JPH04135517U - 搬送量調整用ターンテーブル - Google Patents

搬送量調整用ターンテーブル

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JPH04135517U
JPH04135517U JP5073291U JP5073291U JPH04135517U JP H04135517 U JPH04135517 U JP H04135517U JP 5073291 U JP5073291 U JP 5073291U JP 5073291 U JP5073291 U JP 5073291U JP H04135517 U JPH04135517 U JP H04135517U
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JP
Japan
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turntable
conveyed
opening
guide
conveyance
Prior art date
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Pending
Application number
JP5073291U
Other languages
English (en)
Inventor
臣夫 櫻井
Original Assignee
鐘紡株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 瓶製品等を搬送する際に用いるターンテーブ
ルにおいて、搬送物が長時間ターンテーブル上に滞留す
ることなく、供給されたものから順序よく排出していく
ことを可能とする搬送量調整用ターンテーブルの提供を
目的とする。 【構成】 中央部に搬送物排出用の開口部(1a)を備
えるドーナツ型のターンテーブル盤(1)と、このター
ンテーブル盤(1)上にその外周側から搬送物を供給す
る搬送物供給手段(4)と、前記開口部(1a)に一端
縁を連結し、適宜の傾斜を有して前記ターンテーブル盤
(1)の裏側へ搬送物を送り出す排出スロープ(2)
と、前記ターンテーブル盤(1)の外周から前記開口部
(1a)へ向けて設けられた搬送物ガイド(3)とを備
えてなり、且つこの搬送物ガイド(3)が、搬送物の滞
留量によって開口部(1a)との距離を自動的に変更す
る可変ガイドであって、前記搬送物供給手段(4)から
供給される搬送物を適宜量ずつ前記開口部(1a)から
排出スロープ(2)へと送り出すように構成された搬送
量調整用ターンテーブル。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、瓶製品等のライン生産において次工程への搬送量を適宜調整し、円 滑に搬送システムを運行するために用いられる搬送量調整用ターンテーブルに関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、瓶製品等のライン生産においては、各工程への搬送物の供給量を常時 適正にするために、各工程間に搬送物を一時的にプールする搬送量調整用ターン テーブルが介在設置されている。
【0003】 通常、この搬送量調整用ターンテーブルは、図3に示すような構成をなし、矢 印方向に搬送物を流していくようになっている。即ち、供給コンベア(11)よ り送られてきた搬送物をターンテーブル盤(12)上にプールし、滞留解消用ガ イド(13)にて搬送物の流れを整えながらターンテーブル盤(12)外周に沿 って位置している排出コンベア(14)から排出するようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来のターンテーブルは、搬送物を外周側から供給して外 周側から排出するようになっているものであるため、供給後すぐに排出される搬 送物と、中央部に供給されてそのまま溜り容易に排出されない搬送物とが混在す ることとなり、場合によっては1つのものが供給開始時から終了時までずっとタ ーンテーブル盤(12)上に残ることがある。このような場合、搬送物同志がこ すれ合う時間が必然的に長くなり、搬送物の表面にキズや汚れ等が発生し、これ が不良品となるというような問題が引き起こされることとなった。
【0005】 本考案はこのような事情に鑑みなされたものであって、特定の搬送物が長時間 ターンテーブル盤上に滞留することなく、供給されたものから順序よく排出する ことを可能とする搬送量調整用ターンテーブルの提供をその目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案の搬送量調整用ターンテーブルは次のよ うな構成を備えている。即ち、中央部に搬送物排出用の開口部を備えるドーナツ 型のターンテーブル盤と、このターンテーブル盤上にその外周側から搬送物を供 給する搬送物供給手段と、前記開口部に一端縁を連結し、適宜の傾斜を有して前 記ターンテーブル盤の裏側へ搬送物を送り出す排出スロープと、前記ターンテー ブル盤の外周から前記開口部へ向けて設けられた搬送物ガイドとを備えてなり、 且つこの搬送物ガイドが、搬送物の滞留量によって前記開口部との距離を自動的 に変更する可変ガイドであって、前記搬送物供給手段から供給される搬送物を適 宜量ずつ前記開口部から排出スロープへと送り出すように構成されていることを 要旨とするものである。
【0007】
【作用】
即ち、本考案の搬送量調整用ターンテーブルは、中央部に搬送物排出用の開口 部を備えるドーナツ型のターンテーブル盤と、その開口部に一端縁を連結し、適 宜の傾斜を有して前記ターンテーブル盤の下側へ搬送物を送り出す排出スロープ と、前記ターンテーブル盤の外周から前記開口部へ向けて設けられた搬送物ガイ ドとを備えているので、ターンテーブル盤の外周より供給された搬送物は、スム ーズにターンテーブル盤の中央部から排出スロープを通って排出されるようにな る。このため、ターンテーブル盤上に供給された搬送物が長時間滞留することが なく、供給された順に排出されるようになる。従って、搬送物を傷つけたり汚し たりする問題が解消される。
【0008】
【実施例】
以下、本考案を図面に基づき具体的に説明する。
【0009】 図1は本考案の一実施例を示す平面図、図2はその側面図を示している。これ らの図において、(1)はドーナツ型のターンテーブル盤であって、反時計まわ りに回転し、このターンテーブル盤(1)の外周に連結された搬送物供給手段と しての供給コンベア(4)から送られてきた搬送物をプールするようになってい る。
【0010】 このターンテーブル盤(1)の裏側には滞留量感知センサA(6)及びB(7 )が備えつけられており、一方表側には支柱A(8)及びB(9)により夫々搬 送物ガイド(3)及びコントロールガイド(5)が設けられている。
