JPH04136231U - 哺乳びん用保護具 - Google Patents

哺乳びん用保護具

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JPH04136231U
JPH04136231U JP4263191U JP4263191U JPH04136231U JP H04136231 U JPH04136231 U JP H04136231U JP 4263191 U JP4263191 U JP 4263191U JP 4263191 U JP4263191 U JP 4263191U JP H04136231 U JPH04136231 U JP H04136231U
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JP
Japan
Prior art keywords
bottle
baby bottle
baby
annular body
milk
Prior art date
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Pending
Application number
JP4263191U
Other languages
English (en)
Inventor
俊樹 山野
元彦 黒木
Original Assignee
大塚製薬株式会社
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 哺乳びん1のボトル部2の外周に嵌挿可能な
環状体11である。この環状体11は、少なくとも内周
の一部に弾性部を有している。この弾性部は、ボトル部
2の外径に応じて径方向に伸縮され、且つ、上記ボトル
部2に圧接される。 【効果】 環状体11を、哺乳びん1のボトル部2の所
望の部位に装着することができるので、哺乳びん1の載
置状態を安定させたり、或いは乳児に与えたミルク等の
量を測れるように使用することができる。さらに哺乳び
ん1が倒れた場合、哺乳びん1が転がるのを環状体11
が妨げるので、哺乳びんが遠くに転がりにくくなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、哺乳びん用保護具に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に家庭で使用されている哺乳びんは、耐熱性を有する樹脂やガラス等で成 形された、筒状のボトル部を備えている。このボトル部の開口端部には、環状の キャップが螺合しており、このキャップによって、ゴム製の乳首が上記ボトル部 に着脱自在に固定されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記ボトル部は、乳首が固定されている開口端部側を上にして立てておく必要 がある上、縦長の筒状に成形されていることから倒れやすく、内部に貯留されて いる人工ミルクや湯ざまし等をこぼしてしまうおそれがある。また、ボトル部の 横断面が円形である場合、テーブルなどの上で哺乳びんを倒した場合には、転が って床に落下しやすく、しかも一度倒れて床に落ちると、遠くまで転がってしま うという問題もある。
【0004】 また、乳児への哺乳を中断して種々の用事を済ませている間に、最初に作った ミルク等の量を忘れてしまい、乳児が飲んだミルク等の量が分からなくなるとい う問題もあった。 この考案は上記問題点にかんがみてなされたもので、哺乳びんを倒れにくくす ると共に、哺乳びんが倒れた場合でも遠くに転がることを防止し、しかも最初に 作ったミルク等の量が一見して分かる哺乳びん用保護具を提供することを目的と している。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するためのこの考案の哺乳びん用保護具としては、哺乳びんの ボトル部の外周に嵌挿可能な環状体からなり、少なくとも内周の一部に、上記ボ トル部の外径に応じて径方向に伸縮すると共に、上記ボトル部に圧接される弾性 部を有することを特徴とするものである。
【0006】
【作用】
上記構成の哺乳びん用保護具によれば、弾性部をボトル部の外径に応じて伸縮 させて当該ボトル部に圧接させることにより、環状体を哺乳びんのボトル部の所 望の位置に装着することができる。従って、この保護具を例えば哺乳びんのボト ル部の底部近傍に装着することにより、その自重によって哺乳びんの載置状態を 安定させて、哺乳びんを倒れにくくすることができる。またボトル部内に入れた ミルクや湯ざまし等の最初の水位に相当する位置に保護具を装着しておくことに より、乳児に与えたミルク等の量を目視することができる。
