JPH04136574A - 圧力作動式の弁 - Google Patents

圧力作動式の弁

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JPH04136574A
JPH04136574A JP2404919A JP40491990A JPH04136574A JP H04136574 A JPH04136574 A JP H04136574A JP 2404919 A JP2404919 A JP 2404919A JP 40491990 A JP40491990 A JP 40491990A JP H04136574 A JPH04136574 A JP H04136574A
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JP
Japan
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pressure
valve body
valve
flow
chamber
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JP2404919A
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English (en)
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Karl Troltsch
カール トロルチュ
Rolf Gawlik
ロルフ ガウリーク
Bernd Taubitz
ベルント タウビッツ
Roland Weisser
ローラント ヴァイサー
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Robert Bosch GmbH
Original Assignee
Robert Bosch GmbH
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/32Details
    • F16F9/44Means on or in the damper for manual or non-automatic adjustment; such means combined with temperature correction
    • F16F9/46Means on or in the damper for manual or non-automatic adjustment; such means combined with temperature correction allowing control from a distance, i.e. location of means for control input being remote from site of valves, e.g. on damper external wall
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/32Details
    • F16F9/34Special valve constructions; Shape or construction of throttling passages
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2600/00Indexing codes relating to particular elements, systems or processes used on suspension systems or suspension control systems
    • B60G2600/22Magnetic elements
    • B60G2600/26Electromagnets; Solenoids

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Safety Valves (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[0001]
【産業上の利用分野】
本発明は、圧力作動式の弁であって、ケーシングの内部
に閉鎖方向及び開放方向に作動可能な弁体が設けられて
おり、該弁体がばねエレメントの閉鎖力によって閉鎖方
向に運動可能であり、弁体が、該弁体の有効な受圧面に
作用する圧力媒体の流入側の圧力の開放力によって作動
可能であり、この場合弁体に設けられた弁体シール範囲
と、ケーシングに対して位置固定の部分に設けられた対
応シール範囲とが共に、2つの室を互いに弁体の位置に
応じて多く又は少なく隔てるシール箇所を形成している
形式のものに関する。 [0002]
【従来の技術】
圧力作動式の弁は弁体を有しており、この弁体はばねエ
レメントによって閉鎖方向で弁座に向かって作動させら
れる。弁体が弁座に位置している場合、貫流開口は閉鎖
されており、流入側の圧力を有する室は流出側の圧力を
有する室から隔てられている。 [0003] 弁体は、流入側の圧力と流出側の圧力との間における圧
力差に応じて、貫流開口を閉鎖することが可能であり、
つまり弁体は貫流開口をおおっている。流入側の圧力は
貫流開口の範囲において弁体に作用する。貫流開口をお
