JPH04135412A - 水草カッター装置 - Google Patents

水草カッター装置

Info

Publication number
JPH04135412A
JPH04135412A JP2257168A JP25716890A JPH04135412A JP H04135412 A JPH04135412 A JP H04135412A JP 2257168 A JP2257168 A JP 2257168A JP 25716890 A JP25716890 A JP 25716890A JP H04135412 A JPH04135412 A JP H04135412A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
aquatic
rotary
blades
plants
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2257168A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07102030B2 (ja
Inventor
Tomohiko Amimoto
網元 友彦
Shoji Takeuchi
竹内 昭治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd filed Critical Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Priority to JP2257168A priority Critical patent/JPH07102030B2/ja
Priority to CA002043630A priority patent/CA2043630A1/en
Priority to US07/710,485 priority patent/US5142849A/en
Publication of JPH04135412A publication Critical patent/JPH04135412A/ja
Publication of JPH07102030B2 publication Critical patent/JPH07102030B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01DHARVESTING; MOWING
    • A01D44/00Harvesting of underwater plants, e.g. harvesting of seaweed

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、主として、河川、湖沼等の富栄養化で異常繁
茂する沈水性、浮葉性または油水性植物の水中切断回収
を効率よく行ないうる大容量、大水深型の水草カッター
装置に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に水性植物は、その生育形態によって、浮遊性植物
、浮葉性植物、沈水性植物、抽水性植物及び湿地性植物
の5つに分類される。
このうち、浮遊性及び浮葉性植物の切断回収については
、すでに数種の切断装置が開発され、実用に供されてい
る。
一方、湿地性植物の切断は、陸上植物の切断と同様な方
式で可能であるが、それはあくまで人が円盤形の刃を持
つ動力付刈払機やスライド刃方式の草刈機を自ら支え、
植物の切断作業を行なうもので、完全な機械化ではなく
、むしろ半機械化といって良い。
また、陸上で一般的に使用されている刈払機は水中では
全くその機能を果たさず、使用できない。
陸上植物を切断する刈払機ば、一般に円盤形のディスク
の周辺に細かい歯をつけたもので、土の中に根をはり、
自らその位置にしがみついている草に対しては有効に切
断できる。
すなわち、これは切断の対象となる草が自らの根によっ
て自ら拘束された状態を作っていることに起因している
からである。
これに対し、沈水性植物なとの水草は、自由に水面上や
水中を漂っているために、円盤形の一枚刃では、この刃
が近づいただけでその前方へとはじき飛ばされ、スムー
ズに切断されないという問題がある。
円盤形の一枚刃は、被切断対象植物が他の要素で拘束さ
れ、自ら5000rpm以上の高速回転で回転すること
によってのみ切断を実行することができるものである。
すなわち、水は空気より800倍も密度が高いため、陸
上植物用の刈払機は、水中では極端にその回転数が城し
られ、かつその構造上、水草を拘束する機能が全くない
ため、水中の水草を切断できない。
