JPH04136608A - 廃熱回収装置への硫酸アンモニウム塩の析出又は凝縮防止方法 - Google Patents
廃熱回収装置への硫酸アンモニウム塩の析出又は凝縮防止方法Info
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- JPH04136608A JPH04136608A JP2255334A JP25533490A JPH04136608A JP H04136608 A JPH04136608 A JP H04136608A JP 2255334 A JP2255334 A JP 2255334A JP 25533490 A JP25533490 A JP 25533490A JP H04136608 A JPH04136608 A JP H04136608A
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- ammonium sulfate
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- BFNBIHQBYMNNAN-UHFFFAOYSA-N ammonium sulfate Chemical compound N.N.OS(O)(=O)=O BFNBIHQBYMNNAN-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 41
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Chimneys And Flues (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、高温燃焼ガス、特に硫酸アンモニウム塩を含
む液の分解燃焼炉の燃焼ガスからの廃熱を熱交換により
回収する廃熱回収式のエアプレヒータや、廃熱ボイラー
などの廃熱回収装置への硫酸アンモニウム塩の正比又は
凝縮防止方法に関するものである。
む液の分解燃焼炉の燃焼ガスからの廃熱を熱交換により
回収する廃熱回収式のエアプレヒータや、廃熱ボイラー
などの廃熱回収装置への硫酸アンモニウム塩の正比又は
凝縮防止方法に関するものである。
従来、高温燃焼ガスからの廃熱回収方法として、エアプ
レヒータを用いて燃焼用空気を予熱したり、廃熱ボイラ
ーでスチームとして熱を回収して有効利用することが一
般的に行なわれている。
レヒータを用いて燃焼用空気を予熱したり、廃熱ボイラ
ーでスチームとして熱を回収して有効利用することが一
般的に行なわれている。
しかしながら、燃焼ガス中にＮＨ３、Ｈ２Ｏ及びＳ０３
が含まれている場合には、上記エアプレヒータの伝熱面
や廃熱ボイラーの伝熱管表面上に硫酸アンモニウム塩が
析出又は凝縮し、それらが伝熱面上や伝熱管面上での伝
熱効果を低下させると共に、これらの部材が腐食すると
いう問題があり、特にエアプレヒータの場合には、その
空気温度の低い場合に著しく問題があった。
が含まれている場合には、上記エアプレヒータの伝熱面
や廃熱ボイラーの伝熱管表面上に硫酸アンモニウム塩が
析出又は凝縮し、それらが伝熱面上や伝熱管面上での伝
熱効果を低下させると共に、これらの部材が腐食すると
いう問題があり、特にエアプレヒータの場合には、その
空気温度の低い場合に著しく問題があった。
例えば、硫酸アンモニウム塩、すなわち、ＮＨ４Ｈ３Ｏ
４、（ＮＨａ）ｚｓＯａなどを含む液を硫酸アンモニウ
ム分解燃焼炉で分解燃焼させた場合には、未燃のＮＨ８
が生成すると共に、ＳＯ３も生成することになり、この
ような燃焼ガスから廃熱回収する場合に、その燃焼ガス
を、硫酸アンモニウム塩の析出温度または凝縮温度以下
の温度で運転されるエアプレヒータに供給すると、硫酸
アンモニウム塩がその伝熱面上に析出または凝縮するこ
とになり、また上記析出温度または凝縮温度以下で廃熱
ボイラーを運転した場合、その管表面に硫酸アンモニウ
ム塩が析出または凝縮することになり、前記の問題が発