おう弁体部分は流入側の圧力のための有効な受圧面であ
る。流入側の圧力が規定の値に達すると、この圧力はば
ねエレメントの閉鎖力に抗して弁体を弁座から持ち上げ
ることができ、圧力媒体は第1の室から第2の室に流入
することができる。圧力媒体流を貫流開口の範囲におい
てあまり強く絞ることなしに、大きな圧力媒体流を第」
の室から第2の室に流入させたい場合には、貫流開口は
相応に大きくなくてはならない。貫流開口が大きい場合
、弁体に作用するばねエレメントによって貫流開口を閉
鎖するなめには、ばねエレメントは相応に寸法設定され
ねばならない。流入側の圧力を所望の値に保つためには
、貫流開口が大きくなればなるほど、ばねエレメントは
より強力でなくてはならない。 [0004] 大きな貫流量においても圧力媒体流をあまりに強く絞る
ことなしに、公知の圧力作動式の弁において高い圧力を
保証したい場合には、強いばねエレメントが必要であり
、このことによって圧力作動式の弁の構造は極めて大き
くかつかさ張ったものになる。 [0005] また公知の圧力作動式の弁においては圧力媒体は規定さ
れた一方の室から他方の室にしか流入することができな
い。圧力作動式の弁は、このただ1つの可能な貫流方向
に関連して、いわゆる圧力保持弁もしくは圧力制限弁も
しくは安全弁の働きを有している。公知の圧力作動式の
弁においては逆方向における貫流は不可能である。 [0006]
【発明が解決しようとする課題】
ゆえに本発明の課題は、上に述べた公知の圧力作動式の
弁における欠点を排除することである。 [0007]
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本発明の構成では、冒頭に述
べた形式の圧力作動式の弁において、開放方向もしくは
閉鎖方向への弁体の作動によって、両室の間における流
れを規定する貫流開口が制御可能であり、この場合該貫
流開口が弁体の有効な受圧面に関連している。 [0008]
【発明の効果】
本発明のように構成されていると、比較的弱い従って小
型のばねエレメントを用いて大きな圧力を保証すること
ができ、カリ同時に大きな貫流開口も可能になる。 [0009] 請求項2以下に記載の構成によって、圧力作動式の弁を
さらに有利に構成することができる。 [0010] 圧力作動式の弁の開放時に中間室において形成される中
間圧によって、圧力増大時に流入側の圧力を、所望のよ
うに多かれ少なかれ一定に保つことができる。 さらにまた、圧力媒体流の増大時に流入側の圧力を減小
させることも可能である。これは寸法設定の問題である
。 [0011] 本発明による圧力作動式の弁には、該弁を両方の流れ方
向において貫流可能であるように構成することができる
という利点がある。弁は有利な形式で、圧力差が両流れ
方向のための弁の範囲において等しい大きさであるよう
に構成されていてもよいし、寸法設定に応じて、両流れ
方向のためのその都度の圧力差が異なって選択されてい
てもよい。 [0012] 両流れ方向のためのその都度の流入側の圧力を保証する
ためにただ1つのばねエレメントしか必要ないので、弁
は極めて単純であり、力り4z型に構成することができ
る。 [0013] 本発明による圧力作動式の弁は有利な形式で比較的小型
にかつ軽量に構成されているので、緩衝系特にショック
アブソーバの作業室の間において交換される圧力媒体流
を保証するのに、特に適している。圧力作動式の弁はシ
ョックアブソーバにおいて有利な形式で緩衝力に影響を
与えることができる。この場合圧力作動式の弁はただ1
つの弁としてショックアブソーバに設けられていてもよ
いし、例えば付加的な安全弁として別の弁例えば電磁作
動式の弁に対して並列に設けられていてもよい。圧力作
動式の弁はこの場合、一方の作業室において極めて大き
な圧力が発生するやいなや、他方の作業室への流路を開
放するように、使用することができる。圧力作動式の弁
の構成に応じて、ただ1つの圧力作動式の弁を用いて両
方の流れ方向を保証することが可能である。 [0014]
【実施例】
本発明による圧力作動式の弁は、圧力媒体の圧力を保証
したいもしくは、流入側の圧力媒体圧と流出側の圧力媒
体圧との間における圧力差を保証、調節又は制御したい
いかなる装置においても使用することができる。このよ
うに制限されていないにもかかわらず、本発明による圧
力作動式の弁のための本明細書の実施例では、ショック
アブソーバが使用例として選択されている。 [0015] 図1には第1実施例が示されている。ショックアブソー
バ2は、破断されて示された外装管6と第1の端面8と
第2の端面10とを備えたシリンダ4を有している。外
装管6の第1の端面8からはピストンロッド12が突出
している。図面にはピストンロッド12のうちの両端部
だけが示されている。ピストンロッド12は一端で、段
付けされたダンパピストン14と結合されていて、かつ
他端で一点鎖線で示された第1の物体16に枢着されて
いる。つまり、ダンパピストン14は第1の物体16と
結合されている。ダンパピストン14はケーシング15
を有している。第2の端面10は、−点鎖線で示された
第2の物体18と結合されている。第1の物体、、16
は例えば自動車シャシであり、第2の物体18は例えば
壁面22に沿って軸方向に滑動することができる。ガイ
ドリング20は同時にシールの課題をも担っている。シ
リンダ4の内室はダンパピストン14によって、第1の
