JPH04135862U - カセツト式ウオツシヤタンク - Google Patents

カセツト式ウオツシヤタンク

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Publication number
JPH04135862U
JPH04135862U JP4349391U JP4349391U JPH04135862U JP H04135862 U JPH04135862 U JP H04135862U JP 4349391 U JP4349391 U JP 4349391U JP 4349391 U JP4349391 U JP 4349391U JP H04135862 U JPH04135862 U JP H04135862U
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JP
Japan
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washer
washer tank
tank
valve
fluid
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Withdrawn
Application number
JP4349391U
Other languages
English (en)
Inventor
誠 山川
Original Assignee
三菱自動車工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 三菱自動車工業株式会社 filed Critical 三菱自動車工業株式会社
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Publication of JPH04135862U publication Critical patent/JPH04135862U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウォッシャタンクへのウォッシャ液の補充を
容易にする。 【構成】 上面1aにウォッシャ液の注入口1bが、底
面1fに吐出孔1hと当該吐出孔をウォッシャ液の液圧
及びスプリング7のばね力により閉塞する弁5とが設け
られたウォッシャタンク1と、車体側に固定されウォッ
シャタンクを上方に取り出し可能に収納し、底面9cに
ウォッシャ液をノズル側に供給する吐出孔9eと弁5を
開弁させる突起9fとが設けられたウォッシャタンク受
け皿9とを備えた構成としたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、カセット式ウォッシャタンクに関する。
【0002】
【従来の技術】
車両のフロントガラスに附着する雨水、雪、泥土、塵埃等の汚物は、ワイパに より拭き取り、運転者の前方視界を確保するようになっている。フロントガラス に附着せる雨水や雪等は、単にワイパを払拭作動させることにより拭き取ること ができるが、泥土や塵埃等が附着した場合には単にワイパを払拭作動させるだけ では良好に拭き取ることはできない。そこで、ワイパウォッシャによりフロント ガラスにウォッシャ液を吹き付けながらワイパを払拭作動させて附着せる泥土や 塵埃等を取り除くようにしている。
【0003】 ワイパウォッシャは、ウォッシャ液を貯留するウォッシャタンク、フロントガ ラスの所定箇所に臨んで配設されたノズル、前記ウォッシャタンクからウォッシ ャ液を汲み出してノズルから噴射させるポンプ、ウォッシャタンクからノズルに ウォッシャ液を送るチューブ等により構成されており、運転者のスイッチ操作に よりノズルからウォッシャ液を噴射させてフロントガラスに吹き付けるようにな っている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、乗用車においてはウォッシャタンクは、エンジンルーム内に配設さ れており、しかも、ボルト等により固定された固定式ウォッシャタンクとされて いる。そして、ウォッシャタンクにウォッシャ液を補充する場合には、当該ウォ ッシャタンクの上部の注入口の蓋を開けウォッシャ液が入ったボトルからホース を通してウォッシャ液を注入するようにしている。
【0005】 しかしながら、上記固定式のウォッシャタンクにおいては、例えば、高速道路 を走行している時にウォッシャ液が無くなり、急に補充する必要が生じた場合に 前記ボトル入りのウォッシャ液、ホース等を備えていないと、パーキングエリア 等においてウォッシャ液を補充することができず、かかる事態に有効に対処する ことができないという問題がある。