生する。
４、（ＮＨａ）ｚｓＯａなどを含む液を硫酸アンモニウ
ム分解燃焼炉で分解燃焼させた場合には、未燃のＮＨ８
が生成すると共に、ＳＯ３も生成することになり、この
ような燃焼ガスから廃熱回収する場合に、その燃焼ガス
を、硫酸アンモニウム塩の析出温度または凝縮温度以下
の温度で運転されるエアプレヒータに供給すると、硫酸
アンモニウム塩がその伝熱面上に析出または凝縮するこ
とになり、また上記析出温度または凝縮温度以下で廃熱
ボイラーを運転した場合、その管表面に硫酸アンモニウ
ム塩が析出または凝縮することになり、前記の問題が発
生する。
本発明は、前記従来の問題点を解決するためになされた
ものであり、前記のごときエアプレヒータや廃熱ボイラ
ーなどの廃熱回収装置を、硫酸アンモニウム塩の析出温
度または凝縮温度以上の温度で運転することにより、伝
熱効果の低下及び腐食の発生を防止できる廃熱回収装置
への硫酸アンモニウム塩の析出または凝縮防止方法を提
供することを解決課題としたものである。
ものであり、前記のごときエアプレヒータや廃熱ボイラ
ーなどの廃熱回収装置を、硫酸アンモニウム塩の析出温
度または凝縮温度以上の温度で運転することにより、伝
熱効果の低下及び腐食の発生を防止できる廃熱回収装置
への硫酸アンモニウム塩の析出または凝縮防止方法を提
供することを解決課題としたものである。
（課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するための手段として、本発明の廃熱
回収装置への硫酸アンモニウム塩の析出又は分解防止方
法は、硫酸アンモニウム塩を含む液の分解燃焼炉の燃焼
ガス中からの廃熱を回収するエアプレヒータや廃熱ボイ
ラーなどの装置を、上記硫酸アンモニウム塩の析出又は
凝縮する温度以上で運転させることを特徴としたもので
あり、これにより、エアプレヒータの伝熱面上または廃
熱ボイラーの伝熱管表面上への硫酸アンモニウム塩の析
出又は凝縮が防止できる。
回収装置への硫酸アンモニウム塩の析出又は分解防止方
法は、硫酸アンモニウム塩を含む液の分解燃焼炉の燃焼
ガス中からの廃熱を回収するエアプレヒータや廃熱ボイ
ラーなどの装置を、上記硫酸アンモニウム塩の析出又は
凝縮する温度以上で運転させることを特徴としたもので
あり、これにより、エアプレヒータの伝熱面上または廃
熱ボイラーの伝熱管表面上への硫酸アンモニウム塩の析
出又は凝縮が防止できる。
以下図面を参照して本発明の方法を適用した硫酸アンモ
ニウム分解燃焼炉の各実施例を説明するが、各実施例に
おいて同し部品はそれぞれ同し部品番号で示している。
ニウム分解燃焼炉の各実施例を説明するが、各実施例に
おいて同し部品はそれぞれ同し部品番号で示している。
まず、第１図の実施例１の硫酸アンモニウム分解燃焼炉
１においては、硫酸アンモニウム塩を含む溶液りを助燃
料Ｆ及び高温空気Ａと共に分解燃焼するものであり、硫
酸アンモニウム分解燃焼炉１の燃焼ガスＧから廃熱ボイ
ラー２でその廃熱をスチームＳとして回収しており、廃
熱ボイラー２で熱回収後の燃焼ガスＧは、エアプレヒー
タ４で更に熱回収後、プロセス（１）５及びプロセス（
２）６へ供給される。プロセス（１）５では、燃焼ガス
中のＮＨ３は常温に於ても硫酸アンモニウム塩を析出し
ない濃度まで分解反応等により処理される。
１においては、硫酸アンモニウム塩を含む溶液りを助燃
料Ｆ及び高温空気Ａと共に分解燃焼するものであり、硫
酸アンモニウム分解燃焼炉１の燃焼ガスＧから廃熱ボイ
ラー２でその廃熱をスチームＳとして回収しており、廃
熱ボイラー２で熱回収後の燃焼ガスＧは、エアプレヒー
タ４で更に熱回収後、プロセス（１）５及びプロセス（
２）６へ供給される。プロセス（１）５では、燃焼ガス
中のＮＨ３は常温に於ても硫酸アンモニウム塩を析出し
ない濃度まで分解反応等により処理される。
そこで、この実施例１ではエアプレヒータ４へ供給する
例えば常温２５℃の大気へ〇を、空気ブロア８で加圧し
て、プロセス（１）５とプロセス（２）６との中間に設