作業室24と第2の作業室26とに分割されている。図
面では第1の作業室24はダンパピストン14の上に、
かつ第2の作業室26はダンパピストン14の下に位置
している。作業室24.26は少なくとも部分的に圧力
媒体によって満たされている。 [0016] 2つの作業室は24.26は流れ接続部28を介して互
いに接続されている。 流れ接続部28の途中には絞り箇所30が設けられてい
る。絞り箇所30は制御スプール32の作動によって変
化され得る。ダンパピストン14のケーシング15には
、位置固定の制御縁34が設けられている。制御スプー
ル32は端面側にスプール制御縁36を有している。電
磁コイル38の通電によって制御スプール32はばね4
0の力に抗して作動させられる。電磁コイル38の通電
量の増大に連れて、制御スプール32のスプール制御縁
36はますます位置固定の制御縁34から持ち上がる。 つまり電磁コイル38の通電量の増大時に、絞り箇所に
おける横断面積は増大する。電磁コイル38の非通電時
には絞り箇所30は閉鎖され、横断面積はその最小値に
達する。 [0017] 流れ接続部28は、ばね室42と室44と長手方向開口
46と溝切欠き48と絞り箇所30とスプール室50と
横方向開口52とを有している。第1の作業室24にお
ける圧力が第2の作業室26における圧力よりも大きい
場合には、制御スプール32の位置に関連して、圧力媒
体は流れ接続部28を通って順次流れることができる。 第2の作業室26における圧力が第1の作業室24にお
ける圧力よりも大きい場合には、圧力媒体は流れ接続部
28を逆方向に貫流する。 [0018] 絞り箇所30の横断面積は、ショックアブソーバの緩衝
力を規定する。制御スプール32が、絞り箇所30の横
断面が極めて小さいような位置を占めていて、同時に両
物体16.18のうちの一方が他方の物体に対して極め
て迅速に運動させられると、ショックアブソーバ2の内
部において大きな緩衝力が発生する。つまりこの場合相
対運動に応じて、両作業室24.26の一方において極
めて高IJ)圧力が生じる。なんら別の手段が設けられ
ていないと、場合によっては両作業室24.26の一方
における圧力は、緩衝ダイヤフラム2の故障を生ぜしめ
得るほどになり、つまり不都合に大きな緩衝力を生せし
める。このことを回避するために、ショックアブソーバ
2の流れ接続部8には本発明による圧力作動式の弁60
が設けられている。 [0019] 圧力作動式の弁60は弁体62とばねエレメント64と
シールエレメント70と、弁体62とばねエレメント6
4とシール部材70とを取り囲む少なくとも1つのケー
シング15範囲とを有している。ばねエレメント64は
1つのばねから成っているか又は、協働する複数のばね
から成っている。緩衝ピストン14のケーシング15に
は、ピストンロッド12に対してほぼ同心的に延びるガ
イド孔66が設げられている。弁体62は、大まかに見
て、外側のガイド周壁68を備えたスリーブ状の形状を
有している。弁体62はそのガイド周壁68でケーシン
グ15のガイド孔66において軸線方向摺動可能に支承
されている。弁体62のガイド周壁68とケーシング1
5のガイド孔66との間に形成された間隙を通って圧力
媒体が流れることを防止するために、ガイド孔66の範
囲には溝切欠きが設けられていて、この溝切欠き内には
シールエレメント70が挿入されている。 [0020] 弁体62は図1では周面に対して横方向にしかしなから
その軸線に対して長平方向に切断されて示されており、
これによって図1からは鏡像的な2つの切断面を見るこ
とができる。明らかにするためにこれらの切断面のうち
の1つはもう1度図5において拡大されて示されている
。すべての図面において同じか又は同じ働きを有する部
分は等しい符号で示されている。 [0021] スリーブ状の弁体62は、ばね室42内を延びている端
面72を有している。 ばね室42にばばねエレメント64が配置されている。 このばねエレメント64はその一方のばね端部でダンパ
ピストン14のケーシング15に作用し、カリその他方
のばね端部で弁体62の端面72に作用している。ばね
エレメント64は弁体62がケーシング15の閉鎖方向
に対して横方向に延びる段部に接触するまで、弁体62
を閉鎖力で閉鎖方向に作動させようとする。閉鎖方向は
図面では矢印75によって象徴的に示されている。ケー
シング15の段部74に接触する弁体62の部分は、以
下においては弁体シール範囲76と呼ぶ。まなこの弁体
シール範囲76が接触するケーシング15の部分は、以
下においては対応シール範囲と呼ぶ。弁体シール範囲7
6と対応シール範囲78とは協働してシール箇所80を
形成する。 [0022] 弁体62のガイド周壁68はDlで示された直径を有し
ている。ケーシング15の段部74と弁体62との間に
おけるシール箇所は円形リング状に延びていてD2で示
された直径を有している。弁体62ば、ガイド周壁68
に対してほぼ同心的に延びていて直径D3を備えた内側
の孔周壁82を有している。 [0023] シール箇所80の直径D2が弁体62のガイド周壁68
の直径D1よりも小さいので、ガイド周壁68とシール
箇所80との間には段部84が形成される。弁体62に
おける段部84は図5において開閉方向に対して横方向
に延びている。 この段部はしかしなからまた図1に示されているように
斜めに延びていてもよい。段部84の形状もしくはガイ
