JPH04136634A - 湯水混合制御装置 - Google Patents
湯水混合制御装置Info
- Publication number
- JPH04136634A JPH04136634A JP25966390A JP25966390A JPH04136634A JP H04136634 A JPH04136634 A JP H04136634A JP 25966390 A JP25966390 A JP 25966390A JP 25966390 A JP25966390 A JP 25966390A JP H04136634 A JPH04136634 A JP H04136634A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- hot water
- valve
- mixing
- deviation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 150
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 24
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 7
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 5
- 230000010354 integration Effects 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 2
- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 description 2
- 241000255925 Diptera Species 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 1
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 230000000704 physical effect Effects 0.000 description 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 description 1
- 230000001052 transient effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)
- Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)
- Feedback Control In General (AREA)
- Control Of Temperature (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は湯と水の混合比を電気的に混合制御し、浴室や
キッチンなどの蛇口から出湯する湯水混合制御装置に関
する。
キッチンなどの蛇口から出湯する湯水混合制御装置に関
する。
従来の技術
近年、湯と水の混合比を電気的に混合制御し、給湯する
湯水混合制御装置は湯水混合時の性能の安定が求められ
ている。
湯水混合制御装置は湯水混合時の性能の安定が求められ
ている。
従来、この種の湯水混合制御装置は第11図から第13
図に示すような構成が一般的であった。
図に示すような構成が一般的であった。
以下、その構成について説明する。
図に示すように、湯側配管1によって供給された高温湯
と水側配管2によって供給された水は、等圧化弁3によ
って等圧化され、混合弁4によって混合され、スパウト
5より出湯する。サーミスタ6は混合後の湯温を検出し
、また温度設定部7は操作によって使用者の好みの温度
を入力し、それぞれ温度信号を出力する。それらに基づ
き、制御部8は出湯温度が設定部りになるように弁モー
タ9を介して混合弁4を駆動するフィードバック制御を
行なう。また制御部8は混合弁4および弁モータ9と同
軸に配したポテンショメータ10によって角度検出を行
ない、混合弁4が湯側全開もしくは水側全開の範囲を越
えて駆動しないようにしている。
と水側配管2によって供給された水は、等圧化弁3によ
って等圧化され、混合弁4によって混合され、スパウト
5より出湯する。サーミスタ6は混合後の湯温を検出し
、また温度設定部7は操作によって使用者の好みの温度
を入力し、それぞれ温度信号を出力する。それらに基づ
き、制御部8は出湯温度が設定部りになるように弁モー
タ9を介して混合弁4を駆動するフィードバック制御を
行なう。また制御部8は混合弁4および弁モータ9と同
軸に配したポテンショメータ10によって角度検出を行
ない、混合弁4が湯側全開もしくは水側全開の範囲を越
えて駆動しないようにしている。
等圧化弁3は第12図のように構成しており、給湯配管
1と水制配管2の圧力バランスは、熱源器による損失や
ポンプによる加圧でアンバランスになることが多(、高
温湯と水はそれぞれ圧力に応じて等正比隔壁11を両側
から押し、圧力の高い方が押し勝って、弁可動部12は
シリンダ13内を移動する。いま、湯側配管1の圧力が
水側配管2の圧力よりも低いとき、水側か押し勝つので