【0007】 さらに哺乳びんが倒れた場合でも、哺乳びんの回転が保護具によって妨げられ るので、哺乳びんは、遠くへ転がらない。
【0008】
【実施例】
以下実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。 図1は、この考案の一実施例を示す哺乳びん用保護具10の使用状態を示す斜 視図で、哺乳びん1のボトル部2に内周が嵌合する環状体11と、環状体の内周 に一体成形されている、弾性部としての1対の挟圧子12とから構成されている 。哺乳びん1は、従来より周知のもので、耐熱性を有する樹脂やガラス等で成形 された、上記ボトル部2と、ボトル部2の開口端部に螺合する環状の樹脂製キャ ップ3と、このキャップ3によって上記ボトル部2に着脱自在に固定されるゴム 製の乳首4から構成されている。
【0009】 上記環状体11は、所定の直径を有する環状部材で形成されており、その材質 としては、一定の弾性および耐熱性を有するプラスチックやゴム等の弾性材料が 採用されている。 図2ないし図5にも示すように、環状体11の内周には、その一直径方向に対 向する1対の挟圧子12が成形されている。各挟圧子12は、環状体11の所定 箇所を径方向に打ち抜いて成形された1対の舌片12a、12bにより構成され ている。各舌片12a、12bは、自由端側が互い反発する方向に設けられてお り、各自由端はそれぞれ撓み代T(図2および図5参照)だけ内周側に漸近して 、接線方向に延びている。これにより図1に示すように、環状体11の内周に哺 乳びん1の筒状ボトル部2を嵌挿することにより、各挟圧子12が環状体11の 径方向外方へ撓みながらボトル部2を挟圧する結果、保護具10は、哺乳びん1 の所定位置に装着される。本実施例においては、撓み代Tを有する1対の舌片1 2a、12bで挟圧子12を構成しているので、メーカーや容量等の違いによっ てボトル部2の直径が異なる哺乳びん1に使用する場合でも、所望の位置に保護 具10を装着することができる。また図1に示すように、中心線方向によって直 径の異なるボトル部2を嵌挿する場合でも、同様に所望の位置に保護具10を装 着することができる。そして図1の二点鎖線10aで示すように、ミルクや湯ざ まし等の最初の水位に保護具10を装着しておくことにより、乳児に与えたミル ク等の量を測れるように使用することもできる。
【0010】 上記構成によると、図1に示すように、保護具10を哺乳びん1のボトル部2 の底部側近傍部に嵌挿することにより、保護具10の自重によって哺乳びん1の 載置状態が安定し、倒れにくくなる。しかも保護具10を装着している状態で哺 乳びん1を誤って倒した場合、環状体11が哺乳びん1の載置面に当接し、その 衝撃が挟圧子を構成する各舌片12a、12bに伝達される。そして各舌片12 a、12bは、径方向に撓むことによって、上記衝撃を吸収するので、哺乳びん 1自身に倒れたときの衝撃が直接伝わることはない。
【0011】 さらに哺乳びん1が倒れた場合、図6に示すように、環状体11は、ボトル部 2の載置面に点接触しているキャップ3の縁部を回動中心とする円弧に沿って、 矢印Rで示すように一定範囲転動するので、哺乳びん1も、その円弧内で転がる に過ぎなくなる。従って哺乳びん1が遠くに転がる虞れもない。また保護具10 を哺乳びん1のボトル部2の上端部側に装着しているときに哺乳びん1を倒した 場合、ボトル部2の底部側が載置面に点接触するので、乳首4が上側に浮揚され る結果、乳首4が汚れにくくなる。
【0012】 図7ないし図10には、ゴムで成形された別の実施例における保護具10を示 している。環状体11は真円形の環状部材で、その外周には、接線方向に延びる 切欠11aが120度間隔で設けられている。また環状体11の内周の、上記切 欠11aと径方向で対向する部位には、当該環状体11よりも曲率半径の小さい 円弧面を有する、弾性部としての挟圧子12が、撓み代Tだけ径方向内周側に突 出した状態で一体成形されている。
【0013】 図7ないし図10の構造においても、図1ないし図6の実施例と同様の作用効 果を得ることができる。しかも図7ないし図10の構造においては、環状体11 の外周に、切欠11aを設けているので、この切欠11aによって保護具10の 転動が阻止され、哺乳びん1が一層転がりにくくなるという利点がある。 図11ないし図13に示す実施例では、図7ないし図10で説明した実施例に おける切欠11aおよび挟圧子12を、それぞれ90度間隔で設けた構造を示し ている。この構造においても、図7ないし図10の実施例と同様の作用効果を得 られることは云うまでもない。