そこで、沈水性植物の切断の一方法として、従来、固定
刃1枚と移動刃2枚とからなるカッター装置を有する水
草回収機がすでに開発されているが、これは水深3mを
超すような水草切断用には使用できず、水深3m以上の
水草を切断回収できる専用機はまだ存在していないのが
現状である。
そこで、川床に根をはり、水中に繁茂する沈水性植物の
除去対策は、従来農薬散布に頼るが、あるいはそのまま
放置されるかのどちらかが採られることが多かった。
しかしながら、農薬散布は下記の理由により、もはや現
代社会には受は入れられなくなってきている。
すなわち、今日、環境問題が大きく取り上げられ、農薬
散布による汚染の影響が心配されており、枯らせること
を目的とした除草剤の散布は、その除去の対象となる草
の生育形態が大きな要素となる。
一方、陸上植物や水面上に現われている一部の水草の除
去には、除草剤の散布は有効となる。
これは、対象となる草の本体に直接的に農薬が接触し、
その草の成育が阻止され、ついには枯死するからである
これに対して、水中にある水草の除去には農薬散布は有
効に働かない。
これは、水草を枯死に違いやるには陸上植物の枯死に必
要なある一定量の農薬の数十倍から数百倍といった濃度
での散布を必要とするからであり、このために過去多く
の水域において、大量の農薬が水中に混入したことによ
り、魚や、水中動物、さらには人々にまで二次汚染を引
きおこしてきた。
また、農薬散布における除草は、あくまでその対象とな
る雑草を枯死させるためであり、それにより枯死した雑
草体の回収は含まれていない。
従って、水中に繁茂する水草の除去には機械的方法が唯
一有効であるといわざるを得ないことになる。
しかしながら、現在まで効率的に水草を切断して回収す
る機能を有する機能的な手段の開発は、積極的になされ
ているとはいえない。
このことは、水草自体問題となりにくい性質のもの、す
なわち、水面上や水中にあり直接人々の生活に影響を与
えることがあまりないと思われたことによるが、溜池や
、導水路などでその水中に繁茂する水草を除去回収する
有効な手段の実現は強く望まれている。
そこで、従来開発され、実用化されている水中の水草切
断の手段としては、固定刃52と移動刃51とがそれぞ
れ1枚あり、矢印Fの進行方向と直角方向にスライドす
る第16図、第17図及び第18図の2枚刃スライド方
式のものや、第19図のごとく1枚の固定刃52とそれ
を挟む2枚の移動刃51とをもつ3枚刃スライド方式の
ものがある。
上記2枚刃スライド方式のものは比較的に刃が小さい上
、刃の進行方向Fと直角の横方向の移動に際して、水中
を漂っている被切断の水草が刃自身の形状によって、そ
の切断機械の進行方向Fへ押し出され、これらの刃によ
って切断されにくい。
すなわち、2板刃スライド方式のものでは、対象とする
水草55を強制的に押える機能がないため、有効に水草
55を切断てきないという問題があった。
これに対し、水草拘束機能を有し、より効率的に水草5
5を切断しようとしたのが3枚刃スライド方式であるが
、この場合、1つの移動刃51が拘束機能を、他の移動
刃51が切断機能をそれぞれもち、各機能の分化により
水草55の切断効率を高めているが、その機構上大容量
の切断能力はない。
しかしながら、上記の各スライド刃方式は、水上の切断
機械の進行方向Fに対して、いずれも直角方向に往復運
動をすることによって水草55を切断するものであるの
で、その切断速度は比較的遅く、単位時間当りの切断能
力が小さいという問題があった。
また、このスライド刃方式では、ある一定収上の高速度
で移動刃51を往復運動させた場合、水草55は刃部に
引込まれずに、刃部の前方にはじき飛ばされる状況が発
生し、水草55の切断がはなはだ困難となり、水草55
は刃部で切断されるよりも水上の切断機械自身の前進に
よって引き切られることが多い。
〔発明の解決しようとする課題〕
本発明は、前記従来の問題点を解決するためになされた
ものであり、切断しようとする水草を拘束しながら効率
よく、かつ確実に切断し、かつその切断した水草の回収
が容易に行なわれうる水草カッター装置を提供すること
を解決課題としたものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するための手段として、本発明の水草
カッター装置は、1枚の固定刃の面に接して、1個また
は複数個のブレードを有する回転刃を1枚または複数枚
配置することにより構成されるが、このように1個また
は複数個のブレードを有する回転刃を1枚または複数枚
、」二記固定刃を挟んだ両面に接して配置することも好
ましい構成であり、これにより水草拘束機能を発揮でき
