JPH04136654U - 管寄せ内面研磨工具 - Google Patents
管寄せ内面研磨工具Info
- Publication number
- JPH04136654U JPH04136654U JP5315891U JP5315891U JPH04136654U JP H04136654 U JPH04136654 U JP H04136654U JP 5315891 U JP5315891 U JP 5315891U JP 5315891 U JP5315891 U JP 5315891U JP H04136654 U JPH04136654 U JP H04136654U
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- Japan
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- rotating shaft
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- Withdrawn
Links
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 ボイラ管寄せ本体の内面側の表面状態を調査
するためのスケール除去研磨工具を提供する。 【構成】 ダイヤモンドペーパー等の研磨材を弾力性の
ある取付板2に取付ける。取付板2は、一方は中空回転
軸3の先端部に、他方は中空回転軸3内に嵌挿したリン
ク開閉棒4の先端部にリンク5を介して接続する。取手
7により回転軸3にリンク開閉棒4を押込むと、リンク
5及び取付板2は回転軸3に平行状態となり研磨材1を
管寄せ13の内面まで挿入できる。挿入後回転軸3下端
のねじで固定した取手7を外すと、バネ6によりリンク
開閉棒4は回転軸3の下端側へ移動し、リンク5が傘状
に拡がり、研磨材1が回転軸3に対して直角状態とな
り、回転軸3の回転により管寄せ13の孔周辺を研磨す
る。
するためのスケール除去研磨工具を提供する。 【構成】 ダイヤモンドペーパー等の研磨材を弾力性の
ある取付板2に取付ける。取付板2は、一方は中空回転
軸3の先端部に、他方は中空回転軸3内に嵌挿したリン
ク開閉棒4の先端部にリンク5を介して接続する。取手
7により回転軸3にリンク開閉棒4を押込むと、リンク
5及び取付板2は回転軸3に平行状態となり研磨材1を
管寄せ13の内面まで挿入できる。挿入後回転軸3下端
のねじで固定した取手7を外すと、バネ6によりリンク
開閉棒4は回転軸3の下端側へ移動し、リンク5が傘状
に拡がり、研磨材1が回転軸3に対して直角状態とな
り、回転軸3の回転により管寄せ13の孔周辺を研磨す
る。
Description
【0001】
本考案はボイラ管寄せ内面の検査に適用される研磨工具に関する。
【0002】
従来ボイラ管寄せ本体の内面側の表面状態を調査するためには、管寄せの管台
を管寄せ本体に近い位置で切断し、管台内面から管寄せ本体の穴内面の検査を行
なっているが、管寄せ内面側までの検査は困難である。
【0003】
ところで、管寄せに発生する欠陥は、熱応力が集中する管寄せ内面の管台穴エ
ッジ部より発生しやすい。
【0004】
管寄せの管台穴部内面に欠陥が発生していないかどうかの検査は、前述のよう
に従来より管寄せの管台を切断しその穴からスケールの除去研磨を行ない、探傷
検査、目視検査が実施されている。
【0005】
しかし、管寄せ内面の検査は管寄せの裏側でありスケール除去研磨が容易に出
来ないために、検査が実施されていないのが、現状である。
【0006】
したがって管台穴から挿入して、管寄せ内面で傘状に拡がることの出来るスケ
ール除去研磨工具が必要となる。
【0007】
本考案は、上述のような必要性を満足させ得る新たな管寄せ内面研磨工具を提
供しようとするもので、これにより現状まで不可能であった検査を可能とし、信
頼性の向上を計ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案の管寄せ内面研磨工具は、中空の回転軸と、該
回転軸の中空部に摺動可能に嵌挿したリンク開閉棒との2重構造に構成し、ダイ
ヤモンド粒等の研磨材を表面に取付けた弾性材よりなる取付板の両端にリンク機
構の接続金具を具備し、該接続金具は、一方を前記中空回転軸の先端部に、又他
方を前記リンク開閉棒の先端部に、小口径の管台内への挿入時には研磨材と回転
軸とが平行状態となり、かつ研磨材が外側に向くよう取付け、さらに、小口径管
台通過後、前記リンク開閉棒を引張ることにより研磨材が回転軸に対してほぼ直
角状態に傘状に拡がり研磨材が管寄せ内面に接触し得るよう構成すると共に、こ
の状態で管寄せ内面に研磨材を押付けながら回転軸を回転し管寄せの内面を研磨
し得るように構成したことを特徴としている。
【0009】
本考案の管寄せ内面研磨工具は、ボイラ管寄せの管台を管寄せ本体に近い位置
で切断後、小口径の管台内面より管寄せ本体の内面側の表面状態を調査するため
、管寄せ内表面に固着した酸化スケールを除去するための工具に関するもので、
中空の回転軸とリンク開閉棒の2重構造の先端部に研磨材取付け板を小口径の管
台内を挿入通過時は研磨材がリンク開閉棒及び中空回転軸に平行になるように折
りたたんだ状態で挿入し、研磨材が管台の穴通過後管寄せ内でリンク開閉棒を手
前に引張ることにより研磨材が回転軸に対して直角に傘状に拡がり、この状態で
管寄せ内面に研磨材を押付けながら円筒を回転させることにより、管台側の管寄
せ内面の酸化スケールを除去ならびに研磨できる。
【0010】
以下図面により本考案の1実施例について説明すると、図1は本考案研磨工具
の出入時の状態を示す断面図、図2は研磨時の状態を示す断面図を示す。
これらの図において、1は研磨材で例えばダイヤモンドペーパが適している。
2は研磨材1の取付板2で被研磨面の形状に研磨材1が追従できるような弾力性
のある材質例えばゴム・スポンジあるいはバネを仕込んである。