ド周壁68とシール箇所80との間の弁体62の形状と
は無関係に、直径D2の面積に対する直径D1の面積の
面積差から有効な圧力面が得られる。弁体62の有効な
圧力面85室86に突入している。室86は長手方向孔
88を介してスプール室50と接続されている。従って
室86にはスプール室50におけると同じ圧力p2が存
在し、かつ横方向孔52によって、第2の圧力室26に
おけると同じ圧力p2が存在する。室86と長手方向孔
88とは同様に流れ接続部28の構成部分である。 [0024] 室86における圧力p2は弁体62の有効な受圧面85
を負荷する。段部84とシール箇所80との間において
弁体62には、円筒形の部分90が設けられていてもよ
い。これによって室86における圧力は妨げられること
なくシール箇所80にまで作用し、弁体62の弁体シー
ル範囲76は、有利には縁形に構成されていて対応シー
ル範囲78に向いている、弁体62の円筒形の部分90
の端部に位置している。 [0025] ばね室42、室44及び長手方向孔46には、第1の作
業室24におけると同じ圧力p1が存在している。シリ
ンダ4に対するダンパピストン14の運動方向及び速度
に応じて、圧力p1は圧力p2よりも大きいか又は、圧
力p1は圧力p2と等しいか又は、圧力p1は圧力p2
よりも小さい。圧力p1は、矢印75によって示された
閉鎖方向において弁体62の端面72に作用する。孔周
壁82の直径D3はシール箇所80の直径D2よりも小
さい。面直径D2.D3の間において弁体62の、端面
72とは反対の側を延びているリング状の部分は、以下
においては端面92と呼ぶ。シール箇所80が閉鎖され
ている場合圧力D1は、矢印75とは逆方向の開放方向
においてD2とD3との間における全端面92に作用す
る。 [0026] ケーシング15の端面側の段部74に隣接してケーシン
グ15には、直径D4を有する円筒形の段部94が延び
ている。直径D4は直径D2よりも小さい。弁体62の
端面92は、特に直径D5を有する円筒形の段部95に
よって、段付けされて延びている。直径D5は直径D3
よりも大きいが、しかしなからシール箇所80の直径D
2よりは小さい。直径D4は直径D5よりも幾分太きい
。弁体62の円筒形の段部95は軸線方向においてケー
シング15の円筒形の段部94とオーバラッパしている
ので、この両段部94,95の間には狭いリング状のシ
ール箇所98が形成されている。シール箇所80と絞り
箇所98との間には中間室99が設けられている。シー
ル箇所80の閉鎖時には絞り箇所98を通って圧力媒体
が流れないので、室44における圧力p1は直径D2と
直径D3との間ひいては中間室99において全端面92
に作用する。 [0027] シール箇所80の閉鎖時つまり弁体62の弁体シール範
囲76がケーシング15の対応シール範囲78に接触し
ている場合、弁体62には閉鎖方向(矢印75)におい
て次のような力、つまりばねエレメント64の閉鎖力と
、直径D1と直径D3との間において弁体62の端面7
2に作用する圧力p1の閉鎖力とが作用する。開放方向
においては次のような力、つまり直径D1と弁体62の
直径D2との間における有効な受圧面85に作用する圧
力p2の力と、圧力p2の力とが作用し、この圧力p2
はまた直径D2と直径D3との間における端面92にお
いて弁体62にも開放方向(矢印75とは逆向きの方向
)に作用する。plとp2どの間における圧力差が小さ
い場合には、ばねエレメント64の閉鎖力に基づいてシ
ール箇所80は閉鎖されている。室86における圧力p
2の増大に連れて開放方向(矢印75とは逆向きの方向
)における力が徐々に増大し、室44における圧力p1
は減小時には閉鎖力の和は徐々に小さくなる。圧力p2
と圧力p1との間における圧力差が規定の値を越えると
、弁体シール箇所76は対応シール範囲78から持ち上
がり、弁体62の弁体シール範囲76とケーシング15
の対応シール範囲78との間において貫流開口100が
開放する。そしてこの際に圧力媒体は室86から貫流開
口100を通って室44の方向に流れることができる。 圧力媒体は室86から圧力p2で室44に流入するので
、この場合圧力p2は流入側の圧力と呼ぶことができる
。他方の圧力、ここでは室44における圧力p1は、流
出側の圧力と呼ぶことができる。室86から室44への
流れ時に圧力媒体は絞り箇所98の範囲において新たに
絞られるので、この結果直径D2と直径D5との間の範
囲において、つまり中間室99において中間圧p3が形
成され、この中間圧は貫流開口100と絞り箇所98と
の値に応じて圧力p2と圧力p1との間の範囲にある。 特に、弁体62の段部95とケーシング15の段部94
との間におけるオーバラップに関連して、特に弁60が
大きく開放されている場合には、中間圧p3は流入側の
圧力とほぼ同じである。中間圧p3は圧力p1よりも大
きいので、絞り箇所80の範囲においである程度の貫流
面100が開放されるやいなや、弁体62は増幅されて
開放方向(矢印75とは反対の方向)に移動させられ、
これによって有利な形式で直ちに極めて大きな貫流開口
100を形成することができる。開放方向(矢印75と
は反対の方向)における弁体62の作動時にばねエレメ
ント64の力が増大した場合でも、この力は中間圧p3
によって十分I′。補償され得るか又は、構造によって
は過剰に補償され得る。直径を適当に構造的に選択する