【0011】 滞留量感知センサA(6)は、供給コンベア(4)と電気的に連結しており、 ターンテーブル盤(1)上の搬送物の滞留量に応じて供給コンベア(4)の走行 速度を制御する等して搬送物の供給量を調節できるようになっている。また、滞 留量感知センサB(7)はコントロールガイド(5)と電気的に連結しており、 前記搬送物ガイド(3)の手前における搬送物の滞留量に応じて矢印の如くその 角度を変更することにより、搬送物の通路の広さを調節するようになっている。 即ち、滞留量感知センサB(7)が搬送物が過多に滞留していることを感知する と、コントロールガイド(5)が搬送物の通路を狭くする方に作動し、一方、滞 留量感知センサA(6)が搬送物の滞留を感知すると、供給コンベア(4)から の供給量を減少させるための指示が送られるのである。
【0012】 搬送物ガイド(3)の先端部には、これに対向して排出スロープ(2)の進入 口があり、ここからターンテーブル盤(1)の裏側へぬけるようにゆるやかなカ ーブを描いて排出スロープ(2)が設けられている。
【0013】 そして搬送物ガイド(3)は、前記滞留量感知センサB(7)と電気的に連結 しており、前記排出スロープ(2)の進入口の付近に搬送物が溜まったことを前 記滞留量感知センサB(7)が感知すると、矢印で示すように自動的に開口部( 1a)と離れ、搬送物の通路を開けて搬送物を逃がすことにより、この部分にお ける詰まりを防止するようになっている。
【0014】 然して、供給コンベア(4)から送られてきた搬送物は、点線の矢印で示され るようにターンテーブル盤(1)を反時計回りに搬送され、コントロールガイド (5)及び搬送物ガイド(3)によって、ターンテーブル盤(1)の中央の開口 部(1a)にある排出スロープ(2)の進入口に導びかれる。そして、搬送物は 、この排出スロープ(2)を自動的に滑り降り排出スクリューコンベア(10) によって強制的に次工程へと送られる。
【0015】 従って、搬送物は供給コンベア(4)から送られてきた順に順序よく次工程に 移送されるため、表面が傷ついたり汚れたりすることがない。
【0016】 このように、本考案のターンテーブル盤(1)は中央部に排出スロープ(2) を設けて搬送物を排出する構成をとるので、通常のターンテーブル盤と異なり中 央に排出用の開口部(1a)が設けられている。この開口部(1a)の大きさは 適宜選択できるが、大きすぎると搬送物があまり載らないし、また小さすぎると 排出スロープ(2)の設置が難しくなったり、設置しても搬送物がうまく排出さ れなかったりするため、具体的にはターンテーブル盤(1)の半径に対して約3 割位の半径の開口部とすることが好ましい。
【0016】 尚、ターンテーブル盤(1)は、図2に示すように変速機(12)を介して前 記排出スクリューコンベア(10)と連結されており、更に駆動ギヤ(13)を 介して回転運動を与えられるようになっている。
【0018】 また、排出スロープ(2)は、ターンテーブル盤(1)の中央の開口部(1a )から始まり、前記ターンテーブル盤(1)の裏側へぬけるようにゆるやかな傾 斜を有して曲線的に設けられている。この排出スロープ(2)は、急激な傾斜に すると搬送物が倒れやすくなり詰まりの原因となるため搬送物が倒れない程度に ゆるやかな傾斜にすることが好ましい。また、排出スロープ(2)は、搬送物を 倒れにくくするために横巾に少しだけの余裕をもつのみとし、かつ両側にガイド 壁を有していることが好ましい。
【0019】
【考案の効果】
以上のように、本考案の搬送量調整用ターンテーブルによれば、同じ搬送物が 長時間ターンテーブル上に滞留するということがなく、供給されたものから順序 よく排出を行っていくことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す平面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】従来より用いられている搬送量調整用ターンテ
ーブルの一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ターンテーブル盤 2 排出スロープ 3 搬送物ガイド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央部に搬送物排出用の開口部(1a)
    を備えるドーナツ型のターンテーブル盤(1)と、この
    ターンテーブル盤(1)上にその外周側から搬送物を供
    給する搬送物供給手段(4)と、前記開口部(1a)に
    一端縁を連結し、適宜の傾斜を有して前記ターンテーブ
    ル盤(1)の裏側へ搬送物を送り出す排出スロープ
    (2)と、前記ターンテーブル盤(1)の外周から前記
    開口部(1a)へ向けて設けられた搬送物ガイド(3)
    とを備えてなり、且つこの搬送物ガイド(3)が、搬送
    物の滞留量によって開口部(1a)との距離を自動的に
    変更する可変ガイドであって、前記搬送物供給手段
    (4)から供給される搬送物を適宜量ずつ前記開口部
    (1a)から排出スロープ(2)へと送り出すように構
    成された搬送量調整用ターンテーブル。
JP5073291U 1991-06-04 1991-06-04 搬送量調整用ターンテーブル Pending JPH04135517U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5073291U JPH04135517U (ja) 1991-06-04 1991-06-04 搬送量調整用ターンテーブル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5073291U JPH04135517U (ja) 1991-06-04 1991-06-04 搬送量調整用ターンテーブル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04135517U true JPH04135517U (ja) 1992-12-16

Family

ID=31928008

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5073291U Pending JPH04135517U (ja) 1991-06-04 1991-06-04 搬送量調整用ターンテーブル

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JP (1) JPH04135517U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000255752A (ja) * 1999-03-08 2000-09-19 Niigata Eng Co Ltd 整列装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000255752A (ja) * 1999-03-08 2000-09-19 Niigata Eng Co Ltd 整列装置

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