JPH04135050A - 複合部材の製造方法 - Google Patents
複合部材の製造方法Info
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- JPH04135050A JPH04135050A JP25364990A JP25364990A JPH04135050A JP H04135050 A JPH04135050 A JP H04135050A JP 25364990 A JP25364990 A JP 25364990A JP 25364990 A JP25364990 A JP 25364990A JP H04135050 A JPH04135050 A JP H04135050A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は複合部材の製造方法に関し、特に鋳造により内
部に空間を有する複合部材を製造する複合部材の製造方
法に関する。
部に空間を有する複合部材を製造する複合部材の製造方
法に関する。
[従来技術]
従来より、溶湯により燃焼して消失する消失性模型を用
いたフルモールド鋳造法が実用化されており、特に鋳型
製作コストを低減でき且つ複雑な形状の部材を効率良く
鋳造できるため、種々の部材の鋳造に適用されている。
いたフルモールド鋳造法が実用化されており、特に鋳型
製作コストを低減でき且つ複雑な形状の部材を効率良く
鋳造できるため、種々の部材の鋳造に適用されている。
ところで、高温流体が流れる管状部材などではその外周
に断熱材を装着する技術も採用されているが、上記管状
部材の断熱材の代わりに管状部材の外周部に断熱用の空
間を形成することも知られている。例えば、エンジンの
排気マニホールドの各分岐管の外周部に断熱空間を形成
することが出来れば、排気マニホールドからエンジンル
ーム内への放熱を防止でき且つ排気ガス温を高く維持し
て排気ガス浄化の為の触媒コンバータの活性化を図るこ
とが出来る。
に断熱材を装着する技術も採用されているが、上記管状
部材の断熱材の代わりに管状部材の外周部に断熱用の空
間を形成することも知られている。例えば、エンジンの
排気マニホールドの各分岐管の外周部に断熱空間を形成
することが出来れば、排気マニホールドからエンジンル
ーム内への放熱を防止でき且つ排気ガス温を高く維持し
て排気ガス浄化の為の触媒コンバータの活性化を図るこ
とが出来る。
そこで、断熱空間を有する部材を製造する方法として、
例えば特開平2−46965号公報に記載されているよ
うに、筒状の鋳くるみ部材と、この鋳くるみ部材が内嵌
される消失性模型であって鋳ぐるみ部材を内嵌したとき
に鋳ぐるみ部材の外周面との間に空間を形成する空間形
成部を有する消失性模型とを用い、鋳ぐるみ部材を消失
性模型に内嵌してからこれらを鋳枠内に配設し、次に鋳
枠内及び鋳ぐるみ部材と消失性模型との間に形成された
上記空間とに型砂を充填し、次に消失性模型に金属溶湯
を注湯して鋳ぐるみ部材を鋳ぐるんで複合化し、鋳造後
、上記空間から型砂を除去することにより、内部に断熱
空間を有する複合部材を製造する方法が提案されている
。
例えば特開平2−46965号公報に記載されているよ
うに、筒状の鋳くるみ部材と、この鋳くるみ部材が内嵌
される消失性模型であって鋳ぐるみ部材を内嵌したとき
に鋳ぐるみ部材の外周面との間に空間を形成する空間形
成部を有する消失性模型とを用い、鋳ぐるみ部材を消失
性模型に内嵌してからこれらを鋳枠内に配設し、次に鋳
枠内及び鋳ぐるみ部材と消失性模型との間に形成された
上記空間とに型砂を充填し、次に消失性模型に金属溶湯
を注湯して鋳ぐるみ部材を鋳ぐるんで複合化し、鋳造後
、上記空間から型砂を除去することにより、内部に断熱
空間を有する複合部材を製造する方法が提案されている
。
上記公報に記載の複合部材の製造方法においては、鋳ぐ
るみ部材と消失性模型との間に形成された空間に型砂を
充填する際、この空間は狭く且つ形状も複雑なため型砂
の充填不足が生じやすく、鋳造の際、型砂が充填されて
いない空間の部分に溶湯が流れ込むため、所定形状の空
間を有する複合部材を鋳造することが難しいという問題
がある。
るみ部材と消失性模型との間に形成された空間に型砂を
充填する際、この空間は狭く且つ形状も複雑なため型砂
の充填不足が生じやすく、鋳造の際、型砂が充填されて
いない空間の部分に溶湯が流れ込むため、所定形状の空
間を有する複合部材を鋳造することが難しいという問題
がある。
加えて、上記空間に型砂を充填するのに労力を要し、且