、効率的な水草の切断が可能となる。
なお、上記各回転刃の回転数は前記の構成からなる水草
カッター装置を取付ける母体となる水上浮体などの水上
機械の進行速度などにより適宜調整されるものとする。
また、これら回転刃や固定刃は任意に大きくすることが
でき、回転刃の1サイクルにおいて大容量の水草切断が
できるものである。
さらに、上記の構成からなる水草力・7ター装置の複数
を縦方向、斜め方向、または横方向など任意に方向に配
列することも、水草切断能力を高める上で好ましく、ま
た、以上のように構成されたそれぞれの水草カッター装
置を、アームや、コンヘアまたはグラブに組付けたり、
さらには、上記のごとく組付けた水草カッター装置を水
上浮体に取付けることにより、その機動力や切断能力の
向上をはかることができる。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明の各実施例について説明する
が、各図面においてそれぞれ同じ部品は同じ部品番号で
示している。
まず、第1図は、本発明の一実施例における水草保持機
能を有する大容量型の回転ブレード式の水草カッター装
置の斜視図であり、1枚の固定刃1の上面1aに接して
4枚の回転刃2を持った例であり、第2図はその平面図
である。
この固定刃1は、一定の厚みを持つ長方形をしており、
回転刃2の中心点4より前方に向ってそれぞれ突起刃3
を突出している。
これら突起刃3は固定刃1の一部をなすもので、固定刃
1の本体及び突起刃3共に鋭角に仕上げられた刃部を持
っている。
回転刃2は、固定刃1の上面1aに1列に4枚、等間隔
に配置され、それぞれの回転刃2の中心点4は突起刃3
の中心線5と一致するようになっており、こうすること
によって回転刃2は左右どちらの回転の場合でも、6で
示す回転刃2の作動範囲にて有効に、突起刃3を使って
水草55を切断することができる。
なお、上記の実施例では、回転刃2は2個のブレートを
持つタイプの例を示しており、また、固定刃1は突起刃
3を持つタイプの例を示している。
次に、第3図の要部拡大断面図に示すごとく、回転刃2
の動力源29は油圧モータ30で、直結駆動としている
が、水草切断のため常時水中にて使用されるという状態
及びこの装置の耐用年数から見て、油圧モータ30が最
適と考えられる。
この実施例では、固定刃上面1aに回転刃2を接してお
り、固定刃下面1bに油圧モータ30を取付はピース3
1を介して吊り下げている。
油圧モータ30から上方に出されたドライブシャフト3
2は固定刃1を貫通して、回転刃2の中心点4の上面に
達し、ここで止めナツト33で回転刃2に固定されてお
り、これによって油圧モータ30の回転運動がドライブ
シャフト32を介して回転刃2に伝達される。
なお、固定刃1のドライブシャフト32の貫通部7には
、このドライブシャフト32より大きな穴があげられ、
ドライブシャフト32の回転を阻害しないようにしてい
る。
一方、固定刃lは、回転刃2や油圧モータ30を取付け
るための基盤であり、またモータカバー34等の付属品
を取付ける基盤にもなっているが、さらにこの水草カッ
ター装置40を他の機器、例えばコンベアの先端に組付
ける場合、この固定刃1は、その接続部をなすフレーム
35を取付ける部材でもある。
一方、このモータカバー34はドライブシャフト32へ
の水草のからみを防止する役目も持っている。
また、第3図においては、固定刃上面1aに回転刃2を
配設しているが、こうすることによって回転刃2によっ
て起された水流が矢印Uの上方に向かうことが経験」二
知られている。
従って、この水流を下方に向げた場合は、固定刃下面1
bに接して回転刃2をつければよく、この場合、回転刃
2の動力源29となる油圧モータ30は、どちらの面に
配置しても良いが、水草の回収という面からみれば、第
3図のごとく、回転刃2とは固定刃を挟んで反対側に取
付けることが良い。
また、第3図の実施例では、この装置の説明上、この水
草カッター装置40を水平方向に配しているが、もちろ
ん、この水草カッター装置40を縦方向、斜め方向など
どのような方向で配置しても良い。
次に、上記の構成からなる水草カッター装置40の水草
作動要領につき第4図(a)及び第4図tb+で説明す
ると、この装置を取付けた水上浮体などの水上機械の矢
印Fの前進移動に伴って、固定刃lの前部に流入してき
た水草55は固定刃本体刃部11に当った後、この刃部
11から逃げようとして、横に流れだすが、この時、突
起刃3の刃部13がこの水草56を拘束する役目をもつ
そして、直角方向に位置するこの2つの固定刃本体刃部
11及び刃部13によって拘束された水草56が回転刃
2によって切断される。