けたプロセス中から得られる廃熱回収装置７で、例えば
２８０℃の温度まで昇温した状態でエアプレヒータ４に
送っている。
例えば常温２５℃の大気へ〇を、空気ブロア８で加圧し
て、プロセス（１）５とプロセス（２）６との中間に設
けたプロセス中から得られる廃熱回収装置７で、例えば
２８０℃の温度まで昇温した状態でエアプレヒータ４に
送っている。
ここで、硫酸アンモニウム分解燃焼炉１出口の燃焼ガス
Ｇの温度が例えば１０００℃とすれば、エアプレヒータ
４で更に加熱された予熱空気は、例えば５００℃の高温
空気Ａとして硫酸アンモニウム分解燃焼炉１に供給され
ることになり、エアプレヒータ４が硫酸アンモニウム塩
の析出温度または凝縮温度以上で運転されるので、エア
プレヒータ４の伝熱面上への硫酸アンモニウム塩の析出
や凝縮が防止できる。
Ｇの温度が例えば１０００℃とすれば、エアプレヒータ
４で更に加熱された予熱空気は、例えば５００℃の高温
空気Ａとして硫酸アンモニウム分解燃焼炉１に供給され
ることになり、エアプレヒータ４が硫酸アンモニウム塩
の析出温度または凝縮温度以上で運転されるので、エア
プレヒータ４の伝熱面上への硫酸アンモニウム塩の析出
や凝縮が防止できる。
次に、第２図の実施例２で↓よ、実施例１と同様な構成
の硫酸アンモニウムの分解燃焼炉１のエアプレヒータ４
で予熱される空気を、１次空気予熱器９で、あらかじめ
他の燃料ｆの燃焼による熱源で硫酸アンモニウム塩の析
出温度または凝縮温度以上の温度に予熱した後に、エア
プレヒータ４に供給している。
の硫酸アンモニウムの分解燃焼炉１のエアプレヒータ４
で予熱される空気を、１次空気予熱器９で、あらかじめ
他の燃料ｆの燃焼による熱源で硫酸アンモニウム塩の析
出温度または凝縮温度以上の温度に予熱した後に、エア
プレヒータ４に供給している。
更に、第３図の実施例３では、実施例２と同様な構成の
硫酸アンモニウム分解燃焼炉１で、１次空気予熱器９は
設けずに、空気ブロア８人口とエアプレヒータ４の出口
との間に、予熱空気の再循環路１０を設けて、エアプレ
ヒータ４を常に硫酸アンモニウム塩の析出温度または凝
縮温度以上の温度で運転している。
硫酸アンモニウム分解燃焼炉１で、１次空気予熱器９は
設けずに、空気ブロア８人口とエアプレヒータ４の出口
との間に、予熱空気の再循環路１０を設けて、エアプレ
ヒータ４を常に硫酸アンモニウム塩の析出温度または凝
縮温度以上の温度で運転している。
以上のごとく、エアプレヒータ４の温度を高めることに
より、硫酸アンモニウム分解燃焼炉１により高温の高温
空気へを供給することになり、助燃料Ｆも少なくなり、
かつ燃焼ガスＧの量も少なくなり、全体の燃焼炉設備も
小さくすることができる。
より、硫酸アンモニウム分解燃焼炉１により高温の高温
空気へを供給することになり、助燃料Ｆも少なくなり、
かつ燃焼ガスＧの量も少なくなり、全体の燃焼炉設備も
小さくすることができる。
また、上記のごとき硫酸アンモニウム分解燃焼炉１の廃
熱ボイラー２を発生スチームの温度が硫酸アンモニウム
塩の析出温度または凝縮温度以上となる圧力で、例えば
６５気圧以上の圧力で運転すると、廃熱ボイラー２の伝
熱管表面が硫酸アンモニウム塩の析出温度または凝縮温
度以上の温度で運転されることになり、その管表面への
硫酸アンモニウム塩の析出または凝縮を防止できること
になる。
熱ボイラー２を発生スチームの温度が硫酸アンモニウム
塩の析出温度または凝縮温度以上となる圧力で、例えば
６５気圧以上の圧力で運転すると、廃熱ボイラー２の伝
熱管表面が硫酸アンモニウム塩の析出温度または凝縮温
度以上の温度で運転されることになり、その管表面への
硫酸アンモニウム塩の析出または凝縮を防止できること
になる。
以上に説明したごと（、本発明の硫酸アンモニウム塩の
析出または凝縮方法によれば、エアプレヒータや廃熱ボ
イラーなどの廃熱回収装置の伝熱面上や伝熱管表面上な
どへの硫酸アンモニウム塩の析出または凝縮が防止でき
るという効果がある。
析出または凝縮方法によれば、エアプレヒータや廃熱ボ
