JPH06155142A - マーキング機能を有するパイプ切断機 - Google Patents

マーキング機能を有するパイプ切断機

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Publication number
JPH06155142A
JPH06155142A JP32489092A JP32489092A JPH06155142A JP H06155142 A JPH06155142 A JP H06155142A JP 32489092 A JP32489092 A JP 32489092A JP 32489092 A JP32489092 A JP 32489092A JP H06155142 A JPH06155142 A JP H06155142A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
marking
roll
cutting
disc cutter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32489092A
Other languages
English (en)
Inventor
Michiji Saito
理治 斉藤
Hidemitsu Kameoka
秀光 亀岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP32489092A priority Critical patent/JPH06155142A/ja
Publication of JPH06155142A publication Critical patent/JPH06155142A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パイプを切断する際に、切断と同時に所望の
位置にマーキングを付けることができ、手作業でマーキ
ングを施すことを不要にしたこと。 【構成】 一方のロールにマーキングロール3を有する
一対のパイプ押えロール4,41を設け、該パイプ押え
ロールに対向して、パイプ1を挾持すると共に、挾持す
るパイプの軸を中心としてパイプを公転し、パイプを切
断するディスクカッター5と、該ディスクカッターを前
後に移動させるスライドネジ部6を設けたマーキング機
能を有するパイプ切断機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパイプ等の切断と同時
に、パイプの所望位置にマーキングを付けることが可能
な、マーキング機能を有するパイプ切断機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】パイプを継手等により接続する場合、パ
イプを継手で接続した後に、パイプが継手内に十分に差
し込まれてない状態で接続されたために、継手部の強度
が十分でなく、パイプが継手部から抜けたりパイプ内に
流れる流体が外部に漏れる等の事故が起きることがあ
る。このため、パイプが継手の中まで確実に入っている
ことを確認するいろいろな方法が提案されている。例え
ば、パイプカッティング後、ラインゲージに切断後のパ
イプをサイズ毎に合わせ、パイプにマジックや鉛筆等で
マーキングする方法。あるいは、マジック類を使用せず
カッターや、けがきペンを使用しパイプにキズを付ける
方法。他には、ラインゲージを使用せずに、継手内に十
分にパイプを差し込みそこでマーキングする方法等があ
る。しかし、これらのどの方法もマーキング作業だけで
単独に作業しなければならないため、概して作業者はマ
ーキング作業をしなかったり、忘れたりすることがあ
る。このため、図6に示すように継手2に対するパイプ
1の差し込み長が不十分な場合があり、差し込み長を接
続後に確実に把握することが難しく、パイプの差し込み
が十分に行われていることは耐圧試験をするまでは、判
らないという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題に
ついて検討の結果なされたもので、パイプの切断に際し
て、パイプの所望の位置に切断と同時にマーキングを付
けることの可能なマーキング機能を有するパイプ切断機
を開発したものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は一方のロールに
マーキングロールを有する一対のパイプ押えロールを設
け、該パイプ押えロールに対向して、パイプを挾持する
と共に、挾持するパイプの軸を中心としてパイプを公転
し、パイプを切断するディスクカッターと、該ディスク
カッターを前後に移動させるスライドネジ部を設けたこ
とを特徴とするマーキング機能を有するパイプ切断機で
ある。
【0005】
【作用】すなわち本発明は、2本のパイプ押えロール
と、これに対向して一体的に設けたディスクカッターに
よりパイプを挾持し、ディスクカッターを手動により、
パイプの軸を中心として公転するように回転させて固定
されたパイプを切断するものである。この際、上記の2
本の押えロールの一方には、所定の位置にマーキングロ
ールが設けられており、ディスクカッターとマーキング
ロールがパイプの周囲を公転することによりパイプが切
断されると同時にパイプにマーキングが施される。マー
キングの方法としては、所望の位置に設けたマーキング
ロールに色インク類をしみ込ませたもので色づけしても
よく、またマーキングロールの代りにけがき針等を設
け、パイプの表面に浅いキズを付けるようにしてもよ
い。マーキングの位置は、パイプの径にかかわらず切断
されるべきパイプの端部より一定につけるか、或はパイ
プ径の一定倍の距離のところ等、所望の位置にマーキン
グロール、けがき針等を移動させてつけることができ
る。このようにしてパイプの切断と同時に、所定の位置
にマーキングが付けられるので、改めて手作業でマーキ
ングをつける必要がなく、従って継手を用いて接続する
際に、接続作業終了後、継手内にパイプが差し込まれて
いる長さを確実に把握できるようになる。
【0006】