ここで、第4図(alは回転刃2が矢印Rの右方向に回
転する際の水草切断時の作用を示し、回転刃2の一方の
ブレード2aの刃部15は、突起刃3の刃部13のとこ
ろで1回目の水草56を切断した後、続いて固定刃本体
刃部12のところで2回目の水草56を切断する。
回転刃2の他方のブレード2bの刃部16ば、1回目は
固定刃本体刃部12のところで、そして2回目は突起刃
3の刃部13のところで、それぞれ水草56を切断する
すなわち、2個のブレード2a、  2bを有する回転
刃2が1回転する時、4回の水草切断が実施されること
になる。
また、第4図(b)の矢印り方向への左回転する回転刃
2も、右回転の回転刃2と同様な原理で水草を切断する
すなわち、左回転の回転刃2において、ゾーンZ1にあ
る水草57は、突起刃3の刃部14のところで1回目の
切断を、ゾーンZl+にある水草58は、固定刃本体刃
部11のところで2回目の切断を、それぞれのブレード
刃部18゜17で実施する。
なお、この際の水流は回転刃2の回転方向と同じ向きに
発生することが知られている。
以上に説明した水草カッター装置40における回転刃2
は2個のブレードを有する翼型のものであるが、ブレー
ド20の個数は拘束されるものではな(、第5図(a)
の2翼型をはじめ、第5図(b)の1翼型、第5図(e
)の4翼型、第5図(dlの六翼型、さらには第5図(
B)のようにそれぞれのブレード20が任意の角θ1.
θ2を持つもの、さらに、任意の個数のブレード20を
有するものが可能であるが、実用的には2翼、または4
翼型のものが使用される。
次に、回転刃゛2に設けられたブレード20の刃の形状
は、第6図falに示す直線刃21でもよいが、よりス
ムーズに水草を切断するには、第6図(b)のわん曲刃
22や、第6図(C1及び第6図(dlの逆わん曲刃2
3が適しており、これら逆わん曲刃23は水草をかき寄
せる機能を持っており、さらに第6図(elのようにブ
レード20の刃部にいくつかの小さな歯25を有するの
こ刃24を設けることでも水草のかき寄せ機能が発揮さ
れる。
また、第7図(alの平面図及びそのX、−X。
方向の断面図の第7図(blのごとく、各ブレード20
がその両サイドに刃部20a、20bを持つことにより
、回転刃2は矢印R,R’ で示す両方向の回転で水草
の切断が可能となる。
なお、ブレード20の一方のみに刃部をつけ、回転刃2
の一方のみの水草切断としてももちろん有効である。
また、回転刃2の枚数や、サイズ、そのブレード20の
個数や形状も、ごの水草カッター装置40が適用される
水中水草の繁茂状況により最適のものが選択されること
になる。
次に、固定刃1は、第8図(a)のわん曲刃27として
もよいし、また第8図fb)の小さな歯28aを持つの
こ刃28としてもよく、さらに直線刃26の前方に突起
刃3を設けてもよいがより確実な水草の拘束能力を発揮
させうろことのできる水草切断に有効なものであればど
のような固定刃1でもよい。これ等固定刃1のYl−Y
方向の断面図は第8図(dlるごとくになる。
この固定刃1の突起刃3は第2図のごとく、各回転刃2
に対し1個づつ設けられ、回転刃2の中心点4から矢印
Fで示す進行方向の前方に突出するように配置されてい
る。
なお、この突起刃3ば、第9図(a)、第9図(bl及
び第9図(C)のように両サイドに刃部3a、3bを付
けてもよいし、一つのサイトのみに付けてもよく、水草
の切断を回転刃2の矢印R,R’の両回転方向で実施す
るのであれば、突起刃3の両サイドに刃部3a、3bが
必要となる。
また、この突起刃3の刃部3a、3bは、固定刃本体刃
部11と同様に第9図(a)の直線刃26や、第9図(
blに示すのこ刃28としてもよいが、よりスムーズな
水草の切断を促すためには、第9図(C)のわん曲刃2
7が適している。
さらに、第2図の固定刃1の本体の長さり。
や、突起刃3の長さL2は、回転刃2の作動範囲6をカ
バーするように決定されるが、一般には回転刃2の作動
範囲6と同じにするか、それよりわずか大きくした値を
採用するとよい。
次に、各刃の組合せについて説明すると、第2図に示す
ように、1枚の固定刃1の一方の面に接して、複数枚、
この実施例では4枚の回転刃2を有する水草カッター装
置4oがより有効な組合せである。
一方、回転刃2の1枚に対して、固定刃1の1枚を配置
してもよいが、この場合、個々の固定刃1はこの水草カ
ッター装置40の全体を支える基盤として働き得ないの
で、この基盤の役目をする構造物が別途必要となる。
しかしながら、上記一対一方式のメリットは、固定刃1
が容易に交換できることにある。
また、第10図において、固定刃1の上面1a、下面1