弁可動部12は左側、すなわち水側を閉じ湯側を開く方
向に移動する。水側配管2における1次側の圧力は水側
か閉じて、動圧から静圧に近づくに連れて下がるから、
やがて湯側配管1の1次側と同圧になった所でバランス
する。
1と水制配管2の圧力バランスは、熱源器による損失や
ポンプによる加圧でアンバランスになることが多(、高
温湯と水はそれぞれ圧力に応じて等正比隔壁11を両側
から押し、圧力の高い方が押し勝って、弁可動部12は
シリンダ13内を移動する。いま、湯側配管1の圧力が
水側配管2の圧力よりも低いとき、水側か押し勝つので
弁可動部12は左側、すなわち水側を閉じ湯側を開く方
向に移動する。水側配管2における1次側の圧力は水側
か閉じて、動圧から静圧に近づくに連れて下がるから、
やがて湯側配管1の1次側と同圧になった所でバランス
する。
つぎに、混合弁4は第13図のように構成しており、弁
モータ9の回転運動はねじ部14およびセレーション部
15によって軸方向へ変換される。弁可動部16が軸方
向へ動くと湯側、水側それぞれにおける流路面積が変化
し、たとえば、弁可動部16が左いっばいに移動すると
水制の流路面積ゼロで湯側は′最大になる。前述の等圧
化弁3により、流路面積の比率は湯水の混合の比率とな
るので、この状態を湯側全開、逆の状態(弁可動部16
が右いっばいに移動したとき)を水側全開とすることが
できる。したがって、混合弁4の混合比は弁モータ9を
駆動することにより弁可動部16を軸方向に移動させ、
湯側全開と水側全開の間を直線かつ連続的に変化させる
ことができる。
モータ9の回転運動はねじ部14およびセレーション部
15によって軸方向へ変換される。弁可動部16が軸方
向へ動くと湯側、水側それぞれにおける流路面積が変化
し、たとえば、弁可動部16が左いっばいに移動すると
水制の流路面積ゼロで湯側は′最大になる。前述の等圧
化弁3により、流路面積の比率は湯水の混合の比率とな
るので、この状態を湯側全開、逆の状態(弁可動部16
が右いっばいに移動したとき)を水側全開とすることが
できる。したがって、混合弁4の混合比は弁モータ9を
駆動することにより弁可動部16を軸方向に移動させ、
湯側全開と水側全開の間を直線かつ連続的に変化させる
ことができる。
ところで、湯側、水制の全開位置を越えてさらに駆動す
るとそれ以上混合比が変わらないばかりか、ねじ部14
やセレーション部15に応力が集中し、機械的な破壊を
きたす可能性がある。そこで混合弁4.弁モータ9と同
軸にポテンショメータ10を配し、混合弁4の角度、す
なわち弁可動部16の絶対位置に対応した位置検出信号
を出力させるようにしている。制御部8はサーミスタ6
および温度設定部7からの温度信号に基づいて出湯温度
のフィードバック制御を行なう一方で、この位置検出信
号を監視し、混合弁4の湯側、水制全開位置を越えて制
御しようとしたときは弁モータ9への出力を遮断し、上
述の機械的な破壊を防止するようにしている。
るとそれ以上混合比が変わらないばかりか、ねじ部14
やセレーション部15に応力が集中し、機械的な破壊を
きたす可能性がある。そこで混合弁4.弁モータ9と同
軸にポテンショメータ10を配し、混合弁4の角度、す
なわち弁可動部16の絶対位置に対応した位置検出信号
を出力させるようにしている。制御部8はサーミスタ6
および温度設定部7からの温度信号に基づいて出湯温度
のフィードバック制御を行なう一方で、この位置検出信
号を監視し、混合弁4の湯側、水制全開位置を越えて制
御しようとしたときは弁モータ9への出力を遮断し、上
述の機械的な破壊を防止するようにしている。
つぎに、制御部8における出湯温度のフィードバック制
御の詳細について説明する。第14図は下記式にて求め
た温度偏差と弁モータ9の駆動する方向、速度の関係を
示したものである。
御の詳細について説明する。第14図は下記式にて求め
た温度偏差と弁モータ9の駆動する方向、速度の関係を
示したものである。
温度偏差−段定温度一検出温度 ・・・・・・(a式)
温度偏差がa〜−aのときは弁モータ9を無条件に停止
する不感帯領域であり、これによって安定時のハンチン
グを防止する効果がある。温度偏差がb〜−b(a〜−
aを除く)のときは偏差に応じて駆動速度が速くなる比
例制御領域であり、過渡時のオーバシュートを防止する
効果がある。
温度偏差がa〜−aのときは弁モータ9を無条件に停止
する不感帯領域であり、これによって安定時のハンチン
グを防止する効果がある。温度偏差がb〜−b(a〜−
aを除く)のときは偏差に応じて駆動速度が速くなる比
例制御領域であり、過渡時のオーバシュートを防止する
効果がある。
温度偏差がbより大、もしくは−bより小の領域は、弁
モータ9をハードウェアが許容する最高速度で駆動する
最高速度駆動領域であり、設定温度と検出温度との開き
が非常に太き(、出湯温度を早く収束させなければなら
ないときに効果がある。
モータ9をハードウェアが許容する最高速度で駆動する
最高速度駆動領域であり、設定温度と検出温度との開き
が非常に太き(、出湯温度を早く収束させなければなら
ないときに効果がある。
発明が解決しようとする課題
このような従来の湯水混合制御装置では、つぎに示すよ
うな課題を有していた。
うな課題を有していた。
(1) 出湯流量が低流量になるに連れて、弁モータ
9が動作してから実際の温度変化がサーミスタ6によっ