【0006】 本考案は上述の点に鑑みてなされたもので、ウォッシャ液を簡単に補充するこ とが可能なカセット式ウォッシャタンクを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案によれば、上面にウォッシャ液の注入口が、 底面に吐出孔と当該吐出孔を前記ウォッシャ液の液圧及びスプリングのばね力に より閉塞する弁とが設けられたウォッシャタンクと、車体側に固定され前記ウォ ッシャタンクを上方に取り出し可能に収納し、底面に前記ウォッシャ液をノズル 側に供給する吐出孔と前記ウォッシャタンクの弁を開弁させる突起とが設けられ たウォッシャタンク受け皿とを備えた構成としたものである。
【0008】
【作用】
ウォッシャタンクは、ウォッシャタンク受け皿に収納された状態において突起 により開弁され、当該ウォッシャタンク内のウォッシャ液は、チューブを通して ノズル側に供給される。ウォッシャタンクの弁は、ウォッシャ液を補充すべくウ ォッシャタンク受け皿から取り外されると、スプリングのばね力により閉弁され 、ウォッシャ液が補充されると当該ウォッシャ液の液圧及びスプリングのばね力 により閉弁される。ウォッシャタンクは、ウォッシャ液の補充後ウォッシャタン ク受け皿に収納されると、前記突起により開弁されて再びウォッシャ液がノズル 側に供給される。
【0009】
【実施例】
以下本考案の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。 図1において、ウォッシャタンク1は、例えば、箱形に形成されており、上面 1aの略中央には孔1bが設けられており、当該孔1bの周縁は上方に立設され てフランジとされ、且つその開口端1cの外周縁は、僅かに厚肉とされて係止部 とされている。そして、この開口端1cには蓋2が液密に、且つ着脱可能に冠着 されている。また、上面1aには孔1bを挟んで両側にブラケット1d、1dが 一体に突設されており、これらのブラケット1d、1dには取っ手3の両端が回 動可能に軸支され、起伏可能とされている。更に、このウォッシャタンク1の側 面には、中央よりも僅かに下方位置に全周に亘り凸条1eが一体に形成されてい る。この凸条1eは、係止部とされる。
【0010】 ウォッシャタンク1の底面1fは、略中央部が僅かに凹んで凹部1gとされて おり、当該凹部1gの中央には孔(吐出孔)1hが穿設されている。そして、こ のウォッシャタンク1内の凹部1gには孔1hを開閉するための弁5が設けられ ている。この弁5は、図2に示すように一側端5aが当該凹部1gの孔1hの一 側に突設された支持部1iにシャフト6を介して回動可能に軸支されている。
【0011】 スプリング7は、弁5の一側端5aと凹部1gとの間に介在されており、当該 弁5に閉弁方向のばね力を付与している。この弁5は、スプリング7のばね力に より又はスプリング7のばね力とウォッシャタンク1内のウォッシャ液の液圧と によりその周縁部が孔1hの周縁に液密に圧接して当該孔1hを閉塞している。 即ち、弁5は、ウォッシャタンク1の底面に内方に向かって開弁可能な一方向弁 とされている。
【0012】 タンク受け皿9は、ウォッシャタンク1よりも僅かに大きく且つ上方が開口し て形成され、当該ウォッシャタンク1が着脱可能に収納されている。このウォッ シャタンク受け皿9の側面9aには当該ウォッシャタンク1の側面に形成された 凸条1eと対応し、且つ当該凸条1eが嵌合可能な凹部9bが全周に亘り形成さ れている。また、このウォッシャタンク受け皿9の底面9cには、略中央にウォ ッシャタンク1の凹部1gと対抗し、且つ当該凹部1gよりも僅かに大径の凹部 9dが設けられており、当該凹部9dの中央には小径の孔(吐出孔)9eが穿設 されている。
【0013】 更に、ウォッシャタンク受け皿9の凹部9dには突起9fが孔9eの一側にウ ォッシャタンク1内の弁5の他端5b側に臨んで立設されており、凹部9dの周 縁には全周に亘りパッキン10が設けられいる。これらのウォッシャタンク1、 蓋2、弁5及びウォッシャタンク受け皿9等は例えば、ポリエチレン等の樹脂部 材により形成されている。
【0014】 また、ウォッシャタンク受け皿9の底面9cの孔9eの下側開口端周縁は、下 方に突出しており、チューブ11の一端が液密に嵌合されている。このチューブ 11の他端は、ポンプの吸込口に接続され、当該ポンプの吐出口はチューブを介 してフロントガラスに臨んで配設されたノズル(何れも図示せず)に接続されて いる。更に、このウォッシャタンク受け皿9の両側面の下端にはブラケット9g 、9gが設けられており、エンジンルーム内に設けられたブラケット15にボル ト16、16を介して固定されている。