bにそれぞれ1枚あるいは複数枚の回転刃2”、2″を
配置してもよく、この場合、固定刃lを挟んで上下に配
置された上部の回転刃2゛ と、下部の回転刃2”とは
、1つの油圧モータ30から出されたドライブシャツ1
〜32によって同じ回転運動を与えられる。そして、水
草切断時に、上下いづれかの回転刃2′または2″が水
草拘束刃として働き、他方か水草の切断刃として働く。
上記1枚の固定刃1と上下の回転刃2’、2”の方式は
、固定刃lの1枚と回転刃2の1枚の方式に比べ水草切
断において、より水草を拘束するために効率的な水草の
切断が可能となる。
また、回転刃2と固定刃1とは任意の組合せが可能であ
り、回転刃2のプレート20の個数と、ブレード20の
形状と、刃の形状の選択と、固定刃1の刃の形状や突起
刃3の有無及びその突起刃3の形状や刃の形状の選択と
は任意にでき、その組合せも自由である。
さらに、回転刃2のブレード20の個数は、回転刃2の
回転数によっても決定され、また1枚の回転刃2は1つ
の油圧モータ30で直接に駆動されるのが一般的である
が、1つの油圧モータ30を使い、この動力伝達部とし
て、チェーンやベルト等を介するごとにより複数枚の回
転刃2を駆動する方式も可能である。
次に、上記に説明した水草カッター装置40は、通常第
11図(alに示すように、推進機を有する水上浮体6
0の前方に、直接に接続ピース61を介して取付けられ
るか、または、第11図(blに示すように、動きの自
由なアーム62を介して水上浮体60に取付げられるか
して、水−1−浮体型の水草力・7ター装置40となり
、この水上浮体60の矢印F方向の前進に伴って前方に
繁茂する水草55の切断をする。
なお、この水草カッター装置40を推進機を持たない浮
体に取付けて、他の水上浮体、例えば船で曳航すること
によっても、水草を切断できるが、実用的とはいえない
また、この水草カッター装置40は、水草切断の能力は
十分に有するが、切断された水草55を水中から空気中
へと11送する機能はこの水草力・ジター装置40単体
としてはない。
したがって、この水草カッター装置40は、水草の搬送
装置となるコンヘアや、グラブ等の先端に組付けられ、
これ等と共に使用されることによって水草の切断回収装
置として利用することができる。
第12図に、この水草カッター装置40を接続用フレー
ム35を介してコンヘア63に組付けた水草切断回収コ
ンヘア装置を、また、第13図に、この水草カッター装
置40を接続用フレーム35を介してグラブ64に組付
げた水草切断回収グラブ装置をそれぞれ示している。
なお、この水草カッター装置40ば、水平方向、縦方向
、あるいは任意の傾きを有する傾斜方向のいづれに配置
しても良いが、この水草カッター装置40を水上浮体6
0や、コンベア63、グラブ64に取付けたり、組付け
る場合には、水平方向や縦方向が一般的である。
第14図に、この水草カッター装置40を接続フレーム
35を介してコンベア63に、水平方向及び縦方向の両
方向に組付けた水草切断回収コンヘア装置をその側面図
で示しているが、63Aはそのコンヘア本体で、63B
はその上部側壁を示し、そして63Cはコンベアプーリ
を示している。
この場合、沈水性の水草55、例えばクロモやマツモは
川床Bに根をはり、水面に向かって草茎を伸ばして行く
が、成長につれて水面付近では縦方向から横方向へと繁
茂域が移って行く。
これらの水草55を川床Bの近くで切断する場合には、
この水草カックー装置40を水平に配置すればよいし、
また水面付近で切断する場合であれば、縦方向に配置す
れば効率的な切断作業が行なわれうる。
次に、第15図(al及び第15図(blは、この水草
カッター装置40を同じ方向に複数配列したものであり
、これにより水草55を細断することもできる。なお、
第15図(alは各水草カッター装置40を水平方向に
2段、そして第15図(b)は水平方向に3段配列し、
それぞれアーム62に組付けている。
なお、この水草カッター装置40は、その作業対象水域
の水草55の種類や、その繁茂状態に適した切断回収能
力を有する装置として名刀の→J−イズや枚数及び配置
を適宜決定するものとする。
〔発明の効果〕
以上に説明したごとく、本発明の水草カッター装置によ
れば、水中の水草を拘束しながら、効率よく、確実に水
草を切断することができるという効果がある。
また、本発明の水草カッター装置を水平または縦方向な
どに複数配列することにより、比較的水深の深い、例え
ば水深3から6mの水中に繁茂する沈水性水草を大容量
、高能力で切断することができ、また、この水草カッタ
ー装置をアーム、コンベア、グラブなどに組付け、かつ