て検出されるまでの反応(以下、制御レスポンスという
)が悪くなり、高流量に適したパラメータをそのまま使
うとハンチングが発生してしまう。混合弁4からその下
流のサーミスタ6の間には、所定の比率で進入してくる
湯水を完全に混合するための混合室があるが、その容積
は小さすぎても混合しに<<、大きすぎても制御レスポ
ンスが悪くなるという問題がある。また内形状を複雑化
して強制的に乱流を作り出すことも有効であるが、混合
しやすくなる反面、圧力損失が増大して最大流量が低下
するという問題がある。一方サーミスタ6は、もともと
その物性的な、ものの他に外郭の体積や材質などから決
まる固有の熱時定数をもっており、しかも高温、高圧の
湯温を電気的信号に変換するという過酷な使用環境で用
いているために、通常の用途より高いレヘルの耐水、耐
電圧性を要求される。ゆえに、その外郭はいっそう強固
て熱時定数の大きいものにする必要がある。
9が動作してから実際の温度変化がサーミスタ6によっ
て検出されるまでの反応(以下、制御レスポンスという
)が悪くなり、高流量に適したパラメータをそのまま使
うとハンチングが発生してしまう。混合弁4からその下
流のサーミスタ6の間には、所定の比率で進入してくる
湯水を完全に混合するための混合室があるが、その容積
は小さすぎても混合しに<<、大きすぎても制御レスポ
ンスが悪くなるという問題がある。また内形状を複雑化
して強制的に乱流を作り出すことも有効であるが、混合
しやすくなる反面、圧力損失が増大して最大流量が低下
するという問題がある。一方サーミスタ6は、もともと
その物性的な、ものの他に外郭の体積や材質などから決
まる固有の熱時定数をもっており、しかも高温、高圧の
湯温を電気的信号に変換するという過酷な使用環境で用
いているために、通常の用途より高いレヘルの耐水、耐
電圧性を要求される。ゆえに、その外郭はいっそう強固
て熱時定数の大きいものにする必要がある。
以上の事柄からもわかるように、本システムではある一
定のレベル以上制御レスポンスを向上させることはむず
かしく、しかも流量が減るにしたがって低下してい(傾
向があるので、全ての条件を1つの規則で制御して行く
ことは不可能であった。
定のレベル以上制御レスポンスを向上させることはむず
かしく、しかも流量が減るにしたがって低下してい(傾
向があるので、全ての条件を1つの規則で制御して行く
ことは不可能であった。
(2)混合弁4がほぼ中央(湯水の流量が等しい)にあ
って出湯流量が低く、しかも湯水が等圧のとき、等正比
弁3は不安定な状態になって混合弁4の動作に過敏に反
応し、圧力バランスを崩して出湯温度がふらついてしま
う。等正比弁3は湯水の1次側圧力に応じて弁可動部1
2が動き、高い側の2次側圧力が低い側の1次側圧力と
等しくなるところでバランスする構成となっているが、
湯水の1次側圧力お流量がほぼ等しいとき、等正比弁3
はどちら側を閉じ、どちら側を開放するともなく中央付
近でバランスしている。ここで湯水の圧力バランスがわ
ずかに崩れると、通常ならば弁可動部12が圧力をバラ
ンスする位置に移動するだけであるが出湯流量が少ない
ときは流れに弁可動部12を動かす力がなく、混合弁4
が動作して温度を維持しようとする。ところが、混合弁
4が動作すると湯水の流量バランスが崩れ、今度は弁可
動部12が動いて2次側圧力がバランスする位置に移動
する。ところが混合弁4は前述の制御レスポンスによる
遅れによってしばらく混合弁4を動かしつづけるため、
出湯温度は大きくふらついてしまうこととなる。
って出湯流量が低く、しかも湯水が等圧のとき、等正比
弁3は不安定な状態になって混合弁4の動作に過敏に反
応し、圧力バランスを崩して出湯温度がふらついてしま
う。等正比弁3は湯水の1次側圧力に応じて弁可動部1
2が動き、高い側の2次側圧力が低い側の1次側圧力と
等しくなるところでバランスする構成となっているが、
湯水の1次側圧力お流量がほぼ等しいとき、等正比弁3
はどちら側を閉じ、どちら側を開放するともなく中央付
近でバランスしている。ここで湯水の圧力バランスがわ
ずかに崩れると、通常ならば弁可動部12が圧力をバラ
ンスする位置に移動するだけであるが出湯流量が少ない
ときは流れに弁可動部12を動かす力がなく、混合弁4
が動作して温度を維持しようとする。ところが、混合弁
4が動作すると湯水の流量バランスが崩れ、今度は弁可
動部12が動いて2次側圧力がバランスする位置に移動
する。ところが混合弁4は前述の制御レスポンスによる
遅れによってしばらく混合弁4を動かしつづけるため、
出湯温度は大きくふらついてしまうこととなる。
(3) 出湯温度を安定させる方法として従来、検出
温度の微分項を設定し、その値に応じて制御規則を補正
するやり方が行なわれていた。しかし、本システムでは
制御における論理演算のため、多くの場合サーミスタ信
号のA/D変換を行ない、微分項に有効な解像度を得る
ことができない。
温度の微分項を設定し、その値に応じて制御規則を補正
するやり方が行なわれていた。しかし、本システムでは
制御における論理演算のため、多くの場合サーミスタ信
号のA/D変換を行ない、微分項に有効な解像度を得る
ことができない。
本発明は上記課題を解決するもので、簡単な構成によっ
て最適な制御規則を選択し混合弁の駆動速度を決定する
