JPH04136489A - 可変容量型油圧ポンプ制御装置 - Google Patents

可変容量型油圧ポンプ制御装置

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JPH04136489A
JPH04136489A JP2259967A JP25996790A JPH04136489A JP H04136489 A JPH04136489 A JP H04136489A JP 2259967 A JP2259967 A JP 2259967A JP 25996790 A JP25996790 A JP 25996790A JP H04136489 A JPH04136489 A JP H04136489A
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JP
Japan
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hydraulic pump
pressure oil
servo
piston
servo piston
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JP2259967A
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English (en)
Inventor
Shigetaka Nakamura
重孝 中村
Kazumasa Yuasa
一正 湯浅
Yukihiro Motosawa
本沢 幸裕
Tetsuya Sakairi
哲也 坂入
Yasuharu Goto
後藤 安晴
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば油圧ショベル、油圧クレーン等の建設
機械に設けられ、油圧ポンプからの圧油の吐出量を可変
に制御するのに好適に用人られる可変容量型油圧ポンプ
制御装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、原動機によって駆動され、容量可変部を有した
可変容量型の油圧ポンプと、圧油を給排してサーボピス
トンを摺動させることにより、該油圧ポンプの容量可変
部を傾転駆動するサーボアクチュエータと、制御信号に
より開、閉弁され、該サーボアクチュエータに圧油を給
排する電磁式の容量制御弁と、該容量制御弁に制御信号
を出力し、前記油圧ポンプの容量をサーボアクチュエー
タにより可変に制御させる制御手段とからなる可変容量
型油圧ポンプ制御装置は知られている。
この種の可変容量型油圧ポンプ制御装置では、制御手段
から出力された制御信号により容量制御弁を開、閉弁さ
せたときに、該容量制御弁を介してサーボアクチュエー
タに給排される圧油によってサーボピストンを摺動変位
させ、該サーボビストンで油圧ポンプの容量可変部を傾
転駆動することにより該油圧ポンプの容量としての吐出
量Qを、例えば第4図に示す特性線の如く可変に制御す
るようにしている。
この場合、油圧ポンプと油圧アクチュエータとを接続す
る管路の途中には、該油圧アクチュエータの負荷圧Pを
検出する圧力センサが設けられ、前記制御手段は圧力セ
ンサが検出した負荷圧Pに基づき第4図に示す特性線に
沿って油圧ポンプの吐出量Qを増減させるように、容量
制御弁に制御信号を出力し、油圧ポンプを駆動する原動
機に過負荷が作用してエンジンストール(以下、「エン
スト」という)が起きるのを防止すると共に、原動機の
限られた馬力を有効に活用するようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上述した従来技術では、油圧アクチュエータ
の負荷圧Pが変化したときに、これに対応して迅速に油
圧ポンプの吐出力Qを可変に制御する必要があるから、
制御手段からの制御信号により電磁式の容量制御弁を開
、閉弁させてサーボアクチュエータに圧油を給排したと
きに、サーボピストンをスムーズに摺動できるようにし
ているこのため従来技術では、サーボアクチュエータの
シリンダとサーボピストンとの間に製造時の寸法公差等
により隙間が生じ、サーボアクチュエータに給排した圧
油がこの隙間を介して外部に漏洩してしまう。そして、
圧油が漏洩すると、これによりサーボピストンが摺動し