つ型砂の消費量が増加すること、鋳造後、上記空間から
型砂を除去するのにかなりの労力を要し、複合部材の製
造コストが高くなることなどの問題がある。
つ型砂の消費量が増加すること、鋳造後、上記空間から
型砂を除去するのにかなりの労力を要し、複合部材の製
造コストが高くなることなどの問題がある。
本発明に係る複合部材の製造方法は、鋳造により、内部
に空間を有する複合部材を製造する複合部材の製造方法
において、筒状の鋳ぐるみ部材と、この鋳ぐるみ部材が
内嵌される消失性模型であって鋳ぐるみ部材を内嵌した
ときに鋳ぐるみ部材の外周面との間に空間を形成する空
間形成部を有する消失性模型とを準備し、次に消失性模
型の空間形成部の内表面に耐熱性の型補強層を形成し、
次に鋳ぐるみ部材を消失性模型に内嵌してからこれらを
鋳枠内の型砂内に埋設し、次に消失性模型に金属溶湯を
注湯して鋳ぐるみ部材を鋳くるんだ複合部材を製造する
ものである。
に空間を有する複合部材を製造する複合部材の製造方法
において、筒状の鋳ぐるみ部材と、この鋳ぐるみ部材が
内嵌される消失性模型であって鋳ぐるみ部材を内嵌した
ときに鋳ぐるみ部材の外周面との間に空間を形成する空
間形成部を有する消失性模型とを準備し、次に消失性模
型の空間形成部の内表面に耐熱性の型補強層を形成し、
次に鋳ぐるみ部材を消失性模型に内嵌してからこれらを
鋳枠内の型砂内に埋設し、次に消失性模型に金属溶湯を
注湯して鋳ぐるみ部材を鋳くるんだ複合部材を製造する
ものである。
本発明に係る複合部材の製造方法においては、筒状の鋳
ぐるみ部材と、この鋳くるみ部材が内嵌される消失性模
型であって鋳ぐるみ部材を内嵌したときに鋳ぐるみ部材
の外周面との間に空間を形成する空間形成部を有する消
失性模型を準備し、次に消失性模型の空間形成部の内表
面に耐熱性の型補強層を形成し、次に鋳ぐるみ部材を消
失模型に内嵌してからこれらを鋳枠内の型砂内に埋設し
、次に消失性模型に金属溶湯を注湯して鋳ぐるみ部材を
鋳ぐるんで複合部材を製造する。
ぐるみ部材と、この鋳くるみ部材が内嵌される消失性模
型であって鋳ぐるみ部材を内嵌したときに鋳ぐるみ部材
の外周面との間に空間を形成する空間形成部を有する消
失性模型を準備し、次に消失性模型の空間形成部の内表
面に耐熱性の型補強層を形成し、次に鋳ぐるみ部材を消
失模型に内嵌してからこれらを鋳枠内の型砂内に埋設し
、次に消失性模型に金属溶湯を注湯して鋳ぐるみ部材を
鋳ぐるんで複合部材を製造する。
消失性模型に鋳ぐるみ部材を内嵌したときに、鋳ぐるみ
部材の外周面と型補強層とで所定形状の空間が形成され
、消失性模型に金属溶湯を注湯して鋳ぐるみ部材を鋳ぐ
るむ際、耐熱性の型補強層により溶湯が空間に流れ込む
のが阻止されるので、内部に所定形状の空間を有する複
合部材を鋳造することが出来、断熱空間を有する複合部
材を簡単に製作することが出来る。
部材の外周面と型補強層とで所定形状の空間が形成され
、消失性模型に金属溶湯を注湯して鋳ぐるみ部材を鋳ぐ
るむ際、耐熱性の型補強層により溶湯が空間に流れ込む
のが阻止されるので、内部に所定形状の空間を有する複
合部材を鋳造することが出来、断熱空間を有する複合部
材を簡単に製作することが出来る。
加えて、耐熱性の型補強層により空間が所定形状に保た
れるので、空間に型砂を充填する必要がなく、型砂の消
費量を低減出来、鋳造後空間から型砂を除去する作業を
省略出来、複合部材の製造コストを低減することが出来
る。
れるので、空間に型砂を充填する必要がなく、型砂の消
費量を低減出来、鋳造後空間から型砂を除去する作業を
省略出来、複合部材の製造コストを低減することが出来
る。
〔発明の効果]
本発明に係る複合部材の製造方法によれば、以上〔作用
〕の項で説明したように消失性模型の空間形成部の内表
面に耐熱性の型補強層を形成し、この消失性模型に鋳ぐ
るみ部材を内嵌して鋳ぐるみ部材の外表面と型補強層と
で空間を形成した状態で鋳造するので、型補強層により
溶湯が空間に流れ込むのが阻止され、内部に所定形状の
空間を有する複合部材を鋳造することが出来、・断熱空
間を有する複合部材を簡単に製造することが出来ること
、空間に型砂を充填する必要がないこと、型砂の消費量
を低減出来ること、鋳造後空間から型砂を除去する作業
を省略出来ること、複合部材の製造コストを低減出来る
こと、などの効果が得られる。
〕の項で説明したように消失性模型の空間形成部の内表
面に耐熱性の型補強層を形成し、この消失性模型に鋳ぐ
るみ部材を内嵌して鋳ぐるみ部材の外表面と型補強層と
で空間を形成した状態で鋳造するので、型補強層により
溶湯が空間に流れ込むのが阻止され、内部に所定形状の