ことのできる湯水混合制御装置を提供することを目的と
している。
て最適な制御規則を選択し混合弁の駆動速度を決定する
ことのできる湯水混合制御装置を提供することを目的と
している。
課題を解決するための手段
本発明は上記目的を達成するために、水道から水を供給
する給水手段と、熱源器から高温湯を供給する給湯手段
と、前記給水手段と前記給湯手段の下流にてそれぞれ湯
、水の圧力を等圧にする等圧化弁と、前記等圧化弁の下
流にてそれぞれ湯。
する給水手段と、熱源器から高温湯を供給する給湯手段
と、前記給水手段と前記給湯手段の下流にてそれぞれ湯
、水の圧力を等圧にする等圧化弁と、前記等圧化弁の下
流にてそれぞれ湯。
水の混合比率を回転角度に応じて任意に変化できる混合
弁と、前記混合弁と連動して回転角度を変化させ位置検
出信号を出力する位置検出手段と、前記混合弁に接続し
付勢することによって回転角度を変化させ湯と水の混合
比率を変化させる弁モータと、前記混合弁の下流にあっ
て混合湯の温度を検出する湯温検出手段と、使用者の好
みの温度を入力し設定温度として出力する湯温設定手段
と、前記湯温検出手段と湯温設定手段の出力を比較し所
定の制御定数によるフィードバック制御に基づいて前記
弁モータの駆動方向、速度を決定する制御部とを備え、
前記制御部は前記制御定数を前記検出温度と設定温度の
偏差の一定時間あたりにおける積分量と位置検出信号に
応じて変化させ前記弁モータの駆動条件を決定するよう
にしたことを課題解決手段としている。
弁と、前記混合弁と連動して回転角度を変化させ位置検
出信号を出力する位置検出手段と、前記混合弁に接続し
付勢することによって回転角度を変化させ湯と水の混合
比率を変化させる弁モータと、前記混合弁の下流にあっ
て混合湯の温度を検出する湯温検出手段と、使用者の好
みの温度を入力し設定温度として出力する湯温設定手段
と、前記湯温検出手段と湯温設定手段の出力を比較し所
定の制御定数によるフィードバック制御に基づいて前記
弁モータの駆動方向、速度を決定する制御部とを備え、
前記制御部は前記制御定数を前記検出温度と設定温度の
偏差の一定時間あたりにおける積分量と位置検出信号に
応じて変化させ前記弁モータの駆動条件を決定するよう
にしたことを課題解決手段としている。
作用
本発明は上記した課題解決手段により、給水手段は水道
から水を、給湯手段は熱源器から高温湯をまず最初に等
圧化弁に供給し、そこで等灰化された湯水は混合弁によ
って混合される。混合弁の下流に位置する湯温検出手段
は混合された湯の温度を検出し、また温度設定手段は使
用者の好みの温度を操作によって入力し、それぞれ検出
温度と設定温度として制御部に出力する。混合弁および
弁モータと連動して動作する位置検出手段は、位置検出
信号を制御部に出力する。制御部はこれらの信号に基づ
き温度偏差を求め弁モータへの駆動方向、速度を演算し
、水全開〜湯全開の範囲で制御するよう出力する。弁モ
ータは駆動方向をフィードバック制御に基づき、駆動速
度を位置検出手段の出力値から演算する。
から水を、給湯手段は熱源器から高温湯をまず最初に等
圧化弁に供給し、そこで等灰化された湯水は混合弁によ
って混合される。混合弁の下流に位置する湯温検出手段
は混合された湯の温度を検出し、また温度設定手段は使
用者の好みの温度を操作によって入力し、それぞれ検出
温度と設定温度として制御部に出力する。混合弁および
弁モータと連動して動作する位置検出手段は、位置検出
信号を制御部に出力する。制御部はこれらの信号に基づ
き温度偏差を求め弁モータへの駆動方向、速度を演算し
、水全開〜湯全開の範囲で制御するよう出力する。弁モ
ータは駆動方向をフィードバック制御に基づき、駆動速
度を位置検出手段の出力値から演算する。
実施例
以下、本発明の一実施例を第1図および第2図を参照し
なから説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同一
符号を付して説明を省略する。
なから説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同一
符号を付して説明を省略する。
図に示す″ように、制御部17は出湯温度が設定部りに
なるように弁モータ9を介して混合弁4を駆動するフィ
ードバック制御を行なうもので、混合弁4および弁モー
タ9と同軸に配したポテンショメータ(位置検出手段)
10によって角度検出を行ない、この位置検出信号と検
出温度上設定温度の偏差の一定時間当りの積分量とに応
じて混合弁4が湯側全開もしくは水側全開の範囲を越え
て駆動しないようにする。
なるように弁モータ9を介して混合弁4を駆動するフィ
ードバック制御を行なうもので、混合弁4および弁モー
タ9と同軸に配したポテンショメータ(位置検出手段)
10によって角度検出を行ない、この位置検出信号と検
出温度上設定温度の偏差の一定時間当りの積分量とに応
じて混合弁4が湯側全開もしくは水側全開の範囲を越え
て駆動しないようにする。
第2図は制御部17の内部ブロック図を示したもので、
サーミスタ(湯温検出手段)6の出力した温度信号は検
出温度演算部18によって検出温度に変換され、また同
様にして温度設定部(湯温設定手段〉7の出力した温度
信号も設定温度演算部19によって設定温度に変換され
、温度偏差演算部20に出力される。温度偏差演算部2