て油圧ポンプの容量可変部が傾転され、該容量可変部の
傾転角がずれることにより油圧ポンプの吐出量Qが変化
し、該油圧ポンプの容量を正確に制御できないという問
題がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので
、本発明はサーボアクチュエータから圧油が外部に漏洩
するのを防止でき、油圧ポンプの容量を高い応答性をも
って正確に制御できるようにした可変容量型油圧ポンプ
制御装置を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上述した課題を解決するために本発明が採用する構成の
特徴は、サーボアクチュエータに、外部に圧油が漏洩す
るのを防止すべ(サーボピストンの外周側にピストンリ
ングを設けたことにある。
〔作用〕
上記構成により、サーボアクチュエータからの圧油の漏
洩量を低減でき、サーボピストンの摺動位置がずれるの
を防止できる上に、該サーボピストンをスムーズに摺動
させることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図ないし第3図に基づき説
明する。
図において、1は原動機(図示せず)によって駆動され
る可変容量型の油圧ポンプを示し、該油圧ポンプ1は、
例えば斜軸型、斜板型等の油圧ポンプが用いられ、弁板
、斜板等の容量可変部IAを傾転することによって容量
(吐出量Q)を可変とする構成になっている。そして、
該油圧ポンプ1はタンク2内の作動油を圧油として主管
路3内に吐出させることにより、この圧油を制御弁等を
介して油圧アクチュエータ(いずれも図示せず)に供給
するようになっている。
4は油圧ポンプ1に付設されたサーボアクチュエータを
示し、該サーボアクチュエータ4は、段付筒状に形成さ
れ、内周側が大径穴5A、小径穴5Bとなったシリンダ
5と、該シリンダ5の両端を施蓋すべく該シリンダ5の
両端にボルト(図示せず)等を介して着脱可能に取付け
られた第1および第2のカバー6.7と、シリンダ5の
大径穴5A、小径穴5B内に摺動可能に挿嵌された大径
部8A、小径部8Bを有し、該大径部8A、小径部8B
がカバー6.7との間に大径の圧力室9と小径の圧力室
10とを画成したサーボピストン8とからなり、該サー
ボピストン8の小径部8Bはリンク11を介して油圧ポ
ンプ1の容量可変部IAに連結されている。
また、該サーボアクチュエータ4のカバー6゜7には後
述する補助ポンプ14からの圧油を圧力室9.10内に
給排する給排口6A、7Aが形成され、圧力室9.10
内に給排された圧油によりサーボピストン8は矢示A、
B方向に摺動されるようになっている。そして、該サー
ボピストン8は矢示A、B方向に摺動変位するときに、
油圧ポンプ1の容量可変部IAをリンク11を介して矢
示C,D方向に傾転駆動し、油圧ポンプ1の容量(吐出
量Q)を減少または増大させるようになっている。また
、サーボピストン8の大径部8A外周側には第2図に示
す如く断面コ字形状のリング溝8Cが形成されている。
12はサーボピストン8のリング溝80に装着されたピ
ストンリングを示し、該ピストンリング12はばね性を
有する鋳鉄等の金属材料またはエンジニアプラスチック
等の硬質樹脂材料により断面矩形状に形成された円形リ
ングを途中部位で切断することにより略C字形状のリン
グとして形成され、リング溝8C内に縮拡径可能に配設
されている。そして、該ピストンリング12はシリンダ
5の大径穴5Aとサーボピストン8の大径部8Aとの間
をシールすることにより、両者の間の隙間(図示せず)
を介して圧力室9内の圧油が後述のドレン管路13側に
漏洩するのを防止するようになっている。また、該ピス
トンリング12は圧力室9内の圧油等によりシリンダ5
の壁面との間に潤滑性が与えられ、該シリンダ5内でサ
ーボピストン8をスムーズに摺動させるようになってい
る13はシリンダ5の段部5C近傍に位置して大径穴5
B内をタンク2に接続したドレン管路を示し、該ドレン
管路13は圧力室10内からシリンダ5の小径穴5Bと
サーボピストン8の小径部8Bとの間の隙間(図示せず
)を介して大径穴5A側に漏出してくる圧油をタンク2
内へと排出させるようになっている。また、該ドレン管
路13はサーボピストン8が矢示A方向に摺動して大径
部8Aとシリンダ50段部5Cとの間の空間が負圧とな