空間を有する複合部材を鋳造することが出来、・断熱空
間を有する複合部材を簡単に製造することが出来ること
、空間に型砂を充填する必要がないこと、型砂の消費量
を低減出来ること、鋳造後空間から型砂を除去する作業
を省略出来ること、複合部材の製造コストを低減出来る
こと、などの効果が得られる。
以下、本発明の実施例について図面に基いて説明する。
本実施例は、内部に断熱空間を有する複合管部材Pの製
造方法に本発明を適用したものである。
造方法に本発明を適用したものである。
先ず、上記複合管部材Pについて簡単に説明する。
第7図・第8図に示すように、複合管部材Pは、流体が
流通可能な流路1aを有するセラミック製の内管lと、
この内管lの外側に形成された鋳鋼型の外管2と、外管
2の上下両端部と途中部の内側に形成された環状の隔壁
3とを備え、各隔壁3の内周面3aは内管1の外周面1
bに接合されている。
流通可能な流路1aを有するセラミック製の内管lと、
この内管lの外側に形成された鋳鋼型の外管2と、外管
2の上下両端部と途中部の内側に形成された環状の隔壁
3とを備え、各隔壁3の内周面3aは内管1の外周面1
bに接合されている。
外管2の内周面2aと各隔壁3の内表面3bには、セラ
ミックからなる型補強層4が形成され、型補強層4と内
管1の外周面1bとで環状の空間5が形成されている。
ミックからなる型補強層4が形成され、型補強層4と内
管1の外周面1bとで環状の空間5が形成されている。
このようにセラミック製の内管1と空間5を備えた複合
管部材Pは断熱性に優れるので、高温の流体を内管1の
流路1aに流通させることが出来且つ流体の温度を高温
に保持することが出来る。
管部材Pは断熱性に優れるので、高温の流体を内管1の
流路1aに流通させることが出来且つ流体の温度を高温
に保持することが出来る。
次に、上記複合管部材Pの製造方法について第1図(a
) ・第1図(b)〜第6図を参照しながら説明する。
) ・第1図(b)〜第6図を参照しながら説明する。
第1工程:第1図(a)・第1図(b)に示すように、
複合管部材Pの外管2と各隔壁3とを鋳造するための消
失性模型Mと、複合管部材Pの内管1を製作する。
複合管部材Pの外管2と各隔壁3とを鋳造するための消
失性模型Mと、複合管部材Pの内管1を製作する。
消失性模型Mの材料としては発泡ポリスチレンを用い、
湯口部7と湯路部8と外管形成部11と隔壁形成部12
とを一体にして製作する。このようにして製作した消失
性模型Mの中央部には、内管1を上下方向向きに内嵌装
着するための装着孔9が形成され、外管形成部11と隔
壁形成部I2とが内管1を装着孔9に装着したときに内
管1の外周面1bとの間に空間を形成する空間形成部1
0をなす。尚、内管1のセラミック材料としては窒化珪
素を用いる。
湯口部7と湯路部8と外管形成部11と隔壁形成部12
とを一体にして製作する。このようにして製作した消失
性模型Mの中央部には、内管1を上下方向向きに内嵌装
着するための装着孔9が形成され、外管形成部11と隔
壁形成部I2とが内管1を装着孔9に装着したときに内
管1の外周面1bとの間に空間を形成する空間形成部1
0をなす。尚、内管1のセラミック材料としては窒化珪
素を用いる。
第2工程:第2図に示すように、外管形成部11の隔壁
形成部12の内表面11a・12aに第1表・第2表に
示す組成のセラミックスラリ−を4回塗布して厚さ2〜
4mmの耐熱性の型補強層4を形成する。尚、第1表は
1回目の塗布に使用するセラミックスラリ−の組成を示
し、第2表は2回目以陣の塗布に使用するセラミックス
ラリ−〇組成を示すものであり、各回の塗装後、セラミ
ックスラリ−の塗膜を所定時間乾燥させる。
形成部12の内表面11a・12aに第1表・第2表に
示す組成のセラミックスラリ−を4回塗布して厚さ2〜
4mmの耐熱性の型補強層4を形成する。尚、第1表は
1回目の塗布に使用するセラミックスラリ−の組成を示
し、第2表は2回目以陣の塗布に使用するセラミックス
ラリ−〇組成を示すものであり、各回の塗装後、セラミ
ックスラリ−の塗膜を所定時間乾燥させる。
第1表
第2表
(本頁以下余白)
第3工程:第3図に示すように、消失性模型Mの装着孔
9に内管1を内嵌装着し、次に、ジルコン粉末などの骨
材に粘結剤及び溶剤を混練して得られた塗型剤を消失性
模型Mの外表面及び内管1の装着孔9から突出した部分
の外表面に塗布し、その後塗型剤の塗膜を所定時間乾燥
させる。
9に内管1を内嵌装着し、次に、ジルコン粉末などの骨
材に粘結剤及び溶剤を混練して得られた塗型剤を消失性