0は(a式)によって求めた温度偏差を、それぞれフィ
ードバック部21.温度偏差積分部22、第1のメンバ
ーシップ関数23に出力する。温度偏差に基づいてフィ
ードバック部21は不感帯および弁モータ9の駆動方向
を決定する。第3図は弁モータ9の駆動方向信号と温度
信号と温度偏差の関係を示すものであり、温度偏差の絶
対値が゛e′以下のときは無条件に弁モータ9を停止し
、符号が正のときは湯側全開、負のときは水側全開の方
向に弁モータ9を駆動するように弁モータ駆動部24に
出力する。温度偏差に基づいて温度偏差積分部22は第
4図に示すように1時間ごとの積分量を求め、第2のメ
ンバーシップ関数25に出力する。混合弁位置検出部2
6はポテンショメータ10の出力信号を混合弁4の位置
信号に変換し、第3のメンバーシップ関数27に出力す
る。ファジィ推論部28は第1のメンバーシップ関数2
3〜第3のメンバーシップ関数27を前件命題、弁モー
タ9の駆動速度を後件命題とするプロダクションルール
29に基づいてファジィ演算を行ない、弁モータ9の駆
動速度を決定して弁モータ駆動部24に出力する。
サーミスタ(湯温検出手段)6の出力した温度信号は検
出温度演算部18によって検出温度に変換され、また同
様にして温度設定部(湯温設定手段〉7の出力した温度
信号も設定温度演算部19によって設定温度に変換され
、温度偏差演算部20に出力される。温度偏差演算部2
0は(a式)によって求めた温度偏差を、それぞれフィ
ードバック部21.温度偏差積分部22、第1のメンバ
ーシップ関数23に出力する。温度偏差に基づいてフィ
ードバック部21は不感帯および弁モータ9の駆動方向
を決定する。第3図は弁モータ9の駆動方向信号と温度
信号と温度偏差の関係を示すものであり、温度偏差の絶
対値が゛e′以下のときは無条件に弁モータ9を停止し
、符号が正のときは湯側全開、負のときは水側全開の方
向に弁モータ9を駆動するように弁モータ駆動部24に
出力する。温度偏差に基づいて温度偏差積分部22は第
4図に示すように1時間ごとの積分量を求め、第2のメ
ンバーシップ関数25に出力する。混合弁位置検出部2
6はポテンショメータ10の出力信号を混合弁4の位置
信号に変換し、第3のメンバーシップ関数27に出力す
る。ファジィ推論部28は第1のメンバーシップ関数2
3〜第3のメンバーシップ関数27を前件命題、弁モー
タ9の駆動速度を後件命題とするプロダクションルール
29に基づいてファジィ演算を行ない、弁モータ9の駆
動速度を決定して弁モータ駆動部24に出力する。
第5図(a)は第1のメンバーシップ関数23(温度偏
差の各カテゴリに対する適合度合)で、第5図(b)は
第2のメンバーシップ関数25(温度偏差積分値の各カ
テゴリに対する適合度合)で、第5図((2)は第3の
メンバーシップ関数27(混合弁が中央付近である度合
)である。これら3つのメンバーシップ関数は入力に応
じた適合度合を演算し、第6図に示したプロダクション
ルールに基づいて第7図の第4のメンバーシップ関数3
0(弁モータ9の駆動速度における各カテゴリの適合度
合)に代入、重心演算を行なって、弁モータ9の駆動速
度を求める。
差の各カテゴリに対する適合度合)で、第5図(b)は
第2のメンバーシップ関数25(温度偏差積分値の各カ
テゴリに対する適合度合)で、第5図((2)は第3の
メンバーシップ関数27(混合弁が中央付近である度合
)である。これら3つのメンバーシップ関数は入力に応
じた適合度合を演算し、第6図に示したプロダクション
ルールに基づいて第7図の第4のメンバーシップ関数3
0(弁モータ9の駆動速度における各カテゴリの適合度
合)に代入、重心演算を行なって、弁モータ9の駆動速
度を求める。
プロダクションルールと第4のメンバーシップ関数30
の関係について説明する。第1のメンバーシップ関数2
3については、温度偏差が太きいぼと駆動速度を速くし
て温度の収束性を良(する非線形の比例制御を構成して
いる。第2のメンバーシップ関数25については、温度
偏差積分値が大きいほど連続的に温度偏差が大きいこと
から、現行のルールでは速やかに温度を収束できないと
判断し、比例制御のゲインが急になるような駆動速度の
重み付けにする。第3のメンバーシップ関数27につい
ては、混合弁4の弁位置が中央付近になるに連れて等正
比弁3のバランスが崩れやすくなる。ゆえに、比例制御
のゲインが中央付近はど緩やかになるように構成する。
の関係について説明する。第1のメンバーシップ関数2
3については、温度偏差が太きいぼと駆動速度を速くし
て温度の収束性を良(する非線形の比例制御を構成して
いる。第2のメンバーシップ関数25については、温度
偏差積分値が大きいほど連続的に温度偏差が大きいこと
から、現行のルールでは速やかに温度を収束できないと
判断し、比例制御のゲインが急になるような駆動速度の
重み付けにする。第3のメンバーシップ関数27につい
ては、混合弁4の弁位置が中央付近になるに連れて等正
比弁3のバランスが崩れやすくなる。ゆえに、比例制御
のゲインが中央付近はど緩やかになるように構成する。
またそれぞれの合成規則は、補ファジィルールを採用す
る。
る。
すなわち、第4のメンバーシップ関数30において命題
同志がかち合った場合は、出湯温度の収束が遅れること
よりもふらつきやハンチングに至る方が被害が甚大であ