【0014】 図14ないし図17に示すさらに別の実施例では、真円形に成形されたゴム製 の環状環状体10の一部に、自由状態において、半径方向外方に突出する張出部 13を設けた構造を示している。 図14ないし図17の構造によれば、弾性体である環状体11の内周全体が弾 性部として作用するので、保護具10を装着している状態で哺乳びん1を誤って 倒した場合でも、環状体11が哺乳びん1の載置面に当接したときの衝撃が環状 体11によって緩衝されるので、哺乳びん1自身に倒れたときの衝撃が直接伝わ ることはなく、倒れてからも、遠くへ転がることはない。しかも図14ないし図 17の構造においては、環状体11の一部に張出部13を設けているので、この 張出部13によって保護具10の転動が阻止され、哺乳びん1が一層転がりにく くなるという利点がある。なおこの実施例を採用した場合、張出部13を、哺乳 びん1の壁掛け用係止具として使用してもよい。
【0015】 上述した実施例は何れもこの考案の好ましい具体例に過ぎず、例えば環状体1 1の内周を非円形の哺乳びんの横断面形状に沿う形状に設定する等、この考案の 実用新案登録請求の範囲内で種々の設計変更ができることは云うまでもない。
【0016】
【考案の効果】
以上のように、この考案の哺乳びん用保護具によれば、哺乳びんのボトル部の 所望の位置に保護具を装着することにより、哺乳びんの載置状態を安定させたり 、或いは最初にボトル部に入れたミルク等の水位を目視できるようにして、乳児 に与えたミルク等の量を測れるように使用することができる。
【0017】 さらに哺乳びんが倒れた場合、哺乳びんが転がるのを保護具が妨げるので、哺 乳びんが遠くに転がりにくくなるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例における哺乳びん用保護具
の使用状態を示す斜視図である。
【図2】図1の哺乳びん用保護具を示す平面図である。
【図3】図2のIII 矢視図である。
【図4】図2のIV矢視図である。
【図5】図4のV−V矢視図である。
【図6】図1の哺乳びん用保護具の使用状態を示す斜視
図である。
【図7】この考案の別の実施例における哺乳びん用保護
具を示す平面図である。
【図8】図7のVIII矢視図である。
【図9】図7のIX矢視図である。
【図10】図7のX矢視図である。
【図11】この考案のさらに別の実施例における哺乳び
ん用保護具を示す平面図である。
【図12】図11のXII 矢視図である。
【図13】図11のXIII−XIII矢視断面図である。
【図14】この考案のさらに別の実施例における哺乳び
ん用保護具を示す平面図である。
【図15】図14のXV矢視図である。
【図16】図14のXVI 矢視図である。
【図17】図14のXVII矢視図である。
【符号の説明】
1 哺乳びん 2 ボトル部 10 保護具 11 環状体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】哺乳びんのボトル部の外周に嵌挿可能な環
    状体からなり、少なくとも内周の一部に、上記ボトル部
    の外径に応じて径方向に伸縮すると共に、上記ボトル部
    に圧接される弾性部を有することを特徴とする哺乳びん
    用保護具。
JP4263191U 1991-06-07 1991-06-07 哺乳びん用保護具 Pending JPH04136231U (ja)

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JP4263191U JPH04136231U (ja) 1991-06-07 1991-06-07 哺乳びん用保護具

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4738387U (ja) * 1971-05-26 1972-12-27
JPS50101271A (ja) * 1974-01-08 1975-08-11
JPS6267118A (ja) * 1985-09-18 1987-03-26 Kawasaki Steel Corp 電磁鋼板への焼鈍分離剤の塗布方法および装置

Patent Citations (3)

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