上記のごとく組付けた装置を水上浮体に取付けることに
より、切断した水草の回収も機動的に行なえるという効
果があり、その結果、湖や沼といった比較的流れの少な
い閉水域のみならず、流動性のある河川や排水路の水草
切断回収作業が効率よく行なえるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図から第15図(b)までは本発明の水草カッター
装置の実施例における説明図で、第1図はその水草カッ
ター装置の斜視図、第2図は第1図の平面図、第3図は
第1図の要部拡大の断面図、第4図(a)及び第4図(
blは水草切断要領を示す回転刃のそれぞれ右回転及び
左回転する場合の状態を説明する平面図、第5図(al
、第5図(b)、第5図(C)、第5図fdl及び第5
図(e)はそれぞれブレードの個数の異なる回転刃の例
を示す平面図、第6図fa)、第6図(bl、第6図(
C)、第6図(d)及び第6図(elはそれぞれ刃の形
状の異なる回転刃の例を示す平面図、第7図(a)は第
1図の回転刃の詳細を示す平面図、第7図(blは第7
図+8)のX、−X、方向の断面図、第8図(a)、第
8図(bl及び第8図(C1はそれぞれ刃の形状の異な
る固定刃の例を示す平面図、第8図(d)は第8図(a
)から第8図(C1までのY、−Y、方向の断面図、第
9図fal、第9図(b)及び第9図(C)はそれぞれ
設けられた突起刃の刃の形状が異なる固定刃の例を示す
要部平面図、第10図は固定刃1枚と、回転刃上下各1
枚とを有する実施例の水草カッター装置の断面図、第1
1図(a)は水上浮体に取付けた水草カッター装置の側
面図、第11図(blはアームに組付けた水草カックー
装置の側面図、第12図はコンベアに組付けた水草カッ
ター装置の平面図、第13図はグラブに組付けた水草カ
ッター装置の平面図、第14図はコンベアの水平方向及
び縦方向の両方向に水草カッター装置を配置した場合の
側面図、第15図(a)及び第15図(blはアームに
対し、それぞれ2段及び3段の水草カッター装置を組付
けた状態を示す側面図、第16図、第17図及び第18
図は2枚刃スライド方式のそれぞれ異なる従来例の水草
切断装置の平面図、第19図は3枚刃スライド方式の従
来例の水草切断装置の斜視図である。 1・・・固定刃、2.2’、2”・・・回転刃、20・
・・ブレード、40・・・水草カッター装置、60・・
・水上浮体、62・・・アーム、63・・・コンヘア、
64・・・グラブ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、1枚の固定刃の面に接して、1個または複数個のブ
    レードを有する回転刃を1枚または複数枚配置してなる
    水草カッター装置。 2、1枚の固定刃のその固定刃を挟んだ両面に接して、
    1個または複数個のブレードを有する回転刃を1枚また
    は複数枚配置してなる水草カッター装置。
JP2257168A 1990-09-28 1990-09-28 水草カッター装置 Expired - Lifetime JPH07102030B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2257168A JPH07102030B2 (ja) 1990-09-28 1990-09-28 水草カッター装置
CA002043630A CA2043630A1 (en) 1990-09-28 1991-05-31 Aquatic plant cutting apparatus and aquatic plant recovery boat equipped with the apparatus
US07/710,485 US5142849A (en) 1990-09-28 1991-06-05 Aquatic plant cutting apparatus and aquatic plant recovery boat equipped with the apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2257168A JPH07102030B2 (ja) 1990-09-28 1990-09-28 水草カッター装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04135412A true JPH04135412A (ja) 1992-05-08
JPH07102030B2 JPH07102030B2 (ja) 1995-11-08

Family

ID=17302633