ると判断して、小さい方を採用するものとする。
同志がかち合った場合は、出湯温度の収束が遅れること
よりもふらつきやハンチングに至る方が被害が甚大であ
ると判断して、小さい方を採用するものとする。
例として、第8図のように温度偏差がE、温度偏差積分
値がI、ポテンショメータ値がPの条件を考える。ここ
で、第1のメンバーシップ関数23の各カテゴリにおけ
る適合度合は第5図(a)よりつぎのようになる。
値がI、ポテンショメータ値がPの条件を考える。ここ
で、第1のメンバーシップ関数23の各カテゴリにおけ
る適合度合は第5図(a)よりつぎのようになる。
つぎに、第2のメンバーシップ関数25の各カテゴリに
おける適合度合は第5図(b)よりつぎのようになる。
おける適合度合は第5図(b)よりつぎのようになる。
最後に第3のメンバーシップ関数27の度合、すなわち
混合弁4の位置の中央付近度合は第5図((2)よりP
lとなる。これらの度合をプロダクションルールに代入
して補ファジィルール(どちらか一方の小さい方)によ
って合成する。
混合弁4の位置の中央付近度合は第5図((2)よりP
lとなる。これらの度合をプロダクションルールに代入
して補ファジィルール(どちらか一方の小さい方)によ
って合成する。
以上のようにして合成した第4のメンバーシップ関数3
0は第9図のようになる。ここで求まる重心点Gの横軸
における値GXが、第8図に示した制御状態から推論し
、最適かつ最終的な弁モータ9の駆動条件となる。これ
によって、第゛10図(a)の実線で示すように、従来
低流量出湯時にて起こっていたハンチングや、第10図
(b)の実線で示すように、湯水同圧時の出湯時に混合
弁9の弁位置が中央付近にあることにより起こっていた
ふらつきなどが、それぞれ破線で示すようにな(なり、
あらゆる条件で安定した出湯温度を得ることができるよ
うになった。
0は第9図のようになる。ここで求まる重心点Gの横軸
における値GXが、第8図に示した制御状態から推論し
、最適かつ最終的な弁モータ9の駆動条件となる。これ
によって、第゛10図(a)の実線で示すように、従来
低流量出湯時にて起こっていたハンチングや、第10図
(b)の実線で示すように、湯水同圧時の出湯時に混合
弁9の弁位置が中央付近にあることにより起こっていた
ふらつきなどが、それぞれ破線で示すようにな(なり、
あらゆる条件で安定した出湯温度を得ることができるよ
うになった。
発明の効果
以上の実施例から明らかなように本発明によれば、湯温
検出手段と湯温設定手段の出力を比較し所定の制御定数
によるフィードバック制御に基づいて弁モータの駆動方
向、速度を決定する制御部を備え、前記制御部は制御定
数を前記検出温度と設定温度の偏差の一定時間あたりに
おける積分量と位置検出信号に応じて変化させ弁モータ
の駆動条件を決定するようにしたから、出湯制御に悪影
響を及ぼす流量の低下と混合弁の中央付近における等圧
化弁のふらつきを、新たなハードウェアを追加すること
なしに検出、対応し安定した出湯温度を得ることができ
、つぎのような効果が得られる。
検出手段と湯温設定手段の出力を比較し所定の制御定数
によるフィードバック制御に基づいて弁モータの駆動方
向、速度を決定する制御部を備え、前記制御部は制御定
数を前記検出温度と設定温度の偏差の一定時間あたりに
おける積分量と位置検出信号に応じて変化させ弁モータ
の駆動条件を決定するようにしたから、出湯制御に悪影
響を及ぼす流量の低下と混合弁の中央付近における等圧
化弁のふらつきを、新たなハードウェアを追加すること
なしに検出、対応し安定した出湯温度を得ることができ
、つぎのような効果が得られる。
(1)温度偏差積分値が出湯温度が連続的に外れている
場合とハンチング状態にある場合とでは、ハンチング状
態にある場合の方が小さいのでより低速駆動の重み付け
がなされ、ハンチングを収束させる効果がある。一方、
設定温度変更や、死水排除による供給湯温変動時などの
場合は温度偏差積分値が連続的に大きくなってより高速
駆動の重み付けがなされ、出湯温度が速く設定に収束す
ることができる。
場合とハンチング状態にある場合とでは、ハンチング状
態にある場合の方が小さいのでより低速駆動の重み付け
がなされ、ハンチングを収束させる効果がある。一方、
設定温度変更や、死水排除による供給湯温変動時などの
場合は温度偏差積分値が連続的に大きくなってより高速
駆動の重み付けがなされ、出湯温度が速く設定に収束す
ることができる。
(2)混合弁が中央付近になるに連れて等圧化弁の動作
が不安定になると、外側と比べてやや緩やかに弁モータ
を動かすようにしているので、等圧化弁を刺激せずに温
度のふらつきも抑えることができる。
が不安定になると、外側と比べてやや緩やかに弁モータ
を動かすようにしているので、等圧化弁を刺激せずに温
度のふらつきも抑えることができる。
(3゛)温度偏差積分値から制御状態が安定しているか
否かを判定するので、前述のA 、/’ D変換におけ
る解像度の問題が大幅に緩和できる。また、弁モータの
駆動条件を決定するファジィ推論部に、ハードウェアの
みで構成したものを用いるならばこの問題は、まったく
影響しなくなる。
否かを判定するので、前述のA 、/’ D変換におけ
る解像度の問題が大幅に緩和できる。また、弁モータの
駆動条件を決定するファジィ推論部に、ハードウェアの