ったときに、タンク2内の作動油をこの空間内に補給し
、負圧の発生を抑えるようになっている。
14は油圧ポンプ1と共に原動機によって駆動される補
助ポンプを示し、該補助ポンプ14の吐出側は管路15
を介してサーボアクチュエータ4の給排ロアAに接続さ
れ、補助ポンプ14からの圧油を圧力室10内に給排す
るようになっている。また、管路15は接続点16で他
の管路17゜18と接続され、該管路18の先端側はタ
ンク2と接続されている。そして、管路17の先端側は
サーボアクチュエータ4の給排口6Aに接続され、圧力
室9内に補助ポンプ14からの圧油を給排するようにな
っている。
19.20はサーボアクチュエータ4の圧力室9.10
に圧油を給排する容量制御弁としての電磁弁を示し、該
電磁弁19.20はソレノイド部19A、2OAとげね
19B、20Bとを有し、常時はばね19B、20Bに
より閉弁位置(イ)に切換えられるようになっている。
そして、該電磁弁19.20は後述のコントローラ22
から制御信号が出力され、ソレノイド部19A、2OA
が励磁されたときにばね19B、20Bに抗して開弁位
置(ロ)に切換えられる。ここで、電磁弁19は補助ポ
ンプ14の吐出側と接続点16との間に位置して管路1
5の途中に設けられ、電磁弁20は管路18の途中に設
けられている。
そして、電磁弁19が開弁位置(ロ)となり、電磁弁2
0が閉弁位置(イ)となったときには、補助ポンプ14
からの圧油が管路15,17を介してサーボアクチュエ
ータ4の圧力室9内に供給され、サーボピストン8の受
圧面積は大径部8Aが小径部8Bより大きいから、該サ
ーボピストン8は矢示B方向に摺動変位し、電磁弁19
.20を図示の如く共に閉弁位置(イ)に切換えたとき
には、サーボピストン8の摺動は停止される。また、電
磁弁19が閉弁位置(イ)となり、電磁弁20が開弁位
置(ロ)となったときには、サーボアクチュエータ4の
圧力室lO内に補助ポンプ14からの圧油が供給され、
圧力室9内の圧油は管路17,18を介してタンク2へ
と排出されるから、サーボピストン8は矢示A方向に摺
動変位し、電磁弁20を閉弁して圧力室9内の圧油の排
出を断つまでは矢示A方向の摺動を続ける。
21は油圧ポンプ1に付設され、容量可変部IAの傾転
角を検出する傾転角検出手段としての傾転角センサを示
し、該傾転角センサ21はサーボアクチュエータ4によ
り容量可変部IAが矢示CD方向に傾転されたときに、
該容量可変部IAの傾転角を油圧ポンプ1の吐出量Qに
対応する値として検出し、これをコントローラ22に出
力するようになっている。また、前記主管路3の途中に
は油圧ポンプ1の吐出圧を油圧アクチュエータの負荷圧
Pとして検出する圧力センサ(図示せず)が設けられ、
この圧力センサは負荷圧Pに対応する検出信号をコント
ローラ22に出力するようになっている。
22はマイクロコンピュータ等によって構成される制御
手段としてのコントローラを示し、該コントローラ22
はその入力側が前記圧力センサおよび傾転角センサ21
等に接続され、出力側が電磁弁19.20のソレノイド
部19A、2OA等に接続されている。そして、該コン
トローラ22は原動機の回転数が、例えば所定の回転数
となつた状態で、圧力センサからの負荷圧Pと傾転角セ
ンサ21からの吐出量Qとが第4図に例示した特性線の
関係を満たすように電磁弁19.20に制御信号を出力
するようになっている。これによって、該コントローラ
22は原動機に過負荷が作用するのを防止し、原動機の
限られた馬力を有効に活かすようになっている。
本実施例による可変容量型油圧ポンプ制御装置は上述の
ごとき構成を有するもので、次にその作動にって説明す
る。
まず、圧力センサからの負荷圧Pが第4図に例示する圧
力PAから圧力PBまで低下したときには油圧ポンプ1
の吐出量Qを、例えば吐出量QAから吐出力Q8まで増
大させるべく、電磁弁19のソレノイド部19Aにコン
トローラ22から制御信号を出力して電磁弁19を開弁
位置(ロ)に切換え、補助ポンプ14からの圧油を管路
15゜17を介してサーボアクチュエータ4の圧力室9
内に供給し、サーボピストン8を矢示B方向に摺動させ
ることによって、油圧ポンプ1の容量可変部IAを矢示
り方向に傾転させ、油圧ポンプ1の容量(吐出量Q)を
増大させる。そして、傾転角センサ21で容量可変部I
Aの傾転角θを検出しく第3図参照)、この傾転角θが