と、圧力作動式の弁60を、貫流する圧力媒体流の大き
さとは無関係に圧力p2とplとの間の圧力差が実質的
に一定になるように、構成することができる。 [0028] 図1の第1実施例において室86における圧力p2が室
44における圧力p1よりも大きくなって、圧力差が規
定の値に達すると、圧力作動式の弁60の貫流開口10
0は開口する。しかしなから室44における圧力p1が
室86における圧力p2よりも大きい場合には、圧力作
動式の弁60は圧力差とは無関係に閉鎖されたままであ
る。しかしなからまた、室44における圧力p1が室8
6における圧力p2よりも大きい場合に、圧力作動式の
弁60が開放するように該弁を構成することも可能であ
る。図2にはこのための1実施例が示されている。 [0029] 図2に示された第2実施例では、シール箇所80の直径
D2は弁体62のガイド周壁68の直径D1よりも大き
い。ここに示された圧力作動式の弁60は従って、室4
4における圧力p1が室86における圧力p2よりも十
分に大きい場合にその貫流開口100を開放し、圧力媒
体は室44から室86に向かって流れることができる。 この場合室44における圧力p1は流入側の圧力と呼ぶ
ことができる。この実施例においても流れ方向で見てシ
ール箇所80には、圧力媒体が室86に達する前に、中
間室99と絞り箇所98とが接続している。従って第2
実施例の圧力作動式の弁60も室44における圧力p1
を同様に、貫流する圧力媒体流の大きさとは無関係に、
つまり図1の第1実施例に対して既に述べたのと同じよ
うに一定に保つことができる。図1及び図5に示された
第1実施例に対して述べた詳細を図2に示された第2実
施例に相応に転用することは、当業者にとって容易に可
能なことである。 第1の両実施例について述べられた圧力作動式の弁60
のうちの1つがショックアブソーバ2に取り付けられて
いると、室44つまり第1の作業室24における圧力p
1又は室86つまり第2の作業室26における圧力p2
を最大値に制限することができる。両作業室24.26
における圧力pi、p2を圧力作動式の弁60によって
制限したい場合には、図1及び図2に示された2つの弁
60が衝撃ダンパ2の流れ接続部28に取り付けられる
。圧力作動式の弁60が比較的小さく構成されていて、
必要なばねエレメント64が比較的弱くひいては小型に
構成され得るので、2つの圧力作動式の弁60をショッ
クアブソーバ2に取り付けることは難なく可能である。 別の2つの実施例を用いて以下において述べる圧力作動
式の弁60の変化実施例には、ただ1つ圧力作動式の弁
60を用いて第1の作業室24における圧力p1と第2
の作業室26における圧力p2とを制限することができ
るという利点がある。第3実施例及び第4実施例では、
圧力作動式の弁60は2つの貫流方向において貫流可能
である。 [0030] 図3に示された第3実施例では弁体62は第1の弁体部
分111と第2の弁体部分112とを有している。図3
に示された圧力作動式の弁60の一部は一点鎖線とVI
で示された線によって示されている。圧力作動式の弁6
0のこの部分は図6において明確化のために異なった縮
尺でもう1度示されている。 [0031] 第1の弁体部分111と第2の弁体部分との間には、第
1のシール箇所115と第1の絞り箇所116とが存在
する。そしてその間に第1の中間室117が形成されて
いる。第2の弁体部分112とケーシング15との間に
は、第2のシール箇所119と第2の絞り箇所120と
が存在し、その間には同様に第2の中間室118が形成
されている。絞り箇所116及び120は図6に示され
ているように構成されている。圧力作動式の弁60の閉
鎖時に、シール箇所115,119は室44を室86か
ら隔てる。第2のシール箇所119は直径D7を有して
いる。第1のシール箇所115の直径はこの実施例にお
いてもD2で示され、第1の弁体部分111のガイド周
壁68の直径はDlで示されている。第2のシール箇所
119の直径D7は第1のシール箇所115の直径より
も大きい。室86における圧力p2が室44における圧
力p1よりも大きい場合、DlがD2よりも大きいこと
に基づいて、第2の弁体部分112は閉鎖方向(矢印7
5)においてケーシング15の段部74に押し付けられ
る。っまりp2がplよりも大きい場合、第2の絞り箇
所119は閉鎖されている。 [0032] 第1のシール箇所115の閉鎖時に、第1の弁体部分1
11の、環状の縁部の形で構成された第1の弁体シール
範囲121は、第2の弁体部分112の、第1の弁体シ
ール範囲121に向いた第1の対応シール範囲122に
接触する。第2のシール箇所119の閉鎖時には、第2
の弁体部分112の、直径D7を有する環状の縁部の形
で構成された第2の弁体シール範囲126は、ケーシン
グ15の段部74に形成された第2の対応シール範囲1
27に接触している。 [0033] 第1のシール箇所115の直径D2は、弁体62の第1
の弁体部分111のガイド周壁68の直径D1よりも小
さい。直径D1を有する面積から直径D2を有する面積
を引いた面積の差によって、第1の弁体部分111には
室86に向l/)だ第1の有効な受圧面131が生ぜし
められる。受圧面131を介して室86における圧力p
2は、第1の弁体部分111に開放方向(矢印75とは
反対の方向)において作用する。圧力p2が圧力p1よ