【0011】
3は中空の回転軸でモータ12の回転を研磨材1に伝えるもので、かつ、先端
に研磨材1の取付板2をピンジョイントし、また中空回転軸3の中心部にはリン
ク開閉棒4を軸方向にスライドできるように嵌挿して取付けている。
【0012】
5はリンクで取付板2の一端とリンク開閉棒4の先端部にピンジョイントして
いる。リンク5の長さは、取付板2の傘状に拡がり時に、取付板2が回転軸3に
対して直角状態になる寸法に構成する。
【0013】
6は回転軸3の下部に設けた円筒状空胴部内に嵌挿された圧縮バネで、その先
端はリンク開閉棒4の下端に取付けた取手7に係止し、リンク開閉棒4を回転軸
3に対して軸方向にスライドしリンク5を拡げる役目をする。
【0014】
7は取手でリンク開閉棒4の後端に取付けられ、研磨材1を図1のように回転
軸3に平行状態に保持する場合、リンク開閉棒4を回転軸3に対して押込む場合
にこの取手7をつかんでバネ6を圧縮させ、そして回転軸3の後端に螺設した雄
ネジに取手7の内側に螺設した雌ネジをかみ合せ、その状態を保持する。
【0015】
8は回転軸3の中央部外周に穿設したビス孔内に挿入するビスで回転軸3に対
し、リンク開閉棒4が軸方向にスライドするためのキーの役目をする。
【0016】
9は回転軸3の軸受、10,11は歯車でモータ12の回転を伝達し、歯車1
0を固定した回転軸3を回転する。
13は管寄せ、14は管寄せに取付いたチューブである。
【0017】
次ぎに上記実施例研磨工具の作動について説明すると、研磨工具は図示してい
ないがチューブ14の外周にクランプしており、回転軸3の軸心をチューブ14
の軸心が自動的に一致するようになっている。
また、チューブ14のクランプと軸受9の間には、軸受9を軸方向に調整する
スライドを有していることとする。
【0018】
研磨材1を固定した取付板2は回転軸3の先端とリンク開閉棒4の先端に取付
くリンク5を介してピンジョイントしている。
【0019】
回転軸3に対してリンク開閉棒4を押込むとリンク5および取付板2がリンク
開閉棒4や回転軸3に平行状態となる。
【0020】
この状態で図1に示すように研磨材1を管寄せ13の内面まで挿入した後、回
転軸3後端のネジで固定した取手7をはずすと、図2に示すようにバネ6によっ
てリンク開閉棒4は回転軸3の後端側へ移動しリンク5が傘状に拡がり研磨材1
の取付板2が回転軸3に対して直角状態になる。そしてこの状態において研磨材
1は管寄せ13のチューブ14側を向く。
【0021】
次に、回転軸3をモータ12,歯車11,10で回転させると研磨材1は管寄
せ13の孔周辺を研磨し蒸気酸化スケールを除去する。
【0022】
研磨材1の取付板2はゴムやスポンジ材のような材質を用い、被研磨面の形状
に追従できるようにしてあると共にバネ6の弾力によってリンク5の拡き角も管
寄せ13の内面形状に、自動追従できる。
【0023】
本考案の管寄せ内面研磨工具によれば、熱応力が集中する管寄せ管台穴エッジ
部内面のスケール除去研磨が容易に出来るようになり検査範囲が広がり管寄せの
信頼性向上が図れる。
【図1】本考案の1実施例に係る研磨工具の管台穴出入
時の状態を示す断面図である。
時の状態を示す断面図である。
【図2】同工具の研磨時の状態を示す断面図である。
1 研磨材
2 取付板
3 回転軸
4 リンク開閉棒
5 リンク
6 バネ
7 取手
8 ビス
9 軸受
10,11 歯車
12 モータ
13 管寄せ
14 チューブ
Claims (1)
- 【請求項1】 中空の回転軸と、該回転軸の中空部に摺
動可能に嵌挿するリンク開閉棒との2重構造に構成し、
ダイヤモンド粒等の研磨材を表面に取付けた弾性材より
なる取付板の両端にリンク機構の接続金具を具備し、該
接続金具は、一方を前記中空回転軸の先端部に、又他方
を前記リンク開閉棒の先端部に小口径の管台内への挿入
時は前記研磨材と回転軸が平行となり、かつ研磨材が外
側に向くよう取付け、さらに、小口径管台通過後、前記
リンク開閉棒を引張ることにより研磨材が回転軸に対し
てほぼ直角状態に傘状に拡がり研磨材が管寄せ内面に接
触し得るよう構成すると共に、この状態で管寄せ内面に
研磨材を押付けながら回転軸を回転し管寄せの内面を研
磨するよう構成したことを特徴とする管寄せ内面研磨工
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5315891U JPH04136654U (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | 管寄せ内面研磨工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5315891U JPH04136654U (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | 管寄せ内面研磨工具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04136654U true JPH04136654U (ja) | 1992-12-18 |
Family
ID=31929130
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5315891U Withdrawn JPH04136654U (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | 管寄せ内面研磨工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04136654U (ja) |
-
1991
- 1991-06-14 JP JP5315891U patent/JPH04136654U/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19950907 |