吐出量Q、に対応する角度となったときには、コントロ
ーラ22からの制御信号の出力を停止して電磁弁19を
閉弁位置(イ)に切換え、圧力室9内への圧油の供給を
停止させることにより、サーボピストン8の矢示B方向
への摺動を停止させる。
また、圧力センサからの負荷圧Pが第4図に示す圧力P
lから圧力PA間で上昇したときには、油圧ポンプlめ
吐出量Qを吐出量QBから吐出量RQA間で減少させる
べく、コントローラ22から電磁弁20のソレノイド部
2OAに制御信号を出力して電磁弁2oを開弁位置(ロ
)に切換え、補助ポンプ14からの圧油をサーボアクチ
ュエータ4の圧力室10に供給し、圧力室9内の圧油を
管路17,18を介してタンク2内に排出させ、サーボ
ピストン8を矢示A方向に摺動させることによって、油
圧ポンプ1の容量可変部IAを矢示C方向に傾転させ、
該油圧ポンプ1の吐出量Qを減少させる。そして、傾転
角センサ21による検出角度が吐出量QAに対応する角
度となったときには、電磁弁20を閉弁位置(イ)に切
換え、圧力室9からの圧油の排出を断つことにより、サ
ーボピストン9の矢示B方向への摺動を停止させるこの
場合、コントローラ22は記憶回路の記憶エリア(図示
せず)内に、例えば前記吐出量QAまたはQ、等に対応
する目標傾転角θ。を第3図に示す如(設定し、傾転角
センサ21で検出した傾転角θが目標傾転角θ。に対し
所定の所定のヒステリシス±αなる範囲(θ。±α)に
達したときに前記制御信号の出力を停止し、電磁弁19
゜20を共に閉弁させることによってサーボピストン8
の摺動を停止させるようにしている。
しかし、圧力室9内の圧油がシリンダ5の大径穴5Aと
サーボピストン8の大径部8Aとの間の隙間を介してド
レン管路13側に漏洩するときには、この圧油の漏洩に
よりサーボピストン8が矢示へ方向に摺動し、油圧ポン
プ1の容量可変部IAを矢示C方向に傾転させるから、
傾転角センサ21で検出した傾転角θが第3図に示す如
く目標傾転角θ。に対する所定の範囲(θ。±α)より
も小さ(なり、電磁弁19を開弁させて補助ポンプ14
からの圧油を圧力室9内に供給し、サーボピストン8を
矢示B方向に摺動させない限り、前記傾転角θを目標傾
転角θ。の範囲(θ0±α)に設定できない。そして、
この範囲(θ。±α)に設定した後も、圧力室9内の圧
油は再び漏洩するから、電磁弁19の開、閉弁動作を第
3図に示す周期t1をもって繰返す必要が生じ、電磁弁
19の励磁、消磁を繰返すことにより寿命が低下する。
そこで、本実施例では、サーボピストン8の大径部8A
外周にリング溝80を設け、該リング溝80内にピスト
ンリング12を装着することにより、サーボピストン8
の大径部8Aとシリンダ5の大径穴5Aとの間をシール
し、圧力室9内の圧油がドレン管路13側に漏洩するの
を防止するようにしている。また、該ピストンリング1
2はばね性を有する鋳鉄等の金属材料またはエンジニア
プラスチック等の硬質樹脂材料により略C字形のリング
として形成され、シール溝8C内に縮拡径可能に配設さ
れているから、前記シール性を高めつる上に、圧力室9
からの圧油により潤滑され、サーボピストン8をシリン
ダ5内でスムーズに摺動させることができ、摺動特性と
耐摩耗性を向上することができる。
従って、本実施例によれば、サーボピストン8の大径部
8Aに設けたピストンリング12により圧力室9内の圧
油が外部に漏洩するのを確実に低減できるから、例えば
油圧ポンプ1の容量可変部IAを目標傾転角θ。の範囲
(θ。±α)に設定するのに電磁弁19の開、閉弁動作
を頻繁に繰返す必要がな(なり、第3図に例示した周期
t、を大幅に長(することができ、電磁弁19等の寿命
を効果的に延ばすことができる。そして、圧力室9から
の圧油等によりピストンリング12を潤滑でき、サーボ
ピストン8をシリンダ5内でスムーズに摺動させつるか
ら、油圧アクチュエータ側の負荷圧Pの変化に対応して
サーボピストン8を摺動させ、油圧ポンプ1の吐出力Q
を高い応答性をもって可変に制御できる。
また、容量可変部IAの傾転角θを傾転角センサ21で
検出し、目標傾転角θ。の範囲(θ。±α)にこの傾転
角θを設定すべく、電磁弁19゜20にボントローラ2
2から制御信号を出力し、油圧ポンプ1の容量(吐出量
Q)をフィ゛−ドパツク制御する構成としたから、サー
ボアクチュエータ4による容量可変部IAの傾転角制御