【実施例】以下に本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1は本発明に係るマーキング機能を有
するパイプ切断機の正面図、図2は図1の側面図、図3
は図1のA〜A部の矢視図である。図中3はマーキング
ロール、4はマーキングロールを有するパイプ押えロー
ルであり、もう一方のパイプ押えロール41と一対をな
している。このパイプ押えロール4,41と対向して、
パイプ1を挾持すると共に、パイプ1の軸を中心とし
て、パイプを公転し、パイプを切断するディスクカッタ
ー5が設けられており、このディスクカッターは前後に
移動するように、スライドネジ部6とネジを作動させる
ハンドル7を備えており、ボディー8により、前記のパ
イプ押えロール4,41と一体的に支持されている。
【0007】そこでパイプを切断するには、先ずパイプ
1を図示しない万力等により固定し、図2に示すように
ディスクカッター5とパイプ押えロール4,41の間に
挿入し、ハンドル7を回してスライドネジ部6によりカ
ッターを下降し、パイプをパイプ押えロールとの間に挾
持する。確実に押えられたパイプは、マーキングロール
3に接触しパイプにマーキングがつけられる。その後、
手動によりハンドルを回してディスクカッターを若干パ
イプに食い込まし、次にボディーを持ちながらパイプの
周りをディスカッターが公転するように1回乃至数回回
転させる。このような食い込みと回転を繰り返してパイ
プを切断する。こうして切断されたパイプは、図4に示
すように切断端末から一定の位置(a)にマーキング9
が施される。そして、このパイプを使用して継手により
接続した場合は、図5に示すように継手に挿入した後も
マーキング9が明瞭に確認でき、接続不良が把握でき
る。なお本発明のパイプ切断機により切断されるパイプ
としては、鉄管、ステンレス管、銅管、アルミ管等の金
属管、プラスチック管その他の材質の管に適用できる。
【0008】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
パイプの切断と同時に所望の位置にマーキングを施すこ
とができ、手作業によるマーキングを省略できるもの
で、工業上顕著な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るマーキング機能を有す
るパイプ切断機の正面図。
【図2】図1のマーキング機能を有するパイプ切断機の
側面図。
【図3】図1のマーキング機能を有するパイプ切断機の
A〜A部矢視図。
【図4】本発明のマーキング機能を有するパイプ切断機
により切断されたパイプの正面図。
【図5】本発明のマーキング機能を有するパイプ切断機
により切断されたパイプを用いた継手接続部の断面図。
【図6】従来のパイプを用いた継手接続部の断面図。
【符号の説明】
1 パイプ 2 継手 3 マーキングロール 4,41 押えロール 5 ディスクカッター 6 スライドネジ部 7 ハンドル 8 ボディー 9 マーキング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方のロールにマーキングロールを有す
    る一対のパイプ押えロールを設け、該パイプ押えロール
    に対向して、パイプを挾持すると共に、挾持するパイプ
    の軸を中心としてパイプを公転し、パイプを切断するデ
    ィスクカッターと、該ディスクカッターを前後に移動さ
    せるスライドネジ部を設けたことを特徴とするマーキン
    グ機能を有するパイプ切断機。
JP32489092A 1992-11-10 1992-11-10 マーキング機能を有するパイプ切断機 Pending JPH06155142A (ja)

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JP32489092A JPH06155142A (ja) 1992-11-10 1992-11-10 マーキング機能を有するパイプ切断機

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JP32489092A JPH06155142A (ja) 1992-11-10 1992-11-10 マーキング機能を有するパイプ切断機

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Publication Number Publication Date
JPH06155142A true JPH06155142A (ja) 1994-06-03

Family

ID=18170770

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32489092A Pending JPH06155142A (ja) 1992-11-10 1992-11-10 マーキング機能を有するパイプ切断機

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JP (1) JPH06155142A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102294512A (zh) * 2011-08-09 2011-12-28 吴江市永佳防爆器材有限公司 一种便携式切管器
KR101273023B1 (ko) * 2013-02-06 2013-06-10 김은희 원통형 정수 필터 절단기
CN106112093A (zh) * 2016-09-05 2016-11-16 新蕾车业无锡有限公司 一种密封管切割机
KR20210013835A (ko) 2019-07-29 2021-02-08 정일테크 (주) 파이프 절단장치용 표시장치 및 이 표시장치를 갖는 파이프 절단장치
JP7121829B1 (ja) * 2021-05-13 2022-08-18 株式会社ヤマト 樹脂パイプ切断システム

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