りも大きい場合には、測圧力の間における圧力差が有効
な受圧面131とばねエレメント64の閉鎖力とに関連
した値に達するやいなや、第1の弁体部分111は開放
方向に作動させられ、これによって、第1の弁体部分1
11と第2の弁体部分112との間における第1のシー
ル箇所115の範囲において、第1の貫流開口132が
開放される。この場合室86における圧力p2は流入側
の圧力と呼ぶことができる。 [0034] 室44における圧力p1が室86における圧力p2より
も大きい場合(つまりこの場合室44における圧力p1
が流入側の圧力である) 第1の弁体部分111と第2
の弁体部分112との間における第1の貫流開口132
は閉鎖され、圧力作動式の弁60は、まるで2つの弁体
部分111と112とが堅く結合されているかのように
作動し、圧力p1と圧力p2との間における圧力差が規
定の値を上回ると、第2の弁体部分112とケーシング
15との間における第2のシール箇所119が開放でき
る。第2のシール箇所119の直径D7は、弁体62の
ガイド周壁68の直径D1よりも大きい。これによって
生じる面積の差によって、おける第2の有効な受圧面1
35によって、規定の差圧を越えると第2の弁体部分1
12とケーシング15との間における第2のシール箇所
119が開放し、これによって第2の弁体部分112と
ケーシング15との間には第2の貫流開口136が開放
される。 [0035] 図4に示された第4の実施例では、第3実施例(図3)
とは異なり、第1の弁体部分111と第2の弁体部分1
12との間における第1のシール箇所115の直径D2
は、ガイド周壁68の直径よりも大きく、第2の弁体部
分112とケーシング15の段部74との間における第
2のシール箇所119の直径D7は、弁体62のガイド
周壁68の直径D1よりも小さい。従ってこの実施例で
は第1の弁体部分111の第1の有効な受圧面131は
室44に向いており、第2の弁体部分112の第2の有
効な受圧面135は室86に向いている。これにより、
適当な圧力差において、室44における圧力p1が室8
6における圧力p2よりも大きい場合、第1の貫流開口
132が開放され、適当な圧力差において、室86の圧
力p2が室44における圧力p1よりも大きい場合には
、第2の弁体部分112とケーシング15との間におけ
る第2の貫流開口136が開放される。この実施例にお
いても第1の貫流開口132の範囲には貫流方向で見て
第1の絞り箇所116は第1のシール箇所115の後ろ
に配置されている。同様に貫流方向で見て第2の貫流開
口136の範囲にはまず初め第2のシール箇所119が
、次いで第2の絞り箇所120が位置している。第1の
シール箇所115と第1の絞り箇所116との間には、
第1の中間室117が位置しており、第2のシール箇所
119と第2の絞り箇所120との間には第2の中間室
118が位置している。 また図6について記載されたその他の詳細を第4実施例
に適用することも可能である。 [0036] 図3及び図4に示された実施例には、圧力媒体の流れに
2つの可能な流れ方向において影響を与えることができ
るという付加的な利点がある。ショックアブソーバ2の
4つの実施例では、圧力媒体はある時は第1の作業室2
4から第2の作業室26にカリある時は逆方向に流れる
ので、第3実施例及び第4実施例は多数のショックアブ
ソーバの構造形式に特に良く適している。 [0037] 図1〜図6を用いて述べた4つの実施例では、弁体62
が閉鎖方向(矢印75)に作動した場合、各シール箇所
80,115,119の貫流開口100,132.13
6はほぼ完全に閉鎖している。なぜならば縁部形状に構
成された弁体シール範囲76.121,126は各対応
シール範囲78,122,127に接触するからである
。図1〜図6を用いて述べられた弁60は、いわゆる座
着弁のグループに属している。しかしなからまた弁体6
2もしくは弁体62の弁体部分111.112をスプー
ル状に構成することも可能であり、これについては以下
において図7を参照しなから述べる。 [0038] 図7′には、弁体62とケーシング15との間の貫流開
口100の範囲における圧力作動式の弁60の弁体62
の別の構成が示されている。図7に示された変化実施例
では弁体62はスプール状に構成されている。弁体62
が閉鎖方向(矢印75)に作動した場合、弁体62の肩
部141は閉鎖位置においてケーシング15の段部14
2に接触する。スリーブ状に構成された弁体62はシー
ル箇所80の範囲において軸線方向でケーシング15に
おける縁部をおおっている。この場合シール箇所80の
範囲には環状間隙が存在する。シール箇所80の範囲に
おける環状間隙は比較的低いので、この環状間隙の中央
の直径は第1のシール箇所80の直径D2と呼ぶことが
できる。 [0039] 例えばショックアブソーバにおけるような多くの使用例
では、シール箇所80を完全にシールすることは必ずし
も必要ではない。この場合に必要なことは、シール箇所
80の自白な横断面を、圧力作動式の弁60の所望の機
能が満たされるほど小さくすることである。中間室99
における中間圧p3をあまり太きくしないなめ、つまり
これによって圧力作動式の弁60を場合によってはあま
り早期に開放させないために、シール箇所80の範囲に
おける環状間隙の自由な横断面は絞り箇所98の範囲に
おける環状横断面よりも明らかに小さいことが望ましい