を高精度に行なうことができ、サーボピストン8の摺動
性がピストンリング12により万−減じられたとしても
、傾転角θを目標傾転角θ。の範囲(θ0±α)に確実
に設定できる上に、圧力室9からの圧油の漏洩を効果的
に防止でき、油圧ポンプ1の容量を正確に制御すること
が可能となる等、種々の効果を奏する。
なお、前記実施例では、サーボアクチュエータ4のカバ
ー6.7に圧油の給排口6A、7Aを設け、該給排口6
A、7Aを管路17,15に接続して圧力室9.10内
に圧油を給排するものとして述べたが、これに替えて、
例えば圧力室10内にばねを設けてサーボピストン8を
矢示A方向に常時付勢するようにし、圧力室9内にのみ
圧油を給排する構成としてもよ(、この場合には給排ロ
アAを省略することができる。
また、前記実施例では、油圧ポンプ1の吐出量Qを負荷
圧Pに基づき第4図に示す特性線に沿って制御するもの
として述べたが、本発明はこれに限らず、例えばロード
センシングシステムを用いて油圧ポンプ1の吐出量Qを
制御するまうにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上詳述したとおり本発明によれば、サーボピストンの
外周側にピストンリングを設け、圧油が外部に漏洩する
のを防止するようにしたから、サーボピストンの摺動位
置が圧油の漏洩によってずれるのを防止でき、油圧ポン
プの容量を正確に制御できる上に、サーボアクチュエー
タ内の圧油によりピストンリングを潤滑し続けることが
でき、サーボピストンをスムーズに摺動させて容量制御
時の応答性を高めることができる。また、電磁式の容量
制御弁の作動回数を減らすことができ、寿命を効果的に
延ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の実施例を示し、第1図は
油圧ポンプ制御装置の油圧回路図、第2図はサーボアク
チュエータの拡大縦断面図、第3図は傾転角の制御特性
を示す線図、第4図は従来技術を示す負荷圧と吐出量と
の特性線図である。 1・・・油圧ポンプ、IA・・・容量可変部、2・・・
タンク、4・・・サーボアクチュエータ、5・・・シリ
ング、6.7・・・カバー 8・・・サーボピストン、
8A・・・大径部、8B・・・小径部、9,10・・・
圧力室、12・・・ピストンリング、13・・・ドレン
管路、15.1718・・・管路、19.20・・・電
磁弁(容量制御弁)、21・・・傾転角センサ、22・
・・コントローラ(制御手段)。 第2図 第3図 詩閏(1)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 原動機によって駆動され、容量可変部を有した可変容量
    型の油圧ポンプと、圧油を給排してサーボピストンを摺
    動させることにより、該油圧ポンプの容量可変部を傾転
    駆動するサーボアクチュエータと、制御信号により開、
    閉弁され、該サーボアクチュエータに圧油を給排する電
    磁式の容量制御弁と、該容量制御弁に制御信号を出力し
    、前記油圧ポンプの容量をサーボアクチュエータにより
    可変に制御させる制御手段とからなる可変容量型油圧ポ
    ンプ制御装置において、前記サーボアクチュエータには
    、外部に圧油が漏洩するのを防止すべく前記サーボピス
    トンの外周側にピストンリングを設けたことを特徴とす
    る可変容量型油圧ポンプ制御装置。
JP2259967A 1990-09-28 1990-09-28 可変容量型油圧ポンプ制御装置 Pending JPH04136489A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004036042A1 (de) * 2002-10-11 2004-04-29 Brueninghaus Hydromatik Gmbh Regelvorrichtung und ventilblock für eine hydropumpe
EP3385536A1 (en) * 2017-04-07 2018-10-10 Danfoss Power Solutions Inc. Motor soft shift feature

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