JPS5931257Y2 - 容器の懸垂保持具 - Google Patents
容器の懸垂保持具Info
- Publication number
- JPS5931257Y2 JPS5931257Y2 JP6688679U JP6688679U JPS5931257Y2 JP S5931257 Y2 JPS5931257 Y2 JP S5931257Y2 JP 6688679 U JP6688679 U JP 6688679U JP 6688679 U JP6688679 U JP 6688679U JP S5931257 Y2 JPS5931257 Y2 JP S5931257Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suspension
- container
- suspension assembly
- annular fitting
- fitting part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、医療用等の瓶を懸垂保持する容器の懸垂保持
具に関するものである。
具に関するものである。
従来のこの種の懸垂保持具には、外環部とそれに接続し
かつ平坦状態から起立できる懸垂部とからなる平板状の
もの(実公昭48−27498号)と、リングの内方両
側に袖を出しリング内にS字形に屈曲した支骨を一体に
出したもの(実公昭51−5996号)とがある。
かつ平坦状態から起立できる懸垂部とからなる平板状の
もの(実公昭48−27498号)と、リングの内方両
側に袖を出しリング内にS字形に屈曲した支骨を一体に
出したもの(実公昭51−5996号)とがある。
そして、これら懸垂保持具は熱収縮性フィルムにより容
器の底に密着され、通常時においては懸垂部または支骨
が平坦状態をなし、使用時には懸垂部または支骨を引き
出し、これを吊懸用柱のフックに引っ掛けて容器を懸垂
保持する。
器の底に密着され、通常時においては懸垂部または支骨
が平坦状態をなし、使用時には懸垂部または支骨を引き
出し、これを吊懸用柱のフックに引っ掛けて容器を懸垂
保持する。
しかしながら、従来の懸垂保持具は、通常平坦状態をな
し、そしてそのままの状態で熱収縮性フィルムにより容
器の底に密着されるため、懸垂部または支骨が容器の底
に近接してしまい、使用時に懸垂部または支骨を引き出
す際に掴み難くかつ引っ張り難いなどの欠点がある。
し、そしてそのままの状態で熱収縮性フィルムにより容
器の底に密着されるため、懸垂部または支骨が容器の底
に近接してしまい、使用時に懸垂部または支骨を引き出
す際に掴み難くかつ引っ張り難いなどの欠点がある。
また、前者においては、懸垂部が円弧状をなすためその
長さが十分ではなく、大きさや長きや形状の種々異なっ
た吊懸用柱のフックに引っ掛けるのに甚だ面倒であるな
どの問題がある。
長さが十分ではなく、大きさや長きや形状の種々異なっ
た吊懸用柱のフックに引っ掛けるのに甚だ面倒であるな
どの問題がある。
一方、後者においては、支骨がS字形状をなすため、吊
懸用柱のフックに引っ掛かる支骨の中心部分が略々直線
をなし、従って支骨なフックに引っ掛けると支骨が捩れ
て容器を垂直に懸垂保持することが困難であるなどの問
題がある。
懸用柱のフックに引っ掛かる支骨の中心部分が略々直線
をなし、従って支骨なフックに引っ掛けると支骨が捩れ
て容器を垂直に懸垂保持することが困難であるなどの問
題がある。
本考案は、上述の諸欠点、諸問題を改善、解決した懸垂
保持具を提供せんとするものである。
保持具を提供せんとするものである。
以下、本考案に係る懸垂保持具の一実施例を添付図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
この実施例における本考案の懸垂保持具は、合成樹脂(
例えば軟質ポリエチレンなど)により射出成形してなる
ものであって、容器1の底に外嵌し得る環状嵌合部2と
、その環状嵌合部2内の空間に略々Ω状に一体に設けた
懸垂組部3とを備える。
例えば軟質ポリエチレンなど)により射出成形してなる
ものであって、容器1の底に外嵌し得る環状嵌合部2と
、その環状嵌合部2内の空間に略々Ω状に一体に設けた
懸垂組部3とを備える。
前記環状嵌合部2ば、底の浅いキャンプ状のものの底板
部に円形状の透孔をあけた形状をなすものであって、容
器1の底に外嵌する周壁部20と、その周壁部20の内
側面に設げた小突起21(雄型と本考案の懸垂保持具の
間に係合を持たせ雄型の戻りに伴って本考案の懸垂保持
具が一緒に移動するためのものである。
部に円形状の透孔をあけた形状をなすものであって、容
器1の底に外嵌する周壁部20と、その周壁部20の内
側面に設げた小突起21(雄型と本考案の懸垂保持具の
間に係合を持たせ雄型の戻りに伴って本考案の懸垂保持
具が一緒に移動するためのものである。
)と、底部22とからなり、そして前記底部22の上面
に環状の容器底当接脚部4を前記懸垂組部3より若干高
くかつ前記周壁部20より低く突設する。
に環状の容器底当接脚部4を前記懸垂組部3より若干高
くかつ前記周壁部20より低く突設する。
なお、前記小突起21は設けなくとも雄型に本考案の懸
垂保持具が付いたり、または底部22の内側に逆テーパ