模型Mの外表面及び内管1の装着孔9から突出した部分
の外表面に塗布し、その後塗型剤の塗膜を所定時間乾燥
させる。
このように内管1を消失性模型Mに装着することにより
、型補強層4と内管1の外周面ibとの間に環状の空間
5が形成される。
、型補強層4と内管1の外周面ibとの間に環状の空間
5が形成される。
第4工程:第4図に示すように、内管lを装着した消失
性模型Mを鋳枠13内の型砂14内に埋設し、その後型
砂14を砂締めする。
性模型Mを鋳枠13内の型砂14内に埋設し、その後型
砂14を砂締めする。
第5工程:第5図に示すように、鋳枠13の吸引口(図
示略)から空気を吸引することにより鋳枠13内を減圧
しつつ、湯口部7から第3表に示す組成の鋳鋼の溶湯1
5を鋳込み温度1650゜Cで注湯する。このとき、溶
湯15は湯口部7、湯路部8、外管形成部11及び隔壁
形成部12を燃焼しつつ流れ込み外管2と隔壁3が形成
されるとともに内管1が鋳ぐるまれて複合化される。
示略)から空気を吸引することにより鋳枠13内を減圧
しつつ、湯口部7から第3表に示す組成の鋳鋼の溶湯1
5を鋳込み温度1650゜Cで注湯する。このとき、溶
湯15は湯口部7、湯路部8、外管形成部11及び隔壁
形成部12を燃焼しつつ流れ込み外管2と隔壁3が形成
されるとともに内管1が鋳ぐるまれて複合化される。
溶湯15が外管形成部11及び隔壁形成部12に流れ込
む際、耐熱性の型補強層4により溶湯15が空間5に流
れ込むのが阻止され、空間5は所定形状に保たれる。
む際、耐熱性の型補強層4により溶湯15が空間5に流
れ込むのが阻止され、空間5は所定形状に保たれる。
鋳込み後、溶湯15が凝固するまで所定時間冷却させる
。
。
(本頁以下余白)
第3表
(単位:wt%)
第6エ程:第6図に示すように、鋳枠13から鋳造品1
6を取出し、その後場口16a及び湯路16bを切除す
ることにより、複合管部材Pを得る。
6を取出し、その後場口16a及び湯路16bを切除す
ることにより、複合管部材Pを得る。
このようにして得られた複合管部材Pの内部には、所定
形状の空間5が形成されているので、複合管部材Pは断
熱性に優れたものとなる。また、鋳造の際、型補強層4
により空間5が所定形状に保たれるので、空間5に型砂
14を充填する必要がな(型砂14の消費量を低減する
ことが出来る。
形状の空間5が形成されているので、複合管部材Pは断
熱性に優れたものとなる。また、鋳造の際、型補強層4
により空間5が所定形状に保たれるので、空間5に型砂
14を充填する必要がな(型砂14の消費量を低減する
ことが出来る。
更に、鋳造後、空間5から型砂14を除去する作業を省
略出来るので、複合管部材Pの製造能率を高め、安価に
製造することが出来る。
略出来るので、複合管部材Pの製造能率を高め、安価に
製造することが出来る。
尚、上記製造方法は複合管部材Pに限らず、例えば自動
車のエンジンのシリンダブロックや排気マニホールド或
いはプラントの配管部材など断熱性を要求される種々の
製品に適用出来ることは勿論である。
車のエンジンのシリンダブロックや排気マニホールド或
いはプラントの配管部材など断熱性を要求される種々の
製品に適用出来ることは勿論である。
また、鋳造に供する金属としては鋳鋼以外に鋳鉄でもよ
く、上記内管1はセラミック製に限らずステンレス製で
あってもよいし、セラミックスラリ−は上記組成以外に
組成を変えることもあり得る。
く、上記内管1はセラミック製に限らずステンレス製で
あってもよいし、セラミックスラリ−は上記組成以外に
組成を変えることもあり得る。
加えて、第1表に示したセラミックスラリ−を1回目以
降の塗布に使用して型補強層4を形成することも可能で
ある。更に、セラミックスラリ−に代えて、塗型剤を用
いて型補強層4を形成することも可能である。この場合
、塗型剤の希釈倍率を低め高粘度にすることが望ましい
。
降の塗布に使用して型補強層4を形成することも可能で
ある。更に、セラミックスラリ−に代えて、塗型剤を用
いて型補強層4を形成することも可能である。この場合
、塗型剤の希釈倍率を低め高粘度にすることが望ましい
。
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図(a)は消
失性模型の縦断面図、第1図(b)は内管の縦断面図、
第2図は型補強層が形成された消失性模型の縦断面図、
第3図は内管を装着した状態の消失性模型の縦断面図、
第4図は内管と消失性模型の鋳枠内への配設状態を示す
縦断面図、第5図は鋳込み状態を示す第4図相当図、第
6図は鋳造品の縦断面図、第7図は複合管部材の縦断面
