第２図に示す如く、セラミック
粒子を塗布して高摩擦層（１２）をそれぞれ形成してい
る。（１３）は転写器（５）の両側にそれぞれ配設した
抑圧手段で、この抑圧手段（１３）は第２図に示す如く
、水平に配置された軸（１３０）　　と、この軸（１３
０）の端部に回動可能に嵌合され高摩擦層（１２）の真
下に位置する押圧ローラ（１３１）　　と、該軸（１３
０）に張設され当該軸（１３０）を上方に引っ張り上げ
て抑圧ローラ（１３１）を高摩擦層（１２）に圧接する
コイル状の発条（１３２）とから構成されている。そし
て抑圧手段（１３）は、抑圧ローラ（１３１）に用紙（
１）の両側を高摩擦層（１２）に圧接させて、用紙（１
）の後端が搬送ローラ（２）を通過した後における用紙
（１）の搬送を確実ならしめる機能を営む。

その他の部分については従来例と同様である。

従って、用紙（１）は搬送ローラ（２）とピンチローラ
（３）とに挾持され、これらローラ（２）・（３）の回
転に基づき下流の感光ドラム（４）と転写器（５）との
間に搬送される。また、回転する感光ドラム（４）は帯
電器（７）により一様に帯電され、露光光（９）に基づ
く光の照射部分と非照射部分により静電潜像が形成され
、この静電潜像は現像器（１０）のトナー（１１）によ
り可視像とされる。然して用紙（１）は感光ドラム（４
）の回転により感光ドラム（４）　と転写器（５）との
間を通過して搬送されるが、この搬送時に感光ドラム（
４）上のトナー像は、転写器（５）の作用により用紙（
１）　に引き付けられて転写され、その後下流の定着機
（６）により用紙（１）に定着される。そして用紙（１
）の後端が搬送ローラ（２）を通過した後における用紙
（１）の搬送は、静電気による用紙（１）　の感光ドラ
ム（４）への貼着力の他に、押圧ローラ（１３１）が用
紙（］）の両側を回転する感光ドラム（４）の高摩擦層
（１２）に確実に圧接することにより、確実に行なわれ
る。従って、用紙（１）の安定した搬送を得ることがで
き、画質の劣化を防止することが可能となる。然して感
光ドラム（４）は転写後に除電光源（８）の光で除電さ
れ、再び次のサイクルに入る。

このようにして記録動作が１ａ続され、所定の画像が記
録される。

尚、上記実施例では感光ドラム（４）の両側に高摩擦層
（１２）を形成したものを示したが、−側部にのみ形成
しても良い。また、上記実施例ではセラミック粒子を塗
布して高摩擦層（１２）を形成したものを示したが、サ
ンドブラスト加工等により形成しても上記実施例と同様
の作用効果を奏する。さらに、上記実施例では押圧ロー
ラ（＋３１）から抑圧手段（１３）を構成したものを示
したが、ベルト等から押圧手段を構成しても良いのは言
うまでもない。

〔発明の効果〕

以上本発明によれば、感光ドラムの少なくとも方の側部
外円面に高摩擦層を形成するとともに、この高摩擦層に
向けて用紙の側部を押圧する押圧ローラからなる押圧手
段を備えているので、用紙を感光ドラムの回転により確
実に搬送できる画像記録装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る画像記録装置の一実施例を示す構
成図、第２図は本発明に係る画像記録装置の一実施例を
示す要部構成図、第３図は従来の画像記録装置の一実施
例を示す構成図である。 図中、（１）　は用紙、（２）は搬送ローラ、（３）は
ピンチローラ、（４）は感光ドラム、（５）は転写器、
（６）は定着機、（１２）は高摩擦層、（１３）は抑圧
手段、（１３１）は抑圧ローラである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　ピンチローラとの間に挾持した用紙を回転して下流に
   搬送する回動可能の搬送ローラと、この搬送ローラから
   転写器との間に搬送されてきた用紙を回転して定着機に
   搬送する回動可能の感光ドラムとを備えた画像記録装置
   において、上記感光ドラムの少なくとも一方の側部外周
   面に高摩擦層を形成するとともに、この高摩擦層に向け
   て用紙の側部を押圧する押圧手段を備えたことを特徴と
   する画像記録装置。