イラーなどの廃熱回収装置の伝熱面上や伝熱管表面上な
どへの硫酸アンモニウム塩の析出または凝縮が防止でき
るという効果がある。
その結果、各伝熱面での伝熱効果の低下が発生せず、ま
た、腐食の問題も発生しないので、プロセスの良好な長
期運転が可能になるという効果がある。
た、腐食の問題も発生しないので、プロセスの良好な長
期運転が可能になるという効果がある。
各図面は本発明の方法を適用した硫酸アンモニウム分解
燃焼炉の各実施例の概略系統図で、第１図はその実施例
１、第２図はその実施例２、そして第３図はその実施例
３である。 １・・・硫酸アンモニウム分解燃焼炉、２・・・廃熱ボ
イラー ４・・・エアブレヒータ、７・・・廃熱回収装
置、９・・・１次空気予熱器、１０・・・再循環路、Ａ
・・・高温空気、Ｇ・・・廃ガス、Ｌ・・・硫酸アンモ
ニウム塩を含む溶液。
燃焼炉の各実施例の概略系統図で、第１図はその実施例
１、第２図はその実施例２、そして第３図はその実施例
３である。 １・・・硫酸アンモニウム分解燃焼炉、２・・・廃熱ボ
イラー ４・・・エアブレヒータ、７・・・廃熱回収装
置、９・・・１次空気予熱器、１０・・・再循環路、Ａ
・・・高温空気、Ｇ・・・廃ガス、Ｌ・・・硫酸アンモ
ニウム塩を含む溶液。
Claims (1)
- 硫酸アンモニウム塩を含む液の分解燃焼炉から発生する
燃焼ガスから廃熱を回収する装置で、上記硫酸アンモニ
ウム塩の析出または凝縮する温度以上で運転させること
による廃熱回収装置への硫酸アンモニウム塩の析出又は
凝縮防止方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2255334A JPH04136608A (ja) | 1990-09-27 | 1990-09-27 | 廃熱回収装置への硫酸アンモニウム塩の析出又は凝縮防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2255334A JPH04136608A (ja) | 1990-09-27 | 1990-09-27 | 廃熱回収装置への硫酸アンモニウム塩の析出又は凝縮防止方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04136608A true JPH04136608A (ja) | 1992-05-11 |
Family
ID=17277348
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2255334A Pending JPH04136608A (ja) | 1990-09-27 | 1990-09-27 | 廃熱回収装置への硫酸アンモニウム塩の析出又は凝縮防止方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04136608A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103982906A (zh) * | 2014-01-07 | 2014-08-13 | 霍特安热能技术（江苏）有限公司 | 适用于scr脱硝后的组合式空气预热器及防腐防堵方法 |
-
1990
- 1990-09-27 JP JP2255334A patent/JPH04136608A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103982906A (zh) * | 2014-01-07 | 2014-08-13 | 霍特安热能技术（江苏）有限公司 | 适用于scr脱硝后的组合式空气预热器及防腐防堵方法 |
| WO2015103823A1 (zh) * | 2014-01-07 | 2015-07-16 | 霍特安热能技术（江苏）有限公司 | 适用于scr脱硝后的组合式空气预热器及防腐防堵方法 |
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