図、第8図は第7図■−■線断面図である。 P・・複合管部材、 M・・消失性模型、1・・内管、
1b・・外周面、 4・・型補強層、 5・・空間
、 10・・空間形成部、11a・・内周面、 1
2a・・内表面、13・・鋳枠、 14・・型砂、1
5・・溶湯。
失性模型の縦断面図、第1図(b)は内管の縦断面図、
第2図は型補強層が形成された消失性模型の縦断面図、
第3図は内管を装着した状態の消失性模型の縦断面図、
第4図は内管と消失性模型の鋳枠内への配設状態を示す
縦断面図、第5図は鋳込み状態を示す第4図相当図、第
6図は鋳造品の縦断面図、第7図は複合管部材の縦断面
図、第8図は第7図■−■線断面図である。 P・・複合管部材、 M・・消失性模型、1・・内管、
1b・・外周面、 4・・型補強層、 5・・空間
、 10・・空間形成部、11a・・内周面、 1
2a・・内表面、13・・鋳枠、 14・・型砂、1
5・・溶湯。
Claims (1)
- (1)鋳造により、内部に空間を有する複合部材を製造
する複合部材の製造方法において、 筒状の鋳ぐるみ部材と、この鋳ぐるみ部材が内嵌される
消失性模型であって鋳ぐるみ部材を内嵌したときに鋳ぐ
るみ部材の外周面との間に空間を形成する空間形成部を
有する消失性模型とを準備し、 次に消失性模型の空間形成部の内表面に耐熱性の型補強
層を形成し、 次に鋳ぐるみ部材を消失性模型に内嵌してからこれらを
鋳枠内の型砂内に埋設し、 次に消失性模型に金属溶湯を注湯して鋳ぐるみ部材を鋳
ぐるんだ複合部材を製造することを特徴とする複合部材
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25364990A JPH04135050A (ja) | 1990-09-22 | 1990-09-22 | 複合部材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25364990A JPH04135050A (ja) | 1990-09-22 | 1990-09-22 | 複合部材の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04135050A true JPH04135050A (ja) | 1992-05-08 |
Family
ID=17254264
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25364990A Pending JPH04135050A (ja) | 1990-09-22 | 1990-09-22 | 複合部材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04135050A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006075344A2 (en) * | 2005-01-14 | 2006-07-20 | Meccanica Bassi S.P.A. | Lost foam casting method, in particular for an engine cylinder head |
WO2011108176A1 (ja) | 2010-03-03 | 2011-09-09 | パナソニック株式会社 | 高輝度放電ランプ |
-
1990
- 1990-09-22 JP JP25364990A patent/JPH04135050A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006075344A2 (en) * | 2005-01-14 | 2006-07-20 | Meccanica Bassi S.P.A. | Lost foam casting method, in particular for an engine cylinder head |
WO2006075344A3 (en) * | 2005-01-14 | 2006-09-08 | Meccanica Bassi S P A | Lost foam casting method, in particular for an engine cylinder head |
WO2011108176A1 (ja) | 2010-03-03 | 2011-09-09 | パナソニック株式会社 | 高輝度放電ランプ |
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