【0015】 以下に作用を説明する。 ウォッシャタンク1は、ウォッシャタンク受け皿9に装着された図1の状態に おいて、側面に形成された凸条1eがウォッシャタンク受け皿9の凹部9bに嵌 合係止され、底面1fの凹部1gの周縁がウォッシャタンク受け皿9の凹部9d の周縁に設けられたパッキン10に液密に当接し、突起9fが、ウォシャタンク 1の孔1hを通して当該タンク内に入り、その先端が弁5の他端5bを押し上げ て開弁させている。従って、ウォッシャタンク1の孔1hとウォッシャタンク受 け皿9の孔9eとは液密に連通され、ウォッシャタンク1内のウォッシャ液は、 これらの孔1h、9eを通してチューブ11に供給される。
【0016】 さて、走行中にウォッシャタンク1内のウォッシャ液が少なくなり或いは空に なって補充する必要が生じた場合、運転者がウォッシャタンク1の取っ手3を上 方に引き上げると、当該ウォッシャタンク1の凸条1eがウォッシャタンク受け 皿9の凹部9bから外れ、当該ウォッシャタンク1を取り出すことができる。ウ ォッシャタンク1は、ウォッシャタンク受け皿9から取り出されると、弁5が残 留せるウォッシャ液の液圧及びスプリング7のばね力により閉弁(図2)され、 孔1hが閉塞される。尚、ウォッシャタンク1が空のときには、弁5は、スプリ ング7のばね力により閉弁される。
【0017】 次いで、運転者は、ウォッシャタンク1の蓋2を開け、例えば、水道の蛇口か ら水道水を臨時に補充して蓋2を冠着する。ウォッシャタンク1の弁5は、補充 された水の水圧(液圧)とスプリング7のばね力とにより閉弁される。運転者は 、ウォッシャタンク1に水を補充した後、ウォッシャタンク受け皿9に収納し、 凹部9bに凸条1eを嵌合させて当該ウォッシャタンク受け皿9にウォッシャタ ンク1を係止する。この状態においてウォッシャタンク1の孔1hとウォッシャ タンク受け皿9の孔9eとは液密に連通され、且つ突起9fにより弁5が開弁さ れ、当該ウォッシャタンク1内の水がチューブ11に供給される。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、上面にウォッシャ液の注入口が、底面に 吐出孔と当該吐出孔を前記ウォッシャ液の液圧及びスプリングのばね力により閉 塞する弁とが設けられたウォッシャタンクと、車体側に固定され前記ウォッシャ タンクを上方に取り出し可能に収納し、底面に前記ウォッシャ液をノズル側に供 給する吐出孔と前記ウォッシャタンクの弁を開弁させる突起とが設けられたウォ ッシャタンク受け皿とを備えた構成としたので、走行中にウォッシャタンク内の ウォシャ液が無くなった場合でも、臨時に水道水等を簡単に補充することが可能 となり、また、構成も簡単である等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るカセット式ウォッシャタンクの一
実施例を示す断面図である。
【図2】図1の弁の拡大図である。
【符号の説明】
1 カセット式ウォッシャタンク 2 蓋 3 取っ手 5 弁 6 シャフト 7 スプリング 9 ウォッシャタンク受け皿 9f 突起 10 パッキン 11 チューブ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面にウォッシャ液の注入口が、底面に
    吐出孔と当該吐出孔を前記ウォッシャ液の液圧及びスプ
    リングのばね力により閉塞する弁とが設けられたウォッ
    シャタンクと、車体側に固定され前記ウォッシャタンク
    を上方に取り出し可能に収納し、底面に前記ウォッシャ
    液をノズル側に供給する吐出孔と前記ウォッシャタンク
    の弁を開弁させる突起とが設けられたウォッシャタンク
    受け皿とを備えたことを特徴とするカセット式ウォッシ
    ャタンク。
JP4349391U 1991-06-11 1991-06-11 カセツト式ウオツシヤタンク Withdrawn JPH04135862U (ja)

Priority Applications (1)

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ID=31923821

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JP4349391U Withdrawn JPH04135862U (ja) 1991-06-11 1991-06-11 カセツト式ウオツシヤタンク

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