みで構成したものを用いるならばこの問題は、まったく
影響しなくなる。
(4) これら膨大なデータ処理をファジィ理論を用
いて処理することによって、複雑かつ相互に影響しあう
パラメータの最適値を、効果的に短時間で導き出すこと
ができる。
いて処理することによって、複雑かつ相互に影響しあう
パラメータの最適値を、効果的に短時間で導き出すこと
ができる。
第1図は本発明の一実施例の湯水混合制御装置のブロッ
ク図、第2図は同湯水混合制御装置の制御部の内部ブロ
ック図、第3図は同制御部のフィードバック部の制御特
性図、第4図は同制御部の温度偏差積分部の動作説明図
、85図(a)〜((2)はそれぞれ同制御部の前件命
題のメンバーシップ関数を示す図、第6図は同制御部の
プロダクションルールを示す図、第7図は同制御部の後
件命題のメンバーシップ関数を示す図、第8図は同制御
部の制御状態図、第9図は同制御部の合成後の後件命題
のメンバーシップ関数を示す図、第10図(a)、(b
)、!よ同湯水混合制御装置の出湯温度におけるタイミ
ングチャート図、第11図は従来の湯水混合制御装置の
ブロック図、第12図は同湯水混合制御装置の等圧化弁
の断面図、第13図は同湯水混合制御装置の混合弁の断
面図、第14図は同湯水混合制御装置の制御部の制御特
性図である。 1・・・・・・湯側配管(給湯手段)、2・・・・・・
水側配管(給水手段)、3・・・・・・等圧化弁、4・
・・・・・混合弁、6・・・・・・サーミスタ(湯温検
出手段)、7・・・・・・温度設定部(湯温設定手段)
、9・・・・・・弁モータ、10・・・・・・ポテンシ
ョメータ(位置検出手段)、17・・・・・・制御部。 代理人の氏名 弁理士小鍜治明 ほか2名1−−4例配
¥(玲)手授) 2−−一水本貝)1!l乙1ξく拳含j(手すQ〕C−
・−リーくズQ<41町1K〕 ’I−−−J7f蚊り軽(]壜も;■挨)9−・−守干
−9 第 図 第10 図 第 図 第 図 71(1傘hJ≧11カ 411’lヘームptカ 第11 図 第12 図 i3 図 第14 図 ミ54ノ壜1イ(h](辷
ク図、第2図は同湯水混合制御装置の制御部の内部ブロ
ック図、第3図は同制御部のフィードバック部の制御特
性図、第4図は同制御部の温度偏差積分部の動作説明図
、85図(a)〜((2)はそれぞれ同制御部の前件命
題のメンバーシップ関数を示す図、第6図は同制御部の
プロダクションルールを示す図、第7図は同制御部の後
件命題のメンバーシップ関数を示す図、第8図は同制御
部の制御状態図、第9図は同制御部の合成後の後件命題
のメンバーシップ関数を示す図、第10図(a)、(b
)、!よ同湯水混合制御装置の出湯温度におけるタイミ
ングチャート図、第11図は従来の湯水混合制御装置の
ブロック図、第12図は同湯水混合制御装置の等圧化弁
の断面図、第13図は同湯水混合制御装置の混合弁の断
面図、第14図は同湯水混合制御装置の制御部の制御特
性図である。 1・・・・・・湯側配管(給湯手段)、2・・・・・・
水側配管(給水手段)、3・・・・・・等圧化弁、4・
・・・・・混合弁、6・・・・・・サーミスタ(湯温検
出手段)、7・・・・・・温度設定部(湯温設定手段)
、9・・・・・・弁モータ、10・・・・・・ポテンシ
ョメータ(位置検出手段)、17・・・・・・制御部。 代理人の氏名 弁理士小鍜治明 ほか2名1−−4例配
¥(玲)手授) 2−−一水本貝)1!l乙1ξく拳含j(手すQ〕C−
・−リーくズQ<41町1K〕 ’I−−−J7f蚊り軽(]壜も;■挨)9−・−守干
−9 第 図 第10 図 第 図 第 図 71(1傘hJ≧11カ 411’lヘームptカ 第11 図 第12 図 i3 図 第14 図 ミ54ノ壜1イ(h](辷
Claims (2)
- (1)水道から水を供給する給水手段と、熱源器から高
温湯を供給する給湯手段と、前記給水手段と前記給湯手
段の下流にてそれぞれ湯、水の圧力を等圧にする等圧化
弁と、前記等圧化弁の下流にてそれぞれ湯、水の混合比
率を回転角度に応じて任意に変化できる混合弁と、前記
混合弁と連動して回転角度を変化させ位置検出信号を出
力する位置検出手段と、前記混合弁に接続し付勢するこ
とによって回転角度を変化させ湯と水の混合比率を変化
させる弁モータと、前記混合弁の下流にあって混合湯の
温度を検出する湯温検出手段と、使用者の好みの温度を
入力し設定温度として出力する湯温設定手段と、前記湯
温検出手段と湯温設定手段の出力を比較し所定の制御定
数によるフィードバック制御に基づいて前記弁モータの
駆動方向、速度を決定する制御部とを備え、前記制御部
は前記制御定数を前記検出温度と設定温度の偏差の一定
時間あたりにおける積分量と位置検出信号に応じて変化
させ前記弁モータの駆動条件を決定するようにしてなる
湯水混合制御装置。 - (2)制御部は、設定温度と検出温度の偏差を求める温
度偏差演算部と、前記温度偏差から弁モータの不感帯お
よび駆動方向を決定するフィードバック部と、知識ベー
スとして保持し温度偏差の大きさ度合を示す第1のメン
バーシップ関数と、一定時間ごとに前記温度偏差の積分
値を求める温度偏差積分部と、知識ベースとして保持し
温度偏差積分値の大きさ度合を示す第2のメンバーシッ
プ関数と、知識ベースとして保持し混合弁位置の中央度
合を示す第3のメンバーシップ関数と、知識ベースとし
