JPH04136832U - バツク照明式シートキースイツチ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 裏面より照明することにより、表面スイッチ
の印刷部分を照らし出すため、暗い場所でのスイッチ誤
操作の防止効果を上げさらに、装飾的感覚を良くする。 【構成】 透明板（１）に透明タッチパネルスイッチ
（２）を重ねて貼り付け、その上に透明ドーム型凸加工
フィルム（３）を重ねて貼り付け、その上に印刷及び凸
加工フイルム（４）を重ね合わせて貼り付けることを特
徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、裏面よりシートキースイッチを照明することによりスイッチ部分 を照らし出し、又、指先で押した時の節度感を持たせたシートキースイッチに関 するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来より、スイッチの一部分のみ発光させるシートキースイッチがあった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これは、次のような欠点があった。 （イ）シートキースイッチとしての機能のみで、装飾的感覚に劣っていた。 （ロ）高級感が乏しく、安価に見られた。 （ハ）スイッチの設置場所が暗い場合、スイッチの押し間違いがあった。 本考案は、これらの欠点を解決するために考案されたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

透明板（１）の上面に、透明タッチパネルスイッチ（２）を重ねて貼り付け、 その上面に透明フィルムを型抜きしたスペーサー（３）を重ねて貼り付け、透明 フィルムをドーム型凸加工（４）したものを貼り付け、その上面に印刷及び凸加 工したフィルム（５）を貼り付けたシートキースイッチに、下部の透明板の下面 、又は、側面を光源とし、表面のフィルムを照明する。 本考案は、以上の構成よりなるバック照明式シートキースイッチである。

【０００５】

【作用】

透明板（１）と、透明タッチパネルスイッチ（２）と、透明フィルムスペーサ ー（３）と、透明ドーム型凸加工フィルム（４）と、印刷及び凸加工済みフィル ム（５）を重ね合わせて透明板（１）の下面又は、側面を光源とし、表面のシー トキースイッチを照明したもので、表面のスイッチを押すと通電する。

【０００６】

【実施例】

以下、本案の実施例について説明する。 （イ）透明板（１）は、ガラス板又は透明樹脂板を使用し、その上面に透明タッ チパネルスイッチ（２）を重ね合わせる。 （ロ）透明樹脂を型抜き加工したスペーサー（３）を透明タッチパネルスイッチ （２）に貼り付ける。 （ハ）透明樹脂フィルムを、プレス機械でキー部分をドーム型絞り加工したもの （４）を、透明樹脂製スペーサー（３）に貼り付ける。 （ニ）透明樹脂フィルムに印刷並びに凸型絞り加工をしたもの（５）を、透明樹 脂フィルムを、プレス機械でキー部分をドーム型絞り加工したもの（４） に貼り付ける。 （ホ）透明板（１）の下面又は、側面より光りを当てて印刷並びにプレス凸型絞 り加工フィルム（４）を照明する。 本案は以上のような構造でこれを機器類のスイッチとして使用するときは、シ ートキースイッチを裏面より照明し、その中の必要なキーを押し通電させる。

【０００７】

【考案の効果】

表面の印刷とバックライティングにより、シートキースイッチの装飾性を出し て高級感を増し、又、スイッチとしては、各スイッチ部分にライティングされて おり、各スイッチの確認が確実にできるので安全性に富む。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の構成図である。

【図２】本考案の一部を切り欠いた側面図である。

【符号の説明】

１ 透明板 ２ 透明タッチパネルスイッチ ３ 透明フィルムスペーサー ４ 透明ドーム型凸加工フィルム ５ 印刷及び凸加工フィルム

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 透明板（１）の上面に透明タッチパネル
   スイッチ（２）を重ねて貼り付け、その上面に透明スペ
   ーサー（３）を貼り付け、その上面に透明フィルムをド
   ーム型凸加工（４）したものを貼り付け、その上面に印
   刷及び凸加工したフィルム（５）を貼り付けたシートキ
   ースイッチに下部の透明板の下面、又は、側面を光源と
   し、表面のフィルムを照明するバック照明式シートキー
   スイッチ。