(矢印75)に作動した場合にも漏れが生じる。シール
箇所80の範囲における環状間隙の横断面が絞り箇所9
8の横断面よりも小さいので、シール箇所80の範囲に
おける圧力は絞り箇所98の範囲におけるよりも著しく
降下し、この結果弁体62が閉鎖方向に作動した場合、
中間室99には室44におけるとほぼ同じ圧力が存在す
る。 [00403 図7に部分的に示された圧力作動式の弁60は次のよう
に、つまりシール箇所80の環状間隙の直径D2がガイ
ド周壁68の直径D1よりも大きくなるように構成され
ていてもよい。このような変化実施例では、図2に示さ
れた第2実施例におけるのとほぼ同じ関係を得ることが
できる。しかしなからまた図7に示された変化実施例を
図3、第4及び図5に示された実施例に相応して構成す
ることも可能であり、つまり弁体62を2つの弁体部分
111,112に分割することも可能である。このよう
に構成されていると、本発明による圧力作動式の弁を用
いて圧力媒体の流れを2つの流れ方向において貫流させ
、この際に影響を与えることができる。 [0041] ショックアブソーバ2では圧力作動式の弁60を備えた
流れ接続部28の他に例えば別の圧力作動式の弁147
、オリフィス、電磁作動式の弁又はこれに類したものを
備えた別の流れ接続部146が2つの作業室24.26
の間に設けられていてもよい。また複数の流れ接続部1
46を設けることも可能である。 [0042] 本発明による圧力作動式の弁60はまた、ダンパピスト
ン14にではなく、ショックアブソーバ2の内部又は外
部の別の箇所に設けられた流れ接続部に配置されていて
もよい。 [0043] 圧力作動式の弁60は流れ接続部28において、制御ス
プール32を介して制御可能な絞り箇所30に対して平
行に配置されている。圧力作動式の弁6oが次のように
寸法設定されていると有利である。つまり通常時にはシ
ョックアブソーバ2の緩衝力が絞り箇所30だけを介し
て制御され、両物体16.18を相互にシフトさせる極
めて大きな外力が生じた場合には、圧力作動式の弁60
を開放させるのに十分な圧力p1もしくはp2が生じる
ようになっていると有利である。 このように寸法設定されていると、作業室24.26に
おける圧力pi、p2は不都合な値に制限されなくなる
。両物体16.18を相互にシフトさせる極めて大きな
力は例えば、ショックアブソーバ2が自動車において、
自動車フレームと車軸との間に取り付けられていて、こ
の自動車が高い邪魔物の上を高速で通過する場合に生じ
る。 [0044] 本発明による圧力作動式の弁60はしかしなからまたた
だ1つの弁としてショックアブソーバ2の流れ接続部2
8に設けられていてもよい。つまり例えば絞り箇所30
のような別の絞り箇所ひいては制御スプール32は省く
ことが可能であり、圧力作動式の弁60だけが緩衝系の
ショックアブソーバ2σ緩衝力を制御する。 [0045] 図示の実施例(図1〜図7)では圧力媒体はほぼ半径方
向に外側から内側に向かってもしくは内側から外側に向
かってシール箇所80,115,119の範囲における
各貫流開口100,132,136を貫流する。圧力媒
体が流出側の圧力を有する室44.86に流入する前に
、圧力媒体は、弁体62が開放方向にどれだけ作動させ
られているかに応じて程度の差こそあれ、軸方向につま
り開放方向とは逆方向に変向される。圧力媒体は弁体6
2もしくは弁体部分111,112の段部95によって
軸線方向に変向される。2つの効果つまり、各中間室9
9117.118における中間圧p3の形成と段部95
の範囲における圧力媒体流の変向とによって次のような
利点が得られる。すなわち圧力作動式の弁90の閉鎖時
には各有効な受圧面85,131,135の大きさだけ
が弁60の開放のために問題である。しかしなから弁6
2もしくは弁体部分111,112のうちの1つが少な
くとも幾分開放方向に移動させられるや否や、開放力が
増大する。 これによってばねエレメント64の閉鎖力の増大は少な
くとも部分的に補償され得る。従って圧力媒体流の大き
さとは無関係に、流入側の圧力を一定に保つことができ
る。弁60の寸法設定に応じてどちらか一方の効果に大
きな意味が与えられる。 [0046] すべての実施例(図1〜図7)において流入側の圧力が
所定の場合、開放力のなめには各有効な受圧面85,1
31,135の大きさだけが影響力を持つという特別な
利点がある。有効な受圧面85,131,135は、各
開放可能な貫流開口100,132,136とはまった
く無関係である。ばねエレメント64の寸法設定時には
、各有効な受圧面85,131,135の大きさだけを
考慮すればよい。従って例えばDlとD2もしくはDl
とDlどの間の直径差ひいては有効な受圧面85,13
1,135を小さく選択することができ、これによって
高い流入側の圧力を保証するために弱い小型のばねエレ
メント64で十分であり、それにもかかわらず大きな貫
流開口100,132,136を開放することができる
。 [0047] 弁体62とケーシング15との間における摩擦を可能な
限りtJXさく保つために、場合によってはシールエレ
メント70を省くこともできる。 [0048] 図3、図4及び図6に示された圧力作動式の弁60の実
施例には、ただ1つの圧力作動式の弁60を用いて両方
向における圧力媒体流に影響を与えることができるとい
う別の利点がある。このためには1つのばねエレメント