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2257168A Expired - Lifetime JPH07102030B2 (ja) 1990-09-28 1990-09-28 水草カッター装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5142849A (ja)
JP (1) JPH07102030B2 (ja)
CA (1) CA2043630A1 (ja)

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2097673A1 (en) * 1993-06-03 1994-12-04 Conrad Harvey-Rioux Aquatic plant de-rooting apparatus
US5435083A (en) * 1994-05-16 1995-07-25 Thompson; John L. Aquatic weed eradicator
US5475970A (en) * 1994-11-08 1995-12-19 Landry, Jr.; Stephen Aquatic vegetation separator
US5542240A (en) * 1995-05-12 1996-08-06 Snider; Trent G. Water craft for reducing aquatic plant infestation
US5603204A (en) * 1995-09-05 1997-02-18 Harvey-Rioux; Conrad Aquatic plant harvester
US6023920A (en) * 1997-12-18 2000-02-15 The Master's Dredging Company, Inc. Apparatus for destroying aquatic vegetation
US6116004A (en) * 1998-10-07 2000-09-12 The Master's Dredging Company Aquatic vegetation shredder
US6725637B2 (en) * 1998-10-09 2004-04-27 Trent G. Snider Water craft for reducing aquatic plant infestation
US6449931B1 (en) 2000-02-02 2002-09-17 The Master's Dredging Company, Inc. Aquatic vegetation shredder having bow and stern mounted high speed, large chopping propellers
CN101396015B (zh) * 2008-09-24 2010-12-01 张琳 水草清除装置
US20120180713A1 (en) * 2011-01-18 2012-07-19 Accu-Labs, Inc. Aquatic Vegetation Removal Device and Method
CA2932269C (en) 2013-12-06 2022-01-25 Ortho Clinical Diagnostics, Inc. Assay device having a wash port
FR3022268B1 (fr) * 2014-06-11 2018-09-14 Geco Ingenierie Dispositif de retention de solides, procedes de fabrication et de fixation d'un tel dispositif
US9751604B1 (en) * 2014-06-18 2017-09-05 Ward E. Curry, Jr. Cutting device for water vessel
US10219434B2 (en) 2014-07-23 2019-03-05 Géco Ingénierie Device and method for dredging a watercourse or body of water, bag for plant matter, and method for storing plant matter
NL2017021B1 (en) * 2016-06-21 2018-01-04 Ihc Holland Ie Bv Seaweed harvester
CN108051549B (zh) * 2017-12-15 2024-03-15 中国科学院南京地理与湖泊研究所 一种测定水生植物能承受的水流临界流速的装置与方法