を設けた場合には必ずしも設ける必要はない。
垂保持具が付いたり、または底部22の内側に逆テーパ
を設けた場合には必ずしも設ける必要はない。
一方、前記懸垂組部3は断面半円形状をなし、前記環状
嵌合部2の底部22の内側の対向した位置に設げた腕部
30,30と、点01を中心として前記腕部30,30
より延設した第1彎曲部31.31と、点0□、0゜を
中心として前記第1彎曲部31.31より延設した第2
彎曲部32゜32と、その第2彎曲部32.32より延
設した直線部33.33と、点03,03を中心として
前記直線部33.33より延設した第3彎曲部34.3
4と、点01を中心として前記第3彎曲部34と34の
間に設けた中央彎曲部35とを連設した略々Ω形状をな
し、前記環状嵌合部2の底部22の円形空間に通常前記
容器底当接脚部4より低(、かつ前記底部22の下面よ
り若干窪んだ平坦状態をなすように設けられている。
嵌合部2の底部22の内側の対向した位置に設げた腕部
30,30と、点01を中心として前記腕部30,30
より延設した第1彎曲部31.31と、点0□、0゜を
中心として前記第1彎曲部31.31より延設した第2
彎曲部32゜32と、その第2彎曲部32.32より延
設した直線部33.33と、点03,03を中心として
前記直線部33.33より延設した第3彎曲部34.3
4と、点01を中心として前記第3彎曲部34と34の
間に設けた中央彎曲部35とを連設した略々Ω形状をな
し、前記環状嵌合部2の底部22の円形空間に通常前記
容器底当接脚部4より低(、かつ前記底部22の下面よ
り若干窪んだ平坦状態をなすように設けられている。
なお、前記懸垂組部3の断面形状は上述の半円形以外に
、真円、楕円、台形等々その形状は任意である。
、真円、楕円、台形等々その形状は任意である。
また、前記直線部33.33は第2彎曲部32.32と
第3彎曲部34.34の曲率が大きくなった場合には、
第2彎曲部32.32と第3彎曲部34゜34とが接線
で接合するため発生しないことがある。
第3彎曲部34.34の曲率が大きくなった場合には、
第2彎曲部32.32と第3彎曲部34゜34とが接線
で接合するため発生しないことがある。
図中、5は前記環状嵌合部2の底部22と前記懸垂組部
3の中央彎曲部35との間に連設した懸垂組部平坦保持
用の連結部である。
3の中央彎曲部35との間に連設した懸垂組部平坦保持
用の連結部である。
この実施例における本考案の懸垂保持具ば、以上の如き
構成よりなるから、環状嵌合部2を容器1の底に外嵌す
ると共に、環状嵌合部2の容器底当接脚部4を容器1の
底に当接するように、熱収縮フィルムまたは熱収縮チュ
ーブまたは接着剤等により本考案の懸垂保持具を容器1
の底に一体に装着すれば、容器底当接脚部4が容器1の
底に当接し、以って該容器1の底と懸垂組部3との間に
隙間が形成されるため、懸垂組部3を指などで簡単に撮
んだり、掴んだりすることができ、以って懸垂組部3を
引っ張って連結部5を切断することにより懸垂組部3を
簡単に引き出すことができる。
構成よりなるから、環状嵌合部2を容器1の底に外嵌す
ると共に、環状嵌合部2の容器底当接脚部4を容器1の
底に当接するように、熱収縮フィルムまたは熱収縮チュ
ーブまたは接着剤等により本考案の懸垂保持具を容器1
の底に一体に装着すれば、容器底当接脚部4が容器1の
底に当接し、以って該容器1の底と懸垂組部3との間に
隙間が形成されるため、懸垂組部3を指などで簡単に撮
んだり、掴んだりすることができ、以って懸垂組部3を
引っ張って連結部5を切断することにより懸垂組部3を
簡単に引き出すことができる。
そして、これを吊懸用柱のフック7に引つ掛げることに
より、略々Ω形状をなす懸垂組部3の中央゛彎曲部35
が吊懸用柱のフック7に当るので、S字状の支骨のよう
に捩れる虞れがなく、従って容器1を垂直に懸垂保持す
ることができる。
より、略々Ω形状をなす懸垂組部3の中央゛彎曲部35
が吊懸用柱のフック7に当るので、S字状の支骨のよう
に捩れる虞れがなく、従って容器1を垂直に懸垂保持す
ることができる。
しかも、懸垂組部3ばΩ形状をなすので、円弧状の懸垂
部と比較して十分の長さを確保することができる。
部と比較して十分の長さを確保することができる。
なお、この実施例においては、懸垂組部3を環状嵌合部
2の底部22の下面より若干窪ませたので、通常平坦状
態をなす懸垂組部3は環状嵌合部2の底部22より外に
突出することがなく、従って容器1を底に下にしてコン
ベアー又は作業台上ニ載せた際に、懸垂組部3がそのも
のに接触して組部3が変形したり破断したりする等の作
業性が悪化すると言った虞れはない。
2の底部22の下面より若干窪ませたので、通常平坦状
態をなす懸垂組部3は環状嵌合部2の底部22より外に
突出することがなく、従って容器1を底に下にしてコン
ベアー又は作業台上ニ載せた際に、懸垂組部3がそのも
のに接触して組部3が変形したり破断したりする等の作
業性が悪化すると言った虞れはない。
また、環状嵌合部2の底部22がちょうど肩部状をなす
ので、熱収縮フィルム8により装着した際に、熱収縮フ
ィルム8が該肩部状の底部22に引っ掛かり本考案の懸
垂保持具を容器の底にさらに確実に装着することができ
る。
ので、熱収縮フィルム8により装着した際に、熱収縮フ