64しが必要ない。それにもかかわらず例えば第1の作
業室24から第2の作業室26への圧力媒体の流動時に
流入側の圧力つまり室44もしくは第1の作業室24に
おける圧力p1を高い値にもたらすことができ、第2の
作業室26から第1の作業室24への圧力媒体の流動時
には流入側の圧力っまり室86もしくは第2の作業室2
6における圧力を極めて小さく保つことができる。この
ことは第3図及び第゛6図の実施例では、第1の弁体部
分111における有効な受圧面131を比較的大きくか
つ第2の弁体部分112における有効な受圧面135を
比較的小さく選択することによって、達成される。 [0049] 図4に示された実施例では、前記圧力関係のために有効
な受圧面131を比較的小さくカリ有効な受圧面135
を比較的大きく選択することによって、同様のことが得
られる。従って両流れ方向のための各流入側の圧力p1
及びp2を互いに無関係に制御することができる。 [0050] 圧力作動式の弁60はショックアブソーバのため、特に
単筒式ショックアブソーバ及び2部式ショックアブソー
バのために特に適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例を示す図である。
【図2】 本発明の第2実施例を示す図である。
【図3】 本発明の第3実施例を示す図である。
【図4】 本発明は第4実施例を示す図である。
【図5】 本発明による弁の1部を示す拡大図である。
【図6】 本発明による弁の1部を示す拡大図である。
【図7】 本発明による弁の1部を示す拡大図である。
【符号の説明】
24.26   作業室 44、86室 60弁 62  弁体 80.115,119   シール箇所85.131,
135   受圧面 98.116,120   絞り箇所 100.132,136 貫流開口 111.112 弁体部分
【書類芯】図面
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧力作動式の弁であって、ケーシングの内
    部に閉鎖方向及び開放方向に作動可能な弁体が設けられ
    ており、該弁体がばねエレメントの閉鎖力によって閉鎖
    方向に運動可能であり、弁体が、該弁体の有効な受圧面
    に作用する圧力媒体の流入側の圧力の開放力によって作
    動可能であり、この場合弁体に設けられた弁体シール範
    囲と、ケーシングに対して位置固定の部分に設けられた
    対応シール範囲とが共に、2つの室を互いに弁体の位置
    に応じて多く又は少なく隔てるシール箇所を形成してい
    る形式のものにおいて、開放方向もしくは閉鎖方向への
    弁体(62、111、112)の作動によって、両室(
    44、86)の間における流れを規定する貫流開口(1
    00、132、136)が制御可能であり、この場合該
    貫流開口が弁体(62、111、112)の有効な受圧
    面(85、131、135)に関連していることを特徴
    とする圧力作動式の弁。
  2. 【請求項2】流れ方向で見てシール箇所(80、115
    、119)の後ろに絞り箇所(98、116、120)
    が設けられており、弁体(62、111、112)が少
    なくとも部分的に開放方向に作動させられた場合にシー
    ル箇所(80、115、119)と絞り箇所(98、1
    16、120)との間に、開放力を付加的に助成する中
    間圧(p3)が形成される、請求項1記載の弁。
  3. 【請求項3】貫流開口(100、132、136)を貫
    流する圧力媒体が弁体(62、111、112)の範囲
    においてほぼ軸線方向に変向可能である、請求項1又は
    2記載の弁。
  4. 【請求項4】圧力作動式の弁(60)が逆向きの2つの
    流れ方向において貫流可能である、請求項1から3まで
    のいずれか1項記載の弁。
  5. 【請求項5】弁体(62)が第1の弁体部分(111)
    と第2の弁体部分(112)とを有しており、両流れ方
    向の一方の方向における圧力媒体の流れ時に、制御可能
    な貫流開口(132)が両弁体部分(111、112)
    の間において形成される、請求項1から4までのいずれ
    か1項記載の弁。
  6. 【請求項6】両流れ方向のための貫流開口(132、1
    36)がばねエレメント(64)を用いて制御可能であ
    る、請求項5記載の弁。
  7. 【請求項7】一方の流れ方向において有効な受圧面(1
    31)が第1の弁体部分(111)に形成され、他方の
    流れ方向において有効な受圧面(135)が第2の弁体
    部分(112)に形成されている、請求項5又は6記載
    の弁。
  8. 【請求項8】両流れ方向のために有効な受圧面(131
    、135)が異なった大きさを有している、請求項5か
    ら請求項7までのいずれか1項記載の弁。
  9. 【請求項9】流れが、緩衝系の両作業室(24、26)
    の間で交換される圧力媒体流の少なくとも1部である、
    請求項1から8までのいずれか1項記載の弁。
  10. 【請求項10】圧力作動式の弁(60)によって緩衝系
    の緩衝力に影響可能である、請求項8記載の弁。
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