CN110803772A (zh) * 2019-11-21 2020-02-18 浙江大学 用于对深度污染河道处理及原位修复的生态沉床及其方法
CN111704312B (zh) * 2020-06-10 2020-12-11 宁波绿沁生态科技有限公司 一种沟渠生态水处理方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4831795A (ja) * 1971-08-25 1973-04-26
JPS61110238U (ja) * 1984-12-25 1986-07-12
JPH0287420U (ja) * 1988-12-22 1990-07-11

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2949003A (en) * 1959-01-16 1960-08-16 Merrill B Wilcox Underwater weed cutter
US3130531A (en) * 1963-11-04 1964-04-28 Woleslagle Arnold Underwater mower
US3499271A (en) * 1967-06-20 1970-03-10 Leonard E Drigert Powered underwater weed cutter
US4416106A (en) * 1982-04-08 1983-11-22 Hawk James L Method and apparatus for removal of aquatic plant growth

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4831795A (ja) * 1971-08-25 1973-04-26
JPS61110238U (ja) * 1984-12-25 1986-07-12
JPH0287420U (ja) * 1988-12-22 1990-07-11

Also Published As

Publication number Publication date
US5142849A (en) 1992-09-01
JPH07102030B2 (ja) 1995-11-08
CA2043630A1 (en) 1992-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04135412A (ja) 水草カッター装置
KR100633396B1 (ko) 굴삭기용 예초기
US3546858A (en) Harvesting marine growths
CN110447382B (zh) 一种荷花杆收割收集装置
US4416106A (en) Method and apparatus for removal of aquatic plant growth
CN109278948B (zh) 一种湖泊水草收割和水面垃圾打捞两用船
CZ285293B6 (cs) Stříhací zařízení pro ekologické stříhání stonků nebo stébel rostlin
CN217706206U (zh) 一种小型清捞水葫芦机器
CN217594774U (zh) 一种面向柔性水上漂浮物全自动切割收集的装置
CN114009417B (zh) 一种适用于旱田农作物的除草装置
CN215122170U (zh) 一种水下水草处理装置
CN2664367Y (zh) 水下行走式水生植物收割装置
CN107386227B (zh) 一种根生浮生通用型水草清理装置及其应用方法
CN113565076A (zh) 一种园林湖面浮萍清理装置
DE522988C (de) Maulwurfpflug
CN111619748A (zh) 一种两步式清除高大水草装置
JPH0649144Y2 (ja) 水草回収船
CN220528617U (zh) 一种便于清理的防堆积割草机刀盘罩
JP3192389B2 (ja) 玉葱収穫機
CN220847489U (zh) 一种河道污水处理装置
CN212267781U (zh) 一种切分刈割捕捞收集一体式除草船
SU1380660A1 (ru) Устройство дл обрезки стеблей сельскохоз йственных культур
CN109451969A (zh) 一种组合式水下割草机
JPS6128611A (ja) 浮遊物回収装置
CN217694395U (zh) 一种用于割草船的水下割草器