ィルム8が該肩部状の底部22に引っ掛かり本考案の懸
垂保持具を容器の底にさらに確実に装着することができ
る。
なお、前記連結部5の数、形状、設ける位置は上述の実
施例にのみ限定されるものではない。
施例にのみ限定されるものではない。
以上の実施例からも明らかなように、本考案の懸垂保持
具は、環状嵌合部の上面に容器底当接脚部を懸垂組部よ
り若干高く突設したものであるから、容器の底に装着し
た際に容器底と懸垂組部との間に隙間が生じ、従って懸
垂組部を簡単に撮んだり掴んだりして引き出すことがで
きる、また、懸垂組部は略々Ω形状をなすので、吊懸用
柱のフックに当る懸垂組部の中央部が彎曲形状をなし、
従って懸垂組部ば捩れることなく容器を垂直に懸垂保持
することができ、しかも十分な長さを確保することがで
きるなどの効果がある。
具は、環状嵌合部の上面に容器底当接脚部を懸垂組部よ
り若干高く突設したものであるから、容器の底に装着し
た際に容器底と懸垂組部との間に隙間が生じ、従って懸
垂組部を簡単に撮んだり掴んだりして引き出すことがで
きる、また、懸垂組部は略々Ω形状をなすので、吊懸用
柱のフックに当る懸垂組部の中央部が彎曲形状をなし、
従って懸垂組部ば捩れることなく容器を垂直に懸垂保持
することができ、しかも十分な長さを確保することがで
きるなどの効果がある。
なお、当然のことながら本考案の懸垂保持具は、以上の
実施例にのみ限定されるものではない。
実施例にのみ限定されるものではない。
添付図面は本考案に係る容器の懸垂保持具の一実施例を
示し、第1図は平面図、第2図は一部断面図、第3図は
拡大断面図、第4図は熱収縮フィルム又はチューブによ
る装着状態を示した説明図、第5図は使用状態図である
。 1・・・・・・容器、2・・・・・・環状嵌合部、3・
・・・・・懸垂組部、4・・、・・・容器当接脚部。
示し、第1図は平面図、第2図は一部断面図、第3図は
拡大断面図、第4図は熱収縮フィルム又はチューブによ
る装着状態を示した説明図、第5図は使用状態図である
。 1・・・・・・容器、2・・・・・・環状嵌合部、3・
・・・・・懸垂組部、4・・、・・・容器当接脚部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ■、容器の底に外嵌する環状嵌合部と、その環状嵌合部
内の空間に略々Ω状に一体に設けた懸垂組部と、前記環
状嵌合部の上面に前記懸垂組部の上面より若干高く突設
した容器底当接脚部とからなり、前記懸垂組部は通常平
坦状態をなし、引き出すことにより起立し得るように構
成したことを特徴とする容器の懸垂保持具。 2、懸垂組部を環状嵌合部の下面より若干窪ませたこと
を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の容器
の懸垂保持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6688679U JPS5931257Y2 (ja) | 1979-05-21 | 1979-05-21 | 容器の懸垂保持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6688679U JPS5931257Y2 (ja) | 1979-05-21 | 1979-05-21 | 容器の懸垂保持具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55168352U JPS55168352U (ja) | 1980-12-03 |
JPS5931257Y2 true JPS5931257Y2 (ja) | 1984-09-05 |
Family
ID=29300824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6688679U Expired JPS5931257Y2 (ja) | 1979-05-21 | 1979-05-21 | 容器の懸垂保持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5931257Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2937292B1 (en) * | 2013-02-25 | 2017-03-01 | Iwata Label Co., Ltd. | Bottle container with bottle breakage-preventing function |
JP2019006427A (ja) * | 2017-06-21 | 2019-01-17 | 株式会社フジシール | 容器用外装体及び外装体付き容器 |
JP2019006480A (ja) * | 2017-06-27 | 2019-01-17 | 株式会社フジシール | 外装体付き容器 |
-
1979
- 1979-05-21 JP JP6688679U patent/JPS5931257Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55168352U (ja) | 1980-12-03 |
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