て保持し前記弁モータ駆動速度の速さ度合を示す第4の
メンバーシップ関数と、前件命題を前記第1〜第3のメ
ンバーシップ関数、後件命題を前記第4のメンバーシッ
プ関数とし温度偏差に所定の勾配で比例して駆動速度が
速くなり温度偏差積分値に応じて前記勾配が増大し前記
混合弁位置の中央度合に応じて前記勾配が減少する構成
を持つプロダクションルールと、前記温度偏差と温度偏
差積分値と混合弁位置信号と前記第1〜第4のメンバー
シップ関数と前記プロダクションルールに基づいてファ
ジィ演算を行ない前記弁モータの駆動速度を決定するフ
ァジィ推論部と、前記フィードバック部によって決定し
た駆動方向と前記ファジィ推論部によって決定した駆動
速度に基づいて前記弁モータへの出力を行なう弁モータ
駆動部とを備えてなる湯水混合制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25966390A JPH04136634A (ja) | 1990-09-27 | 1990-09-27 | 湯水混合制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25966390A JPH04136634A (ja) | 1990-09-27 | 1990-09-27 | 湯水混合制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04136634A true JPH04136634A (ja) | 1992-05-11 |
Family
ID=17337176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25966390A Pending JPH04136634A (ja) | 1990-09-27 | 1990-09-27 | 湯水混合制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04136634A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010084864A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Toto Ltd | 水栓装置 |
US9878408B2 (en) | 2013-09-13 | 2018-01-30 | Makino Milling Machine Co., Ltd. | Machine tool |
-
1990
- 1990-09-27 JP JP25966390A patent/JPH04136634A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010084864A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Toto Ltd | 水栓装置 |
US9878408B2 (en) | 2013-09-13 | 2018-01-30 | Makino Milling Machine Co., Ltd. | Machine tool |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR920000672B1 (ko) | 탕수혼합제어장치 | |
JPH09504628A (ja) | 補助変数を用いた多重領域ファジー論理制御システム | |
US4255089A (en) | Method of controlling series fans driving a variable load | |
JPH04136634A (ja) | 湯水混合制御装置 | |
JPH075904A (ja) | ニューラルネットワーク制御装置 | |
JPH1165673A (ja) | 流量計測制御装置 | |
JPH08219305A (ja) | バルブポジショナ | |
JPH07174594A (ja) | ガス器具判別装置 | |
JP2720498B2 (ja) | 流量制御装置 | |
JPH0469714A (ja) | ファジィ制御装置および湯水混合制御装置 | |
JP3460011B2 (ja) | 流量制御方法および装置 | |
JPS5965319A (ja) | 流体圧力制御方法 | |
JP2748527B2 (ja) | 湯水混合制御装置 | |
JP2002369566A (ja) | 速度制御装置 | |
JP2583861B2 (ja) | 湯水混合制御装置 | |
JP3224661B2 (ja) | ガス器具判別装置 | |
JPH0439569A (ja) | ガス給湯器の湯温制御装置 | |
JPH0462338A (ja) | 湯水混合装置 | |
JPH056229A (ja) | 湯水混合水栓装置 | |
JPS6314208A (ja) | 湯水混合制御装置 | |
JPH04171507A (ja) | 水位制御装置 | |
JP2827352B2 (ja) | 湯水混合制御装置 | |
JPH07151573A (ja) | ガス遮断装置 | |
JPH04318295A (ja) | 差圧制御装置 | |
JP2000097744A (ja) | 流量計 |